愛日記
 第一章-1-
 1〜10 2009.4.15〜2009.4.25

     

-1-

山木くんが、わたしにラブメールをくれたのが、4月の中旬、がっこが始まって三日目くらいです。わたしかって、山木くん、かわいい男子やし、好きなタイプやぁ、って思ってたから、ラブメールもらったときは、ほんとは、うれしかったです。
<わかりました、3時に阪急の前へいきます、akko>
わたし、学生食堂で、洋子といっしょにランチたべて、それから、山木くんへメール送って、図書館へいって、本を読むふりして、山木くん、来てへんかなぁ、おもいながら、来てなかったので、そのまま、校門でて、美術館のまえでバスまって、うん、河原町へ行った。まだ、じかん、30分くらいあって、どうしょかなぁ。阪急の中へはいって、そうや、アクセサリー売り場で、ブレスレット買っとこ思って、ショーウインドウみてたら、店員のおねえさんに、声かけられて、そうなの、高校のときの友だちのお姉さんやったんです。でも、あいさつだけして、3時になってきたんで、表へでて、山木くんを待ちます。

なんや、山木くん、先に来てるんや。わたし、時間よか、ちょっと遅れて、山木くんのまえへ、現われてあげた。
「こんちわ、おまたせした?」
「ちょっとだけ、ね、でもぉ、上野さん、来てくれたんや」
山木くん、わたし、誘っちゃお、思ってるのです。うん、祇園の裏の方に、ラブホがあるんです。わたし、知ってるんです、ちょっと変わったラブホだって、亜里沙が言ってたの。
「マクドより、スタバのほうが落ち着くよ」
わたし、スターバックコーヒーのお店へ、山木くんと入ったんです。山木くん、わたしと目線、合わせへんのんです。なんか、落ち着きがない感じで、きっと、初デート、緊張してるんやと思います。かわいい、山木くん、とっても可愛いんですよ。

五時がすぎて、夕方になって、そいで、わたし、山木くんを誘ったの。うち、山木くん、すき。そやから、ラブホいきたい。うん、スタバで友だちへメールするふりして、目のまえの山木くんにメールして、そいで、わたし、山木くんの反応みて、山木くん、わたしの顔見て、まるで信じられない、みたいな顔して、青ざめているみたい。ひょっとしたら、童貞くんなんかもしれへん、って直感でおもいました。
「うん、ええんよ、うち、山木くん、すきなんやから・・・・」
「うん、ぼく、どうしょかなぁ、やれるかなぁ、経験ないんや、ぼく・・・・」
「わたしかって、一回だけ、したことあるんよ、それだけよ」
とっと薄暗くなるまでスターバックスで待っていて、それから、四条大橋わたって、祇園さんの方へ歩いていって、祇園の舞妓さんらがいる街筋をとおって、歌舞練場の裏ってきいていたから、そこのほうへ歩いていくと、風水ホテルって小さな看板がありました。

     

-2-

風水ホテルのお部屋は、小さな和室とベッドルームです。ラブホテル。女の子と男の子が、愛を交わす場所です。愛を交わすって、密着させるんですよね。男の子のおちんぽ、わたしのお股の真ん中へ入れこんで、ぐちょぐちょ、しあうことですよね。そのための、お部屋。風水ホテルのお部屋の入口に桜の間、なんて書かれた小さなプレートがあって、そのよこに<SMできます>なんて名刺の半分くらいの大きさの紙が貼ってありました。
「ねぇ、山木くうん、うち、すきにしてええんよ」
山木くんったら、ぐいぐい、わたしを引っ張ってくれるんか思ったら、いっこうにそんなことなくて、何にもしないで、ぽっと顔赤らめてる感じで、わたしが、恥ずかしいくらい、おとなしいんだからぁ。
「上野さんと、いっしょにいられるだけで、ぼく、うれしいんです」
山木くん、ほんとに、こんなにひよわなんやろか。

でも、わたし、山木くんに抱かれて、キッスされだします。わたし、高校の時、好きな子がおって、一回やっちゃったんです。そのとき、がっこの裏山で、抱き合ってキッスした。それから、アオカンで処女すてた。それだけ。だから、わたしかって、初めてみたいな感じで、そわそわ、なにが何だかわからない感じで、ぽ〜っとなっていたと思います。
「ああん、山木くん、うちのこと、ああ、さわってええんよ」
「はい、上野さん、さわってみます、いいですよねぇ」
ラブホへやってきて、お部屋、密室へ通されてきて、そいで、誰も見てへんのに、見られてるような気がして、立ったまま、抱き合って、うん、鏡に、うちらのすがた、映ってる。

わたし、山木くんの、腰へ手を当ててあげる。うん、そこにわ、おちんぽがあるんですよね。男の子のシンボル。女の子にはない、男の子だけの、おちんぽ。わたし、興味あります。お写真で、おっきなってるの見たことあるけど、本物、見たことがなかったんです、その時まで。
「ああん、山木くん、さわっていいよ、うちも、触ってあげる」
わたし、山木くんのジーパンのジッパーおろして、そこから、右の手、入れてあげました。
パンツ穿いてるうえから、ぷっくら、ぼうの感触。わたし、パンツの中へ手をいれて、ああん、おちんぽ、おっきなってる山木くんのおちんぽ、握ってあげた。山木くんわ、わたしの、おっぱい、シャツの裾から手、入れてきて、ブラジャーの上部から手、入れてきて、そいで、おっぱい、さわってくれて、うん、わたしわ、おっぱいさわられ、山木くんのおちんぽ握ってあげた。これが最初の、うん、山木くんとの最初の、セックスでした。

     

-3-

山木くん、立ったままだよ。わたし、しゃがみこんんで、ジーパンのベルトをはずしてあげて、ああん、ズボンとブリーフを一緒におろしてあげる。山木くん、ふるえてる感じで、立ったままなんですよぉ。
「ううん、山木くぅん、うち、したげる、さーびすしたげるぅ」
腰から突き出た、ああん、山木くんのおちんぽ。おっきなってる。わたし、ほんもの、見るの、初めて。初めてなんです。ちょっと、山木くんって、ほうけい、先っちょの亀さんの頭、半分、皮がかぶってるんです。
「上野さん、ぼく、ああ、上野さんに、ちんちんなめて、ほしい・・・・」
わたしわ、まだ、お洋服着たまま、わたし、山木くんを、強姦しちゃう、みたいな、たぶんそんな気持になっちゃってる。わたし、必死でした。はっきり覚えてなんかいません。でも、くっきり、わたし、山木くんのおちんぽ。半分皮かぶった、山木くんの勃起したおちんぽ。目の前で見ちゃった。そいで、わたし、お口を、山木くんのおちんぽの先っちょへつけて、お口の中へ、含みこんであげた。

風水ホテルの和室は、四畳半の広さです。襖を介して六畳間にダブルベッドが、しつらえてあります。
「うん、わたし、したげる、オナニーってゆうんでしょ、わたしがしたげる」
畳のお部屋で、山木くん、立ったまま。わたし、立ったままでズボンとブリフを降ろした山木くんの前で、おんな座りして、お尻をだいてあげて、おちんぽ、はい、わたし、初めて、お口の中へ、含みます。においとかぁ、柔らかさとかぁ、太さとかぁ、そんなん、どうでもよかったです。わたし、とっても緊張して、山木くんを、犯してあげてるぅ。なのに、すぐ、わたし、山木くんのおちんぽ握って、すぐだよ。
「ああ、でる、でる、でちゃうぅ」
まだ、お口に含んで、30秒もたってないよ。先っちょ、ぺろっ、握った陰茎をごしっ、二回ほどしごいてあげただけなのに、もう、出ちゃうんです。ほとんど、会話なんてありません。わたしかって、恥ずかしい気持ちになって、山木くんのおちんぽ、握ったんですもの。山木くんかって、女の子の前でおちんぽだして、恥ずかしいんちゃうん。

ぴしゅっ、白濁の液が、ぴしゅっ、飛び出してきて、ぴしゅっ、わたしかって、びっくり、あわてちゃったんです。そんなん、射精やゆうても、そんなんになるなんて、知らんかったですもの。わたし、必死になって、山木くんのおちんぽを、お口に含んであげて、お口のなかで、残りのぶん、溜めてあげたんです。そいで、手元のティッシュで、お口の中の液体を拭いました。わたしのセーターの肩に、最初のぴしゅんが飛んできて、くっついちゃったけど。
「なんや、山木くん、でちゃったの、うち、見ちゃった」
「上野さん、ぼく、恥ずかしいですぅ、見られちゃたんですよね」
なによ、わたしたち、セックスしに来たんちゃうん。わたし、ネットで、ビデオ見ます。はい、セックスしてるビデオ見ちゃいます。それで、そんなことするんや思って、わたし、内心、期待してた。そやのに、山木くん、一分ほどで、射精しちゃったんです。でも、わたし、おろかでした。男の子って、凶暴になって、何回か、射精できるんですよね。

     

-4-

射精してしまった山木くん。悲しそうな顔つき。わたし、なんて慰めてあげたらいいのか、わからない。でも、ここは、風水ホテルの桜の間、ラブホテルだよ。密室、わたしと山木くんだけ、秘密のお部屋。
「もういっかい、しよっ、できるでしょ、山木くぅん」
「できる、とおもう、上野さん、ぼく、やってあげる」
ベッドルームへはいって、ふかふかベッドのうえで、わたし、山木くんにだかれて、お洋服を脱がせてもらっている最中なんです。山木くんわ、すでに下半身、なんにもつけてなくて、裸やったし、着てるのはTシャツだけでした。わたしは、シャツとスカートとソックスと、ああん、パンティもブラジャーもつけていました。
「ううん、脱がしてくれたら、ええんよ、やりたいようにしてくれたら・・・・」
わたし、恥ずかしいけど、勇気だして言います。そいで、ベッドの上におんな座りで、山木くんが後ろへ来るようにして、わたし、脱がしてくれるん、待ってます。ベッドの右側のカーテンを開くと、シャーっとレールの音がして、おおきな鏡があらわれてきて、わたし、びっくりしちゃったけど、、鏡にわ、わたしの横すがたが、映っていました。

山木くんわ、わたしのシャツのすそからまきあげ、首から脱がしてくれました。それから、うしろからだきしめるようにして、ブラジャーをはずしてくれてるのでした。
「ううん、上野さん、ぼく、好きや、上野さんのこと」
スカートは、めくれあがっています。ソックスをはいたまま、スカートを脱ぎます。わたし、ソックスとパンティだけになって、山木くんに抱かれていきます。
「ううん、うち、山木くんと、こんなのしてみたかった・・・・」
うそです、わたし、そんなこと思ってなんかいなかったけど、いま、ここに、山木くんといるんやから、そのように言った。
「ぼく、上野さんのこと、好きなんや」
そういって、山木くん、わたしの唇を求めてきちゃったんです。

ふかふかベッドのうえ、鏡が横にあって、わたし、背中が鏡に映っています。山木くんが、クリムトの接吻のように、わたしを抱き、上から顔をおしつけるようにして、わたしの唇へかさねてきました。
「ううっ、ううん、ふぅうう・・・・」
わたし、なまあったかい山木くんの唇を感じて、山木くんの舌が、唇を割ってきてるので、わたしも舌をだして、山木くんの舌とあわせちゃった。
「ふううっ、ううん、ふぅううっ」
わたしわ、山木くんの腰から突き出ているおちんぽを、ぎゅっと握っていました。山木くんわ、わたしのおっぱいを触ってきます。そうして、山木くん、わたしを横から、正面へ向かせ、そのまま抱いてくれて、わたしを、ベッドへ寝かせ、パンティを脱がしにかかってくるのでした。

     

-5-

「ぼく、上野さん、好きです、好きですぅ」
山木くんわ、ふかふかベッドに、わたしを仰向かせてて、うえからのしかかってきます。わたしわ、膝を立て、膝をひらいて、膝のあいだに、山木くんが入れるようにしてあげて、ああ、山木くんわ、わたしのおっぱいさわってきて、口でぺろぺろって、舐めだすんです。
「ああん、山木くぅん、うちのこと、好きなん」
「うん、好きや、憧れてたんや、上野さんを、さわりたいって・・・・」
わたしたち、ベッドで抱きあい、ささやきあって、そいで、山木くん、唇でおっぱいの先っちょ、はさんできて、舌の先っちょで、ぺろぺろしてくれてたんです。
「ううん、ああ、山木くぅん、うち、うち・・・・」
わたし、ぴりんぴりん、刺激が伝わってきて、それから、山木くんわ、わたしの穿いてるパンティに手をかけ、わたしわ、お尻を浮かせて、はい、パンティを脱がしてもらって、山木くんのおちんぽちゃんを、入れてくるのを、ああん、ドキドキしながら、待ってるぅ。

山木くんわ、足を開いて膝を立てたわたしへ、膝と膝のあいだに座って、そいで、おちんぽ、にぎって、わたしの、お股の、真ん中へ、あてがってきてる。わたし、天井を見たまま、目をつむりました。
「ああっ、ああ、ああっ、いたいっ!」
わたし、高校の時にいっかいしたきりです。大学生になっても、オナニーわしてるけど、お指をちょっといれるくらいやった。
「上野さん、いたいん、初めてなん?!」
わたし、ううん、ちゃう、ってことばにはしなかったけど、顔をうえむけたまま、少しだけ横に振った。
「ええのん、して、してもええんやね、上野さん」
山木くん、なにゆうてるん、してもええのん決まってるやん、はよしてよぉ。わたしわ、ぶすっと入ってきたおちんぽが、途中で引き抜かれてしもて、ちょっと羞恥心です。

山木くんわ、初めて女の子とするみたいで、わたしかって、二回目やゆうても、初めてみたいな感じです。なんとなく、ああ、本能なんやろか、そんなにことばをかわすこともなくて、わたし、お股をひらき、山木くん、おちんぽ、おめこへいれてきて、なんかいか、ぶすぶすってしてくれて、わたし、いたかったけど、がまんしていました。そいで、山木くんのおちんぽ、ぜんぶはいってしまって、山木くんったら、わたしのおっぱいのうえに、かぶさったまま、じっとしていて、それから、わたし、山木くんの首後ろへ手をまわし、胸を反らすように、のぞけって、ああ、山木くんわ、腰を引いて、それから、前へ突き出してきて、わたしのお股の真ん中へ、おちんぽ、ゆっくり、ぶっすといれ、じゅるっと抜いて、何回ほどしたんやろ、十回くらいかなぁ、もっとしたかもしれへん、ぶすぶす、していくれて、わたし、ええ気持やと思うとこまでいけへんかったけど、山木くんわ二回目、わたしのおなかの上で、ぴしゅ、ぴしゅ、あああって声といっしょに、射精してしまったのでした。

     

-6-

山木くんと初めてラブホへいってから、わたしたち、毎日のように、会って、モスとかマクドとかで食べたあと、山木くんがわたしのワンルームへ来て、せっくす、するようになっちゃったの。うん、山木くんのワンルームへいくこともあったけど、ちょっと男の子のワンルームへ、女の子が行くってゆうのも、友だちなんかに、見られたらやばいし、恥ずかしいし、わたしのワンルームへ来るっていっても、見られたら恥ずかしいし、やばいし、でも、ラブホいくお金ってないから、わたしのお部屋のほうが、きれいにしてあるから、うん、山木くん、光源氏みたいに、わたしのワンルーームへやってくるの、源氏物語みたいに。
「うん、お茶いれたげる、それから、ね」
わたし、ネット通販でスキン、ダースでまとめて買っています。いっかい山木くんがくると、ダースの半分くらい使っちゃう。だってぇ、なまって、こわいよ、わたし、にんしんしたら、こまっちゃうじゃないですかぁ。

「きょうわ、だいじょうぶや、おもうし、ね」
でも、じぶんで、いっぱいしらべて、安全な日とか、危険な日とか、手帳にチェックいれてて、まあ、危険な日わ、最初から、スキンつけちゃたりして、安全やと思う日わ、ぎりぎりまで、なまでしてもらうことが多かったかなぁ。
「上野さんの、こと、ぼく、好きなんや、いつも思ってるよ」
「がっこで、講義受けてる時もぉ?」
「そうや、こんなんしてるとこ、おもっってる」
「うちかって、そうやけど、山木くんのこと、思ってる」

「うん、きょうわ、直前つけで、ええんやね」
「うん、だいじょうぶや、おもう、そやけど、ぜったい、なかでだしたらあかんしね」
うん、スキンのつけ方と射精のことです。わたし、まだ、山木くんと知り合って、1か月半です。セックス体験、30日間、ええっ、わたし、驚いちゃうわ、一回会って、6時間から8時間いっしょにいて、すきん6個から10個くらい使ってるから、ええっ、すっごいんや、なんかいやってるんやろ、山木くん、とってもテクニックってゆうのかしら、上手にしてくれるようになってきて、わたしかって、はずかしいけど、フェラっちおとか、さいしょのころ、バナナで練習したり、太いウインナーで練習したり、それに本番で、山木くんの気持ちいい声を聞いたりして、だいぶん上手になったと思う。

     

-7-

わたしの借りてる学生マンションわ、ワンルームぷらすDKとBTです。うん、四畳半よかちょっと広くて六畳よか狭いです。金閣寺の近くです。大通りから、ちょっと東へ入ったとこにある、女子専用の学生マンション三階です。
「ああん、まだ、まだ、おちゃ残ってるやん、だからぁ、ああん」
タイミングって、ありますよね。抱きあいだすタイミング。ええ、山木くん、お部屋へ来るなり抱きついてくるってことわ、なくて、なんか、わたしが誘導してあげて、タイミングを作ってあげてる感じなんやけど、でも、わたし、ちょっと焦らしてあげないと、メンツってのがあるもん。
「だめ、だめって、ほら、まだや、って・・・・」
狭いお部屋に、ベッドがあって、そばに丸い緑のテーブルとパイプの椅子が二つ。わたし、椅子に座って、山木くんも椅子に座って、横むきあって、座ってて、山木くんが、わたしの肩へ手をかけてきて、引き寄せようとしてきたので、わたし、飲み残しのお茶のこと、飲んでからってゆうてるんです。でも、そんなん、いつものこと、男の子って、セーブでけへんのかなぁ、そのまま、わたし、抱かれて、キッスされだしちゃいます。

「ふぅううっ、はぁあああっ、ふうふううっ」
唇をかさねられて、山木くんのなまあったかい体温が、わかります。わたし、ふううっくら、やわらかい唇の感触で、ふううっとなっちゃう。
「ううっ、うううっ、ふうううっ」
わたし、息を吸ったり吐いたりのすうすう音を洩らしちゃう。なのに山木くんは、無言、まったく息する音も聞こえへん、無言。そいで、ああん、わたしを抱いていて、唇かさねたまま、お洋服のうえから、おっぱいを、やわらかく押さえるようにして、わたしを抱いてきちゃいます。
<ああん、いまからや、いまから、するんや、はぁああ・・・・>
わたし、キッスしながら、胸、さわられながら、こころのなかで、つぶやいているんです。
<ううん、きょうわ、あんぜんやから、いっぱいしようね、やまきくん>
心の中で、わたし、いっぱいしたい、何回もしたいって、思っています。

山木くんわ、キッスしたまま、わたしを抱きよせ、そのまま、ベッドの縁へ座ります。ええ、わたしと山木くん、横並びになった格好で、ベッドの縁に、抱きあったまま、座っています。
「ふっ、ふっ、あきこのからだ、あったかいね」
シャツのすそから、手をいれてきて、おっぱいのあたりまでのばしてきて、ああん、ブラのうえから、まさぐってきてる山木くん。
「ううん、山木くんかって、あったかいよ」
わたし、山木くんの腰へ手をあてがっています。そいで、腰の前、ズボンのジッパーのとこ、ああん、わたし、ジッパーおろしてあげて、おちんぽちゃん、さわってあげようと、おもっています。ええ、山木くんにおっぱい触ってもらって、わたしは、山木くんのおちんぽ、握ってあげる。それが最初の、お肌のふれあいだよ。


     

-8-

わたし、ばろっく音楽、すきなんで、山木くんがきて、えっちしてる最中にも、ばろっく音楽、ああ、それからバッハとかが、ワンルームにながれているんです。それに、匂いだって、ちょっと上品な消臭剤を、整理箪笥のうえに置いています。うん、ピンク色した消臭剤ってゆうか芳香剤ってゆうか、ドラックストアで買ってきたんです。
「ああん、やまきくぅうん、だめ、ああ、おちち、ああん、だめよぉお」
まだお洋服をつけたまま、ベッドの縁にすわって、山木くんったら、わたしの着てるシャツをめくりあげ、ブラをはずしちゃって、直接、おっぱいの先っちょを、唇にはさんで、ぐちゅぐちゅってしてきちゃいます。
「ふふふふぅう、あっこぉ、ぷちゅぷちゅやぁ」
ほんと、ぷちゅ、ぷちゅって、ああん、音たてちゃって、ぷっちゅぷっちゅ、乳首を吸ってきて、わたし、じんじんしてきちゃう。そいで、わたしわ、山木くんのジーンズのジッパー降ろした間から、手を入れ、ああん、ブリフの縁からおちんぽ、抜きだして、握ってあげます。山木くんのおちんぽ、勃起してきて、ぶっとなって、びんびんになってるぅ。

「ああん、やまきくぅうん、ああ、ああん」
「あっこ、ぬれてる、ぬるぬるやん」
山木くんったら、横にならんで座ってて、キッスする体勢のまま、スカートの中へ手いれてきて、お臍のしたから、パンティのなかへ手いれてきて、ああん、お股のあいだを、まさぐりだしてきちゃったんです。
「ううん、うち、ああ、やまきくぅうん、おちんちん、おっきぃい・・・・」
ええ、横むきで、だきあったまま、わたしたち、おたがいに、性器をまさぐりあっているんです。
「あっこかって、おまた、ぬれぬれ、ああ、ちんぽ、なめて、ほしい」
山木くん、まだ恥ずかしいのかしら、ちいさなお声で、わたしに、おちんぽなめてくれって、小さなお声で、囁くようにいいます。ああ、その声って、わたし、痺れちゃう感じです。

山木くんを、ベッドの縁に座ってもらったまま、わたし、山木くんの前にひざまづき、ジーンズおろしてあげ、ブリフを脱がしてあげ、腰からした、すっぽんちゃんにしてあげて、そいで、わたし、山木くんのおちんぽ、ふぇらっちおしてあげます。
「ふううん、やまきくぅうん、おっきい、ぶっとい、うち、なめちゃうぅ」
わたし、山木くんの毛むくじゃらの腰から、ぶっと突っ立ってるおちんぽの根元を、右手の指三本で握ってあげて、亀頭ちゃん、ぎゅっと剥いてあげて、ああん、唇を、亀頭ちゃんの先っちょにくっつけてあげる。
「ううっ、ああ、あっこ、ぎゅっと、挟んでくれよぉ」
わたしわ、無言だよ、だってぇ、おちんぽ、観察して、そいで、咥えちゃうんやもん。でも、山木くん、よろこばせてあげますぅ。
「ああ、ああ、あっこ、もっと、挟んで、きゅっと、吸って、ほしい」
山木くんのおちんぽの先っちょに、ぷっく、透明の水玉がにじみ出てきてるの。ねばっとしてる透明のお汁です。わたし、舌の先っちょで、ぺろって、舐めたげます。そうして、亀頭ちゃん唇にいれて、じゅっぱって吸ってあげちゃうぅ。

     

-9-

わたし、山木くんのおちんぽ、観察するんがすきみたい。うん、ベッドの縁にちょこっとお尻をおいて、足をひらいてる山木くん。その真ん中に、わたし、座ってあげて、山木くんのおちんぽ、観察しながら、ふぇらっちおしてあげる。してあげる方法わ、まづぅ、おちんぽの根っこのとこ、毛むくじゃらのとこ、右のお指、親指と中指の腹で持ってあげて、左の手のひらをお尻の方へいれてあげて、ああん、たまたまちゃん、すくってあげて、右指でにぎったおちんぽを、おなかのほうへ傾けてあげて、うん、もう、山木くんのおちんぽ、ピンピン、すっごく硬くなっていて、わたし、真正面に座ってて、真正面から、目の前10cmくらいのとこで、ああん、ピンピンおちんぽ。亀頭ちゃんわ剥け剥けよ。カリ首んとこと亀頭ちゃんがくっついて、つんつんに立ってるのん、見ちゃいます。
「やまきくぅんの、おちんぽぉ、おっきいぃ、おっきいわよ、ねぇえ」
「まああ、おれ、おっきほうかもぉお、おおっ、あっこぉ、はよぉ、なめてよぉ」
わたし、裏からやけど、山木くんのおちんぽ、勃起してピンピンのすがた、たっぷり見ていたい感じだよ、そいで、たのしんで、ぶちゅぶちゅって、食べちゃいたい。

山木くんのおちんぽ、15cmほどあるんやろか。太さわ、大きめのバナナくらいかなぁ。そやけど、バナナみたいに反り返ってわ、いません。
「なめてよ、あっこ、くち、つけてよぉ」
山木くんったら、わたし、焦らしてるから、腰をぎゅっと突きだしてきて、わたしにおねだりしてきちゃう。腰をぎゅっと突きだしてくるから、ああん、山木くんのおちんぽ、すっごくおっきな棒に見えちゃうぅ。
「ううん、やまきくぅうんの、ちんぽぉ、うち、なめたげるぅ」
わたし、裏のねもとあたりに唇あてて、それから、舌の先っちょを、陰茎にあて、ぺろぺろって舐めながら、ああん、たまたまちゃん、かるく左の手のひらに含ませたまま、陰茎の根っこを右手で握ったまま、舌と唇で、ねもとから、少しづつ先っちょのほうへ、ぺろぺろ、ぶちゅぶちゅ、ああん、なめていきます。

「ううっ、ふうううぅ、ううっ、うううっ」
山木くんが、呻きだします。そうして、山木くんわ、わたしの頭へ右手をおいて、左の手を、わたしがおちんぽ握ってる手へかぶせてきて、ああん、手を上下にうごかすようにして、つまりぃ、陰茎をしごいてほしいって、ゆってるんやと思う、わたし、亀頭を口の中に含んで、そいで、たまたまちゃんに手をおいたまま、根元から、ぎゅっともちあげるようにして、陰茎、しごいてあげる。
「ううっ、ああ、あっこ、ええわぁ、ああ、もっとくわえてくれよぉ」
山木くん、ぐっと足を開き、上半身を反り返らせ、おちんぽ、わたしに、つきだして、ああん、わたし、おちんぽなめなめ、してあげ隊だよ、おくちでぶちゅぶちゅぅ。
「ううん、やまきくぅうん、ええの、こんなのが、ええのん?!」
ゆっくり、陰茎をにぎった右の手を、上へ、下へ、うえへ、したへ、そうして、ちょっとスピードあげたげて、小刻みに揺するようにして、しごいてあげて、ちょっとストップして、お口にぶっすり、半分以上、呑みこんであげちゃうの。

     

-10-

ベッドの縁に座っている山木くんに、ふぇらっちおしてあげてると、わたしかって、むずむずしてるじゃないですかぁ。山木くんわ、わたしのお首のとこから手を入れてきて、ああん、ブラのなか手いれてきて、おっぱい触ってきちゃうんだ。ああん、山木くんの手、ちょっと硬いわよ、おっぱいが柔らかすぎるんやろか。はい、わたし、おっぱい、やわらかいって、山木くんがいったことあります。でも、ああん、触ってもらって、ええ気持になってきちゃうと、おっぱいも、なんか硬くなってきちゃう。
「ううっ、ああっ、あっこぉ、あっこのん、舐めたい」
山木くん、わたしに、ふぇらっちおさせながら、ああん、わたしを舐めたいって、ゆってます。
「ふぅう、ううん、うちのん、ああん、なめるん、うちかって、なめて、ほ、し、い」
わたしのんをなめるっていったって、かたち、かえないと、してもらえへんじゃないですか。

わたし、ベッドにのっちゃいます。わたしが使ってるシングルベッドですけど、お洋服着たままのわたし。山木くんに脱がしてもらう。脱がしてもらうんが好き。山木くんかって、わたしの、着てるもん、脱がすのん、好きみたいなんですよ。
「ううん、いいの、ぬがしてぇ、くれて、いいのんよ」
「うん、あっこ、ぼく、あっこの着てるのん、脱がしてやるよ」
わたし、いちばん最初に、パンティ、脱がされてしまうの。なんでかしらんけど、山木くんわ、わたしにお洋服着せたまま、パンティだけ脱がしてしまって、そいで、わたし、舐められちゃうんです。
「ああん、やまきくぅうん、ああん、だめよ、ああ、ああん」
わたし、お洋服着たまま、パンティだけ脱いじゃって、ベッドに仰向いて、寝そべって、膝を立てて開いて、ああん、山木くんがわたしのお股のまえに、寝そべって、お口をつけてきちゃうの。

スカートを腰までめくってしまって、わたし、ブラしてて、シャツ着てて、パンティだけとられて、お股、すっぽんにされて、山木くんが、真ん中へ、唇、当ててきて、舌で、ぺろぺろ。
「ああん、やまきくぅうん、ううん、もっと、ぺろぺろしてぇ」
わたし、お声に出してるのか、心の中で言ってるのか、ようわからへんけど、うん、してほしいって思っています。
「ううん、あっこ、なめっこしよ、ぼくのんも、なめてほしい」
山木くんわ、わたしの頭のほうへ、足を向けてきて、ベッドに寝そべっちゃいます。そいで、ああん、わたしのお顔に、山木くんのおちんぽが、山木くんのお顔に、わたしのお股ちゃんが、くっついてしまう、そんな恰好になって、うん、、あとで知ったんですけどぉ、この体位、シックスナイン、69ってゆうんですって、ねっ。

     



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