あっこの愛にっき
 第一章-1-
 1〜12 2009.7.4〜2009.7.21

     

-1-

ううん、わたし、とっても素敵な彼、見つけちゃったんだよ。
学校で、ゼミ受けてるとき、インスピレーション、来ちゃった。
そいで、後ろのほうを見ると、ヒカルくんが、わたしを、じっと見つめてる。
わたし、ドキドキしてきて、そのまま卒倒しそうになってしまって、ふらふらぁ。
ううん、ヒカルくんのテレパシーが、わたしに伝わってきたんやと思いました。
「おれのこと、すきなんやろ、あっこぉ」
「ううん、そんなことない、きらいちゃうけどぉ」
目と目があって、心臓ドキドキしちゃって、目の前、真っ白になってるわたし。
そやのに、好きって返せなくて、嫌いちゃうけどぉ、と目で合図しちゃった。
ほんとわ、好きなんやろおもうけど、はっきりわからへん。
うん、これが、ヒカルくんと最初に交信した、こころのなかです。

     

-2-

ゼミがおわって、教室をでて、図書館がある休憩所へいくと、ヒカルくんがいました。
わたし、ドキドキしちゃって、ぽ〜っとなってるみたい。
でも、それわこころのなかで、そとから見たら、なんでもないと思う。
<どないしょ、ヒカルくん、なんか、話しせんと、あかん、なにゆお、なんかゆわんと>
わたし、いっしゅん、うろたえて、文庫本読んでるヒカルくんの横にすわる。
座るといっても、1m以上離れてる。
「ううん、うち、漱石ってわからん、太宰さんやったら、わかるけどぉ」
ヒカルくんに、聞こえる感じで、テレパシーを送ってみたんです。
ヒカルくんわ、わたしのテレパシーが伝わったみたい。
文庫本閉じて、わたしのほうを見て、そいで、にっこり笑ってくれたの。
「ひぃいやぁああ、うち、うれしい〜いい〜いい〜!」
こころのなかで叫んじゃったわたし。
<ヒカルくんのこと、好きなんだよ、わかってくれてるの>
「なんや、あっこやん、どうしたん」
ヒカルくん、わたしの顔見るだけちごて、誘ってよぉ。

     

-3-

「ううん、うちのお部屋へ、こない?」
わたし、ヒカルくんに、テレパシー、送ってみました。
ヒカルくんの反応は、すぐ、返ってきました。
「あっこの部屋へ、イッテもええん!」
なにか、勘違いしないでね、わたし、えっちなんてしないよ。
ああん、でも、それって、なりゆきで、ヒカルくんがほしいってゆうたら、あげる。
わたし、未経験でした。
はい、セックスって、したことが、してもらったことが、なかったんです。
ほんとです。
だからぁ、わたし、とっても興味があって、ヒカルくんなら、いいって思ってる。
チャリ押して、わたしのワンルームへ到着して、それから、お部屋へ入って。
それから、ヒカルくんから、漱石のお小説の、話を聞きながら、わたし、うっとり。
<ねえ、ヒカルくぅん、それよかぁ、もっとぉ、ええこと、しようよぉ>
わたし、こころのなかで、ぶつぶつ、つぶやいているのにぃ。
ヒカルくん、まだ、聞こえていない、みたいなんです。

     

-4-

ううん、ヒカルくぅん、うち、はじめてなんよ、したことないの」
床に座ったら、スカートがめくれて、太ももが半分以上露出しちゃったわたし。
膝をずらして足かさねてるから、ヒカルくんにわ、わたし、お股がパンチラだよ。
「ううっ、ああ、ああっこってぇ、かわゆうううぅいんや、もん」
生唾ごっくんするヒカルくんです。
「ねえ、光源氏って、おんなの子のとこ、やってきて、するんでしょ」
わたし、なにゆおとしてるんやろ、ぽ〜っとなってる。
ヒカルくんって、とっても優しい男の子。
わたしわ、ヒカルくんの手を取って、わたし、手を抱いてあげて、頬へつけちゃう。
「ねえ、ヒカルくぅん、うちのこと、すきやったらぁ」
「うん、あっこぉ、ぼく、ぼくも、はじめてなんや」
わたしもヒカルくんも、セックスするの、初めてやった、ほんとです(恥)

     

-5-

ヒカルくんのおちんぽちゃん、みちゃった。
ううん、わたしがね、見たいって、言ったわけでわないんですけど。
わたしのお部屋、ワンルームの床に敷いたカーペット。
わたしがおんな座り、ヒカルくんがあぐら座り。
ヒカルくんがジーンズのジッパー降ろしてしまったの。
そいで、ううん、ヒカルくんわ、おちんぽちゃん、にゅっと出しちゃった。
わたし、ドキドキ、びっくりしちゃったけど、おっきなったの見るの初めて。
<あわあわあわあ、ああ、ヒカルくぅんの、おちんぽぉ>
わたし、たぶん、うろたえてしまって、お声、出なかった。
「ぼくのん、みたかったんやろ、あっこ」
ヒカルくんわ、ブリフといっしょに、ジーンズを膝まで降ろしちゃった。
そいで、腰から突き出た、おちんぽちゃん、見せてくれたんです。

     

-6-

「あああっ、ヒカルくぅうん、そんなの、ああ、うち、見ちゃうぅ」
ヒカルくんのおちんぽ、ぴゅんと立ってるの。
腰に毛が生えてる、その黒毛の中から、にょっきり突っ立ってるぅ。
「ほら、あっこぉ、にぎってくれよ」
ちょっと恥ずかしそうな顔になってるヒカルくん。
でも、見せたおちんぽ、わたしに握ってみろと、言うんです。
わたし、唾をのみこみ、目をぱちくりさせちゃう感じで、握っちゃった。
ううん、硬いんか柔らかいんか、やっぱ、硬い感じ。
そうして、うつむいて、おちんぽ、見てたら、ヒカルくん、わたしを抱きしめてきた。
胸に抱かれて、おんな座りの膝がくずれて、スカートがめくれちゃいます。
わたし、ヒカルくんのおちんぽ、握ったままで、スカートのなかへ手、入れられちゃう。
「ううん、ぼく、あっこの、おめこ、さわりたい」
ちいさくつぶやき、そうして、ヒカルくんわ、抱きよせたわたしにキッスしてきます。
わたしを、抱きしめ、おちんぽ握らせたまま、お股のなかへ、手を入れてきたんです。

     

-7-

わたし、ドキドキ、お股、さわられだして、ドキドキしています。
握ったヒカルくんのおちんぽ、どうしたらええんやろ。
わたし、そのまま、仰向いて、カーペットのうえに寝ころびます。
ヒカルくんわ、スカートをめくり、パンティを脱がしてくれた。
わたし、腰からした、はだかになって、ヒカルくんも、ジーンズ脱ぎました。
「ううん、うち、ええのよ、ヒカルくん、ええんよ、しても」
「うん、あっこ、ぼく、うん、しちゃう」
ほんと、わたしたち、初めてやったんです。
わたし、仰向いて、足首ひろげて、膝立てて、ヒカルくんを受け入れます。
ヒカルくんわ、わたしにかぶさる感じで、腰から突き出たおちんぽ。
わたしの、お股の真ん中へ、挿しこんできちゃいます。
「ああっ、いたっ、痛いっ、だめぇ」
小さな声をだしちゃう、わたし、これが処女の痛みなんや、と思いながら。

ヒカルくんわ、手でわたしのお股をまさぐりながら、おちんぽ。
勃起したおちんぽを、ぶすっ、半分ぐらい挿しこんだんやと思う。
わたし、きつい圧迫感に、痛みがともなって、苦痛な感じです。
ヒカルくんわ、半分ぐらい挿しこんで、そいで、抜いてしまう。
それから、また、ぶちゅっと挿しこんできて、わたし、苦痛に顔ゆがめ。
半分以上挿しこんで、そのまま、わたしにかぶさってきて、キッスしてきます。
「ううううん、だめ、ああ、ヒカルくぅうん、うち、うち・・・・」
ヒカルくんわ、ぶっといおちんぽ、せんぶ挿しこんだみたい。
性器を密着させたわたし、痛みなのか、圧迫感なのか、わからないまま。
ヒカルくん、奥でモゾモゾさせたあと、一気に抜き去って、ぴしゅぴしゅっ。
わたしの、お腹のうえへ、射精しちゃったんです。

     

-8-

わたし、悲しい気持ちにわ、ならなかったけど。
してるとき痛かったけど、してないときわ、痛くない。
パンティ脱いで、足、開いてるわたし、恥かしさが、こみあがってきました。
「ぼく、すぐ、でちゃった、ごめん」
ヒカルくんわ、わたしを満足せられなかったから、バツ悪そうです。
「ううん、うち、ええのよ、うちかって、でけへんかったし」
痛み、悲しみ、なんで、こんなんがええ気持なんやろ。
わたしわ、オナニーしかしたことなかったから、わからなかったんです。
でも、なんかいもしてるうちに、痛いのがなくなり、だんだん、ええ気持に。
ヒカルくんわ、わたしのワンルームへ来てするのが、いいみたいです。

初めてしてから、一週間あとに、ヒカルくんが、わたしのワンルームへ来ました。
わたし、あかちゃんでけたらあかんから、通販でスキンを買っていました。
うん、スキンつけてしたら、あかちゃんでけへん、避妊。
なんやろ、わたし、ヒカルくんと、セックスすること、期待してる。
ぴぽぴぽん、ぴぽぴぽん、ドアチャイムが鳴って、わたし、扉を開けます。
「ううん、ヒカルくぅん、きちゃったのね」
「うん、ぼく、来ちゃった、山野んとこ、また、来ちゃった」
それがドアのところでのあいさつで、ヒカルくんが、ワンルームへ入ります。
わたしの、ワンルーム。
白い木製のシングルベッド、ピンクの整理タンス、立てかけて全身がうつる鏡。
それに白いレースのカーテンと、茶系の遮光カーテン。

「ああん、まだ、まだ、ヒカルくぅん、まだやってばぁ」
ワンルームへ入ってくるなり、ヒカルくんが、わたしを抱きしめます。
「ううん、山野ぉ、ぼく、したかった、すっごく、したいんや」
はあはあ、ヒカルくんの息使いが、荒くなるって、このこと。
わたしを、痴漢してくるヒカルくんです。
「だめ、ああん、だめ、ちょっと、まってよぉ」
二人だけのワンルームなんやから、落ち着いてしようよ、ヒカルくぅん。
わたしわ、そうおもうけど、ヒカルくんわ、がまんできないみたい。
わたし、後ろから抱きしめられちゃう。
いきなり、おっぱいとお股を、服着たままで、まさぐられちゃう。

     

-9-

「ええんやろ、やっても、ええんやろ」
ヒカルくんわ、うしろから抱きしめたわたしに囁きます。
「ああん、ええけどぉ、ちょっと、まってよぉ」
わたし、うしろから抱きしめられ、胸と股間を手で押さえられちゃう。
「してもええんやろ、ブスブスしても」
ヒカルくんわ、盛りだした雄犬みたいな感じで、わたしに迫ってきます。
スカートをめくりあげ、お尻を剥き出しにしちゃって、パンティを脱がしてきます。
「ああん、ヒカルくぅん、らんぼうにしたら、あかん、あかんってばぁ」
わたし、ベッドへ上半身うつむけにされてしまいます。
「ううん、山野ぉ、おれ、やりたいんや」
すでにわたし、お尻を剥きだしにされていて、おっぱいも露出しています。

ヒカルくんわ、ジーンズを脱ぎ、ブリフもとってしまって、上半身、すっぽん裸です。
ベッドにうつぶせのわたしを、うしろから抱くようにして、お尻を撫ぜ、まさぐってきます。
「ああん、ヒカルくぅん、だめよぉ、こそばいやん、ああん、だめやってばぁ」
ヒカルくんわ、わたしのダメが、本気でないことを見抜いている感じ。
膝をひろげて、お尻をもちあげ、上半身をベッドに伏せているわたし。
うしろから、いきなり、勃起したおちんぽを、ぶすっと挿しいれてきちゃうヒカルくん。
「ああん、だめ、いたい、いたい、いたい」
二回目やけど、挿入されるときって、痛みが走ってきます。
「ううん、ゆっくり、いれるから、山野ぉ、もっと足、ひらけよ」
わたし、いきなり、バックから挿入なんて、思いもかけなかったです。
お部屋へ来ていきなり、セックスされるなんて、思ってもいなかった。
でも、わたし、うれしい。

     

-10-

いきなりバックからって、無理です。
まだ、二回目やったわたし、ぬれてくるまえに、後ろからって無理です。
「いたいん、山野ぉ?きっちり締まって、まだ濡れてへんからかな、痛いん?」
わたしが、痛い、痛いって言ったから、ヒカルくんは、心配してくれてる感じ。
そいで、わたし、ベッドに仰向いて、寝そべることになります。
パンティだけ取っていたわたし。
おっぱい露出してるけど、ブラもつけたままでした。
そいで、スカートとタンクトップを脱ぎ、ブラも取ったから、わたし、すっぽん裸。
ヒカルくんも、すっぽん裸になってくれました。

ベッドで、仰向いて、足をひろげて、寝そべったわたし。
開けた膝のあいだに、ヒカルくんが足を投げ出して座ります。
わたしわ、ひろげたままの膝を立て、お股をひらけます。
「うん、ヒカルくん、いれてもいいんよ、入れて!」
ヒカルくんわ、わたしへ腰を接近させてきて、おちんぽ握って、当てます。
そうして、そのまま、先っちょをわたしのなかへ、挿入してきます。
「ううん、ああ、ああっ、そっと入れてね、ああ、ああっ」
ゆっくり、ヒカルくんの勃起したおちんぽが、わたしに挿入されてきてる。
わたし、痛みも感じるけど、圧迫される感じ、じくじくした感触です。

     

-11-

わたし、ベッドに仰向いて、膝立てて、太もも開いて、寝ています。
ヒカルくんわ、足を投げ出し、わたしのお股の前にすわっています。
そうして、ヒカルくんの、勃起してるおちんぽが、わたしのなかへ挿入。
ぶすっ、ぶすっ、ヒカルくんの根元まで、きっちり挿入されちゃいます。
「ううん、はいっちゃったよ、山野ぉ、ううん、ええ気持や」
わたしは、じんじん、奥まで咥えてしまって、痛みとも圧迫とも感じています。
異物感、からだの中に異物が混入してる感じで、おちんぽ、感じます。
「はぁ、ああん、ヒカルくぅうん、うち、ああん、どないしょ、ああん」
わたしわ、そうしたらええのか、わからなくて、じっとしてるしかないです。

ヒカルくんわ、立てている上半身を、わたしへかぶせてきて、足を伸ばします。
そうして、おちんぽ挿入されたまま、わたし、愛撫されだします。
首の後ろにまわされる右の手腕。
わたしわ、ヒカルくんの首後ろへ手をまわして、抱きつきます。
そうして、お股の真ん中、おちんぽと接合したまま、キッス。
ヒカルくんわ、左の手でおっぱいをまさぐってきます。
「うううっ、ああっ、ううううっ、ああっ」
キッスしたまま、結合したまま、わたし、おっぱい揺すられ、揉まれているんです。

     

-12-

おちんぽを、ぶっすり挿入してもらったまま。
キッスしてもらっていて、舌をからませているわたし。
首うしろへ腕をまわされて、抱かれているわたし。
おっぱいをまさぐられているわたし。
立て膝で太もも開けたわたし。
きっちり挿入されたおちんぽが、少し揺すられて動きます。
「ふうううっ、ふううっ、ふぅううん、ううっ」
ヒカルくんに唇をかさねられているから、くぐもったお声です。
唇かさね、おっぱいまさぐられ、おちんぽ挿入されているわたし。
じんじん、わたし、おからだがとろけてしまいそう。
おからだの奥の芯が、萌えてきて、じゅるじゅるな感じ。

「ほぉらぁ、ほぉらぁ、山野ぉ、ええきもちなんやろぉ?!」
「はぁ、ああ、ヒカルくぅん、うち、うん、ええ気持ぃ!」
もう痛さなんてなくて、ヒカルくんのおちんぽが、きっちりハマっています。
「ほら、ほら」
「ああ、ああ、ああっ」
ぶすぶすじゃなくて、奥まで入れたのを少し抜いて、挿しこまれちゃう。
だから、もう痛くない、奥がじんじん、感じちゃうわたし。
「山野ぉ、すっごいよ、ぬれてきてる、とろとろだよ!」
「はぁ、ああ、うん、ああ、うん、うち、ああん」
ぶすっ、少しだけ、ぶすっ、でも、奥を突く、ぶすっ。
わたし、ベッドに仰向き、抱かれたまま、ぶすっとおちんぽ、挿しこまれてるぅ。

     




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あっこの愛にっき






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目次

小説:愛にっき

あっこの愛にっき(1)-1-

あっこの愛にっき(1)-2-

あっこの愛にっき(2)-1-

あっこの愛にっき(2)-2-

あっこの愛にっき(2)-3-

小説:愛日記

愛日記 1-1-

愛日記 1-2-

愛日記 1-3-

愛日記 1-4-

愛日記 2-1-

愛日記 2-2-

愛日記 2-3-

小説:愛にっき

愛にっき 1-1-

愛にっき 1-2-

愛にっき 1-3-

愛にっき 1-4-

愛にっき 2-1-

愛にっき 2-2-

愛にっき 2-3-

愛にっき 2-4-