耽美試行

さくら協奏曲(4)

 16〜20 2014.3.6〜2014.3.12

    

(4)

-16-

松倉織物の専務松倉正敏は43才で、大陸から舞鶴へ引揚てきた兵隊のひとりです。京都に帰ってきて松倉織物の跡取りとして、会社の運営に携わる今日この頃です。工場で帯を織らせてまとめる会社、本社は千本通りの出水にあります。事務員は四十前の坂倉千代子と今年高校を卒業して入社してきた金谷鈴子。営業マンは戦前から勤める男子が三名、いずれも50前後、社長の松倉勲に仕えてきたひとです。
「鈴ちゃんは、めっきり、きれいになったね」
「お化粧を千代さんにならって、上手にできるようになったから」
「いくつだい、鈴ちゃん、16かな」
「まさか、まさか、主任さん、うち、16ちゃうよ」
主任さんはお年寄り、おじいさん、きれいになったねと、ちょっかいをだされて鈴子は、顔を赤らめます。なにせ若い女子は、鈴子ひとり、千代子は未亡人、戦争で夫を戦死されて、松倉織物の経理で働いているんです。専務の松倉正敏が、千代子にお金をわたして、鈴子を言い含めろというのです。松倉正敏は絵を描く才能があって、兵隊にいくまえには美術学校で絵心を学んだ。日本画の系列で、会派には所属していないけれど、公募展には応募しているところです。

鈴子をモデルにしたいから、と専務の松倉正敏が千代子に承諾させるよう、指示して、千代子が鈴子に話を持ち出し、鈴子はなんなく承諾したところです。松倉織物の離れの奥には、土蔵があって、松倉が絵を描くアトリエとして使っています。そのままだと土蔵で窓は高いところにあるだけで、薄暗い、じめじめイメージですが、ここ土蔵アトリエは趣向を凝らしてあります。京都の公家様がお持ちになるような調度品が置かれていて、そこにモデルがいるだけで、絵になってしまうほどです。
「なので、鈴、この椅子に座って、いておくれ」
専務は鈴子のことを鈴とよび、絵を描くためには鈴子を着物姿にさせ、背もたれの木製椅子に座らせるのでした。
「専務さん、うち、どないしょ、窮屈です、とっても・・・・」
電球のライトを当てられ、火照る顔をいっそう赤らめて、19才になったばかりの鈴子がいいます。
「今どきの子は、きものがきゅうくつ、そんなものかねぇ、鈴」
「そやかって、専務さん、うち、ほんまやもん」
「まあ、まあ、ええか、そのうち、薄着にしてあげるから」
四十を過ぎたとはいえ男、専務の松倉正敏、二十歳前の女子を見て、情がわかないわけがありません。ぽっちゃり色白な肌をした鈴子をみていると、胸が詰まるほどに性欲を感じてしまうのです。

千代子が立ち会います。絵を描く正敏の助手を務めているから、正敏の描きたい絵の傾向も了解していて、奇譚な雑誌からも依頼され、女の縛られ絵を描くことが月に一遍あるんです。そのモデルに、鈴子を選んだというのが正直なところで、鈴子には、その話しはしていなくて、話しをすれば嫌がることも予測できるから、成行きまかせで、鈴子をモデルにしていこうと、思っているのです。
「ほんなら、鈴、帯を解いて、お襦袢だけになって、座ってくれたら、いいよ」
「はぁあ、専務さん、お襦袢だけになるんですか、お襦袢・・・・」
「そうだよ、鈴ちゃん、かわいいお襦袢だから、さあ、帯を解いて」
着せるのも手伝った千代子が、鈴子のお腹を巻いた帯を解いてやり、上の着物を脱がせてやって、襦袢姿にしてしまいます。淡い桃色の地に、それよか赤い花の模様がちりばめられた、かわいい模様の襦袢です。色白の肌をもった鈴子。上七軒の舞妓か芸子かとも思えるほどに清楚で美しい。
「鈴、かわいい、いいね、とっても、すばらしい、ワンダフルだね!」
松倉織物の奥まった土蔵、電球を並べたライトを当てられている襦袢姿の鈴子、怪しげな絵に変容する舞台とそのモデルです。


-17-

土蔵に施されたアトリエは、いろいろなお道具が備え付けられていて、これは専務でもあり絵心を知る男の松倉正敏の趣向でもあります。女子を縛って恥ずかしい格好にさせ、悶え呻くさまを絵に描くというのです。土蔵はそのための道具が、スケッチブックとか写真に収めるカメラとか、用意されているのです。
「鈴、いいよ、鈴の襦袢すがた、とっても、うるわしいよ、ねぇ」
60Wの電球を縦に三つ並べたライトボックスからの照明が、桃色地に細やかな赤い花模様の襦袢を着た鈴子を浮き立たせるように照らしています。帯がほどかれ、襦袢がだらりと垂れさがって、縦に鈴子の白い素肌が露出します。
「ああ、専務さん、うち、電気がまぶしい、です」
薄暗い土蔵の壁際ステージに立たされた鈴子が、恥ずかさで顔を赤らめているようすが、専務松倉の心をゆさぶります。千代子が松倉のそばにいて、ライトボックスからの光を、鈴子にうまく当たるよう、調整しています。

天井からするすると長さ2mに切った物干し竹竿が降ろされてきます。2mの竹竿、両端が紐で括られ、天井近くにつけられた滑車を通じてロープが降ろされ、ロープの先にはフックがつけられ、そのフックに竹竿両端の紐が結ばれていて三角形になります。
「鈴ちゃん、手を、ほら、ひろげて、ほら、しんぱいすること、ないのよ」
鈴子の首うしろにまで降りた竹竿、千代子が鈴子の右腕をあげさせ、手首を竹竿に括りつけます。びっくりするのは鈴子、帯を解いたお襦袢を着たまま、手を横にひろげて、括られてしまうのですから。
「ああん、お千代ねえさん、なにすんの、手、手、手がぁ」
右手首が括られてしまって、左手首が括られてしまって、鈴子は、腕を横にひろげた奴さんの格好にされてしまったのです。艶めかしい、薄い桃色と赤い花柄の襦袢を、肩から床に落とす格好で、鈴子は絵師松倉正敏の目の前に置かれたのです。

足裏はきっちりと床に着き、お膝を多少は屈伸できるようにされた立ち姿の鈴子。
「きれいだ、うつくしい、鈴、かわいくて、とろけてしまいそうだよ!」
松倉は、めのまえに出現した光景に目を見張ります。こころが疼いてきます。目の前の光景、格好はといえば、吊るした襦袢にひとが入った、それも若い鈴子が洋式の下着はつけなくて、襦袢には帯をつけさせてないから、はらりとおりて、乳房のふくらみが、そのしたにはふっくらお腹が、そのしたには黒い毛が、白い太ももの内側が、お膝が、素足まで、左右から当てられる60W三個のライトボックスの、光に照らしだされているのです。
「ああ、専務さん、お千代ねえさん、うち、こんなん、手がだるいですぅ」
鈴子は、身の回りで何が起こっているのか、まだ見当もつかなくて面食らって、恥じらいのなかで、お声を洩らしてしまうのです。征二との交渉があったから、情の世界での未経験ではなかったとしても、19才の鈴子には、まだ世間がわからない年頃です。


-18-

松倉正敏は七年前に妻を血液の病気で亡くして以来、独り身ですが、戦争未亡人の千代子が、なにかと世話をしていて、しもの世話、つまり性欲の世話もしていて、いぜんなら歓楽街で処理することもできたが、いまやそのこともままならないので、千代子とて夫をなくしていても、操をたてる表向きから松倉との交渉は、内緒のことにしてあるのです。ということで週に一遍ほど、千代子は松倉と、この土蔵のなかで性の関係をしていたのです。松倉は、その千代子に鈴子をモデルにした絵描の助手をさせ、いつも関係している土蔵のなかで、鈴子を交えたえろすの世界を、出現させてくのです。
「ああ、専務さぁん、うち、ああん、こんなの、恥ずかしい・・・・」
19才の事務員鈴子は、お襦袢姿で竹竿に腕をひろげて括られて、足は床につけたままの立ち姿になったまま、帯を絞めていないから、前がはだけて、乳首は見え隠れ、黒いちぢれ毛が浮き立って、白い肌がいっそう白く見えます。
「かわいいね、鈴、とっても、かわいいよ」
「はぁあ、お千代ねえさん、いやぁああん」
「鈴、千代子のすることに逆らっちゃだめだよ、いいね」
千代子は無言のまま、鈴子が着流しているお襦袢のすそをうしろから、めくりあげてきたのです。

目の前には松倉正敏が、ライカのカメラを三脚にのせていて、そのための照明設備が電球を並べたライトボックス、鈴子の羞恥姿を写真に撮るという、あくまで絵を描くためのスケッチのかわりとなるとはいうものの、写真はリアルです。
「いいねぇ、鈴、とっても美しい、美しいよ」
「はぁあ、手が、手が、辛いですぅ」
「素敵だよ、鈴のすがた、いいねぇ、いいよぉ」
お襦袢のすそをうしろから引き上げられて、お尻が丸出しになり、胸がひらいて、ほぼ全裸に近い格好にされてしまう鈴子。お襦袢のすそからめくれた布は、腰の上、臍の下で前にまわされ結わえられ、胸を開かれて留め置かれたのです。下半身が?き身になった鈴子、肩からお腹には淡い桃色地に赤い小紋の花柄のお襦袢が白い肌を隠しているとはいえ、双方の乳房が露出し、乳白の肌より濃い目の桃色、乳輪から乳首が見えるようにされたのです。
「ほら、鈴、顔をあげて、こっち向いて、じっとだよ」
カメラのシャッターに指をおいた松倉正敏が、鈴子に声をかけ、聞こえないほどのシャッター音が立って、次の用意にフィルムが巻きあげられます。

鈴子が松倉正敏が描く縛り絵のモデルとなって、年増で未亡人の千代子が嫉妬心を抱かないわけがなくて、松倉の気持ちが鈴子に向いていくにしたがって、鈴子をいじめるようになる、といっても土蔵に設えられたアトリエで、正敏の縛る手伝いをして、鈴子を究極の羞恥心においこんでいくのです。正敏と週に一遍ほど関係していた千代子には、鈴子が割って入ってきたことで、これまでの関係が壊れてきて、微妙に女心が揺れます。
「あああん、専務さぁん、いやぁああん」
「いやぁああん、お千代ねえさぁん、あああん」
いつも2mの竹竿一本が、鈴子の自由な動きを抑制し、ときには身動き取れないような拘束がなされて、鈴子の写真が、鈴子の絵が、この世に現われだされてくるのです。着物すがた、襦袢すがた、腰巻すがた、全裸、和に髪を結い、乳白の肌をもった鈴子が、浴衣の帯や帯締めで括られ、恥ずかしい格好にされながら、次第に鈴子自身が、性愛に目覚め、花咲き熟れて、美しくなっていくのです。千代子の嫉妬が、鈴子を燃えあがらせて喜悦の世界へ運びだし、松倉正敏の絵が妖艶になっていくきっかけとなるのは、縁のものです。


-19-

鈴子は土蔵のアトリエで縛り絵のモデルにされて、され終わって、松倉と千代子にいたわられ、奇妙な気持ちになってくるのです。お襦袢に帯締めをしてはだけたまえを合わせ、床に足をなげだして座ります。今しがたの、身にふりかかった出来事を、思いい出すこともなく、立っている松倉と千代子のすがたを見ながら、柔らかい恍惚感に浸るのでした。この感情は、鈴子の目の前でおこる出来事にも通じて、高揚する驚きと恍惚に、忘れられない光景となって、鈴子の記憶にしまわれるのです。それから二週間の日が過ぎて、秋も盛りになったころ、鈴子はふたたび松倉の絵のモデルにと、千代子が誘ってきました。
「いいわね、鈴ちゃん、また、お縛りして、モデルさん、するのよ」
鈴子はうんともすんともいわなくて、小さく首を縦にふって、受けることに同意します。千代子は、松倉との関係に鈴子がはいることで、嫉妬を覚えるのですが、その深度は松倉の出方次第で、鈴子が松倉から最後の関係を持たれるかどうかにかかっているのです。

土蔵の中には火鉢がおかれ、赤くなった炭がゆらゆらと炎をあげているのがわかります。鈴子は、はだか、男がする六尺褌を、千代子から柔らかく締めてもらって、それ以外はなにも着けないはだか、手首を合わせ、桃色と赤色の混じった帯締めで括られます。
「鈴ちゃん、いいわね、男の子になるのよ、わかったわね」
男子がする六尺の晒を腰から股にまいて、きっちりちぢれた黒毛と股間の陰部が隠されます。松倉はまるで監督のさまで、椅子にすわって、パイプにつめた煙草をふかしながら、千代子がする鈴子のいでたちを見ています。ライトボックスの電球はまだ点けられていないから、天井からの傘がかかった60Wの電球の明かりだけです。
「はぁあ、ああっ、お千代さん、うち、こないなことされて、はぁああ」
「わかるでしょ、男がする褌、鈴ちゃん、男の子になったのよ」
括られた手首を天井の滑車から降りたフックに留められ、立ち姿にされてしまって、左右二つのライトボックスが眩く灯されます。

松倉は鉛筆画の素描をはじめます。三脚にのせたライカは、のちほど使われますが、まずは素描です。
「はぁあ、ああん、専務さぁん、こんなの、ああ、辛いですぅ」
手を挙げた姿で、きっちり足裏が床に着く格好の鈴子、伸ばしたきりの半裸だから、腰が締まり脇の下が凹みます。男がする六尺褌の姿になった鈴子は、艶めかしい美少年とでもいったふうで、ぷっくら膨らんだ乳房に肌より少し濃いめの乳輪と乳首、色白の鈴子の肌が薄い桃色に見えるのは、土蔵のなかが温かくなっていて、緊張する裸の鈴子が汗ばんでいるからです。
「いいよ、とっても、美しい、鈴、とっても美しいよ」
ぷっくら膨らんだ乳房が若さを示し、盛り上がっていて、お椀をかぶせたような格好です。脇の下は剃っていないから黒い毛がちょろちょろ生えて、艶めかしい。腰から股にかけては三角の白い晒に囲われて、二つの丸いお尻を割る太い晒の紐が締められた鈴子です。松倉は、その鈴子を素描して、内心を昂揚させているのです。千代子がいるから、鈴子をなぶるわけにはいかなくて、鈴子と関係することはさしひかえます。そのかわり、千代子が鈴子がいる前で、松倉と関係を結ぶ。鈴子に目撃させながら、千代子と松倉が交合させるのです。


-20-

背凭椅子に座った松倉が、褌を締めた鈴子の立ち姿の素描を、何枚か描いたころになって、千代子が松倉のよこに片膝を着いて座ります。手首を括られ頭上にあげている鈴子には、千代子のうごきがなにやら変に見えます。白い晒の褌のほかは何も着けない裸の鈴子は立ったままです。その鈴子の目の前で、千代子は、松倉のズボンのまえをひらけ、そこから手を入れ男のモノをとり出し、露出させたのです。鈴子にはっきり見える松倉の男のモノ、勃起して頭が?けて亀の頭、それよりもまだ閉じた松茸に見えるそれ、にょっきり。千代子が真ん中あたりを握って、手を上下に動かすから、そのモノは硬い棒になっていて、鈴子には巨大なモノのように、はっきり見えます。
「おおおっ、ええわぁ、お千代、ええ気持ちだよ、おおおっ」
松倉は椅子に座ったまま、ズボンを穿いたまま、膝をひろげ、尻を前にずらせ、にょっきブツを鈴子に見せるのです。鈴子は、驚き、征二のモノを見た記憶がよみがえり、おなじ男のモノでも、全く違うように見え、見ていることに羞恥の気持ちが起こってくるのでした。
「鈴ちゃん、専務さんのこれ、立派でしょ、鈴ちゃん、見たことあるんでしょ、立派でしょ」
千代子の声はうわずりふるえており、お顔の表情もいつもとはちがう、浮いたような放心したような、鈴子には美しくもみえる。

松倉が、穿いているズボンを脱いでパンツも脱いで、下半身を裸にします。千代子は鈴子に背中を向け、スカートをめくりあげ、ズロースを脱いでしまいます。ぽっちゃり年を増した千代子の尻から太ももが、鈴子のもちもち締まりよりたるんでいるように見えます。鈴子は、椅子に座った下半身裸の松倉を正面に、その前に千代子がたちはだかり、スカートをめくりあげた千代子のお尻をみるかっこうになったのです。奇妙な光景です。土蔵を改造した日本画を描くアトリエで、裸にされた19才の鈴子は、男がする晒の六尺褌を締められた格好で、乳房を膨らませ、手首を頭上にあげての立ち姿です。身動きが取れない鈴子の前で、背凭椅子に座って松倉の膝を千代子が跨ぎ、女陰に松倉のモノを挿しいれて密着、松倉と抱きあってしまったのです。
「はぁああ、専務さん、専務さぁん、はぁああ、いい、いい、きもちいいっ」
背中を向けた千代子の呻く声が、鈴子に聞こえてきて、その声質が、女の高揚した気持ちの音色であることを、鈴子にもわかります。松倉の腰から太ももに、千代子が股間を密着させていて、千代子の股間の真ん中には、松倉の男のモノが挿入されて密着していて、鈴子には、この男と女の交わりを、目の前で見せられていて、逃れられなくて、からだのなかが火照ってくるようにも思えて、目を凝らして鈴子は見てしまう。

鈴子の目には、松倉の男のモノが千代子のお尻の割れ目にぶっすりと、根元まで、はいっているのが抜かれて、モノの陰茎が濡れそぼっているのが見えます。その陰茎がすぐさま、千代子のチツのなかに埋もれていって、松倉のモノが見えなくなります。
「はぁああ、専務、正敏さぁん、はぁああ、正敏さぁん」
千代子が、松倉に抱きついて、尻をあげ、尻をおろし、ぶすぶす、男のモノを挿入し、引き抜き、挿入し、松倉も千代子に呼応して、千代子の尻に手をまわし、尻を上げ下げするのを手助けして、男と女の局所が密着、交わります。そのうち、松倉と千代子が全裸になり、背凭椅子から床に敷いた座布団に移り、千代子が仰向き、松倉が千代子の膝を肩に担いで太ももひろげさせたまま折り曲げ、男のブツを千代子のチツに挿しこみ、背中に腕をまわしあって抱きあいます。松倉が動かす腰の前に後ろにあわせて、千代子はからだをよじって応えます。
「ひぃいい、ひぃいい、正敏さまぁ、ひぃいいいい」
「お千代、ええか、鈴、見ているか、鈴!」
松倉の男のモノを受け入れ密着させたまま、千代子はもつれ、喜悦の声をあげていきます。その光景を見ていて、松倉から声をかけられる鈴子には、男と女の交わりが、男女こんなにも喜ぶことなのかと思いながら、目を背けるどころか、見入ってしまうのです。







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最新更新日 2014.3.15


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