佳織の淫らな体験-1-
  1~8 2019.2.27~2019.3.8

 

-1-
三人の男に拉致されてきた佳織(20)が、三畳の部屋に設えられた檻に入れられています。落合佳織は大学生、学校が終わって、川端通りを歩いていたところ、顔見知りの学生、小椋啓介(21)が声をかけてきて、振り返ると別の男、奈倉明夫(29)が一緒にいて、抱かれてしまって、声も出せないまま、横に止まったベンツに乗せられてしまったのです。大村直人(36)が運転するベンツが発車すると同時に、佳織は手を後ろにまわされ、括られ、目隠しされてしまったのです。行き先がわからないようにされ、目隠しを外された時には、檻の中でした。
「落合佳織、よく来てくれた、ふふ、三日三晩、たっぷりと、かわいがってやるぜ」
檻の広さは畳二枚分。檻の前は畳一枚分、三畳の広さで、目の高さより高い所が窓になっているけれど、檻から外は見えません。
「なに、なに、なによぉ、小椋君、なにするのよぉ」
スカートにセーター、そのうえにブレザーを着ている佳織が、手首を後ろに括られ、立ったままです。怖いといえば怖い気持ちになっている佳織です。三人の男が畳が敷かれた檻の中へ、一緒に入っているんです。
「なにするかって、男と女だ、なにするか、わかるだろ、佳織」
奈倉明夫が、乱暴な言い口で、佳織の正面から左右の肩に左右の手を置いて言います。立ったままの佳織。三人の男に挟まれて、痴漢されだします。
「大きな声だしても、いいんだぜ、外へは洩れない、声を出せ、録音、録画、しているから」
運転をしていた男、大村直人が、にたにた顔で佳織に言います。佳織は、大きな声を出すどころか、声そのものが出ません。出しても呻き声、それらしき声を洩してしまうことくらいです。
「佳織には、ブレザー、脱いでもらって、セーター、脱いでもらって」
「ああん、ううっ、ああっ、うぐうぐっ」
猿轡は布を口の中へ入れられ、唇を割る格好で和手拭が咬まされて、出来上がりです。
「まあ、いいな、パンツだけにして、最後は、素っ裸だな」
「ううっ、うぐ、うぐ、ううううっ」
手を後ろに括られたまま、ブレザーとセーターを脱がされ、背中の手首に留められてしまいます。フレアのスカートは茶色、セーターを脱ぐとインナーは可愛いキャミソール、そのしたはブラとショーツです。
「可愛い下着じゃん、ピンクじゃん、可愛いねぇ、学生証、預かるぜ」
「ううっ、ううっ、ううううっ」
<触らないで、ああっ、こそばい、触らないで>
佳織は、目に涙を溜め、うるわし気な顔つきになって、男の心を魅了していきます。
「ううっ、うう、うう、ううううっ」
<いや、いや、脱がすのやめて、おねがい、やめて>
キャミソールが首から後ろへ、ブラジャーがはずされると、佳織の乳房が露出です。ぷっくら、盛りあがった佳織の乳房に、男の目線が注がれます。手首を括った紐が解かれて、上半分を剝き身にされると、手を前にまわされ、手首を括り直され、そのまま上へ持ち上げられ、檻の天井から降りたワッパに紐が括られてしまったのです。手首が頭を抱えるところで留められた佳織。男三人が、佳織から離れます。

-2-
畳二枚分の檻の中に佳織と男が三人いるから、男たちが離れたといっても、手を伸ばせば佳織のからだに触れます。上半分を剝き身にされ、手を頭の上にする佳織を、男たちが手を出す前に眺めるのです。
「いい乳房してるじゃん、啓介、佳織の胸を張らせろ」
学生の啓介が佳織の後ろへまわって、羽交い絞めにして、上体を反り返させ、胸を張らせるのです。
「ううっ、うぐう、ううっ、ううっ」
唇を割られて手拭で猿轡された佳織が、顔をあげ、恨めしそうに、直人の顔を見て、呻きます。
「いい乳してるねぇ、佳織、盛りあがって、ぴんぴんだよ、乳輪、乳首、淡い色」
「たっぷり、舐めて、吸って、やりたいですねぇ、佳織のおっぱい」
「まあ、それは、あとで、たっぷり、明夫、縛ろあげろ」
直径60㎝の丸テーブルが檻の隅に置いてあります。明夫が、真ん中へ移動させ、佳織をテーブルに座らせます。
「ふふふふっ、いい格好にしてやるぜ、男が、喜ぶ、格好だ」
明夫が手にしているのは、両端に紐がぶら下げられた1mの竹竿です。座った佳織の膝上を、ひろげさせて括るのです。
「ううっ、うう、うう、ううっ」
臍から上部は裸だけれど、まだフレアのスカートを着けている佳織。ショーツも穿いたままです。1mの竹竿に膝をひろげて括られてしまって、その竹竿の真ん中を明夫が握り、持ち上げます。
「ほうら、ほうら、佳織、足を、ひろげられて、恥ずかしいかい」
明夫は、スカートが、太腿の根元へめくれて下がった佳織に言ってやります。猿轡をされている佳織は、うう、うう、うう、と呻きを洩らすだけです。
いいだろ、もっと、膝を持ち上げて、ほうら」
テーブルに背中を置く佳織の膝が、ひろげられて高く持ちあげられてしまいます。手首を括った紐が、ワッパからはずされ、手首の紐がほどかれ、横になった竹竿を肘で抱く格好にされてしまいます。1mの竹竿に膝をひろげて括られ、肘をひろげて括られてしまった半裸の佳織です。
「ううっ、うぐうう、うぐうう、うう、ううっ」
<いやぁああ、いや、いや、こんなかっこう、いや、いやぁ>
膝を括った紐が膝を締めつけてきます。肘を括った紐が肘を締めつけてきます。太腿からの膝を、大きくひろげたまま持ち上げられ、背中を丸める格好で、肘を竹竿に括られたのです。
「いい格好だ、佳織、ピンクのかわいいパンツ、穿いてるんだねぇ」
「ううっ、うぐう、うぐうっ」
「まあ、パンツ穿いたまま、このままで、弄ってやるかぁ」
啓介が、後ろから佳織の肩をもちあげ、脇腹から乳房へ手をまわして抱きあげます。テーブルに臀部の芯を置いた佳織は、膝をひろげられ、腕をひろげられ、1mの竹竿一本に、括りあげられ、持ち上げられてしまったのです。

-3-
佳織がここへ連れ込まれてきてから、まだ30分も経っていません。檻の中へ入れられて目隠しが外されたから、ここが何処かわからない大学生の佳織です。売り出し中のアイドルにそっくりな美貌の二十歳の佳織です。学内では文学部のアイドル落合佳織です。
「いいかっこうだ、ばっちし、録画してやるから、おもいっきり、鳴くんだぜ」
1mの竹竿に膝をひろげられて括られている佳織。肘もひろげられて膝の横に括られている佳織。直径60㎝のテーブルの上にお尻の芯を置く格好です。
「佳織か、うまそうなメスだ、最初の調教だ、一発づつ、やってやるぜ」
テーブルに上半身を裸にされ、フレアのスカートは腰に巻いた格好。白いショーツは穿いたまま、股を大きく開いている佳織です。
「猿轡、はずして、声、出させてやれ」
リーダーの直人が明夫が言い、明夫が佳織の口を封じているタオルを外してやり口の中の布を出させます。そうして、佳織を手なずける計画の最初、開脚M姿の佳織を、啓介と明夫が、テーブルから持ち上げ、直人が座椅子をテーブルに置きます。佳織は開脚のまま座椅子に座らされ、座椅子の背中が後ろに倒されます。
「ああっ、いやぁああん、なにするん、いやぁああん」
股を覆っているショーツの股布部に、明夫が指を入れてきて、股布を退けてしまいます。佳織の秘部が露出されたのです。
「切ってしまいましょう、股のところ、そうして露出ですね」
啓介が、大人の玩具が詰められた皮製のボックスから、ハサミを取り出し明夫に手渡します。明夫は、そのハサミで、佳織が穿いたショーツの股布を切ってしまいます。
「おおおっ、いいじゃ、かわいいじゃん、いやらしい、かな?、いいねぇ」
股布が切り落とされて、佳織の股が、露出、丸出し、太腿はひろげられて持ち上がった格好だから、女の性器が丸見えにされてしまったのです。
「ああん、あん、あん、いやぁああん」
テーブルの上に置かれた座椅子にお尻をおいて、1m竹竿に膝をひろげて括られている佳織。裸の上半身を、腕をひろげる格好で、斜め後ろにされた佳織です。股を露出されてしまって、男たちが見つめます。
「ふふふふ、まだ、フタされたまま、佳織の、お、め、こ」
「毛深いんだな、佳織、陰毛が、陰唇のまわりにも、生えてるぞ」
「これが、落合佳織の、股の間なんだ、女の性器だ、扉を開いてみよう」
「ううっ、いや、いや、ああっ、やめて、いやぁああっ」
股に手を当てたのは明夫。陰唇のビラビラのうえを、閉じさせたまま指で撫ぜだしたのです。ちんぽ挿入の前儀式が始められているのです。

-4-
畳二枚分の檻の中、直径60㎝高さ60㎝のテーブル。その上に置かれた座椅子に座らされている佳織。1mの竹竿に膝と肘をひろげて括られている大学生の佳織です。上半身は裸です。下半身、腰にはフレアのスカートが丸められ、白いショーツは股布がハサミで切られているんです。男が三人、開脚させてM姿の佳織を輪姦するのです。ここへ連れ込まれてきて、最初の儀式です。
「経験してるんだろ、佳織、初めてじゃないよな」
36歳リーダーの大村直人が、下半身丸出しにして、勃起するちんぽを軽く握って、亀頭を剥き切り、佳織に訊ねます。
「ほうら、スキン、こんだけ、用意してあっから、安心しろ」
学生の啓介が6個入りスキンの箱6箱を両手に抱えて、佳織に見せます。36個のスキンは、男三人で、三日分だというのです。
「いや、いや、いやです、ああっ、いやぁああっ」
佳織は、半泣きの表情で、唇を噛み、顔を横へ降ります。交際している隆とのセックスを思い出している佳織です。処女を失ったのは同級生の隆の部屋でした。何回かセックスを重ねてきています。スキンを使ってもらっています。「
「ふふっ、いただくぜ、まだ封印中のおめこだよ、ふふっ」
先に明夫に陰唇を、そろっと撫ぜられただけ、まだめくられていない佳織の性器です。ひろげきった股へ、直人が左手で斜め上向いた陰唇をひろげます。そこへ、右手に握った勃起するちんぽの先っちょを当てがったのです。
「入れてやるよ、佳織、おめこのなか、濡れ具合は、いかがかなぁ、おおっ」
後ろに30度倒された座椅子に背中をつけ、1mの竹竿に膝をひろげて括られた格好の佳織へ、直人は亀頭を膣にぶすっと挿し込んだのです。
「ううっ、ううっ、いやっ、いやっ」
佳織の表情がこわばり、涙顔になり、顔を上向け、横にふります。自由に動かせるのは首から上だけですから。
「おおおおっ、絞まるじゃん、おおおおっ、よう絞まるぅ、いいねぇ」
直人が、亀頭から陰茎の半分ほどまで、佳織の膣へ挿し込んで、その感触を言葉にします。すでに4Kカメラで、佳織の斜め前上から録画録音されているところです。
「ううっ、ひやぁああ、ひやぁああっ」
直人が、まだそれほどには濡れていない佳織の膣へ、ぐいぐいと、強引に、勃起ちんぽを根元まで、挿し込んでしまったのです。直人の勃起ちんぽサイズは、長さ15㎝強、太さは3㎝強です。ぶっすり、佳織のおめこへ、挿し込まれたままの、ストップ状態で、直人は、佳織の乳房を弄るのです。竹竿に両膝両肘をひろげて括られている佳織です。膣奥まで挿し込まれた勃起ちんぽの圧迫感と、乳房を揉まれ乳首を揉まれる刺激で、我を忘れて被虐を味わいます。
「少しは潤ってきたな、佳織、こすってやるぜ、おめこの襞を、たっぷり、なっ」
挿し込んでいる勃起ちんぽを、ゆっくりと抜いていく直人。亀頭のカリ首が見えるところまで引き抜いて、そのままゆっくり、挿し込んでいきます。大学生の佳織、男経験はあるといってもノーマルです。拘束されて犯される屈辱は、心が砕かれてしまいます。なにがなんだかわからない、佳織は、男たちの輪姦が、快楽に変わるまで、耐えるのです。

-5-
膝と肘を、1mの竹竿にひろげて括られている佳織を、正面から責め立てる直人。勃起させたちんぽで、佳織の膣をひろげて、濡らさせていきます。
「ああん、ひやぁああん、ああん、ひやぁああん」
ぶすっ、ぶすっ、15㎝強、3㎝強の勃起ちんぽで、濡れはじめた佳織の膣襞をこすってやるのです。佳織の右斜め上からは4Kカメラが作動して、録画録音しています。佳織の顔から乳房から股間まで、その緊縛された姿が撮られているのです。
「ほうら、いいねぇ、濡れてきたよ、いいねぇ、おおっ」
「ひぃいいっ、いやぁああん、ひぃいいいっ」
直人が、大学生佳織への、最初のちんぽ挿入者です。今回、三日三晩で使われるスキンの数は、6個入りの箱が6箱、ひとり2箱、12個です。直人、明夫、啓介と三人が、一日にひとり4回ずつ佳織とセックスするんです。される方の佳織は、膣の中、襞の皮が擦り剝けるかと思われるほどに、使われてしまうのです。
「ああん、いやぁああん、ひぃいいっ、ひぃいいいっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、リーダー直人の勃起ちんぽ挿し抜きは、クライマックスです。スキンをつけて、ぶすぶすっ、最後はスピードアップして、ぐぐっと挿し込んだまま、ピクン、ピクンと佳織の膣のなかで痙攣させてしまったのです。
「はぁあああ、ああん、あん、あん、ああん・・・・」
佳織は、勃起ちんぽの痙攣で、ぴくん、ぴくんと太腿を引きつらせながら、終えられてしまったのです。続いて明夫が佳織の前に立ちます。
「もう、我慢できんかったぜ、佳織ちゃん、やらせてもらうよ、よろしくなっ」
下半身剝き身にしたシャツ姿の明夫は、縛りを研究中の29歳です。大学のなかで女子学生ナンバーワンの美女をゲットしてきて、調教できる嬉しさで、もう、ちんぽを勃起させて、待ち構えていたのです。
「おおおおおっ、いいねぇ、おおおおおっ、ええわぁ」
明夫は、ひろげられた佳織の股を弄りながら、勃起ちんぽを、挿し込んでいるのです。竹竿でひろげられた膝から太腿の根元へ、手の平を擦らせながらおろしていきます。
「おおおっ柔らかい太腿、おおおっ、佳織のおめこは、よく絞まるんだぁ」
左右の太腿、その根元に、手の平を当てがったまま、腰を使って、勃起ちんぽを、挿し込み引き抜きます。佳織は、窮屈な体位にされて、男のナマちんぽを、挿入されているのです。
「ああっ、ああっ、ひやぁああん」
「いいねぇ、いいねぇ、おおっ、トロトロになってきたぜ、ええっ、佳織」
「あん、あん、ひぃやぁああん、ああ、ああっ」
明夫がスキンの先を指につまんで、勃起ちんぽを引き抜いて、一気にかぶせて、そのままぶすぶすです。佳織には休むことなく勃起ちんぽが挿し込まれるのです。
「おおおおっ、でる、でる、ううっ、うっ、うっ、ううっ」
「ああん、ひぃやぁああん、はぁあああ、ああ、ああっ」
明夫が射精して、果てていくなかで、大学生の佳織は、まだ快楽には至ってなくて、苦痛にも感じなくて、朦朧です。残るは佳織とは顔見知りの大学生、21歳の啓介です。

-6-
映像学部の学生啓介は、憧れの女子学生でもある佳織をゲットして、セックスできることになって、内心は、嬉しさよりも怖さの気持ちです。親しくはないけれど、一年年下だけど、男子の間でカワイイの評判女子だ、と知っているからです。惜しげもなく、股を開かせている佳織を、直人や明夫が犯しているのを見て、申し訳ない気持ちになっていたのです。でも、男の啓介は、もう、ちんぽは勃起して、うずうずの状態なのです。
「ああっ、あなた、三回生の、男の人、許して、わたしを、おねがい」
1m竹竿に膝をひろげ、腕をひろげて括られている佳織の前に立った啓介。その顔を見た佳織が、泣き出さんばかりの悲痛な顔つきで、言ってくるのです。ひるむ啓介に、明夫と直人が、横から、早くやれ、と声をかけてきます。啓介は、勃起するちんぽを、もうたっぷりと濡れている佳織の股へ、当てるのでした。
「ああっ、いやっ、いやぁあああん、あああん」
ぶすっ、ぶすぶすっ、21歳の啓介、勃起ちんぽは、ギンギンに硬くなっています。亀頭には先走りの露がぷっくら滲み出ています。これまでに、何人かの女子学生とセックスしている啓介です。でも、佳織は別格で置いていたアイドルなので、夢のような光景、目の前に、その現実があるのです、犯す、佳織を犯す。
「おおっ、ええわぁ、気持ちたかぶるぅ、おおっ、いきそうやぁ」
まだ数回しか挿し込んで引き抜いていないのに、啓介は、射精する気配を感じているのです。スキンをつけます。スキンをつけ終わると同時に、勃起ちんぽは、佳織の膣の中へ、挿入されてしまいます。ひとこすり、ふたこすりで、痙攣させる啓介でした。ぴしゅん、ぴしゅん、射精を終えてしまったのでした。
「おわったのか、啓介、わかいなぁ、まあ、まだまだ、たっぷりできるから、なあ」
三人の輪姦が終わって、佳織を括っている竹竿がはずされます。座椅子から降ろされ、テーブルが退けられ、佳織はスカートを着けたまま、股布を切られて股が露出しいたショーツを穿いたまま、横に伏せます。
「ふふっ、ちょっと休憩だ、わかったな、落合佳織、20歳、大学二年生、可愛いな」
立ったままの三人、明夫が代表して、佳織に声をかけます。リーダーの直人が檻から出ます。啓介は、檻から出て用意してある精力剤で淫乱剤にもなるジュースを入れた1ットルボトルを持ってきて、コップに注ぎます。佳織に飲ませるのです。
「ふふふふん、お疲れだな、三人相手にしたんだもんな、さあ、飲め、喉を潤せ」
佳織は一杯目をごくんごくんと飲み干すと、二杯目を飲まされます。三杯目まで飲まされ、残りはコップと共にボトルが檻の中に残されます。全部飲み干すようにと明夫が言います。そうして一時間後にここへ来るから、飲み干しておくようにと言い残し、そのまま明夫が檻から出て、啓介が出て、檻の扉が閉められたのです檻の中の様子は監視カメラがつけられていて、コントロールルームのモニターで見られていくのです。檻の広さは畳二枚分、一坪です。檻の中で、調教される時は檻の外で、佳織は、これから、ここで、飼育されていきます。檻の前は畳一枚分。その向こうのドアは閉じられ、男たちがいなくなってしまったのです。佳織は、床に落ちたブラをつけ、キャミソールをつけ、セーターを着ます。スカートを膝までおろし、ショーツは股布がハサミで切られたままなのです。排便のオマルが置かれ、ティッシュボックスが置かれているほかは、ジュースのボトルとコップだけです。

-7-
<からだを弄られる佳織>
檻の中に置かれ、床暖房の床に足をのばして座り、壁に凭れてぼんやりしている佳織。大学で源氏物語の講義を受けて、ひとり自分のワンルームへ帰る途中で、顔見知りの先輩と会ったのでした。もう一人男がいて、先輩とこの男とで、佳織は横づけされたベンツに乗せられ、手首を括られ、足首を括られ、目隠しをされ、しばらく走ったと、降ろされ、歩かされ、エレベーターに載せられ、部屋に入れられ、目隠しが外されたときには、いま、自分がいる、檻の中でした。そこで、猿轡をされ、手足を竹竿にひろげて括られ、三人の男から順番に、セックスされてしまったのでした。
<なによ、なにしてるのよ、わたし、ここから、逃げ出さなくっちゃ>
連れ込まれてきた場所が何処なのか、佳織の目の前に見えるのは鉄格子。畳一枚分の床、その向こうにドアがあります。なんだか、からだのなかが火照っている、佳織はムラムラの感じがしています。そうこうしているうちにドアが開かれ、男が入ってきました。
「佳織、落合佳織、出ろ、向こうの部屋で、仕事をしてもらう」
カチャンと錠が外され、鉄格子のドアが開かれ、洋服を着た佳織が連れ出されます。監禁室のドアから出ると、そこは16畳のプレイルームです。
「わかるかい、お嬢さんだろ、わかるかい、プレイルーム、ここがおまえの仕事場だ」
羞恥部屋と呼ばれているプレイルームには、女子が拘束されてアクメを迎える道具が置かれています。佳織は、ネットの中で、写真をみたことがありますが、現実に、目の前に、実物を見せられて、アッと驚くばかりです。
「よく来たね、先ほどは、美味しくいただきましたよ、お身体を、ありがとう」
佳織は、その男が大村直人といい、チームのリーダーだと紹介されます。小柄だけれどスリムなボディで逞しい筋肉です。佳織の世話をする男は奈倉明夫といいます。女子を緊縛することを研究中で、栄養士の資格も持っているといいます。控える学生の小椋啓介は、スタジオカメラマンをめざす大学三年生。佳織と同じ大学の映像学部の学生です。
「ここに座れ、尋問に答えるんだ、いいな」
羞恥部屋の真ん中に置かれた角ばった木製の背凭れ椅子。佳織は座らされます。間接照明で、佳織の座ったまわりだけが明るくされています。
「名前は、落合佳織、学生証を預かっているから、わかる、二十歳だな、文学部だな」
佳織は、うなずくだけで、言葉は発しません。
「スマホは、預かる、佳織の先輩、啓介が管理する、いいな」
外部との連絡は、スマホだけど、LINEも、Twitterも、メールも、電話も、啓介が佳織になって管理するというのです。
「ここは、アダルト映像のDVDを作っている工房だ、出演者は落合佳織、実名で販売だ」
「ええっ、それは、そんなことは、しないで、ください、だめです」
「そうだな、契約しよう、モデル契約だ、秘密は守る、心配するな」
背凭れ椅子に座っている間も、むずむずしている佳織です。男たちは、佳織が淫乱ジュースをコップに何杯も飲んでいて、その効果が現れていきていのを知っています。
「ほうら、おれが言うとおりにするんだよ、佳織、スカートをめくって、膝をひろげて」
<ええっ、ここで、スカートめくって、お膝をひろげるって>
「言われた通りのことをする、佳織、たっぷり、かわいがってやるんだから、なっ」
「そうだぜ、スキン、ひとつ使わせてもらったけどさ]
「そうだよ、佳織、三日間、あと11個残ってる、楽しみだよ」
「楽しみだ、学校で一番人気の女子だろ、その佳織とオメコする、最高じゃん」
<ああ、やめて、そんなはなし、わたし、どないしょ、ああ、ムズってるぅ>
椅子に座って、スカートをめくりあげて膝をひろげると、ショーツが見えるんですが、ショーツの股布はハサミで切られてあるから、股の真ん中の作りが丸見えになるんです。

-8-
羞恥部屋に置かれている背凭れ椅子は赤色の鉄パイプ製です。座る処と背凭れは合成皮のシート張り。椅子を前後に傾けることができます。手をひろげさせ、足をひろげさせることができます。
「ああん、スキンだなんて、11個も残っているなんて、いやです、そんなのぉ」
椅子に座って足をひろげろと言われて、戸惑いながら、男の言葉に反応する佳織です。
「さあ、足を、足置きに、置くんだ、置くんだよ」
明夫が、躊躇する佳織の足首をアームの足置きに置かせます。置かせて膝上をアームのベルトに留めます。左右の足を足置きに置かせ、膝をベルトで留められた佳織。
「ああん、だめですぅ、こんなの、だめ、だめ」
手首を首の横から斜めに伸びるアームに留められだしたのです。左の手首が持ち上げられてベルトが巻かれ、右の手首が持ち上げられてとめられます。バンザイをする形にされてしまった佳織。足は太腿からベルトで留められた膝、そうして足首までの右と左が、少しづつひろげられていきます。
「ふふふふっ、佳織、いい格好になるんだよ、うっふふっ」
正面に腕組みして立っているリーダーの大村直人が、ニタニタ顔で、佳織に言っています。ブルーのセーターを着、スカートを穿いているて佳織。下着はキャミソールとブラジャー、それに股布が切られているショーツです。太腿がひろげられていきます。膝がひろがります。椅子が後ろへ15度ほど傾けられます。
「ああん、みちゃ、いや、みないで、ああん」
股布が切られた股を、明夫と啓介が覗き込みます。そこは、佳織がいちばん隠したい処です。股間、見られて一番恥ずかしい処です。スカートがめくられ、ショーツを穿いているものの、股布が切断されていて、露出なのです。
「明夫、弄ってやれ、啓介、カメラの準備、いいな」
直人が静かな声で、二人に指示します。明夫は、露出している股の真ん中を、左右の手指で弄りだします。閉じている大陰唇の間を、指でなぞりながら、開いていきます。カメラが下から仰ぐように、そこが開かれていく光景を撮っています。

















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佳織の淫らな体験






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佳織の淫らな体験-2-

佳織の淫らな体験-3-

佳織の淫らな体験-4-

佳織の淫らな体験-5-