えろす萌子
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 1〜8 2022.3.4〜20223.11

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三条木屋町を上がった左側に、二階建て古民家風の店舗があります。一階には町の芸術家たちが出入りする10坪ほどの厨房兼居酒屋、表のウインドウから見えるのが6坪の木屋町画廊です。二階はスタジオになっていて、第一室と第二室、いずれも8坪の広さです。大倉萌子(おおくらもえこ)はアルバイトで画廊とスタジオの管理をするスタッフのひとりです。居酒屋は料理人の白井浩介(35)、この家屋の持ち主は佐々木修一(50)。萌子は佐々木のお気に入り女子です。萌子の年齢は21歳、身分は芸術大学の学生です。
「萌子、わたしのかわいい、萌子、さあ、今夜は、よろこばせてやるよ」
スタジオの二階から屋根裏へあがると、四畳半がふたつ繋がったお仕置き部屋になります。真ん中に襖が入れられると四畳半の部屋が二つになります。
「はい、ご主人さま、お部屋で、お待ちいたしております」
屋根裏の部屋へは萌子が先にあがります。四畳半のお仕置き部屋、もう一つの四畳半は布団が敷かれた寝間です。この二つの四畳半でエロスなショーが行われます。でも今夜は、エロスショーはありません。佐々木修一と白井浩介が、萌子を弄ってやるのです。佐々木は絵描きです。萌子をモデルに絵を描いたことがきっかけで、専属の女子になったのです。萌子は生活の面倒一切を佐々木から施されています。萌子が屋根裏部屋の四畳半で、佐々木があがってくるのを待つこと5分、畳に座っている萌子の前に立ちます。萌子は、絹の白いさらさらキャミソール姿です。そのしたは生成りのブラとショーツ。萌子が立ち上がります。身長は155p、細身ですが、バストとヒップはそれなりに立派です。
「いいおんな、だよ、萌子、さあ、こんやは、たっぷり、ふふふふっ」
「はい、ご主人さま、こんやは、たっぷり、ああ、たっぷり」
萌子は、美しい、髪の毛は肩にかかるほど、おかっぱ、うりざね顔、少し意味ありな憂い顔、男の心をゆする美女です。紅い座布団に、萌子を座らせ、その前に佐々木が立ちます。
「浩介が来る前に、萌子、息子をよろこばせておくれ」
萌子は、佐々木が穿いたズボンのベルトをはずし、ジッパーを下ろし、ブリーフのうえから、男のモノを撫ぜだします。佐々木は仁王立ちです。浩介が居酒屋の仕事を終えてから合流する時間まで、まだ小一時間あります。いま午後10時です。
「ご主人さま、おちんぽ、おちんぽ・・・・」
萌子は、うっとりと潤んだ表情をつくって、ブリーフに隠れた男のモノに頬ずりします。佐々木にはその萌子の行為と表情に、心を癒され、ムクムクと大きくさせてしまいます。萌子が、ブリーフを太腿の根元にまで下ろして、もう勃起してしまったちんぽを、露出させます。
「あん、ああん、ご主人さま、おっきい、ああ、こんなに、おっきい・・・・」
萌子は、陰茎に右手を巻いて握ります。四畳半の真ん中に萌子が足を流して座った紅い座布団。佐々木は、勃起させたちんぽをしゃぶりだす萌子の頭に手をのせて、ぎゅっと腰を突き出します。

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立っている佐々木の勃起させたちんぽを頬ずりする萌子。右の手で軽く握ってしごいて唇でハモニカします。そうして亀頭を唇にはさみ、陰茎半ばまでを口のなかに頬張る萌子です。
「上手になったな、萌子、フェラチオ、男をよろこばせるテクニックだよ」
「ううっ、うう、うう、うううっ」
萌子はフェラしながら、うんうんとうなずき、目線をあげ、佐々木の顔を見上げます。佐々木はフェラをおえさせ、萌子を立たせ、着けている絹のキャミソールを脱がせてしまいます。
「さあ、萌子、お乳をみせなさい、それからお股もだ」
つまり、ブラとショーツを脱ぎなさいというのです。萌子は、やっぱり恥ずかしい、男の人の前で裸になるのは恥ずかしいです。でも、うつむいて、ブラをはずし、ショーツを脱いでしまいます。佐々木に見つめられているのがわかります。右手で乳房を隠します。左手で恥丘に生える陰毛隠します。佐々木の前に立ったままの萌子。ぽっちゃり、ぷっくら、腰が窄み臀部が膨れ、太腿には肉がついてのぽっちゃりです。
「ああっ、はい、はぁああっ」
佐々木の指示で、四畳半を仕切る柱の前まで後ずさりしたした萌子。
「手をのけて、ほら、萌子、立っているんだ、点検してやるから」
下半身を剥き出しにした170pの佐々木が、155pの萌子の前に立ちます。四畳半だから狭いといえば狭い畳敷のお仕置き部屋です。佐々木は、直立させた裸の萌子の肌を、お弄りするのです。たっぷり、時間をかけて、卑猥な言葉をかけてやりながら、弄って、萌子のなかをしっとりと濡れさせていくのです。
「ああん、ご主人さま、あん、あん、いやん、ああん」
佐々木は、両手を使って乳房をいじってやります。萌子の乳房の外側から裾に親指をいれ、四本の指で乳房を包んで揺すってやります。ぷっくら膨れた乳房は、きっちり盛り上がって弾力があります。21歳の乳房、垂れてはいません。
「柔らかいな、萌子、おっぱい、乳首を、ほうら」
「ああん、いやん、ご主人さま、ああっ」
乳輪から乳首を搾りあげられ、乳房全体を揺すられる萌子。乳輪が盛りあがり、乳首が起ちます。佐々木は、その乳輪に下唇をつけ、乳首を撥ねてやります。左が終わると右の乳首へ、乳首を唇に挟んで、もぐもぐしてやります。萌子は、身動きしないで、腕を腰にまで下ろしたままです。佐々木の魂胆は、乳房を弄んでやることで、おめこのなかを濡らさせることです。
「あん、いや、いやん、ああん」
五十男のいやらしさ佐々木の、手攻め、唇舌攻め、で女体をゆさぶるのです。しゃがみ込む佐々木が、陰毛を頬ずり、萌子の足をひろげさせ、手を使わずに唇と舌を使って、陰唇の穂先、皮をかぶせたままで刺激してやります。全裸の萌子、白い肌にあかみがさしてきて、しっとりと濡れだします。立っているのが辛い萌子、柱の前に裸体を崩し、座りこんでしまう萌子です。

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素っ裸になった萌子が柱を背にしておんな座りです。佐々木が手にしているのは縄の束。萌子を縛り上げてやるのです。
「いいな、萌子、縛られるの、好きなんだから、そうだろ」
「はぁああ、はい、ご主人さま、わたくし、エムです、だから・・・・」
「白井くんが来るまで、楽しませてもらうわ、なぁ、萌子」
「はい、ご主人さま、はい・・・・」
先にフェラさせた佐々木は、半袖のシャツを着ているだけ、下半身剥き出しの裸です。木屋町画廊の屋根裏部屋、四畳半が二つ、その仕切りの柱を背負って縛られる萌子です。柱の下から50pのところ、160pの竹竿が横にして括られています。後ろ手に縛られる萌子。手首を後ろで重ねて括られ、余り縄が前にまわされ、乳房の上下に巻かれます。
「ほうら、おっぱい、絞って、やろうね、ふふふふ、ふっ」
「ああああ、ああん、ご主人さま、ああん」
背中で手首を括ったところから肩を通って下ろした縄が、乳房と乳房の間の縄に通され、引き上げられて、萌子の乳房が絞られます。そうして、萌子が柱の前に座らされます。
「いい身体だ、萌子、ぴちぴち、白い肌、ぷっくら、おっぱい、いいねぇ」
「ああん、ご主人さま、いやん、そんなに、触らないで、いやぁあん」
佐々木が、萌子の前に座って、萌子の左肩に手を置いて、右手では、盛り上がった乳房を撫ぜてやります。
「さあ、さあ、萌子、あしをひろげて、あげましょう、ね」
佐々木が、萌子の足、膝を立たせて、ひろげさせ、膝に縄を巻きつけて、後ろの竹竿に括りつけてしまうのです。右の足首に縄がまかれ、ゆるゆるのまま竹竿に括られます。左の足首に縄が巻かれ竹竿に括られます。佐々木が、竹竿に括った二つの縄を、後ろにまわって引き上げます。萌子の足首がひろがり、引きあがり、足首が、竹竿に括られてしまったのです。
「ああん、ご主人さま、ああん、いやん、こんなの、ああん」
萌子はなされるがまま、股がひらいていくのを感じながら、羞恥に耐えます。
「ふふふふ、いい格好だよ、萌子、たっぷり、なぶって、あげよう、ね」
萌子の前にまわった佐々木が、腰から下、裸のままであぐら座り、それから足を投げ出し、萌子のお尻の左右へ、足を伸ばします。
「ああ、ひゃああん、ご主人さまぁ、ああん」
「おっぱい、ぷりんぷりん、なぶると感じる、そうだろ、萌子」
「ああん、感じます、感じる、ううっ、感じますぅ」
佐々木の目線は、萌子の股、その前の自分の半勃起のちんぽに注がれます。萌子のおめこと佐々木のちんぽ、その距離は、ほぼ密着です。でも、まだ、ちんぽ挿入はしません。乳房と陰部をたっぷり弄ってからです。

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木屋町画廊の屋根裏部屋、四畳半の畳部屋がふたつ。仕切りの柱を背にした全裸の萌子、開脚すがたにされて佐々木の手のなかです。
「ああん、ご主人さま、おっぱい、つまんで、つまんでくださいぃ」
目の前に足を投げ出し座っている佐々木に、絞り上げられた乳房の肌を撫ぜられています。後ろ手に縛られ、乳房を亀甲に絞り上げられている萌子。足首を括った縄が柱とは十字の160p竹竿に括られ、引き上げられた格好。剥き出しの股がひろげられているのです。
「ふふん、萌子、乳首を、つまんで、ほしいんだね」
「はぁあ、つまんで、もんで、くださいなぁ、ああん」
萌子の目の前に座る佐々木は、投げ出した足で萌子の臀部を挟む格好。腰を萌子の股に密着させて、いつでも勃起させたちんぽを、おめこに挿入できるよう、させておきます。
「あっ、ああっ、ご主人さま、あっ、あっ、ああん」
「柔らかい、乳首だね、萌子、いいんかい、気持ち、いいんかい」
「はぁ、いい、いいっ、あああっ」
佐々木は、左の手指で乳首を揉んでやりながら、萌子の右手を股に下ろします。太腿がひろげられて持ち上がったその真ん中です。佐々木が、陰毛したの陰唇穂先を中指で、弄ってやります。皮がかぶったままのクリトリスがある処です。まだ閉じたままの縦割れ唇です。乳首をつまんで揉んでやりながら、やんわり陰唇をひらいてやって、なぶっていくのです。弄られる萌子は、後ろ手に縛られ、乳房を亀甲に絞り上げられ、足首をひろげて肩の横にまで引きあげられた格好。裸の女体をくねらすとしても、くねらない、頭を揺すり臍まわり腹部を揺るだけです。
「だめ、ああっ、ひぃいい、いい、いい、ご主人さまぁ」
「ふふん、萌子、お毛ケ、撫ぜ撫ぜ、陰唇ひろげて、あげるから、なっ」
些細の右手が、萌子の股の縦割れ陰唇の間に、指をいれます。膣前庭を中指の腹でこすってやります。佐々木は、萌子の膣口から、ねっとり蜜が出てくるのを待ってやります。
「ああん、ああん、いれて、いれて、ほしい、ああん」
萌子は、もう耐えられないとでも言うように、甘ったれた声で、いれてほしい、と言い出します。佐々木は、乳首を弄っていた左手を、股におろして、親指で、陰唇をひろげて膣口を露出させます。左の中指をうえに向け、指の腹で膣口を撫ぜてやります。もう、しっとり、濡れだしている萌子の膣。佐々木のちんぽは、半勃起、腰をまえへ突き出すようにして、亀頭から陰茎裏を、陰唇のうちがわに密着、こすりあげてやります。亀頭を膣に入れるのは、もう少し、ビンビンに勃起させてから、です。

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佐々木は、陰唇のうちがわに、勃起ちんぽの陰茎を、密着させてこすってやります。股をひろげた萌子。足首を持ち上げさせ、ひろげて柱の竹竿に括られている萌子。後ろ手縛りで乳房を亀甲に縛り上げられた萌子です。
「ふふ、いれてやろうね、萌子、いれてほしいんだろ、ちんぽ」
「はぁあ、ああ、ご主人さま、ぁ、いれて、いれてください、ぃ」
萌子の正面に座る佐々木が、腰を引き、亀頭を萌子の膣へ、挿入します。とろとろ、萌子の膣、亀頭が突っ込まれて、萌子が呻きます。佐々木は、手を萌子の乳房にあて、腰をぐっと前へ突き出します。ぶすっ、ぶすっ、勃起ちんぽが、膣に埋められていきます。
「ひぃいいっ、ぁああっ、ひぃいい、いい、ですぅ」
「ふふふふ、萌子、ほうら、ちんぽ、入ったぞぉ、おおっ」
「はぁああ、ご主人さま、あああ、はい、はいっていますぅ、ううっ」
ぶっすり、佐々木の勃起ちんぽが、萌子の膣に埋め込まれて、股と股が密着です。萌子は、佐々木の目の前で、呻きます。手は後ろで縛られ、乳房は亀甲縄で絞りあがっています。太腿が逆八の格好で、膝が開かれ、足首は肩の横です。
「おお、おお、締まる、締まる、よう締まるよ、萌子」
「はぁああ、きつい、きつい、ご主人さまぁ、あああん」
ぶすっと挿し込まれた勃起ちんぽが、ゆっくりと引き出されます。ヌルヌルに濡れた勃起ちんぽです。佐々木は、膣に亀頭を挿し込んだまま、右手親指の腹で、クリトリスをこすりあげ、残りの指で陰毛を弄ります。
「ほうら、萌子、クリが突き出ているぞ、お毛ケ、柔らかいねぇ」
「ひゃああ、ああん、感じるぅ、感じますぅ、うううっ」
右手で股間をまさぐりながら、左手で盛りあがった乳房の乳輪を撫ぜてやります。親指の腹で乳首をはねてやります。
「あん、あん、ひぃい、ひぃい、いいいっ」
後ろ手に縛られた萌子が、悶え呻きます。萌子は21歳、芸術大学の学生です。ここ木屋町画廊でアルバイトする美貌の女子です。その萌子、佐々木のテクニックで顔をしかめ、喜悦に浸っているところです。とろとろと、勃起ちんぽが挿された膣からは、透明の、淫らな蜜が流れでてきます。居酒屋の料理人白井浩介がやって来るまでは、屋根裏部屋には佐々木と萌子のふたりだけ。佐々木が先に萌子を弄ってかわいがり、イカセてしまってその後に、浩介が萌子をかわいがるのです。萌子の性欲はそれでも尽きない妖艶です。

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木屋町画廊の持ち主佐々木修一(50)に可愛がられている芸大生の大倉萌子(21)です。四畳半ふたつの屋根裏部屋。萌子は後ろ手に縛られ、乳房を亀甲に絞り上げられ、股をひろげられて足は逆八の格好。萌子の前に座った佐々木が、勃起させたちんぽを、ひろがった股の真ん中へ、ぶっすりと挿し込んだままです。
「ああっ、ひやっ、ひぃいいっ、ご主人さまぁ、ああっ」
乳房を撫ぜ、乳首をつまんで揉んでやりながら、おめこのなかを、勃起ちんぽで擦っている佐々木に、萌子は喜悦の息づかいです。
「ふふふふ、ふふっ、萌子、気持ちいいか、ふふふふ、ふふっ」
「ひぃいい、いいっ、ひぃいい、いいっ」
表情をしかめ、ずぶずぶの快感を膣から注入され、づんづん気持ちよくなっていく萌子は、もう頭のなか真っ白、気持ちいいだけです。
「とろっとろっ、萌子、おめこから、お蜜が、とろっとろっ」
佐々木は、萌子のボルテージがあがって、アクメを迎える寸前にいるのを感じます。まだ射精するには余裕がある50才の佐々木です。
「ああ、だめ、あきそお、ああ、ああっ」
「ふふっ、ふふっ、いくか、萌子、いってもいいぜ、萌子」
「ああ、いく、いく、いい、ああ、いぐ、いぐぅ」
いぐいぐと、萌子が喘ぐ声を洩らして、アクメを迎えていきます。萌子、ああああああ〜〜、と声をあげ、女体を膨張させッきり、オーガズムを迎えてたのでした、ぐったり。
「いい声やなぁ、萌子、いってしもたんや、可愛いなぁ」
膣に挿し込んでいる勃起ちんぽを抜いてやり、足首の縄を解いてやり、後ろ手に縛った縄も解いてやります。ぐったりの萌子は畳に崩れて横たわります。白井浩介が来るまで、もう少しの待ってやります。萌子には、ショーツとキャミソールを身につけ、ダブルの新婚布団が敷かれたもう一つの四畳半へ。白井を待ってやります。
「はぁあ、よかったぁ、ご主人さま、イッテしまいました・・・・」
「かわいいな、萌子、もっと、もっと、気持ちよくしてやるから、ねっ」
「はい、ご主人さま、もっともっと、してください」
「もっと、もっと、してやるよ」
ダブルの布団を敷いた四畳半は、責め部屋です。天井近くには滑車が取り付けられ、革の旅行カバンには、女がよろこぶ道具が、詰められています。

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白井浩介が屋根裏部屋へあがってきたときには、もう夜が更けていました。萌子は佐々木から攻められイカサレてしまったけれど、さすがに21歳という若さ、まだまだ情欲を求めます。四畳半の布団が敷かれた畳部屋です。布団の足元には大きな鏡が張られています。天井からは滑車が取り付けられています。責めの道具は、革のカバンに詰められています。
「やあ、来ましたか、白井くん、萌子が、まだかまだかと、待っておった」
佐々木は、もう一つの四畳半、お仕置き部屋にいて、動画と写真を撮るカメラを用意しているのです。
「お待たせ、萌子、麗しいねぇ、白いキャミ、おっぱい透けて」
萌子は、白いシーツの布団のうえ、腰までのキャミソールに白いショーツ姿、太腿から足先までナマ足です。肩に細い紐状のキャミソールが、まるで娼婦をおもわせる萌子です。白井浩介は35歳の独身、一階の居酒屋の店長です。
「たっぷり、楽しんで、やってよ、ぼくは、カメラで追うから」
佐々木は、先に楽しませてもらったから、あとは白井浩介が萌子と絡むところに立ちあって、動画を撮り、写真を撮るというのです。部屋の照明は天井四隅からのスポットライトで、白いシーツの布団がいっそう白く光ります。萌子の白い肌が艶やかに浮き立ちます。
「萌子、ぽちゃぽちゃ、柔らかいからだ、食べ応えがありますね」
白井が萌子に近寄ります。萌子を布団に座らせ、足を左に流させ、120p目の前の大きな鏡に姿態を映させます。白井は晒しの褌を締めていて、男らしい筋肉質です。あぐら座りしてうしろから、萌子を抱きます。
「いい匂いだね、萌子、美大で、絵を描いてるんだよね、萌子」
白井が、萌子の後ろから、耳元に息を吹きかけるようにして、言葉を紡ぎます。萌子はうつむきかげんで、目線を落しているのが、鏡を見る白井にはわかります。
「ああ、白井さま、わたしを、こわして、ほしいです・・・・」
「うん、うん、いつもより、きつめがいいのかな、縛ってやるよ」
浩介は、萌子を後ろから抱きますが、手をキャミの裾からいれ、乳房にかぶせます。
「温かい、おっぱい、柔らかい、おっぱい、ぷっくら乳房だねぇ」
浩介は手腕で、白いキャミソールをめくりあげ、萌子の胸、乳房を露出させます。キャミを首から抜いて脱がせます。腰から股には白いショーツを穿いただけの萌子。浩介は、萌子を抱き、萌子のからだを捩じらせ、顔を横にさせ、唇を重ねてやります。萌子に舌を絡ませてやって、萌子の自制心を奪ってしまうのです。
「ううっ、うう、うう、ううっ」
うしろから浩介に抱かれた萌子は、横に流していた足を、前に出されて、膝をひろげさせられ、立たせます。浩介がキッスを解いてやります。萌子に前を向かせます。ショーツだけの裸です。萌子は太腿をひろげ、膝を立てた格好で、開脚のМ姿を鏡に映されます。佐々木は、斜め前からカメラを構え、動画を撮っていきます。

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新婚用布団が敷かれた四畳半、壁に張られた鏡の前で開脚?姿だけどまだ白いショーツを穿いたままの萌子です。萌子の後ろには褌姿の浩介が、足を投げ出し萌子を挟んで抱きます。
「萌子、ショーツを脱いで、素っ裸に、なろうか」
浩介は、後ろから抱いて、乳房に手をかぶせ、萌子の耳元で囁いてやります。
「はい、白井さま、わたしを、はだかに、してください」
「そうか、じゃあ、ショーツを脱がしてあげよう」
浩介が、ショーツの腰に手を入れ、尻を浮かせて脱がせます。鏡の横に佐々木が座っていて、カメラを構えています。ショーツが太腿の根っこまで脱がせられます。太腿で横にひろがるショーツの布。後ろから浩介がショーツの真ん中を握って、膝までおろし、持ち上げます。開脚М姿の萌子。ショーツが脱がされた股が、鏡に映ります。佐々木が手にしたカメラで、動画が撮られます。
「ああん、いやん、ああん、だめっ、いやん」
膝と膝に渡った紐状になったショーツが、持ち上げられ、引っ張られ、萌子の頭をこえて首後ろにまでおろされます。萌子、膝が肩のまえです。その膝がひろげられます。
「いい格好だよ、萌子、ほうら、お尻をまえへ、ずらせて、ほうら」
「はぁああ、あん、ああん、あああん」
うしろから浩介に抱かれていた萌子が、上半身を前にずらされます。萌子の頭後ろが、浩介の首の下、肩が胸にあてられ、背中が腹から腰へ、萌子にも鏡のなかが見えるようにしてやります。
「見てみろ、萌子、股がばっちし、映ってるねぇ」
「ああん、はい、うつっていますぅ、ああん」
窮屈な姿勢になった萌子の全裸。ショーツを穿いたままの膝から紐状になって首後ろです。左右の膝がひろがって持ち上がった萌子のお尻、まん丸い臀部が前に、突き出されているのです。
「なぶってあげよう、うれしいか、萌子、おめこ、剥いてあげよう」
「ああん、ひゃああ、ああん、白井さま、ああん」
浩介の腕が、後ろからのばされ、手が股に当てられます。ペタンと置かれた手の平が、親指は恥丘に生える陰毛をまさぐり、人差指が陰唇の外側にあてられ、おしこまれて、花開くようにひろげられるのです。
「ようく見るんだよ、萌子、きれいなピンク、萌子のおめこ」
膣口は、もうとろとろ、愛のお蜜で、濡れそぼっています。
「ああ、いや、だめ、ああ、ああ、あああん」
浩介は、後ろからの両手で、萌子の股の陰唇を、ひらいてしまいます。巧みに陰唇のうちがわを撫ぜながら、クリトリスを剥き出し、膣口をひろげだすのです。佐々木はカメラで克明に、萌子の股から全身を撮っていきます。












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