えろす冴子
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 40〜45 2022.2.19〜2022.2.26

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お布団のうえ、冴子は後ろ手に括られ、足首を交差させて括られ、その足首はお臍の上です。足を投げ出して座る青木先生に、背中から抱かれています。開いた股の真ん中の、冴子のおめこには、勃起ちんぽが挿し込まれ、きっちり密着状態です。
「ああああ、ひぃいい、あああん」
青木先生、抱いた冴子を左右にゆすり動かします。勃起ちんぽが挿入されていて、からだごと股が左右に動かされるので、ちんぽ、亀頭が膣の襞をこすります。冴子の奥へズキンズキンの快感が仕込まれていきます。二十歳の美女、冴子が、呻き悶えます。
「おお、おお、冴、いいぞ、いいぞ、いいだろぉ」
「うう、ああ、ひぃいい、先生ぃ、いい、いい、いいですぅ」
「とろとろだよ、冴、おっぱい、揉んでやろうね」
「うう、ああ、ひぃいい、いいぃ」
冴子の膣には、勃起ちんぽが挿し込まれたままです。左腕で冴子を抱え、自由になった右手を乳房にかぶせる大学教授の青木先生。乳首をつまんでやってひっぱって、その指でモミモミしてやります。冴子、膣からは、トロトロの蜜をだしてきて、陰唇がぽっちゃり、開いています。乳房がシコって、乳輪が膨れ、乳首はピンピンに起っています。
「ひぃいいい、はぁああああ、ダメです、うううっ、うわぁああっ」
冴子の喜悦する声が高まってきます。三畳の間、ふかふか夜具のうえ、冴子は、もうろう、気持ちが昂じて気を失いそう。絶頂を極めていきます。青木先生、いったん勃起ちんぽを抜いて、冴子から腕を抜き、急いでスキンをつけてしまわれて、足首の紐を解いてやり、後ろ手のまま身体を仰向かせ、足をひろげさせ、正常位で、勃起ちんぽ挿入です。
「ああん、あん、あん、ひぃいい、いぐ、いぐ、いぐぅ、ううっ」
ぶすぶす、青木先生も最後の最後です。ぶすぶす、ピストン運動、速めていって、冴子がアクメを迎えるところで、膣の奥にまで挿し込んだ勃起ちんぽが爆発、発射、射精です。先生、ぐったり、冴子もぐったり、力を抜いた冴子は、おしっこを飛ばしていて、シーツはびっしょり、青木先生は、勃起が静まるまで冴子と密着したままなのです。

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<えろす冴子>
甲山洋品店の店員、噂の美女、店にいる冴子の顔を見に、おじさんたちがやってきます。おじさんたちは、陳列棚に並んでるエッチな下着とか、大人の玩具とか、を買っていかれます。洋品店の近くには、映画館があり、飲み屋があり、スナックがあり、洋品店があります。ここは歓楽街です。ストリップ劇場で演技する野上明夫(30)が、冴子の店にやってきました。スナック貴子の二階で行われたショーで、冴子の相手をしたイケメン男子です。
「ねえ、ねえ、冴子ちゃん、ぼくとつきあわない?」
冴子も、嫌な気分というより、憧れの男子な感じで、お客さんに見られながらセックスしてもらって、恥ずかしかったけど、忘れられない相手です。絵描きさんも大学の先生もけっこうお年寄りでした。野上明夫は優しい男ですし、30歳と若い男子です。冴子は、明夫とつきあってみようか、と心が動かされます。
「うん、うん、いいわ、喫茶マリーね、10時に、行きます」
冴子は、洋装店の閉店は夜9時だけど、明夫がいる劇場が10時前に終わるので、会うのが10時なのです。冴子が先にマリーにはいって、注文しないで待っていると、明夫がやってきて、前に座ります。冴子はホットケーキを、明夫はピラフを注文して、食べて、それから、冴子は、明夫のアパートへ連れられていきます。明夫のアパートは銭湯の横の路地を入ったところの文化住宅、階段をあがって二階に入口があります。
「おれ、惚れたんだよ、おまえに、いや、おまえのからだに、かなぁ」
「うん、ああ、あのとき、恥ずかしかったよ、わたし、でも」
「でも、って、どうゆうことだい、ゆうてみろよ」
「気持ちよかった、いっちゃったのよ、初めてよ、あんなの」
「そういうことか、相性がいいのかな、今夜も、してやるよ」
明夫のアパートの部屋は、四畳半と三畳、それにキッチンとトイレ、狭いお風呂があります。三畳には布団が敷かれていて、四畳半が居間というところです。
「そうだよ、二人、生活できるよ、ここで、冴子、よかったら」
冴子は、明夫と生活することは、思ってもいません。でも、世話してあげたいなぁ、との思いは女心です。部屋にストーブをいれた明夫が、冴子を抱きにかかります。フレアスカートにジャンバー、そのしたにセーター、シュミーズ、ブラジャー、パンティ、ソックスです。明夫は、皮ジャンバーを脱ぐとシャツ、ズボンのしたは黒パンツ。革の旅行鞄が置かれていて、明夫が蓋を開けると、中には縄の束、男根張形、手拭、刷毛、などなど。明夫は、冴子に道具を見せてやり、冴子の反応を見ています。
「おまえ、やられて、好きなタイプやろ、してやるよ、おれ、好きなんだ」
冴子は、声には出さなかったけれど、嫌ではありません。なにかしらゾクゾクしてくるのです。
「部屋、温かくなったら、裸にして、縛ってやるから、いいな」
「あっ、はっ、ハイ」
「おめこ、してやるよ、あとで、だけど、なっ」
明夫はサディスト、冴子はマゾヒスト、役割としてはそういうことになります。
「さあ、立って、服を、脱げ、自分で、脱ぐんだ」
「は、はっ、はい」
四畳半の部屋は狭いです。三畳と続きですが、冴子、立ち上がって、明夫を背にして、セーターを脱ぎ、スカートを脱ぎ、シュミーズ姿で、ブラとパンティ着けたまま。明夫は、黒パンツ、けっこう筋肉があります。

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冴子は明夫のアパートでセックスです。肌身にはブラとパンティで、シュミーズ姿、明夫の前に立っています。黒パンツだけの明夫が、冴子を抱き、シュミーズをたくし上げ、胸を露わにさせて、ブラジャーのホックをはずし、乳房をむきだします。
「ああん、明夫さん、あっ、はぁああ」
シュミーズを脱がされ、ブラもとられて、冴子はパンティだけです。ぷっくらの乳房を、明夫がつかみます。右手で乳房をつかんだまま、抱き寄せられ、キッスされる冴子。もう、めろめろな感じの冴子。パンティのなかに手を入れられ、股間の柔らかい処をまさぐられます。
「ああ、はぁああ、ああっ」
冴子の手が明夫のパンツのなかへ入れられ、明夫のちんぽを握ります。もう半分以上勃起している明夫のちんぽです。明夫は、抱いている冴子を離し、黒パンツを膝まで下ろして、腰を露わにします。冴子に、ちんぽを咥えろと、畳に座らせます。
「たっぷり、咥えて、舐めるんだ」
「ああ、はい」
冴子が、にょきり突き出る勃起ちんぽの陰茎を右手で軽く握ります。亀頭と陰茎の上部が突き出て、冴子が口に含みます。
「いいぞ、冴子、じょうずにしゃぶるんだよ、上手に、なっ」
パンティを穿いただけの冴子は、言われるままに、フェラチオに応じています。勃起しているちんぽを、手でこねながら、唇を這わせ、舌でなめ、表から、裏から、完全勃起するところまで、なめあげます。
「上手に、ほら、じゅぱじゅぱ、じゅるじゅる、音をたてろ」
「うう、ううう」
冴子は、明夫に言われるまま、フェラチオをきわめていきます。フェラが終えられ、冴子は、再び立たされ、パンティを脱がされ、全裸です。全裸の明夫が、全裸の冴子を寝かせます。畳の上、仰向きに寝かせて、正常位。明夫が冴子の足元に、座り込み、太腿をひろげさせ、その間にはいり込み、膝を立たせます。フェラさせた勃起ちんぽを、もう、そのまま、冴子の股に、挿し込んでやります。冴子の膣は、クンニされないまま、指を入れられないまま、まだ濡れもすくなく締まったなのです。明夫は、ギスギスの初々しい膣に、勃起ちんぽを挿入するのが、醍醐味なのです。
「ああん、ひぃいい、明夫さま、ああ、ああ、ひぃいい」
「ほうら、冴子、いいやろ、おれのちんぽ、いいやろ」
「はぁああ、ひぃいい、いい、ちんぽ、いい」
ぶすぶす、明夫にちんぽを挿し込まれたら、その威力に女はメロメロになっていきます。冴子は、明夫に愛撫されながら、強力な勃起ちんぽ攻めで、ヒイヒイ、ハアハア、二十歳の女体をくねらせ、呻き悶え、イカサレていきます。

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明夫のアパートの部屋へ来た冴子。四畳半と三畳の和風です。三畳が寝間で布団が敷いてあります。四畳半、冴子は、素っ裸になって抱かれています。素っ裸の明夫は、最初だから正常位で冴子をイカセてやります。
「ほうら、冴子、ええやろ、おれのちんぽ、ええやろ」
「はぁあ、いい、いい、きもちいい、いい」
冴子は畳に背中をつけ、足をひろげています。明夫が冴子の太腿の間にはいり、両腕で、冴子の膝をうちがわから持ち上げ、お尻を畳から浮かさせます。股がひろがり、その真ん中へ勃起ちんぽが挿し込まれています。若い筋肉質の明夫です。セックスには自信たっぷり30歳です。華奢な冴子をメロメロにさせます。冴子には自分の勃起ちんぽを、忘れられなくしてやるのです。
「ええやろ、冴子、イッテもいいぜ、声だしてもいいぜ」
「ひいいい、ひぃいいい、ああ、明夫さまぁ、ああっ」
「ほうら、ぶすぶす、ぬれぬれ、冴子のおめこ、ヌレヌレだよ」
明夫は、膝をひろげて持ち上げた腕を、冴子の背中にまわして抱きしめます。勃起ちんぽが、ぶっすり、挿し込まれたままです。冴子は、明夫が腰を左右にゆすっているのが快感です。膣のなか、奥のほう、膣襞から子宮口、亀頭でこすられ、カリ首いでこすられ、ヒイヒイ、とっても、とっても、気持ちいいです。
「ひぃいい、ひぃいい、あん、ああん、ひぃいいっ」
「かわいいな、冴子、かわいいよ、おれのちんぽ、好きか」
「すき、すき、明夫さま、好き、好き、ひぃいい」
「ほうら、イクか、冴子、イッテもいいぞ、ほうら」
明夫が勃起ちんぽを亀頭だけ残して引抜き、ぶすっ、と根元までいっきに挿し込んでやります。明夫に抱かれた冴子、じんじんと快感を、女体のなかに注ぎ込まれて、メロメロです。初めて、初めて、おじさまを相手にしていた冴子には、明夫のちんぽは新鮮です。
「いく、いく、ああっ、いぐ、いぐ、いぐぅうう、ううっ」
冴子がオーガズムを迎えて、明夫が勃起ちんぽを引っこ抜き、スキンつけていないから、射精をがまん、つぎのステップで冴子をイカセてやるときに、膣のなかで射精してやるつもりです。
「よかったか、冴子、いい声だして、鳴いていたぜ、冴子」
まだ冴子はアクメの余韻から覚めていなくて、足をひろげたまま、ぐったり、明夫のちんぽを握りしめて仰向きです。
「ううん、ああん、よかった、とっても、きもちよかった」
「さあ、喉が渇いたやろ、冴子」
「はああ、ありがとう、明夫さま」
「かわいいなぁ、おまえ、たっぷり、おもいっきり、かわいがってやるぜ」
「はい、かわいがって、ください、明夫さま、ああ」
冴子は、明夫の肉体だけでなく、優しくしてくれる心にも、心が惹かれていきます、愛します。

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午後からは甲山洋品店で店番している冴子です。お店が終わるのが夜九時なので、明夫のアパートへ行くのはそれからです。明夫がアパートの部屋へ帰ってくるのが夜十時過ぎ。冴子は、手料理を作って明夫に食べさせ、そのかわりに、濃厚なセックスをしてもらいます。ますます美しくなってきた冴子の噂は、歓楽街へやってくる助平な男たちにひろがっています。大人の玩具を買いに来る中年おじさんたちは、冴子のつぶらな顔立ちに、陳列台から出された大人の玩具の、使い方を教わりながら、ほだされて買っていきます。
「はい、これは、こうして、使ってあげたら、よろこびます」
冴子が、具体的な使い方を、教えてあげます。たとえば、男根張形なら、お客さんがお口に咥えて、温めてあげて、またのまんなかに、さしこんであげると、よろこぶのんですよ。そういう説明を冴子から身振り手振りでされると、おじさんは照れて、冴子の顔をみて、なかには、使ってもらったことあるのかい、と問うてきたりするんです。冴子は、うん、はい、きもちいいですよ、と答えると、客のおじさんが喜んで買っていくんです。
「冴子、ちんぽ、してくれよ、それからだ」
明夫は、部屋へ帰ってくるなり、エプロン姿の冴子に、フェラチオを要求します。明夫のちんぽは勃起したら特大です。冴子が、フェラしてちんぽを特大にしてあげるのです。
「ああ、おっきい、いい、明夫さま、ああん」
明夫が穿いているズボンの、ファスナーを下ろして、パンツの割れ目から、ちんぽだけを露出させ、口に含んで大きくしてあげる冴子です。服を着たまま座り込み、仁王立ちになった明夫のちんぽを、握って唇を這わせながら、じゅぱじゅぱ、勃起させ、ギンギンにさせ、そこで明夫がズボンとパンツを脱ぎ、冴子のパンティを脱がせて、服を着たままで、冴子を犯す要領でけっこう荒々しく、セックスしていかれるのです。
「ほら、四つん這い、そうだ、尻あげて、足ひろげて」
畳の上で、冴子は服を着たまま、四つん這いです。パンティは脱いでいるから、四つん這いになってお尻をあげると、明夫が、スカートをめくりあげ、お尻を丸出しにさせ、後ろから勃起ちんぽを、挿し込むのです。四つん這いになった冴子の膣に、勃起ちんぽを挿し込んだまま、冴子を縛っていく明夫。腰を二重に括った紐を四つん這いの膝の外側から内側へまわして、腰を巻いた紐へ引き上げ、括るのです。冴子の足がカエル状になり、お尻をあげたまま、仰向かされてしまいます。腰に巻かれた紐が、足の膝に巻かれて、腰に留められ、仰向けにされると太腿が、逆八の形です。エプロンを着け、セーターを着て、スカートをつけ、シュミーズにブラジャーの上半身。明夫は、女を着衣のまま、股と乳房だけを露出させて、責めあげていくのが好きです。ちんぽを巧みに使いこなし、女を、冴子を、たっぷり責めあげ、よろこばせてやるのです。

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冴子は明夫と知りあって、明夫のアパートへ行くようになります。明夫のセックステクニックにメロメロにされる冴子です。
「冴子、よろこべよ、縛ってやるから」
「ああ、明夫さま、わたし、ああ、もう、とろけるぅ」
四畳半の男の部屋です。冴子は、裸にされて、縛られます。乳房は亀甲に縛られ、股をひろげさせられ、弄られるのです。
「ふふふふ、冴子、いいぜ、もっと鳴いても、いいんだよ」
「あっ、あっ、ああん、いい、いい、ひぃいいっ」
明夫が、男根張形で、ひろげさせた股の真ん中を、攻めてやります。勃起ちんぽで攻めるのは、最後です。冴子は、明夫のテクニックに、鳴いて歓びます。直径3p長さ15pの男根張形です。カリ首が深く、陰茎にはイボイボ突起、特製の手づくりです。
「濡れてきたぜ、冴子、とろとろじゃないか、ほうら」
「ああ、ああん、ひぃいい、ひぃいい」
あぐら座りの明夫が握る男根張形。冴子は畳に仰向き、股をひろげさせられ、寝転がされています。明夫が、搾りあがった乳房を撫ぜ、乳首をつまんでやりながら、ぶすぶすっ、とおめこに男根張形を挿し込んでいるのです。
「冴子、おめこのおく、こすってやるぜ、ここか、気持ちいいか」
「ひぃいい、きもち、ひぃいい、ひぃいいっ」
冴子のからだ、乳首がぴんぴん、乳輪からのもりあがり、ひろげた股の真ん中は、ぬるぬるです。陰唇がめくれあがってとろとろの蜜があふれ出てきます。
「ひぃいい、ひぃいい、ああっ、明夫さまぁ、ひぃいい、きもちいいですぅ」
「ふふふふ、ちんぽ、ほしいか、咥えるか」
「ああ、ちんぽ、咥えたい、ほしいです、ほしい、ぃい、いいっ」
あぐら座り明夫が、仰向いた冴子の顔を引き寄せ、ちんぽを咥えさせます。咥えさせたまま、乳首を揉んで男根張形で、おめこを弄ってやります。
「うう、うう、うぐ、うぐ、うぐぅううっ」
冴子が、咥えた勃起ちんぽをぎゅっと吸います。吸って顔を前後にうごかします。二十歳の冴子、縛られたまま、アクメに昇らされていきます。男根張形から明夫のナマ勃起ちんぽに変えられ、ぶすぶすは騎乗位、明夫が仰向き寝転んで、冴子が馬乗りになります。冴子が、お尻を上げ下げ、勃起ちんぽで膣のなかを擦ります。明夫は、冴子が倒れないように、手を冴子の乳房にかぶせて揉んでやります。冴子のからだのなかをぐじゅぐじゅに、とろとろにさせていきます。アクメへ昇っていく冴子。もう必死で求める快感です。冴子には、夜な夜な明夫の勃起ちんぽがないと生きていけない、女になっていくのでした。
(おわり)






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