えろす冴子
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 32〜39 2022.2.11〜2022.2.18

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<悶える冴子>
佐伯画伯のモデルをおえた冴子が、休みを一日もらったあと、甲山洋品店の店番です。佐伯画伯には、恥ずかしいスケッチをされ、お写真に撮られました。冴子は、アトリエでの出来事を、思い出します。<ああ、恥ずかしい、でも、嬉しかった、どうしてなのか>
<ああ、佐伯先生、また、呼んでほしい、わたし>
頭の中に、経験したことが浮かんできて、洋品店の奥の陳列ケースに並んでいる大人の玩具を、眺めてしまいます。
「はい、ああ、お久しぶりです、おばさん」
お店に来られたのは、旅館風水の女将さんです。伊垣真治に棄てられてから、ひと月ほどになります。
「冴子ちゃん、元気にしてる?」
にこやかに女将さんは、冴子に話しかけてきます。あたらしい旦那はできたのか、と訊ねてきたのです。冴子は、いいえ、と答えると、女将は、旅館風水へ来るお客さんで、大学の先生なんだけど、だれかいい子を紹介してほしい、というのよ、と冴子に耳打ちしてきたのです。
「はい、おばちゃん、どんな人なのか、会ってみてもいいわよ」
「夜だけやから、ここ、終わってから、で、いいから、ね」
「はい、じゃあ、あさって、おばちゃんとこへ、いきます」
「よかった引き受けてくれて、夜八時、いいわね」
女将は、カーテンで仕切った奥の陳列ケースの前に立って、眺めています。店番の冴子は、黙っています。女将は、ずいきで編んだ男根を、ベルトを、刷毛を、と女が喜ばされる道具、大人の玩具を、陳列ケースのうえに並べて、買うというのです。
「ねえ、冴子ちゃん、こんなの、使ってもらっても、ええんやろ」
女将は、冴子の性癖を知っています。伊垣の性癖がそのほうに向いていて、冴子が飼いならされていったことを、知っていたから、大学の先生だという男のために、用意しておくというのでした。それからコンドームをひと箱、旅館風水の女将は、現金で買って帰ったのでした。
「風水の女将さん、来てたんやな、お得意さんやし、だいじにしいや」
「はい、ご主人さま、だいじにします」
甲山洋品店のオーナー甲山武久の妾さんは、島津京子です。洋品店の二階の一部屋、冴子がいる部屋の対面の部屋にいる23歳の女です。そういうこともあって、冴子には手を出してきません。

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夜の八時前に、冴子が旅館風水へいくと、もう大学の先生は来ておられて、お部屋でお待ちになっている、というのです。冴子は、女将と一緒に二階の桜の間へあがります。
「いやぁ、来たか、ほぉおお、かわいい子じゃない、待っていたよ」
青木先生、五十くらいにみえる学者さん。冴子は、女将の後ろに身をひそめる仕草で、青木先生を見ます。
「冴子という名前の子、先生、よろしく、お楽しみ、くださいな」
「さえちゃんか、冴ちゃんだね、かわいいね、とっても、いいね、よろしく」
女将は部屋から退き、襖が閉められ、冴子は、青木先生と二人だけになります。冴子が着ている洋服は、セーラー服、青木先生の好みらしくて、女将が用意していたのに着替えています。桜の間は四畳半と三畳のふたつの部屋、畳敷、襖で仕切れる三畳の間には夜具が敷かれています。黒塗りフタ付、衣装箱のような箱が、敷居と夜具の間に置かれています。箱のなかには、甲山で仕入れられた大人の玩具や細紐の束が詰められています。
「おまっとさん、お酒、置きますよ、あとはごゆっくり」
女将が、二合徳利二本とアラレの皿をのせた丸いお盆をもって、桜の間へ入ってきます。まだ、なにも、始まっていません。正方形の座敷テーブルにお盆を置いた女将が、青木先生によろしくというように会釈して、冴子の顔をチラリと見て、出ていきます。モジモジの冴子。高等学校へ行かなかった田舎もんの冴子には、セーラー服なんて着たのは、二十歳になて初めてです。
「さえと呼ぼうかな、冴、女学生なんだ、冴」
「はい、先生と呼んだらいいですか、先生」
「うん、こっちに、来なさい、冴」
座敷テーブルのまえにあぐら座りの青木が、冴子に、横へくるように促し、冴子は、先生の左横に、座布団なしで畳に膝を折り、足をながして、座ります。先生の左腕が背中にまわり、冴子が抱き寄せられます。
「さあ、お酒を注いで、おくれ」
盃を手にした先生に、抱かれた冴子が徳利をもって、盃に注ぎます。先生は、半分まで呑み、さあお飲み、と言って残りを冴子に呑ませます。呑み干すと、先生は、抱いたセーラー服の冴子に、酒を注いだ盃を、冴子の口元へもってきます。
「もういっぱい、冴、呑ませませてあげよう、さあ」
冴子は、いわれるがまま、青木にもたれかかったまま、盃を手にして、注がれて、飲み干してしまいます。座敷テーブルのお盆が畳の上に移され、冴子が座敷テーブルに座らされます。少しお酒を呑んだ冴子は、ぽ〜と顔が火照ってくるのがわかります。テーブルに座った冴子。目の前に青木先生があぐら座りしています。
「さあ、冴、スカートを、めくりあげて、みせてよ」
冴子の顔を見る青木が、ことばで促します。冴子は、うろたえます。一瞬、恥ずかしさが、こみあげてきます。
「はぁあ、先生、恥ずかしいです、スカート捲りなんて、先生」
「かわいい声だねぇ、じゃあ、先生が、捲ってあげましょう」
五十男の青木先生が、生唾呑んで、冴子が穿いている黒いフレアスカートを、捲りあげていきます。太腿中ほどまでの黒いストキングを穿いた冴子。青木先生が、捲りあげ、腰のところまでをめくって、冴子に裾を持ち抱かせてしまいます。冴子、腰を浮かせられ、スカートの全部を腰に巻きつかせる格好です。
「白い、ズロース、真っ白だねぇ、冴、ほら、足、開きましょうね」
冴子は黙ったまま、唇を口に巻き込んで、足首は合わせたまま、膝を開きます。白いズロース、肌に密着していないズロース、青木には、太腿の上半分が露わになった冴子を見て、白い肌のところをお触りするのです。
「おしりを、まえに、ずらせてごらん」
「はぁあ、先生、こうですか」
お尻をテーブルのヘリにまでずらす冴子。膝をひろげて、足首あわせたままです。
「そうだ、ズロース、脱いでしまおうか、冴、うん?、恥ずかしい?」
「はい、恥ずかしいです、とっても、恥ずかしい、です」
「お尻を少しあげなさい、ズロース、脱がせてあげるから、ほうら」
冴子がテーブル縁のお尻をもちあげ、青木先生が、ズロースの腰に手をいれ、お尻を脱がし、前へもってきて、太腿の根元まで脱がせてしまったのです。

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旅館風水の桜の間は、特別仕立ての部屋です。四畳半と三畳の間の鴨居には、滑車がぶらさげられています。滑車を挟むように左右、半畳の間隔で鴨居と敷居に角柱が立てられています。角柱には鉄のワッパが取り付けられています。
「冴、ズロース、脱いだから、ほら、お毛ケが、丸出しになったねぇ」
「ああん、先生、そんなに、見つめないで、くださいな」
「ふふふふっ、かわいいなぁ、セーラー服の冴、そのまま立って」
冴子は、スカートを捲りあげ、腰で留める格好のまま、立たされます。座敷テーブルが、角材の間、滑車の下、に移動です。冴子は、立たされたまま、恥ずかしい、スカートを捲りあげているんですもの、恥ずかしいです。
「さあ、冴、ここにお座り、さあ」
座敷テーブルに紅い座布団が敷かれ、三畳の、夜具を敷いたほうが正面になるように、座らされます。セーラー服を着たまま、太腿までの黒いストッキングを穿いたまま、冴子が座ります。
「先生、ああ、ここに座るのね、はい」
冴子には、白いシーツの敷布団、三つ折りされた掛布団が目の前です。冴子のこころは、もうしっとり濡れだしています。青木先生は、お布団の上にあぐら座りです。
「ああ、足、ひろげる、はい、ああ、恥ずかしい・・・・」
ズロースを脱いでいる冴子です。濃紺のフレアスカートを捲りあげたまま、テーブルから下ろした足首をひろげ、膝をひろげるのです。
「いいねぇ、冴、エロチックだねぇ、そのままだよ」
先生は、股をひろげた冴子を、そのままにしておいて、道具箱のふたを開け、紐の束を取り出し、伸ばしながらしごいて、冴子を後ろ手に括ってしまうのです。先生が退いたお布団の向こうの壁には、大きな鏡が置かれているので、冴子の姿が映ります。
「ああん、先生、あし、とじても、いいですか・・・・」
「だめ、足、ひろげたままだ、ほら、鏡をみてごらん」
四畳半のほうにいる青木先生は、しごいた紐をセーラー服を着たままの冴子の腕を後ろにまわさせ、手首を括ってしまいます。
「好きなんでしょ、冴、こんなこと、されるの、好きだと聞いているよ」
「ああん、いやん、先生ったら、好きちゃう、ああ、ああん」
後ろ手に括られてしまう冴子。そうして、冴子の前にまわられた青木先生、後ろ手に括った余りの紐を、もちあげ、頭のうえの滑車に通し、結んで、冴子が後ろへ倒れないように、ひろげて、左右の角柱のワッパに結わえてしまいます。
「足を、そうだね、閉じられないように、しましょう、ね」
黒いストッキングを穿いたままの右膝裏から別の紐をしごいて巻きつけ、右角柱のワッパに括ります。右膝がおわると左膝を括って左角柱のワッパに括ります。足裏が紅い座布団を敷いたテーブルに、ペタンとつきます。
「どうだね、冴、先生は、なっ、好きなんだよなぁ」
「ああん、先生、先生なのに、えっち、好きなのね」
「そうなんだよ、うずうずするんだよ、こんなの、してると、ね」
布団の向こうの鏡に、冴子が足をひろげて座る姿を映しだし、後ろから見る青木先生。そうして、冴子の前にまわって、白い敷布団にあぐら座りする大学の教授さん青木先生です。

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セーラー服を着たままの上半身、後ろ手に括った紐の余りが、鴨居からの滑車に通され、括られた冴子。テーブルの座布団にお尻を置いた冴子。左右の膝に紐を巻かれた冴子の足。両横の角柱のワッパにとめられて、足がМの形にされたのです。
「ああん、先生、いや、いや、こんなの、恥ずかしい・・・・」
冴子の正面、お布団の向こうの鏡に、自分の姿が映っているのが見えます。冴子の後ろにまわる青木先生。鏡に映る冴子の姿を、冴子といっしょに見るんです。
「いいでしょ、ほうら、かわいいなぁ、冴、いいよなぁ」
セーラー服姿、黒いストッキングを穿いたまま、濃紺のフレアスカートが捲られて、股が丸出しになっている冴子です。青木先生は、ニタニタ、冴子が穿いていたズロースを手にして、匂いを嗅いでいます。
「うんうん、冴の匂いだ、甘い匂いだね、うんうん」
「ああん、先生、そんなの、だめ、恥ずかしい、ああん」
青木先生は、冴子の前にまわって、あぐら座りです。冴子のひろげた股が、目の前、正面です。青木先生、いよいよ、冴子をお触りしていきます。
「スカートは、腰の上に丸めておこうかな、冴、いいね」
フレアのスカートをめくりあげ、腰に留められてしまうと、冴子の腰から下が、丸出しです。先生の目に、冴子のおめこを、丸見えにされるのです。
「いいねぇ、冴、陰毛、いいねぇ、それに、陰唇、いいねぇ」
「あん、あん、先生、そんなに、見ちゃ、いや、恥ずかしい、ああん」
「ふふふふ、そうだね、恥ずかしいねぇ、おっぱいも、剥こうかな」
腕をうしろにまわして手首を括られている冴子。胸には紐が巻かれていません。セーラー服のボタンをはずして、裾から持ち上げられて、冴子、シュミーズも持ち上げられて、お臍から胸が露出されます。ブラをはずされ、乳房が露わになります。
「ほうら、冴、いいおっぱいしてるねぇ、ぷっくら、だねぇ」
「あん、先生、あん、だめ、さわったら、あかん、ああん」
青木先生が、露出させた乳房を、手でこねてくるのです。ぷるんぷるん、お椀をかぶせた格好の乳房です。青木先生には、冴子のおめこ弄りとおっぱい弄りが、本番する前の、お楽しみなのです。青木先生の腕が冴子のお尻の横にいれられ、お尻を抱いてしまいます。そうして手前へずらします。冴子のお尻をつけた紅い座布団ごと、前へ引き出されて、腰から膝がいっそうМの格好になって、お尻が持ちあがり、太腿がひろがって、股が斜め上になります。冴子、恥ずかしい、乳房まで露わにされて最高に、恥ずかしい格好にされてしまいます。青木先生、恥ずかしがらせながら、おめこ弄りをされるのです。

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セーラー服の胸をひろげられた冴子、シュミーズとブラジャーがたくしあげられ、乳房が剥きだされています。腕を後ろにまわされ、手首が括られています。濃紺のスカートは腰でまとめられ、膝は左右にひろげられ、角柱に結わえられています。手首を括った紐の残りが、鴨居からの滑車に渡され、冴子、後ろに倒れられません。
「あああ、先生、ああん、あああん」
テーブルの上の座布団に、お尻の芯を置いた冴子が、股に顔を押しつけてきた先生に、声をあげてしまいます。先生は、冴子の股の真ん中、縦割れた陰唇に、唇を当てます。冴子のおめこを舐めしゃぶるのです。舐めしゃぶりあげながら、舌先では陰唇を、割って膣口を、じゅるじゅるっと、吸われます。
「あん、あん、ううっ、先生、ああん」
大学では教壇に立っておられる青木先生、二十歳の女子、憂いある顔立ちの妖精、麗しい冴子にセーラー服を着せ、いま、半裸にしてやって、心から楽しまれています。
「おっぱい、いいねぇ、ぷっくら、ふくらんで、いいねぇ」
青木先生、冴子がひろげた太腿の、内側から左右の腕をいれ、太腿を担ぐようにして手の平を、乳房にかぶせ、弄りだします。
「冴の、おめこも、ほら、じゅるじゅるお汁、吸ってあげる、いいね」
手の平を乳房に置いて揺すり揉む青木先生が、吸っている股から顔をあげ、冴子の顔を見て、言ってやります。冴子、イヤイヤ、引き攣った表情、身動き取れない身体の局部を刺激されるから、嫌ではないけど、イヤイヤの顔になります。
「ああん、先生、だめ、だめ、お乳、そんなに、揉まないで・・・・」
じゅるじゅる、先生が、乳房を弄りながら、股の真ん中を、いやらしい音を立てられ吸われている冴子です。
「あん、あん、いやぁあん、先生、だめ、だめ、だめってばぁ」
ピンと起ちはじめた乳首を、爪先ではじかれる冴子。陰唇を割られてじゅるじゅると吸われる冴子。身体の芯が、ぐじゅぐじゅにされていくのです。
「ふふふふ、かわいいねぇ、冴、お汁いっぱい、美味しいよ」
青木先生が、冴子の股間を唇で、ぐちゅぐちゅに、もてあそびながら、唇を離し、顔をあげ、冴子の顔を見て、ふたたび、股へ、顔をくっつけられるのです。

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股をひろげさせられ、胸をひろげさせられ、陰部と乳房を弄られる冴子が、縛めを解かれます。もうかれこれ小一時間、ねちねちと青木先生に弄られている二十歳の冴子です。お酒を呑まされ、ほんのり酔わされている冴子。膣のまわりを弄られ、乳首を弄られ、ああ、もう、ねっとり、若い女体の冴子は、うずうずです。
「さあ、冴、裸になって、お布団のうえで、かわいがってあげよう、ね」
セーラー服を脱がされ、シュミーズもブラジャーも脱がされた冴子は、三畳の間に敷いてあるお布団のうえに座らされます。壁には大きな鏡が張られているいて、冴子は、鏡をまえにして、座ります。
「ああ、はい、先生、わたしを、かわいがって、くださいな」
青木先生は大学の教授さん、もうお歳だから性欲はあるけれど、おちんぽが起ちきらないみたいで、若い冴子を、ねちねち、弄って欲求を満たしていかれるのです。青木先生の手元におかれた黒い箱のふたが開けられます。箱のなかには張形ちんぽが数本、紐付き張形ちんぽ、刷毛、それに手拭、紐の束、冴子が使われていくお道具です。冴子は、お道具箱のふたが開けられ、見せられてしまいます。
「ふふふふ、冴、使ってあげようね、好きなんでしょ、されるの」
「ああん、いやん、先生ったら、恥ずかしじゃない、わたし、ああん」
箱のなかの道具は、甲山洋品店の別コーナーで売っているものばかりです。冴子は店番してるから、道具類を見て知っています。でも使われたことは、ありません。
「ほうら、鏡を、見て、ごらん、いいねぇ、おっぱい」
「ああ、先生、だめ、そんなに、ゆすったらぁ、ああん」
素っ裸にされた冴子は、あぐら座りです。素っ裸になられた青木先生が、冴子の後ろから、足を投げ出し冴子を挟み、腕を前にまわして、乳房を弄られるのです。
「ああ、ああん、先生、お好きなのね、お縛り、はい、ああん」
冴子は鏡に映る自分を見ています。後ろの青木先生のお顔が、鏡に映っています。先生が、紐をしごいています。冴子は、手を後ろにまわされ、ふたたび手首を括られ、前へまわされ、乳房の上と下にまわされます。手腕がうしろに括られて、乳房が絞られてしまいます。
「いいねぇ、鏡に映るから、冴も、見るんだよ、いいねぇ」
素っ裸の青木先生、おちんぽ、勃起してないです、半勃起。それから、あぐら座りの足首を重なられて括られます。
「ああ、先生、ああああん、ああん」
足首を括った余りの紐がひろげられ、腰にまわされ括られます。
「冴、柔らかいねぇ、柔らかいからだ、そうそう、いいねぇ」
腰に巻かれて足首から膝がひろげられます。
「あん、あん、先生、あああん」
全裸の冴子、あぐら座りのままで、後ろ手縛りです。青木先生は、冴子の肩に手をおいて、後ろへ、ゆっくりと45度も、倒されたのです。全裸の冴子、鏡の前で、足首をうえにあげ、ひらいた股が鏡にばっちり映ってしまうのです。

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旅館風水桜の間、四畳半と三畳、夜具が敷かれた三畳間、壁には大きな鏡が張られています。冴子は、後ろ手に括られ、足首を交差させて括られ、余りの紐が腰に巻かれています。持ち上がった足首から膝がひろがりひし形に、股間がひろがっています。青木先生、恥ずかしい陰部をひろげた全裸の冴子を、鏡に映して後ろから、包むように抱きます。
「ほうれ、見てごらん、冴、かわいいねぇ」
「ああん、先生、恥ずかしい、こんなの・・・・」
「恥ずかしいのかい、ほら、冴のお股、ばっちり映ってるでしょ」
冴子は、後ろ手に括られ、足首を括られて足はひし形、青木先生の胸に背中をつけて、上半身は斜め45度、お尻から股が持ち上がっているんです。青木先生、足を投げ出し冴子のお尻を挟んでいます。左手は冴子の乳房へ、右手で股間を弄ってやります。
「お道具は、なにがいいかなぁ、ふふっ、ふふん、これかな、これ」
お道具箱から取り出されたのは、男根張形、太さは3p、長さは15p、亀頭からのくびれが深い張形です。
「ほうら、冴、見てごらん、これ、これ、これだねぇ、いいでしょ」
青木先生のちんぽはは半勃起、冴子の背中から臀部になるところに押しつけておられます。本番で、冴子の膣へ挿し込むのは、たっぷり冴子のよがりを楽しんでからです。
「あっ、それ、ああん、先生、ああん」
冴子、黒光りする男根張形を見せられて、甲山洋品店の奥の陳列台に並んでいるモノだとわかります。
「ふふふふ、使ってみて、よかったら、お客さんに、勧めやすいでしょ」
「ああん、先生、そんなの、あっ、いやっ、ううっ、いやぁあん」
冴子は、青木先生が右手に握った男根張形が、ひろげた股の真ん中に、あてがわれるのがわかります。亀頭が挿し込まれてしまうのがわかります。
「ふふふふ、ぼくの代わりだよ、ぼくのは、あとで、だよ」
「ひやぁ、ああん、先生、ひやぁあん、ひぃいいっ」
冴子、後ろから抱かれ、乳房を弄られながら、男根張形を膣に挿入されてしまうのです。目の前の鏡に、挿入されているところを映され、見せられながら、お声を洩らして呻き悶えさせられるのです。

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全裸にされた冴子は、夜具の上に仰向かされ、青木先生が後ろにまわり冴子を起こし、頭から肩を胸で受け止められています。冴子は、後ろ手に括られ、足首を交差させて括られ、引き上げられた格好です。お尻が持ち上がり、股がひろがっています。
「ああん、先生、だめ、だめ、ああん」
青木先生が手にされた3p×15pの男根張形を、ひろげられた股の真ん中、膣に半分、挿し込まれたのです。
「ほうら、冴、鏡、見てごらん、恥ずかしいところに、ねっ、はまってるでしょ」
冴子は、細目をあけ、鏡に映された自分のお尻から股を、見てしまいます。膣の中程にまで突き刺さった棒です。張形は男の勃起したちんぽの形です。青木先生はにんまり、後ろから操縦です。握った男根張形を、カリ首まで引抜き、膣口を亀頭でこすって、ぶすっとなかへ挿入です。
「ひやぁ、ああん、ひぃいいいっ、ひやぁああん」
青木先生は、膣に男根張形、挿し込んだり引き抜いたり、ゆっくり、挿し込み引き抜きしながら、左手では冴子の乳房を、乳首をつまんで、揉んで、刺激してやります。
「いいねぇ、いいやろぉ、冴、気持ち、いいやろ」
「ああん、ひぃいい、いい、いい、いいですぅ」
冴子は、半泣きで応えます。括られた身体がはち切れそうな感じです。身体の奥の方が、ぐちゅぐちゅです。ヌルヌルの体液を、膣壁から滲みださせてヌルヌルです。
「ひひひひ、ひひっ、冴、もっといいこと、前からしてやるぞ」
男根張形が抜かれ、冴子のいびつに括られた裸体は、背中が布団に着いて、仰向いた格好です。素っ裸の青木先生、前にまわって、冴子の股に、腰からの半分勃起のちんぽを、当てられます。
「あん、ああん、先生・・・・」
「もっと、もっと、気持ちよくさせてやるよ、いいな」
青木先生、冴子に言葉をかけながら、顔を股に当て、陰唇を唇でひろげ、じゅるっ、じゅるっ、と音を立てて吸われるのです。仰向いた冴子は、唇の感触に、声をあげます。
「あん、はい、ああ、ああ、ああん、あああん」
青木先生が、股から唇を離され、左手を冴子の乳房にあてられ、右手で勃起しだしたちんぽを握られます。ちんぽ、陰茎で、陰唇をひろげ、撫ぜあげ、亀頭を、膣口にあてがい挿入されます。
「おお、ああ、冴、入れてやるぞ、声上げていいぞ」
「はぁああ、あん、いい、うう、ううん、ひぃいい」
「ほうら、おっきくなって、ほら、入ったぞ、おおおっ」
「ひぃいい、ああ、ああ、ひぃいいぃ、ですぅ、ううっ」
青木先生は、冴子の背中に腕をまわして起こさせます。勃起ちんぽは膣に挿し込んだままです。冴子のお尻に足をまわして、抱いてしまわれるのです。おめこにちんぽを挿入したまま、冴子の裸体を弄ってやるのです。冴子は悶えます。青木先生の腕のなか、呻いて悶えていくのです。








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えろす冴子






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