沙織の悶え
-3-
13~20 2020.10.29~2020.11.7
-13-
<浩介のワンルーム>
今週の土曜日は、オーケストラ部の先輩で大学院生の向井浩介のワンルームへ行くことになっている沙織です。コロナの影響で大学が閉鎖状態になっていて、オーケストラの合同練習ができなくて、それに外出もあまりできないんです。大山沙織、二十歳、大学二年生、オーケストラ部ではバイオリンのパートです。先輩の浩介と関係してしまったのが昨年の秋、まだ沙織一年生のときで、コンパの帰りにラブホテルへ連れられていきました。浩介は四年生、大学院へ行くといっているときでした。それから、一年近く、毎週のように浩介と密会、だれにも言っていないから密会しているのです。浩介が沙織のワンルームへ来るときと、沙織が浩介のワンルームへ行くときと、交互ぐらいです。
「うん、ああ、いいよ、沙織、綺麗じゃん、いいねぇ」
素顔が素敵だから、コスメは淡白で、沙織はごくごく普通の女子大学生です。男と毎週、こってり腰が抜けるほど、濃厚にセックスしているなんて、信じられないくらいですが、しているんです。
「はい、ああ、せんぱい、ありがと、ああん」
ふかふか緩めのワンピースは通販でかったものですが、沙織にはよく似合っていて、可愛くて、綺麗で、可憐な、オーケストラ部の男性たちのアイドル的存在です。
「はい、今夜は、お泊りしても、いい感じです」
「そうなの、なら、ゆっくり、たんまり、すきなだけ」
浩介には、溜まり溜まった性欲が、年下の可愛い女子、沙織を欲しいだけ貰えるので、手放したくはありません。ちょっとエムっ気を引き出してやろうと、秘策を練って、浩介は、待ち構えていたところです。
「あん、ああん、せんぱいぃ、だめよ、あかんわ、まだ、まだ、来たばっかよ」
「なになに、いい匂い、沙織の匂い、クンクン、嗅がせてもらうよ」
まだワンピースを着たままの沙織です。浩介のワンルームへやってきて、まだ五分と経っていません。座るまでもなく浩介の勉強机の横に立ったまま、柔らかく抱かれている沙織です。浩介に髪の毛をなぶられ、顔を近づけられ、クンクンされると、沙織、胸キュン、おなかのおくがじい~んとしてきます。濡れてしまいそう、沙織、目をつむって、浩介の腰に手をまわし、キッスを受けます。
-14-
土曜日の午後3時を過ぎたところです。土曜日のこの時間は、大学ではオーケストラ部の合同練習日ですが、コロナ禍のなか合同練習ができなくて、沙織、まだ夜には早い時間に浩介のワンルームへ来たのです。
「ああん、ううっ、うっ、うっ」
唇がかさねられた沙織の声がくぐもります。狭い浩介のワンルーム、お勉強机の脇に立ったまま、抱きあって、キッスです。
「ううっ、ふぅううっ、うう、ううっ」
カーテンが閉められてあるので、外からの明かりはさえぎられているといっても、明るいワンルームです。男子の調度品、沙織には珍しい男の持ち物、なにより、浩介の躰が最大の興味です。
「あっ、ああん、せんぱいぃ、いい、はぁああ」
沙織の背丈より大きい浩介に抱かれると、その胸のなかにすっぽりと収まってしまう沙織です。ぬるっとした感触で、沙織は、躰のなかがじんじんになってきます。
「ううっ、ああっ、せんぱいぃ、すき、すき、すきですぅ」
柔らかい素材のワンピース、浩介は、沙織を柔らかく抱いたまま、裾をひきあげ、手を入れてやります。沙織は、白いソックスだけでパンストは穿いていません。可愛いショーツだけです。というのも浩介とセックスするので、身なりは軽くして、脱ぎやすいようにしてきたのです。
「ううっ、ううっ、うう、ううっ」
キッスしたまま、浩介の手が、太腿に触れてきて、沙織、ゾクゾクしてきて、おもいっきり舌を絡ませていきます。
「ふうう、ふうう、うっ、ううっ」
浩介が、自分が穿いているズボンのベルトをはずして、ジッパーをおろして、沙織の右手を誘導します。穿いているブリーフの真ん中に、手をあてがわさせるのです。暗黙の了解、立ったまま、お洋服を着たまま、躰をまさぐりあうのです。柔らかい沙織の肌、太腿は温かいんです。浩介は、手を太腿の間に挿し込み、その根元までをまさぐります。
「ううっ、うっ、うっ、うううっ」
沙織は、浩介のブリーフの真ん中に手をかぶせていて、そのこんもりを指でなぞってしまいます。
<ああ、おちんぽ、せんぱいの、おちんぽ・・・・>
こころのなかでぶつぶつ、沙織はキッスしながら、目をつむったまま、勃起するちんぽを想像するのです。まもなくキッスがおわると、フェラチオしてあげることになる沙織、バイオリンを弾く二十歳の大学二年生です。
-15-
浩介のワンルーム、土曜日の午後三時過ぎ、沙織は立ったまま、先輩の浩介と抱きあって、まだお洋服を着たまま、からだをまさぐりあいます。
「あん、あん、ううっ、ううっ」
浩介が、ワンピのスカートを裾からめくりあげてきて、太腿のうちがわへ手を差し込んできます。太腿の根元へ手を擦りあげてきて、ショーツのうえから、股のところを指でなぶってきます。沙織は、沙織で浩介のブリーフのうえから、ぷっくらふくらんだところを撫ぜさすります。ぷちゅ、ぷちゅ、唇を重ねては離して、浩介は、沙織の意識のはいりぐ具合を推し量っていきます。
「はぁああ、ああ、ああ、せんぱいぃ、あああっ」
息のしかた、息にまじる声のたかさとかすれかた、しだいにその気になってくると沙織、猫撫ぜ声になってきて、甘える声になってきて、大学院生の浩介は、胸キュン、沙織を抱きしめてやりたくなるのです。
「はぁああ、ああん、せんぱいぃ、ああ、だめ、ああ、だめ」
浩介が、沙織が穿いたショーツの縁から、指をいれ、柔らかい肉の盛り上がりを弄ります。それに合わせるようにして、沙織は、浩介のブリーフからナマのおちんぽを剥きだして、軽く握って、ぎゅっと握りしめます。
「沙織、いい、ああ、沙織ぃ、いい」
「ああん、せんぱいぃ、ああ、ああん」
浩介の勉強机のそばに立っている沙織が、その勉強机に座らされます。座らされて、太腿をひろげられ、ワンピースのスカートをめくりあげられ、白いショーツ丸出しにされてしまいます。
「うん、そう、スカート、めくりあげて、そう、そう」
スカートのぜんぶをめくりあげ、勉強机の上には、白いショーツを穿いたお尻がのります。沙織は言われるまま、為されるがまま、背中をまるめ、浩介が突き出す腰からの、勃起ちんぽを握って、その先に唇をつけます。
「ううっ、ふぅううっ、う、う、ううっ」
浩介の勃起するおちんぽの竿を右手に握って、亀頭を剥きだして、カリ首に唇を巻いて、亀頭を吸います。男の匂い、浩介の匂い、甘いようなむっくらな匂い、それに、濡れてる、しっとり濡れている浩介の亀頭です。浩介は、腰をつきあげ、沙織にフェラチオしてもらいます。
「おお、ああ、沙織、いい、いい、おおっ」
浩介がくぐもった声を発します。そうして机に座った沙織の、ショーツを、太腿の根元まで脱がさせっます。露出した陰毛から股へ、浩介が手を入れます。左手は沙織の肩に置き、右手を仰向け、手の平で、沙織の股を包んでしまって、女の柔らかい陰唇を根元からモミモミ、陰唇を分けひろげて中指をいれ、膣前庭を柔らかく、さすってやります。
「ああああ、ああ、ああ、まって、せんぱい、わたし、すわる」
机にお尻を置いている沙織が、机から下りてカーペットにおんな座りします。浩介を立たせたまま、フェラチオしてあげるのです。まだ、浩介のワンルームへやってきて、15分も経つか経たないかなのに、一週間ぶりの逢引き、まさぐりあい、性器をなめあう浩介と沙織です。
-16-
浩介のワンルームは、四畳半+のフローリング仕上げです。大学院生だからお勉強机の横幅が大きくて160㎝です。それにシングルベッドがあって、本棚があって、整理棚があって、丸い小さなテーブルがあって、畳半分ほどの空間があるだけです。でも沙織、ここへやってきて、男の匂いというか、清涼なソーダ水のような匂いが、なんとなく清々しい気がします。
「してあげる、せんぱい、ああん、してあげるぅ」
狭いんですけど勃起ちんぽをにょっきり、露出させて仁王立ちした浩介。その足と足の間におんな座りした沙織が、勃起するちんぽを握っています。右手で陰茎を巻いて握る感じで、亀頭を剥いてしまって、唇をつけてあげます。
「ああ、沙織、ふぇらしておくれ、その唇で、たっぷりだよ」
まだ浩介はシャツを着たまま、ズボンを下ろし、ブリーフは太腿に下ろして止まっています。沙織は、ショーツを半分脱がされているけど、おんな座りして、スカートをすっぽり足にかぶせています。浩介は、ハンディカメラを手にしていて、フェラする沙織を、うえから撮るのです。
「おっきい、せんぱいぃ、おっきいわぁ」
ぶちゅつ、沙織は、なにやらつぶやきながら、唇を亀頭につけ、亀頭を唇にはさみ、亀頭をお口の中へ滑りこませて、カリ首を唇で絞めます。浩介に教えてもらったフェラの仕方、浩介がよろこぶフェラチオ、沙織はバイオリンを扱う要領で、浩介の勃起するちんぽを扱います。お口と手を使って、じゅぱじゅぱ、じゅるじゅる、そうして握った陰茎を、前後にしごいてあげるのです。ふしぎ、にぎったまま、前に後ろに動かせるのです。
「ああ、いい、おお、沙織、いい、きもち、いい」
浩介のちんぽが、ぎんぎんに、硬くなってきているのが、沙織、わかります。カリ首をぎゅっと剥いてあげると、亀頭がテカテカになるんです。眺めてあげて、唇、尖らせて、キッスしてあげて、亀頭をお口のなかへ、いれます。浩介が、アップで、その沙織のお顔を、口元を、ビデオカメラで撮っています。
「ふぅうう、うう、ああ、すううう、すううう」
沙織は、勃起するおちんぽを、美味しそうになめまわし、舌先でカリ首、ぺろぺろ、なめあげます。左手は浩介の太腿を抱いてあげます。
「おお、ああ、いい、沙織、いい、おお、ああっ」
浩介は立ったまま、沙織にフェラチオしてもらいながら、左手にハンディカメラ、右手で沙織の顔を、自分の勃起ちんぽを咥えている沙織の顔、頬を、顎を、耳元を、なぶっています。うずうずする沙織は、フェラチオしてあげて、クンニしてもらうのを待っていて、シックスナインになって、それから本番、おちんぽをおめこにいれて、合体し、沙織はアクメにのぼり、浩介は射精していくのです。
-17-
フェラしている沙織を、浩介が立たせて、椅子に座らせます。お勉強するときに座る背凭れ肘掛がついた回転する椅子です。ふわふわフレアーのワンピースを着た沙織は、導かれるままスカートをめくりあげて座ります。太腿まで下ろしているショートを脱いで、下半身、白いソックスを穿いてだけ、すっぽん裸になる沙織です。
「あああん、せんぱいぃ、ああっ、あああん」
「沙織のん、なめてやるから、なっ」
「うん、ああ、あし、ああん、ひろげちゃう、ううっ」
沙織、手を膝の裏、そしてひろげてしまいます。浩介からは、沙織の股が丸見えです。ワンピースを着たままの沙織、白いソックスを穿いたままの沙織、なのに陰毛のところから、股の間、お尻の窄みまで、見えちゃいます。浩介は、沙織の股ぐらを、服を着たままでも、裸でも、いつ見ても、ゾクゾクと興奮してきます。
「ああん、せんぱい、いいっ、ああっ、ああん」
椅子の前に座り込んだ下半身を裸にした浩介が、沙織の股に顔をつけてしまいます。唇はまともに陰唇のうえにくっつけます。下唇で縦の陰唇をおしひろげてたります。手は膝裏に置いた沙織の手に重ねて置きます。沙織のかかとは椅子の座部、その前端に置かせます。お尻を前にずらさせ、女の股が突き出る感じで、それを舐めだす浩介です。
「ああん、せんぱいぃ、恥い、ああ、こんなの、恥ぃけどぉ、ああっ」
ぺろぺろ、ぷちゅぷちゅ、浩介はあえてナメ舐る音を立ててやります。濡れた卑猥音で二十歳の沙織、恥ずかしい気持ち、うるうるになってきます。腰から上はワンピースを着たままです。腰から太腿、それに膝から足首までが生足、素足、白い肌、柔らかい皮膚、すべすべ、浩介は、女の皮膚を感じます。
「ううっ、うううん、ああ、おいしいよぉ、沙織、うううん」
沙織の股から顔を離した浩介が、沙織の顔を見上げ、にっこり、言葉を紡いでやります。沙織、恥ずかしいけど、股、ひらいて、ひろげたままです。挿入、浩介のちんぽを、沙織の膣に挿し込む、その儀式、セレモニー、今日の最初です。椅子に座った沙織の前に、浩介が座ります。お勉強椅子の座部に、沙織と浩介が向きあって座るのです。沙織のおめこに、浩介の勃起ちんぽを、入れて結合したまま、上半身をまさぐりあって、沙織、ワンピースとブラトップを脱いでしまうのです。
「ああん、せんぱいぃ、いい、いい、ああっ」
沙織、浩介が座りながら勃起ちんぽを膣に挿し込んできて、密着して、抱きあいます。浩介は、沙織の上半身に密着するようにして、腕は椅子の後ろへまわして、背凭れごと沙織を抱く格好です。勃起ちんぽは、密着して、ほぼ静止した状態にしておきます。
「ああん、あん、あん、いい、いい、せんぱいぃ、いいっ、いいっ」
膣のなかに勃起ちんぽを挿入してもらって密着させられたまま、沙織、ワンピースを脱がされていきます。浩介は無言のまま、脱がされるあいだは、沙織も無言のままです。
-18-
四畳半のワンリーム、男の匂いがプンプンとする浩介のワンルーム。沙織はお勉強椅子に座っていて、浩介と向き合い、座部に座っています。まだワンピースを着たままの背中を、背凭れにつけて太腿をひろげ持ち上げているのです。下穿きは脱いでいるから、すっぽんの股、そこへ浩介が前向きで座ってきます。勃起させたちんぽを、沙織の膣へ、挿し込みながら、座ってしまいます。
「ああ、いい、いい、ひぃいい、せんぱいぃ」
沙織は、まだ濡らしきっていない膣へ、ぶっすり、浩介の勃起ちんぽを挿し込まれて、うう、うう、ああ、ああの感覚で、からだを捩ってしまうのです。
「うん、うん、はいった、よ、沙織、ううっ、おおっ」
それでもヌルヌルになっている沙織の膣の感触を、勃起するちんぽのぜんぶで感じ取る浩介です。浩介が、めくれあがったワンピースの前ボタンを外しだします。白いインナー、ブラトップがひろげられます。勃起ちんぽを沙織の膣に挿したままです。ワンピースをめくりあげ、沙織から脱がせてしまってカーペットの上へ落とします。ブラトップを裾からめくりあげ、乳房を露出させてしまいます。
「あああ、せんぱいぃ、ああん、はい、ああ、いい、いいっ」
勃起ちんぽを膣に咥えたままの沙織には、露出させられた乳房を、浩介の手で揺すられてきて、そのからだを開けていきます。
「あああ、ひぃいいっ、ああ、ああ、おちんぽ、ああああっ」
浩介もシャツ脱いで全裸になります。沙織も最後の白ソックスを脱がされ、全裸になります。抱きあいます。きっちり、膣には勃起ちんぽが挿し込まれたままです。ヌルヌル、沙織の膣襞からはトロトロ汁が滲み出てきて、ヌルヌルです。スムーズに、勃起ちんぽを挿して抜いて、ができるようになります。
「ううっ、うううっ、あっ、ああっ」
浩介はアクロバットみたいに、背中を丸め、唇をあわせてキッスして、それから沙織の乳房へ、唇を下ろして、乳首をとらえ、唇にはさんで、くちゅくちゅしてやります。
「ああ、ああ、ああん、せんぱいぃ、ああん」
ぬるぬる沙織のおめこです。勃起ちんぽを挿し込まれたまま、もぞもぞと微妙に動くのを感じる沙織。顔をあげ、肩をあげ、胸を伸ばして太腿をひろげる大学生の沙織。気持ちいい、なんなんでしょう、沙織、気持ちいい、ああ、ああ、朦朧、浩介の、ワンルームです。バイオリニストの沙織、お勉強椅子に座らされ、大学院生浩介と深いところで密着、交合しているのです。
-19-
-19-
椅子に座って向きあい抱きあう沙織と浩介。沙織の膣には浩介の勃起ちんぽがしっかり挿入されています。おめこにちんぽが密着のまま、もう全裸になった沙織が、浩介に上半身を愛撫されていきます。
「ああ、いい、ああ、いい、せんぱい、いい、いい」
「うん、うん、いいねぇ、沙織、おお、いいねぇ」
「はい、ああ、おちんぽ、ああ、ああ、感じる、感じますぅ」
「うん、うん、いいだろ、ちんぽ、ほうら、おおっ」
浩介が、腰を引き、勃起するちんぽの半分ほどを、沙織の膣から抜きます。抜いて、そのままぶすぶすと、挿入していきます。抜かれて挿される沙織は、そのぬるっとした刺激に、ふわふわな感じになります。快感、気持ちいい、もう、なにともかえがたい、これを気持ちよさ、というのです。
「ああ、ああ、せんぱいぃ、いい、いい、もっと、ああ、ああん」
「好きだよ、沙織、好きだよ、好きだよ」
「ああん、わたしも、せんぱい、好き、好き、好きです」
勃起ちんぽのぶすぶすは、沙織をとってもいい気持ちにさせます。浩介だっておなじこと、女の子を抱きながら、勃起させたちんぽを、おめこ挿入している快感です。裸の肌を重ね合い、性器には男と女が密着です。沙織、もう、もう、気持ちよくって、浩介の腕の中で悶えます。ずんずん、いい気持ちになってきて、体液が、ヌルヌル快感お蜜が滲み出て、からだがふわふわ、雲の上です。
「ああ、ああ、せんぱい、ああ、ああっ」
「おお、おお、沙織、ああ、ああっ」
ぶっすり挿し込んでいた浩介が、勃起ちんぽを沙織から、抜いてしまいます。沙織がイキそうになり、浩介が射精しそうになったから、小休止です。椅子には座ったままの沙織。浩介は、沙織のからだを見つめます。
「ああん、せんぱいぃ、わたし、もう、いきそお、いきそお」
「うんうん、おれも、でそう、出そうだよ」
浩介が見つめるのは、沙織という女の柔い裸体です。白い肌、ぷっくら膨れたおっぱい、ツン起ちの乳首、それに陰毛が、濡れた股間が、男の心をキラキラ、ドキドキさせます。
「ねぇ、ねぇ、せんぱいぃ、いかせて、わたし、いきたい、いきたい」
バイオリンを弾いている沙織は、清楚な女の魅力だけど、はだかの沙織は、もっともっと、魅力です。甘えてくる沙織が、浩介の胸をキュンキュンさせます。
「ああ、いいよ、いかせてやるよ、イカセてあげる、まってろ」
浩介が、机の引き出しからスキンの袋を取り出し、封を切り、スキンの先をつまんで、勃起するちんぽにかぶせます。沙織にも見せてやります。沙織は、じっと目を凝らし、浩介の勃起ちんぽを見つめています。
-20-
スキンをつけた浩介が、沙織が座る椅子に向きあってしゃがみます。勃起させたちんぽの高さが、太腿を持ち上げひろげた沙織の股の高さにして、水平に挿入するのです。
「ああああっ、ひやぁあああ、せんぱいぃ、あああっ」
ぶすっ、ぶすぶすっ、濡れた沙織の膣に、勃起ちんぽが挿し込まれます。浩介は、挿し込んで、沙織に向きあって座ります。座ったまま、腰を引き、腰を突き出し、ぶすぶすっ、勃起ちんぽがピストンします。
「沙織、気持ち、いいやろ、どうやぁ、沙織ぃ」
「はぁああ、ああん、ひぃいい、気持ち、いい、いい、せんぱいぃ」
ぶすぶすっ、もうヌルヌルの沙織の膣に、スキンをかぶせた勃起ちんぽが、挿されて抜かれます。
「ほうら、入ってるよ、わかるか、みえるやろ、沙織」
「はぁああ、はってる、入ってる、ああん、ひぃいいっ」
浩介のワンルーム、四畳半の狭い部屋、お勉強椅子にすわった開脚М姿全裸の沙織です。ひいひい、沙織は、顔を仰向け、胸をひらいて、喘ぎます。
「ほうら、いいよぉ、気持ちいい、い、おおっ」
「ああん、いきそお、いきそお、いきそおよぉ」
沙織が、呻きます。浩介は、ただ一点、勃起ちんぽを膣に挿し込んだだけで、反り返ります。ぶすっ、ぶすぶすっ、ひいひい、はあはあ、沙織が呻きます。浩介は射精をぐっとこらえ、溜め込んで、発射寸前です。
「おお、おお、沙織ぃ、でる、でる、出るぅ」
「ひぃいいっ、はぁああっ、ああ、ああ、いきそお、いく、いく、いくぅううっ」
クライマックス寸前、浩介の勃起ちんぽはもうビンビンです。沙織の陰唇から膣がひろがります。沙織、甘いとろとろ卑猥な蜜が、いっそうトロトロ流れでて、びっしょりのなか、アクメを迎えて昇ります。
「おお、おお、おおっ、でた、でた、出たよぉ」
「あん、あん、イク、イク、ひぃ、ひぃ、ひぃいいい~~!」
浩介が顔をしかめて射精して、その衝撃を沙織が受けとめ、ひいひい~~っ、お小水がぴしゅんと飛びます。大学生のバイオリニスト沙織が、果ててしまう瞬間です。浩介は、ぴくんぴくんがおわって、射精したまま、ちんぽ勃起のまま、沙織の膣に挿し込んでおきます。こうして、浩介と沙織のセックス、この日の一回目が終わったのでした。
(この章おわり)
小説
沙織の悶え