愛欲の家
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 13〜18 2022.11.17〜2022.11.25

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<愛欲部屋>
ふっと目が覚めた良子は、自分が檻の中に入れられていることに気がつきます。ピンク色の毛布に寝転んだ裸身を、包んでいるのです。
「ええっ?、ここ、どこ?、わたくし、なにしてる?」
四畳半の畳の部屋が半分に仕切られていて、仕切りが鉄の檻なのです。高いところに窓があり、明るい光が射し込んできています。檻の前の半分には、木製の机が置かれていて、その後ろは壁、その横は二枚の襖です。
「ああ、覚えてる、連れてこられて、男たちに乱暴された」
良子の頭の中は、昨夜の出来事の自分から見えた光景が、フラッシュバックしてきます。怖い気持ちになっている良子。この先、どうなるのか、そんなことより、自分がわからなくなっているんです。
「お目覚めかね、良子さん、りょうこ、って呼ぶけど、これでいいのかな?」
襖がひらかれ、男が入ってきて、檻の前に立っています。
「ようこそ、りょうこさん、ここは、あいよくのいえ、ってゆうんだよ」
「ええっ?、愛欲の家って?、聞いたことある、ええっ?、なにっ?」
「良子さんは、もう行方不明者だ、でも、心配いらない、ここに棲むんだよ」
男の名前は、淳一、と名乗りました。昨夜、最後に関係した男です。あらためて、顔を見ると、イケメン、体格がいい、筋肉質です。
「どうして、わたくし、ここにいるのですか?」
「メス、いいかな、愛奴として、飼われるんだよ」
良子は、わけがわからない、上半身を起こして、ピンクの毛布に裸身を包んでいます。
「さあ、外へ出してやるよ、いいかな、愛欲の家、だからね」
檻につけられた畳一枚分の戸をひらかれ、良子は毛布に裸身を包んだまま、檻から出ます。出たところで、首に2mの紐がついた赤い首輪をはめられます。抵抗する気力も無い良子です。毛布で肩から裸身を包んで、廊下を歩かされます。廊下は一方が壁、一方は壁の上に窓です。庭が見えます、その向こうは竹藪です。連れてこられた部屋は、昨夜、嬲られた畳の部屋、八畳の間、愛欲部屋と呼ばれている空間です。
「良子、いいかな、ここで、調教されるんだよ、原石を磨いて、宝石になる」
愛欲部屋には、天井からブランコが吊られているのが、良子の目にはいります。部屋の四方に襖が入れられています。その一面は廊下につながり、襖をひろげると廊下越しに庭が見えます。廊下と対面の襖は、開くと壁一面の鏡です。白い晒しのT字帯褌を、腰から股へ、つけさせられる良子。前と股間が隠された良子。
「さあ、良子、お腹が空いただろう、喉が渇いただろう、これを飲め」
丸いテーブルに置かれた一升瓶、そのなかの少し濁った水がコップに注がれ、すでに褌をつけただけの裸になっている良子の手に渡され、飲み干すように言われます。良子は、ゴクゴクと飲み干してしまいます。栄養価満点、興奮剤が混入され、避妊薬も混入されている御水です。

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白い晒しの猿股ふんどし姿の良子。赤い首輪がはめられているけど、2mの紐ははずされています。栄養ドリンクとはいえ、淫乱になるお水を飲まされ、あらためて液体にした避妊薬を飲まされた良子は、天井のほうから下ろされてきたブランコに、腕をひろげられ括られてしまいます。
「はぁあああ、どうしたの、わたくし、わからない、わたくし」
「ふふふふ、たっぷり、弄ってもらえるんだよ、ドエムの良子」
愛欲部屋には、浩一と淳一がいて、それにカメラマンの大学生亮介が立ち合いです。良子は、抵抗しません。言いなりになるメス、なされるがまま、心の中は穏やかじゃありませんけど、抵抗しょうにも身体が浮いた感じなんです。下ろされてきた横棒を背負うようにして、腕をひろげられ、肘をくくられ、案山子の格好です。
「ああっ、なに、いやん、なに、だめ、ああん」
ブランコの棒が引きあげられ、良子は、足裏を畳に、ペタンと着けるところで、止められたのです。
「いいねぇ、いい眺めだねぇ、良子、いい顔してるねぇ、可愛いねぇ」
良子の前に立っているのは浩一です。筋肉質の身体を持っていて、いかにも男らしい30才です。後ろにはこれまた筋肉質の淳一が立っていて、二人の男の間に腕をひろげた良子が立っているのです。良子は愛欲部屋、庭を背にして前には襖、その襖が開かれると全面鏡です。
「ほら、良子、鏡だ、見てみろ、おまえのすがた、いいだろ、案山子」
良子には、腕をひろげて立っている自分の姿が見えます。照明が当てられているので、白い晒しの褌がせめてもの救いで、十字にされた自分の身体を見せられているのです。羞恥です。大学生の良子、助けを呼ぼうにもその手段もなく、ここで飼育されると聞かされて、奈落の底へ落とされた気持ちでしたけど、栄養価の高い媚薬を飲まされ、意識も不安感よりも妖艶感にかわってきているのです。鏡に映った羞恥姿の自分を見て、美しい、とも思ってしまうのです。
「ああっ、ああん、いやぁあん、こそばい、こそばい」
良子の斜め横に立った浩一が、手にしているのは毛筆です。太さ3p余り、長さ20pほどの模造男根、その先にぼわぼわ毛がつけられた筆です。反対側は亀頭、陰茎、それに筆なのです。
「いいんだよ、こそばせているんだから、踊ったらいいんだよ」
毛筆を乳房のうえに這わせられ、脇腹へと撫ぜられていく良子は、手腕が使えないから、もちろん足も使えなくて、褌だけの裸身を捩って、もがくしかありません。ぷっくらの乳房、乳輪も乳首も、まだそれほど盛りあがっていないけど、良子には、じわじわ、こそばさと快感が入りまじってくるのです。たっぷり、ゆっくり、浩一は、女の情感を、醸し出させていきます。

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セックスされるまえに、調教をうける良子。愛欲部屋の鏡の前で、天井からのブランコを首後ろにして、腕をひろげ、肘を括られた格好で、足裏は畳の上、身につけているのはT字帯、ふんどしです。
「ああん、いやん、こそばい、こそばいです、ああん」
浩一が握った毛筆で、おっぱいを、おなかを、ふとももを、柔らかぼわぼわ筆で撫ぜられているんです。浩一の目的は、良子の性感帯を擽ることで、オメコ汁を出させるのです。たっぷり濡らせて、それから男根を挿入してやり、まだ経験の浅い良子のオメコ感度をあげさせるのです。
「ほら、ほら、良子、おっぱい、ぷっくら、いいねぇ」
「ああん、いやん、だめ、ああん、おしっこ、しそう、ああん」
白い晒しの布で覆われた陰毛から股間の部分、つぎに浩一が狙うのは、その布をめくりあげ、急所を弄ってやることです。
「良子のお尻、まんまるお尻、そうだね、布をはずそうか、ねぇ」
良子が案山子のすがたにされた横、浩一の反対側に、淳一がいます。淳一は、手で良子を触ります。毛筆責めから、手指責めにしていくのです。良子を素っ裸にして、おっぱいは乳頭から乳首を、股のあいだは陰唇まわりを、弄ってやりながら、悶えさせるのです。そろそろ淫乱になる媚薬が効いてくるころです。淳一が、陰毛から股間を隠しているT字帯ふんどしを、腰紐をほどいて、取ってしまいます。
「ほうら、良子、いいねぇ、Kい毛だ、卑猥だねぇ、陰毛」
「ああん、だめ、そんなこと、わたくし、ああ、いやん」
素っ裸、腕を横にひろげているから、裸体の部分を隠すことができなくて、鏡にその裸身を映した良子です。見えちゃうんです、恥ずかしい、自分の裸体、男たちに見られているんです。
「立っているのも辛かろう、良子、お座りさせてあげるから、なっ」
用意されるのは他科さ80p直径60pの木製、丸いテーブルです。腕をひろげられた全裸の良子が、座布団が置かれたテーブルに、お尻を置かされるのです。
「いいね、良子、あぐら座りするか?、それとも、足をひろげるか?」
テーブルの座布団にお尻を置かされた良子を、股間を見せるために足首を括って持ちあげるか、膝をひろげさせて持ちあげるかの選択です。
「そうだな。弄られやすいのは、膝ひろげポーズだよ、ね」
淳一が、良子の膝に布を巻き、紐を巻いて引きあげて、ブランコ、横棒の端に括りつけつのです。
「いやぁあ、ああん、いや、いや」
右膝が引きあげ、括られると、左膝が引きあげられ、括られます。
「どうだね、鏡のなかの良子、見えるだろ、股開きだね、いい格好だろ」
「ああん、だめ、いや、こんなの、いやです、わたくし、ああ」
きっちり、丸いテーブルの座布団に、お尻を置いた老舗料理旅館の子女、大学生の良子です。誘惑されてきて、衣服を剥ぎ取られ、一本の横棒に辱めのポーズを取らされたのです。調教初日、男たちに輪姦、蹂躙されるまえの、調教、恥じらい我慢の躾けです。

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愛欲部屋、天井から下ろされたブランコに腕をひろげて括られた良子は、膝をひろげられブランコの両端に留められ、テーブルにお尻を置かされたのです。まだ白い晒しのT字帯褌をつけたままですが、開脚М姿にさせたところで、T字帯はずされてしまいます。
「良子、ふんどし、とってあげよう、股を見せるんだ」
八畳の部屋の真ん中に高さ80p幅60pの正方形テーブルに座布団が敷かれ、良子のお尻が着いた格好です。前には壁一面の鏡が張られています。良子の開脚М姿が鏡に映って、良子にも見れるよう仕組まれているのです。
「ああ、だめ、だめ、だめですぅ、ああっ、わたくし」
浩一が良子の腰紐を解いて、隠されている恥丘の陰毛から股間を開示してやるのです。
「ほうら、良子、見えたぞ、恥ずかしい処が、見てみろ」
褌をとられてしまって、丸見えになった股間ごと、鏡に映された開脚М姿の良子です。上部につけられた照明、左右からと正面からの明かりで、良子の裸身がくっきりと浮き上がります。
「いやぁん、だめ、こんなかっこう、いやです、わたくし、恥ずかしい」
「ふふふふっ、良子、恥ずかしいか、でも、嬉しい、でもあるよな」
テーブルに乗せられた開脚М姿の良子。その左右に逞しい肉体の浩一と淳一が、パンツ一枚の裸身で立っています。媚薬を混ぜた栄養ジュースを飲まされている良子です。からだのなかが温まっている感覚です。火照っている感じは、なかば放心したような美女の顔、お化粧をしていないナマの顔なのに、観音様のようなのです。
「浜先生、いらしてください、ご用意が出来ました」
淳一が、廊下にむかって、浜先生と呼ぶと、和服ではなくズボンにシャツ姿の浜孫之介が現れたのです。良子が留め置かれているテーブルの後ろから、浜が愛欲部屋に入ってきて、鏡の中の良子の姿を見ます。
「襖で、鏡を、閉じなさい、わたしが、朝一番、この子を、いただくから」
浜は、身動きとれないようにさせた良子を弄って、オメコにチンポを挿し込むとゆうのです。避妊薬は昨夜一番に服用させてあるから、ナマ出しです。
「いや、ちかよらないで、だめ、いや、いやです」
良子が、正面に立った浜の顔を見て、ことばで抵抗します。顔を横に向け、浜の顔を見ようとしません。浜は容赦なく、手を良子の乳房にかぶせます。ぷっくら、もりあがった、お椀の形、21才大学生向井良子の乳房です。浜は、吟味するように良子の乳房にかぶせていた手を、裾から揺すって、その弾力を確かめます。
「ああ、いや、いやん、ああん、やめて、ああん」
浜が、左手で乳房を弄りだし、右手を股間へ当ててきて、陰毛から股の真ん中を弄りだしたのです。
「おお、もう、濡れだしている、ぬるっとしてる、この子のオメコ」
浜は、良子の股間、陰唇を右手の中指で割りひろげ、膣のところを撫ぜるのでした。

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テーブルに敷いた座布団に、お尻をおいた良子の、乳房とオメコをなぶる浜慎之介。良子はブランコに腕をひろげて括られ、左右の膝を括られてひきあげられ、ブランコにひろげられて留められた格好です。首に赤い輪をはめられただけ、褌をとられ全裸の良子です。
「いいからだ、してるんだ、良子さん、あの料理旅館の娘さんか、いいオメコだ」
浜は、良子の素性を知っています。良子が名門の大学生であること、老舗料理旅館の子女であること、それに素っ裸にしたら、とてつもなく豊かな肢体なのです。
「ああん、いやん、だめですよぉ、ああん」
ジュースに混ぜた淫乱媚薬を飲まされている良子です。おっぱいとお股を触られて、じんわり感じる潤いの快感です。恋人とのセックス経験とはちがった感覚におちいっていく良子。潜んでいたエム性が目覚めだしたのかも知れません。
「濡れておる、オメコのなか、ふふふふ、入れさせてもらうかな」
浜がズボンを脱ぎ、穿いているトランクスを膝までおろすと、もうピン立ちになった大人のチンポが露骨です。良子は、顔をそむけるのですが、後ろに立った浩一が、顔を前に向けさせます。
「いいお顔だねぇ、良子さん、このおちんぽ、ほしいんでしょ」
「ああ、はぁああ、そんなの、だめです、ああっ」
浜の勃起したチンポは、太くて大きいです。股をひろげられている良子に、そのチンポが目下に見えて、怖いきもちです。
「ああっ、いやっ、だめ、ああ、ああっ」
浜慎之介(50)の勃起チンポ、その亀頭が良子の膣へ、挿し入れられます。テーブルの上の良子が、裸身を捩ろうとしますが、そんなに簡単には捩れません。股はひろげたまま、陰毛下の縦の割れ目に、ナマのチンポを受けいれるのです。
「おお、おお、いいねぇ、ぎゅっと締まるねぇ、おおっ」
ぶすぶすっ、勃起チンポが、膣のなかへ、埋められてしまいます。半分埋められ、亀頭が残るところまで引き抜かれ、そうしてぶすぶす、陰茎根元まで挿入されてしまうのです。
「ひやっ、ひやぁああっ、ひやぁああっ」
開脚Мの格好にされた良子が、呻き悶えます。斜め上むいた股間、オメコです。そこへ勃起したナマのチンポを挿入され、引き抜かれを繰り返される良子。ゆっくり、挿し込み、ぐいっと抜かれます。
「ほおお、いいねぇ、良子のオメコ、ぎゅっと締めつけてくるよねぇ」
チンポを挿し込んでいく浜は、手腕を良子の頬に当て、顔を上向かせ、そうして腰を前へ後ろへ、高さ80pのテーブルにお尻をのせられている良子です。
「ひやっ、ひやぁああっ、ひぃいい、ひやぁああっ」
大学三年生、美女コングランプリの美貌を誇る老舗料理旅館の娘、向井良子。恥ずかしい、屈辱の格好にからだを剥かれ、恥ずかしい処をひろげられ、そこへ男のナマチンポが、ぶすっ、ぶすぶすっ、挿し込まれ、引き抜かれを、繰り返されているのです。良子の裸身にライトが当てられ、ビデオカメラで一部始終を撮られながら、媚薬のおかげでますます、気持ちよくされていくのです。

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ここは愛欲部屋、天井からのブランコの棒に、腕をひろげて括られ、膝をひろげて持ち上げられ、棒の両端に括られた格好の良子。幅60p高さ80pのテーブルにお尻を置かされ、股をひろげられた正面から、浜慎之介のチンポで、セックスされているところです。
「はぁああ、いやぁああ、だめぇええ、はぁああ、ああっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、ナマの勃起チンポが、オメコに挿入され抜かれるたびに、良子の悲痛の声が満ち満ちです。
「いいねぇ、いい子だ、素敵だよ、エロスショーの主役だねぇ」
愛欲の家オーナーの浜は、獲物を頂きながら、良子に言ってやります。良子は全裸、腕を横にひろげられ、膝をひろげて持ち上げられ、一本の棒に括られているのです。横からはビデオカメラが、良子の肢体が撮られます。浩一と淳一が横からと後ろから、良子を支え、ナマのチンポを膣に挿し抜きする浜をサポートしています。
「よく締まるオメコだ、いいねぇ、ヌルヌル、いいねぇ」
「ひぃいい、ひやぁああ、ひぃいい、ひやぁああっ」
80p高さのテーブルにお尻を置いた良子を、容赦なく責めあげる浜慎之介です。いよいよ、射精、スキンは使いません、避妊薬を服用させているから、オメコのなかでナマ出しです。
「おおおお、いいねぇ、いい、いい、いいよぉ」
ぶすぶす、ぶすぶす、チンポ挿し抜きのスピードが、速まり、ぶすぶす、ぶすぶす、浜がぐっとこらえる顔つきで、射精にいたるのです。
「ひやぁああ、だめ、だめ、ひやぁああん」
良子は、裸身を捩り喜悦の苦痛を享受します。淫乱になる媚薬を飲まされているから、感度良好、オメコ汁が汲みだされ、べっとり、愛液まみれです。
「おお、おお、出そうだ、気持ち、いい、ううっ、おおっ」
「ああああ、ああああ〜〜、あああああ〜〜っ」
浜の射精に反応する良子。恥じらいもなく大きな声を出してしまう良子。チンポの痙攣を膣の深くで感じてぐったり、果ててしまった良子です。
「イッテしまったんだな、良子」
「いい声で、鳴いたよなぁ、おい、おい、良子」
ぐったりの良子が薄目をあけ、名前を呼ばれて、ううううっと反応します。浜のチンポが良子の膣から抜かれたあとは、スペルマ処理、手足を括られたままの格好で、膣のなかが洗浄されます。そうしてスペルマを流し去ったあと、裸身の良子は、背中をテーブルに置いた格好で、手腕をブランコの棒から解かれ、膝をひろげた格好のまま留め置かれます。
「調教し甲斐があるってもんだ、いい女だよ、老舗料理旅館の若女将」
「たっぷり、楽しませてもらう、ってことだ」
「それから、愛欲の家エロスショーに、出演してもらう」
仰向いた腰からお尻が持ち上がった格好、股間は真上を向いています。しばらくの休息のあと、良子は浩一(30)と淳一(30)の二人から、調教、愛欲まみれにされていくのです。







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