佳織
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 7〜14 2022.9.12〜2022.9.23

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<佳織のワンルーム>
落合佳織(29)が木村浩介(32)のワンルームへ行くだけではなくて、浩介が佳織のワンルームへやってきます。今日は浩介が佳織のワンルームへやってくる日、秋になりかけた土曜日です。
「浩介さんが、やってくる、からだは大丈夫、うずうずだわ」
朝から、佳織は、浩介を迎える準備をします。お昼前には、浩介がやってきて、軽く食事をするんですが、そのまえに、セックスします。だから、お昼ごはんは、午後二時ごろになります。
「はい、いま、あけるから、まって」
チャイムが鳴って、佳織はドアロックを外して、浩介をルームに入れます。すっきりスマートな男です。
「いらっしゃい、待ってたわ、わたし、さあ、はいって」
靴を脱ぐ浩介を、佳織は特別なまなざしで見ます。玄関からはいって左側がバス、トイレ、キッチンスペース、そうして六畳のワンルームです。佳織のベッドはクリーム色、お布団はピンク系、カーテンはベッドと同色、ルーム全体が明るいです。調度品、シングルベッドのほかに、60p四方のテーブルと椅子のセット、パソコンを置いている机に椅子はありません。
「うん、ええ匂い、佳織の匂い、ローズの匂いかなぁ」
佳織は、薄い生地のワンピース、細いベルトを腰に巻いていて、膝が隠れる丈のフレアスカートです。腰からうえは柔らかいふわ〜っとしたノースリーブ。インナーは、ブラは着けていなくて白いスリップと薄手のショーツです。
「ねえ、ねえ、浩介さま、お泊りできるんでしょ?」
土曜日と日曜日、証券会社に勤めている佳織は休みです。浩介は大学の非常勤講師だから、土日は休みです。佳織は29歳、浩介は32歳、ともに結婚適齢期を越えている年齢です。でも、いっしょに棲むことは、いまのところ、考えていません。
「うん、泊っていくよ、たっぷり、時間、あるよ、たっぷり、ね」
浩介には、佳織の肢体が眩しく感じます。レースのカーテン越しに入ってくる午前の光が、佳織を柔らかく包んでいます。素足の膝からした、ノースリーブで露出した肩から手の先まで、ショートカットの髪の毛が清潔な感じをかもしています。
「ああん、浩介さま、わたし、まってたの、待ってたわよ」
ルームの真ン中、敷かれたピンクのカーペットに立っている浩介。立ったまま浩介に抱かれる佳織。唇を重ねあって、ディープキッスにまでしてから、佳織は、浩介のまえにしゃがみこみます。
「うん、脱がしてあげる、うん、おチンポ、剥いちゃう」
浩介のズボンのベルトを外して、ブリーフを穿いた腰を露わにしてしまいます。
「ああ、佳織、ぼくは、もう、待ってたんだよ」
さっそく、フェラチオします。浩介のチンポを、おしゃぶりするのです。待っていたのは、このこと、それからクンニしてもらって、シックスナインの格好で、貪りあって、性器交合まで。一週間ぶりなので、もう、からだのなかに、性欲がもりもりの状態です。ズボンを膝まで下ろさせ、ブリーフを太腿のつけ根にまで下ろし、浩介のチンポを、露出させてしまった佳織です。

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佳織のワンルームは六畳の間。生活している部屋だから、ベッドやテーブル、それに椅子、収納ボックスもあり、テレビもあります、狭いです。証券会社勤めの女性の部屋です。あかるい、ピンク系でまとめたワンルーム。土曜日、お昼前、恋人の浩介が、部屋へ来ています。もう、セックス、始まって、ズボンを下ろしブリーフを下ろして立ったままの浩介。まだワンピース、着衣のままの佳織が、チンポをにぎり、お口に頬張るところです。
「うう、ああ、おいしい、しゃぶってあげる、おいしい、おチンポ」
カーペットに座り込んだ佳織が、チンポを握ったまま、見上げて浩介に甘ったるく言います。もうビンビンになっている浩介のチンポです。
「うん、うん、佳織、しゃぶっておくれ、チンポ、しゃぶってよ」
「うん、うん、お椅子に座ってよ、浩介さま」
いわれるままに、チンポをむき出したまま、テーブルにセットの椅子に浩介が座ります。佳織は正面からではなくて、左横から顔を突き出し、ピン起ちのチンポを、咥えるのです。椅子のすぐ前には鏡があって、椅子に座った浩介と、佳織、自分の姿も鏡に映る、という位置です。
「ああん、おっきいわ、いいわねぇ、浩介さま、チンポ」
佳織が、陰茎をにぎり、亀頭をぐっと剥きだして、それを見て、言葉にします。ワンピースの前ボタンを胸のしたまではずして、浩介の手が入れられるようにして、浩介におっぱいを弄らせます。浩介はというと、椅子に座って、ズボンとブリーフは脱いでしまって、太腿から膝をひろげ、チンポをぐっと起立させる格好です。チンポをしゃぶる佳織の、胸もとから右手をいれ、スリップのうちがわへいれて素肌の乳房に触れてやります。
「ううっ、うう、うう、ううううっ」
おっぱいをまさぐりながら、左手を佳織のお尻へともっていきます。ショーツを穿いた佳織のお尻。腰の背中から左の手を入れ、股間へ、届かせます。柔らかい、佳織の股の間です。ワンピースのスカート部をめくりあげ、白いショーツをお尻から抜いてやり、フェラチオさせながら、オメコをまさぐってやるのです。
「うん、うん、佳織、いい、いい、いいねぇ」
「ううっ、うう、うう、ふぅううっ」
うしろから陰唇の間へ指を入れられた佳織が、咥えていたチンポをお口から抜いてしまって、でも、陰茎は握ったままで、浩介の顔を見あげます。見あげるといっても、顔をあげたらその間15pほどです。顔をあげ、陰茎を握ったまま、キッスを求めて、浩介が応じます。唇を重ねるだけのキッスです。キッスが終わって佳織が浩介の正面にきます。60p四方のテーブル横、浩介は背凭れだけの椅子に座っています。
「うん、ああん、脱いじゃう、脱ぐから、ね」
佳織、ワンピースを脱いでしまいます。インナー、白いスリップは着けたまま、ショーツは脱いでしまいます。浩介もシャツだけになります。
「あああん、浩介さん、わたし、テーブルに座るから、ね」
60pのテーブルにお尻を置く佳織。その前に椅子を座った浩介が佳織に向きます。佳織の股間が、浩介の目の前です。クンニリンクス、佳織が求めるのは、浩介の唇と指先です。
「ああん、浩介さん、ああん、ねぶって、ああん」
テーブルにお尻をおいた佳織の膝を、浩介が肩に乗せさせ、佳織は後ろに手を着いて、クンニしてもらうのです。

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佳織のワンルーム、窓辺に置いた60p角のテーブルに、お尻をおいて手は後ろにおきます。椅子に座った浩介が、佳織の股へ、顔をつけます。佳織がのばしたお膝は、浩介の腕に抱かれて持ち上げられます。
「ああん、ひぃいい、浩介さまぁ、ああん」
浩介の唇が、ぴったし、佳織の股間に密着です。陰唇をわりひろげ、舌で膣前庭をなめあげます。それから膣口へ舌をおろします。下の唇をせりあげて陰唇をひろげます。そこで舌先を、膣口へ挿し込むのです。
「ああん、いい、いい、もっと、もっとよ、はぁああ」
全裸の佳織、レースのカーテン越しに入ってくる光がまぶしいです。きれいな肌、白い肌、Kい陰毛、すこし毛深い、陰唇のまわりにもちょろちょろ毛が生えています。剃ったりはしません、自然のままです。浩介は、膝を担いだ左右の手腕を佳織の乳房にかぶせます。唇と舌で陰部をなめなめ、ぺちゃくちゃしさせながら、ぷっくらおっぱいを揺すってやって、乳首をつまんだりしてやります。佳織、29歳、証券会社の事務員していて、休みの日、浩介をワンルームへ引き入れ、セックス三昧するのです。
「あああん、浩介さまぁ、ああああっ」
「佳織、いいねぇ、ヌルヌルに、なってきたね、わかるやろ」
「うん、ああ、もう、浩介さま、またいで、いい?、またがせて!」
クンニしてもらっている佳織が、浩介の腰にまたがりたい、というのです。浩介は椅子に座ったまま、佳織はテーブルからおりて、浩介の太腿をまたぐのです。
「うん、ああ、佳織、尻あげて、真ん中に、チンポ、入れるよ」
佳織は、クンニでは届かなかった膣奥へ、ナマのチンポを挿し込んでしまうのです。太腿をまたいでから、股間をひろげ、勃起するチンポの陰茎を、握って亀頭でオメコの真ん中、膣口を探ります。
「あっ、あっ、ああっ」
亀頭が膣に挿し込まれ、佳織、顔をあげます。恍惚の表情、わななく感じで裸体をゆすります。ぶすぶすっ、腰をおろして、お尻をおろして、浩介の勃起チンポを、オメコに挿し込んでしまいます。
「いい、いい、ああん、きもち、いい」
佳織の股間は、浩介の腰に密着です。勃起チンポが完全に佳織のオメコに埋められます。
「うん、うん、佳織ぃ、いいいよぉ、おおおっ」
佳織が、お尻をまえへ動かします。勃起チンポが、膣のなかでうごめきます。浩介がヌルヌルを感じ取り、佳織が喜悦を感じ取ります。全裸の佳織が、全裸の浩介に抱きつきます。オメコにチンポを挿し込んだまま、小刻みにお尻をゆする佳織。浩介も小刻みに太腿から腰をゆすります。微妙に、チンポがオメコのなかで、襞にこすれて、ぬるぬるです。佳織は、下腹部に気持ちを集中、ぐっとこみあげてくる快感に、淫らな蜜を滲みだすのです。

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背凭れ椅子に浩介が座り、佳織が向きあって腰をまたぎます。勃起しているチンポが、またいだ股間の膣にぶっすりと咥え込んでいる佳織です。
「ああ、いい、いいわぁ、ああ、ああ、感じちゃう、ううっ」
浩介の腰をまたいでも、爪先をカーペットにつけられます。腰に力を込めることができます。
「ああああ、浩介さま、ああああっ」
勃起しているぶっといチンポを、膣に挿入させたまま、腰をつかって、お尻をゆすって、チンポでオメコの襞をこするのです。
「あああん、ここ、ここ、ああああん、感じるぅ、ううっ」
全裸の佳織が全裸の浩介に抱きついて、おっぱいを浩介になぶられて、ぶすぶす、挿し抜きではなくて、挿し込んだままで蠢かすのです。感じる佳織。下腹部の奥から、頭のてっぺんまで、ジンジン、じゅるじゅるの快感に包まれるのです。
「ああああ、ダメ、ひぃいい、ダメ、あああん」
「佳織、いいねぇ、いいよぉ、おおおおっ」
浩介が、腰に力を込めて、腰を揺すります。佳織に、少し股間を浮き上がらせ、チンポを半分ほど抜く感じでストップさせます。浩介が、下から、突き上げてやるのです。
「いいか、いくぞ、佳織ぃ、ほうらぁ」
浩介が下から腰を突き上げ、半分まで抜いている勃起チンポを、一気に膣の奥まにで挿し込んでやります。にかい、さんかい、よんかい、ぶすぶすっ、半分抜いて、ぶすぶすっ。佳織は、浩介の肩に手を置いて、突きあがってくる快感に、呻きの声を発します。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいい」
とろとろの蜜が、佳織のオメコ、膣のなかをヌルヌルに、濡らします。
「ほら、ほら、佳織、おお、挿し込め、このまま」
浩介の突き上げから、佳織が咥えたままで膣襞でチンポを擦っていく動きにかわります。佳織、もう、とろとろ、アクメの手前まで、昇ってきている感じです。
「ああああ、つけて、つけてほしい、あああん」
スキンをつけての中出しです。浩介は、勃起チンポを抜き去って、素早くスキンをかぶせます。すこしゆるゆるにしておいて、そのままぶっすり、佳織のオメコへ挿入です。
「ああ、いい、いい、浩介さまぁ、ああっ、ひぃいいっ」
「おおお、佳織ぃ、いいやろ、おおお、おおおおっ」
佳織がアクメに昇っていくのに合わせて、浩介もぐいぐい、射精の兆しをつくっていって、発射寸前にはスピードあげて、ぐいぐい、ぐいぐい。
「あああ、ああああ、ひぃいいい、いいっ」
佳織が、先にアクメに昇る感じで、浩介が後を追います。おう、密着部分はヌレヌレ、とろとろの愛液にまみれています。そうして浩介が痙攣で、佳織のアクメがいっそう高みへと昇ったのです。

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いっかいめがおわって、少し遅めのお昼ごはんにします。セブンのコンビニで買っておいたサラダとハンバーグ、それにトースト、飲み物はアイス珈琲です。インナーの白いスリップだけの佳織です。浩介はブリーフを穿いてシャツすがたです。
「よかったわ、浩介さん、感じちゃったわよ、好き、浩介さん、好き」
「うん、佳織、よかったよ、久しぶり、一週間ぶりか、よかったよ」
セックスした椅子が、食べ物を並べたテーブルのまえです。窓際のテーブルにサラダとハンバーグ、トーストとアイス珈琲を置いています。
「うん、はぁああ、そうねぇ、おしごとはストレスよ、疲れるわ」
「そうだね、佳織、証券会社、ノルマあるんやろ、たいへんだよね」
「だから、こんな時間、とっても楽しみなのよ、セックス、いいわぁ」
佳織はベッドの縁に座っていて、浩介は立ったままでの食事です。コンパクトなオーディオですが、クラシック音楽を流します。佳織が好きなのは、バッハの音楽、佳織が高校生のときまで、ヴァイオリンを習っていたし、ピアノも弾けます。でも、大学は文学部だったし、就職も証券会社のOLになったのです。29歳になって、仕事にも慣れてきて、窓口担当はもっと若い女子に任せて、ベテランOLです。
「おいしいわね、ハンバーグ、ねえ、ねえ、浩介さん」
半分透けたスリップだけの佳織を見て、浩介は、艶めかしい、と思います。抱いて、チンポをオメコにいれて、男の性欲を処理するだけでは、もったいない、と思っています。素顔の佳織は美しい。腰のしたまでのスリップは、お尻が露出しています。セクシーな佳織を、浩介が眺めます。先に射精したから、性急な情欲ではないんですが、32歳の浩介、チンポがうずうずする感じです。
「ああん、だめよ、まだ、たべてる、とこやのに、ちょっと、まって」
テーブルの傍に立った佳織です。お尻を撫ぜあげてくる浩介に、戸惑っているけど、拒否はしません。
「ううん、おしり、ぽっちゃぽっちゃ、柔らかいねぇ」
「ああん、なによ、いやよ、そんないいかた、えっちだわ」
「そうだよ、佳織、ぼくは、えっち、だよ、えっちなんだよ」
「ああん、ちょっとまって、コーヒー飲ませてよ、それから、よ」
佳織はアイス珈琲を飲むのに、ストローは使いません。唇をコップの縁にあてて、飲むのです。浩介が、待ちます。バッハのバイオリン曲がこころにに沁みてきます。コップをテーブルに置いた佳織を、近寄せ、抱きます。
「ああん、浩介さん、あああん」
抱かれて、ブリーフを穿いたうえから、佳織の手が撫ぜだします。抱いた浩介は、左手でお尻を撫ぜ、スリップの裾から右手をいれて、乳房に触れていきます。
「ああん、脱がしてあげる、ああん」
抱かれている手から離れ、浩介が穿いているブリーフを、脱がせてしまう佳織。もうピン立ちになっているチンポが、露出です。

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土曜日、昼下がり、佳織のワンルームです。週休二日、土曜日と日曜日が休みの佳織、29歳、証券会社のOLです。恋人の浩介が、お昼前から来ています。一週間のうち土曜日から日曜日にかけて、浩介がやってきたり、佳織が浩介のワンルームへ訪ねていったり、密室に閉じ籠ります。セックス三昧、へろへろになるまで、セックスします。
「ああん、いいわ、咥えてあげる、浩介さん、好きですからぁ」
立ったまま浩介のブリーフを脱がせると、勃起する浩介のチンポが目の前に露出します。片膝立てて座った佳織の目の前に、感動の勃起チンポが、あらわれます。
「ああん、おっきいわぁ、おチンポ、いいわぁ、ああ」
佳織は、右手で陰茎の真ん中あたりを握ります。左手で、浩介のお尻を抱きます。握った陰茎を、根元の方にしごいて、亀頭をビンビンにしてしまうのです。
「おお、ああ、佳織、いいよぉ、いい、いい」
カリ首までを完全に露出させた亀頭を、舌でペロペロなめあげる佳織。ぶっとい、浩介の勃起したチンポのサイズ、太さは3p強、長さは15p弱、佳織には、たまらない情欲の対象です。唇に亀頭の根元、カリ首のところまで咥えこんだまま、舌で先っちょをちょろちょろと舐めるんです。好きです、佳織、チンポを咥えているとき、それからオメコに挿し込んでいるとき、最高に満たされます。
「ううん。おいしい、ああん、なめてあげる、おチンポぉ」
亀頭だけじゃなく、陰茎を唇に挟んで、カリ首のところから、根元まで、手の平でこすりながら、なめおろし、なめあげるのです。浩介は、立ったままでフェラチオをしてもらっているときは、手で佳織の頭を抱きます。チンポが佳織の唇で刺激され、舌で刺激されているところの、頭を抱えてやるのです。
「ううっ、うう、うう、ううっ」
スリップだけの佳織は、艶めかしいです。浩介が、スリップの肩紐をはずしてやって、おっぱいを露出させてしまいます。フェラチオしている佳織を、立たせ、こんどは、浩介が、佳織にクンニリンクスを施してやるのです。
「ああ、うん、ああ、あしのうら、いすに、のせる、ああっ」
白いスリップを脱いでしまって立った佳織が、テーブルに手をつき、椅子に右足をのせ、股間をひろげるんです。しゃがんだ浩介が、佳織の股に顔をあて、手は乳房にのばしてやって、唇を股に密着させてやり、ぐちゅぐちゅ、じゅるじゅる、唇と舌で、柔らかい秘唇に刺激を与えていくのです。
「ああ、いい、いい、ああん、あん、あん、いい、いいっ」
ぷちゅ、ぷちゅ、じゅる、じゅる、バッハのバイオリン曲に、淫らな音色が混ざります。浩介は、唇と舌だけではなく、指を使ってやります。膣のなか、舌が届かないから、お指の腹で膣襞をこすってやるのです。立っていられなくなる佳織は、テーブルにお尻をおいて、椅子に足をのせ、股をひろげるのです。

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裸の肌と肌をあわせたい、抱きあいたい、佳織も浩介も、そう思うから全裸になります。テーブルにお尻をおいている佳織。椅子に右足をおいた佳織の、左足の膝裏を右腕でもちあげて、浩介がクンニします。佳織の股に唇をあてこんで、縦割れの陰唇を唇で撫ぜあげ、舌でビラビラを割って入れ、膣口から膣前庭、それにクリトリスのところまで、舌を使って、なめます。
「ああん、いいっ、いい、いい、もっと、ああん」
佳織は、右手を、股に顔を当てている浩介の頭において、左手で自分のぷっくら乳房をまさぐります。
「うう、ううっ、おいしい、佳織のお汁、おいしいね」
唇を佳織の股間から離して、言ってやり、ふたたび、唇を陰唇にかぶせます。左手を佳織の乳房に当てます。佳織が浩介の左手に左手を重ねて、乳房をまさぐられます。
「ああっ、浩介さま、ああっ、だめ、いい、ああ、いいわぁ」
浩介が、唇を離して、乳房をまさぐっていた左手を、股間へおろし、三本の指の腹で、陰唇のうちがわを撫ぜなぶります。佳織は、お臍のあたりを窄め、そして股をまえへ突き出すようにして、陰唇のうちがわを弄ってもらうのです。浩介の指が陰唇の膣口のまわりを、撫ぜだして、そのまま指が膣内へ挿し込まれだします。もう、トロトロになっている膣のなかです。
「ああ、ああ、浩介さま、ああ、いい、いいわぁ」
浩介は、指の腹でヌルヌルを感じながら、膣のまんなかあたりの肉襞を、こすります。気持ちいい、という感じの佳織の様子が、わかります。ピンク色、膣の口がひろがって、肉襞のぐちょぐちょが、見えます。浩介は、ふたたび、唇を佳織のおめこに当て込んで、じゅるじゅるっとお汁を吸ってやります。
「ああん、いれて、ほしい、おチンポ、いれて、ほしいわ」
佳織が、本番に移ってほしいと、いうのです。そろそろ、そうしようと思っていた矢先の浩介です。カーペットに佳織が仰向きになります。全裸です。柔らかい大きなクッションに背中を置いて、膝を立て、そ膝をひろげます。浩介は、佳織と向きあい、カーペットにお尻をつけて、足をひろげ、佳織の膝の間から後ろへ投げ出す格好です。
「うん、入れる、入れてやるよ、チンポ」
浩介がお尻をまえへもってきて、勃起させたチンポの陰茎を、佳織のひろげた股に、ぴったし当てます。陰茎で、陰唇うちがわ、膣前庭をこすって、亀頭を膣口にあてます。亀頭を膣のなかへ、挿し込みます。結合する瞬間です。
「あっ、あっ、いい、いい、ああっ」
佳織がくぐもった声を洩らします。浩介は、声は洩らしませんが、ぐっと踏ん張ります。ぶすっ、亀頭から陰茎の半分ほどまでの挿入で、浩介は、恍惚の密着感を味わいます。
「ああ、いいわぁ、いい、いい、おチンポ、いいわぁ」
「佳織、いいぞ、おおっ、ぶっすり、入ったぞ、おおおっ」
佳織が腕をのばしてきて、浩介に抱きついてきます。浩介も、腕をのばし、佳織を抱いて、いっそうチンポをヌルブルのオメコに密着させるのです。

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佳織のワンルーム、窓からの午後の光が眩しいです。ただいまセックス、恋人の浩介と抱きあって密着中です。
「ああ、いい、いいわぁ、ああっ」
「うううん、佳織、いい、いいね、ヌルヌル」
「はぁああ、濡れてる、おチンポ、きもちいい」
佳織も浩介も全裸。カーペットにお尻をおいて足を投げ出している浩介に、佳織が向きあい、腰をまたいでいる格好。勃起したチンポを、ぶっすりオメコに挿し込んだ佳織です。上半身、抱きあい、キッスをしています。
「うううう、ふぅううう、ううううっ」
佳織は、浩介の太腿にまたがったままでお尻から股間を、まえへ、まえへ、と動かします。浩介は、腰を突き出すようにして、佳織のオメコにチンポを埋め込み、手ではおっぱいを弄ってやります。
「ああああ、浩介さま、ああああ、いい、きもちいいっ」
佳織は、腕をのばして浩介の、首後ろへまわしています。股をひろげて、オメコに勃起するチンポを挿し込んだまま、反りかえるようにして、浩介のおっぱい弄りを感じます。浩介が、おっぱいに唇をあて、乳首を挟み、もぐもぐしてやる刺激です。チンポでは陰茎を膣襞に絡まさせ、亀頭は子宮の口まで届かせて、完全密着なのです。
「あああああ、ひぃいいい、浩介さまぁ」
「おお、ああ、佳織ぃ、いいねぇ、いいぞぉ」
「あああっ、いい、いい、いきそお、おおっ」
ぷちゅぷちゅ、おっぱいの乳首を吸われ、揉まれるおとがします。明るいワンルーム、窓からの光、佳織はもうあともどりはできません。このままアクメを迎えたい。浩介は、まだ余裕です。膣にぶっすり挿し込んだチンポを、ますます膣襞に密着させて、佳織をよがらせ、よろこばせます。浩介が上半身を後ろへたおして寝そべります。佳織は、騎乗位になるところ、チンポを抜き去り、スキンをつけさせ、そうして、勃起のままのチンポを、オメコに挿し込み、ぶすっ、ぶすぶすっ、咥え込んでしまいます。
「ほうら、佳織、ぶっすり挿し込んで、ぐちゅぐちゅするんだ」
「はぁああ、ああん、挿し込んで、ああ、奥でこするのね、ああっ」
「おお、おお、そうだ、おお、おお、でそうだ、ううっ」
「あああ、あん、あん、いきそお、いきそおよ、ああっ」
「いってもいいよ、いけ、いけ、佳織ぃ、いいっ」
もう佳境、佳織の感度が最高に、からだが硬直、アクメ寸前です。浩介も勃起チンポ、いっそうビンビンになって、発射寸前です。
「ああああ、ひぃいいい、いぐ、いぐ、いぐぅううっ」
チンポの発射で痙攣をうけて、佳織がアクメに昇っていきます浩介をまたいだままです。
「あああ〜〜ああっ!」
アクメに昇った佳織が、浩介に覆いかぶさります。浩介は、佳織のお尻に手をまわしたまま、発射させたチンポを膣に挿し込ませたまま、佳織に快楽の余韻にふけさせるのでした。





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