淫らな蜜
 第一章-4-
 27〜34 2020.3.16〜2020.3.27

-27-
<美咲の悶え>
八畳の部屋四つ分の広さがあるスタジオ。小椋明夫は27才、スポーツマンで筋肉質のからだの持ち主、性欲旺盛、持続力抜群、女を歓ばせる性技の研究に邁進しているところです。午前中にアクメにまで昇らされた大山財閥の愛娘美咲(23)は、ひと眠りしたところで、スタジオのソファーに座らされます。薄いレースのパンティとスケスケ前開きのランジェリーをまとった美咲です。。
「お嬢さん、どうだね、ここの居心地は、お気に入りかね」
ソファーに座った美咲の前に立つ明夫が、問いかけます。美咲はうつむいたまま、だまっています。明夫は、ムチムチの美咲を見下ろす格好で、午前中の続きをさせるのです。まずはフェラチオです。
「はい、ちょっと、つらいときもありますけど、居させてくださいませ」
「そうだよな、女の性欲を、たっぷり解消してもらうんだから、いいんだよな」
明夫が、美咲の目の前で、ズボンを脱ぎ、ブリーフを脱いでしまいます。そうして美咲のあごに指をかざして顔をあげさせます。美咲に、男の陰部、ちんぽを見せるのです。
「はぁあああっ、ご主人さま、ああっ」
淫乱ジュースが効いている美咲は、うっとり顔でとろけそうな瞳を明夫に向けてきます。
「欲しいだろ、おれのちんぽ、たっぷり咥えさせてやるよ」
半勃起とはいえ、腰から突き出るちんぽは、長さが16p、亀頭がおおきくカリ首が深いのです。美咲が、じぶんからその半勃起ちんぽの陰茎を握ります。右手でもちあげ陰茎の根元をかるく握るのです。
「はぁああ、ご主人さま、おしゃぶり、させていただきます」
午後の光が、カーテンをあけた大きな窓から射し込んできます。明るい部屋、床暖房が効いているから足元から暖かいスタジオです。美咲は、陰茎を握った手をぎゅっと陰毛に押しつけ、亀頭を剥き出してしまいます。亀頭からカリ首がもりあがり、カリ首を包んでいる皮が捲れて、テカテカです。
「はぁあ、ああん、ふうっ、ううっ」
顔を近づけ、亀頭に舌先をあて、舌先をちょろちょろ動かせながら、カリ首を舐めるのです。明夫は、ぐっと力をこめて、勃起させます。ギンギンに勃起させるまで、数秒です。美咲が亀頭を唇の中へ滑り込ませます。明夫は腰を前へ突き出す格好で、右手で美咲の髪の毛を握り、左手は美咲の顔を弄ります。
「いいねぇ、いいよぉ、お嬢さん、上手になったねぇ」
「ううっ、うう、うう、ふぅうううっ」
ぐちゅぐちゅ、じゅぱじゅぱ、ずぽんずぽん、美咲の口元から淫らに音が奏でられます。勃起するちんぽをフェラする音です。
「ふふふふ、はだかにしてやるぜ、お嬢さん、裸にして、括ってやるから、な」
フェラを止めさせ、明夫は美咲が身に着けたランジェリーを脱がせてブラを取り、パンティをも脱がせてしまって素っ裸にさせます。
「はぁああ、ああん、ご主人さま、ああん」
「おれも裸になる、男と女だ、たっぷり可愛がってやるぜ」
明夫もシャツをぬぎ、素っ裸。筋肉質の明夫のからだに、ぷっくらぷりぷりもち肌の美咲お嬢さまです。

-28-
美咲を全裸にさせ、明夫も全裸になって、ふたたびフェラチオです。絨毯のうえに正座する美咲のまえに、筋肉質の明夫が仁王立ちです。もう勃起したちんぽの陰茎下部を、美咲が右手でかるくく握ります。左手は明夫のお尻へまわします。顔を勃起ちんぽの亀頭に近づけます。唇に亀頭をあて、鈴口をぴゅと吸います。たくましい明夫の勃起ちんぽですが、亀頭は柔らかいです。そのまま唇の中に亀頭を埋め込み、カリ首を唇で絞めます。カリ首を唇で刺激させながら、握った陰茎をかるく上下にスライドさせて、勃起ちんぽの陰茎をしごきます。
「ふうう、すうう、ふううう、ふぅううっ」
「おお、いいぞ、お嬢さん、しゃぶるの、うまくなったよ、いいねぇ」
「ううっ、うううううっ、ふぅうううっ」
美咲は、仁王立ちの明夫の前に正座して、一心に勃起ちんぽを吸いつくし、舐めつくして、ご奉仕します。明夫は、腰を突き出し、美咲の後頭部に手をあて、勃起ちんぽをしゃぶらせるます。淫乱ジュースを飲んだ美咲が、発情してみずから求めてくるまで、フェラさせるのです。
「ううっ、うううう、ふぅうううっ」
「なぶって、ほしいか、お嬢さん、おっぱい、おめこ、弄って欲しいか」
明夫のことばに、勃起ちんぽをお口に含んだまま、うんうんとうなずく美咲です。正座をやめさせ、そのまま美咲を立たせます。全裸の美咲は、唇を濡らしているだけで、乳房も陰唇まわりも濡れてはいません。でも、封印された膣のなかは、もうびっちょり、濡れそぼっているんです。
「縛って欲しいんだろ、お嬢さん、ふふふふ、縛ってやるよ、手を後ろへまわせ」
「はぁああ、ご主人さま、ああ、はぁあああっ」
もう、縛るという言葉に美咲が酔いだすのは淫乱ジュースのおかげです。からだのうちがわがじゅくじゅく萌えているのです。このからだのうちがわを、刺激するために、股のあいだの膣の襞、そうして膣の奥、その奥にもりあがる子宮口のまわりをなぶってやるのです。
明夫は、全裸の美咲が、後ろにまわした手首を縄で括り乳房の上下に巻き、肩から下ろす縄でみぞおちを締め、腕と脇腹を縄で締め、美咲の乳房は亀甲の縛りにされます。
「はぁああ、ああっ、ご主人さま、ああっ、ああっ」
「ふふっ、美咲お嬢さん、いいねぇ、ほうら、倒れないように、吊る」
「あっ、ああっ、あああっ」
上半身を縛られて、明夫の目の前に全裸で立ち姿の美咲です。豊かな乳房は絞り上げられ、腰から膨らむ臀部は無防備です。32畳ナツミスタジオの一角です。足を絨毯にぺたんと着けた美咲が、正面から、横からと写真に撮られます。シャッターの音とフラッシュの閃光で、美咲はますますうずうず状態になってしまうのです。弄られる前の、女のからだです。まだ乳首はおとなしい、陰毛はねています。太腿はまだひろげていないから、股のじょうたいはわかりません。

-29-
後ろ手に縛られて立ち姿の大山財閥の令嬢美咲です。乳房はきっちり絞り上げられる亀甲縛り、手首を縛った縄尻は天井からのフックに結ばれて、吊られたり降ろされたりされるのです。
「ほうら、あしを、ひろげろ、お嬢さん、写真をたっぷり、撮ってやるんだから」
「はぁああ、ご主人さまぁ、あああん」
カシャ、カシャ、カメラマンは雄太(25)です。明夫は、美咲の足をひろげさせます。32畳ナツミスタジオの一角です。全裸にされた美咲が、弄られながら、喜悦する表情を見せるのです。絨毯にペタンとついた左右の足を、美咲の後ろにしゃがんだ明夫が、30p、50pとひろげていきます。
「あっ、あっ、ああ、ああん」
「ほうら、尻を突き出せ、足を開いたまま、後ろへ、さあ、さあ、美咲お嬢さん」
「あん、いやん、あああん」
後ろ手を吊った縄がピ〜ンと張り、前かがみになってお尻を突き出す美咲です。足首を50pほどひろげて突き出した臀部の太腿つけ根は、お尻の穴と縦割れ陰唇が、丸出しになります。
「いい眺めだな、美咲お嬢さん、きれいなおめこが、丸見えだよ」
明夫は、美咲の後ろから、突き出させた臀部の合間、縦唇の穂先を、撫ぜさすりあげます。
「ふふふふ、柔らかいねぇ、陰唇、ふふ、濡れてるな、うちがわ」
明夫が、右手の中指で陰唇を割り、滑らせ、膣口をまさぐります。先にフェラして感じた美咲です。普段のしっとり濡れをこえ、もうヌルヌルの蜜で濡れている膣口です。
「太腿、閉じるな、ひろげたままだよ、お嬢さん、ほうら、もっと、尻を突き出せ」
「ひやぁあ、ああん、あああん、ご主人さま、ああん」
筋肉質で逞しい肉体の明夫は、美咲の横に立ち、右手で股間を、左手で乳房を、弄ってやります。女の急所は膣のなか、Gスポット、それに乳首です。明夫の最初は、急所をはずしたその周りをまさぐるところからです。
「いいだろ、美咲お嬢さん、縛られて、弄られる、感じろよ、ふふふふん」
亀甲に絞りあげた乳房の乳輪の、きわまでさすりあげながら、陰唇のうちがわ膣前庭を柔らかくなぜあげる明夫のテクニック。美咲は、柔らかいくぐもり声を洩らします。
「ううっ、ああっ、はぁああっ、あっ、あっ」
「ほうら、美咲お嬢さん、感じるだろ、ほうらっ」
乳輪にまで届かせていなかった指先が、起ちはじめた乳首をピンピンと、はねられる美咲。後ろ手に縛られて、乳房は亀甲に絞りあげられている全裸の美咲。足をひろげ、お尻を突き出し、後ろから陰唇を弄られ、膣口から指を入れられていく大山財閥令嬢の美咲(23)です。手指で弄られたあとには明夫が、ナマの勃起ちんぽで美咲を喜悦の声で吠えさせていくのです。

-30-
全裸にされて上半身は後ろ手縛りにされ、乳房は亀甲に縛りあげられた美咲は、背中の手首を天井からのフックに繋がれています。32畳敷きナツミスタジオの一角、動画と静止画の撮影中です。足首を50pにひろげた美咲は、うつむき、お尻を突き上げる格好です。美咲の横に立った筋肉質の明夫が、下向いた乳房と、後ろ正面向いた股を弄っているのです。
「はぁあああ、ひやぁああん、ひやっ、ひやっ、ひやぁああん」
「ふふふふ、濡れてきたね、美咲お嬢さん、おめこ、ぬるぬる」
「はぁああ、ひやぁああっ、ああん、ひやぁああっ」
明夫が、つまんだ美咲の乳首を、モミモミしながら、膣に挿し込んだ二本の指で、膣襞をまさぐります。上半身を緊縛された大山財閥の令嬢美咲(23)、モデル志願してきたとはいえ、得体のしれないからだの軋みに、ほんろうされていきます。
「ふふふふ、ここか、ここかな、Gスポだな、ザラっとした処、ここか」
「ひぃいいっ、ひやぁああっ、あん、あん、ああああん」
「感じるのか、ええっ、美咲お嬢さん、乳首とGスポット、いっしょに弄られ、だな」
「ひぃいい、いい、いい、ああ、ああ、ああっ」
美咲はお尻を横に、小刻みに、揺すります。太腿がプリプリと揺すれます。きっちり胸から支えられ、足をひろげた臀部の真ん中、陰唇に包まれた膣に指責めです。膣のなかをまさぐられ、Gスポットをみつけられ、指の腹でこすられて、美咲は喜悦の悲鳴です。
「ふっふふ、ふふっ、美咲お嬢さん、いただきますぜ、この、おからだを、たっぷりと」
明夫は指責めをやめ、ナマのちんぽで責めてやるというのです。避妊剤のピルを服用され、淫乱ジュースを飲まされている財閥令嬢の美咲です。その可憐な顔立ちが男心をくすぐる女子、大山美咲(23)です。全裸の明夫が、美咲の後ろに立ちます。後ろ手に縛った美咲の、手首へ右手を伸ばして縄を握ります。足で、美咲の足をひろげさせ、左手を美咲の腹にくぐらせ、臀部をもちあげ、その真ん中へ、勃起するちんぽをあてがうのです。逞しい明夫の勃起ちんぽは、女ならだれもがヒイヒイと鳴かされる本物です。
「入れてやるぜ、美咲お嬢さん、ほうら、おおっ、おおっ」
ギンギン勃起ちんぽの亀頭を、美咲の後ろから、膣に挿し込む明夫です。亀頭を挿し込み、腰をゆすって、陰茎の半分までを挿し込みます。
「ああっ、ひやっ、ひやぁああっ、ああっ」
美咲が呻いて悶えます。顔を下向けている美咲に、明夫は細紐を束ねて太くした紐を美咲の口に咬ませます。馬の手綱です。噛ませて後ろへ引いた紐を手首にまで手繰り寄せて括りつけます。
「ほうら、なけよ、美咲お嬢さん、ヒイヒイ、ヒイヒイ、鳴くんだぜ」
ぶすぶすっ、明夫は、勃起させたちんぽを、容赦なく、美咲の膣へ、挿し込み、捏ねて、引き抜くのです。右手に手綱を握っている明夫。左手は美咲の乳房をまさぐりたおして、男の性欲を満たしていくところです。

-31-
モデル志願してナツミスタジオへやってきた大山財閥令嬢の美咲(23)が、いつの間にかアダルト女優として男たちにほんろうされているのです。避妊のためにピルを服用、官能に溺れるようにと淫乱ジュースを飲用させられていて軟禁状態です。
「ううううっ、ふぅうううっ、うぐ、うぐ、うぐううっ」
「ほうら、いいだろ、美咲お嬢さん、おれのちんぽ、いいだろ」
「うう、うう、うぐう、うぐうぐ、うう、ううっ」
上半身後ろ手縛りで乳房を亀甲に絞り上げられている美咲。口には束ねた紐を咬まされ、後ろに引かれて手綱にされて、顔を引き上げられている美沙です。背中で縛られている手首は、天井からのロープに括られ、前のめりの立ち姿です。
「ほうら、いいだろ、ほうら、美咲お嬢さん、ほうら」
「うぐう、うぐう、うぐ、うぐううっ」
筋肉逞しい明夫が、美咲の後ろから、勃起させたナマちんぽを、ぶすぶす、ぶすぶす、膣に挿し込んでは抜いているのです。前のめりの美咲は、どすん、どすん、勃起ちんぽの根元まで、挿し込まれる衝動にほんろうされていきます。
「うううう、うぐう、うぐう、ううっ」
後ろから手綱を引かれ、乳房をまさぐられながら、膣にぶすぶす、勃起ちんぽを挿し込まれる美咲は、もう起っていられない、膝が折れそう、ずんずんと注入される喜悦の感触に、崩れ落ちてしまいそうです。カメラマンの雄太が、カメラを抱えて座り込み、下からのアングルで美咲の呻き悶えをとらえています。いよいよ、クライマックス、オーガズムが起こってくる美咲です。
「おお、おお、いくのか、いくのかい、美咲お嬢さん、おおおっ」
明夫は、ぶすぶす、勃起ちんぽのピストンスピードを速めて、射精にもちあげていきます。
「ううっ、ううっ、うぐうう、うううっ」
「いくぞ、おお、おおっ、出るぞ、おおっ、おおっ」
逞しい肉体の明夫が、勃起ちんぽを美咲の膣に挿し込んだまま、反り返り痙攣して射精します。美咲のオーガズムは、お尻を思いきり左右に振り振り、顔をおもいっきり反らし上げて、いななきます。緊縛された上半身の皮膚をピンピンにさせ、トロトロの蜜をおめこから汲みだすのです。壮絶なアクメを迎え終えた美咲は、ぐったり、明夫の腕に抱かれたまま、気絶です。ナツミスタジオに静寂が戻ります。

-32-
<令嬢美咲の淫ら>
哲学の道から山手に入ったところにあるナツミスタジオ、その四畳半の個室、赤い絨毯が敷かれた可愛がられ部屋です。中山満(45)が、大山財閥令嬢の美咲を調教しているところです。
「ああ、せんせい、わたくしを、もっともっと、いじめて、愉しんで、くださいませ」
ここナツミスタジオへ来て、どれだけの日が経つのか、美咲にはおぼろです。毎朝、避妊のためのピルを飲み、淫乱ジュースを飲んでいて、男たちに可愛がられている美咲です。午前と午後、それに夜の部の一日三回、たっぷり、可愛がられて、アダルトDVD制作の映像として収められているのです。
「そうだな、お嬢さん、麗しいねぇ、いい女だ、ふふ、たっぷり、可愛がってやるぜ」
中山は、三日に一回、美咲を可愛がります。美咲からすれば、四畳半の可愛がられ部屋で、男の情欲おもむくままに、からだ奉仕をさせられるのです。
「縄を掛けてやるぜ、お嬢さん、縛られて、されるの、好きになってきたんだろ」
「はぁああ、わたくし、いつも、うずうず、疼いているの、だから」
「かわいいねぇ、美咲、お嬢さま、いい育ちしてきたんだろ、上品な女だ」
薄い前開きのインナーに、透けたショーツ姿の美咲を、舌なめずりしながら、中山の情欲が、縄を掛けてやるのです。
「裸になれ、お嬢さん、素っ裸だ」
美咲は、言われるままに、インナーを脱ぎ棄て、ショーツを降ろして、足首から抜き去り、調教師45歳中山満の前で全裸になります。中山が、美咲を眺めます。美しい、色白のもち肌、ぷっくらの乳房、丸い臀部に腰は括れ、顔立ちの可憐さには似合わないグラマラスな女体です。
「ああ、せんせい、そんなに、みつめないで、くださいな、わたくし、恥ずかしい」
「いまさら、恥ずかしいとは、ふふっ、お嬢さん、好きなんだろ、イクことが」
「いやです、そんなこと、あらへん、わたくし、ああ、そうかも、そうかも・・・・」
全裸になった美咲は、乳房を亀甲に縛られ、姫泣きの股縄まで入れられ、大きな肘掛椅子に座らされたのです。美咲を肘掛椅子に座らせた中山は、パイプの丸椅子に座って、縄が掛けられた美咲の裸体を、いじくりだすのです。
「ふふっ、恥ずかしいのか、可愛い顔だ、恥ずかしいんだな」
「ああ、せんせい、だめです、わたくし、ああ、こそばい、ああっ」
手を伸ばせば裸の美咲を弄れる近さの中山です。開脚にさせMの字にさせた大山財閥の令嬢を、弄っていく快感が、中山の心を揺するのです。
「ああん、だめ、いや、いやん、ああん」
中山の両手が、亀甲に絞り上げた乳房にかぶさられたのです。人差し指と中指の間に乳首を挟み込み、乳房を揺するのです。美咲、乳首を絞められて、ゆさゆさと揺すられて、快感はないとしても、じわじわ、じんじん、下腹部の奥がむずむずしてくるのです。

-33-
肘掛椅子に置かれた美咲が、調教師中山満に弄られていきます。全裸にされた美咲は、縄を掛けられ、乳房は亀甲に絞り上げられ、股には姫泣き縄が陰唇を割って絞められているのです。美咲の正面に置いたパイプ椅子に座った中山が、美咲の乳房から弄りはじめます。
「ふふふふ、お嬢さん、おっぱい、ぷっくら、いいねぇ」
亀甲に絞り上げられた左右の乳房、その中山から見て右側の乳房を、縄に沿わせ、指の腹で撫ぜていきます。美咲は、張った肌をなぶられる感触に、こそばさというより微妙な刺激に、唇をひらきます。
「はぁあっ、あっ、あっ、あっ、ああっ」
甘い呻きの声を洩らす美咲を、中山はじっくり観察しながら、両手の指10本を、縄で締めあげた肌に沿わせて、くすぐるのです。足には太腿の、根元まで、這わせてあげますが、姫泣き縄がかかった股には、ふれません。乳首をときおりつまんでやって、じわじわと、股の縄の奥を濡らさせていくのです。
「はぁああ、せんせい、あん、あん、あああん」
「どうしたの?、お嬢さん、どうしたんだね?」
中山の指が、乳首をつまんだから、美咲はそれに反応したのです。乳首を揉まれると、女の美咲には、じんじん、きりきり、の刺激です。
「はぁああっ、ひやっ、ひやっ、ひやぁああん」
臍のまわりをなぶられ、腰をなぶられ、陰毛をなぶられていく美咲です。開かされた太腿、立てた膝、そのうちがわを撫ぜあげながら、縦に割った姫泣きの縄うえを、尻穴のところから陰毛のところまで、指で押さえながら撫ぜあげてやるのです。美咲が、淡い声を洩らします。もう、濡れだした膣のなか、とろとろの蜜が、縦割りの縄から滲み出てきて、垂れだします。
「お嬢さん、感じてるんだね、いい顔だ、ほっぺが赤らんできたぞ」
「はぁああ、いやぁあ、ああん、せんせい、ああ、もう、ああ、だめ」
「ふふふふ、なになに、これからだぞ、ふふふふ」
「ああ、なか、おく、ああ、せんせい、いじわる、ううっ」
乳首をつまんだまま、股に縦縄の真ん中を、引っ張る中山です。じゅっくり、ぐじゅぐじゅになった美咲の膣口まわりです。中山は、右手、中指を、膣のなかへ、挿入します。
「はぁああっ、ひやぁああっ、ひやぁああん」
美咲が洩らす声、たまらなく待ち遠しかったとでもいうように、疼き声です。
「いい声だねぇ、かわいい声だねぇ、お嬢さん、ふふふふっ」
中山の指が蠢くと、その蠢きにあわせて、美咲が反応します。姫泣き縄で締めたまま、指一本、膣のなか、Gスポットの在処を探していきます。
「ひぃいいっ、ひやぁああっ、ひぃいいっ」
美咲は、やんわり、じんわり、とろとろにされて、調教師中山満(45)の手中に、身も心も陥落してしまうのです。

-34-
指の腹でGスポットをこすられて、緊縛された美咲が果てていきます。
「ああああ、ああ、だめ、だめ、せんせい、いく、いく、いくぅうううっ」
「ふふふふ、お嬢さん、いい声だねぇ、いけ、いけ」
「ひぃいいっ、ひぃいいいい、いぐ、いぐ」
「ほうら、いくんだ、いくんだ」
「いぐ、いぐ、いぐぅ、うううう〜〜!」
乳房は亀甲縛りされ、股間は、陰唇を挟む格好の縦縄で、締めあげられた美咲です。ぐいぐいと調教師中山の指さばきのテクニックで、アクメに昇ってしまいます。
「ほうら、最後の、ほうら、どうだ、気持ち、いいだろ!」
「ひぃいいっ、ひぃいいいいいっ、いく、いく、いくぅううう〜〜!
平素は大学を主席で卒業したインテリ女子、なのにおしとやかな大山財閥の令嬢美咲(23)です。イク寸前、中山の中指はGスポットをこすり続け、乳首を捻じ込むようつまんで刺激を注入しているのです。
「ううっ、ああああっ、はぁああああ〜〜〜っ」
おしっこをぴしゅんと飛ばしてしまって、アクメに昇った美咲です。中山の手指が、美咲のからだから離され、美咲はそのまま放置です。
「いい女だ、令嬢だな、どうみても良家の令嬢だ、いい女だ」
中山は、ほれぼれと美咲の裸体を眺めます。そうして縛った縄を解いてやり、だらんとした裸体を、そのまま肘掛椅子に座らせておくのです。次の仕事まで、30分の休憩です。
「気がついたかい、美咲お嬢さん、イッテしまったんだね、どうだった」
気がついた美咲は、羞恥の気持ちで、乳房を手ブラ、太腿を閉じ、陰毛を手で隠します。
「先生のばかぁ、いやぁあん、わたし、もう、あかんです」
かぼそい声、羞恥心丸出しで、呻くように言葉を紡ぐ美咲です。アクメに昇った気持ちよさ、情欲がおさまった女体が、うつろな気持ちをうったえます。
「ふふふふ、もっと、もっと、仕込ん欲しいんだろ、お嬢さん」
「いやです、仕込んでほしい、なんて、そんなこと、いや」
女心をつかんでいる中山は、アクメを迎えさせた美咲が、もう快感の果てまで行くしかないと思っていることを見抜きます。ナツミスタジオで、アダルト女優に仕立て上げられていく大山美咲です。そうしてエロスショーに出演するようになる大山財閥の令嬢です。
(この章おわり)






















































































































































































































































































































































































































































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