愛欲の家
 第一章-1-
 1〜8 2019.12.6〜2019.12.20

-1-
向井真美が連れ込まれてきた家は、大原の里から車で五分ほど、山手に入ったところの一軒家です。絵描きのアトリエとして使われていた家屋です。小椋浩介の祖父が使っていた家屋で、いまはスタジオとして使われています。
「いやぁあ、ああん、なにするのよぉ、ゆるしてぇ、おねがいぃですぅ」
「じたばたするなって、おれたちのいうとおりに、してりゃ、いいんだよ」
スカートもセーターも着たままの真美が、立ったまま、うしろから木村雄太に羽交い絞めされているのです。小椋浩介と奈倉明夫が、真美のまえに立っています。和室の八畳が二つ続いた畳の間です。
「明夫、こいつの手を後ろにして括れ、縛ってやるんだ」
明夫が羽交い絞めされている真美の手腕を背中にまわさせ、手首を十文字に括ります。括った手首のロープが、前にまわされ、後ろ手縛りにされてしまいます。羽交い絞めが解かれ、浩介が部屋の隅から木でつくった背凭れ椅子を持ってきて、真美を座らせます。
「いやぁあ、こんなの、やめて、こんなの」
「まあ、まあ、向井真美、そんな声出すのは、やめろ」
「なによ、だめよ、いけないわ、こんなこと、訴える、こんなことぉ」
大学二年生の真美は、今年の美女コンでグランプリに選ばれた可愛い美女です。四年生の男三人グループが、その真美を拉致してきたのです。大きなバックに詰められてきた真美。家のなか、畳の間まで運ばれ、封を解かれて、様子を知ったのです。ここがどこなのか、わからない真美です。
「かわいいなぁ、さすが、美女コングランプリ、いい顔してるよなぁ」
「ボディーも美しいんだろうな、水着姿が素敵だったよなぁ」
「ふふふふ、素っ裸にして、みてえよなぁ」
真美は男たちのセリフに、恐怖心です。なにされるやわからない。何されるのかがわかります。男たちに輪姦される、真美は直感しています。手腕を背中にまわして括られ、胸の上下を横にロープを巻かれた格好で、椅子に座らされている真美です。水色セーターのしたにはスリップとブラジャー、茶色スカートは膝までのフレアです。パンスト、ブルマ、ショーツを身に着けていますが、男たちにはわかりません。脱がせて全裸にしてしまう魂胆です。写真に撮り、録画して、DVDに仕上げて密売する計画です。
「学生証とスマホは、預かるぜ、写真撮るから、覚悟してろよ」
浩介がニタニタ顔で、椅子に座った真美の前に立って、言います。真美は、怖さの気持ちがこみあがってきます。殺されるかも知れない、恐怖です。なにされるのかわからない、輪姦される、ああ、健太くん助けて、わたし、囚われてしまうのよ、助けてよぉ。真美は恋人の健太に頭の中で語りだします。

-2-
畳敷八畳の間が二つ並んだつくりの和室です。スタジオ仕込みになっているからライトがあり、大きなモニターがあります。背凭れ椅子に座らされた向井真美は、セーターにスカートを着けたまま後ろ手に縛られ、足は閉じたままです。
「真美、観念しろ、ここへ連れ込まれりゃ、もう逃げ出せないんだぜ、観念しろ」
「いやっ、いやよ、こんなこと、いやです、開放してください、おねがいです」
真美は必死です。奈落の底へ落とされた気持ちで、気丈夫にふるまいますが、内心はへなへなです。リーダーの小椋浩介が、真美が座る背凭れ椅子から1m離れ、真美に向かって斜め右横、丸いパイプ椅子に座っています。
「たっぷり、写真、撮らせてもらって、ビデオにも収録だよ、かわいい真美ちゃん」
カメラマンの奈倉明夫は、真美の正面に三脚を据え、デジタルカメラをセットしながら、つぶやくようにいいます。木村雄太は、真美の斜め左横に立っていて、腕組みした格好で、真美を弄る実行役です。ライトがつけられます。背凭れ椅子に後ろ手縛りで座った真美の全体が、明るく浮き上がります。
「真美ちゃん、こっち、カメラに目線、こっち向いて」
明夫が、真美に向けたカメラのモニターを見ながら、真美を見ながら、声をかけます。真美は、顔をあげますが、唖然とした感じで、怖さ丸出しといった表情で、カメラを見ます。セーターを着たまま、スカートを穿いたまま、ひざをぴったし合わせた格好で、パンストを穿いた足裏は、畳に着いています。
「そろそろ、始めるぜ、真美、たっぷり、よろこばせてやるから、なっ」
男たちは、もう、情欲していて、早く犯していきたい気持ちを押さえて、写真撮影とビデオ撮りだとゆうのです。雄太が、背凭れに太い竹棒を括りつけ、背凭れを十の形にします。後ろ手に縛っていた縄をほどくのですが、浩介も手伝います。竹棒に二の腕を固定するべく、セーターに隠れた肘を竹棒に縛りつけるのです。腕をひろれた格好。そうして浩介が真美の右足首をもちあげ、雄太がパンストを穿いたままの右膝に縄を巻き、もちあげ、背凭れの竹棒に括りつけます。
「いやっ、いやっ、いや、いや、やめて、こんなの、いやっ」
真美が抵抗するところを、正面から、動画で、声もろとも収録されています。真美の右膝が持ち上げ広げられて竹棒に括りつけられて、つぎは左膝に縄が巻かれ引き上げられ、竹棒に括られます。
「あああああん、いや、いや、こんなの、いやぁああん」
真美を正面からとらえる映像は、スカートが太腿のつけ根までめくれパンストを穿き、ブルマとショーツを穿いた股間が、真正面です。ブルーのセーターを着た上半身は、腕をひろげ、横に張られた竹棒に括られ、手首ぶらぶらです。足首は広がった格好でぶらぶらです。
「ええ格好やん、服着てるけど、セクシーやん」
「ほんまやで、セクシーや、真美、美女コン、グランプリやもんな」
着衣のまま開き股、Мの字です。真美は、顔を横に向け、カメラから目をそらしています。大きなモニターに映る正面画像は、真美からは見えません。照明のライトが当てられた真美の着衣で破廉恥な姿が男たちには見えているのです。雄太が、真美が置かれた背凭れ椅子の後ろにまわります。まずは真美の顔を、正面に向かせるのです。着ている洋服を脱がして露出させる前段階です。

-3-
背凭れ椅子の背凭れに、横一文字で結ばれた竹棒に、肘をひろげた格好で、二の腕を括られた二十歳の真美。そのうえ膝をひろげて持ち上げられ、横一文字の竹棒に括られています。正面には三脚にカメラか据え置かれ、真美がこれから裸にされていく姿が撮影されていくのです。
「いやん、いやん、なにすんの、やめて、やめてよぉ」
真美、まだセーターを着たまま、ストッキングも穿いたままですが、奇妙な開脚М姿にされてしまって、身動きとれません。口は塞がれていないから、声は発することができます。泣き叫ぶ勢いで、真美が声を出します。
「なに、なに、真美、静かにしろ、殺しはしない、安心しろ」
正面横に座った浩介が、腕組みのまま真美に言ってやります。美女コングランプリに選ばれた真美を、裸に剥いてからだをもらう。セックスする。そのための前段階だから、浩介は生唾のんで、背凭れ椅子に開脚Мで磔状態の真美を眺めるのです。パンストを穿いた太腿から股が、大人のエロチックを感じさせます。
「ほうら、前向け、カメラを見ろ、写真と動画を撮るんだ、真美」
椅子の後ろには雄太が立っていて、真美が着ている服を脱がしていく手はずです。正面の三脚カメラの後ろには明夫がいて、手にもカメラを持って、真美を狙っているのです。
「上からやな、露出、セミヌードだな、雄太、やってやれ」
まずセーターをめくって胸の露出からだと、浩介が指示します。畳八畳間に置かれた背凭れ椅子に、哀れにも開脚М姿、横に腕を広げた大学二年生、可愛い美女で選ばれた向井真美が、裸にされ、写真に撮られ、動画に収録されていくのです。
「セーターからだな、柔らかい素材だ、カシミヤやな、ほうら」
雄太が水色セーターの裾に手をかけ、するすると脱がしていきます。セーターのしたは白いスリップ。少し透けたスリップの胸にはブラジャーです。
「いやん、いやん、やめて、やめてください、やめてぇ」
真美が、泣き出しそうになり、抵抗の声も細まってきます。
「ほうら、前を向いてろ、顔を反らすな、脱がしてやるんだから、なっ」
水色セーターがめくりあげきられて、首から抜かれ、首後ろに留められてしまいます。容赦なく、次には、白いスリップを持ち上げられ、脱がされる真美。まだスカートを穿いた腰から下ですが、臍からうえ、白いお腹が露出です。
「ああ、やめて、いやぁああん、やめてください、おねがい、いいいっ」
ブラジャーのホックを外され、持ち上げられて、ぷっくら膨らんだ乳房が露出してしまった真美。正面からカメラが見ている、明夫がカメラを構えている、真美は写真とビデオを撮られていることを直感で知っていて、顔を横に向け抵抗するのです。明るい照明が、スタジオ仕様の八畳間、椅子に座らされた真美を照らして、明るいなかです。
「ええ乳、してるんや、ぷっくらや、弄り心地よさそうやで、なぁ、浩介」
「予想以上に、新鮮、乳首は、少女や、あとで、揉んでやりましょう」
「ああ、いや、いやですぅ、ああっ」
真美には、自分の姿が見えないからわからないのですが、正面からは、スカートはめくられているけれど、パンストを穿いたままの開脚、Мの格好です。セーターとスリップ、それにブラジャーはまとめられて首後ろ。腕はセーターを着たままの格好なのです。胸をひろげられた真美。ぷっくら乳房は盛り上がったまま、腕を広げているから隠しようがありません。

-4-
胸が露出した真美を、男三人が観察します。背凭れ椅子に腕をひろげ、膝はひろげて脇腹の横です。真美の乳房はそんなに大きくはないけれど、ぷっくら膨らむ先っちょの、乳首はツン起ちです。
「いい乳してるやん、吸いたいねぇ、弄りたいねぇ」
「まあ、まあ、下を剥いてからだな、たっぷり楽しむのは、なあ、向井真美」
正面からはカメラが真美の全身を収録です。背凭れ椅子の後ろに雄太が立っていて、真美の服を剥いでいく役割です。カメラの後ろには明夫が、正面からの据え置きとは別に、ハンディカメラを手にして立っています。浩介は真美の左前横に立っていて、指示役です。
「パンストとパンティを、脱がしてやれ、スカートはそのままだ」
ここは大原の山手にある一軒家、画家のアトリエとして使われていた和風の家屋。いまはスタジオとして使っている屋敷、廊下があって八畳間が鴨居と襖を介して二つならんだ和室。そのひとつの八畳間に置かれた背凭れ椅子に、拉致されてきた真美が座らされているのです。
「いや、いや、やめて、やめてください、いや、いやぁ、ああん」
声まで録音されながら、上半身を剥かれた大学二年生の真美が、下半身を剥かれていくのです。雄太が、後ろからスカートを腰にまで引き上げ、お尻からパンストを脱がしだします。お尻を椅子に着け、膝をひろげられて引きあがった格好。お尻をもちあげ、パンストは臀部から脱がされ、太腿のつけ根で留められます。紺のブルマを脱がされます。そうして白いレース付きのショーツが脱がされ、太腿の根元に留められたのです。
「おお、おお、ええ格好や、陰毛、丸出し、股も、丸出し、ゾクゾクするぜ」
「いや、いや、こんなの、だめ、やめて、いやぁああん」
手足を拘束されている真美が、半裸にされて、隠したい処が開帳されて、羞恥をこえた恥ずかしさで咽びます。
「ふふふふ、美女コングランプリの向井真美、ええからだしてるねぇ」
「陰毛の生え方、手入れしてんのかなぁ、真美」
「いや、いや、みないで、いや、いや」
男の上からの視線が、陰毛から股間に落とされるのを察知する真美が、正面から顔をそむけ、目をつむり、唇を噛みます。
「ほうら、顔を、正面へ、向けな、ほうら、真美、ほうら」
パンストとブルマとショーツが、太腿のつけ根から10pの処で紐状にひろがって留まっている真美の腰から下です。正面からは、女の股がひろげられているのが、ばっちり見えるのです。陰毛の下にひろげられた股には、縦割れの唇がまだ閉じたままです。お尻の窄みが正面です。
「いいじゃん、ええ眺め、こいつのおめこ、みたいと思っていたんよ、おれ」
「それだけやないやろ、一発やりたいんやろ」
「そういうこと、一発ちゃうで、何時でも、何回でも、やりたいんだよね」
「おれらのペット、愛玩具、いいねぇ、楽しませてもらおうぜ」
「コンドーム、用意してあるやろな」
「あるある、十箱あるから、計60個や、ひとりに20個、一週間、いけるぜ」
「それは、それは、まあ、まあ、楽しみやな、お楽しみ」
男たちの会話を、真美は聞いてしまいます。腕をひろげられ、膝をひろげられて引きあげられている格好です。からだを動かそうとしてお尻を揺するけれど、太腿が揺れ動くだけです。真美は哀しみと恥ずかしさにまみれているのです。

-5-
背凭れ椅子に座らされ、腕を広げられて横棒に括られた真美。セーターとスリップとブラジャーが首後ろで留められた格好です。スカートが腰にまとめられ、膝を広げて引きあげられた開脚Мすがた。パンストとブルマとショーツが太腿半ばまで下ろされて留まっている状態です。乳房も股も開帳された半裸の真美なのです。
「いいだろ、丸出し、丸見え、写真に撮っておく、ビデオで撮っておく、いいだろ、真美」
リーダーの小椋浩介が、女の羞恥部を露出させた姿を、カメラマンの明夫に撮らせるのです。
「ほうら、顔をまっすぐ、カメラに合わせて、レンズを見て、ほうら」
背凭れ椅子の後ろに立つ雄太が、顔をそむける真美の頬を両手で挟み、顔を正面に向かせます。明夫がハンディカメラで、真美の股から乳房、そうして顔まで入るようにして、写真と動画に収めていきます。
「パンスト、ブルマ、ショーツ、真ん中からハサミで切り落とす、いいだろ」
浩介の言葉に、真美はもう卒倒しそうなほどに、からだがこわばり、気持ちが羞恥に追い込まれます。浩介みじからが裁ちハサミを手にして、持ち上がった太腿と太腿の間に渡った布を切り落としてしまうのです。
「いやっ、いやっ、やめてよぉ、いやっ、いやっ」
腕を広げて括られ、膝をひろげて持ち上げられ格好で、腕を括った横棒に括られている真美です。開脚の太腿半ばに留まっているパンスト、ブルマ、ショーツの真ん中を握って、ハサミで容赦なく、切ってしまったのです。
太腿から腰上までがすっぽん裸にされてしまった真美。男たちの容赦ない扱われ方に、無抵抗です。
「さあ、真美、これで、邪魔な布がなくなった、たっぷり、楽しむぜ」
浩介がハサミをテーブルに置おいて、真美の前に立ち、スボンのベルトを外します。何よりも先に、剥き身にした真美を手で弄るまえに、ちんぽ挿入するというのです。下半身を剥きだした浩介のちんぽを、もう勃起しています。勃起するちんぽの真ん中を握った浩介が、真美の股の真ん中に、その亀頭をあてがっていきます。
「最初に、いただくぜ、真美、美女コンで見たときから、やりたかったぜ」
「ひやっ、やめて、それだけは、やめてください、ひやぁああ」
「抵抗するところが、いいんだぜ、やりがいがあるってものよ」
浩介は、左手の指で真美の股の縦唇をひらいて、勃起するちんぽの先を埋め込みます。まだ濡れる前の真美の膣です。浩介が、亀頭を挿入、足を開いて、真美の肩に手を置いて、そのまま、腰を前へ動かし、勃起したちんぽを、真美の膣へ埋め込みます。
「いや、いや、やめて、いや、いや、いやです、ゆるして、ああん」
ぶすっ、ぶすぶすっ、浩介がまだ硬い、濡れ切っていないギスギス膣へ、かなり強引に埋め込んでしまうのです。

-6-
背凭れ椅子に座らされ、腕を広げられて、乳房を露出。腕が括られている竹棒に、膝を開いて持ち上げられた真美。横一文字の竹棒に、広げた膝と腕が括られ、開脚М姿です。パンストとブルマとショーツは裁ちハサミで切られてしまって、股が露出です。そこへ浩介が勃起させたちんぽを、挿し込んだのです。
「おおおおっ、しまる、しまる、ようしまるおめこ、おおおおっ」
背凭れ椅子の座部にお尻を置いた美女コングランプリの大学二年生向井真美。手も口も舌も使われないまま、膣に挿入された男のちんぽです。経験ありとはいえ、二十歳の真美には強烈すぎるセックスです。ビデオカメラで狙われ、別の男が見ているスタジオで、勃起ちんぽの膣挿入をされているところです。
「ひやっ、ひやあっ、ああ、やめて、やめてください、いいいいっ」
叫ぶ真美に容赦なく、大学四年生の小椋浩介は、手を乳房に置き、勃起ちんぽを膣に挿し込み、シコ踏む格好で、ぶすぶす、ぶすぶすっ。
「おおおっ、濡れてきたぜ、入りやすくなってきてぜ、真美ぃ」
「いや、いや、だめ、だめ、だめですぅ、うううううっ」
椅子の後にいる木村雄太は、泣き叫ぶ真美の顔、頬を手で挟み、正面を向かせます。カメラを持った奈倉明夫は、恥部を露出した開脚М姿の真美の、勃起ちんぽ膣挿入、ファックされているところをアップでとらえ、胸から顔まで全体を、声と共に収録していきます。
「ほうら、ぬるぬる、いい気持ちになりな、真美、遠慮は、要らないんだぜ」
「ひゃ、ひぃ、ひぃいいっ、いやっ、いやっ」
真美は広げられた手指を握りしめ、足の指を丸めてからだに力を込めます。男の手で乳房がまさぐられ、膣には勃起ちんぽを挿入されている真美です。こころはズタズタ、からだに加えられる刺激に、奇妙な感覚になっています。痛くはない、痒くもない、からだの奥が疼いて破裂するのでもない、わけわからない感覚です。
「おおっ、おおっ、スキン、つけて、おめこのなかで、射精してやるぜ、真美」
ぐいぐい、ぶすぶす、抜き挿ししている勃起ちんぽを抜いて、スキンをかぶせ、ふたたび、ぶすっと、開脚のまま真美の膣に挿し込む浩介です。一気に勃起ちんぽでピストン運動の速度をあげていく浩介です。
「ひやっ、ひやっ、ひやぁああ、ああ、ああ、ああっ」
浩介が射精する痙攣を感知した膣襞が、真美の気持ちを突き上げてきます。
「ああ、ああ、ひやぁああああっ」
オーガズムにのぼったわけではないけれど、ヌレヌレになった膣が反応し、恥ずかしい処を見せてしまった真美でした。浩介が射精にまで昇って終えた後、雄太が待っているんです。美女コングランプリに輝いた真美のからだを、男の欲望が求めているのです。

-7-
木村雄太は筋肉ついたスポーツマンタイプの学生です。女を縛って犯すのが好きで、三人組のなかでいちばんSMが好きな男子です。
「いただいちゃうぜ、前から、欲しかったんだ、美女コングランプリの真美を、だよ」
開脚М姿で、胸と股をひろげた真美の正面に、立った雄太が、ズボンを脱ぎます。ブリーフを脱ぎます。プルンと勃起したちんぽが剥きだされます。陰毛が濃いタイプ、にょきり真横に伸びたちんぽは太くて硬くて男らしいなりわいです。
「いや、いや、ゆるしてください、おねがい、もう、もう、ああっ」
真美の哀願にも容赦なく、雄太は、陰茎を軽く握り、亀頭を真美の膣へ、ぶすっと挿入したのです。
「いくぜ、真美、おおおおっ、いいねぇ、おおっ、おおっ」
腕を広げられ、膝を広げられて持ち上げられた格好の真美。股を斜め上にされ、太腿を広げられた真ん中へ、です。ぶすぶすっ、勃起するちんぽを、無情に、容赦なく、挿し込まれているのです。
「ひやっ、ひやっ、ひやぁああっ」
「いいねぇ、いい声やねぇ、おれ、情欲するわ、ええ気持ちやでぇ」
背凭れ椅子に開脚М姿の真美には、退けようもない男の性器、勃起するちんぽです。ぶっとくて硬い、長さも15p以上ある男の棒です。濡れだした真美。ギシギシ感はないけれど、硬い肉棒で膣の襞を、擦られていく刺激に、奇妙な快感を覚えてしまう真美です。
「ひいいっ、ひいいっ、ひやぁああっ」
「いい気持ちなんだろ、ええっ、そうだろ、おれのちんぽ、すごいだろ」
雄太は、腰を使って、真美の膣のなかを擦ります。亀頭とカリ首を操縦して、膣襞をきつくこすりあげ、やわらかくこすりって強弱をつけるのです。女子は、雄太のテクニックにほんろうされはじめます。
「ひやぁああっ、ひぃいいっ、ああ、ああ、ああっ」
雄太は真美の左右の膝裏に、左右の手を置いて、四股を踏む格好で腰を動かします。真美は、勃起するちんぽの洗礼で、ひいひい、はあはあ、犯されていることすら忘れてしまう妄想のなかに連れ込まれます。
「いいねぇ、美女だよなぁ、かわいいねぇ、おおっ、おおっ」
「ああっ、ああっ、ひやっ、ひやっ、うううううううっ」
ぶすぶすっ、ぶすぶすっ、雄太のピストン運動で、真美の声が高鳴ってきます。犯されている美女を、ビデオカメラで録画されていきます。雄太がスキンをつけます。もうあとは、射精にまで一気に突き上げです。
「ああ、ああ、ああっ、ひやっ、ひやっ、ひやぁあああ〜〜っ」
「いいいいっ、おおおおっ、いくぜ、いくぜ、おお、おおっ」
激しいピストン運動に声が連なり、雄太の射精に、真美のオーガズムが最高になっていきます。お絵描きアトリエ八畳間です。背凭れ椅子に開脚М姿の真美がアクメを迎えるのです。
「ああああ〜〜〜〜っ」
お小水を洩らし飛ばして、顔をあげ、がっくりうなだれて失神する二十歳の美女です。大学二年生向井真美の素顔です。小休止のあとには、カメラマンの明夫が、真美のおめこを賞味するのです。

-8-
大学の正門前のバス停で、バスを待っていた真美に声をかけてきたのが顔見知りのカメラマン、奈倉明夫でした。真美が美女コングランプリに輝いた時の記念写真を、明夫が撮ったことで顔見知りとなったのです。拉致してきて、目の前にいる真美を見ている明夫。記念写真の時はスクール水着姿で、隠していた興味の処が、いま、女の部分が、隠すことなく開帳されているのです。乳房と股をナマで見ているだけで、ゾクゾクしてくる明夫です。
「ああ、なくらさん、いけません、こんなこと、だめです、ああっ」
背凭れ椅子に座って、腕をひろげ膝を広げて持ち上がったままの真美が、気を取り戻し、明夫を認めて、か細い声で言ってきます。すでに浩介と雄太が、真美とセックスをしたあとです。真美は、もうなるようになって早く終わりたいとでもいうように、正面にいる明夫の顔を見つめます。カメラをテーブルに置いた明夫が、ズボンのベルトをゆるめます。素早くブリーフと共に脱ぎ捨て、下半身を露出させます。
「ああ、だめよ、もう、ああ、ゆるして、おねがい」
もう明夫とは目線をあわせないまま、大の字、開脚М姿にされた真美が、観念します。
「ああっ、ああっ、いやぁああっ」
ぶすっ、ぶすっ、明夫の勃起ちんぽが、真美の膣へ、挿入されてしまいます。
「ううっ、おおっ、ううっ、おおおっ」
明夫は、腰を前へ突き出し、真美の斜め上向いた股の真ん中へ、勃起させたちんぽを抜き挿しするのです。
「ああん、いやぁああん、あん、あん、いやぁああん」
明夫は、背凭れに背中をつけた真美を抱きます。勃起させたちんぽを膣に挿入させたまま、脇腹から背中へ腕をまわして抱きます。唇を真美の頬に押し当て、唇をあわせてキッスです。真美は、勃起ちんぽで膣の襞を擦られながら、キッスされます。左腕に抱いたまま、右手で真美の乳房をまさぐるのです。
「ううっ、うぐ、うぐ、ううぐううっ」
足をひらいて、腰をおとして、勃起させたちんぽを、女の股に埋め込み引き抜き、右手で乳房をまさぐり、舌を吸ってやるのです。男の道具を使って、女の局所を刺激していくカメラマンの明夫です。キッスを解かれた真美が、顔をあげて、呻きます。膣襞をナマの勃起ちんぽでこすられながら、乳首をつままれモミモミされているからです。
「ああっ、ああっ、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
「おお、いくぜ、真美、スキンつけなくちゃ、つけてやっから、待ってろ」
明夫が真美から離れ、ちんぽにスキンをつけ、そのまま、真美の膣めがけて、亀頭を挿し込みます。それからは、ぶすぶすっ、ぶすぶすっ、スピードをあげて、ピストン運動です。真美は、ふたたび、アクメの兆しです。
「ひやぁああっ、ひやぁああっ、ひぃいい〜〜っ」
明夫の射精を受けて、真美、ひろげきったからだを、いっそうひろげ、顔はお慈悲の観音様です。大原の山手の一軒家に連れ込まれたから二時間、美女コングランプリに輝いた向井真美が、四年生の男三人に輪姦され、終わったのです。





















































































































































































































































































































































































































































































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