小説:愛欲の部屋
 第一章-4-
 19〜24 2019.10.20〜2019.10.26

-19-
フェラチオする裕子。浩介の勉強椅子に座って、上半身をはだけさせ、乳房を露出している裕子が、目の前に立っている浩介の腰に顔をあて、口には勃起するちんぽを咥えているのです。
「うふっ、うふっ、うう、ううっ」
浩介のお尻に腕をまわして、顔を前へ、後ろへ、勃起ちんぽを唇でしごいている裕子。立っている浩介は、手を裕子の胸におろして、乳房をまさぐります。
「ああ、いい、いい、裕子、おおっ、いいよぉ」
反りかえる浩介に、裕子は勃起するちんぽを口の中に含み込み、じゅぱじゅぱと締めあげて、浩介を喜ばせるのです。
「ああ、裕子、立てよ、ほうら」
まだ口に勃起ちんぽを咥えたままの裕子を、椅子から立たせ、ストッキングとショーツを脱がせるのです。しゃがんだ浩介が、裕子の腰を抱きながら、パンストとショーツを太腿のつけ根の処まで脱がしてしまいます。
「ああん、浩介さま、ああっ、ああん」
浩介にかぶさる感じで、お臍の下に顔をつけてきたので、頭を抱きます。浩介がストッキングを足首にまで下ろし、ショーツも足首にまで下ろされる裕子。そのまま肘掛椅子に座って、足首からストキングとショーツを脱がされ、腰から下が裸になります。浩介は、ブリーフを脱ぎ、下半身を剥きだします。こんどは、浩介が裕子にクンニを施してやる番です。
「ああん、浩介さまぁ、ああん」
裕子のまえにしゃがみ込んだ浩介が、双方の手の平を、裕子の膝にかぶせます。そこから撫ぜるようにして太腿の内側のつけ根にまで手を入れ込みます。
「あん、ああん、んんんんっ」
裕子は、太腿をぐっとひろげてしまって、お尻を前へぐっとせり出させてしまいます。股が、浩介の目の前に現れてしまいます。浩介は、生唾をごっくん、呑み込み、興奮してしまいます。黒い陰毛、縦になる陰唇、ぐっと太腿をひろげたから、陰唇は閉じたままだけど、少し捲れています。
「ああっ、あん、あん、ああっ」
浩介が、手で陰唇のそとがわ根元をひろげてきて、唇を陰唇の真ん中へ、ぶちゅっとかぶせたのです。浩介のマンションルーム、昼下がりです。カーテン越しで明るい光が部屋に挿し込んできています。バックグラウンド音楽は、チャイコフスキーのバレエ曲です。
「あああああっ、ひぃいいいいっ、ああ、ああ、ああっ」
浩介が手で陰唇をめくりあげてしまって、舌をその間に入れ込んできたのです。じゅるじゅるじゅる、ぶちゅぶちゅぶちゅ、浩介が、口で陰唇うちがわを啜り吸う音を奏でさせます。まだブラウスを着たまま、ブラを付けたままの上半身ですが、ボタンを外していて、ブラのホックも外しているから、ほぼ全裸です。背凭れ肘掛椅子に座ったまま、しゃがんだ浩介が、左手で乳房をまさぐり、右手で太腿から陰毛、陰唇をまさぐり、顔の口を使って、おめこをまさぐってくるのです。
「ううん、うううん、おいしい、おいしい、裕子のおしる、おいしいいい」
舌の根元から裕子の股の真ん中を、しゃぶりあげている浩介です。立ち上がり、裕子にフェラチオさせます。クンニを解かれて、フェラする大学事務員、秀才の25歳裕子。浩介と、今日最初の交合は、まもなくです。

-20-
裕子にフェラチオさせながら、浩介は全裸になってしまいます。裕子を椅子から立ち上がらせ、浩介が椅子に座ります。背凭れの肘掛椅子です。
「裕子、おいで、またいで、おいで」
全裸になった浩介が、お尻を前にせり出させ、太腿を前にせり出させるのです。
「はぁあ、浩介さま、ああ、いきますぅ」
裕子が、その太腿をまたぎます。またぐとき、浩介の勃起するちんぽを軽く握って、膣に亀頭を挿し込み、前へずらして浩介の腰にまたがるのです。
「ああっ、はぁあ、ああ、ううううっ、ああっ」
裕子が勃起するちんぽを膣に挿し込んで、浩介の腰に股が密着です。
「おお、ああ、裕子、いいねぇ、いいよぉ」
ぶっすり、勃起するちんぽを挿し込んだ裕子は、目を細め、薄く唇をひらいて、その感覚を味わっているのです。
「「いい、いい、浩介さまぁ、いい、いいっ」
「いいだろ、ちんぽ、いいんだろ、おおっ」
浩介の腰にまたがった裕子は、微妙にお尻をぐいぐい、前へすらせてきて、咥えこんだ勃起ちんぽで、おめこのなかをこするのです。
「ああ、ああ、いい、いい、うう、ううっ」
背凭れ肘掛椅子に座った裸の浩介を抱いてくる裕子。唇を、浩介の唇にあててきて、キッスする裕子。女25歳、大学院では博士課程まですすんで、大学で教鞭をとるべく準備中。ただいまは大学の事務員をしている才女なのです。一週間に一晩、男の浩介とセックス三昧、からだがくたくたになるまで、性欲が発散、解消するまで、セックスをやりまくる一晩です。
「むむむむっ、ああん、ああん、うむむむむっ」
「うう、うう、おお、おお、ふううううっ」
裕子がキッスのまま、腰を前へ後ろへ、お尻の肉を擦らせてきて、おめこに挿された勃起ちんぽが、膣襞で擦られます。浩介の先っちょ露よりも裕子の膣蜜のほうがたくさん出ます。ぬるぬる、裕子の膣の中はヌルヌルです。
「ああん、ああ、ああ、もっと、もっと、ああ、ああっ」
「おお、おお、裕子、いいぞ、いいぞ、いいぞ」
「ああん、きもち、ああ、ひぃいい、いい、いいっ」
「ほうら、いいよぉ、もと、こすって、おお、おおっ」
ぶちゅぶちゅ、ぺちゃぺちゃ、みだらな音色が醸しだされてきます。裕子は、だんだんその気になって、羞恥心もなくなって、男の浩介を、おもいっきり愛します。
「ああああ、ちんぽ、さいこう、浩介さまぁ、ちんぽ、おちんぽぉ」
「おお、おお、尻あげろ、抜いて、挿し込んでくれよ」
「はぁあああ、抜いて、挿し込む、うううっ」
密着させて前後にすらせていた裕子が、お尻をあげ、勃起ちんぽの陰茎を抜きます。亀頭を残すところまで抜いて、ぶすぶす、挿し込みます。
「はぁああ、ひぃいいい、ひぃいいいっ、おちんぽぉ」
「ううん、うううん、いいねぇ、裕子、最高だね、いいねぇ」
もうヌルヌルの膣からは、トロトロの蜜が噴いていて、浩介の腰、陰毛のまわりはべちゃべちゃです。浩介は、裕子の乳房を揉んでやり、唇で乳首を噛んでやり、裕子はだんだんその気になって、アクメが近づき、高じてくるのです。

-21-
背凭れ肘掛椅子に座った浩介の、腰にまたがった裕子の膣には、勃起するちんぽが、ぶすりと挿し込まれています。
「はぁあああ、ひぃいいいっ、ひぃいい、きもちいいっ」
「ほぉうう、ほぉうう、裕子ぉ、いいよぉ、おおおっ」
「ああん、かんじる、かんじますぅ、きもちいいですぅ」
密着する男のちんぽと女のおめこ、ヌルヌルの蜜の中で勃起ちんぽがわななき、蜜壺おめこはぐちゃぐちゃです。抱き合って、裸体を擦り合っている三杉裕子と高梨浩介です。
「ううん、ああ、ああ、いいよぉ、おおおっ」
裕子が、お尻をもちあげ、勃起ちんぽを抜きあげ、そのままぶすぶす、根元まで埋め込みます。浩介のマンションルームです。土曜日の昼下がり、まだ明るい光が、カーテン越しに窓から入ってきます。
「ああん、ひやぁああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
裕子は、もう何もかもわすれて、快楽に没頭です。全裸になって、浩介のお勉強机の前、椅子に座る浩介の腰をまたいで、交合しているところです。ぬるぬる、べちゃべちゃ、浩介が手を入れた裕子の脇の下を持ち上げます。裕子には、勃起ちんぽを抜き去れとの指示。裕子は、腰をあげ、膣から勃起ちんぽを抜き去って、浩介の前に正座です。太腿をひろげて座る浩介の、真ん中からニョキっと起った勃起するちんぽの陰茎を、右手にかるく握って、唇を亀頭にかぶせてしまいます。ヌルヌルの濡れたちんぽを拭う感じで、裕子が舐めるのです。口の中に挿しいれた勃起ちんぽを、ぎゅっと吸い込み、じゅばっと吸い上げるのです。
「かわろう、裕子、ほうら、立って、座れよ」
浩介が、裕子に、椅子に座れというのです。チャイコフスキーのバレエ音楽が終わってルームは無音です。浩介の勉強部屋の本棚には、研究のための書籍といっしょに、性生活の関係書籍、いやはやエロ本類も並べられています。本棚脇のかばんには、裕子に使ってやる性の道具が、詰めてあります。
「はぁああ、座ります、ああっ、座りますぅ」
裕子がお漏らしするから、白いバスタオルを椅子にかぶせます。椅子に座る全裸の裕子。その前に浩介が向きあって座ります。椅子に座って抱きあうのです。股をひろげて、膝を肘掛にまたがせる裕子。浩介は、裕子の膝裏に腕を通して、持ち上げて、勃起のちんぽを、ぶっすりと、斜め上向かせた裕子の膣に挿し込んで、密着させるのです。
「はぁああ、いいわぁ、とっても、いい、いい、いいよぉ」
「おお、裕子ぉ、おお、いいねぇ、おおおおっ」
ぶすっ、ぶすっ、からだの自由が利く浩介が、膝をひろげて持ち上げた裕子の膣に勃起ちんぽを挿し込んでは抜きます。裕子の膝裏に腕を通した浩介の手が、裕子の脇から背中へまわります。裕子のひろげられた膝が、脇腹の横です。
「はぁあああ、ひぃいいい、ひぃいいいっ」
「ううっ、いいっ、ああ、いい、裕子、いいねぇ」
「はぁあい、いい、いい、きもち、いいです、う、う、ううっ」
ぶすぶす、とろとろ、とろとろ、裕子が濡れます。裕子の裸体の上下の唇が、濡れてヌルヌルです。浩介が射精の兆しを感じます。裕子のボルテージも上がっていて、このままアクメを迎えそうな声質で、浩介、スキンをつけ、そのあとにはフィニッシュ、ぶすぶすぶすぶす、挿し抜きのスピードを上げ、ぶすぶすぶすぶす、ビンビンになった勃起ちんぽが、わななきます。ぴしゅんぴしゅん、ぴくんぴくん、裕子の膣奥で静止させた亀頭が、痙攣します。裕子は、アクメに、昇っていって、ひいひいと声をあげてなきまくり、お小水を洩らして頂上に昇っていったのです。

-22-
<裕子はペット>
高梨浩介(32)にとって三杉裕子(25)は、セックスフレンドです。これまでに知った女の中で、裕子ほど理知的な割にセックスには貪欲で、男の浩介がタジタジするほどの性の欲求をもっているようにも思えるのです。
「はい、浩介さま、わたくし、ペットでいいんです、だから、捨てないでください」
「捨てるなんてこと、ありえないよ裕子、好きだよ、裕子」
「ほんとうですか、浩介さま、わたくし、ああ、もっと、欲しい、欲しいですぅ」
「ほうら、おれの、ちんぽ、咥えろ、じゅぱじゅぱ、しろ」
「はい、ご主人さま、ああん、わたくし、メス猫ちゃんよ、ああん、咥えますぅ」
浩介のマンションルーム、もう午後八時をまわっていて、いよいよ、夜の本番がはじまるときです。軽く食事をすませて、セックスした後に、もういちど食事をする予定です。
「うん、うん、裕子、もっと、じゅぱ、じゅぱ、おお、いいぞ」
「うう、うぐ、うぐ、ううう、ぐうう」
裕子は、浩介の足元に女座りして、右手で勃起するちんぽの陰茎を軽く握っています。唇をひらいて、亀頭をお口の中へ入れます。ぎゅっとしぼって、そのままお口の中へ、咥えこむんです。
「ふぅううううっ、うぐううっ、ううぐううっ」
好きです、裕子、浩介のおちんぽ咥えてじゅぱじゅぱ、なめてなめて舐めあげて、たっぷりおちんぽかわいがってあげるのが好きです。大学で事務の仕事をしているときも、午後になるとぼ〜として、浩介のちんぽを想うのです。学部の学生だった時、一年から二年になるとき、クラブで一年先輩の男子と何度か関係しただけで、別れてしまって、それ以後は、浩介と知り合うまで、セックスするようになるまで、自慰で欲求を満たしていました。ほぼ毎日、お風呂で、ベッドで、朝いちばん、ああ、寝る前、寝るとき、オナニーをしていました。
「はい、浩介さま、わたくし、しあわせでございまする、ああ、おちんぽぉ」
「うん、うん、可愛いな、おれのペットだ、メス猫だ、ほうら、おっぱい見せろ」
「はぁああい、ああん、お乳、吸って、吸って欲しいです、ああっ」
浩介の趣味、隠しているんですが、女を縛りたい、縛りあげてイカセテやりたいのです。裕子を、それとなく、紐が見えるところに置いておいて、セックスの途中で、その紐で、背中からまわした紐で乳房の上下にまわしたら、裕子は少し興奮して、いやだとは言わなかったから、浩介は、それから、裕子を縛ってやることになったのです。
「いいんだろ、ほうら、膝ごとたすき掛けだ、好きだろ、裕子」
「はぁぁあぁぁああ、そんこと言わないで、好きだろなんて、好きじゃありません」
と言いながらも、裕子、まんざら嫌ではなくて、括られてセックスされると、強姦されている感覚で、こころが燃えあがってしまうのです。
「さあ、鏡の前に立膝で、そうだ、そうだよ」
全裸になって膝立てて、足をひろげた裕子のうしろから、浩介が六尺晒しを紐にして、背中に斜めに渡して前へまわして、膝をとおして引き上げ、たすき掛けを施してやります。

-23-
浩介のマンションルーム、六畳のお勉強部屋。大学の助教をしている浩介の勉強部屋です。大きめの勉強机と背凭れ椅子、それに壁面は本棚です。畳二枚分の紅色カーペットが敷いてあり、裕子が裸で開脚で鏡の前にいるのは、このスペースです。
「ああ、恥ずかしいわ、ああっ、こんなの、ああん」
鏡に映った立膝開脚座りの裕子のうしろに、浩介がいます。裕子はうっとり、鏡に映った自分の裸体を見ています。その格好は、褌にする六尺晒をよじった紐でたすき掛けされた格好。
「いいねぇ、裕子、麗しい、ぽっちゃり、太腿、綺麗だよ」
背中から前にまわった紐が、膝の内側から外側へまわされて背中へ引き上げられて、お尻をカーペットに置いている裕子です。太腿がひろげられているから、股が丸出しになっている裕子。鏡に、そのМになった裸体が映っていて、浩介と一緒に見ている。
「ああん、浩介さま、わたくし、ああん、こんな格好、ああん」
裕子の悶える声は、その格好をみて、まんざらではないことを示しているのです。男と二人だけ、男のマンションを訪れている裕子です。おもいっきり性の満足を得たいと思っているから、変態をして欲しい欲求もあるのです。
「ほうら、裕子、ほうら、ここ、ほうら、ひらいて、ほうら」
「ああっ、だめよ、ああん、浩介さま、あああん」
後ろから足を投げ出して座っている浩介の、太腿の間にお尻を置いた裕子です。上半身を浩介の胸にあてられ、起こされると、ひろげた足の裏が宙に浮いてしまいます。
「ほうら、いいだろ、裕子、ほうら」
お尻を少し前にずらされる裕子。お尻から腰後ろが軸になって、臀部が前に突き出てしまいます。
「ああん、こんなの、ああん、恥ずかしい、ああん」
そのままお尻を前にずらされ、股間が鏡に映ります。股間と鏡の距離は50pにまで接近です。
「ふたりで、見ようよ、裕子の、お、め、こ、いいんだろ」
女の秘所を男といっしょに見る、自分の股間を恋人の浩介といっしょに見る。裕子にとっては羞恥心をかきたてることですが、なんともいえない恥ずかしさに、からだの奥が感応してきて、分泌液さえとろろろと汲みださせてしまうのです。
「ああん、いやぁあ、ああん」
浩介が、ぱっくりとひろげられた股間へ、裕子のわき腹へ手を入れ、下ろします。股間の陰唇のそとがわに左右の手を置き、ひろげるのです。浩介の部屋には裕子のほかは誰もいないのですが、裕子は、誰かに見られているような感じで、隠れたい気持ちです。先に射精している浩介は、もう、余裕です。裕子を感じさせて、その気にさせて、寄り添ってくるところろに愛を感じるのです。
「ああ、いいねぇ、裕子の、お、め、こ、いいねぇ」
「ああん、いやぁん、そんなぁ、いやらしいこと、いわないでぇ」
膣口を露出させて入口を、浩介が、右手の指の腹で、撫ぜながら、いいねぇ、いいねぇ、というから、裕子、恥ずかしい気持ち。
「いやっ、そこ、ああっ、きついからぁ、ああっ」
クリトリスを捲りあげられ、露出され、中指の腹で弄られると、裕子が相当感じてキイキイ声にして身を揺するのです。啓介は後ろから開脚М姿でお尻を突き出させた裸の裕子に、左手で乳房をまさぐり、右手で股間の秘所をまさぐっているのです。女を弄る、女が男に弄られる、性の行為として、愛を高めるためなのです。

-24-
六尺晒しの紐で膝をひろげて背中へ、たすき掛けされた裕子。後ろから、50p前に置いた鏡に映る裕子の裸姿を見る浩介です。手が自由な裕子は、手をうしろへまわして、浩介の腰のあたりをまさぐります。浩介は裕子の股をまさぐり、乳房をまさぐっています。
「はっ、ああっ、ひやぁあっ、浩介さまぁ、ああっ」
陰毛のところから下ろされた浩介の左手が、膣へ指を下ろされ、中指が挿入されるのでした。浩介の腰をまさぐっている裕子の手が、勃起するちんぽを握ります。
「はぁあああ、おちんぽ、ああっ、おちんぽぉ」
喘ぐように、裕子が仰向き、声を洩らします。浩介の部屋は六畳の広さ、大学助教の勉強部屋です。畳二枚分の紅いカーペットが敷かれて、その上です。
浩介は鏡に映した裕子の股を見ながら、左手を下ろし、陰毛をたくし上げ、クリトリスを剥き出して観察します。陰唇のひろげてやって、ピンク色の膣前庭が見えるようにしてやります。
「はぁあああ、浩介さまぁ、あああん、はぁあああん」
鏡に映されて、女の性器まわりを男の手指で弄られて、裕子は恥ずかしさもあるけど、情欲していて、口元が淋しい感じになっています。
「ああっ、ひやぁあ、ああっ、あああん」
おっぱいを弄られながら、膣に指を入れられ、膣のなかをこねまわされる裕子は、ひろがった足を閉じようと、もがきます。閉じられない、それよりも浩介の手の指が、二本から三本になって、膣のなかがまさぐられるのです。乳房にかぶされた右手で、乳首を抓まれ、捩られ、刺激されます。膣と乳首の二か所を、どうじに責めてこられるのです。
「おおっ、裕子ぉ、おおっ」
鏡のまえの裕子が、鏡には映らない浩介の、勃起ちんぽをぎゅっと握ってきます。
「はぁあああ、ああ、ああ、ああっ、おちんぽ、おちんぽぉ」
裕子は、後ろにまわした手に、勃起ちんぽを逆に握って皮を剥き、小刻みにしごくのです。浩介には、裕子が高揚していて、指ではなくて、なまのちんぽが欲しいのだと感じます。
「ほしいのか、入れてほしいのか、裕子、ちんぽが欲しいのか」
「ほしい、欲しい、おちんぽ、欲しいですぅ」
裕子はお尻をカーペットに置いているだけで、足首は持ち上がっていて、後ろから浩介に抱かれている格好です。このままのスタイルで、裕子、浩介と向き合うように90度回転させられます。浩介と正面、向きあう裕子と浩介です。
「あああああ、いれて、いれて、あああああっ」
浩介は、裕子の背中へ腕をまわし、抱く格好です。裕子の股は斜め上を向き、ぱっくりと陰唇がめくれています。亀頭をそこにあて、ぶすっ、と挿し込んでやります。裕子が、悲鳴に似た声をあげ、ああ、ああ、ああっと声を放ちます。ぶすぶすっ、じゅるじゅるっ、ヌルヌルおめこに勃起ちんぽを挿し込む浩介です。
「はぁああ、ひぃいいっ、はぁああ、ひぃいいいっ、ひぃいいいっ」
「ほうれ、裕子、ちんぽ、ほうら、入ったぞ、ほうれ」
「あっ、あっ、わかりますぅ、ああ、ああ、わかりますぅ、ううっ」
裕子の股はヌレヌレです。膣に勃起ちんぽが挿し込まれて抜かれるとき、ジュルジュルの蜜がいっしょに流れ出てくるのです。
「はぁああ、はぁああ、はぁあああっ」
ぶっすり挿し込んだまま、浩介が、開脚М姿の裕子のからだを、右に、左に、と捩じってやります。浩介は静止したまま、裕子の裸体を揺すって、勃起ちんぽを、膣襞でしごかせるのです。裕子、ひいひい、開脚М姿のまま、裸体を悶えさせ、呻きあえぐのです。




























































































































































































































































































































































































































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