小説:愛欲の部屋
 第一章-1-
 1〜6 2019.9.11〜2019.9.23

-1-
<裕子のワンルーム>
土曜日午後三時です。三杉裕子(25)のワンルームへ、高梨浩介(32)がきています。セックスをするために女の部屋へ男が通ってきたところです。大学で文学部事務を担当する裕子と、文学部助教の浩介です。相思相愛、いい仲、半ば生活を共にする感じで、週に一回ていど、啓介が裕子のワンルームへやってきて、たっぷりセックス三昧に耽ります。午後三時前には、その始まり、いまもう全裸になっていて、男と女が交わるところです。
「ああん、浩介さまぁ、ああん」
「ほら、おれの腰を跨いで、このちんぽ、裕子のなかに、いれるんだ」
「はい、ああん、おちんぽ、ひぃいいっ、あっ、あっ、ああっ」
赤いカーペットに仰向いて寝そべった全裸の浩介です。もう全裸になっている裕子が、導かれるまま、浩介の腰を跨ぎます。浩介が勃起させたちんぽの根元を指で支え、裕子は跨ぐときに陰茎をにぎり、股の真ん中へ、亀頭を当てます。そうして、腰から臀部を、降ろします。膝から足首をカーペットにつけて座る格好です。
「うぉおおっ、ううっ、おおおっ」
浩介は、勃起させたちんぽが、裕子の膣にぶすぶすっと吸い込まれる感触に、小さいながらも呻き声を洩らします。裕子は、ぶっすり挿し込んでしまって、裸体を立てます。膣にはぶっすり、浩介の勃起した生チンポが、埋まっています。
「ああっ、ひぃいいっ、ああっ」
裕子も呻き悶えの声を洩らします。裕子のワンルームは六畳に狭いバストイレに畳半分のキッチンのスペースです。男を連れ込んで、セックス三昧、土曜日の午後です。真夜中まで、10時間、断続的に、セックスします。
「ああん、いいです、いいですぅ、ああん、浩介さまぁ」
「いいねぇ、いいよぉ、裕子、ヌルヌル、いいよぉ」
すでに裕子のフェラがおわって、浩介のクンニがおわって、騎乗位スタイルで、交合の真っ最中です。
「ああっ、あああん、ひぃいいいっ」
「いいねぇ、お尻を、前へ、後ろへ、股を、おれに、擦れ、擦れ」
「はい、はぁああ、ひぃいい、ひぃいいっ」
浩介が腕を裕子に胸に伸ばし、乳房の裾に手を置き、乳房を親指と人差し指で包むようにして、倒れこむのを支えます。裕子は、手を浩介の肩に置き、腰と臀部を、自由に動かせるように、体位をつくります。窓からカーテン越しに光が入ってきて、明るい午後です。ラジコで聴くラジオの番組は、トークと音楽。耳障りにならないボリュームで、裕子が呻く声と競合します。
「はぁああ、ひぃいい、はぁあああっ、ひぃいいいっ」
「腰を、あげて、ストップだよ、おおっ」
長さ15p太さ3pの勃起ちんぽ、亀頭から陰茎の根元まで、ぶっすり咥えている裕子の膣です。啓介が腰をあげてストップをかけます。裕子は、臀部をもちあげ、勃起ちんぽの陰茎部を抜いて中腰です。抜くときに伸ばしている上体をまえへ、おろして、浩介の上半身へ覆いかぶさる格好です。
「おろせ、尻をおろせ、ぶすぶす、いれろ、おおっ」
「はぁああ、浩介さまぁ、あああっ」
全裸裕子の姿は、カエルの恰好、股に男の勃起ちんぽを挿し込んだままです。

-2-
仰向いて寝た啓介の腰にまたがっている裕子。お尻をもちあげ、股を啓介からもちあげ、勃起ちんぽの亀頭だけ膣に挿し込んだ格好で、裸体を前に倒している裕子。
「ああっ、ひぃいいっ、あああん」
「尻を、おろせ、おろして、いれろ」
啓介が耳元で囁くのにあわせて、裕子は、お尻を、股を、おろします。ぶすっ、ぶすぶすっ、勃起ちんぽの陰茎が、膣のなかに埋まってきます。
「はぁああ、ああっ、ああっ」
ぶっすり、膣のなかに勃起ちんぽを埋め込んだ裕子は、顔をもちあげ、顔をしかめ、みだらに声を洩らします。股のなかを突き上げるちんぽに合わせて、口から淫ら音が押し出されてくるのです。
「あああっ、啓介さまぁ、ああ、いい、いい、ああっ」
お尻を啓介の腰のうえでローリングさせる裕子。ぶっすり15p勃起ちんぽを膣に埋め込んだまま、膣襞をこするのです。快感が脳天まで伝わる裕子は、もう膣襞から、子宮口から、トロトロの蜜を滲みださせて、濡らします。
「おおおっ、裕子、おおっ、おお、おお、おおっ」
啓介も腰に力を込め、勃起するちんぽをいっそう勃起させ、その陰茎はギンギンです。
「抜いて、挿して、ほらぁ、裕子、抜いて、挿して、だ」
「はぁああ、啓介さまぁ、抜いて、挿して、ああっ、ひやぁああっ」
ぶすぶすっ、裕子に挿し込まれたギンギン勃起ちんぽが、引き抜かれます。亀頭を残して、引き抜かれた陰茎は、一秒、二秒、ひと呼吸ストップして、ぶすぶすっ、いっきに挿し込む裕子です。
「ああっ、ひぃいいっ、ひゃああん」
15pぜんぶを埋め込んだまま、股を前へ、後ろへ、腰に力を込めてずらせる裕子。勃起ちんぽが裕子のなかで蠢かされるのです。啓介にとっては、最高の性的プレゼントです。完全に女の膣に埋め込んだ勃起するちんぽを、女の膣襞でこすられる快感です。
「おおおっ、いい、いい、いいよぉ、裕子ぉ」
「はぁああ、ひぃいいっ、ひぃいいっ、ああ、ああっ」
裕子は、啓介の腰をまたいだまま、裸体を前にたおし、啓介にキッスを求めます。舌と舌、 濃密に絡ませます。とどうじに膣襞へ、勃起ちんぽの陰茎を、濃厚に絡ませる、裕子のワンルームです。

-3-
裕子の部屋はフローリング六畳間ですが、机やベッドや衣装ケースなどを置いているから自由空間は畳一枚分ほど。紅系のカーペットを敷いていて、ピンクの毛布があり、大きなベアのぬいぐるみがあり、性交に使う道具箱があります。恋人の浩介と交わる広さはそれだけです。
「ああん、ひぃいい、ひぃいいっ、啓介さまぁ」
浩介の裸の腰にまたがった裕子は、あえぎ呻く声を洩らしながら、膣に咥えこんだ勃起ちんぽで、膣襞をこすっています。浩介は、ぶっすり咥えこまれた勃起ちんぽからの感触が、奥深くからの快感を得ていきます。
「おおおっ、裕子、おおっ、ううっ、おおっ」
「はぁああっ、ああん、気持ちいい、ああっ、ああん」
性交、男の勃起ちんぽを、ぶっすり女の膣に挿し込んで、刺激しあう男と女、浩介と裕子です。裕子から、トロトロの蜜が汲みだされ、浩介の腰をべとべとに濡らします。潤滑油、男と女の性交場です。
「ああん、いきそお、ああ、ああ、いきそお、ああっ」
裕子の乳房は膨れ上がって乳首が起っています。陰唇がめくれあがって、膣まわりヌルヌルです。裕子がアクメを迎えそうに昇ってきて、浩介も、それにあわせて、射精寸前です。
「ああああっ、はぁあああ、ああっ」
浩介が、喘ぎ呻く裕子の臀部をあげさせ、勃起ちんぽを抜かせます。
「つけるから、つけてやるから、ううっ、ううっ」
手元に用意したスキンの袋をやぶり、指に先をつまんで、亀頭に当て込み、そのまま陰茎にかぶせながら、裕子の膣へ、そのまま挿し込んでいきます。
「ああっ、ひぃいいっ、イッテもいいのね、ああっ、ひぃいいっ」
「おおっ、イッテもいいよ、裕子ぉ、いけ、いけ、ほうら」
「はぁああ、いい、いい、いく、いく、いくぅううっ」
騎乗位スタイルのまま、お尻をぴったし浩介の腰に密着させ、勃起ちんぽの根元まで、どん欲に咥えている裕子。
「ああっ、ああっ、はぁああっ、はぁあああっ」
ぐいぐい、ぐいぐい、股を前へ、前へ、ぐいぐい、ぐいぐいと、こすらせるたびに呻きの声をあげます。浩介は、裕子の声に反応し、奥底からの射精の兆しに、ぎゅっと身を締め、ぐっとこらえて、一気に発射です。
「おおおおおっ、ううっ、ううっ」
ぴしゅん、ぴしゅん、ぴくん、ぴくん、裕子のおまんこ、その奥で、痙攣する勃起するちんぽの射精です。痙攣が、裕子を一気にアクメへと昇らせます。
「ひぃいいいいっ、ひぃいいいっ、ひやぁあああ〜〜〜〜っ」
悲鳴をあげて喜悦する裕子の裸体が引き締まり、ぴくぴくぴくっと波うちます。裕子はお小水を洩らして、喘ぎ呻いて浩介の胸にぐったり、伏せてしまいます。静止の時間、アクメを迎え、射精をすませたあとの余韻の時間です。裕子のワンルームは、昼下がり、静寂です。

-4-
終えたあとは少しけだるいです。裕子は上半身を起こし女座りで室内用のふわふわシャツを着ます。それからショーツを穿きます。シャツの丈が太腿の中ほどまであるので、着衣はこれだけです。浩介もシャツとボクサーパンツだけの軽装です。
「ねえ、お茶にしましょうか、浩介さま」
「そうだね、裕子、喉が渇いたね、ジュースがいいね」
「うん、オレンジジュースでいい?」
一人暮らし用の冷蔵庫から、裕子はパックのオレンジジュースを、ガラスコップに注いで、ちゃぶ台に運んできます。別部屋になっているといっても、数歩です。六畳間のワンルームで、シングルベッドと勉強机に椅子。パソコンは勉強机にのせてあります。衣装を吊るスペース、下着類を収納するスペース、丸いちゃぶ台は折りたたみ式で、直径80p、ご飯はこの上にならべて食べます。
「何時だ、まだ五時前だね、ジュース、おいしいね」
「うん、生絞りというので、買ったけど、けっこう高かったのよ」
「こっちこいよ、もっと近くへ、こいよ」
離れているといっても1mも離れていなくて、腕を伸ばしてそのままだと、届かないから、裕子は、カーペットに足をすらせて、浩介の横にきます。横並びの裕子と浩介。
「ううん、手、あったかいね、浩介さまの手」
浩介の手に手を伸ばして、手を握った裕子が、顔を見ないまま、手を見ていいます。ちゃぶ台が前にあります。裕子の本棚には、料理のムック本、旅の本、流行りの小説集、それから道具箱は、手の届くところあります。勉強机の横の床面に置いてあります。裕子が愛用していた藤で編まれたピクニック用の手提げのかごです。
「ああん、浩介さま、ああん」
浩介が裕子を引き寄せるしぐさをすると、力を抜いてされるがままに引き寄せられます。浩介が、裕子の手をボクサーパンツのなかへ、入れさせます。半勃起ちんぽを握らされる裕子です。でも、裕子は、浩介がはいているボクサーパンツを脱ぐように仕向け、腰を露出させてしまうのです。
「うん、しごいてあげるわ、啓介さまの、おちんぽちゃん、ああっ」
あぐら座りの恰好で座っている啓介は、ボクサーパンツを脱いでしまって、シャツ一枚だけの姿。裕子が横にきて、右手でおちんぽを握ってあげます。顔をあげ、軽くキッスを求める仕草で、浩介がつられて唇をあわせにきます。浩介が右腕を裕子の背中にまわして抱きます。左手は、いまのところ何もしなくて自由です。
「ううん、はぁああん、うっ、うっ、うううっ」
浩介と唇をあわせたままの裕子が、右手に握った半勃起ちんぽの陰茎をゆっくりとしごきます。32歳の浩介は、裕子のサービスに、からだを預けます。先に射精して、まだ15分も経たないので、それほど性急にはならないけれど、裕子に任せます。裕子は、当然のごとく、フェラチオしたいと、言葉にはしないけど、俯いて、顔を浩介の腰におとして、右手に握ったちんぽの亀頭を、唇に挟んでしまうのです。
「裕子、してくれるん、いいよ、ほんならぁ」
浩介がちゃぶ台にたいして横向けになり、からだを裕子の正面にします。裕子は、女座りしてた恰好から、下向いて寝そべる格好でから正座の恰好になり、浩介のちんぽを勃起させべく、唇と舌を使って、浩介のちんぽを奮い立たせるのです。

-5-
裕子のワンルームは女の部屋です。狭いから、洗濯物は部屋干しです。ショーツもブラジャーも吊られて干されている下です。32歳で大学の助教をしている浩介が、シャツを着たまま、ボクサーパンツは脱いでしまって、カーペットのうえで足を投げ出しています。裕子はまだふわふわシャツを着て、ショーツを穿いたまま、浩介がひろげた足の間に、正座して顔を股に近づけています。
「ああ、浩介さま、おちんぽ、咥えて、あげますねっ」
右手に陰茎の真ん中を軽く握った裕子が、亀頭を剥きだし、亀頭を唇に挟んで、唇をカリ首のところまで擦りおろします。
「ううっ、ああ、裕子、おおっ」
裕子に半勃起ちんぽを咥えらだした浩介が、呻きます。左横のちゃぶ台に左肘を置き、太腿をぐっとひろげます。裕子は、右手で握っていた陰茎を、左手も添えて握りだし、亀頭からカリ首を、唇に挟んでしゃぶりだしていきます。
「ううっ、ふううっ、ううっ、うぐっ、うぐっ」
裕子が咥えたまま声を洩らしてきて、浩介は、腰をぐぐっとせり出します。裕子の頭を右手で抱いて、裕子が着ているふわふわシャツを、たくしあげ、背中を、乳房を、露出させ、右手を乳房へもっていき、乳房の愛撫です。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううっ」
正座から足を立て、四つん這いの恰好になる裕子。白いショーツに包まれた丸いお尻を突き上げ、カーペットに置いた膝をひろげている裕子です。
「ううっ、ああっ、いい、いい、きもちだよ、裕子ぉ」
「ふううっ、浩介さまぁ、もっと、してあげる、もっと、ぺろぺろ、してあげるぅ」
裕子は、顔をあげないまま、咥えている完全勃起しだしたちんぽから唇を離して、呻くように言葉を紡ぎだすのです。浩介は、裕子が着ているふわふわシャツを首から脱がしてしまい、ショーツだけの裸にします。シャツを着ている浩介は下半身剥きだしです。ショーツを穿いた裕子は上半身剥きだしです。
「あああ、おいしい、ああ、おいしいよぉ、ああ」
陰茎の半分と亀頭を剥きださせた浩介の勃起ちんぽ、陰茎を唇にはさみ、唇をカリ首にまであげてきて、唇のなかに亀頭を咥えこんで、おいしそうに啜ります。亀頭を唇から抜いて、先っちょの鈴口を舌でなめます。浩介の先走り露を搾りだし、啜る大学事務員の裕子25歳です。
「おお、おお、裕子、もっと、ぺろぺろ、してくれよぉ」
浩介の要求で、裕子は勃起ちんぽの根元裏に唇をあて、右手お玉ちゃんを軽くにぎり、唇で、舌の先で、ぶちゅぶちゅ、ぺろぺろ、可愛がってあげます。もう、裕子自身もうずうずで、じゅわぁああっと、下腹部がしびれるような感しを覚えます。まだ、股を触ってもらえない裕子が、勃起ちんぽを貪るのです。啓介が触ってくるのは乳房、それに乳首。背中からショーツのなかへ手をいれてきて、お尻をまさぐるところまでです。

-6-
大学で事務員をつとめる裕子は25歳です。大学を卒業、そのまま院へ進学し、四年間、古典文学の研究をしてきたけれど、就職は出版社の編集の仕事には就けず、大学で契約の事務員をつとめているんです。文学部助教の浩介は32歳、好きあっているから、性欲を満たすだけではなくて、生活を共にしたいとも思う年頃です。
「ああん、はぁああん、おちんぽ、おいしい、ああん」
もう先にセックスしているから、ゆっくりした時間です。フェラチオは、裕子、好きです。勃起したおちんぽを握ってあげるの好きです。口に頬張って、じゅぱじゅぱしてあげるの好きです。
「ああん、わたしに、してほしい、浩介さまぁ、ああん」
浩介の股間に四つん這いで、浩介の勃起ちんぽを握ったまま、裕子はうずうずする股間を、弄ってほしいと思うのです。フェラして、クンニしてもらって、いっしょに性器なめなめしあっている時って、とっても安心できるんです。
「ああ、いいよ、してあげる、お尻、こっち、向けなよ」
浩介は、裕子に90度、向きをかえさせ、お尻を自分に向けろ、というのです。白いショーツを穿いたままの裕子は、言われるままに、お尻を、浩介のほうに向け、腕を折ってカーペットに這わせ、顔をのせ、膝をひろげた四つん這いになります。裕子のワンルームです。まだ夜になっていない時間で、窓の外が明るいです。部屋の中には電気をつけていないけど、暗くはありません。
「ああん、浩介さまぁ、あああん」
裕子が、早くしてぇ、と言わんばかりに突き上げたお尻を、微妙に揺すります。浩介が、背中の腰のところの白い木綿のショーツのゴムのところに手をいれ、お尻を剥きだしていきます。慣れているとはいえ、先にドッキングしているとはいえ、裸にしていく女体に、ゾクゾクしてくる浩介です。
「あん、ああん、はぁあ、ああん」
ショーツがお尻からめくりおろされ、太腿の根元でとめられます。股布がしっとり濡れている裕子のショーツ。浩介は、無言で、左手を裕子の腰から胸へとまわして、乳房を触ります。右手でお尻の、浩介から見て右のお尻を触ります。裕子の、お尻の割れ目を観察です。お尻の窄み、縦割れの陰唇の裾と窄みのあいだは会陰です。お尻の愛撫から、股の真ん中へ、親指をもっていきます。お尻を持ち上げている裕子です。太腿を八の字にひろげている裕子です。まだ閉じたままの陰唇が、浩介の正面にあります。女の性器を、目の前に見てやります。裕子は色白の肌だけど、陰唇まわりは、乳白ではなくて、少し、ゴムの色、飴色です。陰唇の穂先は少しだけ黒ずんでいます。その陰唇をひろげてやると、きれいなピンク色、白っぽいピンク色なのです。
「ああん、あん、あん、浩介さまぁ」
右手の親指で、右の陰唇を退けるようにして、膣口をひろげてやったのが、裕子には伝わったようで、呻くような声を洩らすのが聞こえます。静寂のワンルーム、窓からの自然光だけの明るさ、空調は入れなくても汗ばむことはありません。また寒くもありません。
「ああっ、ひやぁあっ、ふううっ、ああっ」
浩介が、顔を、裕子のお尻の割れ目へ、くっつけてしまって、唇で縦割れの陰唇を、ぷるぷる、むにゅむにゅ、舐めだしたのです。敏感な裕子は、喘ぎの声を洩らしだすのです。
























































































































































































































































































































































































小説

愛欲の部屋






HOME

淡水小説集目次



愛欲の部屋

表紙目次に戻る