情欲する蜜
 第一章-4-
 25〜32
 2019.11.13〜2019.11.25

-25-
32畳敷スタジオの前半分が照明設備が整ったステージです。ステージに置かれた高さ60p天板80pの厚い木製の台、座椅子がのせられ上半身を緊縛された香苗が、太腿をひろげて座っているのです。
「ああん、そんなに、ちかくで、みないで、ください、はぁああん」
香苗は、台に座って股をひろげられ、陰唇がクリップでめくりあげられているのです。そのめくれあがった陰唇を挟むようにして、口径40ミリのクスコが挿入され、膣口が円環でひろげられているところです。
「おおおおっ、奥はピンク、ぷっくら、子宮口、ぬるぬる、蜜が、溜まってる」
LEDライトを持った会社役員の大野専務が、ふるわせた声で、香苗のおめこのなかを実況します。ライトをかざい、あぐら座りで覗き込む大野専務。なまの膣奥を覗くために、股のまえに座っているのです。
「はぁああ、はぁああ、ひやぁああ、ひやぁああ」
大学教授の水田先生とスーパーマーケットの店主村田氏は、香苗の亀甲に絞りあげられた乳房を撫ぜ、乳首を揉んでいるところです。
「いいねぇ、いい声だねぇ、さあ、さあ、そろそろ、かわってくださいな」
スーパー店長の村田氏が、膣覗きしている大野専務に、かわれと催促です。大野専務が退き、村田氏が香苗の股のまえに陣取ります。
「いいねぇ、いいねぇ、いいねぇ、としか言いようが、ないですねぇ」
身動き取れない香苗は、膣のなかを見られるまま、乳房と乳首が弄られるままです。口は塞がれていないから、呻き喘ぎの声は出せます。
「ああん、いや、いや、そんなに近くで、みないで、ああん」
「いいねぇ、蜜が、溜まって、出てきそうだよ、いいねぇ」
「いやぁああん、だめ、おっぱい、ああん、だめ、揉んだらぁ」
双方の乳首を、二人の男に、それぞれに、つままれ、揉まれて、刺激され、元銀行員の香苗、羞恥のなかに呻き悶えます。いよいよ水田教授が香苗のまえに座ります。大学には女子学生が半数以上の文学部です。それらの女子には、裸のすがたを想像しても、触ることさえできません。それが、いま、目の前に、女がいて、秘密の奥を見せてくれる、男のモノが興奮しています。
「たっぷり、見てやって、くださいね、香苗のおめこ、たっぷりと」
五郎は、三人の男客へ順番に、香苗の膣のなかを見させたあと、クスコを引き抜き、陰唇を挟んでいたクリップをはずします。でも、縛ったまま、座椅子に座っまま、太腿をひろげさせたまま、次の体位にさせるまで、そのままにしておきます。
「さあ、ボックスにお戻りになって、もう一度、美女のからだを鑑賞してやってください」
香苗、もう、羞恥にまみれたあとだけに、少しぐったり、観音様の顔立ちで、男の心を魅了します。一分ほどの静寂のあと、香苗の足を括っていたベルトがはずされ、自由にされるのですが、そのままでは終わらなくて、開脚М姿にされていくのです。

-26-
<開脚М姿の香苗>
高さ60p、厚板の寸法80p四方の台に、座椅子が置かれていています。この座椅子に香苗が座らされているのです。後ろ手に縛られて、乳房を亀甲に絞り上げられている香苗。その足、膝に巻かれた紐が、背凭れの後ろに渡された竹棒にひきあげられ、括られてしまうのです。
「ようく見ていてくださいよ、この香苗の、膝にロープを巻きまして、ほうら」
五郎が、香苗の右の膝裏にロープを巻いて引き上げるのです。引き上げたロープを、背凭れ後ろに渡された竹棒に括られたのです。そうして左の膝裏に巻いたロープを引き上げ、竹竿に括ります。香苗の足が、逆八の格好です。
「ううっ、ああっ、あああっ」
まだ膝と竹棒の間はロープ30p、そのロープをぐっと引き上げ、膝が竹棒にくっつくところまで絞り上げられるのです。
「はぁああっ、ひぃいい、いいっ、ひぃやぁああっ」
座椅子に置かれた臀部が、前へぐっとずらされる香苗。頭の後ろが背凭れに置かれ、上半身が斜めになり、お尻が突き出された格好です。ひろげられた股が、斜め上になり、顔と乳房と股の陰唇、それに窄まった菊門が縦に並んだ格好です。
「いいでしょう、みなさん、みごたえあるでしょ、この香苗、元銀行員、23歳ですよ」
「ひやぁああ、こりゃあ、見ごたえあるわ、美女の羞恥まるだし姿、だよねぇ」
「さあ、さあ、また、香苗の前にお座りになられて、ええ、写真オーケーです」
ボックスにいる三人の男が、香苗が置かれた台の前に、せりよってきます。正面には、一番若いスーパー経営の村田店長、若いといっても48歳ですが、性欲盛ん中年おしさんです。
「いいですなぁ、写真、撮りまっせ、おお、いいですなぁ」
正面を向いていた香苗が、顔を横にそむけます。さすがに、写真に撮られるのは、恥ずかしい本能に反応です。スマホで正面から写真を撮る村田店長には、もう下腹部が膨張している感じで、うふふの感覚です。
「はぁああ、そんなに、みないでぇ、ああ、見ないでください、いいっ」
亀甲絞りにされた双方の乳房は盛りあがり、乳輪から乳首も盛りあがり、皮膚が張って乳首ピン起ちです。
「いいですね、陰唇を、ひらいてやりますから、見てやってくださいよ」
五郎が、香苗の股の陰唇の外側にペタンと手を置きます。その手を左右にひろげるようにずらして、陰唇をひろげめくりあげてしまいます。先にクスコでひろげられた時とはちがって、股それじたいがぐっと上向いているのです。陰毛が、腋毛とともに黒いから、猥雑です。陰唇は飴色とはいえ、ヌレぽったく、ぬるっとした湿りです。
「はぁああっ、いやぁああっ、いや、いや、ああっ」
「クリトリス、膣前庭に、おしっこ穴、わかりますよね、それから、膣口」
「わかる、わかる、きれいな色、ヌルっと濡れて、とろとろですなぁ」
「どうですか、そろそろ、みなさんのペニスで、やりますか」
いよいよショーのクライマックスになってきています。三人の男客が、それぞれに、美女香苗とセックスを楽しむ、というのです。待合場はボックスです。犯される香苗は2m離れたステージです。あみだくじで順番を決め、その最初は村田店長です。

-27-
待合場のボックスと香苗が置かれたステージの間にカーテンが引かれます。セックスしているところを、だれにも見られたくないと、客になる男の心理を見計らってのこと。座椅子のうえに開脚でМ姿の香苗を前にした村田店長の心はざわつきます。
「いいねぇ、いいんだねぇ、へえええっ、おまんこしても、いいんだね」
まだ服を着たままの村田店長が、香苗の前に立っています。後ろ手に縛られ乳房は亀甲縛りされている香苗です。座椅子にお尻をおいて、膝をひろげて持ち上げられている格好です。その香苗の目の前で、ズボンを下ろし、トランクスを下ろして、下半身裸になる村田店長。
「ああっ、やさしく、してね、きついの、しないでね、はぁああ、おねがいね」
拘束されて自由が利かない全裸開脚の香苗が、恨めしそうな顔つきで、内心いやいや、村田店長の風貌に、あまり好きにはなれないタイプです。男の下半身を目の前にして、香苗、半勃起で陰毛のなかからにょっきりのちんぽを、見てしまって、覚悟はしています。
「いいんだね、かわいいな、すてきだな、いくぞ」
ちんぽを握った村田店長は、香苗の陰唇を亀頭でこすってひろげます。亀頭の先でひろげた陰唇のお膣口にそのまま挿し込んだのです。
「ああっ、ひやっ、ひやぁあっ」
23歳、元銀行員の香苗は、男の顔から目線をそらして、横向きます。動かせるのは首から上の顔だけです。村田店長は、ぶすぶすっと勃起寸前ちんぽの半分を、香苗の膣に挿し込んで、唸ります。膣口から子宮口までがまっすぐでないから、締まるんです。
「おおっ、おおっ、すごいんだ、締まるんだ、おおおっ」
ぶっすりと、それでもむりやり根元まで挿し込む村田店長。香苗が、無言で応えてくりのです。香苗は、男の勃起するナマちんぽを膣に挿入されても、身動きできないから、無理やりに挿入されるから、苦痛というより快感です。すでに前段で、濡れている、たっぷり濡れさせられた膣のなかですから、ストレートよりも刺激が強くて、それが快感になります。
「ううっ、ふぅううっ、はぁああっ、ああっ、ああっ」
村田店長が、ちんぽをおめこに挿し込んだまま、香苗のお顔をなぶります。
「おおっ、おおっ、いいねぇ、いいねぇ、お顔、柔らかいほっぺだ、いいねぇ」
左右の手をほっぺに当てて、口の唇をひろげさせ、そうしてすぼめて、表情を変化をさせます。
「ううっ、ふぅううっ、うっ、うっ、ううっ」
村田店長は、香苗の顔に手を当てたまま、腰を引き、腰を突き出し、勃起するちんぽを、膣に挿入、ピストンして擦るのです。
「ひやぁああん、ひやぁああっ、ああ、ああ、だめ、ああ、だめっ」
「いいんだろ、気持ちいいんだろ、ほうら、おお、おお、おおっ」
膣の中だしは禁止ですから、射精は膣の外でおこないます。もちろん射精をしなくて、終えるのもいいんすが、男としては射精して終えたいところです。
「ひゃあん、ひゃああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
香苗は緊縛された上半身の肩を揺すって反応させます。村田店長は香苗の顔から手を放し、腰のピストンに専念です。ひいひい、香苗が声を洩らします。
「おおおおおっ、いいねぇ、でそうだ、おおっ、おおっ」
ピストンスピードがはやくなり、村田店長の声が興奮し、香苗のアクメはそこそこに、ビンビン勃起のちんぽを抜いて、ぴしゅんぴしゅん、スペルマの放出です。抜かれた香苗の膣は口を開けたままですが、射精されたスペルマは、臍のうえに放出されたのです。

-28-
大野専務の番です。仕切りカーテンのなかへはいると、そこに、開脚Мの格好で、上半身を緊縛されている香苗がいます。若い女子の破廉恥な姿をみて、生唾をぐっとのみ、こころをうろたえさせ、ふるえる声で、よろしく、というのです。
「ああっ、はずかしい、こんなかっこうで、ごめんなさい、専務さま」
香苗は、恥じらいながらも、大野専務の顔を見て、無表情ですが、観音様のようなお顔で、いいます。
「いいのね、いただいて、いいんですよね」
香苗が開脚で、股の真ん中を斜め上向かせている姿をみて、会社ではありえない光景は、夢のなかのようです。香苗の見ているだけで、ことばを詰まらせてしまう大野専務です。ズボンのベルトをはずして脱ぎはじめます。ブリーフを脱ぐときには、香苗とは目線をあわせません。勃起するちんぽはまだ少し柔らかです。男は立ったまま、勃起ちんぽを女のおめこに挿し込むのです。
「ああっ、いいっ、ああっ、専務さまぁ、ああっ」
身動き取れない香苗の、斜め上向いた股の、膣へ、亀頭を挿し込んだ大野専務に、香苗が小さくうめき洩らします。大野専務は、そのまま、勃起ちんぽの半分までを、香苗の膣に挿し込んで、大きく息を吸い込んだのです。
「ううっ、あっ、あっ、おっぱい、さわってぇ、おねがい・・・・」
香苗の顔が軋んで、亀甲に縛りあげられた乳房を触ってほしいと、いいだしたのです。大野専務は、勃起ちんぽをぐぐっと挿し込んで、手を前に突き出し、香苗の乳房にかぶせます。
「ああっ、はぁああっ、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
小さな声、香苗の呻き声、吐く息といっしょに洩らす悶え声、交わっている男のこころを揺する女の、喜悦の呻きです。
「いいねぇ、いいよぉ、香苗ちゃん、素敵だね、おお、いいねぇ」
ぶすっ、引いて抜いて、ぶすっ、大野専務は男です。勃起させるちんぽを、女の濡れる膣に、挿し込み、引き抜き、挿し込み、引く抜くのです。香苗の乳房を触る大野専務。張った肌、盛り上がる乳房の皮膚です。香苗は、勃起する男のちんぽで、膣をつつかれ刺激され、乳房を、乳首を、刺激され、虚しい自分の気持ちを癒してもらうのです。
「はぁああっ、はぁああっ、ひぃいい、いいっ、ひぃいいっ」
抜かれて挿されるちんぽで、膣襞からはトロトロと蜜を滲ませ、膣口からしたたり出てきます。
「ひぃいいっ、ひぃいいいっ、あん、あん、専務さまぁ、ああっ」
透明の蜜、香苗の蜜、ヌレヌレ、ヌルヌル、大野専務、こころもからだも興奮です。もう、もう、射精の兆し、ああ、おお、いいよぉ、声を発して、大野専務は、ぶすぶす、ぶすぶすっ、射精寸前に引き抜いて、うううっとこらえながら、ぴしゅぴしゅん、スペルマを香苗の太腿に、ぶっかけてしまったのです。こうして、元銀行員の上田香苗23歳は、男たちに輪姦されていくのです。

-29-
大学教授の水田先生の番です。香苗はお縛りを解かれ、椅子からも降ろされ、ソファーベッドに座らされています。水田先生はもう還暦前なので、香苗のサービスがないと、勃起しにくいというのです。全裸の香苗が、全裸の水田先生と、からだを密着させてあげて、肌のぬくもりをさしあげるのです。そうしておちんぽを勃起させてあげ、おめこに挿入させてあげるのです、23歳、元銀行員の香苗。
「ああん、いいこと、先生のおちんぽ、おくちで、ぐじゅぐじゅ、してあげますぅ」
「そうかね、香苗ちゃん、そうかね、もう、毎日がストレスだったから、ねぇ」
素っ裸の大学教授、いいおっさんで、裸になってしまえば、ただの中年、すけべな男です。ソファーに座る香苗は、横に立つ水田先生の半勃起したおちんぽを、お口にくわえてあげます。水田先生は香苗の頭を抱いて、フェラチオしてもらうのです。
「ううっ、うううっ、うぐう、うぐううっ」
香苗は、半勃起ちんぽの亀頭を、唇にはさみ、唇をすぼめ、そのまま顔を水田先生に押しつけていきます。ちんぽが口の中に入り込み、香苗は唇で陰茎を挟んで、ぎゅっと吸いこみます。水田先生のちんぽが、硬くなってくるのがわかります。
「ううっ、うう、うう、ううっ」
「ああっ、おおっ、いいよぉ、いい、きもちいい」
「うう、ぐうう、ううう、うぐうぐ」
香苗は、勃起してくるちんぽを、美味しそうに食べてあげます。右手を勃起したちんぽの根元にまいて、舌をぺったり当てて、陰茎の裏からなめはじめ、亀頭の裏まできたら舌先で、ぺろぺろなめて唇に、亀頭を挟んで顔を上下に動かし、吸いまくるのです。
「おお、ああ。いい、おお、ああ、いいっ、きもちいい」
香苗は顔を水田先生から離し、くちに頬張っている勃起ちんぽを抜き去って、陰茎の真ん中をぎゅっときつく握ってあげます。大学教授の水田先生、若い香苗の裸を目の前にして、勃起するちんぽを、おめこに入れたい欲望です。香苗を仰向きでソファーに寝させます。香苗は、いわれるままに仰向きになり、太腿をひろげ、開脚Мすがたになります。水田先生、香苗の股間を見惚れてしまいます。陰毛、縦割れ陰唇、お尻の窪み、男の目には、よだれが垂れる逸品です。
「せんせい、いらして、ねえ、いれてくださいませ、おちんぽ」
「おお、いいんだね、おお、香苗ちゃん、いいんだねぇ」
水田先生は、仰向いて足をひろげた香苗の間にしゃがみ込み、正座のかっこうで、勃起するちんぽを、香苗の膣へ、挿し込まれます。
「あっ、ああっ、せんせい、ああ、いい、ああっ」
「おおおおっ、いいねぇ、ぬるぬる、やわらかい、あったかい、おおおっ」
ぶっすりと、勃起させたちんぽを、香苗のおめこに挿し込まれた水田先生は、香苗の胸にかぶさります。足をのばして、膝を立て、腰を前後に動かす水田先生。ぶすっ、ぶすぶす、ぶすっ、ぶすぶす。
「ああっ、ああっ、なかでださせてあげるから、すきんをつけて、せんせい」
男の胸で押しつぶされそうになりながら、足をひろげ、男を受け入れている香苗が、中出しをOKします。今日の最後のお客さん、大学の教授さんだから、それに高齢さんだから、サービスします。
「おお、つける、ああ、でそうだよ、おおっ」
スキンをかぶせて、ぶすぶす、あんがいあっけなく射精にまでのぼられたのは、香苗の誘導がよかったからです。
「おおおおおっ、おお、おお、でた、でた、うう、ううっ」
ぎゅっとこらえられて痙攣させられた水田教授の衝撃を、香苗はからだの奥で柔らかく感じてあげたのです。

-30-
<地下室の佳織>
地下室にある四つの檻には、麻美がいて、香苗がいて、佳織がいます。四つのうち一つは空いていて、新人が連れてこられたら、入れられる檻です。落合佳織は25歳、ある商社の営業を担ってきた才女でしたが、ストレスで心を病み、京都は大原の清風館へやってきたのが一年前、24歳のときでした。清風館の地下室で、セックスまみれの日々にあこがれて、東京からやってきたのです。
「さあ、佳織、きょうは、たっぷり、かわいがってやるから、なっ」
地下室の調教場は32畳の広さで、六畳が四つに仕切られています。その一つ、畳が敷かれた六畳間です。調度品は和式で、床の間、鏡台、セミダブルの布団一式、天井からは1m棍棒ブランコが、電動で降りるようになっています。
「はい、二郎さま、お好きに、なさって、くださいませ」
佳織は薄い桃色長襦袢の姿で、セミダブルの布団におんな座りです。今日は佳織がセックスされる日です。清風館にいる男は五人ですが、清風館館長35歳の赤川二郎が、今日のお相手、最初です。調教師の村田五郎32歳、女たちの体調管理者池上三郎30歳、それに学生カメラマンの恭介、雑務の俊二。五人の男が、順番に性欲を満たしていく一日なのです。
「いい匂いだ、佳織、長襦袢姿、和装の佳織、素敵だな、ゾクゾクするぜ」
二郎は、赤いセーターにズボン姿です。午後三時スタート、二時間のコースです。天井から1m棍棒のブランコが布団のうえ15pにまで降ろされます。おんな座りする佳織の膝のまえです。
「いいだろ、足を、膝を、ひろげて、括る、わかるな、佳織」
佳織のまえで、膝立て座りした二郎が、長襦袢姿でおんな座りの佳織に、1m棍棒をまたがせ、膝裏にタオルを入れて括りつけます。左右の膝が、1m棍棒にひろげられて括られ、座っていた佳織は布団に仰向く格好になります。
「あっ、あっ、ああっ」
二郎の手に握られているのは、この棍棒ブランコを上げ下げするリモコンスイッチです。布団から15pの高さだった棍棒が、するっ、するっ、と30pの高さになり、45pの高さにまで、引き上げられたのです。
「いいだろ、佳織、白い足、太腿が、丸出しだ、いい格好だ」
お尻が布団から浮き上がる寸前で止められた佳織。桃色長襦袢の腰から下がめくれ落ち、下穿きをつけていない股間が、丸出しにされたのです。
「ああっ、はぁああん、見ないで、見ちゃ、いや、恥ずかしい」
「ふふ、いいね、佳織、手を棒に括るのは、もう少し後だな、ふふっ」
赤いセーター姿の二郎は、ズボンを脱いでブリーフだけの腰になります。ひろげられた佳織の股の前に、あぐら座りです。

-31-
長襦袢を着た佳織は、天井から下ろされた1m棍棒ブランコに、膝をひろげて括られた格好です。長襦袢がめくれ落ちたお尻のまえに、赤いセーターにブリーフ姿の二郎があぐら座りです。
「かわいがってやるぜ、佳織、おもいっきり、よろこぶんだぜ、いいな」
分厚い新婚さん用の布団の上にあぐら座りの二郎は、赤いセーターを脱ぎながら、露出させられた逆八姿の太腿の間から見える佳織の表情を見ています。可愛いというより麗しい美貌、25歳の佳織。まだ長襦袢で肩から腰までが隠れたまま、仰向いた佳織。
「はぁあ、かおりを、かわいがって、くださいませ、ご主人さまぁ」
顔の右頬をシーツにつけた佳織が、呻くような声でこたえます。臀部が白いシーツの布団に露出され、股間を露わにした佳織です。恥ずかしい処を剥き出しにされ、男の目線で二郎に眺められているのを意識しているのです。
「いつ見ても、白い肌だな、ふふっ、佳織」
ブリーフだけの二郎は、佳織の太腿を撫ぜだします。太腿の表、膝から腰へ、両腕で抱くようにして、撫ぜおろしてやるのです。
「はぁあ、ああっ、ああん、ひやっ」
太腿のつけ根まで撫ぜおろされた二郎の手が、つぎには太腿の裏を膝の裏にまで撫ぜあげます。
「柔らかいね、温かいね、白い太腿、ゾクゾクするぜ、佳織姫」
丸出しになった太腿を、丹念に表から、裏から、外側から、そして内側へと撫ぜられる佳織です。
「ひやっ、ひやっ、こそばい、ですぅ、ご主人さま、ああっ」
佳織は、ふわふわ白い布団の上で肩を小さく揺すって、太腿を撫ぜている男の手を意識します。肌よりも冷たい感触ですが、なま温かみの柔らかさも感じる佳織。二郎の左右の手の平が、股の陰唇を挟むようようにされ、ペタンと置かれたのです。
「姫、ふふっ、さっそく、いりぐちを、おなぶり、してやるぜ、いいだろ」
「ううっ、おなぶり、ああっ、ああっ」
姫と呼ばれた佳織が、おなぶり、という言葉に、きりっと反応します。顔が引き攣る感じで、羞恥を含んだ顔つきになります。膝をひろげて括っている1mの棍棒が、するっ、するっ、ともちあがり、佳織の腰から臀部が持ち上がってしまいます。すでに完全露出している股が、真上に近い斜め上に、向かせてしまいます。佳織のお尻の後ろに座る二郎は、右手で佳織の股をまさぐります。左の手は、長襦袢の胸をひろげてやり、乳房を露出させ、弄ってやるのです。

-32-
1m棍棒ブランコに膝をひろげて括られた佳織。お尻が浮き上がり、帯揚げを巻いた腰までが露出している逆さの佳織です。
「はぁああ、ああっ、ああっ、だめ、だめ、ご主人さまぁ」
お尻の後ろにあぐら座りの二郎が、ひろがった股の真ん中に手の平をペタンと置いたのです。
「ああっ、さわっちゃ、だめ、だめですぅ」
股に手を置かれると同時に、長襦袢の襟をひろげられ、乳房が露出され、左の手が置かれたのです。
「いいねぇ、姫、股も乳房も、柔らかい、いいねぇ」
二郎は、ブリーフのうちがわがウズウズしてきます。上向いた女性器の飴色、陰毛の黒色、菊の門は、目の前です。生唾をのみ、上唇を舌なめずりする二郎です。佳織は、仰向いて膝をひろげられて持ち上がる、腰から足先は固定されているけれど、手腕は自由に動かせます。乳房におかれた二郎の手の腕を、握る佳織。
「はぁああん、ご主人さまぁ、ああっ、はぁああっ」
「ふふふふ、姫、乳房も剥いてやろうか、剥いてやるぜ」
二郎が股と乳房においた手を離し、長襦袢の肩を脱がせおろすのです。
「はぁああ、ご主人さまぁ、はぁあああっ」
肩からひろげおろされた長襦袢から、腕を抜かれてしまう佳織。長襦袢の腰巻が巻かれた腰までが脱がされ、手首を棍棒にひろげた膝に、括られてしまいます。
「いいだろ、姫、足をひろげ、手をひろげ、いいねぇ、弄り放題だよねぇ」
にやにや、男の情欲を、顔に表す二郎が、元OLの佳織に、いやらしさ丸出しで、言葉にしていきます。
「もう、隠せないぞ、姫君、お姫さま、おめこもおっぱいも、丸出しだよ」
「いやですぅ、そんなこと、おっしゃらないで、ああっ、ご主人さま」
1mの棍棒ブランコに膝をひろげ、手首をひろげて括られた25歳の落合佳織。白絹シーツを敷いた新婚用敷布団に背中をおいて、足と手をひろげて持ち上がった半裸の女体です。
「陰唇からだな、お弄りは、それがいいでしょ、お姫さま、ふっふふっ」
佳織は、太腿をひろげているといっても、まだ閉じている股の縦割れ唇です。その大陰唇を、二郎が、ゆっくり、じわじわと、ひろげていくのです。
「ああっ、ひゃああっ、ひやぁあっ」
小さな声を洩らしながら、佳織の表情が軋みます。後ろに座った二郎の手指が、陰唇を弄りだしたのです。左右の手の平を陰唇の外側にペタンとおいた二郎です。右と左の親指と、人差し指で、陰唇をひろげだしたのです。



















































































































































































































































































































































































































































































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