情欲する蜜
 第一章-3-
 17〜24
 2019.11.1〜2019.11.12

-17-
背凭れ椅子の座部を五郎の腰の高さに持ち上げ、立ったままで香苗のおめこへ、ちんぽを挿入できるようにします。お尻を突き出す格好になっている香苗の上半身を持ち上げ、股間が正面を向く体位にさせます。
「はぁああ、ご主人様ぁ、はぁああっ」
手首をひろげて背凭れの横板に括られている香苗。膝がひろげられて横板に引き上げられた格好です。
「入れてやるよ、おれの、ちんぽ、ふふっ、いくぞ」
たくましい五郎の勃起ちんぽ。ピン起ちのちんぽ、亀頭が剥け、陰茎が太い五郎のなまちんぽです。亀頭で陰唇を割り、膣前庭へ先をあて、おろして膣へ、ぶすっ、と挿し込む五郎。
「はぁああっ、あっ、あっ、ああっ」
亀頭をおめこに挿し込まれて、顔をあげ、横腹から乳房を揺する元銀行員23歳の香苗。ぶすぶすっ、勃起したちんぽが、半分まで挿入されて、香苗、五郎の左手で顎をもちあげられ、顔を正面に向かされます。
「ほうら、ちんぽ、なま、入ったぞ、いいだろ、香苗」
「ううっ、ふぅううっ、ううううっ」
「奥まで、入れて、欲しいか、おれの、ちんぽ」
勃起ちんぽが半分、挿入されたままです。
「ううっ、うううう、むむむむっ」
「入れてやるぞ、入れてやるから、よろこべよ」
五郎の右手が乳房に置かれ、手の平で押し込まれ、ぐるぐる回されるなか、半分まで挿入の勃起ちんぽが、ぶすぶすっと根元まで挿入されてしまいます。
「ひゃああん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
「いいな、香苗のおめこ、いいぞ、おおっ」
「あん、あん、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
「ほうら、いいだろ、ほうら、ぶすぶす、ほうらぁ」
五郎は足をひらいて立ったまま、腰に力をこめて、勃起ちんぽを、香苗の膣へ、挿し込み、引き抜きます。香苗は五郎の勃起ちんぽで、膣のなかを擦られながら、乳房を揉まれ、乳首を抓まれ、モミモミされながら、からだの奥からの喜悦で悶えます。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ、ひゃああっ、ひゃああっ」
「おおおおっ、イキそうだな、まだまだ、もっともっと、これからだよ」
手をひろげ、足を持ち上げられてひろげた格好の香苗。羞恥の箇所を無防備にされ、その羞恥姿をカメラに晒しながら、悶えの声をあげているのです。
「ひぃいい、いいっ、はぁああ、ああっ」
挿入されている勃起ちんぽが、一気に抜かれて、アクメの寸前でストップ、乳房の手を離され、勃起ちんぽが抜き去れら、香苗、背凭れ十字椅子に開脚のまま、小休止させられます。あとはねちねち、アクメを迎える寸前で、ストップさせられ、身悶えのなか、快感に喘ぎ呻くのです。

-18-
背凭れ十字椅子に手腕をひろげ、膝ひろげて持ち上げた格好、全裸の香苗です。調教師五郎の勃起ちんぽで、アクメ寸前にまで登らされている香苗。手をひろげ股をひろげた正面から、五郎の手が乳房をまさぐり、おめこの襞が勃起ちんぽでこすられているのです。
「はぁあああ、あああん、あああん」
乳房から手を離され、おめこから勃起ちんぽが抜き去れら、喘ぐ香苗は小休止。正面にカメラをもった学生の恭介がまわり、全裸で手腕をひろげた開脚姿を、撮っていきます。
「香苗、いいだろ、気持ちいいんだろ、もっともっとしてやるぜ」
五郎は、ビンビンにさせたちんぽを右手に握り、左手で香苗の顔を撫ぜおろし、顎をもちあげ顔を正面に向かせるのです。
「ふぅううっ、はぁああっ、もっと、もっと、もっとして、してください」
息もたえだえに、香苗は、か細い声を洩らします。五郎は23歳になる香苗の柔肌を弄りながら、性欲を満たします。五郎は立ったまま、シコ踏む格好で勃起ちんぽを、またもや、香苗のおめこへ、ぶすっと挿入するのです。
「ほうら、香苗、いい声で鳴くんだぜ、ほうら、おおっ」
ぶすっ、ぶすぶすっ、もう濡れそぼった香苗のおめこへ、ぶっとい勃起ちんぽが、根元まで挿入されてしまいます。
「ひぃいいっ、ひぃやぁああっ」
「ふふふふっ、おおっ、ほうら、亀頭が、子宮口に当たったぜ、おおっ」
「ひゃああ、ああ、ああ、ああっ」
奥の奥を勃起ちんぽの亀頭でこすられる香苗。表情を軋ませ、顔を仰向かせ、裸のからだを、硬直させます。
「ひぃいいっ、ひぃいいっ、ああっ、ああっ、ひぃいいっ」
ぐぅいいっ、ぐぅいいっ、根元まで挿入した勃起ちんぽを、香苗の膣のなかで、掻きまわしてやる五郎。ぬるぬる、とろとろ、香苗の膣から蜜汁が、流れ出てきます。五郎は、容赦なく、香苗をアクメに昇らせていきます。
「ふふふふふっ、香苗、そろそろかな、イキたいか、ふふふふふっ」
「はぁあああ、ひぃいい、いきたい、いきたい、いきそう、いきそう」
香苗、もう裸体をひろげきり、恥も外聞もなく喜悦に溺れているところです。五郎が、勃起ちんぽで、とどめを刺していきます。亀頭の柔らかで、子宮口を押し込み、その周りを擦り、元銀行員香苗の奥の奥を擦ってやって刺激して、アクメ、オーガズムへ導いてやるのです。絶頂のときの表情と声を、きっちり記録されていく愛奴香苗なのです。
「ううううっ、いぐぅ、いぐぅ、いぐ、いぐ、いぐぅううう〜〜!」
裸体をひろげきり、背中を反らせ、反り返り、太腿ピクピク痙攣させて、香苗は果てていきます。
「ああっ、ああっ、あああ〜〜!」
五郎の手のなかで、お小水をぴしゅんと飛ばし、オーガズムを極めて、がっくり気を失ったのです。

-19-
<スタジオの香苗>
清風館の二階はミニシアター兼アダルトショーができるスタジオになっています。32畳のスタジオには、女が弄られる装置が作られていて、今日は、その装置を使ったアダルトショーが行われます。会員制の清風館、招待客は三人です。調教師の村田五郎とカメラマンの太田恭介がスタッフです。招待された客は、会社役員の大野専務(52)、大学教授の水田先生(58)、スーパー経営者の村井店長(48)です。二階のスタジオには、半畳のボックスになった見物席が三つあり、その前にステージ、とはいっても見物席と同じ高さのフロアーです。
「おおっ、新顔だね、香苗とか、銀行員だったとか」
カーテンが開かれると、ボックスから3mのところに、白いキャミソールをまとった上田香苗が、括られ手首を天井からのフックに留められた立ち姿で現れたのです。スポットが当てられ、白いキャミソールは太腿をあらわにし、股の部分が露出するギリギリの女体です。髪の毛は肩まで、白いキャミソールが乳白の肌にまといついているのです。
「ああっ、はぁああ、ああっ」
かすかに洩れる香苗の呻くような声が、息にまじって聞こえます。ボックスの男たちは、その女の肉体に見惚れます。均整の取れた女体は、体調管理者の池上三郎が食事管理をし、美肌増進、感度良好な女体に仕上げられる途中です。
「さあ、みなさん、よかったら、この女、香苗のそばに、お立ちください」
五郎が、ボックスに座った客に声をかけ、腕を頭上にあげて立つ白いキャミソール姿の香苗を囲ませるのです。
「はぁあ、ああっ、ああん、はぁああっ」
「お触りにはならないでくださいね、触ると、この子は、感じすぎてしまいますから」
最初は五郎が、半裸の香苗を、男たちが見ている前で弄ってやり、そのあとには男客にも触らせるというストーリーです。
「見てやってくださいな、腋毛、剃らずに、自然のままの、美女、香苗です」
手首を括られ腕を頭上に持ち上がった香苗の腋の下が露出して、窪みに薄い黒毛が生えているのです。見られる香苗。男たちの顔が、接近してきて、しげしげと見入られてしまう香苗。
「ああっ、いやっ、そんなに、みないで、ああっ」
声にはならない小声で、息を洩らしながら、それは男に視姦される羞恥の呻きの声です。男たちに女体を開示し、恥ずかしいところを開示され、視姦されながら、股の奥を濡らしていく第一場面です。第二は開脚された香苗がお触りされます。第三は輪姦されるというストーリーの会員制ショータイムなのです。

-20-
白いキャミソールを身に着けた香苗のまわりに男たちが取り囲んでいます。手をあげた香苗の腋の下には黒毛がちょろちょろ生えています。剃らずに、自然体です。
「めくります、キャミを、めくって、胸をださせます、乳房です」
香苗のうしろにいる調教師の五郎が、キャミソールの前裾を、後ろからまわした両手の指に挟んで、持ちあげます。キャミの裾で見え隠れしていた陰毛が露出され、臍が丸出しになって、二つの乳房が男たちの目の前に現れます。
「ああっ、いやっ、ああん」
手をあげて立っている香苗の、乳房はぷっくらと盛りあがり、垂れてはいません。五郎は、乳房を露わにさせた香苗を、男たちに触らせるのです。
「弄ってやってください、撫ぜてやってください、柔らかく、ですよ」
五郎が三人の男の顔をみて、大学教授の水田先生から最初に触るよう、目線で合図です。水田先生はおどろきの気持ちを押さえられない風で、香苗の露出した双方の乳房を、双方の手で触りだされるのです。
「おおおおっ、いいねぇ、たぷたぷ、おっぱい、いいねぇ、いいねぇ」
手を頭上にあげた香苗には、男が触ってくる手を退けるすべはありません。胸から下は裸の香苗です。男たちは、香苗の立ち姿を鑑賞しながら、お触りしていくのです。水田先生が終わった次にはスーパー経営者の村井店長です。手に、先がぼわぼわの毛筆をもって、香苗の乳房を撫ぜるのです。
「ああっ、いや、いやっ、だめ、ああ、ああっ」
香苗、こそばい、ぞくぞくと、こそばくて、声をあげてしまいます。男たちは、香苗の裸体と、顔、表情と、声を聞いて興奮します。
「ふっふふっ、香苗ちゃんだったね、気持ち、いいかね」
村井店長の職場ではパートタイマーの女子をたくさん雇っていますが、その女子たちの裸を、淫らに想像して内心よろこんでいるところです。いま、その女子が、裸同然で、目の前にいて、なぶっていることに、満足とうしろめたさです。
「おっぱい、乳房、乳首、ぷっくらだね、いいねぇ」
会社役員大野専務は、腋毛と陰毛に興味をそそられるタイプで、乳房では乳首にだけ興味を示します。
「香苗ちゃんの乳首、飴色なんだ、唇も飴色、お股も飴色、なんだろうねぇ」
男の指に乳首を挟まれ、揉まれだす香苗。声を出したくても恥ずかしいから、呻くしかありません。
「ううっ、ううっ、いやん、いやぁあん」
「かわいい声だねぇ、香苗ちゃん、美人だし、肉体、ボリュームたっぷり」
「あん、あん、だめ、だめ、あああん、いやぁん」
乳房を弄られると、股の奥がじんじんしてくる元銀行員23歳の香苗です。清風館のスタジオで、エロスショーに出演の可憐で美人な女子、乳房弄りを終えられると、五郎が香苗を後ろ手に縛ってしまいます。

-21-
手首を括ったフックから手腕をはずされ、キャミソールを脱がされ、全裸にされた香苗。三人の男たちは見物ボックスに戻って、椅子に座ります。
「それでは、香苗を、手を後ろで縛って、乳房を盛り上げます」
緊縛を手掛ける五郎が、全裸にした香苗を立たせたまま、説明の言葉を紡ぎます。手には紐の束をもち、香苗の背後にまわります。三人の客人からは香苗の正面立ち姿が鑑賞です。
「はぁあっ、うううん、はぁああっ、ふぅうう、ううっ」
五郎が後ろにまわさせた手首を括りあげ、乳房の上と下に紐を巻き、肩から下ろした紐で、乳房の下を巻いた紐を引き上げ、肩に戻して後ろで括ります。香苗の乳房が盛りあがります。
「ああっ、あああん、はぁああ、ああっ」
香苗の呻くように息する音が、静寂のスタジオにひろがります。三人の男客が座るボックスの前まで、上半身を後ろ手縛りされた香苗が連れてこられます。男たちが、座ったままで、手を伸ばして、香苗の裸体を触れる近さです。
「専務さん、いかがですか、乳房を触ってみては、柔らかく、ですよ」
座っている目の前に香苗の縛られ裸体がきて、手を伸ばすと裸体に触れられるのです。大野専務は、いわれるままに手をのばし、香苗のぷっくら盛り上がらせた乳房を、指で撫ぜあげます。親指の腹で張った乳房の肌を撫で上げ、乳首にまで届かせたのです。乳房を触られ、撫ぜられる香苗が反応します。
「ううっ、はぁああっ、ああっ」
立ち姿のまま、肩を揺すり、顔を左右に、微妙に、細かく揺すり、呻きの声を洩らしたのです。会社の役員大野専務は、女子社員の胸を見て、触りたい欲求がこみあげてきますが、それはできません。ここでは、その欲求が満たされるのです。
「いいねぇ、女の子、香苗ちゃん、いいおっぱいだねぇ」
大野専務のボックスから、水田教授のボックスへ、香苗の裸体が横に移動です。水田教授は、香苗の裸ボディーをうえからしたまで、目線で追って、唇を舌なめずり、手を伸ばして、乳房ではなくて、腰、括れた腰から脇腹を撫ぜあげます。もちろん目の前には、香苗の乳房があります。
「柔らかい、温かい、女の肌、ぷよぷよ、いいねぇ、いいよねぇ」
香苗は、太腿から膝を閉じたまま、きっちり閉じたまま、足先だけ、内にして少し開きでの立ち姿です。村田店長の前にまできて、香苗は、失神してしまいそうなほどに、表情が緩みます。観音様の立像のように、微笑と慈悲をもった表情です。白い肌、村田店長は、手を香苗の陰毛に触れます。香苗は、お尻をすぼめ、陰毛生える恥丘を引っ込めますが、弄られてしまいます。
「柔らかいんだ、アンダーヘアー、意外と、柔らかい、そうなんだねぇ」
「はぁああ、いやぁあん、ひやぁああん」
五郎が、陰毛を弄る村田店長の前から、香苗をやんわり後ろへ引き離し、台に座らせます。すぼめた足をひろげさせられるのです。

-22-
全裸にされて後ろ手に括られ、乳房を亀甲に絞り上げられた香苗が、引き回しのあと高さ60pで80p四方、厚さが5pの木の板で作られた台に座らされます。台の前半分に座って、足裏を床に着けた元銀行員、23歳の美女、上田香苗です。
「おおっ、いい体形してるねぇ、美女だし、乳房といい、お尻といい、肉づきがたまらん」
「そう、いいですねぇ、23歳だってゆうじゃないですか、憂えた表情が、たまりませんねぇ」
男客が声だけでやり取り、ひとり座ったボックスは秘密の空間、三つのボックス席から香苗までの距離は2mです。スポットライトに照らされた香苗の上半身緊縛の裸体を、男客は眺めながら、ボックスで勃起させたモノを自分で慰めるのです。
「足をひろげさせるんだ、五郎ちゃん、香苗ちゃんに胸キュンするところを、見せておくれよ」
五郎が、香苗の横に来て、左右の足首を、それぞれ台の脚に括ってしまいます。香苗の前をふさぐことなく、横と後ろから、香苗を形にしていくのです。足首をひろげて括ったあと、座椅子を台と香苗の臀部の間に差しこみ、背香苗の凭れにします。
「ああっ、はぁあ、ああっ、恥ずかしい、いゃああん」
足首を80pにひろげさせ、座椅子にお尻を置く格好で股をひろげた香苗です。それだけで、もう、香苗は羞恥の極みです。まだしらふだというのに、性器を、丸見えにされてしまったのですから。
「いいか、香苗、もっと、恥ずかしい格好にして、それからだな、お客さんを喜ばせるのは」
五郎は、香苗の膝の上部、太腿部にベルトを巻きつけ、横幅80pの台の両端にひっぱり、太腿をおもいっきりひろげさせてしまうのです。
「おおおおっ、いいねぇ、いいねぇ、おまんこ、まるだし」
「いいですなぁ、若い子のおめこ、いいですなぁ」
ボックスからは感嘆詞まじりの声が発せられ、小さい声とはいえ香苗にもハッキリと聞こえます。
「はぁああ、いやぁああ、ああ、こんなかっこう、あああん」
背凭れが45度後ろに傾かされ、太腿が真横にまでひろがるところまで、座椅子を前へすらされた香苗。三人の男客が、ボックスから這い出してきて、香苗の前にあぐら座りです。
「ひやぁああ、素晴らしい、おまんこ、ぱっくり、開いてるぜ」
「いいねぇ、濡れてるじゃない、陰唇、めくれだしたんですな」
股の真ん中が、太腿180度に近くひろげられたから、陰唇がむりやり口を開いたのです。
「撮影、オーケーですよ、ただ、公開はだめですよ、それは禁止ですよ」
五郎は、そこそこの年齢に達している男客に、スマホで写真を撮ってもいい、との許可です。
「ああっ、いやぁあっ、ああ、わたし、だめ」
「いい顔、香苗ちゃん、胸キュンしちゃうよ、おおっ」
「ああ、感じちゃう、感じてしまう、ああっ、ううっ」
後ろ手縛りに亀甲乳房、ふくよかな女体の色艶を醸す美女の香苗が、大股開きにされていて、写真に撮られるところです。
「あああ、カメラ、お写真、ああ、わたし、恥ずかしい、ああ、恥ずかしいですぅ」。
カチャ、カシャとシャッター音が響きます、香苗の股間の前にもってこられたスマホです、男たちが順次シャッターを切るのです。香苗の自意識が、羞恥と屈辱のなかで、からだが、意識が、反応していきます。恥ずかしい処を男たちに、見られている香苗、見らているだけじゃなくて、写真に撮られているのですから。
「開いてやります、いいですか、香苗のおめこを、開いてやります」
五郎が、香苗の後ろから、腕を前にまわしてきて、太腿のつけ根に手をペタンと置いたのです。

-23-
高さ60p、幅80pの木製台の脚に、足首を括られている香苗。台に置かれた座椅子に座り、太腿をおもいっきりひろげられた香苗の股は、ほぼ180度にも開いて、前へ突き出されています。
「陰唇を、めくりますから、存分に、ご覧ください、香苗の、お、め、こ、です」
ひろげられた香苗の股間の前に、三人の男があぐら座りしています。
「おおおお、香苗ちゃんのおめこのなか、ですかぁ」
「いいですねぇ、写真に撮ってもいんですかね」
「ええ、もちろん、写真、撮ってやってください、香苗、よろこびますから」
上半身を緊縛されている香苗は、太腿にベルトを巻かれひろげられていて、隠しようがありません。写真に撮られるなんて、恥ずかしいです。女の性器です。男たちの前に突き出して、ひろげられ、その恥の唇をひらいて見せるのですから。妊婦経験のない香苗にとって、羞恥と屈辱の極みです。男たちは、あぐら座りの身を前へもってきて、香苗の股間まで50pです。
「どうですか、香苗の、クリトリスを、剥きだしました、見てやってください」
五郎は、香苗の恥丘の陰毛を裾からたくしあげ、陰唇の穂先をひろげて、陰核、クリトリスを剥き出したのです。もちろんクリトリスから下部の部分も縦割れに開いています。
「きれいな、まめ、透けた、うすい、あかいろだね、香苗ちゃんの、クリトリス」
「はぁああ、ああっ、ひやぁ、ああっ」
「かわいいじゃん、女の子、こんなの、もってるんだ、クリトリス」
「触られると、感じるんだってねぇ、敏感なんだってねぇ」
後ろ手に括られ、乳房を亀甲縛りにされた香苗が、クリトリスを剥きだされて、顔を右横にそむけ、悲鳴のような声を出します。太腿を閉じようとする香苗ですが、ベルトで横にひろげられているから、閉じようがありません。
「いいですなぁ、女の、クリトリス、この子のは、小さい、小ぶりですかねぇ」
五郎が、陰唇の穂先をひろげ、いっそう豆粒クリトリスを、剥き身にします。剥かれたクリトリスは、少し充血したかのように赤い突起です。
「あっ、あっ、ひぃいいっ」
「いいねぇ、舌先で、なめたいですねぇ、ゾクゾクするよ」
「顔もよし、乳房もよし、おめこもよし、満点だねぇ、香苗ちゃん」
陰唇をひろげられ、クリトリスを剥か出される男の指の刺激で、香苗、鋭い感覚でお腹のなかが疼きます。お腹のなかは膣の奥、子宮が疼くのです。
「ああっ、いやっ、ひやぁああっ」
「ほうら、陰唇が、ちょっと、はれぼったく、なってきたんじゃ、ありませんか」
「そうですね、膣口まで、ひろげてやりましょう」
五郎が手にするのは大きめのアクリル製透明のクリップ二つです。陰唇を挟んで、横へひろげようというのです。

-24-
高さ60pの木製台のうえの座椅子に、お尻の後部を置いた香苗の股は大きくひろがり、男たちの目に晒されているところです。清風館二階のスタジオで、ただいまエロスショーが行われているのです。陰唇を透明クリップに挟まれた香苗。後ろ手に乳房亀甲縛りされている上半身は後ろへ30度倒され、股をぐっと突き出す格好です。
「ああん、いやん、いや、いや、ああん」
左右の陰唇それぞれを、根元から挟んだクリップが、左右にひろげられます。クリップには二本の紐がつけられていて、太腿を根元に括られたのです。
「ようく、みてやって、くださいよ、元銀行員、才女上田香苗の、おめこです」
陰毛が生えるした、クリトリスが露出、膣前庭が露出、膣口がひらいて襞が見えるのです。
「おおおっ、きれいな、おめこだ、香苗ちゃん、素晴らしい、名器でしょうね」
「しっとり、濡れて、なまめかしいねぇ、膣は襞できっちりと、蓋されて、いるんねぇ」
「ああ、いや、そんなこと、ああ、恥ずかしいから、そんなこと、いわないでください」
「いい声だねぇ、胸キュンしちゃいますね、おっぱいも、太腿も、いいねぇ」
中年男たち三人は、それぞれに、香苗の性器を目の前にして、見るだけだから、イライラです。視姦される香苗は23歳、女が熟れはじめた年頃です。羞恥心がきつい才女の香苗です。見られるだけで膣のなか、ぐじゅぐじゅになってしまいます。なのに、そのうえ、膣をひろげて、内部を観察されるのです。
「それじゃ、香苗のおめこ、膣のなか探索、といたしましょうか」
調教師の五郎が、クリップとおなじ透明のクスコを手にしています。会社役員、大学教授、スーパー店主の男たちに、香苗の膣の奥、子宮口にまで、ひろげて鑑賞させる、というのです。
「おおおお、そこまで、やるんですね、すばらしい、ショータイムですね」
「女のすべて、肉体のすべて、奥の奥まで、観察してやってください」
五郎は、後ろから前横に移動し、クリップでひろげられた陰唇の、その真ん中下にある膣口へ、くちばしの先を挿し込みだしたのです。
「ああっ、ううっ、はぁああっ、ううっ」
香苗の声が、くぐもって、快感を享受する声質にかわってきています。五郎は、香苗の変化を巧みにとらえて、ゆっくり、羞恥と快感の世界へ、いざなってやるのです。
「だいぶん、おくまで、入りましたよ、クスコって、いやらしい器具ですよねぇ」
「まあ、こうして、男がいる前で、カーテンもなく、見られているのが、わかるんだ」
「恥ずかしんだろうね、香苗ちゃん、どうですか」
クスコのくちばしが埋め込まれ、丸い口径は40ミリです。手持ちのLED照明器具を、覗き込む男の手に握られます。
「いいですか、ひとりずつ、ご覧になられて、あとのおふたりは、おっぱい弄りで」
三人の男客、ひとりずつ、照明器具を手にして、香苗のおめこ、膣のなかを明るくして、覗き込む。待機している男は、亀甲縛りで盛り上げられた乳房を、弄ってよい、というのです。80p四方の木製の台、そのうえに座椅子、太腿を180度近くにひろげられた香苗の陰唇は、クリップでひろげられているのです。膣に埋め込まれた透明クスコの膣口は40ミリ口径の円です。光をあて、なかを覗く。男の欲望を、ずんずんと、高めさせていく、清風館のショータイムです。































































































































































































































































































































































































































































































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