情欲する蜜
 第一章-1-
 9〜16
 2019.10.22〜2019.10.31

-9-
背凭れ椅子に座らされている全裸の麻美。お尻を座部の前にずらし、太腿をひろげる麻美。股をひろげたままで静止させられている麻美。
「はぁあ、ああ、ああん」
手をおろしてお尻のよこにぺたんとつけて反り返り気味の麻美。五郎が右手に握っているのが20p×3.5pの男根計測棒です。男性器の形で、亀頭のカリ首の深さは5ミリ、膣の深さを測る男根棒はツルンとした代物です。
「膣の奥行きは140ミリ、押し込めば150ミリ、麻美、おまえの膣の深さだ」
調教師の五郎は、21才で大学生、小林財閥の令嬢麻美にエロスの芸を仕込むのです。体調管理者の三郎と組んで、麻美を麗しくて艶やかな女に仕立てるのです。
「それじゃ、おれはここまで、三郎が麻美を、可愛がるって、さ」
三郎は、女の身体を内側から、体液をたっぷり湧かせるようにする、体調管理者です。先に2リットルもの甘水を飲ませたのも、栄養素たっぷり含んだ流動物、固形物を摂らなくても、麗しくて艶やかな、情欲たっぷりな女に仕立てるためです。
「麻美お嬢さん、いいかい、手はうしろ、足首は、ひろげて椅子の脚に、括る」
「はぁああ、わたくし、ああっ、ああっ」
後ろにまわした手首は、柔らかいロープで十文字に括られ、前へまわせられないようにされます。足首は背凭れ椅子の脚に括られ、膝がぐっとひろげられてしまいます。お尻を座部のまえにずらされる全裸の麻美。お尻の芯が座部のヘリにきて、股が座部から突き出され、太腿が直角以上にひろげられた格好なのです。
「ああっ、だめ、ああっ、ひやぁああん」
三郎が手に握った男根計測棒の先が、麻美の股に当てられ、陰唇を割られて膣口に、亀頭部が入れられたのです。カメラマンの恭介が、高精度なカメラで麻美が為される一部始終を記録していきます。清風館地下室の調教場、麻美が座っている椅子のまわりは、スポットライトで明るくされて、周辺は暗くされています。
「ああ、ああ、はぁああ、ああっ」
男根計測棒が、麻美の膣深くへ挿し込まれ、微妙に10ミリ、抜かれて挿されるます。三郎が亀頭からのカリ首で、膣の奥の肉襞を、引っ掻いてやるのです。
「はぁあああっ、はぁあああん、ひやぁああん」
麻美、奥の奥に感じるトロトロ、ヌルヌル、滑のぬるぬる感に、腰が抜ける感じで、じんじん、感じだすのです。
「いいだろ、麻美お嬢さん、トロトロと蜜が、情欲する蜜が、したたってきたよ」
「はぁああああ、ああ、ああ、はぁああああっ」
三郎が、深く、浅く、前後に動かしたかと思うと、左右に捩じって、麻美の膣襞をこすっているのです。麻美は、肩をゆすり、顔をゆすり、悶えます。麻美の裸体、腰のつけ根の太腿から膝が、大きくひろげられたかと思うと、直角ほどにすぼめられ、悶え呻くのです。

-10-
長さ20p太さ3.5pの男根計測棒で、おめこのなかをぐじゅぐじゅにされていく麻美。背凭れの椅子に座らされ、膝をひろげられ、お尻を前へずらされて、股をひろげられている全裸の麻美です。
「はぁああっ、はぁああん、あん、あん、あああん」
「気持ちいいだろ、麻美お嬢さん、ふふふ、ほうら、挿して、抜いて」
「はぁああっ、ひゃああっ、ひぃいいっ」
「ふふふふ、ほうら15pまで挿して、ほうら、捩じって、ふふふふふっ」
「はぁああ、ひやぁああ、ああっ、だめ、ああっ、だめ、ああっ」
巧みな男根計測棒で、体調管理者の三郎が、麻美を喜悦の果てへと昇らせていきます。ねっとりと、とろとろの蜜が、男根計測棒が抜かれてくるたびに、膣口から会陰へ、蜜がしたたり伝ってきます。カメラマンの恭介が、その光景をカメラに収めていきます。
「ふふふふ、ちょっと、いっぷくだ、麻美お嬢さん、いい顔だねぇ」
「はぁあ、はぁあ、ああ、ああん」
男根計測棒を膣から抜いた三郎が、それの根元を握って、麻美の顔の前に突っ立てます。麻美が、恥ずかし気に顔を横に反らしながら、その男根計測棒を見てしまいます。自分の膣に埋められ、捏ねくられていた代物です。ねっとり、濡れているのは、自分の汁だとおもうと、なんといもいえない恥ずかしさです。
「ふふふふ、いい気持ちだろ、麻美お嬢さん、ふふっ」
「ああ、いや、そんなの、みせないで、ください、ああん」
「気に入ったようだな、それじゃ、縛りなおしだ、道具も変えよう」
麻美、椅子の脚に括った足首が解かれ、あぐら座りの格好にされた麻美です。足首を交差させて括られます。左右の膝のうえ、太腿に、ベルトが巻かれて座部の裏へまわされ、留められたのです。
「ふふふふっ、ほうれ、お尻を、前にもってこさせて、ほうら」
背凭れの上半身、お尻を座部の前へとずらされます。
「ああっ、いや、いやっ、こんなの、ああ、いや、いや、いやっ」
麻美の顔が正面向き、上半身が斜めになって、お尻が突き出ます。足がひし形になり、大股開きです。
「いい格好だ、麻美お嬢さん、男が見て喜ぶ、ふふふふ、いい女だねぇ」
全裸の麻美、手は後ろにまわして手首が括られています。交差させた足首は胸の前にまで持ち上がり、股が、陰部が、尻の穴までひらいてしまったのです。
「ああっ、ひゃああ、ああっ、だめ、ひゃああっ」
三郎が、道具の代わりに自分の手を使いだすのです。ひろげられた麻美の股には飴色の陰唇です。ぷっくら膨らんだ恥丘には、黒い陰毛が生えています。それだけでも卑猥なのに、男根測定棒でいじくられた膣まわりは、たっぷり濡れていて、陰唇がふくらみ、めくれて、クリトリスが露出し、縦に割れる膣前庭が露出です。
「ふふふふ、お、め、こ、しゃぶりたいよ、麻美お嬢さん、ふふふふっ」
「ひやぁああ、あっ、ううっ、うぐ、うぐ、うぐっ」
「さるぐつわ、いいだろ、たっぷり、よろこばせてやるから、なっ、お嬢さん」
麻美の唇をわって、歯で噛ますようにして、手拭で口を封じてしわれた麻美です。弄られる麻美、21歳の大学生、小林財閥の三女、ワンルームマンションに一人暮らししている美女です。

-11-
手首を後ろにして括られ、足首を交差させて括られ、その足首が乳房の前まで引きあげられた全裸の麻美。背凭れ椅子に座ったお尻が、前にずらされ、ひろがる股間が斜め上向きです。
「ふふっ、麻美お嬢さん、たっぷり、なぶらせてもらって、ちんぽいれさせてもらって、ふふふっ」
黒いパンツ一枚の三郎が、素手で麻美のひろがった太腿のうちがわを、膝のところから根元へと撫ぜおろすのです。手拭でさるぐつわされた麻美が、苦しそうに表情を歪めます。
「ううっ、ふぅうううっ、ううっ」
「ふふふふっ、柔らかい肌、きれいな股、いいねぇ、いいねぇ」
「ううっ、うっ、うっ、うう、ううっ」
三郎の手の平を、陰唇のそとがわを挟んで、先っちょをひろげたのです。麻美が反応します。ひろげられた股は閉じられませんが、微妙に腰を、臀部を、うごめかせます。さるぐつわで封じられた口。封じた横一文字の手拭を、上歯と下歯でぎゅっと噛む麻美。目が潤み、頬が微妙にピンク色です。
「ほうら、チューリップの花を咲かせようか、ふふふふっ」
三郎の手の平が、陰唇のそとがわを押さえたまま、親指の腹が、陰唇の穂先をめくってやります。人差し指の先でクリトリスを剥きだしてしまいます。
「うううううっ、あが、あが、あがあが、うぐううっ」
麻美が歯を食いしばり、顔を横にふりふり、いやいやをします。三郎は、裸体を折り曲げ、足をひし形になった麻美を、愛しく思います。女が、身悶えする姿を、男として情欲とともに愛らしさを感じるのです。でも、容赦なしです。
「いいねぇ、麻美お嬢さん、うれしいんだろ、ほんとうは、こんなこと、されるの」
「ううっ、うぐ、うぐ、うぐっ」
「剥きだしてやるぜ、クリトリス、それにオメコ、ふふふっ、きれいな色だねぇ」
「ううううっ、うぐ、うぐ、うぐ、ううっ」
やめてと訴えたくても言葉にならない麻美。三郎の陰唇をめくった左右の親指が、陰唇のうちがわをひろげてきます。三郎は、麻美のクリトリスを剥き出し、膣前庭をひろげ、膣口を左右から親指の腹でひろげるのです。
「ううううううっ、うぐううっ、うううっ、うぐう、うぐうっ」
身動き取れない麻美ですが、顔が前に向いていて、股に男の手が入るのを感知してしまいます。顔をふりふり、羞恥心にたえる麻美。涙がこぼれてくる麻美。
「ふふふふ、膣の中、空洞だ、肉襞が、盛り上がってくるんだ、ねぇ、麻美お嬢さん」
「ううっ、うぐうぐ、ううううっ」
先にはノギスで恥ずかしい処の寸法をミリ単位で測られ、男根計測棒で膣の奥の奥までの寸法を測られ、ぐりぐりされて、イキそうになった麻美でした。膣口をひろげられ、なかを覗き込まれる麻美。もう麻美は、身体も心も壊れそう、大学三年生、21歳、コンビニでアルバイトしている麻美です。

-12-
椅子の座るところにお尻をせり出させ、上向いた足がひし形になっている麻美のからだです。手を後ろにまわして括られ、頭のうしろが背凭れに当たって、顔が正面になる麻美。足首を交差させて括られ、膝のうえにベルトが巻かれ、股間がひろげられています。
「ほうれ、指二本、ほうら、天井をこすって」
「ううっ、うぐううっ、うぐううっ」
ひし形になった足の一角、ひろげきった股間の真ん中に、三郎の指が二本、挿入されて膣のなか、指が天井をこすられる麻美。手拭を噛まされた歯と歯の奥から呻く声が洩らされます。麻美、指二本、膣のなか、弄られ、擦られ、じんじんと刺激を注入されているのです。
「うううっ、うぐううっ、うううっ」
うつろになった目からは涙がこぼれ出て、お顔が潤みます。窮屈な格好にされて、身動きできないのに、膣のなかを弄られるから、令嬢麻美には耐えがたい苦痛がともなった喜悦です。
「ほうら、とろとろ、おめこ汁が、あふれているよ、麻美お嬢さん」
「ううっ、ううっ、ぐぅうう、ぐぅううっ」
「ふふふふ、さいごのとどめは、おれのちんぽだ、ふふふふっ」
三郎が、なまちんぽで、麻美をイカセテやるのです。穿いているパンツを脱ぐ三郎。筋肉質の男の肉体です。いきなり勃起ちんぽがにょっきり、麻美のひし形になった足の太腿と太腿の根元、指で弄っていた膣に亀頭を挿し込むのです。
「ぐうぅううっ、ううっ、うぐううっ、うぐううっ」
麻美の目からは涙があふれます。唇を割られ、歯と歯の間に噛まされた手拭を噛みしめる麻美。顔が引き攣り喜悦の極みへ、昇らされていきます。
「おおおおっ、よう締まるねぇ、麻美お嬢さん、おめこ、最高だねぇ」
三郎は、なまのまま、勃起させたちんぽを、麻美の膣へ、すぶっと挿し込み、じゅるっと引き抜くのです。
「ぐぅううっ、ぐぅううううっ、うう、うう、ううっ」
麻美の喜悦に咽ぶお叫びが、くぐもった声になって、洩らされてきます。初めての体験、拘束されて窮屈な格好にされて、なまの勃起ちんぽで膣の襞を擦られる。麻美、もう気を失わんばかりに、呻き悶えます。三郎は、麻美が狂ったように喜悦するのを、心の栄養剤、たっぷりと味わいます。
「いいだろ、麻美お嬢さん、気持ちいいだろ、ほうら」
「ううっ、うぐう、うぐう、うぐぐぐっ、ううっ」
「いいだろ、いいだろ、ほうら、ほうら、泣いていいぞ、ほうら」
「うぐううっ、うぐう、うぐう、うぐうううっ」
麻美が、アクメを迎えだす気配で、三郎が、とどめを刺していきます。膣の奥の奥にまで到達させた亀頭で、擦ってやると、麻美は裸体を痙攣させて硬直です。強固な三郎は、射精するところまでもいかなくて、女をアクメに昇らさせます。三郎が、麻美がアクメに昇りきったころを見計らい、勃起ちんぽを引き抜きます。
「イッテしまったな、締まりぐあい最高だね、ふふふふ、これからが楽しみだねぇ」
麻美の呻き悶える声は最高になってトーンダウン、身動きなくなって、ぐったり。その瞬間には、お小水を飛ばしてしまったのです。足のベルトを解かれ、足首の紐を解かれた麻美は、そのまま、床に崩れ落ちてしまって、この日の調教は終えられ、檻に戻されたのです。

-13-
<地下室の香苗>
清風館の地下室は四つの檻と広さ24畳の調教場があります。新人の小林麻美が調教されて檻に戻されたあとは、三か月前に連れてこられた銀行員、23歳の上田香苗が、調教されます。
「出ろ、香苗、かわいがってやるぞ、いいな」
「はい、ご主人様、かわいがってくださいませ、はぁあっ」
憂えた表情だけど、大手銀行員の窓口担当だけあって、美女です。清風館の檻で生活するようになって、体調管理され、色艶あふれる女体に改造されてきたところです。村田五郎は緊縛を修行中の32歳、ブルーのセーターがよく似合う優しそうな男です。優しそうなだけに、ねちねち、女をなぶって、ゆっくりと、アクメへ昇らせていくテクニシャンです。
「その椅子に座れ、香苗、体調はどうだ、何回、イキたいか、言ってみろ」
香苗は全裸です。ぷっくら膨らむ乳房、丸い臀部、括れた腰、均整のとれた体は、男の目を喜ばせます。その香苗が、清風館へきたのは、勤務していた銀行で、セクハラ、パワハラに会い、精神的に落ち込んでいたところ、学生カメラマンの太田恭介に、高島屋の前で声をかけられ、フランソワという喫茶店へ連れていかれ、大原の清風館を紹介されたことによります。
「さんかい、三回、イキたいです、さんかい、です」
「そうか、三回して欲しい日だな、わかった、要望に応えよう」
香苗が座った椅子は、木でつくられた大きめの椅子です。分厚い座布団を敷いた座部、背凭れは十字の板、女がМ姿に固定される椅子です。
「いつ見ても、香苗は、美しい、かわいがられると、いっそう美しくなる、いい女だ」
ブルーのセーターを脱ぎながら、五郎が香苗に言ってやります。香苗は、もう観念していて、むしろかわいがられて悦びさえかんじる心と体になってきているのです。
「ほうら、足をひろげろ、そのままでいい」
椅子に膝をそろえ、上半身をのばし、手は太腿のうえです。乳房が盛り上がって、臍がへこみ、そのまま陰毛の上部分が露出している香苗。
「はい、ご主人様、足、ひろげます、ああ、あし、ひろげます」
なにを妄想しているのか、香苗は、憂えた表情がいっそう哀しそうな表情になって、うつろです。きれいなからだです。乳白色が基調の肌に乳首は飴色、もちろん股をひろげれば、そこには縦の唇があるのですが、飴色、まだ使いこなされていない色です。黒いパンツ姿の五郎が、香苗の後ろに立ち、束ねて太い紐にした縄を、香苗の右の膝裏にとおし、ひきあげ、背凭れの横板の穴に通して括ります。
「ふぅううっ、はぁあああっ、ああっ、ああっ」
五郎は無言でおこない、香苗はため息のような息音を洩らしています。
「はぁああ、あっ、はぁああ、あっ」
足が開脚で、膝が引き上げられ、背凭れの横板に留めらます。それから手首がひろげられ、膝の内側に留められます。調教場には、カメラマンの恭介が、香苗を撮るために、同席しています。
「ふぅううっ、はぁああっ、ふぅううっ」
小さな吐息ですが、静寂の地下室、調教場に、女の呻く声が洩れています。香苗の左の膝裏に縄がとおされ、背凭れの板に結ばれているのです。左右の膝がひろげられてもちあがり、開脚でМの格好です。腕がひろげられているから、乳房を隠すものはありません。もちろん股間はひろげられた格好です。
「ああっ、こんなかっこう、はぁああ、こんな格好・・・・」
香苗が呻きの声で言葉をつむぎます。五郎は無言のまま、香苗を開脚М姿に固定して、前にまわり、正面の壁のエンジ色のカーテンを開け、一面の鏡にします。背凭れ椅子に座った香苗の恥ずかしいМすがたの正面が、壁一面の鏡に映し出されたのです。

-14-
香苗の調教、今日のメニューは乳房と股間弄りです。背凭れが十字の板になった木の椅子。座布団が敷かれお尻をおろしたところで、膝に紐が巻かれて引き上げられ、背凭れの板に括られています。
「はぁああ、ああっ、ああっ」
膝が脇腹の横にまでひきあげられて股間が丸出し。手首は膝を引き上げた紐の横に括られいる香苗です。
「お尻を置いた座布団が前へ引っ張られると、股間がせり出し、お尻全部が突き出された格好。
「香苗、そうだな、刷毛がいいな、それから張形、よろこばせてやるぜ」
黒パンツの五郎の手には、ふわふわの刷毛が一方の端、もう一方の端は亀頭形、太さが3p、長さが20pのシリコン製の肌色棒が握られているのです。
「はぁああ、あっ、ああっ、ひやぁああっ」
五郎が香苗の左太腿の中ほどから股にかけて、刷毛を擦り下ろしたのです。柔らかい毛先が、柔らかい刺激を肌に与えられるのです。
「いいだろ、ふふふふ、柔らかいから、きもちいいだろ、香苗」
「いやあっ、こそばいですぅ、ひやぁああ」
左太腿が擦り下ろされ、右太腿が擦り下ろされます、刷毛が下ろされるのは、まだ閉じた陰唇のヘリまでです。左右の太腿うちがわをゆっくりと、二回、三回まで繰り返されます。元銀行員、窓口で笑顔を作っていた香苗が、こそばさに、表情を歪めます。甲高い小声で、呻きだします。
「ああっ、ひやっ、ああっ」
開脚Мすがたで、椅子の上、お尻を突き出した格好です。腕をひろげて手首が背凭れの横板にひろげて括られています。太腿を撫ぜおえた刷毛は、乳房に向かいます。ぷっくら膨らんだ乳房です。刷毛が、右の乳房のヘリを撫ぜまわし、左の乳房のヘリを時計回りに撫ぜまわします。
「ひやん、ひやん、ひぃいいっ」
五郎は、正面からではなくて、香苗の横から、男根刷毛棒で、股間と乳房を撫ぜまわすのです。香苗が開脚で置かれた椅子の正面1.5mには、壁一面の鏡で、香苗の姿が映されているのです。カメラマンの恭介は、カメラを手にしてファインダーを見ています。アップで撮り、引いて全身を撮り、正面、鏡の位置からは固定カメラで撮られているところです。
「はぁあああ、ひやぁああっ、ひや、ひや、ひやっ」
乳首を刷毛の毛先で撫ぜられる香苗が、ひろげた乳房を微妙に揺すります。乳首の裾を撫ぜられ、つままれる強さではなくて、柔らかい撫ぜなので、こそばい、こそばいんです。次第に、閉じた陰唇の奥が、濡れはじめるのです。
「ふふふふっ、香苗、だんだんと、いい気持ちになってくる、そうだろ」
五郎は、乳房から脇腹、胸下、臍上、臍、陰毛はえる恥丘から閉じられたままの陰唇舳先を刺激してやります。陰唇をひろげてやるのは、刷毛の反対側、男根棒の亀頭部です。

-15-
背凭れ十字板椅子に、手をひろげ、膝をひろげて横板に、括られている香苗です。清風館地下室の調教場です。元銀行員の香苗が、男たちの餌食になっているのです。
「あああっ、ああん、ひやぁああん」
太腿をひろげられ、お尻を突き出した香苗の股へ、男根棒が挿し込まれだしたのです。膝は括られ、ひろげられ、背凭れ板、顔の横に括られて、手もひろげられ、膝の内側に括られている香苗です。
「ほうら、いい声でお泣き、ふふっ、挿し込んでやるから、なっ」
調教師の五郎は、男根亀頭で陰唇をひろげ、香苗の膣に、男根の亀頭を挿し込んでしまったのです。
「ああっ、ひゃああっ、ひゃああっ」
刷毛では膣のなかは弄られなかった香苗でしたが、膣口から数pなかを擦られただけなのに、大きな声をあげ
ます。刷毛でまわりを撫ぜられ弄られていたから、膣のなかには蜜がたまっています。その蜜壺へ張形亀頭が挿し込まれ、時計回りに捩じられたのです。膣の奥までは、まだ挿入されません。
「ほうら、めくれてきたぜ、陰唇、いいだろ、香苗、ほうら」
ひろげきった太腿は逆八のかたち、斜め上向いた股間は、陰毛と尻穴の間が縦の唇、陰唇です。そのすがた自体が男の情欲をそそる代物です。カメラがアップで映し出します。正面の鏡には、香苗の羞恥するすがたが容赦なく映っています。
「はぁあああっ、ひやぁあああっ、はぁああ、はぁああ」
3pから5p、膣口から挿し込まれる男根棒が蠢かされる深さです。
「いいねぇ、ヌルヌル、香苗、気持ちいいだろ、ほうら、もっと泣いていいぞ」
五郎の男根棒使いは巧みです。切り込まれたカリ首で、膣の上部を、右側を、左側を、こするのです。膣襞は濃いピンクの小さな肉塊です微妙に襞を確認しながら、ゆっくり、こすっているのです。23歳。元銀行員の香苗は、瓜実顔、古典に描かれたような美しい顔立ちの女です。着物は着ていない全裸です。恥ずかしい処が全部露出されている美人です。
「はぁああ、ひやぁああ、ひぃいい、ひぃいいっ」
膣からは、とろとろと、透明の蜜が垂れだしてきます。陰唇がぽったりっと膨らんできています。膨らんでみずからめくれてきています。
「はぁああ、ひぃいいっ、ひぃいいいっ」
ピンクの膣前庭がひらいていて、その先にはクリトリスが勃起です。3pから5pを擦っていた男根棒が、ぶすり、10pから15p、膣の奥の襞をこすりだします。五郎は、このとき、乳房をいっしょに弄ります。香苗の右側に立った五郎が、右手に男根棒を握り、左手は乳房に置くのです。乳房の盛りあがりに、乳輪をつまみあげ、乳首を抓んで揉んでいきます。乳首を揉まれながら、膣の奥をカリ首で引っ掻かれる香苗です。身動き取れない裸体を揺すって、悶えて、呻いて、映像になった香苗の女体は、男たちの心を揺するのです。

-16-
背凭れが十字の板になった椅子の横板に膝をひろげて括られ、腕をひろげて括られている元銀行員の香苗。全裸でお尻を前に突き出す格好で、調教師の五郎に喜悦調教をうけているのです。
「はぁあああっ、ひやぁああっ、ひぃいいっ、はぁあああっ」
五郎が右手に握った男根棒が、膣に挿入され、挿入される深さは10pから15pです。左手では乳首が指に挟まれ、モミモミと揉みほぐされていきます。
「ほうら、香苗、いいだろ、ほうら、膣の襞、奥の方、こすってやるぜ」
「ひやぁああ、ひやぁああ、ひやぁああっ」
「ふふふふ、乳首を、揉んでやるぜ、いいだろ、よろこべ、香苗」
男根の全長は20p、片方の先は刷毛、片方の先が亀頭の形です。ぶっすり、10pから15pを挿して、抜いて、挿して、抜いて、巧みに捩じりを加え、香苗の膣襞を5o深さのカリ首で擦ってやります。乳首と膣の奥をいっしょに刺激される香苗には、地獄へ堕ちるというよりも天国へ召されるという感じです。
「ひいっ、ひぃいいっ、ひやぁああっ、ひやぁああっ」
地下室の調教場に、香苗の喜悦する声が響きます。ゆっくり、ゆっくり、香苗の昇り具合を確認している五郎です。
「ほうら、ほうら、さあ、香苗、とろとろの、蜜を、汲みだしてこい、ほうら」
奥の子宮口にまで挿し込んでいた男根棒を、ぎゅっと5pほど抜いてやる五郎。
「ひゃああん、ひぃいいっ、ひゃあああん」
香苗は、手を握り、足指を丸め、恨めしそうな表情で、喜悦を与えてくる五郎を見ます。見ながら呻きの声をあげるのです。じゅるじゅる、香苗、奥の奥がとろとろ、いい知れない快感、乳首を揉まれる刺激も加わり、もう、もう、気が狂いそうです。
「ほうら、ほうら」
「ひゃあん、ひゃああん」
「ふふふふ、ほうら、ほうら」
ぶすぶす、ぶすぶす、ぺちゃぺちゃ、くちゃくちゃ、淫らな音が醸しだされてくる香苗のおめこ。
「ひやっ、ひやっ、いく、いく、ひゃあああっ」
「おおっ、香苗、のぼってきたな、アクメ、いきそうだな」
もう、香苗、アクメに昇る寸前がわかります。五郎は、香苗の膣から男根棒を一気に抜き去り、乳首の揉み揉みをストップさせます。
「はぁああ、もう、だめ、もう、ああ、だめ、いかせてください、いいいいっ」
乳房がゆすれ動き、陰唇はひろがったまま、太腿がぴくぴくと痙攣させる香苗が、静止させられた五郎に哀願です。
「イキたいのか、香苗、イクときは、おれのちんぽだ、ふふふふふふっ」
「はぁああ、ご主人様のおちんぽ、ほしい、ああ、ほしいですぅ」
「そうだな、なまのちんぽが、いいんだな、いれてやるぞ、いれてやるとも」
開脚姿の香苗の前に立った五郎は、穿いているパンツを下ろして、勃起するちんぽを露出させたのです。
























































































































































































































































































































































































































































































































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