愛欲の蜜
 第一章-4-
 19〜24
 2019.9.27〜2019.10.3

-19-
<清風館の地下室-2->
元銀行員の落合佳織が、檻から出されます。
「北野師匠が、縛ったおまえを見たい、とおっしゃるのだ」
調教師の小椋啓介が、白い女ふんどしで股間を覆った佳織を呼び出します。三畳の生活空間、清風館の地下室、檻の中にうずくまっていた佳織が、顔をあげます。色白の透き通ったような肌色は、しばらく太陽にあたっていないせいかもしれません。
「はぁあっ、わたし、まっていました、ここから、だして、ください」
檻の隅の70p四方の鉄製くぐり戸を開けられて、佳織が這い出てきます。ぽっちゃりの乳房が、四つん這いの佳織から垂れて、揺れ動いています。
「そうだ、四つん這いのままで、調教場へいく、そろりそろりで、いいから、なっ」
首輪にロープをつけられ、啓介に引かれて、北野慎之介が待つ調教場へと進みます。地下室の調教場は、ここへ連れ込まれた女たちが、性の悦びを満喫させてもらえるところなのです。
「はぁあ、はぁああ、あん、あん、はぁああん」
そろりそろり、手をついて、膝をついて、雌犬になって、調教場に到着です。調教場はダークな板壁が三方、入口の一方は、カーテンの仕切があるだけです。佳織は、顔をあげ、犬がちんちんする格好で、雌犬を演じます。
「おお、この子だな、いいからだしてるじゃないか、佳織」
背凭れの肘掛椅子に座った北野が、目の前にちんちんする雌犬佳織を、見てやります。首輪をつけた雌犬、胸がぷっくら膨らんで、乳白色の柔肌です。佳織は、北野の狡猾な目線に、恥ずかしさを覚えます。自分を見つめられることへの羞恥心です。
「さあ、立って、手をあげて、ブランコの棒を握るんだ」
首輪のロープを外された佳織が、立たせられ、二歩あとずさりです。六畳の調教場、その真ん中には、天井からブランコ状になった90pの竹棒を、握らされる佳織です。
「いよいよ始まりだな、佳織、いいじゃない、かわいいね、きれいな肌だ、楽しみだ」
北野のまえで、手を上げてひろげた佳織が、竹棒を握ります。
「あっ、ああっ」
調教師の啓介が、握らせた佳織の手首を、竹棒とともに紐で巻き、括りつけます。右と左の手首をひろげて竹棒の端に括られてしまった佳織は、胸をひろげたままです。
「背負ってもらおうかな、そのほうが、いいだろ」
北野は、ニタニタ、まだ女ふんどしを着けているとはいえ、裸の佳織を弄る下準備です。竹棒を背負わせることで、胸を張らせて、弄り放題とする、男の性的満足を得る魂胆のひとつです。
「ああん、はぁああん、あっ、あっ、ああっ」
調教場のスポット照明が、佳織のまわりを明るくさせます。美しい女体が、ダークな六畳の調教場に浮かび上がるのです。畳一枚分の大きなモニターには、カメラでとらえた佳織の正面姿が、映しだされます。
「腰の布も外してやりたまえ、小椋くん」
背凭れ肘掛椅子に座ったままの北野が、女ふんどしを外して、全裸にするよう指示します。啓介は、佳織の後ろにまわり、腰で結んでいた晒しの紐を解いてやり、佳織を首輪だけの全裸にしてしまったのです。
「はぁああ、ああん、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
立ったまま、全裸になった佳織は、腕を横に伸ばしているから、乳房も股も、羞恥の処を隠すことができないのです。
「いいねぇ、素敵な裸体だ、女体の曲線も抜群だねぇ」
「ああん、そんなに、見ちゃあ、恥いですぅ」
「さすが、元大手銀行の窓口嬢だ、整っているねぇ、美人だ」
薄化粧、口紅もつけていない素のままなのに、色艶のある若さです。北野は立ち上がり、手腕をひろげられた佳織の前に立ち、手を乳房に伸ばすのです。佳織は、憂えた表情を、恐れに変えるくらいで、男の手を払いのけられないのです。

-20-
天井からの90pの竹棒を首後に背負って腕をひろげられた佳織。隠すところなく全裸にされた佳織の前に、北野慎之介が立ちます。乳房に手を伸ばされた佳織は、うつむいて、恥じらいに耐えます。
「あっ、いやっ、ああっ、いやっ」
初老で狡猾な北野の指に、乳首を挟まれ、引っ張られた佳織が、声を洩らします。
「おお、いい声だ、かわいい声だね、佳織、銀行の窓口でも、こんな声だったのかい」
「ひやっ、だめ、おっぱい、先っちょ、つまんだら、ひやっ」
「ふふふふ、乳首、感じるんだね、揉んであげよう、ほうら」
「ひゃん、ひゃあん、だめ、ああ、だめですぅ」
双方の乳首を指に挟まれ、モミモミされなる佳織。裸体を、お尻から上半身を捩じるように揺らせます。六畳の広さの調教場、ここは女の急所を責める道具が吊るされたダークな壁面です。女が急所を責められて、喜悦する小道具が並べられたサイドテーブルがあります。ビデオカメラがとらえる映像が、佳織の正面横の大きなモニターに、映し出されます。責められる佳織にも、その光景を見せながら、男たちは喜び、弄られていく元銀行員の佳織も喜悦していくのです。
「ああっ、ひゃああっ、ひや、ひやっ」
黒いスーツを着たままの北野が、腕をひろげて立ったままの佳織を軽く抱き、中腰になって乳房に唇をつけるのです。腕をひろげさせられた佳織の乳房は、ぷっくら膨らんだまま、皮膚が張っているところです。
「ひやぁああっ、だめ、だめ、だめです、感じちゃいますぅ、ああっ」
北野の唇が、佳織の左乳房の乳輪ごと挟んで吸い上げたのです。舌先で乳首をなめられ、乳首を唇に挟まれ、モミモミです。左乳房が弄れて、右の乳房に刺激を与えられる佳織。じわ〜っとからだの奥が湿ってきて、膣のなかを濡らしだすのです。
「ううん、いい女だな、柔らかいが、シコってくるおっぱいだ、いいねぇ」
北野は、乳房から顔を離して、双方の乳房を裾から揺すり、おのあとには手を腰の括れへ移していきます。陰毛にはまだ手を触れない北野です。もちろん、股の真ん中へも、まだ手を伸ばしません。からだを弄られた佳織が、我慢しきれなくなるまで、触ってやらないのです。調教場には男が四人、それに佳織が真ん中です。佳織の要所要所を触り終えた北野は、後ずさり、背凭れ肘掛椅子に座って、あとは観客となっての見学です。一階フロアの風水スタジオで行われるショーで、観客が楽しめるかどうかを、見分しておくのです。
「あっ、ああっ、だめ、ああっ」
北野が退いたあとには、調教師の啓介が、佳織を責め喜ばせていきます。腕をひろげて括った竹棒を、ぐい、ぐいっと、引き上がります。
「佳織、ほうら、いいか、ほうら」
「いゃあっ、ああっ、ああっ」
足裏を床に置いても膝をくの字に曲げられて佳織の足が、爪先立ちになるところまで、引き上げられたのです。佳織が太腿を揃え、膝を伸ばし、足裏の半分までを反らし上げ、床に着くのは爪先だけです。
「縦紐をいれてやろね、このままで、いいね、佳織」
調教師啓介が手にしたのは太めの麻紐です。首後ろの竹棒に結わえて二本にした麻紐を、肩から降ろして乳房の上で一本にされ、そのまま股へまわされ、臀部から引き上げられ、結わえられて一本のまま、竹棒に通されたのです。佳織の股に、麻紐二本が一本にされたまま、ぐいっと引き絞られたのです。

-21-
竹棒を背負う格好で腕をひろげられた佳織は、爪先を床に着くところまで引き上げられています。太めの麻縄が裸のからだの縦に、入れられているのです。
「ほうら、佳織、股に、縄を食い込ませてやるぜ」
調教師の啓介が、背中の竹棒をくぐらせた二本の麻縄を手に巻いて、ぐぐっと引き下げるのです。
「ああっ、ああん、ひゃああっ」
全裸の佳織が、縦に麻縄をいれられた裸体を、揺すります。
「ひゃああっ、あああっ」
背負った竹棒から肩をおりた麻縄は、乳房の上部でくくられて、一本にされ、臍の上部でくくられ、陰毛のうえから股に通され、お尻の上部でくくられ、首後ろの竹棒にくぐらされたのです。股が、締めつけられます。爪先立ちの裸体が、足裏がペタンと床に着いて、膝が少し曲げられるところまで、下ろされます。
「ふふふふ、佳織、いい姿だ、ほうら、モニターに映った自分を見てみろ」
元銀行員の佳織23歳、正面から裸体をカメラに撮られて、その姿が大型のモニターに映し出されているのです。
「ああ、いやぁああっ、はぁあああっ」
佳織は、言われるままにモニターに映る自分の羞恥姿を見て、いっそうの羞恥心に見舞われます。六畳間の調教場、男四人が見ている中で、エム調教されている佳織。佳織の姿を見て、喜ぶ男のために、ビデオにも収録されているところです。
「いいだろ、佳織、ローター、埋めて、やるから、よろこぶんだよ」
啓介が、手にしているのはピンク色のローターです。佳織の膣に埋め込むとゆうのです。
「はぁああ、いやぁああん、ああん、いやぁああん」
ローターが蠢くときの刺激を覚えている佳織です。その刺激が、快感になっていくのだけれど、男の手によって、コントロールされるから、もう、からだがタジタジになっていって、とろけてしまうのがわかるから、おもわず声をあげてしまうのです。
「いいか、入れてやるから、いいな」
調教師の啓介が、佳織の股の麻縄をひっぱり、陰唇をひろげ、ピンクのローターを膣に埋め込んでしまいます。埋め込んだあとには、麻縄で股を封印してやります。ローターは、抜け落ちない、仕組みです。
「ふふふふ、乳首に、鈴をつけようか、クリップで挟んで、ふふふふ」
佳織の乳首に、鈴がついたクリップがはめられます。右の乳首、左の乳首。そうして、啓介が乳房を揺すると、チリンチリンと鈴の音が醸されたのです。
「北野師匠、若き元銀行員、美貌の佳織のタコ踊り、ショーを始めましょうか」
啓介は、準備完了というところで、背凭れ肘掛椅子に座った北野に、お伺いをたて、うん、と北野のうなずきを、確認するのです。

-22-
六畳の広さの調教場です。三方の壁面には女がSM調教される道具が吊るされ、テーブルにはバイブとかローターとか、小道具が並べられています。ダークな色調、清風館地下室の一角です。
「いいな、スイッチを、入れてやるから、なっ」
天井から下ろされた90pの竹棒ブランコを、背負って腕をひろげた佳織は立ち姿です。縦に入れられた麻縄が、ローターを埋め込まれた膣の口をふさいでいます。ローターのコントロールスイッチは、調教師の啓介が握ります。
「はぁあ、ああっ、はぁああ、ああん」
アクメへ、いかさないよう、おろさないよう、八合目と九合目のあいだを登ったり下りたり、佳織の身悶え姿を、男たちは鑑賞し、情欲させていくのです。スイッチが入ります。微弱から弱、中、強へ、しだいに振動を強めてやり、佳織の反応を、観察する調教師の啓介です。
「はぁああっ、ひゃああっ、ひぃいいっ」
ひろげた腕の手の平を握りしめる佳織。ローターのびびびび振動が、お腹の真ん中で蠢いて、じんじん女体が崩れていく感覚におちいる元銀行員、23歳の佳織です。
「いいねぇ、ゾクゾクするねぇ、いい声だ、いい体だ、いいねぇ」
椅子に座った北野が、腕組みしたまま、佳織の悶え声とくねらす裸体を鑑賞しながら、言います。手持無沙汰の高井翔太も、佳織が呻き悶える裸体を見ながら、触りたい欲望を抑えます。カメラマンの奈倉明夫は、ハンディカメラを操作しながら、ばっちり佳織の悶え姿を収録です。
「はぁああ、ああっ、ああっ、いきそお、いきそお、ああっ」
アクメに昇っていきそうになった佳織に、ローターのスイッチをオフにする啓介。力を込めて裸体をくねらせていた佳織は、スイッチが切られ、ぐったり、裸体の力を抜きます。磔にされた格好の佳織です。頭を下げ、顔をうつむかせます。太腿から膝までを閉じ切り、足先が少し広げられて床に着いています。
「はぁああ、ふぅううう、すぅううう、ふぅうう、すううう」
繊細な息する音が洩れてくる佳織の顔を、浩介の手が、顎を持ち上げ、顔を正面向かせます。乳首を挟んだクリップにつけられた鈴をチリンチリンと醸させる浩介の手です。
「どうだ、佳織、今日は、感度、良好だな、もっとしてやるよ」
佳織は、まだ余力あり、膣の奥だけの刺激だから、なんだか物足りないんです。
「はぁああ、ああん、もっと、ほしい、です、あああん」
「よしよし、わかったよ、もっと、してほしいんだな、もっと」
「ううっ、ああっ、ああっ、あああっ」
啓介が、いきなり強でローターを振動させます、佳織の顔が歪みます。迫ってくる激しい刺激に、喜悦で応える佳織です。
「ううっ、ああっ、ふぅうううっ、ああ、いく、いく、ああ、いくうっ」
ローターの振動が止められ、アクメの寸前で、昇りきれなかった佳織。
「ああっ、はぁあ、ああん」
裸体を揺する佳織。啓介が、股に手を入れてきて、陰唇にかぶった麻縄を退け、指を膣のなかに入れてきたのです。
「おお、おお、ヌルヌル、ヌルヌルだな、佳織」
もうお汁がぐじゅぐじゅ、感じるお水をたっぷり飲まされているから、水分多め、佳織の股は濡れそびれていたのです。最後のアクメ、オーガズムは、ローターでは迎えさせてもらえない佳織です。最後は、男の勃起するちんぽで、とどめを刺してもらえるのです。

-23-
ローター責めが終えられて、裸体の縦に入れられていた麻縄が解かれ、乳首のクリップがはずされ、竹棒を背負っていた腕が解かれた佳織。六畳の調教場、男たちが見入るなかで、裸の佳織が床に崩れてしまいます。
「どうした、佳織、疲れたのか」
佳織の横にしゃがんだ調教師の啓介が、頬を撫ぜてやりながら、声をかけます。佳織は、裸体をくの字に曲げて横向きです。
「はぁあ、ああっ、喉が渇いた、です、お水が、欲しいですぅ」
かすれた、ちいさな声で、縄を解かれた佳織が、呻くようにいいます。北野は椅子に座ったまま、翔太は立ったまま、カメラマンの明夫は、膝を立てて座った格好で、佳織のまわりにいます。
「恥椅子に座らせて、たっぷり、水を飲ませて、それからだ」
リーダーの翔太が、言葉を紡ぎだします。恥椅子とは、産婦人科の検診台に似せてつくられた女の羞恥椅子です。調教場の外におかれている恥椅子を、啓介と明夫が運び入れます。黒い革張りの恥椅子に、佳織が立たされ、抱かれてのせられます。顔横のアームのベルトで手首が括られ、足が開けられ、足首にベルトが巻かれます。
「はぁああ、いやぁああ、あああっ」
「ふふふふ、輪姦、四人だ、北野師匠は一番で、あとはくじ引き」
首に赤い首輪をはめられた全裸の佳織は大の字。恥椅子に座らされて水が供給される男たちへの生贄です。甘味の栄養水が、佳織の口に注がれます。透明の壺の形の瓶、一リットル瓶です。
「さああああ、飲め、飲ませてやるよ、ゆっくりでいい、ほうら」
ごくん、ごくん、佳織の口へ傾けられた瓶から、喉へ、飲んでいく音が聞こえそうです。
「はぁああ、ああ、もう、もう、いいですぅ」
二リットル目が飲まされる前に、佳織は、もう、いらないといいますが、男たちは、容赦しません、たっぷり全部を飲み干させ、おなかがこころもち膨らんでいるのを見つめます。
「ああ、はぁああ、あん、いやん」
恥椅子の形が変形されてきて、両手両足をベルトで留められた佳織の裸体が、開脚、大の字、背凭れが後ろへ30度、太腿から膝が30度、倒れて持ち上げられて、佳織の裸体は90度の屈折です。それに手首は顔の横、太腿が90度にひろげられ、膝はアームにつけられた皿にのせられ、股が御開帳です。
「いい眺めだ、佳織、素敵な佳織、股開きしてあげよう、股開き」
恥椅子は、六畳の調教場、斜め後ろ壁面の前に置かれ、男たちが恥椅子の前で立ちまわれる広さです。輪姦の最初は北野がおこないます。続いてあみだくじの結果、翔太、啓介、明夫と決定しています。
「それじゃ、わしが、いちばん、佳織くん、いただきまずよ」
もう還暦を迎えるという北野は、たっぷり、ねちねち、若い佳織を触りながら、果てていくのです。目の前に、裸体で股をひろげた元銀行員の23歳、佳織を見て、こころがうずうずしてきます。
「ああん、はぁああ、そんな目で、みないでください、ああん」
下半身を裸にした北野が、しゃがみ姿勢で、佳織の股を覗きにきているのです。後ろに30度倒された佳織には、股を覗かれる羞恥の気持ちが、一気に持ち上がってきっちゃいます。
「きれいな、おめこ、しているんだ、若い女の、おめこ、いい色だ、ねぇ」
見るだけじゃなくて、陰毛を裾からたくし上げられ、クリトリスを剥きだされ、縦割れ陰唇をひろげられ、たっぷり観察されてから、男の勃起ちんぽで、膣のなか、ぶすぶすと、擦られ、刺激されて、いくのです。

-24-
恥椅子は、婦人科の検診台に似ている女弄られ椅子です。恥椅子に座らされ、Мの字にされた佳織が、女性器の仕組みを観察され、勃起ちんぽが挿入されるのです。四人の男のうち、初老の北野慎之介が最初です。佳織の前に立ち、しゃがんで、股を観察しだします。陰毛をたくし上げ、クリトリスを剥きだし、そうして小陰唇をひろげます。
「きれいだねぇ、もう、濡れているんだ、ねっとり、照明を、当ててみよう」
「ああん、いやん、さわらないで、ください、あああん」
恥椅子に座った佳織の上半身は後ろへ30度の傾きです。手首はアームに括られて顔の横です。太腿から膝が90度にひろげられ、30度にもちあがり、足はМの恰好です。
「ううっ、吸わせてもらうよ、お、め、こ」
北野は佳織の股に唇をあて、じゅるっ、じゅるっ、音を立ててお汁を啜るのです。
「おおっ、ヌルヌル、いいねぇ、女の味、若返るねぇ、お、め、こ、汁」
「はぁああ、だめ、そんなこと、おっしゃらないで、恥ずかしいですぅ」
「まあまあ、かわいい声だ、ほんなら、入れさせて、もらうよぉ」
北野は、佳織の股の前に立ち、まだ完全勃起でないちんぽを握り、亀頭で陰唇をひろげ、膣口に亀頭を挿し込み、ぐぐっ、と挿入です。
「おおおっ、いいねぇ、おおっ、締まるねぇ」
「あっ、ひやっ、ひやああっ、うう、うぐうぐっ」
ぶすぶす、北野の勃起ちんぽが、膣に挿し込まれた佳織は、屈辱のような、快感のような、からだの奥の疼きに、声を洩らします。北野は、勃起ちんぽを挿し込んだまま、両手を佳織の乳房にあて、その乳房のまわりから、絞り上げながら唇をつけ、乳首を唇に挟んで、もぐもぐします。
「ああん、ううっ、うううっ」
佳織の呻き声に、北野はルンルン、腰をぐぐっと動かし、ちんぽを膣襞で擦って、快感をえます。
「ああっ、いゃああん、ひゃあぁああっ」
「おおおっ、いいねぇ、ヌルヌル、ブスブス、いいねぇ、気持ちいいよ」
「はぁあああっ、ひぃいいっ、はぁああっ、ひぃいいい」
乳房を揉まれても、膣襞を擦られても、佳織は不自由、手首と足首をひろげて括られているだけなのに、なされるがままです。ぶすぶす、北野の勃起ちんぽが、佳織を犯していきます。ぐぐっ、ぐぐっ、狡猾な初老の北野には、女を喜ばせるツボをわきまえ、ほんろうさせていくテクニックです。挿したままで、クリトリスを刺激してやる北野。佳織は、膣の奥と陰核をいっしょに刺激されてきて、からだを揺すって応えます。乳首をつままれ、揉まれつ快感。それに膣の奥を擦られる鈍い快感、クリトリスがら感じる鋭い快感、幾種類もの快感が交差して、顔ロ位の身悶えが高揚してくるのです。
「はぁああ、あああっ、ひぃいい、いいいっ、ひぃいい、いいいっ」
ぶすぶす、北野の勃起ちんぽで、膣襞をこすられ、乳房をまさぐられている恥椅子に乗せられている佳織。北野は、スキンをつけ、そのあとには、ピストンのスピードをあげ、ぶすぶす、ぶすぶす、小刻みな挿し抜き、速度が増して、ぐいぐい、ぐいぐいっ、射精の堪えに入ります。
「おおおおおっ、ううっ、ううっ」
北野の呻きに合わせるかのように、仰向いて開脚Мの佳織が、胸を張り、反り返り、硬直させて受け入れます。
「ああああ、ああああ、ああああ〜〜〜っ」
ぴしゅんぴしゅん、膣のなかでぴくんぴくんと痙攣する北野の痙攣ちんぽに、佳織、感じてしまってオーガズムなのです。


























































































































































































































































































































































































































































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