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落合佳織は清風館にきて、セックスの味を教えられた元銀行員です。こころの悩みを抱えながら銀行を辞め、密室でセックス調教を受けてきたところです。男たちを相手にする23歳の佳織です。檻のある六畳間、檻の前の四畳半の空間、ここに三人の招待客と調教師啓介、それに女を診察する恥椅子に仰向いている佳織がいます。監禁部屋はダークな色彩、ビデオカメラが取り付けられていて、調教のすべてが録画されていきます。
「見てやってくださいよ、佳織の、クリトリスを、剥いてやりますから」
「おおおおっ、陰核剥きですな、この美女さんのクリトリス」
「よく見てやってくださいよ、顔を近づけていただいても、いいですよ」
恥椅子に仰向いて斜め後ろに倒されている佳織。股をせり出すような姿になって、秘所を中年男たちの目に晒すのです。
「ああっ、はぁああん、みちゃ、ああ、そんなに近くで、みちゃ、ああん」
見ちゃいやとは言えない佳織ですが、内心は、めっちゃくちゃに恥ずかしいです。啓介が陰毛の裾を引き上げて、陰唇の穂先をめくってしまうのです。佳織には見えなくて、見られている姿を思い浮かべるだけですが、羞恥の極みです。とはいっても、まだ、クリトリスを剥かれただけです。
「きれいなピンクですねぇ、この子の陰核、ツンと立った豆粒ですな」
「銀行員だったんだってねぇ、淀屋橋のあの支店の窓口係だったとか」
「器量、いいねぇ、美人だねぇ、この女、クリトリスかぁ、ゾクゾクだなぁ」
大野専務、水田教授、村井事務官、招待された男たちが、検診台恥椅子に股をひろげている佳織の恥態を眺めて、固唾をのみながら、ささやいています。
「ああ、だめ、こそばいです、ああ、いや、きついですぅ」
恥椅子に載せられた佳織ですが、上半身には透けたシュミーズをつけているだけ、手は万歳の格好で背凭れの板にベルトで留められています。腰から下は剥き身、太腿をひろげ、腰から膝までを持ち上げられ、股がまともに開かれている格好。啓介が、剥いたクリトリスを、小さなピンセットでつまんだのです。佳織が、黄色い声を洩らします。局部刺激される佳織です。
「ふふふふっ、感じるんですよ、この子、クリトリスつまんでやると、この声で、ねっ」
「ひい、いい、いゃああん、ひぃいい、ひぃいいっ」
ピリピリ感じる女の陰核、佳織は、甲高い声を洩らします。男たちを喜ばせる声だとは知らない23歳の佳織。恥も外聞もなく、お尻をゆすり、太腿をわなわなと震わせ、ひろげた腕の手を握って、こらえます。
「たっぷりと、時間がありますから、まあまあ、佳織のマンコを濡らさせましょう」
「ひぃいいっ、ああん、はぁああん」
「次には、ビラビラひろげて、膣の中とか、覗いてみましょうか」
「みたいねぇ、みたいよ、佳織さんの、おまんこ、みたいねぇ」
「まあまあ、そうしましょう、それから、第二部は本番ですから、ね、みなさん」
じんわり、まだ隠れたままの陰唇の内側が、濡れだしてくるのを、男たちは待っています。

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1.5畳の檻の前、四畳半の四角いダークな空間に、検診台に似せた恥椅子が置かれており、透けたシュミーズだけの佳織が、大股をひろげられているのです。シュミーズがめくりあげられ、乳房が丸出しになっている佳織。裸体にはスポットライトが当てられ暗い空間から女の生身が浮き上がります。
「じゃあ、開いてやりましょうか、佳織の股の扉を、いいですか」
世話人の啓介が、双方の手のひらを陰毛の上にあて、指を股におろし、左右の人差し指の間に、陰唇の外側を挟みます。挟んで指を左右にひろげると、陰唇の先が割れてきます。
「ほうら、佳織、みなさんに、見てもらうんだよ、女のシンボル」
「ああん、いやぁああん、恥ずかしいこと、しないでください、ああん」
「なにが恥ずかしいもんか、たっぷり、お客さんに、見てもらうんだよ」
陰唇がひろがり、ピンクの内側が現れると、招待された三人の男が、そのピンクの谷間を凝視です。
「ううっわぁ、きれいなピンクだねぇ、素晴らしいねぇ」
「濡れてるんじゃないか、うちがわ、ピンクの谷間だ、いいねぇ」
「さすが、元銀行員のおまんこだ、最高だね、いいねぇ」
「そうですよ、佳織は、うれしくって、ぐじゅぐじゅに濡らしますからね」
「いやいや、もう、濡れてるんじゃないの、穴のところ」
「肉襞が見えていますね、濡れていますね、おまんこのなか」
男たちのため息まじりの会話に、股をひろげられている佳織が、羞恥の反応をします。手をひろげられているから、顔を隠すこともできない佳織ですが、顔を右横に向け、恥ずかしいといわんばかりの声を洩らします。
「はあっ、ああっ、あああん、だめ、だめ、見ちゃだめ、ああん」
女の黄色いすすり泣くような声が洩らされ、男たちの心が奇妙にキュンキュンになってしまいます。啓介は、陰唇のヘリをぐっとひろげて、クリトリスから膣前庭をひろげきり、膣口をもひろげられているのです。
「それでは、佳織が、うれし泣きするところを、お目にかけましょうか」
啓介が、ピンクの男根具を握って、膣のなかへ挿し込むというのです。股をひろげられている恥椅子にのった佳織です。男のモノに似せた男根張形です。
「これで、なかの襞をこすってやると、佳織は、うれしいんでしょうね」
三人の中年男が凝視するなか、啓介は、佳織の膣へ、その張形を挿し込みだすのです。亀頭にあたる部分が膨らみ、カリ首になり窪みは深いです。
「いやん、いやん、あっ、あっ、いやぁああん」
「ふふふふ、佳織、ぶっすり、挿し込んで、引き抜いてやるからな」
啓介が、男根張形を、佳織の膣へ、挿入していきます。膨らんだ亀頭部が挿入され、そろりそろりと、陰茎部分5㎝ほどが挿入され、引き抜かれてきます。ヌルヌルの汁が、男根張形が抜かれてきて、一緒に汲みだされます。
「ほうら、いいだろ、佳織、きもち、いいだろ、ほうら」
啓介は、佳織の右に立ち、右手で男根張形を膣に挿し込みながら、左手で乳房をなぶってやります。そうして佳織の羞恥心が快感に変わってくるようになってきたら、品位ある中年男三人が、若い元銀行員の佳織を、嬲りだすのです。

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恥椅子に股をひろげて仰向いている佳織。佳織の右横に立った啓介が、左手でぷるぷるに膨らんだ乳房を揉みながら、右手に男根張形を握り、ひろげた股の正面から、膣へまっすぐに挿し込んでいるのです。
「ひやぁあ、ああっ、ひやぁあ、ああん」
ぐぐっと男根張形が挿し込まれたびに、バンザイすがたの佳織は、顔をゆがめ、声を洩らしてしまうのです。四畳半の暗い部屋、鉄柵の檻の前、恥椅子は女の恥部を見る診察台です。三人の招待客が、元銀行員佳織の裸体を凝視し、女の構造を観察し、よがりもがく若い女のすがたを見ているのです。
「ひぃいいっ、ひやぁああっ、ひやっ、ひやっ、ひやっ、ああっ」
「いいですなぁ、この子、ほんとうに、感じてるんですなぁ」
「いい声だ、若いねぇ、いい声で鳴きますなぁ」
「ひやん、ひやん、ひぃいい、いいですぅ、うううっ」
調教師の啓介が、佳織の羞恥ポイントを探りながら、男根張形を動かし、左手では乳房を揉みあげ、乳首を揉んでやります。見学する男たちは、うずうず、中年だというのに、ちんぽをビンビンさせているのです。佳織は、アクメを迎える寸前で、休止され、アクメに昇りきることは控えられます。
「さあ、これは、引き抜いて、なかを覗いてみましょうか」
啓介が、男根張形を抜いてしまって、クスコを手にします。佳織の恥部をひろげて、膣のなかを覗くというのです。佳織には、されていくことは見えません。でも、想像することができますから、その羞恥心は計り知れないです。もう失神するのではないかと思えるほどに、膣の内部を覗かれる佳織は、羞恥に耐えるのです。
「入っていくでしょ、くちばし、なかまで入ったら、くちばしを開いてやるのです」
啓介が解説しながら、作業を進めていきます。23歳、元銀行員、美貌の女子、プチプチの女体、その奥の奥、神秘の処をひろげ剥いていく男たちの欲望です。
「ううっ、はぁああっ、うう、うう、ううっ」
「見てやってください、佳織、未婚で締まりきった膣のなか、ご覧になってください」
恥椅子に仰向いて座る佳織の股に、丸いリングがあって、そのリングから内部が覗けるのです。会社役員の大野専務が、生唾をごくん呑んで、佳織の股のまえで中腰です。クスコでひろげられた膣のなかを、目を凝らして見入ります。
「ほぉおおっ、きれいな、ピンクですなぁ、きれいですなぁ」
男の息を殺したような声で、うめくようにつぶやく大野専務。次には経済学の水田教授が、生唾呑んで中腰です。さすがに品位を保つためか言葉は発しなくて、息を荒げるだけですが、目線はクスコにクギ付けです。
「よろしいね、若い女のおまんこですよ、いいですねぇ」
官僚の村井事務官は、卑猥な顔つきで、舌で唇をなめながら、言っています。
「引き抜きます、よかったら、マンコ汁、吸ってやってくださいな」
「そんな、サービスが、あるのですかぁ」
「そうですよ、ただし、これは、お一人だけです、くじ棒で抽選です」
三本の箸の長さの棒で、一本だけ赤い印があるので、それを引いたら、佳織のおめこを吸う権利が与えられるというのです。恥椅子を囲んだ男たちが、くじを引きます。
「おおおおっ、あたりましたなぁ、あたりだよ」
水田教授が引いた棒の先が、赤く塗られていて、あたりです。水田教授は、啓介に促されて、顔を、佳織の股に近づけていきます、手で太腿を抱くようにして、顔を、蜜がしたたる股の真中へ、当て込んでしまったのです。