甘い蜜
 第一章-2-
 9~15 2019.7.12~2019.7.20

-9-
<調教部屋>
奥嵯峨の広い屋敷は、高井翔太の祖父が所有している物件で登録名は清風館。風水スタジオは別館で、社交場として使われます。玄関を入るとラウンジがあり、その向こうが32畳のスタジオです。左一面が開放的なガラス窓、正面のドアをあけると六畳の間、右壁面のドアを開けると四畳半の小部屋が二室。
「どうだね、高安のお嬢さん、ここがお気に入りになるかなぁ」
呼び出され、嵐山でベンツに乗せられ、連れてこられたのが清風館の風水スタジオです。あれからひと月近くが過ぎていて、モデルの仕事をしてもらう、というのでやってきたのです。
<ああ、ここ、あのとき、ここで、されたんだわ>
スタジオの風景は、麻美が輪姦されたときとは道具の位置が違います。でも、麻美には記憶が鮮明によみがえってきます。
「ふふん、よく来たね、今回は二泊三日だ、小旅行だね、お嬢さん」
麻美は、ドキドキする気持ちを抑えきれません。モデルといっても、アダルトビデオのモデルです。このスタジオは、制作の現場なのです。
「いいものを、見せてやるよ、こっちへ来い」
翔太が、スタジオ正面のドアを開け、上品なワンピース姿の麻美を、導きいれたのです。六畳の洋間です。左奥は一畳半の檻になっていて、その前、四畳半のスペースに、縛られた女がいたのです。
「ああっ、いやっ、なに、これ、どうして、ここに、女の人が、縛られて」
「佳織って名前の女だ、いま、調教されている処だ、そうだな、佳織」
四畳半のフローリングに、天井で井型に組まれた鉄パイプから下ろされた竹竿に、両手をひろげられて括られている女。全裸です。小椋啓介がそばにいて、手には太くて長い毛筆を握っています。シリコン製で長さは30㎝ほど、太さは直径3㎝ほど、柔らかい毛筆部の長さは5㎝。なによりもシリコンの根元は、男の性器、亀頭の形です。
「ようこそ、高安麻美さん、この女、喜んでいるんですよ、こんなことされると」
啓介が、ニタニタしながら、洋服を着た麻美の眺めてきます。佳織と呼ばれた女は、素っ裸、腕をひろげて竹竿に括りつけられ、足は床に着いているけれど、足首には1mの竹竿で、左右にひろげられているのです。全裸で「大」の字にされているのです。奈倉明夫は、カメラマンで立ち会っているところです。
「ほら、佳織、顔をあげて、新入りのお嬢さまに、あいさつをしろ」
翔太が、全裸で大の字にされている佳織に、挨拶を促します。佳織は、顔をあげ、麻美の顔を見つめてきます。潤んだ目線は、よろこび、放心しているようにも麻美には思えたのです。
「いいからだしてるだろ、佳織は23歳だ、住み込みしてるんだよ」
ぷっくらの乳房、まるいお尻、細まった腰、美女、身長は160㎝に満たない、均整のとれた女体です。

-10-
麻美は、狭い四畳半の真ん中に、天井から下ろされた竹竿に両手をひろげられている佳織と呼ばれた全裸の女体を見せられて、卒倒しそうなくらいにめまいです。足をひろげられていて、なにもつけていない全裸なのです。
「はぁあ、ああっ、あなたは、だれ、新人さんなの」
手をひろげられ、足をひろげられた女が、呻き喘ぐ声で、麻美をみていいます。
「そうだ、新人だ、麻美てんだ、佳織、仲良しになって、可愛がってやるんだよ」
シリコンの毛筆男根を握った啓介が、佳織の乳房を毛筆のフワフワで撫ぜあげながら、いうのです。
「あっ、だめ、あっ、こそばい、だめ、ああっ」
乳房を撫ぜあげらて、乳首を撫ぜられた佳織が、麻美が目の前にいるというのに、悶える声を洩らします。麻美は、全裸の佳織を目の前にして、クラクラのめまいです。
「お嬢さんは、座っていいから、ゆっくり、見学しておれば、いいんだよ」
檻の横に皮張りの背凭れ椅子があり、麻美はそこに座らされます。なにが始まるのか、シリコン毛筆を握った啓介が、佳織の背中へまわります。握ったシリコン男根を、佳織の股に当てだします。
「あっ、ううっ、うっ、ああっ」
佳織が、誰もいない壁に向かって、呻きの声を発します。麻美は斜め前1mのところで大の字の佳織の全裸を見てしまいます。啓介が、うしろから、シリコン男根を、佳織の股の深みへ、埋め込んでいるのです。
「ほうら、佳織、きもち、いいかね、どうだね、おめこにちんぽだ、いいだろぅ」
啓介の体と顔は佳織のうしろです。1mにひろげられた足首の、膝から太腿、そのつけ根の股へ、男根張形を挿し込んでしまったのです。
「ああっ、ああっ、ああ、ああ、ああん」
佳織が大の字になった真ん中の、臀部をゆすって、悶えます。啓介が、毛筆男根張形を、うしろから、ゆっくり挿し込み、ゆっくり抜いているのです。
「はぁああ、ひやぁああ、ひぃいい、はぁああっ」
腰を左右に揺する佳織。膝を内側に閉じようとする佳織。お尻を揺すり、乳房を揺すっている佳織。その佳織が女に悶える姿と呻きの声を、麻美は見て、聴いて、感じていきます。椅子に座って、じっとしているけれど、奥の方がじんじんしてくるのを覚えます。
「ほうら、奥を突いてやるぜ、奥の襞を擦ってやるぜ、よろこべ、佳織」
啓介が、シリコンの毛筆男根張形を、女の膣に挿して抜く、それだけの動作を繰りかえします。べっちょり、佳織の股が濡れそぼり、透明の蜜が垂れ降りてきます。休みなく、挿し込みが早くなり、捏ねられゆっくり抜き去られ、全裸で大の字、膣責めされる23歳の佳織は、お嬢さま高安麻美の目の前で、果てていくのです。
「ひやぁあっ、ひやぁああっ、ああん、いぐ、いぐ、いぐぅう、ううっ」
麻美は、佳織が、全裸で悶えうつ姿を目の前に見て、もう、気を失いそうです。呆然と眺めているだけ、次には自分の番だとは、思いもしないことです。

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全裸にして、大の字の姿で立ったまま、アクメを迎えさせた佳織を、檻の中に閉じ込めて、スタジオへ戻された麻美。
「一号室は先客、佳織が住んでいる檻だ、麻美お嬢さまは二号室、ふふっ」
佳織をイカセてしまった啓介が、スタジオへ戻って、麻美にそんなことをいうのです。
「どうだね、お嬢さん、ここは、女が歓ばされる清風館、その風水スタジオだ」
「はぁああ、わたくし、どうしてここへ、来たのかしら、どうしていいのかしら」
「好きなんだろ、麻美お嬢さま、本能だよ、女の本能、それを堪能すればいい」
スタジオの扉の向こうに佳織がいる。そのことを思う麻美。そこへやってきたのが翔太と明夫です。
「見せてやったのか、お嬢さんに、佳織が責められて歓ぶところを」
「見たよな、お嬢さん、して欲しいって、思っていたんだよね」
麻美は、言葉を返せません。翔太は、麻美を別の部屋へ連れていくというのです。スタジオの右側壁面のドア、その向こうの部屋、二号室と名付けられたSMプレイ部屋です。
「ほうら、麻美、ここへ、入れ、おまえの部屋だ、飼い主はおれたちだ」
四畳半です、佳織がいる一号室よりも狭い、四畳半の広さです。そのうち一畳半分が檻になっていて、檻の前三畳分の広さが、調教を受ける空間です。
「ああっ、なに、なにするの、あっ、いやっ」
「覚悟のうえだろ、お嬢さん、素っ裸にひん剥いてやるぜ」
うしろから翔太が羽交い絞めにしてきて、啓介が麻美が着ているワンピースを脱がしにかかります。横で明夫が、4Kカメラでその様子、麻美が衣服を剥奪されるところを、収録していくのです。
「おおおおっ、柔らかい、上等の下着じゃないか、シルクだろ」
「ほうら、スリップも、ブラジャーも脱がせてやるよ、いい匂いだねぇ、お嬢さん」
上半身を剝き身にされた麻美は、後ろ手に括られてしまいます。ストッキングとショーツは穿いたままです。
「いいねぇ、ぽっちゃり、白い肌、いいねぇ、一発、やらせてもらうわ、さっそく」
三畳の空間です。男が三人、女が一人、狭い空間です。ドアが閉められ、照明がつけられ、空調が作動しています。後ろで手首が交差され、ロープで括られただけの麻美。檻を背にした背凭れ椅子に座らされる麻美です。
「可愛いじゃないか、美人だねぇ、どうみても美しい」
「久しぶりだよな、素性はぜんぶわかってるんだ、麻美お嬢さま」
「たっぷり、楽しむぜ、それから、夜には、お客を、もてなし、して、欲しいんだ」
ストッキングを脱がしにかかる翔太が、ぶつぶつ、麻美の顔を見ないで呟きます。
「ああ、だめ、ああん、脱がさないでよぉ、ああん」
ストッキングを脱がされてしまって、残るはショーツだけです。後ろにした手の紐を解こうとする麻美。でも、無駄です。解けるわけがありません。
「まあ、いい、下穿きを脱がすのは、楽しみに、とっておく」
ショーツだけの裸にされた麻美が、立たされ、翔太に抱かれます。翔太の腕の中におさまった麻美が、身をよじります。乳房が翔太の胸下にこすれます。翔太は、麻美の唇を奪います。舌を絡ませると、女は陥落する、と翔太の格言です。舌を絡ませてやると、麻美は、しだいに息使いが深くなってくるのがわかります。その気になりはじめた証拠です。
「ふううっ、うう、うう、ふううっ」
きっちり抱いていた麻美を、少し離して右手で乳房を覆います。右手で乳房を愛撫しながら、背中へまわした左手は、髪の毛のたくし上げてやり耳たぶを弄ってやります、愛撫です。女の麻美は、知らないままに、男の手に落ちていくのです。

-12-
背中で手首を交差させて括られただけの麻美。身につけているのはショーツだけ。檻の前、三畳の空間で、翔太に抱かれだした麻美です。背中から抱かれ、乳房を愛撫される麻美。乳房を愛撫された後は、ショーツの中へ手を入れられ、股をまさぐられます。
「柔らかいんだ、お嬢さん、陰毛、もっと硬いんかとおもってたけれど」
「ああ、いや、ああっ」
「ほうら、股のなか、ここも、柔らかいんだ、陰唇だろ、ちょっとヌルっとしてるんだ」
「はぁあっ、ふぅううっ、あん、あん、いやぁああん」
翔太の腕の中で、喘ぎだす麻美。股に入れられた手が、陰唇にかぶせられ、裾から全部を手の中におさめられ、揉まれだしたのです。ショーツを穿いたまま、翔太は、手の中に股の全部を包み込み、揉んでやります。
「ふふふふふっ、うずうずだね、お嬢さん、お悶えしなさい、もっといい声だしなさい」
麻美の股に挿し込んでいる右手、その手首を股に水平まで下ろします。陰毛が現れ、股が現れます。翔太は、左手を背中から腰のうしろへ下ろし、麻美の臀部を覆ったショーツを、脱がしてしまいます。
「ああっ、ううっ、あああん」
翔太から、前向きに抱かれている麻美が、うしろから抱かれます。左腕が乳房をまわされ、ショーツが臀部から脱がされ、太腿の中ほどまで下ろされます。
「今日の、最初は、バックからだ、いいな」
麻美は後ろから声をかけられ、手首を背中で括られたまま、上半身を前のめりにされてしまいます。啓介が麻美の前にまわり、頭から顔を、胸に支えてやります。
「ほうら、足を、ひろげろ、かわいい、かわいい、お嬢さん」
「はぁああっ、ううっ、うう、うう、ううっ」
麻美が呻きます。翔太が、麻美の膣へ、うしろから勃起ちんぽを挿し込んだのです。
「足をひらいて、尻をあげろ、ほうら、尻を突き出せ、ほうら」
「ああん、いやん、ううっ、ううっ、うううっ」
足をひろげ、臀部をつきあげ、立ったままの麻美です。翔太は、麻美の背中で括った手首を、左手で握り、右手で丸い臀部をなぜさすります。ぶすっ、ぶすっ、勃起させたちんぽを、膣のなかへ挿入し、ヌルヌルおめこを擦りたおします。バックからの挿入を受けている麻美は、空を掴む感じ、得体の知れない快感を感じます。
「ううっ、ああっ、ひぃいいっ、ひぃいいっ」
倒れないようにと肩から頭を啓介に支えられ、バックからは翔太が責めたててきます。明夫は4Kカメラで、麻美の悶え呻くさまを、録画録音していきます。

-13-
<輪姦される麻美の呻き>
前からは啓介に上体を支えられ、後ろからは翔太が責めてきます。手を背中にまわして括られ、上半身は床に平行です。足をひろげさせられ臀部を持ちあげられ、逆さ向いた麻美の股が、丸出しでひろげられているのです。
「おおっ、いいねぇ、お嬢さん、ヌルヌルだけど、きっちり締まってるねぇ、おおおっ」
ぶすっ、ぶすっ、太腿をひらいた腰を抱き上げられ、勃起したちんぽを、挿し込まれている麻美です。男の顔が見えない麻美は、ぶすっ、ぶすっ、と股の奥まで挿し込まれるちんぽで、ひいひいの気持ちです。
「はぁん、はぁん、ひゃあん、ひゃあん」
うつむく頭から顔を、肩ごと、崩れないように啓介が、麻美の前から支えてやります。バックから勃起ちんぽで膣襞をこすられている麻美が、くぐもらせた呻きの声を洩らします。
「おおおおっ、いいねぇ、お嬢さんのおめこだ、最高だねぇ」
「ううっ、うぐっ、うぐっ、ううううっ」
「ほうら、おっぱい、揉み揉みしながら、ぶすぶす、だよ、お嬢さん、いいねぇ」
「ひぃいいっ、ああん、ひぃいいいいっ」
「ふふっ、お嬢さんの口にも、咥えさせてやれ、啓介」
「了解、へへっ、フェラさせてやるぜ、おれのちんぽ、咥えさせてやるぜ」
麻美を肩から抱きあげている啓介に、ちんぽをしゃぶらせろ、と翔太がいうのです。啓介は、穿いているブリーフを降ろし、興奮で勃起するちんぽを、剥きだします。
「ほうら、咥えろ、麻美お嬢さま、シンデレラ、咥えておくれ」
麻美の顔を持ちあげ、勃起ちんぽを顔にこすりつけ、亀頭を咥えさせてしまいます。
「うぐっ、うぐ、うぐ、ううううっ」
ぐいぐい、啓介が勃起ちんぽを麻美の咥内へ挿し込みます。麻美が呻きます。うしろからは翔太が、膣を突き、前からは啓介が、口に頬張らせます。
「うぐ、うぐ、ううっ、うぐっ、うぐううっ」
うつむかされ、足をひろげられ、臀部をもちあげらている裸の麻美。膣のなかへ、翔太の勃起ちんぽがぶすぶすと挿し込まれ、苦痛のような快感に、呻きの声を洩らす麻美。その口には啓介の勃起ちんぽを咥えているのです。
「おおおおっ、いいねぇ、明夫、きっちりビデオに収めておけよ、おおおっ」
四畳半のスペース、一畳半の檻スペース、麻美が男二人に可愛がられているのは三畳のスペースです。麻美の膣はぐじゅぐじゅ、とろとろの蜜が溢れだしてきます。手を背中にまわされ、男二人が勃起ちんぽを、膣と口へ挿し込んでいるのです。ヘロヘロになっていく高安財閥の令嬢、21歳、大学三年生、可憐な美女、高安麻美なのです。

-14-
前と後ろから、啓介と翔太にサンドイッチされた麻美です。咥内に啓介の勃起ちんぽを咥え、膣には翔太の勃起ちんぽをぶすぶす挿され、へろへろにされていく令嬢です。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううっ」
「ほうら、もっと足をひろげろ、尻をもちあげろ、ほうら」
「ううっ、うう、うう、うう、ぐうううっ」
裸にされてうつむいて、手首を背中に括られている麻美。翔太が足首をひろげてやり、腰に腕を入れ、手を麻美の胸へと伸ばします。乳房をなぶってやりながら、勃起ちんぽでぶすっ、ぶすっ、ぶすぶすぶすっ。翔太が尻を持ち上げ、麻美の膣へ勃起ちんぽで挿し抜きです。啓介は、麻美が崩れ落ちないよう、麻美の背中から腋の下に腕を入れ勃起ちんぽを口に咥えさせ、フェラチオさせているのです。
「ほうれ、ほうら、お嬢さん、いいんだろ、感じてるんだろ、ほうれ、ほうら」
濡れた膣へ勃起ちんぽが挿し込まれて抜かれる音が、びちゃびちゃと醸されます。ぶちゅ、ぶちゅ、口に含んだ勃起ちんぽをからも鈍い淫ら音が醸されます。三畳のスペース、男二人にサンドイッチされ、喜悦責めされる高安麻美は21歳の大学三年生です。
「おおっ、おおっ、おおっ」
スキンつけた勃起ちんぽが、麻美の膣奥でピクン、ピクンと痙攣です。翔太が、射精させてしまったのです。麻美が射精時の鈍い痙攣を受け、啓介の勃起ちんぽが口から抜かれます。
「ううっ、ああっ、はぁあ、ああっ、ああっ」
「いい気持ちだぜ、射精は気持ちいいねぇ、ナマならもっといいけどよ」
翔太がスキンの後処理をしながらいいます。麻美は啓介に抱かれている腕を解かれて、膝をガクガクさせながら、床に崩れます。
「ほうら、立て、交代だ、ほうら」
崩れた全裸の麻美を容赦なく、啓介と翔太が抱き上げます。
「ああっ、いゃあ、ああっ、ひや、ひや、ひやぁああん」
「黙ってろ、お嬢さん、猿轡、かましてしまうぞ、いいか、いい声だけ、だすんだぜ」
翔太が麻美のまえにまわって抱きかかえます。啓介がうしろにまわって膣を責めします。立たされて、足をひろげさせられ、お尻を持ち上げられる麻美。明夫が近くから全裸の麻美にカメラを向けています。
「ううっ、ううっ、ああっ、ああっ、うう、うう、ううっ」
「おおおおっ、お嬢さん、きっちり締まるぜ、いい気持ちだよぉ」
「はぁああ、ううっ、うううっ、ひぃいいいっ」
ぶすぶす、啓介の勃起ちんぽを容赦なく、バックスタイルで受け入れていく麻美なのです。

-15-
輪姦は、翔太が終わって、啓介が終わって、カメラマンの明夫の番です。奥嵯峨の広い屋敷の清風館、その別館、風水スタジオの四畳半密室へ連れ込まれている高安財閥の令嬢麻美です。
「待ってました、麻美さん、おれ、惚れてるんですよ、麻美さんに」
カメラを床に置き、翔太と啓介に、脇から抱えられている全裸の麻美の前に立った明夫です。手首を後ろにまわして括られた麻美の裸体を、しげしげと裸眼で見つめる明夫。もう二人の男に輪姦された麻美です。髪は乱れ、頬は紅潮し、白い肌もうっすらピンクです。黒い陰毛が、明夫のこころを揺すります。ぷっくら盛りあがる乳房の先の乳首は飴色です。窄んだ腰からヒップラインは丸みを帯びて、男心が揺すられます。
「ああっ、だめ、やめてください、もう、くたくたよ、ああっ」
檻の鉄柵の前に、長方形のサイドテーブルが置かれます。明夫の趣味で、麻美を正面から責めたいというのです。
「ふふふふ、たっぷり、歓ばせてやるぜ、麻美お嬢さん、正面からぶすぶすだよ」
麻美がテーブルにお尻を置かされ、左右の膝にロープが巻かれ、背中の鉄柵に引き上げられます。開脚でMの格好にされた全裸の麻美です。
「ああ、だめ、こんなの、だめ、恥ずかしいです、ああっ」
21歳の麗しい麻美が、テーブルの上で股をひろげられ、羞恥の処が斜め上向きです。明夫が正面に立つと、麻美は顔をあげることもできないまま、恥ずかしさにうろたえます。
「いいねぇ、おれ、好きなんだよなぁ、こんな格好で、惚れてる女とやるの」
明夫は、そういいながら、ブリーフを脱ぎ捨てた腰を、麻美の股に接近です。半勃起ちんぽを握った明夫が、亀頭を麻美の膣へ埋め込みます。
「ひやっ、ひやぁあっ。ううっ、うううっ」
「おおっ、入れる、ううっ、おおっ、ヌルヌル、いい気持だよぉ」
「ああ、だめ、ひゃああ、ああっ」
「おお、いいわぁ、めっちゃ、気持ちいいねぇ、お嬢さん」
明夫は立ったまま、腕を麻美の脇腹から背中にまわして抱きかかえます。膣のなかで完全に、勃起したちんぽを抜き挿し、亀頭を残して、挿して抜きます。
「おおおおっ、きもちいい、おおおおっ、気持ち最高だよ、お嬢さまぁ」
明夫は、ぶす、ぶすっ、ぶす、ぶすっ、腰を前へ後ろへ、勃起ちんぽを、女の処でこするのです。四畳半の密室、檻があるから実質三畳の空間です。麻美の両横には翔太と啓介が濡れ場を鑑賞しています。明夫の勃起ちんぽが、麻美の股間へ挿し込まれるたびに、にやにや、麻美が呻き悶える光景を、たっぷりと見るのです。
「おおおおおっ、でそうだよぉ、こんどーむだ、おお、おおっ」
明夫は、勃起ちんぽを麻美の膣から引っこ抜きます。素早くスキンをかぶせおわります。とどうじにそのまま、ふたたび、勃起のちんぽを挿入です。
「はぁああっ、ひぃいいっ、あん、あん、ひやぁあ、ああん」
麻美が開脚Mにされた裸体を揺すります。呻きます。男のちんぽで、からだの奥を、捏ねられ、擦られ、ヒイヒイです。
「ううっ、おおっ、でるぅ、ううっ、おおっ」
明夫が射精モードになって、顔をしかめます。うわずった声で、呻きます麻美は射精を受けた瞬間、顔をあげ、胸を張り、その快感をかみしめます。陰唇は膨張し、とろとろお汁が流れています。
「ああああ、ああ~~、~~!」
麻美が潮吹きます。お小水をぴしゅんぴしゅんと飛ばして、びちょびちょです。ようやくロープを解かれ、ぐったり、そのまま畳一枚半の檻へ、ほうりこまれ、令嬢麻美は全裸のまま崩れこんでしまったのです。










































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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