甘い蜜
 第一章-1-
 1~8 2019.7.4~2019.7.11

-1-
<輪姦されるお嬢さまの麻美>
「そうなの、麻美、高安麻美って名前なんだ、お嬢さまなんでしょ」
「ええ、でも、わたしは、自由になりたいの、性においても、自由になりたい」
「そうですか、じゃぁ、たっぷり、性を満喫いたしましょうか、さあ、こちらへ」
麻美は高安家のお嬢さま、女子ばかりの高校を卒業し、いま、大学三年生、文学部で和歌を学んでいるところです。大学の先輩たちが運営するスタジオの、モデルに応募してきたのです。その美貌は優れたもので、そのふるまいは良家のお嬢さま、男たちを魅了してしまう女子です。
「おねがいします、わたし、なんでもしますから」
「そうですか、なんでも、させてくれるんですか」
「はい」
「これは約束だよ、いいね、高安麻美さん」
「はぁあ、なんでも、といっても、できることと、できないことが、あると思うんです」
じつに可愛い、アイドルにふさわしい、欲しい、運営者の高井翔太は、麻美と面談しながら、気持ちをわくわくさせたのです。こんな可憐な女子大生が、セックスに狂ってしまうんだと思うと、男たちはニタニタです。
「じゃあ、スタジオへいこうか、バッグも持っておいでよ」
麻美が通されたのはスタジオ、フロアーは32畳の広さ、スタジオの奥に小部屋があり、右側には小部屋が二つ。ここは京都は奥嵯峨にある屋敷のなかのスタジオです。
「ようこそ、それでは、さっそく、いただきましょうか」
スタジオには、二人の男子がいて、翔太が麻美に紹介します。イケメン男子、世話役の小椋啓介と体格の良いカメラマンの奈倉明夫です。麻美は、それよりもスタジオのなかを見わたして、あれっ、と思ったのです。アダルト映像で見た記憶がある、女の人が男たちに弄られるお道具、ああっ、わたし、されちゃうのかしら、ドキドキしてきて、めまいがしてきたのです。麻美を見えている翔太が、うす笑い、罠にかかってきた美女、白っぽいワンピースを身につけた高安麻美を、目線でなめまわします。
「ふふ、さっそくだ、手を括らせてもらいますよ、お嬢さま」
麻美の頭が啓介の顔のところ、身長が175㎝のイケメンです。手首を合わせて、ロープで十字に括りこまれてしまった麻美。
「ああっ、なにするの、ええっ、ああっ」
上から降ろされた鉄のフックに、手首を括ったロープの余りを括りつけられ、頭の上に引き上げられたのです。手首は頭の上にかぶさる高さで、翔太と啓介が、麻美から2mほど離れ、さっそく明夫が麻美の正面からカメラを向けます。
「お嬢さまの持ち物、見せてもらうよ、啓介、テーブルに並べろ」
ブランド物の白い高級バックのなかに所持品が、サイドテーブルに並べられていきます。麻美は、恥ずかしい気持ちになります。変なものを持っているわけではないんですが、財布、化粧品、スマホ、手帳、ハンケチ、並べられた財布のなか、学生証、運転免許証、身分証明になるものを写真に撮られてしまいます。
「さあ、服を脱いで、もらうかな、このままだ、手を頭のうえにあげたままだ」
「ああっ、いやですよぉ、いきなりぃ、さわらないで、ああっ」
「なに、そのつもりできたんだろ、やりたいし、やってもらいたいんだろ」
啓介が麻美の後ろから、ワンピのスカート、裾をめくりあげ、腰から下を露出させてしまうのです。肌色ストッキングに白いショーツを穿いた麻美の姿が、向こうの大きな鏡に映って、麻美にも見えるのです。
「ワンピースを脱いでもらって、下着姿だな、ひとまずは」
啓介が、麻美のワンピース、前ボタンを外し、脱がして、頭の上の手首に巻きつけます。インナーはシンプルな透けたスリップ、それにショーツと共布の柔らか素材のブラジャーです。
「白い肌なんだ、さすがだね、良家のお嬢さま、高安財閥のお嬢さまだろ、すげえな」
「腋毛が、あったら、いいんだよな、アンダーヘアーは、あるんだろうな」
「ううっ、ああっ、だめよ、こんなの、括ったままで、なんて、いや、いやですぅ」
「啓介、降ろしてやれよ、パンスト、パンツ、陰毛、出してやれ」
翔太のことばに、啓介は、麻美の腰から臀部のパンストを剥き、ショーツを太腿の根元まで、降ろしてしまったのです。

-2-
「おおっ、丸い尻だ、白い肌に、黒い陰毛、いいねぇ、いいじゃん」
「あん、あん、いやぁああん」
「ふふふふっ、かわいがって欲しいんだろ、麻美さん、お嬢さま」
立たされて手首を括られ頭の上にもちあげられた麻美の半裸姿を、目の前にした翔太と啓介が、生唾ぐっと呑み込みニタニタの顔です。ワンピースを頭の上に、透けた腰までのスリップと、透けたスリップ内側のブラジャーはつけたままの麻美。パンストとショーツが太腿の真ん中まで降ろされてしまった麻美です。
「ゾクゾクするねぇ、ええっ、麻美お嬢さま、さっそく、調理台にのってもらおうかね」
翔太のことばに、麻美はうろたえます。手を降ろせない、太腿は閉じたままだけど、臀部と太腿根元が剥かれたままです。啓介が用意するのは等身大、「大」の形になった木の板です。可動式になっていて、麻美の後ろに置かれます。
「麻美お嬢さま、いや、もう、麻美でいい、なぁ、麻美、括らせてもらうぜ」
手首を括ったロープがほどかれ、横にひろげられ、手首には手拭を巻かれます。幅15㎝の板に取り付けられた皮ベルトで、括られてしまいます。
「ああん、いやっ、いやん、なに、なにするん、ですか、ああっ」
「大の字になってもらって、いただくのさ、おれたちが、やりやすいように」
スリップとブラジャーはつけたままで横一文字に括られた麻美。太腿から足首をひろげられて括られるるとき、啓介が、パンストとショーツが脱がしてしまいます。
「足をひろげて、そうだ、こうして、そうだ、ベルトで、固定だ」
抵抗したくても、手を横にひろげてしまって、身震いさせても、男の力で足をひろげられ、留められてしまった麻美です。天井から鉄のフックがつけられた四本の、太いロープが降ろされます。手首の横、足首の横の頑丈な留め具に通して、大の字板を吊り下げるというのです。人体の大きさ「大」の形のまな板です。
「ああ、ああ、いや、いや、ああん」
麻美が大の字に手足を括られた板が、床に水平、高さ70㎝に吊り下げられたのです。
「いいねぇ、犯してやるぜ、輪姦だ、いいな、麻美、して欲しいんだろ」
「その前に訊いておかなくちゃ、経験済だよね、男に抱かれて、セックス」
麻美のセックス経験は、それほど豊かではありません。大学生になって関係した27歳の木村という高安産業のエリート社員に処女膜を破られ、それから何度か、ホテルでセックス。おもには自慰で気持ちよくなることでした。
「ああ、それは、ありますけど、少しだけ、少しだけですぅ・・・・」
「そうかい、少しだけ、かぁ、これからは、たっぷり、思いっきりだな」
仰向いて寝そべる格好で大の字になった麻美の半裸を、翔太と啓介が立ったままで眺めています。明夫はカメラを向けて、無言で麻美の姿態を撮影しています。
「おおおおっ、綺麗な股だぜ、まだ蓋されてるけどよぉ、飴色じゃん」
「陰毛が、陰唇の、横にも、ちょちょろ、エロいなぁ」
太腿をひろげてやった麻美の股を、間近に、はっきりと、照明を当てて、観察する、翔太と啓介です。麻美は、半泣き、唇を噛み、顔をそむけます。
「はぁあ、いやん、みないで、みちゃいや、ゆるして、おねがい、ああっ」
麻美はひろげた手を握りしめ、足の指を内に折り、見られている屈辱と羞恥に、さいなまれていきます。

-3-
幅20㎝木の板で「大」の字形の等身大ゆりかごに、仰向いて寝かされた半裸の麻美です。広さ32畳のスタジオ、1/4のスペースに、天井から吊られたゆりかごが揺れます。
「いい格好だ、素晴らしい、股、丸出しで、太腿開きだから、丸見えだね」
高さは70㎝、それに麻美のからだの厚みがあるから、股の高さは床から75㎝というところ、翔太が立つと腰の高さ。つまり、ちんぽが、麻美の股の真ん中に、立ったままで挿入できる高さです。
「ああん、いやん、ああっ」
下半身を裸にした翔太が、麻美の前に立ちます。丸出しになった麻美の股を弄ります。右手で会陰のところから陰唇を撫ぜあげ、陰毛の裾をめくりあげる翔太。麻美は、足首をひろげて固定され、手首をひろげて固定されている大の字です。
「ふふふふ、柔らかい、ここを、ひろげて、やるぜ」
まだ陰唇に封印された膣を、露出させる翔太。右手にちんぽを握り、左の指で陰唇をひろげてやります。ピンクの膣前庭が露わになり、皺になった膣口が現れます。
「あっ、いやっ、いや、いや、いやっ」
麻美が顔を横にふり奇声に似た声を洩らします。翔太がちんぽを、勃起したちんぽの亀頭を、ぶっすりと麻美の膣に挿し込んだのです。
「いいねぇ、入れるぞ、ううっ、おおっ、ギスギス、締るねぇ」
「ひやぁあっ、ああん、いや、いや、いやです、うう、ううっ」
大の字姿になった麻美が、太腿にちからをこめ、閉じようとするけれど、白い太腿はピクンピクンと、揺れるだけ。天井から吊られたゆりかごの、等身大の板がゆれます。翔太は、勃起するちんぽを、麻美の膣に挿し込み、ぐぐっと挿し込んだままで、透けたシュミーズを胸のうえまでめくりあげ、ブラジャーを胸からはずして、乳房を手で覆ってやります。
「ううっ、うぐ、うぐ、うぐううっ」
麻美がうぐうぐ声を洩らします。翔太が、勃起ちんぽを膣に挿し込んだまま、麻美の上半身に覆いかぶさったのです。右手で、腕をひろげた麻美の乳房をまさぐります。左手で、天井へのロープを握ってゆりかごの動きを抑えます。覆いかぶさった翔太は、麻美の唇に、唇をかさね、キッスを強要します。
「ううっ、ううっ、うぐ、うぐ、うぐっ」
麻美はからだをよじってうごめき、翔太は足をひろげてふんばり、立ったままです。勃起ちんぽが、ぶっすりと、膣に挿入されたままです。翔太は、腰を揺すり、麻美の膣なかでちんぽを、こするのです。キッスを解いてからだを起こす翔太。
「おおっ、いいねぇ、いいよぉ、おおっ、おめこ、最高だよぉ、おおっ」
麻美は、乳房を弄られ、ぶすぶす、勃起ちんぽで、ゆっくり、ゆっくり、膣のなかを突かれていくのです。

-4-
腕をひろげられ、太腿をひらかれ、大の字にされた麻美に、翔太がちんぽを挿し抜きします。アトリエの床から70㎝、ゆりかご板に大股開きで仰向かされている麻美は、ハアハアの息遣いになっています。
「はぁああ、はぁああ、ひやぁあ、ああっ」
翔太が立ったまま、足をふんばり、勃起させたちんぽで、ぶすぶす、膣をこすってくるんです。21歳の麻美には、大の字に拘束されてされるのは、もちろん初めて。キッスされ、舌を絡まされ、乳房を弄られたあとの、ちんぽだけの挿入です。
「おおっ、おおっ、いいねぇ、いい顔、いい股、おおおっ」
ぶすぶすっ、翔太が、仰向いた麻美のゆりかご板を揺すりながら、ぶすぶすっ、ぶすぶすっ、勃起ちんぽを挿し込みます。麻美はしだいにアヘアヘ状態になってしまいます。翔太が犯している横で、啓介がうずうずしながら待っています。明夫もうずうずの気持ちで、カメラを麻美に向けています。
「ああっ、ああっ、ああああっ」
翔太のピストンスピードが速くなり、麻美の呻きが激しくなります。
「ああああっ、ひやぁああ、、あああっ、ああっ。ああっ」
翔太は、スキンを装着すべくいったん抜いて素早くかぶせます。そうしてそのあとは、一気に射精へと向かっていくのです。
「おおっ、おおっ、おおおっ、でる、でる、ううううっ」
翔太の痙攣、最初の一発です。アヘアヘの麻美は、翔太の激しい突きを受け、アクメを迎えるところまでには至らなかったけれど、、突きあがってくる感度にトロトロ濡らしてしまい、からだを硬直させたのです。
「ほら、おれの番だぜ、麻美、いいからだ、してるなぁ」
啓介が、股をひろげて寝そべった、麻美の正面に立って、その裸体を眺めます。盛りあがる乳房、あめ色の乳輪から乳首。その色は唇と同じ、股の縦割れ唇と同じ色です。
「いい色や、見てやるぜ、おめこ、いいねぇ、ゾクゾクしてくるぜ」
「ああん、いやっ、みないで、ああん、みちゃいや、ああっ」
「かわいいねぇ、高安財閥のお嬢さん、高貴な女だ、素敵だねぇ」
啓介は、勃起のちんぽを根元を握り、亀頭を膣に挿し込みます。手を麻美のお尻にまわして持ち上げる仕草です。
「はぁあああ、ああん、あっ、あっ、ああっ」
臀部を持ちあげられ、太腿をいっそうひろげられ、股がぱっくりひろげられ、そこへ、ぶすぶすっ、勃起ちんぽが挿し込まれたのです。
「いくぜ、いただくぜ、犯してやるぜ、ほうら、おおっ、おおっ」
息を荒げた興奮の啓介は容赦なく、麻美のお尻を持ち上げて、腰を前に後ろに動かして、膣のなかで勃起ちんぽをこするのです。アトリエの一角、スタジオになった八畳ほどの広さです。照明が当てられた麻美。ブランコ、ゆりかごに仰向いて大の字にされた裸の麻美。白い肌に黒い髪、黒い陰毛、あめ色の乳首に陰唇です。犯される麻美。啓介が終わると、カメラマンの明夫が、麻美を舐め尽します。勃起ちんぽを膣に挿し、ぶすぶす、ぶすぶす、射精して、麻美の輪姦が終わったのです。

-5-
<恋人孝行とのラブホテル>
モデルに応募して面談を受けたあとには、三人の男に輪姦され、夜のうちに開放された高安家のお嬢さま麻美です。奇妙な体験のなか、セックスされて、悔しさもあるけれど、からだが反応してしまったことに恥ずかしさを覚えたのでした。恋人の孝行に、そんな経験を話すこともできないまま、土曜日、四条河原町で会うことになりました。
「どうしたの、麻美ちゃん、いいんだろ、できるんだろ、そうだよね」
高瀬川の川べりにある喫茶店で、孝行を前にして、麻美は目線を合わせられなく、うつむいているのです。
「ううん、だいじょうぶよ、できるよ、したいよ」
麻美はいつもストローで、はちみつ入りのミックスジュースを飲みます。孝行はアイスコーヒーです。もう五年もまえ、孝行が高安財閥が経営する半導体会社の社員に採用され、そのときには麻美はまだ高校生でしたが、パーティーで顔をあわせたのです。孝行は、会長の娘で、お嬢さま育ちの麻美に一目惚れ、麻美も数年後にはイケメン孝行を、男として受け入れたのでした。二十歳を過ぎた大学二年生の秋、孝行とラブホテルで関係してしまったのでした。
「ごはんは、もっとあとの時間にして、いいんだろ、麻美ちゃん」
喫茶店のテーブルの向こうにいる、といっても1mも離れていない目の前に、可愛い、目鼻立ちの整った、清楚な美女を見る孝行です。27歳になったところです。東京の郊外にある国立系の大学で修士まで在学し、グループ採用となって、創業家が居住する京都で仕事をすることになったのでした。
「ごはん、たべなくても、いいよ、いいのよ」
麻美は、身の回りを高級なブランド品でかためています。でも、お化粧はあっさり、洋服も清楚、どちらかというとワンピースが好きです。喫茶店を出て、狭い路地のような道を折れ曲がったところに、ホテルの入り口がある風水という名のラブホテルです。
「ああん、孝行さまぁ、あっ、あっ、こそばい、ああん」
高校生の時から、その女体に触れたいと思っていた孝行が、こうして自分の手の中に入ってきた麻美を、メインの女として、扱いたいと思っているところです。麻美には、結婚相手、という実感はなくて、曖昧なまま、とはいいながら恋人、もう忘れることができないセックスしてもらえる恋人。
「かわいいね、いい匂いだね、お嬢さま、柔らかい髪の毛」
まだ衣服はつけたまま、ルームに入って、座るまえに、抱きあって、麻美はキッスを求められます。深いキッスです、舌を絡ませられると、麻美、もう全身のちからが抜けて、放心状態になってきて、なされるがまま、言われるがままに行動していきます。抱きあってキッスしながら、孝行は、麻美の手を、ズボンのなかへと導きます。ブリーフを穿いた孝行の、モノはもう興奮しています。麻美が着たワンピの前ボタンを外してやり、肩から脱がしてやると、麻美のインナー、淡いピンクの透けたスリップ、それにブラジャーがわかります。ワンピースを床に落として脱がせて、孝行はズボンのベルトを麻美に外させ、降ろさせ、しゃがみこませ、ブリーフに顔を埋めさせます。
「ほしいんだろ、脱がして、おくれよ、麻美、お嬢さま」
麻美が、孝行のブリーフを脱がすと、うずくまっていた男のモノが、跳ねあがって、まっすぐ真横です。麻美は、孝行のモノを目の前に、ナマに見て、ドキドキ、顔が火照ってきます。口に、頬張るのです。
「ああっ、あああっ、ううっ、うぐ、うぐっ」
膝立ちで、孝行のお尻を抱いて、勃起するちんぽ、その亀頭を、唇に挟んでしまう麻美。孝行の性器です。麻美には、見るたびに、興奮の気持ちになってきます。キッスして、唇をかさね、舌を吸われ、ぽ~っとなってしまった流れで、麻美は、食らいつくようにして勃起ちんぽをしゃぶりだすのです。

-6-
ラブホテル風水のルーム。京都風を醸しだすためか、落ち着いた和風で、静寂な愛の場です。27歳の木村孝行はまだ大学生三年生の美女、高安麻美を自分のモノにして、欲求を満たすのです。
「はぁああ、ふぅうう、はぁああ、ふぅうう」
息を吸い込み、息を吐く、孝行の勃起させたちんぽを口の中に含んだ麻美が、深い息を洩らしながらのフェラチオです。
「ほうら、麻美お嬢さま、もっと、舌をつかって、ぺろぺろ、そうだ、そのように」
セミダブルのベッドとテーブル脇の肘掛椅子の間に立った孝行は、下着のシャツ姿で、下半身は裸です。麻美はワンピースを脱ぎ、スリップとブラ、ショーツは穿いたままです。孝行のまえにしゃがみこみ、お尻を抱いて、勃起のちんぽを裏側から舐めあげ、陰茎を咥え、亀頭を唇の間に挟んで、咥内へと導くのです。
「ふぅううっ、すぅううっ、ううっ、うぐ、うぐ、ううううっ」
麻美のあたまのなかに輪姦された男たちの顔が浮かび、身体が浮かんで消えていきます。孝行ではない男の発情した動物を感じた麻美でした。
<ああ、わたし、いけない、いけない子、ああ、どないしょ>
「ほうら、もっと、じゅぱじゅぱ、お嬢さま、もっと淫らに、ほうら」
孝行が、腰を突き出し、麻美にフェラさせます。麻美が高安財閥の令嬢で、その整った顔立ち、可愛さ、アイドルにふさわしい女子高生の時から、抱いてみたい欲求に駆られてきただけに、こうして自分のモノにしてしまった今は、この女をもっともっと淫らに調教してやりたい、と思うのです。
「ああん、あっ、あっ、孝行さま、ああっ」
フェラを終え、肘掛椅子に座らされる麻美。スリップとブラをつけたままで、ショーツを脱がされます。透けた白いスリップのうちがわには淡いピンクのブラジャーが乳房を覆っています。ショーツを脱がされる麻美。孝行が腰のところに手を入れると、麻美がお尻を浮かし、脱がされるのです。
「お嬢さま、可愛いですねぇ、白い肌だ、可愛いショーツ」
淡いピンクのショーツが、太腿の根元までおろされ、紐状にされます。
「はぁあ、ああっ、あっ、あっ」
孝行が右手を股の間に入れてきて、麻美の心がうろたえます。股を弄られながら、孝行のちんぽを、ふたたび口に咥えます。肘掛椅子の横に立ったままの孝行。手を伸ばしてきて、手の平を股にかぶせられます。
「ううっ、ううっ、ふぅうううっ」
「ぼくのちんぽ、しゃぶりながら、お股を、なぶってあげますよ、お嬢さま」
肘掛椅子に座った麻美に、フェラチオをさせながら、右手で麻美の股をまさぐり、左腕で麻美のスリップをたくしあげ、ブラをはずして乳房を露出させ、弄るのです。
「ううっ、ふぅうううっ、あっ、ああっ」
フェラさせながら、股をまさぐってやり、乳房を愛撫してやり、乳首をつまんでやると、麻美が反応してきます。ぎゅっと咥内で勃起ちんぽを吸い上げ、口から抜いて小さな埋もれ声を洩らしてくるのです。孝行は、右手の指で陰唇のうちがわを撫ぜてやり、膣口に、ねっとり、蜜が沁みあがってくるのを感知します。そろそろ、麻美をイカセてやらないといけないな、孝行は、そう思って、クンニへとすすめるのです。

-7-
「さあ、お嬢さま、ここにお座りなさい」
麻美を肘掛椅子から立ち上がらせ、ショーツを脱がせ、テーブルのうえに座らせます。麻美は、肘掛椅子とセットになっている四角いテーブルにのり、お尻をおろします。孝行の目の前に、麻美の股を置かせるのです。
「はぁあ、ここに、すわるの、ここに、はぁああ」
「そうだよ、たっぷり、かわいがってあげるから、お嬢さま」
透けた腰までのスリップ、胸のうちがわには留め具をはずされたブラジャー、臀部から足先までを剝き身にされた麻美が、孝行のまえに羞恥を開かされるのです。
「あっ、あっ、孝行さまぁ、ああっ」
木目天板のテーブルにお尻をおいて、立膝、太腿をひらく麻美。手を後ろにおいて、胸を反らせる麻美。恥ずかしさよりも、指で弄られた股が、もうムズ痒いのです。
「はぁ、ああっ、あん、あん、ああん」
「ほうら、もう、こんなに、びっちょりにさせているお嬢さま、みてあげようね」
孝行は、シャツ一枚で肘掛椅子に座ったまま、目の高さに、麻美が羞恥の処を、もってこさせたのです。恥骨に生える黒い陰毛、そのしたにクリトリス、飴色した皺の陰唇穂先、もう、透明のヌル液が、花の蜜のように垂れだしているのです。
「あん、あん、ああっ」
孝行が、太腿のうちがわから、腕をいれて腰にまわします。背中からスリップのうちがわに手の平をいれ、麻美の上体を支えてやります。
「はぁああ、孝行さま、ああ、ああっ」
孝行が、股の真ん中に顔を埋めてきて、唇で秘唇をひろげてきて、舌で垂れる蜜を、吸いとりだしたのです。麻美は、立膝の太腿をぐっとひろげ、胸を反り返らせ、孝行が唇を当てている処を、ぐっと突き出すのです。じゅるっ、じゅるっ、和風仕立てのルームは静寂です。空調の音がかすかに耳に入るだけ。風水ホテルの一室で、高安財閥の令嬢麻美は、イケメン社員の木村孝行と秘密の性交渉、まぐわいあうのです。孝行は、お嬢さまの股に唇をあて、陰唇の会陰部から膣前庭を、下唇でこすりひろげます。舌先でクリトリスを刺激して、膣口のまわりを舌先でなめてやります。ヌルヌルの蜜が汲みだされてくるので孝行は、じゅるじゅると吸い上げてやります。
「はぁああ、孝行さま、ああっ、ああっ、いい、いい、いいっ」
麻美は喜悦に顔をゆがめ、右手を後ろに着いて、左手をスリップのなかにいれ、乳房を自分でまさぐるのです。
「いれて、ください、ああん、お、ち、ん、ぽ、いれて、ほしい、いれて」
麻美が、うわごとのように、呼吸に交じらせ、甘い音を、洩らします。孝行には、たまらない快楽です。
「いれて、ほしいんだね、ここに、ちんぽ、ぼくの、ちんぽを」
「ああっ、ほしい、ほしい、です、いれて、ほしい、ですぅ」
美しい女体、憧れでもあった令嬢麻美を、こうして欲しいままに、性交していきます。麻美は神聖なる令嬢だ、と孝行は思っているのです。

-8-
高安財閥の令嬢麻美は、中学や高校のときから、女子ばかりの学校で、女のモラルを教えられてきて、何の不自由も感じませんでしたけど、16歳の頃には男子のことが気にかかり、大学生になった18歳には男のひとに抱かれたい、と思うようになったのです。オナニーは中学のときに、友達に教えられ、ひとり快感を覚えるようになったのでした。
「お嬢さま、お美しい、素晴らしい、私の名は木村孝行、総務部経営企画室にいます」
創立記念パーティーが催された五年前、高校生の令嬢麻美に自己紹介したのが孝行でした。有望な新人が入社してきた、との会話を横で聞いていた麻美でしたが、その有望な新人が、目の前に現れて自己紹介してきた木村孝行でした。ダンディーな風貌の孝行に好感を抱いた16歳でした。
「いいでしょ、お嬢さま、ほうら、ぶっすり、入れてあげますよ、ほうら」
「ああっ、いいっ、ああっ、孝行さま、ああっ」
テーブルにお尻をのせ、開脚でMの姿になって抱かれた麻美が、立ったまま上半身を抱いてきて、勃起したちんぽをぶっすりと、股に挿入してきたのでした。
「はぁあ、ああっ、あっ、あっ、ううっ」
テーブルに座った麻美は、膣に勃起ちんぽを挿入されたまま、キッスをします。濃厚なキッスを求めてくる孝行に、抱きついて舌をべちゃべちゃと絡ませます。孝行が、挿し込んだちんぽを、微妙に動かすのです。激しいピストンではなくて、少し抜き、挿し込み、少し抜き、挿し込み、挿し込んだまま、腰を右に、左に、と動かされるのです。麻美には、どのようにされているのかわからないけど、舌を絡ませられて、からだの奥が火照ってくるのです。
「ほうら、お嬢さま、いいでしょ、ぼくの、ちんぽ、すきですか」
「はぁああ、すき、すき、あああっ、すきですぅ、ううっ」
背中をテーブルにつけて仰向けになる麻美。孝行が麻美の膝を肩に担ぎます。孝行は、勃起させたちんぽを、麻美の膣に挿し込んだまま、おおいかぶさります。に左の腕は麻美の首後ろ、右の手では乳房を弄ります。ぶっすり、勃起ちんぽを膣に挿し込んでもらったまま、乳房を弄られ、キッスして舌をからませられます。麻美はぐいぐい、膣の襞からその奥を、孝行の勃起したちんぽの亀頭でこすられます。
「うう、うぐうぐ、ううっ、ううううっ」
ぶちゅぶちゅ、ぶすぶす、ヌルヌルの蜜が絡む太い勃起のちんぽで、大学生の令嬢麻美が快感を得ます。ヌルヌルの刺激がたまらなく快感です。
「ほぉおおおおっ、いいですねぇ、お嬢さま、おめこ、最高、おおっ」
「ひやぁああ、ひぃいい、ああん、ああん、あん、あん」
「ううっ、おおっ、ああっ、ううっ」
麻美からからだを起こした孝行。勃起のちんぽだけ、膣に挿し込んで、挿して抜いて、挿して抜いて、射精の兆しを覚えます。風水ホテルの落ち着いたルームです。麻美の声が激しくなっていて、アクメを迎える寸前です。孝行は、いったん抜いて、スキンをかぶせ、そうしてふたたび、麻美のなかへ挿し込んでやります。
「ひぃいいっ、ひぃいいいっ、いく、いく、いく、いく、いくぅ、ううっ」
ぶすぶすっ、孝行の腰が激しく前後に動かされ、勃起ちんぽのピストンが、麻美をずんずん高みに押し上げてしまうのです。
「ううっ、おおっ、でる、でる、ですぅ、ううっ」
「ううっ、ひぃいい、あぁあああ~~!」
ぴしゅん、ぴしゅん、麻美の膣に勃起ちんぽが挿し込まれたまま、ピクンピクンと痙攣、麻美のアクメも最高になってトーンダウンです。








































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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