佳織の愛
 第四章-2-
 
17〜26  2007.7.4〜2007.7.21

 

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後ろ手に縛られて仰向かされたままオーガズムを迎えて、ぐったり佳織はそのまま、気を失ってしまったのです。気がつくと、縄は解かれてベッドに寝かされていました。北村補佐は、ベッド横の肱掛椅子に座っています。
「佳織、お目覚めかい、気がついたかい」
「ああっ、わたし、どうしたのかしら、ここは・・・」
「ここは神戸だよ、佳織、初めてだよね」
「神戸、神戸って・・・」
「ここなら誰にも気兼ねすることないんだよ、ね、佳織」
時計を見ると、夜10時を少し過ぎたところです。
「今夜は泊まってもいいんだ、佳織と一緒に」
佳織は京都に、北村補佐は奈良にそれぞれ住まいがあって、神戸のホテルで一夜を過ごす。佳織には初めての北村補佐との泊まりこみでした。

「神戸で徹夜仕事、そうゆうことにしておくからいいんだよ」
北村補佐は佳織を棄てたくないと考えているのです。妻子持ちの立場で、大学卒業したての新米OLを自分の自由にしておきたい、こんなチャンスを失いたくない。
「補佐、わたし、どうかしてる、へんでしょ、わたし・・・」
佳織は、いつもとは違う積極さで補佐を求めたことに、戸惑いを感じているのです。北村補佐は、佳織が初めて知った男の人です。好きになってしまって、どうしたらいいのかわからないまま、神戸のホテルへ来てしまったのでした。
「佳織はすばらしい女の子だよ、美人だし、頭も切れるし、男には優しいし、ね」
「ううん、わたし、どうしたらいいのか、わからへん・・・」
佳織は、身の上におこっていることに心が翻弄されだしているのです。

シャワーを浴びたあと、ふたたび北村補佐は佳織を求めてきます。しっとり濡れた佳織の髪を、北村補佐が撫ぜあげてきて、軽く抱き寄せます。バスタオルだけをまとった佳織を、バスタオルだけをまとった北村補佐が抱き寄せるのでした。
「佳織を朝まで独占したい、写真も撮りたい、いいやろ」
「はぁ、ああ、補佐、朝まで一緒にいれるのね・・・」
「そうだよ、佳織、朝までいよう、いっしょに・・・」
「うん、こんどはやさしく抱いて、やさしくしてね・・・」
佳織は、北村補佐に抱かれながら、こころなしか落ち着く自分を発見しているのでした。

     

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神戸のハーバーホテルは海岸に面しています。お部屋のカーテンをそっと持ち上げると、港の風景が見えるような気がします。夜なんで細かいことは見えないけれど、そこが港町だとゆうことが、佳織をなごませ、落ち着かせるのです。それと北村補佐との関係が保たれるとゆうこと。
「わたし、なんかしら、わけわからへんの・・・」
「落合佳織、R商社の秘書課OL、いいじゃない、佳織の仕事・・・」
「ううん、そんなんちゃう、わたし自身のこと・・・」
「あんまり悩むなよ、佳織、それより、楽しもう!」
佳織は、北村補佐に求められて、愛撫をうけながら、不安な気持ち、満ちる気持ち、安心の気持ち、いろいろな気持ちのなかを揺れ動いているのでした。

「ううん、補佐のん、フェラしてあげる・・・」
佳織は、男のシンボルを握って、ぐいっと皮を剥くように押し込んでしまいます。ぶっとい、かたい、北村補佐のシンボルです。佳織は、あの孝のシンボルを思い出します。先がぶっとくて膨れあがっていた孝の勃起おちんぽ。
「佳織はいつも、ぼくを喜ばしてくれるんやね!」
北村補佐が、佳織の乳房を掬い上げるようにして揺すり、ローリングしてきます。たっぷり豊かな佳織のバストです。ぷっくら盛り上がった乳房です。
「ああん、くすぐったい、ああ、ああん・・・」
乳首をつままれ、きゅきゅっと揉まれて、佳織は細い刺激の糸に、快感とゆうよりくすぐったさを感じるのです。

落合佳織と北村補佐。同じ商社の秘書課と営業課にいる二人です。どうした弾みか、妻子あり北村補佐の誘惑にまけて、それから離れられなくなった佳織のこころです。遊び人風の孝に迫られて、まだ若い孝の魅力にも引かれてしまう佳織です。
「ああん、補佐、わたしを可愛がってぇ、おもいっきり・・・」
ふたりの男のあいだで、揺れ動く佳織のこころです。目の前にいる男の姿が、佳織の現実なのです。目の前の男とからだを交わらせてしまう佳織です。
「うん、佳織、たっぷり可愛がってやるからね・・・」
ふたたびベッドのうえで、ベッド脇の大きな鏡に、北村補佐とともにすがたを映しだしてしまう佳織です。

     

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佳織は男の人といる時間、こころ癒される気持ちです。裸になって抱き合って、からだを預けている時間、嫌なことも忘れてしまいます。
「佳織はすばらしい、ええ女や、その心がいじらしい・・・」
「ああん、わたし、とっても補佐がすき、好き・・・」
「可愛いし、ぽっちゃりええからだしてるし、最高や・・・」
ベッドで抱き合って、からだを弄られながら、佳織は男から褒められてうれしい気持ちです。裸の佳織、ぷっくら盛り上がったバスト、絞られたウエストに丸いお尻がぽっちゃりです。北村補佐が、おっぱいを、お尻を、そうして太ももから股間へとそろそろと、撫ぜあげてきて、佳織は微妙な快感に包まれていきます。

「ああ、いい匂いや、甘酸っぱいような佳織の匂い・・・」
「はぁああん、補佐、そこ、ああ、ああん、だめよ・・・」
クンクンと北村補佐に股間の匂いを嗅がれて、佳織はうずうずと感じてしまいます。先には縛られて、ハードなイカサレ方をしただけに、柔らかい愛撫からはじまる交情です。佳織は、うっとり、北村補佐の勃起したシンボルを、口に含んでいくのです。
「佳織、やわらかい唇や、じゅぱじゅぱするんや」
「ぅううっ、ううん、ぅううん・・・」
シクスナインのスタイルで、ベッドに横たえた佳織と北村補佐です。ぺちゃぺちゃ、じゅるじゅる、佳織は男を、北村補佐は女を、その唇と舌先で、それぞれがまさぐりあっていくのです。

「ああ、ああっ、ひぃ、いい・・・」
「ふぅふぅ、かおり、ひいぞ、ひいぞ、じゅるじゅるや・・・」
「ぅううぅうん、ぅううぅん、補佐、ひぃいい、もっと、ああ、奥のほう・・・」
佳織の奥からトロトロと蜜が流れ出てきて、糸を引くように補佐の指にへばりつきます。チツを指でまさぐられていく佳織は、ぐいぐい感じて、男のシンボルを口のなかで揉みほぐしているのです。揉めば揉むほど、しごけばしごくほど、大きくかたく、ビンビンになってしまう男のシンボル。佳織は、うすうす目をあけ、補佐のピンと立ったシンボルを目の前で見てしまう。北村補佐もまた、佳織のお股の真ん中を、べちゃべちゃ濡れる真ん中を、その奥までも見ようとするのです。
「ああ、ああん、だめ、ああ、ああ、だめぇ・・・」
「ううん、佳織、足を拡げろ、もっと突き出して・・・」
ベッドの様子を写している鏡の向うで、人が見ているとは知らない佳織です。

     

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シクスナインから騎乗位になる佳織。男の腰にまたがって、ペニスをくわえたまま尻をぺたんと落とします。女が自由に動かすことができる体位で、佳織も騎乗位スタイルが好きです。
「ああん、補佐のん、奥まではいってるぅ、ああん、いいわぁ・・・!」
「佳織、腰をひねって、グリグリと動かしておくれ」
「うん、こうするん、ああ、入ってるん、わかる、ああん、奥まで入ってるぅ・・・」
佳織は、北村補佐の腰にまたがったまま、からだを支えられ、腰をぐりぐり、左右に、前後にと動かしていきます。
寝そべった北村補佐が、佳織のおっぱいに手を置いて、支えるようにしています。ぷるんぷるん、佳織の腰が振られるたびに、おっぱいが揺れうごきます。

「ああ、ああん、補佐、ああ、いい、いいっ・・・」
佳織にぐりぐり、腰をローリングさせてから、佳織を前に倒していく北村補佐です。上半身がぴったし密着して、尻が突き出る格好になった佳織です。ぶすぶすっとうしろから突かれて、佳織の快感の声が漏れ出します。
「ああん、いい、いい、補佐ぁ、ああっ、いい、いい・・・」
乳首を吸われて、ぶすぶす挿し込まれる佳織は、その快感をかみしめて、男がよろこぶ卑猥な声を、じゅるじゅると発するのです。
「尻をあげとけ、佳織、突いてやるから」
「はぁあ、ああ、ああん、補佐ぁ、ああ・・・」
しゃがんでお尻を持ち上げた佳織を、真下から突き上げる補佐の腰です。

からだをくねらせ、ひいひいと悶える佳織を、北村補佐は淫らに扱います。
「ほらほら、佳織、おめこがじゅくじゅく、もっともっと垂れ流せ!」
「ああん、補佐、ああ、ああ、じゅるじゅる・・・」
「そうだよ佳織、お前は盛りついた牝猫、にゃあにゃあ啼けよ!」
「はぁああ、にやぁあ、ああ、ああん、いい、ひぃいい・・・」
ずっしんずっしん、じゅるじゅる、ぶすぶす、北村補佐に下から突かれ、自らローリングさせる佳織です。ずんずん、快感がたかまってきて、じゅるじゅるとお汁をたれる佳織です。
「佳織、好きなんやろ、こんなの好きなんやろ!」
「ああ、好き好き、補佐、好きですう、もっともっとぉ・・・!」
神戸はハーバーホテルの一室。ベッドの上で抱き合う佳織と佳織の上司北村補佐です。

     

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北村補佐の腰に跨った佳織。ぶっとい男のシンボルをきっちり納めてしまった佳織です。ずっきんずっきん、お尻を浮かせて北村補佐に抱きついた佳織を、ぶすんぶすんと挿しこんでは引き抜いてやる。男と女が密着し、じゅるじゅる摩擦でとろとろになっていく佳織です。
「はぁあ、ひぃい、いい、補佐、もっと、ああ、もっと・・・!」
下から突き上げられて、ジュルジュルに濡らした佳織が、もっともっととおねだりします。
「佳織、じゅるじゅる佳織、お尻を落とせ、佳織がぐりぐりするんや」
「ああ、補佐、ああ、わたし、する、ぐるぐりするぅ・・・」
北村補佐の腰運動がとまって、佳織がぶすぶすと動かせる番だというのです。

勃起した男のシンボルを、じゅるじゅると咥えこんでしまう佳織。浮かせたお尻を、どすんと落として、勃起おちんぽをぶすぶすっと奥まで咥えてしまいます。密着した男と女の性器です。
「ああ、いい、いい、補佐、わたし、ああ、いい、いい・・・!」
「佳織、いけいけ、もっともっと泣いて逝け!」
「あああ、あああ、ひぃいいい、いい、ああ、いいっ!」
北村補佐に跨った佳織のからだがピクピクと痙攣しだして、もう動けないほどにいい気持ちになった佳織です。ひいひい泣いて、じゅるじゅるお汁を男のうえに滴らせてしまう佳織です。

「ほれほれ、佳織、イカセテやるぜ、イカセテやるぜ!」
「はぁあ、ああ、補佐、ああ、イカセテぇ、ああ、いい、イカセテぇ!」
ぶすぶす、じゅるじゅる、佳織のアクメが近づいて、補佐のペニスも射精の準備に入ります。
「ほれ、ほれ、佳織!」
「はぁ、はぁ、ああ、いくいく!」
「いけいけ、佳織、いけいけぇ!」
じゅるじゅるとお汁を滴らせながら、ぺったんぺったんぷちゅぷちゅに、とろけていく佳織です。アクメの坂を昇りだし、男の射精をピシュンピシュンと受けだして、ずんずんのぼってしまう佳織です。
「ああああ、ああああ〜〜!」
ついにアクメの頂上へ昇って、ぐったりしてしまった佳織です。

     

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神戸はハーバーホテルの一室で、二回もオーガズムに昇ってしまった佳織でした。でも、まだまだからだに余裕がありました。相手の北村補佐は二回の射精までで、いつも三回目には、お道具でねちねちと佳織を責めたててくるのです。そうして佳織への、変態を露わにしだした北村補佐です。佳織が逃げていかないと思えば思うほど、佳織を苛めてアクメへと昇らせたいと思うのです。
「今夜は佳織を、ね、徹底的に逝かせたい、いいね」
「ああ、補佐、わたし、もっと逝きたい・・・」
北村補佐が手にしたのは、両端に二つの枷がつけられた1mのパイプ棒です。

佳織は膝を拡げさせられます。1mのパイプ棒を膝と膝のあいだに括りつけられてしまうのです。ベッドの上でM字になった佳織の膝に、パイプ棒をあてがう北村補佐です。
「なあ、こうして、佳織を、開いておくんだよ・・・」
「どうして、こんな恥ずかしいことするの・・・」
「ふふ、佳織を愛してるから、もっともっと佳織を愛したいから・・・」
1mに拡げた二つの膝です。皮ベルトで枷られた膝に、肘をあてがわされて、括りつけられていく佳織です。
「こうして手と足を開いたままで、佳織は悶えて呻くのさ、いいねぇ」
北村補佐は、ゾクゾクした気持ちによろこびふるえているのです。

ベッド壁面のカーテンが開かれて、一面の大きな鏡が佳織の姿を映し出します。
「ほら、佳織、股開きの姿を見てみろ、ほら、佳織!」
「ああん、恥ずかしい、わたし恥ずかしい・・・」
「ふふ、佳織の恥ずかしがる顔、かわいい顔やねぇ」
後ろから背中を支えるようにして、佳織を鏡の前に拡げさせる北村補佐です。
「佳織の顔を見ていると、ね、じわじわ苛めてみたくなる」
「ああ、ああ、補佐、だめ、わたし、感じてしまう・・・」
「いいんだよ、感じて、悶える佳織、可愛い顔してくれる佳織、好きだよ」
北村補佐の手にはピンクのバイブレーターが握られているのです。

     

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膝と肘を1m棒に拡げて括られた格好で、佳織のバイブレーター責めが始められます。ベッド脇の大きな鏡に、からだの正面を向けて、鏡に映し出そうというのです。鏡の向うには、見物客がいるのです。午後11時からのショータイムです。ハーバーホテルの仕掛けです。
「佳織の恥ずかしい姿を、鏡に映してあげようね、淫らに悶えるんだよ、いいね!」
「はぁ、ああ、わたし、恥ずかしい・・・」
北村補佐が手に持ったピンクのバイブレーター。根元に紐が巻きつけられて、佳織の真ん中へと挿しこまれていきます。バイブを挿入した佳織を、バイブだけで逝かせてしまう。そのあいだの悶える佳織を、男たちが見物するというのです。

背中にクッションをあてがわれた佳織です。からだを斜めに倒した格好で、お尻の芯をベッドに置いて、1mに拡げた膝が持ち上がり、太ももの裏が鏡に映し出されます。佳織のオナニーバイブショーの始まりです。
「ピンクのバイブ、これで悶えて泣くんだよ、いいね」
チツに半分挿しこまれたピンクのバイブレーター。根元の紐を引上げられて腰に巻かれてしまいます。まるで紐のパンティを穿いた格好で、バイブレーターが抜け落ちない仕掛けなのです。
「ああん、補佐、きついのにしないでね、そっとしてね・・・」
「はは、佳織、ゆっくり、じっくり感じたいってゆうんだね」
「はぁ、ああ、ゆっくり、たっぷり、じっくり・・・」
これからはじまるバイブの洗礼に、佳織はもううっとりとしてしまう。

ベッドの上に置かれた佳織。羞恥のすがたを鏡に映し出した佳織です。リモコンバイブが装填されて、北村補佐はベッドから降ります。そうしてバイブのリモコンスイッチを入れるのでした。最初は軽く、微電流でかすかに振動するバイブです。
「さあ、佳織、どうだね、感じるかね」
「ああ、かすかに、ああん、振動してるぅ、ああ、びびびびって・・・」
1m棒に拡げたままの手と足が、バイブレーターの責めにも閉じることが許されない佳織です。
「ああん、感じるぅ、動いてるぅ、ああ、ああ、動いてるぅ・・・」
びびびび、くねくね、くねくね。ピンクのバイブレーターが大股開きの佳織を責めたてだします。佳織の顔色が微妙に変化してきます。

     

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ベッドのうえの佳織。膝を1m棒に拡げ括られている佳織。そのうえ膝といっしょに手の肘が括られてしまった佳織です。大きなクッションに背中をもたれさせ、お股を押し出すようにされた格好で、大鏡に正面を映し出しているのです。びびびびっ、ぶるんぶるん、ピンクのバイブレーターが振動とともにくねくねと動き出して、佳織の顔色が放心するように変わっていきます。
「ああ、ああ、はぁああ、だめ、ああ、バイブ、ふるえてるぅ・・・」
「ほれほれ、佳織、もっと股を開いて見せろ、じゅるじゅる」
「ああ、だ、め、あだめ、ああ、ああん」
くねくねと踊るバイブレーターの振動でチツの中を擦られ、刺激される佳織なのです。

バイブレーターを装着されて、足を開けたままの佳織は、すぐにアクメの坂を昇り始めます。もう熟れきった佳織のからだです。一回、二回とアクメを迎えさせられて、もうジュクジュクになってしまったからだです。
「ああ、感じますぅ、ああ、バイブ、ああ、ああ、感じるぅ・・・」
「はは、佳織、淫らにわけめ、もっともっと、淫らにわめくんだ」
「はぁああ、ああ、わたし、ああ、あかん、ああ、いくいくぅ・・・」
ずんずんと昇っていく佳織の股間が、ジュルジュルに濡れそぼって、ぺちゃぺちゃと音を立てています。抜けそうで抜けないバイブレーターが、ぐぐっと吸い込まれたかと思うと、ぎゅっと押し出されてきます。佳織のからだが反応し、チツの内部が反応し、ぐっと膨れてぎゅっと窄んでしまう収縮動作を繰り返してきます。

「ああ、はぁああ、もう、ああ、もうだめ、ああ、ああ・・・」
アクメを迎える寸前で、バイブのスイッチが切られてしまいます。動きを止めたバイブレーター。佳織はそこで小休止です。じゅるじゅると流れ出した秘汁がしたたって、お尻のせんからシーツへと滴って、濡らしてしまう佳織。
「はは、淫らな佳織、おめこべちゃべちゃ、淫らな佳織!」
「ああ、そんなこと言わないで、ああ、おねがい、わたし、ああ、もうだめぇ」
「はは、佳織、もっとよろこべ、じゅるじゅるよろこべ!」
そうして、ふたたびバイブのスイッチが入れられてしまうのです。

     

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新米OLの佳織にとって、セックスもまだまだ新米です。セックスに悦ぶからだになってきた佳織には、北村補佐のテクニックが忘れられないようになっているのです。単に愛撫を受けてペニスを挿入されて、それでイってしまうだけでは、もう満足できないようになっているのです。
「ああん、恥ずかしい、恥ずかしい・・・」
恥ずかしいといいながら、その感じに酔ってしまう女の切なさです。
「はは、佳織、ええ格好やぜ、見てるだけでゾクゾクするぜ!」
ベッドのうえ、正面の鏡に大股開きの姿を映し出した佳織に、北村補佐が声かけてやる。1mの棒に足の膝と手の肘を拡げて括られた格好の佳織です。お股の真ん中じゅるじゅると、お汁が流れ出るおめこにはバイブレーターが装着されているのです。

「ああ、だめ、だめ、ああ、とめて、とめてぇ!」
ぶるんぶるん、びびびび、くねくね動くバイブレーターの振動で、佳織のからだが敏感に反応しているのです。
「まだまだ、もっともっとわめけ、佳織!」
「はぁああ、だめ、ああ、いくいく、とめてぇ!」
ぐぐっと一気に快感の坂を駆け上がっていく感じで、からだが反応して、アクメへ昇る寸前で、バイブのスイッチが止められる。苦痛とゆうより快感攻めで、意識朦朧、からだがとろけていく感じの佳織なのです。女の悦び、絶倫の沼地へずるずるとはまりこむ快感なのです。

「ほうれ、佳織、もっとグジュグジュに濡らしてごらん、ふふっ」
「ああん、はぁああん、だめ、ああ、もうだめぇ」
小休止していたバイブレーターのスイッチが再び入れられて、佳織のおめこからぐじゅぐじゅ振動が、からだの芯へと運びこまれます。佳織の悶えがずんずんたかまり、喘ぎうめく声が発せられて、まるで喜悦の拷問部屋です。
「ほらほら、バイブ、じゅるじゅる佳織、悶えてなけ泣け!」
「はぁああ、ひぃいい、いい、はぁああ、ああん、いくいくぅ!」
ぶるんぶるん、じゅるんじゅつん、びびびびっ、バイブの振動で佳織のからだがこわれていきます。手も足も閉じることが出来なくて、ただただ開け切ったまま、じゅるじゅる快感を受け入れている佳織なのです。

     

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喜悦で意識も朦朧となった佳織を、バイブレーターが微妙に責め続けていきます。アクメの寸前、絶頂手前でバイブのスイッチが切られてしまう。そうして少しからだを鎮められて、ふたたびバイブが動き出す。
「なあ、佳織、この味が忘れられへんようにしてやるよ」
小休止で深呼吸の佳織に、北村補佐が言います。
「女のからだってのは、やればやるほど深くなっていくんだってねぇ」
「はぁああ、補佐、わたしを棄てないで・・・」
「ううん、棄てたりなんかするもんか」
「ああん、わたし、淋しい・・・」
「はは、佳織、こうしてもっともっと可愛がってやるから、淋しいなんてゆうなよ」
1m棒に手と足を拡げたままの佳織を、バイブレーターで操縦しながら、北村補佐は満足しているのです。

ハーバーホテルの一室で、大きな鏡に拡げたからだを映し出し、鑑賞される佳織です。23歳のOLで、美貌も顔立ちも整った佳織なのに、こうして裸で括られて、大股開いて責められて、美貌がいっそうエロチック。おとこの心を擽って、めらめらと愛を感じさせる佳織です。
「ああん、補佐、だめ、わたし、もう限界、イカセテぇ・・・」
「うんうん、佳織、可愛い佳織、もうじゅるじゅる、イカセテやるよ」
最後には、バイブでなくておちんぽで、イカセテやりたいと思う北村補佐です。バイブを外し、そこへおちんぽをあてがっていきます、北村補佐です。

手と足を拡げて持ち上げた格好で、正面から北村補佐を向かえる佳織。佳織の前に陣取って、足をお尻にまわしていきながら、腰を佳織に密着させていくのです。ぐっと握ったおちんぽを、佳織のお股にあてがって、ぐいぐいっと挿しこんでいきます。勃起おちんぽを挿しこまれた佳織は、もう一気にアクメを迎えてしきます。
「ほら、いけいけ、佳織!」
「ああ、はぁあ、ああん、イカセテぇ、ああ、ひぃいい〜!」
ぐりぐり、ぶすぶす、佳織はじゅるじゅるお汁をしたたらせ、ぴくんぴくんとからだをふるわせ、そうしてオーガズムを迎えてしまうのです。
「ほらほら、佳織、いけいけ、佳織!」
「ああ、ああ、いくいく、うぅうう、ふぅううわぁああ〜!」
佳織の絶頂、佳織のアクメにたちあって、北村補佐は満足げでした。

第四章終わり


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