佳織の愛
 第三章-2-
 
15〜22  2007.4.23〜2007.5.16

 


-15-

蚕の繭、いいえ落花生のようなローターが、わたしのなかに埋め込まれてしまって、孝がスイッチを入れてきます。びびびび、びびびび、細かな振動が起こってきて、わたしはぐじゅぐじゅになっていきます。漆黒の座敷テーブルに寝かされて、足首と手首を1mの棒に広げられて吊られてる。わたしは、身動き取れないまま、じんじん迫ってくる刺激にぐっと耐えているのです。
「ああ、ああ、ああ・・・」
断続的にわたしは、悶えている声を洩らしてしまう。
「ああ、ああ、ああ・・・」
着衣のまま、おっぱいとお股を剥きだされているわたし。孝は、ローターのスイッチを握ったまま、わたしの反応をみて、強弱を調整してきます。

「佳織、うれしいんやろ、佳織はマゾなんやから、うれしいんやろ!」
「ああ、ああ、うれしい、ああ、うれしいですぅ・・・」
「ほれ、ぬるぬるになってるぜ、佳織、もっと悶えろ、かわいいよ!」
わたしは、ぐじゅぐじゅになっています。からだの奥に注入される刺激で、じゅるじゅるになっています。
「ほれほれ、佳織、おめこじゅるじゅる、かわいい女や!」
「ああ、ああ、だめ、ああ、あかん、ああ、だめぇ・・・」
わたしは、局部の奥底だけを刺激されて、手と足をピクピク痙攣させてしまってる。ずんずん昇らされてきて、わたしは悶えうってしまってる。アクメの坂を昇りだして、ぐっと顔をしかめてしまうわたし。昇ってしまうと感じたとき、孝がローターのスイッチを止めてしまいます。

     

「佳織が悶えるのを見ていると、オレ、たまんない、ゾクゾクだぜ!」
孝がズボンとトランクスを脱ぎ去り、わたしに勃起しだしたおちんぽを見せびらかせます。
「佳織になめてもらいてえんだ、たっぷりな、ほんばんはそれからや!」
おちんぽを自分で握った孝です。てかてかの頭が剥きだされて、わたしに迫ってきます。
「さあ、佳織、咥えろ、ぺろぺろじゅぱじゅぱするんやぜ!」
わたしの顔を横にむけさせ、唇におちんぽのあたまを当ててきます。
「さあ佳織、口をひらいて、舌でぺろぺろなめてみろ!」
ああ、孝の匂いが、わたしを昂奮させます。わたしは唇を開き、舌を差し出し、ぺろぺろと舐めだしていきます。

「うう、ああ、ああ、うううわぁ・・・」
おちんぽを舐めだしたわたしに、孝がローターのスイッチを入れてしまいます。
「佳織、感じろ、悶えろ、悦べよ!」
わたしは、じゅるじゅると感じ出して、孝のおちんぽをお口のなかに咥えこんでしまいます。ああ、お股の奥で振動するローターにあわせるように、わたしはぶっといおちんぽを、じゅぱじゅぱ、じゅるじゅる、ぎゅぎゅっと吸い込んで舐めてしまいます。
「佳織、いいぜ、もっともっとじゅぱじゅぱしろ!」
孝は、手首と足首を広げて括った棒を握って、ゆさゆさ揺すりながら、わたしの口でおちんぽをしごかせるのでした。わたしは、なにも考えていません。ただただ、からだに迫ってくる快感だけを受け入れているんです。

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からだの中がぐじゅぐじゅになって、とろけていく感覚にわたしは見舞われていきます。手も足も広げて、高く持ち上げられて括られているわたしには、口には孝のモノが詰め込まれていて、お股にはローターが詰め込まれていて、ねばっこいお汁を滲ませながらわたしは、くるいそうなほどの快感を受け入れているんです。
「佳織、もっと悶えろ、もっと呻け、いいぞいいぞ!」
「うう、ううううっ、ううう・・・」
ローターがビリビリっとわたしの粘膜を刺激してきます。わたしは孝をお口に咥えたまま、疼く呻き声を洩らしています。

わたしは、からだの芯が燃え上がってきて、孝のおちんぽをお口のなかでぐじゅぐじゅにしています。柔らかいような硬いような孝のモノが、わたしのじゅるじゅるで濡れ濡れになっています。
「ほうれ、佳織、じゅるじゅるっとな、お汁がしたたってきたぜ」
「ぅううう、うう、ふぅううう・・・」
わたしは、からだが破裂しそうな感じになって、体液がじゅるじゅると出てきているんです。孝の腰のモノを咥えたまま、お股の奥に埋められたローターで、わたしはオーガズムを迎えそうになっていきます。

     

口から孝の勃起したモノが引っこ抜かれ、ローターのスイッチが止められて、わたしはオーガズムを迎えだした途中で、降ろされてしまいます。
「はぁああ、ああ、あかん、もうあかん・・・」
「ははっ、佳織、これからやろ、これからが愉しいんやろ!」
少し正気に戻ったわたしに、孝はにやにや笑みを浮かべていうのです。孝は、ローターを埋め込んだなかへ、指を挿しいれてきて、その濡れぐあいを点検してきます。
「うんうん、べちょべちょや、佳織、流れ出してきてるぜ!」
孝は、指先で拭ったとろとろ汁を、わたしに近づけ、見せびらかします。

「はぁ、ああ、見たない、そんなん見とうない・・・」
わたしは、いやいやをしながら、孝の指先から目をそらしてしまいます。
「なになに、佳織のおめこ汁やぜ、匂い嗅いでみい、ええ匂いやぜ!」
ああ、孝は、わたしを究極の羞恥におとしいれてきます。わたしが恥ずかしがるのを喜んでいる、憎い孝です。
「さあ、もういっかいローター入れてやるぜ!」
和室四重半の羞恥部屋、孝は、わたしが正気に戻ってきたのを見計らうように、再びローターのスイッチを入れてしまうのです。

-17-

漆黒の座敷テーブルのうえにお尻をおいているわたし。手首と足首を広げたまま1mの棒の両端に括られて、吊られているわたし。孝はわたしにお洋服を着せたまま、おっぱいとお股を剥きださせて、なぶってきているんです。セーターとブラウスがおっぱいの上までめくりあげられ、スカートが腰までめくれたまま、パンティが太ももの中ほどで留められてしまってるんです。背中にクッションを挿しこまれて、真上を向いたお股の恥ずかしい処が見えてしまいます。
「佳織、いいか、悦べよ!」
孝がローターのスイッチをオンにします。

びびびび、びびびび、わたしのなかでローターが鈍い振動音を立てて、わたしをいびってきます。チツに埋め込まれてしまったローターが、わたしのからだを痺れさせてくるんです。
「ああん、ああん、はぁああん、ああっ、ああっ・・・」
わたしは、びりびり振動するローターの刺激に、からだの芯から頭の先まで、ズキズキ、ぐじゅぐじゅになっていきます。
「ああっ、いい、いい、ああ、いいぃ・・・」
「はは、佳織、ええ顔やぜ、もっと悦びな!」
「ああ、だめ、ああ、ああ、あかんあかん・・・」
わたしは、びんびん感じて、手と足を広げて吊られたまま、ゆすって悶えているんです。

     

じんじんとわたしを攻め立てるローターです。わたしは気がくるうほどにわめきだしてしまいます。孝は、そんなわたしを容赦なく責め立ててきます。
「佳織、ええ顔やぜ、ははっ、ええ声やぜ!」
「あああっ、あああっ、ああ、ああ、ああ〜!」
わたしはよだれを垂らしだし、上を向いたお股の真ん中が、じゅるじゅるお汁で泉のようにしてしまう。あふれてくるヌルヌルお汁で、べちょんべちょにしてしまう。
「ほれほれ、佳織、ええ匂いや、佳織のおめこ汁の匂いや!」
孝は、勃起した腰のモノをツンツン立てたまま、わたしに挿入しようとはしないのです。

ひとしきりローターでわたしは攻め立てられ、なんども逝きそうになりながら、頭が朦朧としてきて、わけがわからなくなってきて、孝にイかせてほしいとお願いしてしまいます。
「佳織、イくのはホンバンやぜ、ちんぽ入れてほしいんか!」
「ああ、ああん、いれて、入れてください!」
「はは、佳織、そんなにオレがほしいんか!」
「ああ、ああん、はよ、はよ入れてぇ、入れてほしいですぅ!」
わたしが喘ぎ叫ぶようにお願いして、孝は、わたしのお尻のほうへまわり、座敷テーブルを跨ぐようにして座り、わたしの広げたお股へ、おちんぽを挿しこんでくるんです。

-18-

頭がぐっと挿しこまれ、半分ほどが挿しこまれて、わたしは泣き叫んでしまいます。ローターとはちがう、柔らかいような硬いような肉棒でじゅるじゅるに感じてしまうわたし。ズキズキ快感がからだのなかを駆け巡ります。
「ああ、ああ、あああ〜ん」
「佳織、いいぜ、じゅるじゅる、よう締まるぜ!」
孝は、座敷テーブルに座り込み、わたしを引き寄せ、足と手を1m棒にひろげて括られたまま、抱き寄せられて、お股を正面に向けさせます。孝は、わたしを広げておいて、ぐぐっと奥まで挿しこんできたんです。
「ああ、ああ、だめ、ああ、ああ〜!」
きっちり奥まで挿しこまれた孝のモノが、わたしを強く圧迫しているんです。

わたしを身動きできない格好にして、孝はわたしを最高の快感へとみちびいてきます。わたしは手を広げ、足を広げたまま、Vの字にされて、ぐりぐりと孝に攻められてきます。
「ほら、佳織、おれのちんぽええやろ、うれしいんやろ!」
「ああ、うれしい、ああ、うれしいですぅ・・・」
「ほれほれ、啼け、佳織、ひいひい啼けよ!」
「ああ、ああ、いい、ああ・・・」
孝の勃起したギンギンおちんぽを挿しこまれたまま、おっぱいをぐりぐり揉まれて、先っちょをつままれ揉まれて、わたしは、もう快感だけに酔っているんです。

     

和室四畳半の羞恥部屋で、わたし、孝に攻められていきます。わたしは、もう限界にちかくまで昇っていて朦朧です。快感だけがわたしを包んでいるのです。
「ほうれ、佳織、ちょっと抜いてやるね!」
孝は、腰をゆっくり引いて、わたしに埋め込んだおちんぽを半分抜いてしまいます。抜かれるときにこすられるにぶい刺激が、わたしのからだをじゅるっと感じさせます。
「ほら佳織、見ろ、入ってるとこを見ろ!」
半分抜かれた孝のおちんぽ。ぬるぬるに濡れているおちんぽ。わたしは、わたしに挿しこまれたすがたを、真上からみてしまう。
「ああん、もっと動かしてほしい・・・」
半分埋め込まれたまま止められて、もっとぐりぐりしてほしいとおもってしまうわたし。

じゅるじゅる、ぬるぬる、わたしはチツからどくどくとお汁をながして、ズキンズキンと波打って、もうアクメの寸前です。孝は、ぐぐっと奥まで挿しこんで、わたしの悶えうつ声をききながら、ニタニタ笑って楽しんでいます。
「ほらほら、佳織、じゅるじゅるおめこ、いいねぇ!」
「ああ、ああ、イかせて、イかせてぇ〜!」
「はは、だめだ、もっともっと感じて、それからや!」
「ああん、だめ、ああ、もうだめ、おねがい・・・」
ぶすぶす、ゆっくり奥まで挿しこんで、ぐりぐり、わたしのなかで掻きまわし、そうしてゆっくり抜いていく孝です。わたしは、アクメ寸前に昇ったまま、頂上に昇れないところで悶え啼かせられているんです。

-19-

「はぁああん、イかせてぇ、ああん、イかせてぇ・・・」
半分埋まった孝のモノが、ぐぐっと根元まで挿しこまれてきて、わたし、じんじん感じてしまって、イカセテほしいと叫んでしまう。孝は、わたしを調教しているんです。昇ってしまう寸前の女の子。からだの動き、お顔の表情、甘い疼きのお声、じゅるじゅる溢れるお汁のにおい、男の人がいちばん喜ぶすがたなんやと言います。わたしだってそのときは、なにもわからない、じんじんからだの中が萌えていて、よろこびで泣き叫んでいる感じなんですもの。
「佳織、いい声やぜ、べとべとに濡らして、とろとろやぜ!」
ぐぐっと挿しこんだおちんぽを、ぴくんぴくんと痙攣させる孝です。

ぴくんぴくん、わたしの中で、孝のおちんぽが痙攣して、わたしその痙攣で、ぐじゅ、ぐじゅ、ズキズキって痺れてしまう。あああ〜ってお声を洩らしてしまう。孝は、わたしをイく寸前で、なんども何度も、わたしを泳がせているんです。
「佳織、どうや、おれの威力、満足か、ははっ」
「あああ、ああ、いくいく、ああ、いくぅうう・・・」
「まだまだ、もっと悦べ、佳織、もっともっとや!」
わたしは手と足を1mに広げて括られたまま、座敷テーブルのうえで、アクメを迎えようとしています。孝はわたしを、ずぼずぼ、じゅるじゅる、ぐりぐり、ああ、わたしをよろこびの頂上へゆっくり昇らせてくるんです。

     

「そろそろイかせてやるぜ、佳織、よろこべよ!」
ああ、わたしの限界、朦朧としたわたしの限界、感じる限界まで昇りつめさせられて、最後の絶頂を迎えさせてくれる孝です。おっぱいの先っちょをきゅっとつままれて、クリクリ揉まれながら、ズボズボのスピードが早まって、わたしは、一気に頂上をきわめだします。
「ううわぁああ、ああ、ひイいいい、いい、いくいく、はぁあああ〜!」
「いけいけ、佳織、イってしまえ、ほれほれ、イケイケ!」
「ぅううわぁ、ああっ、ああっ、ああ、ああぁあ〜・・・!」
わたしは猛烈に感じて、からだが壊れていく感じで、ぐっと歯をかみしめて、オーガズムの頂上へと昇ってしまう。

「ああ、ああ、いい、いい、もっともっとぉ・・・」
「いけいけ、佳織、もっとわけめぇ!」
孝のピストンが止まって、奥でぴくんぴくん、ぐりっぐりっと擦られてきて、わたしの痙攣がはじまっていきます。
「ぎやぁあああ。ああ、ううわぁああ〜ああ〜ああ〜!」
わたしは絶頂をきわめて、お小水をぴしゅぴしゅ飛ばし、じゅるじゅるお汁をたれながしてしまって、ぐったり気をうしなってしまうのでした。
「佳織、OLやめておれの女になるか、いつもいつも悦ばせてやるぜ」
孝がぐったり朦朧としたわたしの耳元で囁いている声が、おぼろげに聞こえてきます。わたしは、無意識にふうふう、ああ、いつもいつもよろこびたい・・・、こころのなかで呟いていたようでした。

-20-

座敷テーブルのうえでイかされてしまって、わたしはベッドルームへ運ばれます。1mの棒に手首と足首を広げて括られたまま、お洋服をつけたままでイかされてしまって、わたしは半ば気を失ってぐったりしていたんだと思います。孝に素っ裸にされ、抱かれてベッドに運ばれて、ようやく意識がはっきりしてきた感じでした。
「佳織、ここでたっぷりやり直しや」
ふかふかのベッドに仰向いて寝かされたわたしを、上から見るようにして、孝がささやいてきます。
「はぁあ、もうゆるして、わたし疲れてるぅ・・・」
いい匂いがしてきます。ピンク系のふかふかベッドに滲みこませたローズの甘い香りがわたしを包んできます。

「ちょっとハードやったしな、こんどはノーマルや、佳織、ええやろ!」
孝は、すっぽん裸になって、わたしの横に寝そべってきます。そうしてわたしの背中へ手をまわし、わたしを抱き寄せるのでした。
「はぁあ、わたし、さみしい・・・」
オーガズムを迎えてしまったあとのよろこびというよりも、禁断のよろこびから醒めた感じで、胸が締めつけられるような悲しみの気持ちに見舞われているのです。わたしは、抱き寄せてくれた孝にしがみついてしまいます。
「佳織、おれ、佳織が好きになったぜ、おれの女になれよ」
「ああ、そんなこといわないで、わたし、こわい・・・」
わたしは北村補佐のこともあり、孝との出会いも突然だったし、ただ道に迷って途方にくれてるわたしを知るだけです。

     

ふかふかベッドの感触は、北村補佐とのサンホテルを思いだしてしまいます。でも、京都は祇園の風火ホテルのベッドルームは、しっくり落ち着いた半和風です。わたしは、ふかふかベッドで孝に抱かれ、髪の毛を愛撫され、肩からおっぱいにかけて、孝の唇で愛撫されだして、悲しみのなかにも感じ出すものがありました。
「佳織、ええ匂いや、ええおっぱいしてる・・・」
「はぁ、ああ、ああっ、もっとして・・・」
孝の手と唇が、わたしを愛撫していて、耳元で囁く声が聞こえます。わたしは、なにも考えられなくて、ふうっとローズの甘い匂いに包まれて、孝にからだを開いていくのです。

孝の愛し方は、とっても優しい感じです。耳朶を唇ではさみ、首筋からおっぱいへと唇を這わせてきて、そうしておっぱいの先っちょを軽く唇ではさんできます。
「ああっ、ああっ、はぁああ・・・」
右腕を肩から背中へまわして抱きしめてくれる孝です。左の手は、わたしの腰からお尻を撫ぜだし、太ももの根元を指でまさぐってきます。
「はぁあ、ああ、はぁあ、ああ・・・」
わたしは、じわじわと感じ出してきて、孝のなかで疼きだしていきます。
<ああ、孝、わたし、わたしを、おもいっきりかわいがって・・・>
わたしは、こころの中で呟きながら、孝の愛を受け入れはじめるのでした。

-21-

孝に愛撫されながら、わたしはからだの力を抜いていきます。孝は、太ももに手を挿しいれてきて、左右に開かせはじめます。おっぱいの先っちょを唇ではさまれ、きゅきゅっと吸われながら、首からまわした手の平で、頬を、お口まわりを、やさしく撫ぜてくれます。
「佳織、ええ匂いや、女の匂いや、柔らかい肌やぜ」
<ああ、孝、わたしを苛めて、ああ、もっと苛めて・・・>
わたしは、孝の声を聞きながら、こころの中でつぶやいています。そうして孝の手で、太ももを開かれているのです。
「おれの女にしてやるぜ、佳織、たっぷりよろこばしてやるぜ」
わたしは、孝のことばに、ああ、好きにして、孝の好きにして、と思ってしまうのでした。

「佳織のおめこ、よう濡らしてよう締めるんやで、そしたらええ女なんやぜ!」
孝は、ベッドに仰向いたわたしを、愛撫しながら、ぶつぶつと言います。わたしは、からだを触られて、言葉でなぶられて、無抵抗です。
「はぁ、ああ、ああん、好きにしてぇ、もっと苛めて・・・」
孝の指先が、お股の真ん中をなぶりだしてきて、わたし、鈍い快感を受け入れながら、孝にお願いするように言っているんです。
「ふふ、佳織、そうかいそうかい、可愛いことゆうねぇ」
孝は、そうゆうなり、ぬれぬれになりだしたわたしに、指をぶすっと挿しこんだのでした。

     

ハードに一回逝かされたあとのわたしを、今度は柔らかく柔らかく、わたしが燃え上がるのを待ちながら、ゆっくりすすめる孝です。ふかふかベッドのうえで、孝は、わたしにペニスをにぎらせ、そうしてわたしを指で感じさせてきます。わたしは、夢の中をさまよっている感じで、ああ、甘いローズの香りを感じながら、じゅるじゅると体液を滲ませ、とろとろと流しだします。
「佳織、濡れろ、びちゃびちゃに濡れろ、いいぜ、ぬるぬる」
わたしは孝のぶっといのを握ったまま、指が襞をまさぐる感触で、ズキンズキンと感じ出しているのです。

「ああ、いいっ、いいっ、ああっ、いいっ・・・」
わたしは、しだいにめらめら、ずきずき、からだのなかがぐっと膨らみ、ぎゅっと窄まる感じになってきています。おっぱいを握ってくる孝。チツに挿しこんだ指で、ぐりぐりじゅるじゅると動かす孝です。
「ふふ、佳織、ええ声やぜ、もっと泣きな、ほろほろって、なっ」
「ああ、ああん、ひぃいい、いい、はぁああ〜ん・・・」
指と唇のテクニックで、身悶えしてしていくわたしを、じょうずにあやつってくれる孝です。わたしは、ふかふかベッドのうえで、片手で孝を握り、片手でシーツをぎゅっと握って、からだを開いているのでした。

-22-

孝が太ももを広げわって、はいってきます。わたしにかぶさり、勃起したおちんぽを、わたしにあてがってきます。膝を立て、太ももを開き、孝のものを受け入れていきます。
「ああ、ああ、いい、いい、いい・・・」
わたし、ぶっとい棒を挿しこまれる感じで、じゅるんじゅるんと感じます。チツの襞にすりこまれる孝の亀頭で、わたし、ずっきんずっきんしてきて、よろこびの声を洩らしてしまいます。ぐいぐいっと孝が挿入してきて、ぜんぶを埋め込んでしまって、わたしの首裏へ腕をまわして、ぐいぐい押してきます。
「佳織、啼け、啼け、ええ声あげて啼くんやぜ!」
「ああ、ああ、いい、いい、いい〜っ!」
孝のテクニックは、わたしを心の底から、じんじんといい気持ちにさせてくれます。

仰向いていたわたしを、四つん這いにさせます。そうしてバックスタイルで、孝がわたしを突ついてきます。わたしは太ももを広げ、お尻を突き上げられて、孝のおちんぽでドンドン突つかれていきます。
「はぁああ、ああ、はぁあああ、ああ〜っ!」
「おうおう佳織、啼け啼け、じゅるじゅる汁出せ!」
ドンと突つかれ、ジュルっと抜かれるわたしは、顔をシーツに埋めてヒイヒイ声で啼いてしまいます。
「ううっ、ああ、ひぃい、いい、ああ、ひぃいい〜!」
ただぶっといおちんぽでぐいぐいと挿しこまれて抜かれるだけで、わたしのからだはずんずん昇っていくのです。

     

風火ホテルのふかふかベッド、わたしは顔を埋め、甘いローズの匂いのなかで、孝に可愛がられているのです。バックスタイルから、ふたたびわたしはベッドに仰向き、孝の肩に膝を担がれ、からだをぐっと折りこまれてしまうわたし。孝の勃起したおちんぽが、折ったからだのわたしを突き刺してきます。
「ああ、ああ、ひぃいい、ひぃいい、いい〜!」
グサグサと奥まで挿しこまれるおちんぽで、じゅるじゅるお汁を噴出させるわたし。じっきんずっきん、ぐいぐいと押し込まれるたびに、感じてしまうわたし。

「佳織、じゅるじゅるに感じる佳織、ええ女や、最高やぜ!」
「はぁああん、ひぃいい、もっともっと!」
「イカシたる、もっともっとイカシたるぜ、佳織!」
「ああん、もっともっと、はぁあああ〜ん!」
ピンクのシーツがびしゃびしゃに濡れだして、とろとろお汁を噴出させてしまうわたし。わたしは朦朧、からだをつんざくいい気持ちだけを感じます。
「イケイケ、佳織、イってしまえ!」
孝の号令で、わたし、ずんずんオーガズムに昇ってしまう。大きな悲鳴とともに、わたしは女の絶頂を極めてしまったのでした。

佳織の愛(3)終わり


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