佳織の愛
 第二章-1-
 
1〜13  2007.2.21〜2007.3.9

 

-1-

<調教される佳織>

ここは高級マンション十二階、辱部屋と名づけられたルームです。佳織が連れてこられ、この辱部屋で愛の調教を受けるのだと聞かされたのです。前日の深夜、初めて辱部屋へ連れてこられて、師匠の村松から辱の点検をうけ、孝からは拘束されたままバックからイかされ、秀からは三度のイかされてしまった佳織です。
「よく来てくれたね、佳織、承諾したんやね」
村松が俯いて立っている佳織にいいます。佳織は、三人の男たちに囲まれて、これから起こることに、もうどうでもなるようになる、と投げやりな気持ちです。通勤服の黒っぽいスーツをつけた佳織です。OLになって半年、家庭もちの北村課長補佐と関係を結んで、どうしたものかと悩みながらも、ラブホテルで愛を交わしていたところです。

二泊三日、日曜日の夜まで、辱部屋で三人の男たちから、愛の形を教えられていくのです。
「佳織、自分で着ているものを脱げるかな、見ていてやるから、脱いでみなさい」
村松が、辱部屋に入るなり、そのようにいいます。男の目の前で服を脱ぐ。佳織は、うつむいたまま、恥じらいでいっぱいです。
「ああ、わたし、自分で脱ぐんですか」
「そうだ、せめて下着だけにまで、脱げるといいんだよ」
村松は、若いOLが、男の目の前で裸になるという羞恥心を見抜いています。佳織二十三歳。一流商社の秘書課に勤める美貌のOLです。プライドと羞恥心。村松は、佳織のそれを打ち砕いてしまおうと思っているのです。

     

じゅうたんが敷かれた辱部屋。特別ショーの会場に使えるように設計された辱部屋。女の子が男たちに責められるお道具が揃えられた辱部屋です。佳織は、恥ずかしい気持ちをこらえるようにうつむいたまま、上着を脱ぎ、スカートを脱ぎ、ブラウスを脱いでしまって、白いブラとパンティだけのすがたになりました。
「うんうん、そのうち自分で全部脱げるようになれる、ようがんばって脱げたね、ご褒美をタップリ、だね」
村松が佳織の下着だけの姿を、なめまわすように見て、いいます。孝が佳織の手首に革枷をつけていきます。鎖につながれた皮ベルト。佳織は手首に巻かれてしまいます。

天井から降ろされた滑車のフックに、鎖が留められ、するすると引上げられて、佳織は立ったまま、手を頭の上であわせて止められたのです。
「真っ白下着か、OLの身だしなみやな」
「ああ、さわらないで、ああ、さわらないでください」
「なあに、触られてなんぼってことやろ、そのための装置やろ」
孝と秀が、ブラとパンティだけで立ったままの佳織を、サンドイッチにして、露出した柔肌を触りだしたのです。孝が前から、秀が後ろから。孝が首筋から太ももまでを、秀が背中からお尻をこえて太ももまでを、指を立てるようにして触りだして、佳織の擽り責めから始めようというのです。

-2-

「ああ、ああっ、こそばい、こそばい、やめてぇ、やめてよぉ」
手首をあげたまま、孝と秀に露出した肌のあちこちを、指で這わすように撫ぜられてきて、佳織は、そのこそばさに身をよじって耐えなければならないのです。
「擽りって、感じるんやろ、佳織、ほれほれ、もっと踊れ!」
白いブラと白いパンティ。布に覆われた肌には触られず、露出した肌だけ触られる。
「擽られて、くねくね踊って、濡らすんやぜ、佳織!」
脇のしたを擽られる佳織。身の毛がよだつという感じは寒気をもよおします。
「ああ、やめてぇ、ああ、ああ、やめてぇ〜!」
ピクンピクンと肌を痙攣させながら、佳織はからだを揺すり、くねらせ、呻き喘いでいるのです。

「ええからだしとるなぁ、くねくね佳織、かわいいねぇ」
「いくつやねん、佳織、23なんやろ、女ざかりやねぇ」
「でっかいケツしよって、ぶりぶりおっぱいやしねぇ」
「師匠、客たちが喜びまっせ、絶品ですなぁ」
擽り責めが止められて、佳織がおおきな溜息を洩らし、深呼吸をしている様子をみて、孝と村松が、佳織に聞こえるように、言っているのです。
「はぁ、ああ、わたし、客とりするん、ああん、やめてくださいよぉ、そんなこと」
佳織は、孝の客たちと言った言葉を聴いて、はっと驚いてしまいます。怖さの混じった絶望感がよぎってきたのです。

     


「佳織にゃあ、ね、男たちが歓ぶすべてをさ、教えてやろうってことさ!」
「そうですよね、佳織にぜんぶ教え込むんですよね、楽しみだよ!」
滑車のフックが降ろされて、佳織は赤じゅうたんにお尻を着けた格好。手首が頭を抱えるところで留められてしまったのです。
「孝、そろそろ次をはじめて、佳織を悦ばせてやりな!」
佳織の正面に置かれた、籐の肱掛椅子に座った村松が、孝にいいます。孝は黒皮パンツだけの裸になり、佳織の背後にまわって座り込むのでした。孝のそばに皮製のトランクが置かれて開かれる。顔を横にふれば、佳織にもトランクのなかが見えます。
「ほら、佳織、見てみろ、これでお前を悦ばせるってことだよ、わかるかな」
ブラとパンティをつけたまま、手を頭にあげてお尻をじゅうたんに置いた佳織です。

トランクのなかを見た佳織は、はっと驚いてしまう。インターネット通販のカタログで見たことがある道具類。赤や黄色のロープに束、麻縄の束と一緒に詰められていたのです。色や形がちがうバイブレーター。幾種類ものローター。玉のついた皮紐の猿轡。
「佳織、これだけやないぜ、和風セットもたんまりあるからな、楽しみにしておくんだぜ」
辱部屋の壁際には、大道具が並べられ、一方の壁際にはベッドがあって、大きな鏡が張られています。よく見ると、ベッドの上の天井には、長い棒や短い棒がぶら下っているのです。
「ああ、わたしを、どうするの、わたし、こわい、ああ、孝、わたしこわい・・・」
佳織は、目のまわりにある道具類を見てしまって、怖れおののく感情に満たされてしまうのでした。

-3-

じゅうたんにお尻をついたまま、ブラのホックを外され、ぷっくり盛りあがったおっぱいがさらけ出される佳織。手首を頭の上で括られた佳織の肩を、後ろから孝が広げさせてきます。
「ええ乳房や、肉付きがええな、揉みがいありそうやな」
肱掛椅子に座った村松が、広げられた佳織の胸をまじまじ眺めながら言います。
「弾力もけっこうありますぜ、師匠!」
「そうや、きのう確認済みや、男の気持ちそそる乳なんや」
佳織は、村松にじっと見つめられて、恥ずかしさに目線を落としてしまいます。
<ああ、そんなに見つめないで、見つめないでください・・・>
佳織の頬が、恥ずかしさで、紅潮してきているのです。

滑車が引上げられ、佳織が中腰になるところで、留められます。孝が背凭れがついた椅子を持ち出し、パンティを膝まで脱がせて、佳織に腰掛けさせます。
「佳織、そのままで足を開いてみろ、師匠にお見せするんや!」
背凭れ椅子に座って、膝をぴったしと閉じたままの佳織に、孝がいいます。手を頭に置いた佳織。ブラが頭の上に置かれた佳織。白いパンティが、膝で紐状にされた佳織です。
<見ないで、そんなにジロジロ見ないで・・・>
佳織は、無言のまま、男たちの視線に屈辱の気持ちを味わいながら、赤面しているのです。
「ああ、ああっ、やめてください!」
孝が、膝に留められたパンティを、足首までずり降ろしてしまって、佳織はやめてほしいと言ってしまったのです。

     

「ええ格好になってきたな、佳織、ははっ、恥ずかしいのか、そうやろ、恥ずかしいんやろ!」
「ああ、恥ずかしいです、わたし、恥ずかしいですぅ」
「なに、佳織、もっと恥ずかしいこと、いっぱいしてもらえるんやぜ」
「ああん、そんな、そんなこと」
「見たやろ、佳織、トランクの道具、ははっ、そのうち嬉しくてひいひいって泣くんだよ、楽しみにしとこな!」
「さあ、佳織、足を広げろ、ぐっと広げろ!」
孝が佳織の斜め前横に来て、あぐらをかいて座りながら言います。

ピンクの木製椅子にお尻を置いて、からだを立て、膝をぴったしくっつけた全裸にされた姿の佳織です。手首に革枷をはめられ鎖でつながれ、頭上のフックに鎖をとめられた佳織です。肱掛椅子に座った村松が、正面から佳織を見つめています。辱部屋全体を照らしていた電気が、裸の佳織を照らすスポット照明に切り替えられて、佳織の周辺だけが、眩く光輝いています。
「足を広げろ、佳織の意思で広げるんだよ、待っててやるから」
<ああ、そんな、わたし、足なんか広げられない、許して・・・>
佳織は、秀が村松の横に三脚を立て、ビデオカメラをセットしている姿を見て、屈辱と絶望の気持ちに見舞われていくのでした。

-4-

「佳織の点検をするんだよ、足を広げな!」
孝が裸の佳織へ、早くするんだとばかりに迫ります。佳織は、男たちに見られ、ビデオカメラまでセットされ、足がすくんで動かないのです。
「ああ、できない、わたし、できない、でけへん・・・」
佳織は、恥ずかしさで頬を赤らめ、汗ばんできています。
「しやないなぁ佳織、強制開脚やな!」
孝がもう待てないといった風に、手を頭にあげ、背凭れ椅子に座った佳織にいいます。孝が、佳織の足首に降ろしたパンティの真ん中をつかんで、そのままぐっと持ち上げます。
「ああっ、やめて、やめてよぉ、ああ、やめてぇ」
佳織の足首が持ち上がり、ぐっと胸元へと引上げられて、太ももから足首が、菱形になってしまったのです。

孝は、佳織の足首を通したままのパンティをグイグイと持ち上げ、紐になったパンティを佳織の頭へ通し、首後ろで留めてしまいます。
「ああん、足がいたい、ああ、ああん、こんなの、ああ、あかん!」
足首を顔の横にまで引上げられた格好で、足を菱形に折られ、村松の前に、開脚させられた佳織です。それも足を大きく開いて菱形になり、背凭れに背中をつけて、股間丸見えにされてしまったのです。正面の村松からは、佳織の恥部のすべてが、開かれて見えます。秀が撮影するビデオカメラが、恥姿の佳織をとらえるのです。
「ほれ、佳織、丸見えになったぜ、お股もお尻も、おっぱいも、いい眺めやぜ!」
「ああん、こんな格好、恥ずかしい、ああん、足をはずしてください」
「ははっ、佳織の恥ずかしがる顔も絶品やぜ!」
ピンクの木製背凭れ椅子に開脚で、お尻の後ろを着かせた佳織の姿を見て、村松がいうのです。

     

スポットライトを当てられた佳織の裸すがたです。手首にはめられた革枷の鎖が頭上のフックに留められています。頭が背凭れにくっつき、椅子にお尻の芯を乗せる佳織です。股間が斜め上に向いていて、太ももを大きく開いているのです。
「丸見え丸見え、佳織のおめこも丸見えだよ!」
村松が、佳織に羞恥心をあおるように言ってやります。開かれた膝と太もものあいだに、佳織のおっぱいが丸見え、そうして顔までがはっきりと見えます。佳織は、照明の当たらない村松の顔を見てしまいます。そうして何をされていくのかと、恥ずかしさと怖れる気持ちに満ち溢れているのです。

黒皮パンツを穿いた孝が、佳織が座った背凭れ椅子の前にあぐらをかいて座ります。
「佳織、たっぷり可愛がってやるから、悦べよ!」
孝が拡げた膝の間から手を伸ばし、佳織の顔をなぶっていきます。佳織が自由になるのは、顔だけです。顔を左右と前にだけ振ることができるのです。
「ああ、やめて、さわるのやめてぇ」
頬をつねられ、唇を横に広げられ、髪の毛を触られながら耳朶を撫ぜられていきます。佳織はうつむいて、孝の顔を見てしまいます。鬼のようにもふくよかな優男のようにも見える孝です。
「なあ、佳織、おれがパートナーや、いいな、たっぷり可愛がってやるからなっ!」
佳織の顔から肩へと手が降ろされてきて、脇腹から乳房へと孝の手が移ってきます。佳織は、孝の手を払うこともできないまま、なすがままに翻弄されるしかないのです。

-5-

「ああ、ああっ、やめて、やめて!、さわるのやめてぇ」
ぷくっと盛り上がったおっぱいを指で撫ぜられだして、佳織はぐっとこらえる顔付きで叫んでしまう。膝は大きく開いたまま、頭の上の手が自由に使えない。素っ裸のまま、お股をいっぱいに拡げさせられた佳織は、恥ずかしさというより屈辱の気持ちでいっぱいです。
「おうおう佳織、可愛い声で啼くじゃないか、ははっ」
孝は、佳織の悲鳴を聞いて、ふたつのおっぱいを、ぎゅっとつかんでゆさゆさ揺すぶりだします。
「ああ、さわらないで、おねがい、ああ、足首はずしてぇ」
おっぱいを揺すられ、裾から握られて、乳首を爪先でぴんぴんと撥ねられてしまう佳織。パンティが紐になって首後ろへ回されてしまって、無残にも足首が宙に舞うだけです。

孝の手の平が、おっぱいの裾からお臍へさがり、太ももとお腹の分かれめへと移ってきます。黒毛が眩しく孝の情欲をそそります。あめ色の恥唇が拡げた真ん中を縦に割り、そのしたはお尻の蕾です。花開く寸前の股間を、孝がなぶってやろうとするのです。
「女やなぁ、佳織、女はな、触られ突っ込まれてなんぼなんやぜ!」
陰毛を撫ぜあげ、陰唇の先っちょをつまみだす孝です。
「佳織、クリをこりこりってしてあげよう、卑猥やなぁ、佳織、卑猥なおめこが、濡れてます!」
「ああ、やめて、やめてぇ、そんなことない、ああん、やめてください!」
ぐっと広げた佳織のお股。あぐら座りの孝が陰唇を手ではさむようにして揺らしてきます。陰唇を外からはさみ、手を上へ下へとスライドさせていきます。

     

「あああっ、あぁん、やめて、やめてよぉ、さわるのやめてぇ」
OL一年生の若い佳織にとって、いきなりハードな格好にされてしまった屈辱と羞恥で、わけもなく抵抗してしまうのです。
「はは、佳織、観念しろ、おとなしくして待ってろ、ヒイヒイ声に変えてやるから」
村松に正面から見られ、秀にビデオカメラで録画されている。孝には正面から、お股を開かれ、恥ずかしい処を見られて弄られている。佳織は屈辱と羞恥のあまり、拒否する声をはりあげてしまうのです。
「そんなに声出すんなら、猿轡かますぞ、佳織!」
孝に叱られるように言われて、佳織は昨夜の猿轡を思い出してしまう。

「佳織をいっちょ前の女にしてやろぉって、仕込んでるんや、おとなしくしろ!」
「ああ、そんなぁ、わたし、恥ずかしいよぉ、こんなこと、恥ずかしいよぉ・・・」
トーンを落とした佳織の声に、じっと見ている村松は、いよいよ観念してきたなっ、と思います。そうして師匠と呼ばれる村松は、
「まあ、佳織、孝のゆうことを聞いて、されることに悦びな!」
と、手の動きを止めた孝と佳織に後ろから声をかけます。
「もうじたばたしてもどうしょうもないんやから、たっぷり悦ぶんやな、佳織!」
裸にされて拘束されて、男三人に囲まれ見られている佳織です。そうさとすように言われて、ようやく緊張感から解放される気持ちを抱いてしまう佳織。もう逃げられへんのや、わたし囚われてしもたんや、と自問自答しだす佳織です。

-6-

手首に巻かれた革枷も外されて、佳織は裸のままで、赤い透け透けネグリジェを着せられ、背凭れ椅子に座り直します。窓から大阪湾の海が見える高級マンションの辱部屋。濃い茶色の壁と天井、赤いじゅうたんが敷きつめられた辱部屋に、男三人に囲まれた佳織です。
「赤ネグリ姿になると、OLから娼婦に変身やな、佳織」
スポットが当てられた辱部屋の、背凭れ椅子にうつむいて座った佳織に、村松が声をかけます。
「・・・・・・」
木馬やX組木それに昨夜括られた鉄棒が、佳織の気持ちを羞恥と不安におとしいれてしまいます。
「恥ずかしがっていいんやぜ、佳織、そのほうがええんやぜ!」
佳織のすぐ目の前の肱掛椅子に座ったままの村松が、佳織の気持ちに追い討ちをかけてきます。

「じゃあ、孝、佳織をたっぷり可愛がってやりな!」
村松の言葉で、孝が佳織の後ろへまわりこみ、手首を背中へまわさせ、括ってしまいます。
「おとなしくしてりゃあ、快感だぜ、佳織!」
「・・・・・・」
佳織は、手首を後ろで括られる感触に、
<なるようになったらえんや・・・、でも恥かしい、こんなの恥ずかしい・・・>
じくじくした気持ちで、心のなかでつぶやいてしまう佳織です。
「ほれ、佳織、足を開きな、膝をぐっと開いてごらん!」
赤いネグリジェの裾をまくられ、太ももの根元まで引上げられた佳織の足を、孝が広げろというのです。

     

背凭れ椅子に手を後ろにまわした格好で座っている佳織は、もう観念したように、孝のいうままに、膝をひろげていきます。黒い毛に覆われたお臍のした。その黒毛のしたは、佳織が誰にも見せるのが恥ずかしい処です。
「もっと膝をぐっと広げて尻を前へ出すんよ、佳織!」
「ああ、そんなぁ・・・」
「師匠に見えるように、ぐっと突き出せ!」
後ろから孝が声をかけてきて、佳織は、目の前に座った村松を意識してしまいます。少し広げた膝を、それ以上ひろげられない佳織。男たちが見守るなかで、佳織は、金縛りにあったように、からだをすくませているのです。

先ほどには、強引に足首に巻きつけたパンティを首後ろに通されてしまった佳織です。それを自らの意思で、秘所を見せろといわれても、それは出来ない佳織なのです。
「しやないねぇ、佳織!」
孝が待ちすぎたとでもいうように、佳織にいい、ふんどしにする晒しを紐状にして背凭れから、佳織の膝の内側へとまわしてきます。
「ああ、なにするの、ああ、だめ、そんなのだめぇ」
膝の内側から外側へとまわされた晒の帯が、ぐぐっと引き絞られて背凭れの後ろで括られていくのです。
「ほれ、佳織がゆうこと聞かないから、ほれ、師匠こんなもんですかね」
膝がぐっと開いて持ち上がり、足首が前で開いてぶらんぶらんする状態で止められたのです。

-7-

ピンクに塗られた背凭れ椅子に、膝を持ち上げられ、太ももを大きく開いて留められた佳織です。
「あらためてじっくり見させてもらうよ」
村松が立ち上がり、佳織を見下ろすように、目のまえに立ちます。孝が肱掛椅子を前へ持ってきて、村松が座ります。佳織のからだが、手のうちに触れるのです。
「ああ、なにするんですか、わたしを、どうしようとゆうんですか」
村松に迫られてきて、佳織が恐怖に満ちた気持ちで、問うようにいいます。
「はは、そんな顔するな佳織、このままでイってもらおと思ってね」
村松は、にたにた笑い顔で、佳織をさとすように言うのです。

手首を背中に合わせて括られ、膝が広げられて脇腹に引上げられた佳織です。丸いお尻が正面になり、股間が斜めうえに向いて、村松が顔を落とすと、向き合う格好。佳織の恥ずかしい処が、すべて開かれてしまう格好です。
「ああん、見ないで、ああ、さわらないで、ああ、おねがい・・・」
佳織は、顔を真っ赤にさせて、潤んだような恐怖に怯えるような、女の色気に満ちている。村松に触られる、ああ、料理されていく佳織です。
「はは、一流商社のOL一年生、裸になりゃ、立派な女やな!」
村松が、佳織の広げた膝へ、握るように手を置いて、左右に揺すりながらいいます。

     

「声をだしてもいいぞ、佳織、遠慮はいらないよ!」
村松の手の平が、膝から太ももの内側を這うようして、佳織のつけ根へと降ろされます。ぺたんと置かれた手と手のあいだに、佳織の秘唇がはさまれるようになり、そのまま上下へ揺すってしまう村松です。
「ああ、ああん、ああ、だめ、そんなこと、ああ・・・」
佳織は、村松のごつごつした手の感触を柔肌に感じて、心がうろたえてしまってる。小さな悲鳴とも吐息ともつかない声をかもしだして、村松を喜ばせてしまいます。白い肌が、こころなしか赤みを帯びてきている佳織です。
「柔らかい肌や、毛のかたさは・・・」
佳織の陰毛。一本一本立ち上がって盛り上がる黒いチリチリ毛。村松が、右の手指で撫ぜ上げだします。

佳織は目を瞑ったまま、顔を小刻みに揺すってしまいます。いやいやをするように、ぐっとこらえて声をださないようにしているのです。足を広げられ、手を後ろで括られて、佳織はもう逃げられないからだを、村松に預けていくしかないのです。
「ううっ、陰毛は柔らかいな、おっぱいのかたさは・・・」
村松の差し出す右手が佳織のおっぱいを包み、左手が陰毛を包んで、同時にゆさゆさ揺すられていく佳織。
「はぁ、ああ、ああっ、やめて、やめてください・・・」
顔をうつむかせて唇を咬み、おっぱいを揺すられる恥ずかしさに耐える佳織です。秀が横からビデオカメラで、そんな佳織の変化をとらえているのです。

-8-

村松が佳織の真ん中を点検しだします。背凭れ椅子に太ももをぐっと開いて、膝裏を持ち上げられている佳織。陰毛のすぐしたの、陰唇の先っちょをつまみだす村松です。
「佳織の豆を、ね、見てやるよ!」
村松は、左と右の人差し指を、先っちょのへりにあて、ぎゅっと秘唇を押し込み、クリトリスの皮を剥いてしまう。
「ああ、やめて、やめてください、ああ、やめてぇ」
広げきってしまった股間を、隠すこともできない羞恥が、佳織をおそってきます。佳織は、顔をうわむかせ、村松にされだしたことを見ないようにそむけてしまう。
「ほら、佳織、おまえもみるんや、下向いて!」
「ああん、やめてぇ、みれへんですぅ」
クリトリスを剥き出しにされて、佳織の羞恥はますます高鳴っていくのです。

「うわぁ、ピンク、いやぁ、ちょっとあかいぜ、半透明や」
湿り気を帯びた佳織のクリトリスを、村松が言葉にしていいます。
「OLのクリ、佳織、23やな、いちばん盛りやな」
「ああ、ああ、だめ、見ないでぇ、触らないでぇ」
「秘密の豆ってことや、そやから見てやるんや、わかるか佳織!」
村松の言葉に、佳織は恥ずかしさでじくじく。身動きとれないようにされている自分を、恨んでしまう。
「ああっ、ああっ、あああっ、さわるのやめてぇ」
村松にクリトリスを指先で触られ、鋭い刺激を注入されて、ぴりぴりっとからだをふるわしてしまう佳織です。

     

羞恥心をひきだしていくからだ点検。男三人が見守る辱部屋に、連れ込まれてしまった佳織です。裸にされて手を後ろ、背凭れ椅子にからだはVの字。背凭れの後ろからまわされた晒の帯が、膝裏をとおして引き絞られ、背凭れの後ろで括られてしまった佳織。太ももを引上げられ、膝を開いた格好で、村松から陰部の点検をうける佳織です。
「ははっ、羞恥責めってゆうんだよ、佳織、わかるかね」
女の子が誰にも見られたくない、いちばん奥のもちものを、男のまえにさらしだす。そうして見られる恥ずかしさ。恥ずかしさのあまりに真っ赤になって、歪んでしまう顔色を、男たちが見てたのしむ。佳織は、男たちをたのしませるお道具に仕立てられていくのです。
「佳織、いい気分やろ、女は見られてなんぼ、うれしいか」
「ああん、そんなこと、ああん、嬉しない、恥ずかしい、見ないでよぉ」

お股をばっちり広げさせられたまま、佳織は屈辱に耐えなければならないのです。クリトリス剥きが終えられ、村松の指先が陰唇の真ん中を開いていきます。スポットライトが当てられた佳織のからだ。ビデオカメラが佳織をとらえて、村松の指が、陰唇をつまみます。左と右と、陰唇をつままれ、広げられていくのです。
「佳織、恥ずかしいかい、ふふ、恥ずかしいやろ!」
「ううっ、はぁ、ああ〜!あああ〜ん」
「ほれ、佳織、ううわぁ、ここもピンクや、白っぽいピンクや!」
陰唇をつままれ左右に開かれて、村松がその色合いを言います。佳織は、もう恥ずかしさのあまりに、泣き出してしまいそうな表情になってしまうのです。
「このピンクがね、赤なってくるんや、触ってやると、そうやろ、佳織!」

-9-

男になぶられる。三人の男に囲まれ裸にされて、お股をおもいっきり拡げさせられた格好でなぶられる。佳織にとって、こんな恥ずかしいことは、二十三歳のこれまで、経験したことがありません。大学では優等生で通し、一流商社に入社して、キャリアの道を歩みだしたとき、妻子ある北村補佐に口説かれて、はじめてからだを許した佳織です。お硬い女とも噂されるOLです。
「ここ、なぶって、お汁たらたら、真っ赤にしてやろかな、佳織!」
村松が、佳織の拡げられた股間に手を置いたままいいます。佳織は、もう屈辱の気持ちで、目をつむったまま、ぐっとこらえているのです。
<ああ、どうしてわたしが、こんなことされるの・・・>
佳織の目に涙があふれてきて、頬をつたってくるのでした。

クリトリス開きをすませた村松が、陰唇を拡げていきます。親指と人差し指で、陰唇をつまんで、きゅっと開きます。クリトリスからのクレオバスが、湿ったピンクで、そのしたに楕円のチツ口が見えてしまいます。
「佳織、ははん、きれいなピンクやなぁ、あんまり使ってないんかな」
「ううぅ、ああ、やめてほしい、さわるのやめてほしいです、ぅうう」
佳織は、小さな声でくぐもらせ、泣き声のようなトーンでいいます。
「なあに、心配するな、見てやって、なぶってやるんや、好きになるぜ佳織」
「ああ、そんなの、ああ、わたし、ゆるしてください・・・」
佳織は、村松の言い口に、なにが起こっているのかわからない気持ちです。

     

村松の指が容赦なく佳織のチツに挿しこまれていきます。右手の人差し指をピンと立てて、入り口の襞を撫ぜていき、そうしてブスっと挿しこんでしまったのです。
「ああ、ああっ、やめてぇ・・・」
「ははっ、佳織、濡れてるぜ、とろとろやないか!」
チツの中に指を挿しこんだ村松が、その感触をいうのです。佳織は、涙を流しながら、顔を右へ左へと、いやいやするようにふってしまいます。チツのなか、指の腹で襞をこすられる佳織。佳織にとって、北村補佐にしか許したことがない指の挿入です。からだの中をえぐってくる指の感触は、佳織をいやおうなしに、快感にみちびいてしまいます。

「なあ、佳織、もう、ええ気持ちになることだけに専念しろって!」
「はぁああ、ああ、ああ、そんなこと・・・」
手首を後ろで括られて、膝裏を通した晒の帯でぐっと拡げて持ち上げられた佳織のからだです。二つの豊かなおっぱいも、黒毛のしたの恥唇も、男たちの目の前に拡げきった佳織です。
「孝、ローターを出してきな」
指で佳織の襞をすくっている村松が、横から見ている孝にいいます。孝は、じゅうたんに置いたトランクから、ピンクのローターを持ち出し、村松に手渡します。
「佳織、これ知ってるやろ、使ったこともあるんやろ!」
村松は、佳織のピンクのローターの線を持ち、佳織の顔に近づけ、訊ねているのです。
「使ってる、そうなんやろ、佳織!」
「・・・・・」
佳織は、ハッと驚いたけれど、無言です。

-10-

佳織の目の前にぶらさげられたピンクのローター。蚕の繭をピンクに染めたようなローター。佳織は、学生だったころには使わなかったけれど、OLになって、北村補佐と関係をもつようになってから、密かにローターをネット通販で買い、使ってしまうことがあったのです。
「これで、佳織の悦ぶ顔が見たいんだよ、わかるかね」
「・・・・」
「それに、ここをたっぷり濡らして、おめこ汁がしたたるのを、ね、見せてほしいんだよ」
村松は、いかにも佳織に恥をかかせようとするうように、卑猥にいうのです。佳織は、目の前のローターから目をそらせ、ぐっと唇をかみしめる。涙が流れるというより、無念、悔しさ、羞恥心、そんな気持ちに満たされてしまうのです。

村松がぶらさげたローターを孝に持たせ、孝がスイッチを入れます。びびびび〜っと振動する音が静寂な辱部屋に響きます。村松は、肱掛椅子を横へずらせ、孝が佳織の前に座り込みます。秀は、セットしたビデオカメラのファインダーを覗き込んで、佳織のすがたをとらえています。
「佳織お嬢さん、いいね、お悦びなさい、だね」
ぶらさげたローターを、佳織の拡げられた股間の真ん中へ、振り子が当てられるように振られて、当てられていきます。そうしてローターを佳織に密着させたまま、秘唇のうえを撫ぜさせていきます。
「ううっ、ううっ、わぁああ、ああっ、ああ・・・」
佳織の表情が引き攣り、屈辱に耐えるとでもいうように、顔をしかめて、悶え呻く声を洩らしていきます。

     

「ほうれ、ほうれ、かわいい可愛い佳織ちゃん、ピンクを真っ赤に染めあげな!」
「はぁああ〜、はぁああ〜、ああ〜ん!」
「びりびり、びりびり、佳織ちゃん、ローターの味はどんなかなぁ!」
陰唇をまわりから痺れさせ、ときたまクリトリスに当ててやり、陰唇内側の濡れだした谷間へ当ててやり、孝は微妙に佳織の反応を見定めながら、ゆっくりゆっくり、佳織を責め立てていくのです。
「ああっ、だめ、ああっ、はぁああ〜!」
しだいに佳織の声が喜悦の混じった悶え呻きに変わってきて、村松はそばでにやにやと笑みを浮かべています。

膝をぎゅっと締めてくる佳織。晒の帯で引上げられた膝は閉まりそうで閉まらない。ぶうらぶうら膝が揺れ動き、顔を左右に振りながら、佳織の快感が高められていくのです。
「ほうれ、佳織、お汁をたっぷり汲みだせよ、ほれほれ!」
孝がローターをぶらぶらさせながら、佳織を弄ってやっている。村松が立ち上がって後ろへまわり、佳織の膝裏を通して引上げた晒の帯を、さらにぐ〜っと引き絞っていきます。
「身動き出来んようにしてやるんだよ、佳織!」
太ももが脇腹にくっつき、膝が背凭れにくっつき、佳織の股間が真上を向くようにされてしまったです。
「さあ、孝、佳織のおめこへ入れてやれ!」

-11-

ローターのスイッチが止められ、佳織の前に座り込んだ孝が、ローターを埋め込んでいきます。
「佳織、うれしいですって、いえるかな?」
孝が、じゅるじゅるになりはじめたチツにローターの頭を挿入して、佳織の顔を見上げ声をかけます。
「どうなん、佳織、うれしいですって、いってみろ!」
「ううっ、うう、うううっ」
佳織の顔が、羞恥にゆがみます。男三人の目の前で、裸にされて恥部を拡げられた佳織には、もう耐え難い屈辱です。ローターの振動で、からだの中にびりびり刺激を注入されだして、羞恥と快感のなかで右往左往してしまった佳織です。目に涙をためて、男たちの視線から逃れようと、目を瞑っている佳織です。

「ローターを入れていただいてうれしいですって、佳織、いってごらん」
「ああ、わたし、そんなの、ああ、うれしいなんて・・・」
「うれしくないってゆうんかい、そうかなぁ?!」
ローターの頭だけを挿しこんだ孝は、佳織の顔から目線をはずし、ローターを濡れそぼったチツへ、親指の腹でじゅるっと押し込んでしまいます。
「ほら、佳織、お入りになったぜ、気分良好なんやろ、どうや!」
「ううっ、ああ、ああん、やめてください、ああ、やめてぇ・・・」
「まだこれからだよ、まだお入りになっただけだよ!」
「ああ、だめ、ああ、だめですぅ・・・」
村松が横から、佳織の髪の毛をつかみ、顔を上向けさせます。秀がカメラ位置を佳織の顔に当てます。

     

「さあ、スイッチを入れてやりな!」
村松が、佳織の髪の毛をつかんだまま、顔を正面むかせておいて、孝にいいます。孝は、ちらっと秀の持つビデオカメラを見て、そうしてローターのスイッチを入れたのです。ピンクの背凭れ椅子周辺にスポットライトが当てられ、佳織の赤みさした肌がくっきりと、浮かび上がる辱部屋。びびびび、びびびび、スイッチを入れられて、佳織の表情が歪みだします。唇をうっすら開き、目を瞑ったまま、喘ぐように呻いていきます。
「ああ、はぁああ、あああ〜!」
びびびびっ、びびびびっ、チツのなかで振動しだしたローターで、佳織は恥じも外聞もなく、男たちのまえに悶えるすがたをひろげてしまいます。

「女はこうしてやらんとあかんのやな、理性をつぶしてやるんは、実行のみや!」
村松が、佳織の顔を正面向かせたまま、佳織の表情の変化をみながらいうのです。
「ああ、あああ〜ん、あああああ〜〜〜ん!」
孝が指先でローターをチツ奥へと押しこんでいきます。佳織は、からだの芯で蠢き振動するローターで、声を高めて悶えだしているのです。
「ほれほれ、感じてきよったぜ、秀、バッチリ撮っとけよ!」
「わかってまっせ、いい顔や、ほれぼれしまんなぁ」
「だめ、だめ、ああ、ああっ、あああ、だめぇええ〜!」
膝を脇腹近くまで持ち上げられた佳織のからだを、ローターが容赦なく責めたてていきます。開いた口から喜悦の声が高鳴ってきて、アクメの寸前まで昇らされていく佳織なのです。

-12-

赤い透け透けネグリジェがまばゆに佳織が、ローターを埋められ、スイッチ入れられて悶えだし、村松と孝に秀の三人がその佳織をなぶり眺める辱部屋です。
「ははっ、おめこ濡らせ、もっと濡らせ、べとべと濡らせな、佳織!」
「さすが美貌の一流OLや、よう感じる女やぜ、顔真っ赤にして!」
「ほれ、佳織、じゅるじゅる、おめこお汁を、もっと出せ!」
「はぁ、ああ、ああ、だめぇ、はぁあああっ」
ピンクの背凭れ椅子に、両膝を拡げて脇腹にまで引上げて括られた佳織です。お股を開かれ、悦びだした表情の佳織です。村松と孝がはやし立てるようにいいます。二十三歳のOL一年生、屈辱と羞恥のなかで、理性を打ち破られていく佳織です。拡げたお股の真ん中は、ローターの威力で淫らな唇になり、ねばっこい秘汁をとろとろ流しだしているのです。

「ああ〜ん、ああ〜ん、やめて、やめてぇ・・・」
佳織の身悶える声を聞き、佳織のからだをじっと見守る村松は、佳織を若くて美貌の淫乱な女に仕立てあげようと考えているのです。その手始めが今夜の調教です。
「ああっ、ああっ、あああ〜!」
ぐっと開いた太ももがぴくんぴくんと引き攣って、じゅるじゅる秘汁を汲みだしてしまう佳織。
「ほれほれ、もっともっと感じろ、よろこべ佳織!」
チツに挿しこんだローターが、収縮する圧力で抜け落ちないように、指先で奥へと押し戻す孝。からだの中枢へびりびりとローター刺激を注入される佳織。若いキャリアOL佳織が、赤に透け透けネグリを身にまとい、喜悦の調教がほそこされている辱部屋です。

     

佳織のからだが快楽の、坂をグイグイ昇っていく途中、ローターのスイッチが切られてしまいます。若いからだをアクメまで一気に昇らせないのです。佳織のからだを快感の極限まで追い詰めて、全身を痺れさせて服従させる計画です。佳織がみずから快感を求めて、やってほしいと要求するようになる。村松は、佳織の若いからだが、そのように変わってくると思っているのです。
「はは、佳織、どうやねん、気持ちいいんやろ、もっとやってほしいんやろ!」
「はぁ、ああん、恥ずかしい・・・」
「そしたらな、つぎはお口に孝のちんぽ咥えて、ローターや」
ピンクの背凭れ椅子に手を後ろに括られ、膝を拡げられて脇腹にまで引き上げられた佳織です。女の恥ずかしい処が開かれたまま、孝のおちんぽを口にほおばらせるというのです。

黒皮パンツを穿いた孝が立ちあがり、背凭れ椅子の横に立ちます。孝が黒皮パンツを太ももまで降ろしてしまいます。陰毛にそそり立つペニス。佳織の顔へぐっと近づけられる勃起したペニス。
「佳織、見ろ、もういきり立ってるぜ!」
孝は、ぐっとペニスを突き出して、佳織の頬をぺたぺたと叩きます。
「舐めるんだぜ、佳織、ローターとちんぽ責めだぜ、悦べよな!」
佳織には屈辱です。入れられるべき処へはローターが挿しこまれ、孝のおちんぽをお口に挿入される。佳織は、紅潮させた頬をペニスで叩かれ、そうして唇にあてがわれてしまったのです。

-13-

孝のペニスを口のなかへ、横からぐっと挿しこまれてしまう佳織。ペニスが咥内でこすられ、飴玉を含んだように佳織のほっぺが膨らんでしままいます。孝が佳織の頭を抱え、ペニスを咥えた佳織の顔を、上に下に、右に左にと揺すっていきます。佳織は、口の中を捏ねまわされて、息が詰まりそうになって、苦し紛れです。
「はは、佳織、そろそろイかせてやるよな、おもいっきり鳴けよ!」
村松がローターのスイッチを握り、指で佳織の芯へぐっと押し込んだまま、オンにします。指で押し込まれたローターが、くぐもった振動音をたてます。佳織は、孝のペニスを口に挿しこまれたまま、ローターの強振動で、ぐんぐんとアクメへ昇らされていきます。

「ほれほれ、佳織、気持ちええやろ、ほれほれ、イってもええんやぜ!」
村松はそういいながら、佳織のチツへ指を挿しこんだままです。指の先にはローターがびびびびっと振動し、佳織の奥を刺激しているのです。
「ううっ、ううっ、ううう、ううっ!」
佳織の顔が歪んできます。苦痛とも喜悦ともつかないぐっとこらえる表情で、佳織のからだが悶えているのです。孝が佳織の頭をもって、開かせた唇の奥へ、勃起したペニスを埋め込んで、腰を微妙に動かせていきます。チツにはローターが、子宮口に当たるまで押し込まれて、村松の指先で抜けないようにされているのです。

     

「ほら、佳織、いけいけ!」
「うううっ、うううう〜っ!」
佳織の表情が喜悦に悶えて、昇っていく呻き声を発します。
「もうちょっとだ、佳織、悦べ悦べ!」
「ぅううぅうう、うううう〜っ!」
佳織のオーガズムが迫ってきて、村松が囃し立てるようにいい、佳織はふさがれた口から、くぐもったうめき声を、もうだめだめというように発しているのです。秀がビデオカメラで、ペニスを咥えた佳織の悶える表情を録画しています。男三人に囲まれた辱部屋の佳織。アクメを迎える瞬間を、男三人に見せつけていく佳織です。

アクメへ昇る瞬間に、孝がペニスを抜き去ってしまいます。佳織は口が自由になって、堰を切ったように喜悦の声を、はりあげていきます。
「あああ〜あああ〜ひぃいい、いいい〜!」
村松の指は、ローターがチツ奥から飛び出さないように、挿し込まれたままです。びびびびっ、佳織を快感の頂上へとみちびくローターです。佳織は、背凭れ椅子のうえで、太ももをぎりぎりに拡げて引上げられたまま、オーガズムを迎えます。じゅるじゅると秘汁が汲みだされている佳織。内ももがピクンピクンと痙攣しだします、
「あああ〜あああ〜あああ〜ああ〜!」
ぐっとからだが張りを増し、断続的な佳織の声が、連続した悲鳴の叫びにかわって、佳織はオーガズムを迎えてしまったのでした。


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佳織の愛






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