愛のとき(3)-2-

 9〜14 2009.5.8〜2009.5.13

     

-9-

後ろ手にきっちり縛られ、バイブ紐パンティで締めあげられたあっこちゃん。アクメを迎えてしまって、そのまま気を失ってしまったんです。
「ふふん、山野ぉ、イッテしもたんやで、すっげえ昇りやったぜ、ふふっ、気がついたかい」
ふっと気がついたあっこちゃん。紐は解かれ、バイブレーターわはずされ、上半身を縛っていた縄もとかれているのに、気がつきます。
「ああ、ここわ、どこ、どこなの・・・・」
ふわふわベッドのうえ、ピンクの花柄ふわふわお布団。そういえば、明に連れ込まれた風水ホテルの恥部屋。あっこちゃんの記憶がつながって、明から、調教してやるんや、といわれたことがよみがえってきます。

「ふふん、山野亜希子ぉ、おれ、山野の悶える姿に惚れちゃったよ、すっげえよなぁ」
うっとり、気がついて、ふかふかお布団にくるまって、寝ているベッドの甘い匂い。
<ああ、なんの匂い、ローズの匂い、はなのにおいや・・・・>
山脇良夫。あっこちゃんと同じ大学の顔見知りやった山脇良夫。以前に、三人組で強引にセックスを迫られて許してしまってから、脅されながら、何回かつき合わされて、今日は二人っきりで、祇園の奥手にある風水ホテルへやってきたんです。
「山野ぉ、まんざら嫌いやないんやろ、よろこんでるんちゃう?」
良夫が、憎いとは思わないけど、でも許せない気持ちです。そんな気持ちを抱いたまま、あっこちゃんは、良夫に調教されていくんです。

「わたし、なんで、ここにいるの、あなたわ、だれなの」
あっこちゃん、顔見知りの良夫を、認識できないわけではありません。恋人でもなく、愛しているのでもなく、なのに、男であることわ確かなんです。
「ふふん、難しいことは、学校でやればええんや、ここでわ、あほでいったらええねん、山野ぉ」
「はぁ、うち、あなたのやってること、訴えてやろ、おもてんねんよ」
本当です。あっこちゃん、最初に拉致されてから、ずっと訴えてやろうと思いながら、その勇気もなく、だれに相談することもできなくて、ここまで来てしまったんです。でも、もう、訴えるなんて思わなくて、ひょっとしたら、良夫が忘れられない男の子に、なりつつあるのかも知れません。
「朝まで、いるつもりやから、風呂へ入れよ、山野よお」
手もとの携帯で時間を見ると、まだ夕方の6時過ぎです。朝までラブホに滞在するってゆう良夫が、あっこちゃんに、お風呂へ入るようにといっているんです。

     

-10-

お風呂へはいるっていっても、すっぽん裸のあっこちゃんです。じゃあ〜〜っ、湯ぶねへお湯が入っていく音が聞こえてきて、あっこちゃん、良夫に促されて、お風呂場へ入ります。
「ふふん、山野ぉ、亜希子ぉ、たっぷり、見ていてやるから、なっ」
すぐあとに、すっぽん裸の良夫が、手拭いを持たないまま、入ってきます。
「ああん、なによぉ、お風呂のとこまで、見ちゃうの、うち、恥ずかしいよ」
そりゃあ、あっこちゃんかって、女の子。二十歳の女子学生なんですもの。別に、恋人でもない相手に、ラブホへ連れてこられて、縛られの屈辱を教え込まれながらとはいえ、すっぽん裸でお風呂のなかって、しらふですもの、恥恥、はじらいます。

「ほうらぁ、亜希子ぉ、手、じゃまや、のけろ」
なんやろ、良夫ったら、ビデオカメラ、手に持ってお風呂に入っているあっこちゃんを撮ろうとしてるんです。
「ああん、なにしてんの、こんなん、撮ったら、あかん」
湯ぶねのお湯に、腰からしたを沈めて、もじもじ、タオルをもっていないあっこちゃん。手をのけろってゆわれても、やっぱ、手を胸の上へ、置いてしまいます。
「ほうら、おれのん、口に入れろ」
湯ぶねの縁にすわった良夫が、腰から突き出た、おちんぽを、口に入れろと、ふぇらっちおしろと、ゆっています。
「こんなとこで、するん、こんな明るいとこで、するん」
あっこちゃん、なんかしら、不機嫌な感じで、良夫の要求を、断りそうになっています。

「ほうら、亜希子ぉ、おれのゆうとおりにするん、そやないと、お仕置きするぜ!」
毛むくじゃらのなかから、ぴいんと突き出た良夫のおちんぽ。あっこちゃん、お湯に腰からした浸けたまま、しぶしぶ、良夫のおちんぽを、にぎります。
「ふぇらちおや、亜希子ぉ、自主的に、やろうぜ」
「自主的にって、どうゆうこと?」
「自主的ってゆうのわ、おれが、してほしいってゆわんでも、むりやりにでも、することや」
そういいながら、良夫は、あっこちゃんの頭の後ろへ手をおき、お口におちんぽ咥えさせ、そのまま、口のなかへ、亀頭と陰茎を、咥えさせ、挿しこますのでした。

     

-11-

風水ホテルの恥部屋。お風呂は和風つくりで、ヒノキ材でつくってあります。あっこちゃんも良夫も全裸です。白肌で、ぽっちゃりとやわらかい、あっこちゃんのからだです。それにくらべてたくましい、スポーツ選手のような良夫のからだ。
「ほうらぁ、亜希子ぉ、ぶちゅぶちゅ、なめろ!」
「はぁ、ああん、おっきい、おっきいぃ」
お湯のなかに下半身をつけたまま、ヘリに座った良夫のおちんぽを、握るあっこちゃん。男の人の勃起しているおちんぽを、ナマで、真近で見るのは初めてです。ちらちら、されているとこで、見るのと違って、リアルです。めっちゃリアルです。
「ほうら、おまえ、へたくそやなぁ、ふぇらっちお、したことないんか」
あっこちゃん、そりゃあ、未経験に近いというよか、進んでするのは未経験です。

「ほんならぁ、おしえたるから、これから、たっぷりおれを、よろこばせるんやぜ」
「ううん、ああん、そんなぁ、ゆうてもぉ、うち、でけへんかもぉ」
なんかしら、あっこちゃんの気持ち、かなりリラックスしています。さっき、いっかい、アクメへ昇らせられたから、羞恥心も少しは和らいだ感じのあっこちゃんです。まだ、慣れた恋人どうし、とゆうほどでわないけれど、その気になってきているあっこちゃんなのです。
「ほうら、さいしょにぃ、ここ、亀頭ってゆんやけど、ゆうてみ、亜希子ぉ」
「ええっ、これっ、ここっ、ここのことぉ、ああん、ちんぽちゃうん、きとう、ってゆうん、きとう」
「そうや、これから、亀頭ってゆうんやで!」
あっこちゃん、そういわれながら、頭を持たれて、おちんぽ、お口へ挿しこむように仕向けられます。

「ほうら、亀頭を口にいれたら、舌で、亀頭のねもと、舐めるんや」
「うううっ、ううん、なめるぅ、なめるのん、ね」
「ちゃう、舌の先で、カリ首ってゆうんや、ゆうてみ、亜希子、カリ首って」
「ああん、舌の先で、かりくびをなめる、かりくびを、な、め、るぅ」
いったんお口からおちんぽ抜きとり、そうして、亀頭のねもとを裏から、表へ、舌の先を使って、ぺろぺろ、なめさせられるあっこちゃん。
「そうや、それからな、陰茎、竿のことや、陰茎、ここ握って、しごくんや」
「ううん、はぁああ、ここ、いんけい、いんけい、にぎって、しごく、しごくってぇ」
「しごくって、こうして、にぎって、ほら、うえへ、したへ、手をうごかすんやぁ」
勃起のおちんぽ目の前にされて、あっこちゃん、良夫からテクニックを教えられているんです。

     

-12-

ラブホのお風呂場で、ふぇらっちおのやりかたレッスンをうけるあっこちゃん。男の人の勃起しているおちんぽを、目の前で、はっきり見るのが初めてなので、良夫をよろこばせる要領が、わからないからです。
「だからぁ、口の中で、舌をつかうんや」
「ううん、した、つかうってゆうてもぉ」
「そうや、唇でぱっくり咥えて、口の中空洞にして、舌でなめる」
良夫がゆうとおりにしようとおもうけど、そんなん、でけへん、でけへんです。あっこちゃん、がっこうで、お勉強はでけるほうですけど、要領わるいとこあるから、それに、セックスかって、おくて、なんやから、しやないでしょ。二十歳になって、なんかしら、良夫にいいよられて、なんかしら、気持ちが、揺らいできて、セックス調教やゆわれて、縛られたてバイブレーターで逝かされたあと、お風呂で、ふぇらっちお。

「ほうら、亜希子、おまえのおめこ、みせてみ」
まだおちんぽ、お口にほおばっているのに、良夫が、あっこちゃんのんを見るってゆうんです。
「ほらぁ、亜希子、立って、後ろ向いて、足、開くんや」
湯ぶねのなかで立ちあがり、壁にむかって、背中を良夫に見せるあっこちゃん。そうして、足を開き、からだを落とし、お尻を突きだすようにされるあっこちゃんです。
「ええか、亜希子、おとこは、見たいんや、奥の奥まで、なっ」
「はぁああ、みたいって、おくのおくって、どうしてみるん」
「あほ、見たい欲望や、奥までみえるわけ、ないやろ」
あっこちゃん、良夫にお尻をむけて、足をひらかされて、お股の真ん中、後ろから見られているんです。
「どうしてほしいんや、亜希子、ゆうてみ」
良夫は、意地悪です。あっこちゃんに、してほしいこと、ゆわせようとしているんです。でも、二十歳の学生、おくてのあっこちゃんに、そんなことゆえるわけがないじゃないですか。

「そんなぁ、うち、そんなことぉ、ゆえへん、ああん、そんなぁ」
あっこちゃんの羞恥にみちた顔は、壁に向けているから見えないけれど、声の質は、羞恥心そのもの。良夫は、敏感に、あっこちゃんのこころを読み取っているんです。
「そうかい、ゆえへんのやったら、おれの好きにやったらええんやな」
良夫に、そうゆわれて、あっこちゃん、なにも答えられないんです。八の字にひろげた太ももを、もじもじさせるあっこちゃんです。
「ほんなら、亜希子、指と舌で、おめこくちゅくちゅ、してやるぜ、ナマはそのあとや!」
湯ぶねの縁に座った良夫が、勃起おちんぽピンピン立てて、あっこちゃんの後ろから、まづは指と舌で責めあげるとゆううのです。

     

-13-

四角いヒノキのお風呂で、腰までをお湯につけ、手を縁について膝立てたままの開脚。お尻を持ち上げ、お股が丸見えで、うしろから、良夫が、指と唇と舌で、あっこちゃんを弄ります。あっこちゃん、お顔を下へ向けていて、良夫の腰の勃起おちんぽ、丸見えです。でも、ああ、握ることはできても、お口に入れることはでけないです。
「ほんならぁ、亜希子ぉ、ええか、おっぱいなぶりと、おめこなぶり、いっしょやぞ!」
「はぁあ、ああん、やわらかくしてねぇ、きついのしたら、あかんしね」
良夫は、あっこちゃんのお尻と太ももの間へ、顔をぴったしくっつけてしまいます。そうして、右の手、左の手、あっこちゃんの腰からまわして、下向いたおっぱいへ、手のひらをあてがいます。
「うううっ、わぁあ、ああん、ああっ、はぁああん」
うずうずっ、ぶちゅぶちゅっ、良夫の唇と舌が、突きだしたお尻から太ももへ別れる真ん中を、舐めまわします。なめまわしながら、手のひらに包んだ乳房を、ゆさゆさ揺すります。

あっこちゃん、膝がガクガク、太ももウズウズ、膝と太もも、閉じようとしてしまいます。後ろから、良夫に顔をぴったしあてられ、唇でこすられながら、インシンつままれ、舌で割れ目の内側を、じゅるじゅる、舐められちゃいます。
「ああん、だめ、ああ、だめ、だめですぅ」
乳房がゆさゆさ揺すられて、チツのまわりを舐めまわされて、からだの奥が、からだの芯が、ああん、得体の知れない虫たちが、奥を、芯を、めがけて、にゅるにゅる。あっこちゃん、舌先をだけ挿しこまれていて、もっと奥が、むずいです。
「ふふん、亜希子ぉ、感じてる、感じてるけど、このままじゃあ、イケないよなぁ」
「はぁ、ああん、うち、ああん、ベッドで、して、ほしい」
あっこちゃん、お風呂で、バック攻め、からだを支えているだけで、快感が逃げてしまう感じです。
でも、良夫の魂胆、そうしてたっぷり、その気にさせて、とろとろにしていく調教なのです。

「ほんならぁ、亜希子ぉ、ゆびで、してやるよ、ナマわ、それからや」
良夫は、湯ぶねの縁から立ちあがり、足をお湯につけたままです。あっこちゃんは、湯ぶねの縁に手を置き、足を開いて立ててお尻をもちあげ、うつむいたままです。
「ふふっ、おれのちんぽ、咥えさしてやろか、亜希子」
立ったまま四つん這いあっこちゃんの横に立った、良夫が言います。良夫もあっこちゃんも、もちろん全裸で、お風呂のなかです。良夫は、あっこちゃんの左腕を持ち上げ、右手は縁へ置かせたまま、あっこちゃんを半分起こし、そうして勃起おちんぽ、咥えさせます。良夫は、あっこちゃんにおちんぽ咥えさせながら、右手の指で、おめこなぶりを、してしていくのです。
「ふふん、亜希子ぉ、手つかわんと、口だけで、ちんぽ、ころがすんやぞ」
ぎゅっと腰を突き出した良夫。そうしてあっこちゃん、開けた太もも、お尻の割れ目した、お股の真ん中へ、指を二本、中指と人差し指の腹を上向けられて、秘密の壺へ挿し入れられていくのです。

     

-14-

右足をお湯につけたまま、左の足裏を湯ぶねの縁へ持ち上げられて、右手で壁面の取っ手を握り、良夫に左の腕を持ち上げられて、あっこちゃん、良夫のおちんぽ、ぶちゅぶちゅ、ふぇらちお、させられながら、お股の真ん中、チツのなか、お指を二本挿しいれられ、ぐりぐり、チツ襞を擦られて、からだの中をかき混ぜられるんです。
「亜希子ぉ、よろこべ、ふぇらして、なぶられて、ええ感じやろ、どうやぁ」
湯ぶねのなかに立ったままの良夫が、あっこちゃんを、翻弄しながら、にやにや顔でつぶやきます。
「うううっ、うう、うう、うううっ」
ぶすん、じゅるん、じゅるじゅるん、あっこちゃん、ぶっとい勃起おちんぽ、お口に含み挿しこんで、ぶっちゅ、ぶっちゅ、べろべろ、ぺろぺろ、ぶっとおちんぽ、お口だけで顔を引いたり近づけたり、お口で良夫のおちんぽ、しごいています。

「ううううっ、うう、ううっ」
けっこうきつい姿勢で、ふぇらっちおしながら、雄犬が、おしこするときのスタイルで、ぱっくり開かされたお股の真ん中。そこへ二本のお指が、ぶっすり挿しこまれて、抜き挿しでわなくて、ぐりぐり、ぐりぐり、チツ襞をなぶられているんです。
「ううううっ、ううっ、ふううううっ」
あっこちゃん、じゅるんじゅるん、チツの襞をなぶられ、こすられ、押しこまれ、じんじん、づんづん、快感を注ぎこまれているんです。
「ほうらぁ、亜希子ぉ、じゅるじゅる、ほうら、卑猥やなぁ、べっちゃり汁がでてきたぜ!」
腰を突き出し、あっこちゃんにフェラさせながら、チツのなか、お指、挿しいれたまま、ぐじゃぐじゃ、良夫が満足げに、いいます。

「ううわぁ、ああ、あああっ」
良夫の腰が、すっぽんと引かれて、あっこちゃんが咥えてた良夫のモノが、抜きとられます。でも、あっこちゃん、チツへ挿しこまれたお指は、そのまま、ぐちゅぐちゅです。
「ほうら、亜希子ぉ、イッテしまうかい、ははっ、イケイケ」
お指が、二本から三本になって、陰毛の上へ手のひら置かれ、三本の指が挿入せられて、ぐいぐい、刺激を、あたえられていきます。
「うううわぁ、ああん、ああ、ああ、だめだめ、ああっ」
「いけいけ、いってええんやぜ、亜希子ぉ、イケイケぇ」
良夫の右手の三本が、あっこちゃんのお股の真ん中を、翻弄しています。すっごいスピード、早いスピード、そのまま、あっこちゃん、アクメを迎えていかされます。
「ううううわぁ、ああ、ああ、ああああああ〜〜!」
びしゃびしゃ、お小水が飛び出して、ついに、あっこちゃん、お風呂のなかで、アクメを迎えさせられちゃったのです。

     



























































































































































































































































































































































































































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