愛のとき(3)-1-

 1〜8 2009.4.20〜2009.5.1

     

-1-

「だめ、ああん、だめ、だめってばぁ」
良夫に、責められているあっこちゃんです。
「おおらぁ、鏡、見てみろ、じぶんのすがた、めす猫だよなぁ、亜希子!」
後ろ手にきっちり縛られ、おっぱいの上と下に紐が巻かれて、素っ裸のあっこちゃん。後ろ手に括られた紐は、天井から降りたフックに留められ、少し膝を折ることができるくらいの立ち姿です。
「おまえは、おれの、もちもんなんやから、なあ、亜希子!」
「ああん、ゆるして、もう、かんにんしてぇ、ほどいてぇ」
屈辱のすがたをビデオに撮られ、学生仲間に売りさばかれているあっこちゃん。勇気をだして、訴えてもいいものを、恥ずかしいからといって、いいなりになっているんです。

「ふふ、ええかっこうや、おれのこと、好きになってるんやろ!」
「ああん、そんなん、きらい、良夫なんか、だいっきらい」
そうわいいながらも、あっこちゃんのこころは、良夫の傲慢さとか、押しの強さとかに、ひょっとしたら好きになってるのかも知れないんです。
「おれのゆうとおりに、してたら、満足するぜ、亜希子!」
今日の夜は、良夫ひとりです。祇園の片隅にある風水ホテルの一室へ、あっこちゃん、連れ込まれてきたんです。風水ホテルは、SMができるラブホテルです。
「おれ、亜希子を、めいっぱいよろこばせて、何回でも、イカセたるから、なっ!」
あっこちゃんが連れてこられたのは、初めてですけど、良夫は、これまでにも、何人もの女の子を、連れ込んできているみたいなんです。

後ろ手に縛られて、天井からつられた格好のまま、立ち姿のあっこちゃん。素っ裸にされてしまって、抵抗するまでもなく、縛られてしまったんです。いいえ、あっこちゃんの心の中で、こんなこと、されること、期待してる。
「ほんなら、さいしょわ、バイブ責めや、ええなぁ」
良夫が手にしているのは、バイブレーターの根元に紐が巻かれたシロモノ。ええ、バイブレーター付紐パンティとでもいったらええんやと思います。バイブレーターの根元に、紐が四本。前から二本、お尻へ二本、腰へまわして横で括りつけて、紐パンティにしちゃうんです。
「ほうら、このまま、ぶっすん、入れ込むんや、まだ、濡れてへんかもなぁ」
良夫が、後ろ手縛りで立ったままのあっこちゃんへ、足をひろげさせ、バイブレーターを挿しこみはじめ、半分ほど挿し終えたところで、紐を、前に二本、お尻へ二本、引き上げ結わえてあるとこから左右へひろげ、腰で留めてしまいます。

     

-2-

紐のパンティ。バイブレーターか取りつけられた紐パンティ。あっこちゃんは、このバイブレーター付き紐パンティを穿かされているんです。
「ふふん、亜希子、おもいっきり、よろこばせたるからな、覚悟しとけよ!」
後ろ手に縛られているあっこちゃん。紐の余りを天井へ、引き上げられて、括られて、立ったままのあっこちゃん。バイブレーターがお股の真ん中へ、ぶっすり挿しこまれ、紐で固定されてしまったあっこちゃん。
「ふふっ、乳房、亜希子の乳房、つるつる、ええ硬さに、なってきてるわ!」
おっぱいの上下に、紐がかけられ、ぷっくん膨れたあがったおっぱいを、良夫が揉みながら、ゆうんです。
「亜希子の乳房、ぷりぷり、ほら、乳首とチツといっしょに刺激ってのも、ふふっ、ええやろなぁ」
紐パンティを穿かされて、バイブレーターがチツに挿しこまれているあっこちゃん。おっぱいの、皮膚がぴりっと張っていて、ぷっくら盛り上がりをスソから、ぷるんぷるん、なおも揺すっている良夫です。
「ああん、やめて、だめ、ああん、ゆるしてぇ」
まだ、バイブレーターのスイッチも入れられていないのに、あっこちゃん、すっかり感じだしてきています。

乳房をゆすられ、乳首をぴんぴんはねられて、ぴりんぴりん、細い刺激が、ピリピリ、からだのおくへ伝わってきて、ムズムズしてくるあっこちゃん。そこへバイブレーターのスイッチが、入れられちゃいます。
「ほんならぁ、亜希子、ええか、バイブのスイッチ、ほうらぁ!」
「ううわぁ、ああ、ああっ!」
ぶぶぶぶっ、鈍い振動音がはっせられて、バイブレーターが、くねくね、ぶるぶる、動きだします。
「はぁああ、ああ、ああっ、だめ、ああん、だめぇ〜」
「ははっ、感じろ、感じろ、亜希子っ、感じろっ!」
ぶぶぶぶっ、あっこちゃんのお股の奥で、バイブレーターが動いているんです。
「ああん、だめ、だめ、ああ、ああ、ああっ、あああ〜ん」
「ほらほら、乳首を、ほら、ピンピン、どうや、亜希子ぉ」
ぶぶぶぶっ、びびびびっ、くねくねっ、お股の真ん中でうごめくバイブ。あっこちゃん、びんびん、じんじん、鈍い刺激がからだの奥で、づしんづしんと、感じています。

ゆっくり、弱いくねりと振動をかなでているバイブレーター。きっちり挿しこまれて、紐で固定されているバイブレーター。あっこちゃんのからだから、抜け出ることができないバイブレーターです。
「ふふん、山野ぉ、亜希子ぉ、がっこうでやってみたいねぇ、教室でよ!」
「ああん、だめ、ああ、だめ、すいっち、ああ、ああ、だめぇ」
ずんずん、刺激が溜ってきて、あっこちゃん、ひいひい、はあはあの状態です。ぴんぴんと乳首をはねられ、指で乳首をつままれ揉まれ、そうして、バイブレーターで、からだの芯を、づんづん、ぶじゅぶじゅ、刺激されているんです。
「ふふっ、ほんならぁ、切ってやるぜ、ほうらぁ」
良夫は、あっこちゃんが昇りそうになるまえに、バイブレーターのスイッチを切ります。びびいび、ぶるぶるぶるぶる、動きが止まったバイブレーター。あこちゃん、はぁあ、はぁあ、深呼吸をしちゃいます。

     

-3-

風水ホテルの恥部屋で、良夫に調教されるあっこちゃん。すっぱだか、手首をかさねて、背中で括られ、おっぱいのうえとしたへ紐が巻きつけられ、肩からおろした紐で、おっぱいが絞りだされて、乳首がつんつん。そうして座りこめないように、天井から降ろしたフックに、紐を巻きつけてあるんです。
「ほうら、亜希子、うれしいんやろ、どうなんや?!」
バイブレーターがつけられた紐パンティを穿かされて、きっちりお股の真ん中へ、挿しこまれているあっこちゃん。いっかいめのバイブ駆動がおえられて、すでにびちょり濡れています、はたちの大学生あっこちゃん。
「ほうら、ほうら、山野ぉ、鏡、見てみろ、おまえ、腰、細いじゃん」
きっちり縛られた胸元と腰回りです。バストがふくらみ、ウエストがすぼまり、ヒップがまあるく膨らんでいます。

バイブレーターが挿入されたまま。でも、動かされないかぎり、あっこちゃんが悶えなくこともありません。風水ホテルの恥部屋は、和室の四畳半です。襖のむこうがベッドルームです。壁には、大きな鏡がはめられ、全身を映しだしています。
「ううわぁあ、ああん、見たくない、みたくないわよぉ」
立ち姿で縛られた後ろから、良夫に抱きつかれ、顔を正面へむけさせられて、あっこちゃん。鏡から、顔をそむけようとしています。
「ははっ、よくみてみろよ、じぶんの姿やぜ、さすが美貌の山野亜希子やん、きれいやろ、きれいなラインやろ」
「いや、いや、こんなの、うち、みとうない・・・・」
後ろから抱きつかれているあっこちゃん。うしろからまわされた手の指で、双方の乳房を、スソからもちあげられて、ぷるんぷるんと揺すられて、ああ、とっても恥ずかしい、羞恥心で満たされるあっこちゃんです。

「ああん、だめ、だめ、ああ、ああっ!」
揺すられながら、乳首をピンピンっとはねられて、あっこちゃん、ぴんぴん刺激で、ああっ、ああっと、お声を洩らしちゃいます。バイブがつけられた紐パンティの腰をぴったしくっつけて、ああ、太もも、もじもじ、膝ががくがく、大学生のあっこちゃん。良夫に快感開発調教を、ほどこされているところです。
「ほうら、山野ぉ、学校で、教室で、こんなの実演しちゃうかなぁ」
「ああん、やめて、そんなんしたらぁ」
「はは、大教室の教壇で、ふふっ、実演、計画しようかなぁ、ははっ」
鏡に映った裸体のあっこちゃん。後ろ手に縛られ、きっちり胸と腰に紐が掛けられているんです。それに、バイブレーターがうごめきだすと、あっこちゃんの悶えなきが、始まるんです。
「ああ、ああ、ああっ、だめ、だめぇ」
ぶぶぶぶっ、くねくね、くねくねっ、バイブレーターのスイッチが入れられて、あっこちゃんの甘いお声が、恥部屋を、満たせていくんです。

     

-4-

「ほうら、亜希子ぉ、悶えてみろ!」
良夫が手にしたバイブレーターのスイッチがオンにされます。
「ううわぁ、ああ、ああ、ああっ、はぁあ、はぁあ、ああん」
ぶぶぶぶっ、ぶぶぶぶっ、くねくねっとバイブレーターがうごめきだして、あっこちゃんの表情が、苦痛とも快感ともつかない、喘ぐお顔になっちゃいます。すっごく、びんびん、からだのなかがうごめく感じ。あっこちゃん、ただただ、はあはあ、ひいひい、お声をあげていくんです。
「ほうら、ええ顔や、ええ声や、すてきやねぇ、山野ぉ亜っ希子ぉお、最高やでぇ!」
良夫の声が、あっこちゃんを、ますます萌えさせます。四畳半の恥部屋で、全裸にされ、きっちり後ろ手縛りにされていて、天井からのフックに留められているあっこちゃん。バイブレーター付の紐パンティを穿かされて、そのバイブレーターが、動き出しているんです。

拘束されて、立ったまま、そのうえでバイブレーターをうごかされると、あっこちゃん、からだが狂ってしまう感じで、悶え喘ぐしかないんです。からだのなか、それもお股の真ん中の、奥深くを、えぐられていく刺激です。
「ほうらぁ、ほうらぁ、ははっ、美貌の山野亜希子さん、大学一のアイドルさん!」
「ああん、だめ、ああっ、ああっ、ああっ、あああ〜ああん!」
「ふふ、ええ声やぁ、いいねぇ、すっげぇ、山野ぉ、べちゃべちゃやぜ!」
ぶぶぶぶっ、くねくねくねっ、バイブレーターがうごめいて、あっこちゃん、とろとろと、お汁をたらしてきます。
「うううっわぁあ、ああ、ひぃい、いいいいっ、いいっ、ああ、ああっ、ひぃいいっ!」
じんじんの悶え呻く声です。じわじわ、とろとろ、後ろ手縛りで全裸の立ち姿です。壁に張られた大きな鏡に、みだらな姿を映しているあっこちゃん。

「もうちょい、ふふっ、ぎりぎりまで、のぼるんだぜ!」
「はぁ、あああ、だめ、だめ、う、う、うち、ああ、ああっ、だめぇ〜!」
太ももをすりよせ、腰をくねらせ、顔をあげたりさげたり、悶えうつあっこちゃん。
「おおっと、ここで、すいっちオフやぁ!」
白い肌がピクピクと痙攣し出して、太ももをぴったし、そうしてぱっくり開き、悶えうっていたあっこちゃん。バイブレーターのスイッチが止められ、昇ってしまう寸前で、ふうふう、はあはあ、ふかぁい深呼吸です。
「はぁ、ああ、はぁはぁ、はぁ、はぁ、はぁあ」
はあはあ、すううすううと息の音、あっこちゃん放心じょうたいで洩らしています。それから、ちょっと、気持ちにゆとりが、戻ってきます。
「ああ、もう、ゆるして、ゆるしてください・・・・」
あっこちゃんの、哀願、ふうふうの哀願、でも、ほんのり、うっとり顔のあっこちゃんです。

     

-5-

学校で顔見知りだった良夫に、いつの間にかつき合わされ、ラブホテルへ連れてこられて、SM、責められている、ふうふうのあっこちゃんです。風水ホテルの恥部屋へ連れてこられたのは初めて。きっちり縛られ、バイブレーターで責められるのは、初めて。
「ふふん、山野ぉ、好きになりそうやろ、おれのテクニック、ええ、どうや?!」
四畳半の畳の間。目の前に大きな鏡に映された、あっこちゃんの羞恥、縛りすがた。良夫が持ち出してきたのは、小さな椅子、高さは30cm、立ち姿のあっこちゃんへ、片足を乗せさせ、お股を開かせておこうとゆうのです。
「どうするの、こんな、椅子、ああん、なによぉ」
あっこちゃんの、紅潮しているお顔が、ますます、恥じらいに満ちていきます。
椅子の真ん中がくりぬかれていて、にょっきり、ほんものそっくりのおちんぽが、突っ立ってるんです。

「ふふっ、まだまだ、バイブ責めやけど、つぎは、これをつかってやるから、なっ」
良夫は、そんなこといいながら、あっこちゃんの右足を持ち上げ、椅子の真ん中、おちんぽの横へ置かせます。
「ああん、だめ、ああ、こんなの、恥ずかしい・・・・」
きっちり閉じていたお股が、片足を、30cmの椅子に乗せることで、開かれてしまうんです。ええ、紐パンティのバイブレーターが挿しこまれたままの、お股が、丸見えにされちゃったんです。
「ふふん、ええ格好や、鏡、見てみろ、山野ぉ、美人さま、お股が丸見えでござるぅ」
良夫が、あっこちゃんのお尻の方から手を入れ、紐パンティに結えられたバイブレーターの根っこを、握っていいます。
「ああん、だめ、だめ、だめですぅ」
良夫が、紐パンティのバイブを、ぎゅっと抜きにかかります。

抜くといっても抜けるわけがないバイブレーター。きっちり紐パンティを穿かされているけれど、腰紐は、ウエストのくびれへ食い込みながら、チツに挿入されているバイブレーターが、半分ほど抜け出てきて、良夫が手を離すと、ぬるぬるっと、チツへはまりこんでいきます。
「ふふん、山野ぉ、ええやろ、ええ感じやろ、バイブの、スイッチ、入れんでも、ええしごとしよるんやぜ!」
ぶっちゅ、ぶっちゅ、すでにとろとろ状態の、あっこちゃんです。30cm椅子に右足おいて、ひろがったお股の真ん中を、ぐりっぐりっと責められます。立ったまま、後ろ手縛りで、おっぱいピンピン。良夫は、あっこちゃんの後ろから、あっこちゃんの姿を、鏡にきっちり映しだし、おっぱいぴんぴん、お股をぐりぐり、責めだしているんです。
「ひぃいい、いいやぁあ、ああん、ああん、だめ、だめ、ああん、だめぇ・・・・」
あっこちゃん、ぶっちゅん、びっちゃん、張った乳房の先っちょ、乳首をピンピンはねられながら、バイブレーター、ぶちょぶちょ、抜き挿しされているんです。

     

-6-

スイッチ切ったまま、ぶちゅぶちゅ、抜き挿しされて、はぁはぁ、になっているあっこちゃん。手を後ろで括られて、おっぱいを締めあげられてぷりぷりにされているあっこちゃん。ああ、紐パンティがきっちり腰に食い込み、バイブレーターが、出たり入ったり、良夫に局所を責められているあっこちゃん。
「ああん、あかん、あかん、もう、あかん、ゆるしてくださいぃ」
「ははん、亜希子、とろとろ汁、いっぱい、出すんや、ほうらぁ」
ゆっくり抜いて、ぶすっ、いっきにバイブレーターを挿しこまれるあっこちゃん。
「ううっわぁ、ああ、ああ、あかん、ああ、だめ、あかん」
「ふふ、もっと、もっと、なけ、なけ、亜希子ぉ」
右足を30cmの椅子にあげ、お股がひろげられているあっこちゃん。

立ってられなくて、倒れ込みそうになるあっこちゃん。後ろ手縛りの紐端が、天井からのフックに留められているから、崩れはしません。でも、ふうふうのあっこちゃん。立ってられなくて、足ががくがく、痙攣しだして、良夫が、あっこちゃんを抱きます。
「ほうら、亜希子、おれ、好きなんや、亜希子が好きなんや」
後ろから、抱くとは言っても、おっぱいを揉む格好で、バイブレーターの根元をもって、ぐりぐりしながら、あっこちゃんを好きだと言います。
「はぁ、ああん、良夫さん、だめ、もう、ゆるしてください」
あっこちゃんとしても、何かしら、愛情とはいわないとしても、感じる気持ちが出てきています。
「おれ、亜希子を、めちゃめちゃにしてやりてえんだよ!」
「ああん、ゆるして、これいじょう、したら、うち、いってしまうぅ、ゆるして、くださいぃっ」
壁の大きな鏡に、羞恥の姿を映されて、後ろから、抱き締められているあっこちゃんです。

良夫のねちねちのやり口は、あっこちゃんを、とろとろにしてしまいます。30cmの椅子の上へ片足を置いたまま、バイブレーターのスイッチが、ふたたび入れられます。
「はぁ、ああ、ああっ、だめ、あかん、ああ、ああっ、あかん・・・・」
びびびびっ、くねくねくねっ、ゆっくりくねくね、バイブレーターが、あっこちゃんの内部で、うごめいてきます。あっこちゃん、刺激で、びんびん、からだの芯が萌えだして、からだが内部崩壊してきます。
「ふふ、ええ声や、山野ぉ、ふふ、学校で、つんつんしてるよなぁ」
「ああ、だめ、はぁああ、ああ、だめぇ、あかん、ゆるしてぇ」
あっこちゃんのお声が、甲高く、恥部屋に満ちていきます。でも、良夫から、執拗にもあっこちゃんが、ねちねちと、責め続けられます。
「ふふ、ほうら、ほうら、もうちょっとで、スイッチ、ふふっ、切ってやるぜ!」
あっこちゃんの息使いがあらくなって、ヒイヒイ、ハアハア、アクメを迎える寸前まで、昇らされてしまいます。

     

-7-

「ああああ〜ああっ、ひやぁああ〜ああっ!」
あっこちゃんの声が、喜悦の極みになって、バイブレーターのスイッチが、切られます。くねくね、ぶぶぶっ、あっこちゃんを喜悦責めしていた快感が、静かになって、ふうふう、はあはあ、息使いが落ち着きだして、ふうううう、はぁああああ、深呼吸になります。
「ふふん、山野ぉ亜希子ぉ、ええやろ、ええっ、最高やろ、ふふっ!」
良夫は、あっこちゃんのからだが、静まっていくのみながら、問いかけます。立ったまま、右足を椅子に乗せ、紐パンティにバイブをつけられ、喜悦のふちをさまよわされているあっこちゃん。
「はぁ、ああん、もう、いかしてぇ、いかしてほしい、もう、だめぇ」
「かわいいことゆじゃん、山野ぉ、すっげえ、ぬらしてるじゃん、べちゃべちゃじゃん!」
お股へ手をあて、バイブレーターのまわりをまさぐる良夫。

べっとり濡れているあっこちゃんのお股。バイブレーターの動きで、汲み出された卑猥なお汁なんです。
「ええからだ、山野のからだ、すっげえなぁ」
良夫が、あっこちゃんの乳房を、撫ぜながらいいます。後ろ手に括られて、胸の上下を紐でしぼりあげられているあっこちゃん。快感で、ぷりぷりになっている乳房。
「ほぉらぁ、ぷりぷり、すっげえよ、ほぉらぁ、ぷりぷりっ」
ぴいんと突っ立った乳首を指にはさみ、、揉み出す良夫です。
「はぁ、ああん、だめ、だめ、さきっちょ、ああ、感じるぅううっ!」
のどけって、良夫の指先に反応するあっこちゃん。ピリピリ、乳首から、からだの芯へ注入される快感です。

「ふふっ、山野ぉ、もっともっと、よろこばせて、やるからなっ!」
恥部屋、大きな鏡に映された大学生あっこちゃんの恥恥すがた。バイブレーターのスイッチが、再度入れられちゃいます。
「ああっ、だめ、ああっ、ああ、ああっ」
ぶぶぶぶっ、くねくね、くねくね、バイブレーターがうごめきだして、あっこちゃん、またもや快感に翻弄されだします。
「いいぞ、いいぞ、山野ぉ、その顔、その顔、たまんねぇよ、すっごく可愛いぃっす!」
「だめ、だめ、やめて、もう、あかん、いくいく、だめぇ!」
手腕を縛られたまま、バイブを、抜けないように括られたまま、ぐいぐい、刺激を注ぎこまれるあっこちゃん。もう、恥ずかしさとかを越えてしまって、ただただ、快感とのたたかい。昇りそうになると、降ろされる。イキそうになった寸前でストップされちゃう、苦痛に似た快感です。あっこちゃんへの責めはまだまだ続きます。あっこちゃんが喜悦のあまり気を失うまで。

     

-8-

良夫が手にしたバイブレーターのスイッチで、あっこちゃん、はあはあ、ひいひい、アクメ寸前まで昇らされては、小休止させられています。あっこちゃん、こんな感じ方、初めてです。ひいひい、はあはあ、すっごく、気持ちいいのか、まどろっこしいのか、アクメへ昇る寸前で止められちゃっています。
「「ふふっ、山野ぉ、ええんやろ、ええ気持なんやろ、そうなんやろ!」
「はぁ、ああん、そんなん、ちゃぅう、ううわぁ、ああっ、ああん」
止まっていたバイブレーターが、うごめきだして、あっこちゃんの呻く声が洩れます。そうして二秒か三秒、びびびびっ、くねくね、くねくねっ、動かされて、ストップさせられます。そのつど、あっこちゃんの喜悦が起こり、さめてしまう繰り返しです。もう、とっても、じゅるじゅる、あっこちゃん、喜悦のなかで卑猥な蜜が、とろとろっ、とろとろっと垂れだしてきています。

「山野ぉ、すっげえなぁ、おまえ、すっげえ女やで、めっちゃ美しくなるんや!」
後ろ手縛りでつるされて、右足を椅子に乗せているあっこちゃん。紐パンティに括られたバイブレーターは、きっちりお股の真ん中です。
「はぁ、ああ、もう、だめ、いかせて、いかせてください、おねがい・・・・」
喜悦の限界に挑まされているあっこちゃん。もう、限界、とってもいい気持ちの限界です。
「ふふ、そおやなぁ、さいごわ、おれが、するんやぜ、わかってるやろ!」
裸になってる良夫が、あっこちゃんの前へまわります。そうして、自分でおちんぽ、しごきながら、あっこちゃんの腰紐を、外しにかかります。
「バイブ、外して、おれのナマで、したるからなっ」
腰の紐が解かれ、埋め込まれているバイブレーターが外されていくあっこちゃんです。

良夫が、あっこちゃんへ挿入する体位を、なんてゆうんでしょうか。後ろ手に括りあげたまま、片膝を持ち上げ、そうして斜め下から、挿入していくんです。
「ほうら、山野亜希子ぉ、鏡ぃ、よう見てろ、入れてやるぜ、最後までいくんやぞ!」
勃起している良夫のおちんぽ。腰を突き出す良夫。そそり立つ感じで、つんつんのおちんぽ。良夫は、あっこちゃんの持ち上げひろげさせたお股へ、その先っちょをあてがい、ぶっすり、挿入していきます。
「ううわぁ、ああん、だめ、だめ、ああん、だめ、だめ、ああん」
「ふふん、山野ぉ、ほらぁ、入ってくぜ、すっげえ、締まるぅ、ううっ」
腰を突き上げるようにして、ぶっすん、挿しこんでしまった良夫。あっこちゃん、右足上げられ、左だけの一本足で立ったまま、上半身をきっちり後ろ手括られたまま、ひいひい、最後の最後、啼かされてゆくんです。

     

この章おわり

































































































































































































































































































































































































































































































































































































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