留美ちゃん
 2007.2.22〜2007.3.24

     

まえがき

ヒトの心のなかを占めるおおきな要素がえろす領域だと考えています。
えろすとは、生きるための性にまるわるからだと感情です。
からだが生きるためには、食べることが必須条件です。
それと同じように、えろすの補給が必要だと思います。
食べることとえろすのことが、生命を維持していくための、必須条件です。
ところがこのえろすってことが、隠されてきました。
何かと頭をもたげるえろすを、おもて社会から封印することを美徳としてきたのです。
日々の生活においても、アート生活においても、いつも外に置かれるえろすです。男と女の関心ごとは、いつも秘められたえろすです。

     

<留美と真一>

大島留美は今年の春、大学生になりました。ワンルームで一人暮らしを始めて三ヶ月が経った夏のことでした。学校は夏休み。留美の興味は先端ヴァーチャルアート。留美は文学部に在籍していて、美学を勉強したいと思っていました。留美は先日、19歳になったばかりです。留美自身は、二十歳まではまだ子供だと思っているのですが、大学院生の大蔵真一と知り合ったのが入学直後の5月祭。大蔵真一は美術部の先輩でした。

ここは京都です。古都にふさわしいものといえば、お寺の庭。留美が真一から二人だけで、最初に連れられていったのは清水寺でした。祇園の八坂神社から、観光コースになっている道を歩いて、坂を登っていったお寺が清水寺でした。北陸の田舎町に住んでいた留美にとって、京都は中学生のときから憧れを抱いていた町でした。大学へ進学するのに、留美は東京よりも京都を選びました。

京都の中心地、室町筋にあるワンルームマンションに、留美の部屋があります。一人暮らしの気楽さと、古都の風情に興味をもっていた留美です。大学1年の夏休み、美術部のミーティングで、先輩になる大蔵真一と顔を合わせたのです。ミーティングを終えて留美は、真一に誘われて街へでました。京都の街、繁華街は河原町です。三条から四条へ南北の通りをメインストリートとして、そのへん一帯が京都の繁華街です。

留美は真一と一緒に、新進作家の個展が開かれていた寺町通りにある画廊へいきました。真一は油絵を描いているのです。留美の興味は絵画ではなくて、メディアアートとかヴァーチャルアートでした。留美には、少し趣きが違ったけれど、絵画もまた嫌いではないアートでした。

     

画廊を出たのが夕方で、留美は真一と画廊のすぐ隣にある喫茶店へ入りました。京都は、なにかと老舗が多い町です。特に寺町には老舗が多くあります。留美が真一と入った喫茶店も、京都の老舗です。ちょっと古びた感じもする店内へ入るなり、珈琲の香りが漂ってきました。

「どぉお、この喫茶店、京都では一番か二番に古いんだって、昔だからミルクホールなんていってたのかな?」
真一には、レトロ趣味の傾向があります。油絵を描いてはいますが、大正から昭和の雰囲気が好きなのです。
「なんかしら古い喫茶店ですね、先輩の好みですよね、こんな雰囲気」
留美は、店内をぐるっと見回して、興味ありげに真一に訊ねるのでした。

先輩の大蔵真一と、こうして河原町へ来たのは、留美にとっては入学直後の清水寺散策以来のことでした。留美は真一を、感じの良い先輩だと感じています。高校卒業すたばかりの留美には、淡い恋心のようなものでした。でも、真一を男としての興味を持っていました。真一は、留美の美貌に興味を持っています。油絵のモデルにしたいとも思っています。美術部へ入ってきた女子学生のなかでは、素朴な野暮ったさを残している留美のその美貌が、真一の好みに合い、交感をもったのでした。

お互いに好感をもった男と女が、二人だけでいると、そこには愛の感情が芽生えだすようです。留美は一年生の19歳、真一は大学院にいる24歳。共に芸術を愛好するという共通項をもっているのです。留美と真一は、美術への興味の傾向は多少違っていましたが、話題には事欠きません。最初の出会いから三ヶ月が経って、初めての二人だけのデートがここにあったのです。

     

寺町の老舗の喫茶店で、留美は真一に似顔絵を描いてもらいました。真一は、さすがに油絵を描き続けている画家の卵だけあって、デッサン力は大したものでした。実物の留美よりもグラマラスな風貌で描かれた留美のデッサン。肩まで垂らした黒髪、ブラウスの胸もとの膨らみ、どことなくエロティックにさえ見える留美の似顔絵です。こうして喫茶店で約2時間近くを過ごした留美と真一です。それから喫茶店を出て、人通りが多くなった夕暮れ時の寺町を四条の方へと散策していくのでした。

初デートのお食事は洋食です。寺町の老舗の洋食レストランです。留美はトンカツとサラダ、真一はAランチ。留美は、真一と初めて一緒に食べるレストランです。まるで恋人同士のように、留美はルンルン気分で、ひと時を過ごしました。留美は、真一に恋心を持ってしまったようでした。心の隅で密かに、真一に抱きしめられたい!との想いが湧いてきます。

留美は高校二年生のときに、男の子とのキッス経験がありました。でも、それ以上にディープな経験にはならないまま、終わってしまいました。留美は最近、インターネットで、アダルトサイトを覗いたことがあります。18禁のアダルトサイトは、女の人の裸で満ち溢れています。そうしてリンクを手繰っていくと、SMサイトに入ってしまったのです。聞いたことはあったSMの世界です。女の人が縄で縛られている画像を見て、留美はとっても昂奮してしまったのです。留美はオナニーをしてしまう。大蔵真一は男です。留美は。真一もそんなサイトを見ているんやろか?と思うのでした。

「ねえ、大島クン、鴨川を散歩しようか、まだ時間あるんやろ?」
真一が、食事のあと、留美を誘ってきます。留美はもちろんOKです。ルンルン、夜の河原町。そうして恋人たちが行き交う鴨川の堤へ行くのです。真一は、自分のことを留美に話しだします。大蔵真一の家は、京都では名の知れた織物問屋で、真一は家業の跡取り息子なんだ、というのです。でも商売は嫌いだとも言うのです。資産はたんまりあるけれど、家業を継ぐ気持ちはないというのです。むしろ芸術に生きたいのだ、と留美に言うのでした。

     

四条大橋から降りた鴨川堤で、留美は真一と並んで腰を降ろします。夏物の薄い布地のフレアスカートの留美です。鴨川堤には、カップルが並んで、肩を寄せ合い、男の人が女の人の肩を抱いています。留美は、薄暗い鴨川堤の、抱き合う恋人同士の光景を見て、初めての真一とのデートだけどこんなことするんやろかと、ちょっと期待に、胸を躍らせるのでした。

「ボクは、こうした夜の鴨川って案外好きなんだけど、ど〜お、留美は・・・」
「はぁ、ああ、あのぉ〜、好き、好きになっちゃったです」
「ここではね、肩を寄せ合うのが決まりなんだって、だから留美とも・・・」
真一の腕が留美の肩に掛かってきます。そうして真一は、留美を抱き寄せてしまうのでした。ちょっと汗ばんでしまう留美は、抵抗もなく真一の胸元に寄りかかっていくのでした。

留美は夜の鴨川堤でロマンチックな感情に酔っています。尊敬して恋心を抱く先輩大蔵真一に、そっと肩を抱かれてしまって、うっとりと向こう側の夜景を見ています。街の喧騒がなくなり、水の流れるせせらぎの音が聞こえてきます。留美はもうすっかり、真一に恋してしまったのでした。

真一には、もちろん魂胆があります。魂胆の第一は、留美を油絵の裸体モデルにすることです。そうして第二には、大学1年生のルンルン美貌の持ち主留美を、好きなようにしたい、男としての自分の欲望を満たしたい、と思うのです。
「留美って、いい匂いだね、ふぅ〜っといい匂いがするねぇ」
「はぁ〜、先輩かて、なにかいい匂いです」
「こうしているとまるで恋人同士だね、留美・・・」
真一は、留美の肩を抱き寄せたまま、留美の唇に自分の唇を重ねていくのでした。

「ふう〜ん、あっ〜あ〜ん、ふぅう、はぁああぁ〜」
真一に重ねられた唇を、留美はこころなしか開いていきます。真一の舌先が留美の唇を割って入れられてきます。ディープキッス、留美は胸がワクワクしてくる感じで、ポ〜っと熱い感情が立ちのぼってくるのを覚えるのでした。

     

夜になった鴨川堤で、留美は真一に抱きしめられたまま、からだの力を抜いていきます。だらんと人形のように、真一に全てを任せるとでもいうように、留美はからだの力を抜いていったのです。
<ああ〜先輩、もっともっとつよく抱いて、ああ〜抱いてぇ〜>
留美は真一に抱かれて、ディープキッスを交わしたまま、うっとりとしてしまいます。留美の息使いがしだいに乱れてきて、真一がスカートの上から、太ももに手を置いていきます。そうして留美を抱き寄せ、お尻まわりを軽く撫ぜてやるのでした。

<ああ〜せんぱい、ああ〜なんかいい気持ち〜はぁあ、せんぱい〜>
「留美、いい匂い、甘い匂い、かわいいね、留美、オレ、留美が好きになったよ!」
「ああ〜先輩、わたし、ああ〜わたし、大蔵先輩が、好き、好きですぅ〜」
留美はそういって、真一にすがるように抱きついていくのでした。

「ああ〜ヒトに見られちゃう、先輩、ああ〜ヒトが見てるぅ〜」
鴨川堤を行き交う男たちが、チラチラとこちらを見ているのを、留美は意識しているのです。薄暗い鴨川堤やから顔の表情までは見えないとしても、見られていることには間違いないのです。見られていると思うと、留美の気持ちは落ち着かないのです。その点、真一は、川面へからだを向けていて、何知らぬ無頓着さで、留美を抱きしめ、キッスし、洋服のうえから愛撫しているのでした。

「ぅうん、留美、どうしたの、落ち着かないの?ちょっと場所を変えようか?」
真一が留美に、耳元で囁くようにいいます。真一としては、今夜のうちにラブホテルへ連れていくことをも、想定していたのです。それは成り行きといえば、成り行きです。祇園街にはラブホテルがあります。留美をそこへみちびいてやろうか、と真一は留美の対応を見て、それも可能だと感じて、欲望する気持ちが掻きたてられてくるのでした。濃厚なディープキッスを受け入れた留美。次第に留美の方から舌を絡ませてきた留美。甘い吐息を洩らしだした留美。洋服のうえからの愛撫だとはいえ、真一の手の動きに抵抗しなかった留美です。真一は、留美をあのホテルへ連れて行こうとだけ思ったのです。

     

祇園街のなかでも人通りが少ない暗い道の角に、ラブホテルがあります。真一が留美の処女をいただくときです。まだあどけなささえ残った大学1年生、19歳の留美です。まだ男関係を持ったことがないオクテともいえる留美です。留美は今夜が最初です。真一に肩を抱かれて入ったラブホテルの一室は、ダブルベッドが置かれてあって、小さなバスタブが透明ガラスの向こうにありました。

「ああ〜先輩〜ああ、わたし、こわい、ああ、恥ずかしい、ああ、ああ〜」
フレアスカートにブラウス服のまま抱かれた留美が、処女をささげる怖さに、ブルブルと小刻みに震えているのです。
「留美、だいじょうぶ、心配ないよ、いいね、ぼくにしたがっておいで」
「ぁあ、ああん、せんぱい、ああ、どうしよぅわたし、ああ〜」
留美の服装は清楚な透けたブラウスに生成りのフレアスカートです。真一は留美の裸になった姿を想像し、内心、たっぷたっぷのおっぱいを握ってやりたい、お股を濡らせてやり、ペニスを奥まで挿入してやりたい、と思っいるのです。

「いいかい留美、痛くったって我慢するんだよ、いいね」
「ぅうう、ああ、せんぱい、ああ、わたし、ああ、せんぱぃい〜」
真一は留美の背中を抱いたまま、キッスをしてやり、透けたブラウスのうえからブラに包まれた乳房のうえへと手を置いていくのでした。

留美のおっぱいはぷるぷるです。ブラウスを着て、ブラをつけているのに、真一の手の平の感触は、ぷるぷるではち切れそうなふくらみがわかります。ブラウスのボタンを外していきます。フレアスカートの腰から、ブラウスの裾を抜き取り、留美の胸をあらわにしてしまいます。薄いピンクのブラをつけた留美。19歳とは思えないふくよかなボディラインの留美。スカートのファスナーを降ろしてやり、フックを外すと、スカートがばらりと留美の足元へ落ちました。

     

「ふぅう、ふぅううっ、すぅう、すぅう、うっうう〜ん」
真一に抱かれた留美の頬がうっすらと、ピンク色に染まっています。真一はいったん留美から、密着させていたからだを離してしまう。留美のからだを眺めまわすためです。留美は薄いピンクのパンティを穿いています。頬をあからめ、ポ〜っと上気したような、虚ろな目つきになっている留美が目の前にいるのです。

真一が、留美のブラを外して淡いピンクのパンティだけにしてやり、自分もブリーフだけの裸になります。そうして留美をたぐりよせ、抱きしめてやるのです。女と男です。留美と真一。裸になった上半身がすり合わさったのです。留美のぷりぷり乳房に、真一の胸に押しつけられて、唇をあわせ重ねたまま、真一がブリーフの中へ留美の手を導いてやります。留美に勃起しだしたおちんぽを握らせるてやるのでした。

「ふぅあ、ああっ、ぁあ〜せんぱい、はぁあ〜ん」
吐息のような甘い声を洩らして、留美が太く硬くなった真一のおちんぽを、ぎゅっと握り締めたのです。留美が勃起したおちんぽを握った最初です。真一は、留美のおっぱいに手の平をおいて、やんわり、ふんわりと握ってやります。そうしてそのまま、ダブルベッドへ倒しこむようにして、留美を寝かせてやるのでした。

     

<留美の初体験>

留美は男の子とセックスするのが初体験です。そのせいもあって、どうしていいのかわからない。女の子が男の人のおちんぽを、口に咥えてあげるビデオを見たことがあります。フェラチオということも教えられました。男の人は、そうしてもらうことを望んでいるんや、と直感的に思ったんです。

ベッドに仰向いた留美が、真一のブリーフからおちんぽを取り出します。勃起した実物のおちんぽを、まじまじ目の前で見るのは初めてです。真一の勃起したおちんぽの長さ、ぶっとさ、硬さに、目も眩むほどにドキドキしてしまうのです。
<ああ〜こんなのが入るんや、ああ、どうしょ、こんなおっきい、おっきい〜!>
留美は、真一の勃起したおちんぽに、くらいつくようにして亀頭を口に含んだのです。

真一が、留美のピンクのパンティを脱がせます。留美を素っ裸にさせて、そうして自分もブリーフを脱ぎ去ります。裸になった留美と真一。ベッドのうえで抱き合い、そうしてシックスナインのスタイルになったのです。
「ぅう〜わ、わぁ〜ああ、せんぱい〜、ああん〜恥ずかしい・・・」
留美は、心の中では嬉しいと思いながら、言葉では恥ずかしいと言ってしまうのです。留美は、真一のされるがまま、大きなお尻を突き出すようにして、お股を拡げたのでした。

     

大蔵真一は、大島留美の美術部の先輩です。一年生の留美をラブホテルに連れ込んで、処女をいただく。放蕩息子とは云わないけれど、かなり遊びなれた真一なのです。織物問屋の御曹司ということもあって、年上の女性から、けっこう可愛がられていたのです。童貞は中学三年のとき、飲み屋の女の人と共に過ごした夜に、可愛がられて初体験。真一は24歳。数えれば十数人とのセックス体験をしてきた真一です。今夜の相手は、19歳の処女、大島留美。まだあどけなさの残った大学1年生です。

目の前で留美のお股を見ています。真一は、留美の窄まったお尻の穴が可愛いと思います。そのうえ縦に秘唇があり、黒い毛があります。留美の秘密の唇は、薄いキャラメルのようなピンク色。留美の太ももが拡げられているせいで、秘密の唇が左右にこころもち開いているのです。

留美の蕾、花の蕾はしっとり濡れそぼっていました。留美は、真一の胸にお股を押しつけるようにして、勃起したおちんぽをしゃぶっていきます。ピ〜ンと張りあがったおちんぽ。留美はおちんぽを根元から握って、亀頭を口のなかに含んで、舌ぜんたいで舐めていきます。

「ぅうう〜ん、ぁああ〜ん、ふぅう〜ふぅう〜スぅう〜はぁあ〜ん」
留美が、男のおちんぽを舐めるのは、今夜が初めての体験です。もうおどろおどろの気持ちで、好奇心に満たされているのでした。
<ああ〜こんなにおっきいの〜わぁあ〜ぶっといぃ〜>
留美は、真一にお股の真ん中をちょろちょろと舐められ、じゅっぱじゅっぱと吸われながら、ふわぁふわぁと雲の上を歩いているような感じになってきています。それにちょっと怖い。初体験への怖さがあるのです。

     

留美は、ベッドに仰向かされてしまいます。いよいよ真一との初めてのセレモニーです。留美は処女。初めてのセックス体験が始まるんや。恐れと喜びの入り混じったような気持ちで、目を閉じています。真一のなすがままに、従おうと思っているのです。
「留美、ほんとにいいんやね、痛くっても我慢するんだよ、いいね」
真一は、留美の首うしろへ腕をまわしてやり、脇の下から差し入れた腕とで、留美を抱きしめてやり、そうしておちんぽでまさぐりながら、秘唇を割り、秘壷へ亀頭を挿入していくのでした。

留美の秘壷は固くコリコリする感じで、真一のおちんぽを入れさせまいとするかのようでした。真一が、ぐっと腰を前へ突き出して、留美の表情が、痛みを堪えるように歪みます。
「ああっ、ああ、いっ、いたいっ、ああ、せんぱい、い、いたい〜」
「なぁに、だいじょうぶ、ちょっとの辛抱だよ、留美、我慢して」
「ぅうう、ぁあ、ああ、せんぱい、ああ、いたい、抜いてぇ」
留美は、目に涙を浮かばせています。真一の膝でお股を拡げられ、真一の勃起したおちんぽを受け入れだして、痛みとも快感ともつかない気持ちに、涙を流してしまうのでした。

真一が、勃起したおちんぽを、留美のチツから抜き、そうしてゆっくりと挿し込んでいきます。初めて受け入れるコリコリの秘壷が、しだいに柔らかくなります。留美の秘壷に、初めて入った真一の勃起したおちんぽです。真一のからだと結ばれた留美には、それが快感だと思うには、まだ慣れていなかった。留美が、真一の言いなりになっていく最初がここにありました。留美は、このときから真一を大切なヒトだ、と思うようになります。いずれ別れる時が来ようとも、処女を捧げた男の人なのですから・・・。

留美が処女を捧げた真一先輩。留美にとって特別な人となってしまった大蔵真一。留美は真一と結ばれたことで、むしろ気持ちの整理がついたのです。恋人、コヒビト、好きな人・・・。留美は、真一を特別な男の人として、意識し、思うようになったのです。真一に、祇園のラブホテルのベッドで抱かれた、初めてのセックス体験。19歳で初めて体験した留美は、後悔なんてしていません。むしろ最初の体験が、真一であったことを喜んでいるのです。

     

<真一のアトリエにて>

真一の希望で、油絵のモデルを引き受けた留美です。ラブホテルで夜を過ごした数日後、留美は真一のアトリエへ訪ねていくことになりました。真一のアトリエは、金閣寺近くの山裾にあります。真一の家族が住む家とは別に、かって真一の爺さんが別荘として使っていた<気まま庵>を、真一専用のアトリエに改造して使っているのでした。

留美の携帯電話から、金閣寺のバス停に来ているとのメールがあり、真一が自動車で迎えにいくのです。真夏の太陽が、真上から照りつけている昼下がりです。京都独特の蒸し暑さに見舞われている西大路。留美は、バス停まで車で迎えにきてもらって、汗まみれのからだを、クーラーで鎮めながら、真一のアトリエへと辿りついたのでした。

大文字山の裾の一角に真一のアトリエがあります。アトリエは明るいお部屋です。大きな透明のガラス窓から、山の緑の梢が一面に広がって見えます。真一のアトリエには、描きかけの油絵とか、すでに描き終えられた油絵が、並べられています。風景画とか肖像画。女性がモデルの油絵が何点かありますセミヌードの油絵もあります。窓際の壁面に無造作に並べられた真一の油絵に、留美は見入ってしまうのでした。

「せんぱいの絵って、じょうずですね、きれいですね、いいですねぇ!」
留美は、どういえばよいのか、言葉に迷いながら、真一の絵をほめてしまいます。
「ありがとう、留美、今日は留美を描きたいんだけど、いいよね」
「いいですよ、せんぱい、わたしうれしい、モデルにしてもろていいですよ」
明るいアトリエは、空調がよく効いていて、快適な空間です。真一とセックスするようになった特別な関係です。、こうして真一の油絵のモデルになる。ヌードを頼まれたら、留美にはもう決心はできていました。先輩の油絵のモデル、ヌードモデルになってもいいわ〜!。

     

真一は、留美を浴衣に着替えさせます。タンクトップにジーンズ姿の留美が、白地に赤い花柄の浴衣に着替えて、籐製の肘掛椅子に座ります。真一の要望で、ブラもパンティも、下着はつけていません。留美は、裸になったからだに、赤い花柄の浴衣を羽織らされ、赤くて柔らかい絞りの帯を腰に巻きました。籐の肱掛椅子にお尻を置いて、斜め横を向いて座ります。

「こんな向きでいいですか、せんぱい」
留美は、何歩か離れてキャンバスを前にした真一が、じっと自分に視線が向けられているのを、心へ針で刺されるような感じで、意識してしまいます。
「からだを、うん、もうちょっと斜めに向けて、目線をぼくにくれますか」
真一が、肱掛椅子に座った留美に、細かく注文をつけていきます。

「そう、右肩を少しだして、肘をかけて、そう、膝を少し見せるようにしてほしいんだけど」
真一のポーズ注文に、留美はからだを柔らかくしならせていきます。ちょっと艶っぽいかたちです。真一が、キャンバスから離れて、留美に近づいてきます。そうして右斜めになった留美のからだに添わすようにして、左足を少しづらさせ、右足の太ももがこころもち露出するように、ポーズをつけていったのです。

「ああん、せんぱい、ちょっと恥ずかしいポーズですよねぇ」
「そうやね、もっと出してもいいんやけど、ね」
留美は、白い柔肌が少し覗けてしまうポーズとなってしまったのです。そうして真一は、留美の浴衣の胸元を少し広げて、覗き込めば乳房の丘がそれとなく露出するようにさせてしまうのでした。真一の心のなかでは、留美が裸で縛られている姿を思い描いているのです。緊縛、真一の興味は、女の子を縛ってやって、恥ずかしい格好にしてやって、そんな姿を描きたいと思っている。留美をそのようにしてみたい。真一は、留美の少し乱れた浴衣姿を見ながら、そうしたいと思うのです。

     

「日本画の構図でさ、油絵を描くんだよ、留美って和風美人だしね」

真一からそのようにいわれて、留美はこころもち卑猥なポーズをつけられてしまったのです。留美も真一も、日本画の艶やかさを思い描いているのです。でも、真一が浮世絵春画を想いうかべているのに、留美は美人画を想い描いているのです。真一の目的は、もちろん留美を裸にしてしまうことです。そうして卑猥な格好を取らせることができれば、いっそうよいのです。

窓から光がさしこむ明るいアトリエで、留美の半裸姿を、数メートルはなれたキャンバスを前にして見入る真一です。かろうじて留美の股間のうえに生えるている黒い毛が見えます。真一が意図して、そのようなポーズを取らせたのです。
「いいよ、留美、きれいだよ、留美、可愛いよ、留美、そのままじっとしてるんだよ」
「ああ、せんぱい、じっとしてるけど、ちょっとぐらい動いてもいいですよね」
「ああ、少しならね、でも基本ラインは崩しちゃだめだよ」
山裾に添った留美と真一の二人だけのアトリエ。すでにセックスの関係をもった真一と留美だから、真一は留美を抱いてやることを望み、留美は抱かれることを期待しているのです。油絵のモデル、それは男と女、真一と留美の前戯となっていくのです。

金閣寺近く、大文字山のアトリエで、真一の油絵モデルになっている留美は、今年大学1年生になったばかりの19才です。赤い浴衣姿になった留美は、艶めかしい女の子になっています。籐の肱掛椅子に座った留美のからだが、色っぽくしなり、ちょっと足を崩した姿から、色気が滲みでている、と真一は思うのです。
「留美は、告白録って知ってるかい?」
真一が、肱掛椅子に腰を掛けた太ももを、半分あらわにした留美に声をかけてやります。
「こくはくろく?なんです?それ、わかんないです」
「有名なジャンジャック・ルソーという人が書いた本、もう400年ほど前の人のこと・・・」
真一は、留美を退屈させないために、ちょっと高尚で留美の気を引く話題にしようとしているのです。

     

「じゃあ、留美、マルキド・サドって知ってる?」
「あっ、その名前、なんか聞いたことある、有名なヒトなんでしょ」
「うん、このヒト、サドは有名だね、フランス革命のころの貴族で作家やねぇ」
真一は、籐の肱掛椅子に足を投げ出すようにして座った留美のからだを、じっと見つめているのです。留美は、真一からの熱い視線を感じて、逃げ場を失った鼠のように、からだに力が入ってしまいます。真一に見つめられていると、からだが火照ってくるようにも感じるのです。

油絵のモデルって、どれくらいの時間が必要なんやろう、と留美は思います。よく磨かれた大きなガラス窓から、太陽をの光を受けた青葉が、さわさわと風に揺れていくのが見えます。留美は、ガラスの窓ぎわに、大きな鏡が置かれているのに気がつきました。留美が鏡に目を見やると、真一の姿が映っています。壁に書架があり、整理棚があります。荷造りに使うロープの束があります。書架には画集が並んでいます。画集は洋書の背表紙ですが、中味はわからないです。留美は、真一のアトリエにきて、真一のことが少しはわかったような気持ちになってきます。

あの夜、処女を捧げた真一が目の前にいる。その時の話には触れてないけれど、留美の頭の中では、あのとき裸だった真一の姿を思い出しているのです。大きなおさお、勃起したおさお、そのペニスを舐めさせられた感触を思い出します。あの大きなペニスが、どうしてしまわれているんやろと、留美は、正面に立っている真一の腰あたりを見て思うのでした。男の人が持っているペニス。それが大きくなったり小さくなったり、伸縮するんやと留美には思えなかったのです。

どれくらいの時間が経ったんやろ、30分?一時間?、留美が少し退屈になったところで、真一が休憩しようといいます。留美は、油絵モデルになって、半ば夢ごこちで、ボ〜っと連想にふけっていたところでした。お昼間の明るいアトリエ。真一と留美の二人だけ。留美は胸がドキドキしているのです。真一が、いきなり抱きついてくるかも知れない。そのときはどうしょう、どうなるんやろ。留美は、そんなことを思いながら、こころなしか期待しているのです。

赤い花柄の浴衣姿で、肘掛椅子から立ちあがったとき、留美は、真一に抱かれてしまったのです。浴衣のしたには、なにもつけていない裸です。留美は、真一にぎゅっと抱きしめられ、そして唇をかさねられながら、赤い絞りの帯を解かれていくのです。帯が解かれて、浴衣の前がはだけてしまって、首筋からみぞおち、そうしてお臍のしたの黒い毛があらわになったのです。

     

「留美、好きだよ、留美が好きだよ」
真一は、留美を抱きしめ、耳元で囁くように云ってやります。
「ああ、せんぱい、わたしも、せんぱい、好きですぅ、ぅうう、うぅわ、好きですぅ」
真一は、留美の手首を持っています。そしてズボンのをベルト外し、留美の手をブリーフの中へと導いていくのです。
<ぅうわぁ、せんぱい、握るの、いいんですかぁ>
真一の腰のモノは、ブリーフの中でびんびんに勃起していのです。

留美は、肱掛椅子にそのまま座らされてしまい、真一がブリーフを降ろしてしまいます。そうして留美に握らせたモノを、舐めるように頭を近づけさせるのでした。
「留美、好きだよ、だから、ね、いいね」
「ああ、せんぱい・・・」
明るい真一のアトリエで、留美は真一の勃起したモノを握りしめ、その剥かれた柔らかい頭を、お口の中へぐっと呑み込むのでした。

金閣寺近くの山に面した絵画のアトリエが、留美と真一の愛のお部屋となりだしたのです。まばゆい光が差し込むアトリエで、留美は真一のおちんぽの先っちょを、ぐっとお口に吸い込んで、舌の先でぺろぺろと舐めだしたのです。留美は、まだ慣れていなくて、舐め方がぎこちないのです。肱掛椅子の前に立ったままお真一のおちんぽを、初めておしゃぶりするのだから、どうしてよいのか分からない留美です。足を開いて立ったままの真一が、肱掛椅子に座った留美の頭に手をあてがって、導いていくのです。留美は、お口を開け、舌を動かしていきます。勃起した太いおちんぽの真ん中を握ったまま、目を閉じてしまう留美です。

<ぅうああ〜男のちんちん、硬くて柔らかいわ〜ああ〜いいわ〜!>
真一がおちんぽを握った留美の手を、前後にしごくように動かせるので、留美はその動きに従っていきます。こんなして、明るいところの目の前で、男のモノを見てしまい、しごいてあげるのが初めての留美です。内心、びっくりしています。
「もっときつく握って、留美、もっとぎゅっと握って、それで動かすんだよ」
真一の言葉に、留美は、皮の剥けた亀首を口に含み、ギュッと握った手を、前後ろに、上へ下へと動かせていくのでした。

     

真一の手が、浴衣の襟から留美の乳房に触れてきます。真一は、こんもり盛りあがった留美のおっぱいをまさぐってやるのです。
「ぅうう、ああ〜ん、せんぱい、いい、ぁああ、いいかんじ・・・」
留美の肩にかかった浴衣がめくられて、ぷっと盛りあがったおっぱいがあらわにされてしまったのです。
「留美、好きだよ、ああ、留美が、好きだよ」
真一の手が、浴衣に包まれている留美の太腿をあらわにしてしまいます。肱掛椅子に座らされた留美の姿が、半裸になってしまったのです。膝をぴったしと閉じあわせている留美です。

真一は、あらわになった太ももの根元、留美の真ん中に生えた黒々の毛並を見てやります。おちんぽを握りしめ、その先っちょをほおばった留美。目をつむった留美の表情は、うっとりと放心してしまったような留美です。
「ぅうう〜ん、ふうう、ふうぅん、すうぅ、すうぅ、ぅううっ、はぁあ〜ん」
「留美、留美が好きだよ、もっとしゃぶって、うん、留美、おいしい?」
留美にフェラさせている真一の膝が、留美の閉じた膝の間を割って入っていきます。

19才でバージンさよならした留美。セックスを初体験した留美は、美術部の先輩、真一の身体も心も独占したい!と思いだしています。ところが真一は、留美を手なずけて、からだを結ぶ関係が持てる後輩の一人として考えていつのです。真一の油絵モデル留美。思うままに、自由にポーズが取れるように、教え込まねばならないと真一は思っているのです。真一の心にあるのは、留美にもっともっと卑猥なポーズを取らせることにあります。

肱掛椅子に座った留美の膝が、真一の膝で割られて、真一の視線は、留美のお股におかれます。この前、ラブホテルで、暗いなかで見た留美の股間とは違うようにも思えます、明るいアトリエで見る留美の股間です。恥毛のしたに、縦にはしる秘唇が見えます。そのまわりにも恥毛が薄く生えています。留美のおの間をじっと見た真一は、ゾクゾクとからだがふるえるような感じになり、留美にむしゃぶりつきたい気持ちになってしまいます。留美は、真一の目線には気がつかない。あいかわらず真一の勃起したおちんぽを口に含んで、おしゃぶりしているのです。

     

真一は、留美の前に立ったまま、かわいらしく盛り上がったおっぱいをゆさゆさと揺すり、先っちょをつねってやります。
「ふぅう、ふぅう、はぁああ、せんぱい、ああん」
留美の呻くような声。そうして留美は、恥毛のふもとの秘唇を、真一の指先でつままれてしまいます。
「ぅうう、ぁああ、せんぱい、ああん、だめ、ぁあん、だめですぅうっ!」
頬が赤らんでくる留美。わずかに開いた膝をぐっと拡げだしてしまう留美。真一の指で、恥かしい秘密の唇を、もっともっとさわってほしいと思ってしまいます。

留美は19才、大学一年生です。真一にみちびかれて、だんだんと大胆になってきます。真一がいうままに、おちんぽを握って舐めていきます。留美は、真一がよろこぶ様子を感じながら、勃起したおちんぽをしごいてあげます。真一に指で、お股をまさぐられ、秘唇を揉みだされたとき、留美は、秘密のおあなへ早く挿し入れてほしいと思うのでした。

「せんぱい、ああ、おっきい!留美、感じちゃうぅ、ふうぁあ〜!」
「留美、オレも感じてるよ、いい感じだよ、もっとぎゅっぎゅっとしごいて!」
肘掛椅子に座った留美。太ももをを開いて力を抜いた留美。真一に秘密のおあなの縁をさわられて、むずむずと得体の知れない感覚に包まれだしているのです。真一の指が一本、秘密のおあなに入ってきます。留美は、下腹にぐっと力を込めてしまいます。留美の秘密のおあなの中は、もうぬるぬるに濡れているのです。

     

肘掛椅子に腰をおいた留美の前に、真一が座り込みます。留美の足首持ちあげ椅子の上に乗せてやります。そうしてお尻を前にもってこさせ、留美のお股の間を触れるように、そのうえ舐められるように、ひろげてしまうのでした。帯が解かれて浴衣の前が拡げられる留美。19歳の大学1年生、留美。留美は真一の目の前で、ほとんど全裸にされてしまったのです。

「留美、きれいだよ、かわいいよ、留美、いいモデルだよ」
留美の前に座った真一は、留美が拡げるからだを眺めて、むらむらと情欲をもよおしてしまいます。ぐっと生唾を飲み込む真一です。窓からの光で明るいアトリエ。大きなガラス窓の外は、緑の木葉がさわさわと風に揺すられています。真一は、もう我慢できないとばかりに、留美の拡げたお股に、顔を埋めこんでいくのでした。
「ああ〜ん、せんぱい、ああ〜ん、はずかしい、こんなの恥ずかしい」
留美は、真一にお股へ顔を埋められ、秘唇を舐められる姿を想い描いて、恥ずかしいと思うのでした。

「ぼくは留美を天国へイカセてやりたいんだよ、イカセたいんだ」
「ぅうう、わぁあ、せんぱい、あぁああ、だめぇ、ダメですぅ、ううっ」
「留美、好き、好きだよ、ああ、留美が好きだから、留美のここを吸いたいんだよ!」
「ああ〜ん、せんぱい、ああん、だめってばぁ、ああん、もっと、ああ〜ん」
留美は、お股を拡げて真一に突き出し、真一の舌先が留美の秘壷へ入れられてきます。留美は、こんなことは初体験だというのに、大胆にふるまっていきます。女の子はだれでも、男の道具を受け入れるために、からだをつくる本能があるのかもしれません。留美は大学1年生の19才です。もうからだの成熟を迎え始めた留美の本能が、からだを真一にさらけ出させるのかも知れません。留美は、お股をぺろぺろと舐めだした真一の頭を抱いてしまいます。先ほど真一のおちんちんを舐めるときにさせられたように、今度は留美が真一にしてあげるのです。

     

真一は、勃起したおちんぽを留美のお股に挿入します。留美に、膝を床に着かせると勃起したおちんぽが、ちょうど留美のひろげたお股の真ん中にあたります。留美にとっては二回目の挿入体験です。明るい真一のアトリエで、セックスをするのです。真一のおちんぽの先っちょが、留美の秘密の場所に挿入されていきます。

「ぅうう、ああ、ああ、ああ〜ん、あ、あ〜ん、せんぱい〜!」
「留美、いいね、入れていくよ、いいね!」
「ぁああ〜い、いい、はぁ、せんぱいぃ、ぅうう、わあ〜!」
真一のかたくなったおちんぽが、留美の秘密のお穴へと埋め込まれていきます。ぶすっ、ぶすっ、真一のおちんぽが留美の中へ入っていきます。
「あ、ああ、留美、ああ、留美、締まってるね!」
「ぁああ、せんぱい、いい、いい、ぁああ、いい、いい〜!」
留美は、もう最初のときほどの痛みは感じません。でも、まだ慣れていない挿入に、留美は、挿入される感覚を、痛みを交えたへんな快感として、からだの奥へと受け入れていくのです。いい気持なのです。

留美は、真一の勃起したおちんぽが挿入された快感を、生まれて初めて味わっているのです。からだの芯をえぐられる感じが、ずきんずきんとしてきて快感なんだとわかるのです。
「ぁああ、せんぱいぃ、いい、いい、ああ、わたしうれしい、うれしいですぅ!」
真一は、もう慣れてしまった女の子のへのイカセ方を、19才の大学一年生留美にも、仕込んでいこうとしているのです。腰を使って、女の子をよがらせ、悶えさせて悦ばせる。真一は、男の欲望を満たす道具として、留美のからだをもてあそんでいくのです。

「留美、いい気持ちなんやろ、どうなん?いい気持だといえよ!」
「ぅうう、ああ、せんぱい、いい、いい、いい気持ちですぅ、ううう〜!」
留美の頬が赤らみ、真一を抱きしめていきます。留美の顔が火照ってきています。女の子の恥ずかしさを越えたところまでやってきた留美の快感。真一のおちんぽが、自分の秘密の処の奥深くまで挿入された圧迫を感じながら、これが快感なんや〜!と心の中で呟いているのです。

     

真一が奇妙なことをやりはじめまたのです。留美の腰に巻いている帯を解き、帯の真ん中を留美の首後ろに巻きつかせたのです。帯を留美の首の後ろから、肩をとおして前へ降ろし、留美の膝を内側からすくい上げるようにして、首の後ろへとまわして括ったのです。
「ぁああっ、せんぱい、ああん、だめよ、ああ〜ん!」
留美の膝がひろがって肩の近くにまで持ち上がったのです。留美のお股が丸見えになってしまったのです。真一はなにもいいません。籐の肱掛椅子に、留美は両方の足をひろげて、持ち上げられてしまったのです。
「あぁああっ、せんぱい、恥ずかしいですぅ、あぁああん、こんなの、恥ずかしい!」

「留美ってば、すぐに慣れちゃうよ、こんなのにされるほうがいいって思うよ、わかった、留美!」
真一は、留美が座った肱掛椅子から一歩後ろへさがり、膝をあげお股をひろげている留美の姿を眺めながら言うのです。真一の目の前で、隠すことができなくなった留美。おっぱいからお股。羞毛が黒い陰りをつくったそのしたに、正面を向いたお股があるのです。
「あぁあ〜ん、恥ずかしい、見ないでよぉ、おねがい、ああ、せんぱい、そんなに見ないで・・・」
生まれてきて初めて、男の人に見られる秘密の場所。それも明るいアトリエで、留美は猫に狙われたネズミのようにすくみうろたえてしまったのです。

真一が、裸の恥ずかしいスタイルになった留美を、携帯で写真を撮ります。留美は、真一のおちんぽが挿入された快感の余韻を残しながら、意識もはっきりしてきているのです。
<ああん、せんぱい、なんて恥ずかしいことするの、ああん、見ないで・・・>
恥ずかしそうにうつむいてしまう留美です。
「留美、いいことしてあげてるんだから、うれしいんやろ、男と女やろ?!」
<ああ、男と女、男と女なの、ああん、せんぱい、男と女なんですね!>
留美は、お股をひろげてしまった恥ずかしさで、真一の顔を見ることもできないのです。

「こんな格好の留美って、美しいね、綺麗だね、可愛いね、いいよねぇ!」
真一は、留美のことを褒めながら、首の後ろで括った帯を、肱掛椅子の背中へと持っていきます。留美の膝を思いっきりひろげてしまうというのです。真一の気持ちは、ゾクゾクしてきています。可愛い声を洩らしだす後輩の女の子留美。学校で、いつも見慣れた留美とは違うように見えます。目の前の留美は顔を赤らめ、放心したようなうっとり顔です。留美は、おとこ真一から見られている視線に、こころのなかが、不思議な感覚になっていくのでした。

     



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留美ちゃん






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