えろす研究室
 第一章-2-
 18〜23 2006.1.21〜2006.2.3

     

わたしだって女の子だから、変性意識っていうんですか、あの感触を男のヒトから直接されたほうがいいです。VOM使って、オナニるなんて淋しいことですよ、逝って終わっても、からだの満足はえられても、こころの満足なんて得られないじゃないですか。そうゆうことで云えば、キムの研究室で、臨床実験体だといってそれだけで逝くより、キムの生棒で逝かされたほうが、良かったんです。
「佳織、VOMはもうおわりだ、もっとリアルがいいね、やっぱり、ね」
キムは、窓から見える樹木の緑に見やっていたわたしに云います。
「もっとリアルって、先生、リアルってどうゆうことなんですか?」
「リアルって・・・そうだね、映像なし、道具なし、体と体・・・ということだと思うんだが・・・」
<なによそれ、それじゃ普通のセクスじゃない・・・>
わたしは、キムの云いたいことを単純に理解しました。

     

「リアルはだめですよ、わたし、先生とリアルでやるのはだめですよ、そうでないと秩序が崩れるでしょ」
「なに、まあ、道具も使うけど、ROMってのを開発したんだ、その臨床例になってもらおうと思って、ね」
「先生の開発したものって、風紀委員会はどう判断されてるんですか?」
「いいや〜これは、内密に開発したものだ、開発費を出したいって企業は多々だるんだが、ね」
キムったら、学校当局には内緒で開発したVOMからの発展形ROMだって云うんです。リアルオーガズムマシーン、ROMです。リアルオナニーマシーンと訳してもいいのかも知れないです。わたし、キムの申し出を断らない。だからROMの臨床実験を受けることにしたんです。

ROMは、ミラーボックス内に渡された二本の鉄棒装置でした。二本の鉄棒がそれぞれに、前後にスライドし、上下にスライドする装置で、椅子は便座形でも鞍椅子形でも使える設計だといいます。便座形はオーガズム用、鞍椅子形はオナニー用。まあ、こんな区分けなんだといいます。わたしは便座形の椅子に座ります。後方の鉄棒に手首を括り、手前下の鉄棒に足首を括られた。
「うむ、うむ、やっぱり佳織さん、キミがいるとリアルだね・・・」
「ああ〜ん、先生、手も足も自分で動かせないよォ・・・」
「そうそう、だから、だからいいんだ、いいんだよ・・・」
キムは服を着たままのわたしの前で、なにやらブツブツいいながら、実験を開始していきました。

     

わたし、マジ、手と足を鉄棒に括られてしまいました。試着室のようなボックス。二本の鉄棒が別々に、左右の壁にある円形の溝にそって回る仕掛けです。わたしは便座椅子に座り、手を広げて少し後ろ上にし、足首を床から少し浮かせて広げています。
「じゃ〜スイッチを入れるね、佳織、いいね!」
ああっ、足が上がる、広げた足首が鉄棒といっしょに上がっていく。わたしスカート穿いてるんです。キムは、わたしの格好を見て、ニタニタと笑ってる。
「おおっ佳織、今日はピンクか、薄くて黒いのが見えるぞ!」
わたしの今日の下着、ピンクのビキニなんだ、キムはそれを見てるんだ!わたしには見えないけれど、正面に立ったキムには見えるんだ!わたしはまだお洋服を全部つけたままなのに、ちょっと恥ずかしい気持ちになってきた。

手を括った鉄棒が真上にきた。手首が引き上げられて上半身が直立してしまう。ブラウスの裾が胸の方へたくし上げられていく。
「ああん、先生、これじゃ、身動きとれないよォ、どうする気なんよォ・・・」
「まあ、あわてるな、ゆっくり悦ばせてあげるROMなんだから、ねっ、佳織!」
わたしはキムの開発するマシーンの臨床実験に立ち会ってあげて、実験台になっていますけど、淫らな女の子じゃありません。大学で美学を学ぶ学生です。真面目な女子学生です。でも少しだけ、えろすの冒険心もあるから、不真面目といったらそうかも知れないですけれど・・・。
「じゃあね、佳織のからだを締めつけてるお洋服を、ひとつずつ外していこうね!」
キムは、わたしのブラウスのボタンを外しにかかります。真ん中を外し、首下を外し、下のボタンを外して、スカートから裾を引き出してしまう。

ブラはパンティと揃いのピンクです。キムは、そのブラのホックも外してしまう。そうしてスカートを太腿のつけ根までまくり上げ、ビキニパンティの紐をほどいてしまう。
「ああん、先生、それ取っちゃだめよォ、恥かしいよォ、だめっ!」
わたしは恥です。羞じて、恥じて、恥ずかしいです。でも、キムは教授の身でありながら、娘のようなわたしの恥らう姿をみて喜んでるんです。
「恥ずかしいって、だれも見ちゃいないよ!佳織は、お風呂に入るときって恥ずかしいのかい、ええ?」
「関係ないよォ、そんなの、先生、そんなにわたしを見ないでよォ・・・」
「見ちゃいないけどさ、佳織が可愛いすぎるんだよ、佳織のせいだぞ!」
「ああん、先生ってば、そんなに見つめないで・・・」
わたしのパンティが抜き取られて、わたし、恥ずかしい処が前面開示されちゃったんですよ。

     

「ああん、先生、そんなとこ触っちゃだめ、ぁああん、だめってば!」
キムったら、わたしの開いたお股を触りだすんです。それとお乳をまわりからつかんで、ひっぱりだすんです。男のヒトって、どうしてお股とお乳を触りたいんでしょうか、わたしにはよくわからないけど、わたしの性感帯でもあるのです。
「佳織、いい格好だよ、雑誌グラビアで売れ筋だな、この格好・・・ああ、えろいぞ!」
キムの手がお股の恥じの唇を触ってる。わたしは、二本の鉄棒に手を広げ、足を広げて括られてる。胸もお股も閉じることができない格好になって、キムのなぶりものになっている。

「足をもう少し上げるぞ!」
「ああっ、ああ、だめよぉ、お尻がはずれちゃう・・・!」
広げた足が上になって、お尻が便座椅子の前の方へ動いていく。
「ほら、ねっ、佳織、お尻の穴まで広げたぞ、いいぞっ!」
ROM、リアルオーガズムマシーンとは、女の子を身動きできないようにしておいて、男の欲望を解消させるマシーンじゃないですか。わたしは、恥ずかしい格好で、服をつけたまま、ぜんぶ露出させられて、鏡に映されているんです。
「佳織の可愛いところを、ようく見てあげるからね・・・」
キムは、わたしの開いたお股の蕾を、なぶりだした。花びらを指でつまんで広げる。縦にすぼめてお口を開けさせる。
「ああん、先生、だめ、ああん、だめよォ、そんなにしちゃだめ・・・」
「お豆も顔を出させないと、ほら、出てきたぞ!」
「ぁああん、だめ、だめ、ああっ、触らないで、ああん、見ないでよォ・・・」
わたし、トイレでいたずらされてる感覚で、からだの芯にズッキンズッキンと、変な変な感じにされていくのです。

「ほ〜ら佳織の顔が、ああかくなってきたぞ、うふっ、佳織、感じてきたんだろ!」
「ああ、ああ、先生、ああん、だめ、あああっ・・・」
キムの指が蕾の中に入れられて、蜜を滲みださせようとしてるんです。
「ああん、そこ、だめ、ああっ、だめ、はぁああ・・・」
指先で襞をグリグリされちゃうと、わたし、外まわりを弄られるのと全然違う、ずしずしと芯にくる快感に見舞われていきます。二本の鉄棒がゆっくりと動き出しました。からだが揺りかごに入れられたみたいに、前後に揺すられていく。キムの指は蕾に挿し入れられたまま、からだが前後に揺すられる。
「ああん、先生、ああん、だめ、動かさないで、ぁあっ、だめ・・・」
ROMは、わたしのからだを翻弄していくマシーンなんです。

     

「なあ佳織っ!指じゃ細すぎる、バイブにしよう!」
キムは、半透明のバイブを持っている。両手両足を広げて頭上にしたわたしに、バイブを押しつけてくいる。
「ぁああん、先生、こんな格好で、恥ずかしいよォ、ああ〜ん!」
「なになに、佳織は、恥ずかしいのが好きなんだから、そうだろ!」
キムは、わたしのお乳を左手でつかんで、右手に持ったバイブの頭を、広げた花弁に押し当ててきたんです。そうしてキムったら、バイブのスイッチを入れた。半透明のバイブの頭が、ぐにゅぐにゅと動いてる。
「ああぁん、だめ、ああぁん、先生、だめってばぁ・・・」
お乳をぐりぐりと揉まれて、バイブを入れられる。それもVの形にされた格好で入れられる。わたしの蕾の奥は、Jの形なんだよォ、もう、少し入っただけで、圧迫感がものすごく大きい!

「佳織、じゅるじゅるお汁を滴らせ、さあどうだ・・・」
「ああん、ああん、だめ、そんなの入らないよォ・・・!」
わたしは、もうチツ襞への圧迫感で、きつい刺激を受け入れる。
「ああん、ああん、ああっ、ああっ、はぁああっ・・・」
「ふふ、佳織、よ〜く効いてきたようだね、ふふ、いい顔色してきたよ・・・」
「ああん、先生、感じる、感じるぅううっ・・・」
「もっと感じろ、もっと感じろ、先生もズキズキしてくるよ!」
わたしは、手足を括られてるから、便座椅子の上においたお尻に力を入れることしかできない。からだを揺するんだけど、自由に揺すれない。ピンピンと刺激だけが、強烈に注入されてきてる。わたしは、強いからだの抉られ感で、全身が麻痺していくような感じになってる。

ROMの威力は、男のヒトの手によって快感を得ていくマシーンです。そりゃあ強烈な刺激がわたしを捕えてきて、だめですよ、学生にこんなの教えちゃ、結婚できなくなっちゃうよ・・・結婚しても物足らないんじゃないですか、たぶん・・・。キムはもう自分の立場とか、学生と教授の関係だとかをすっかり忘れて、欲望だけにのめり込んでいる感じです。
「ああぁん、だめ、いく、いく、先生、だめ!いく!」
わたしのからだは、もう頂上近くまで昇っていて、そのまま炸裂してしまいそうになって、スイッチが切られ、バイブが引き抜かれていきました。
「佳織!一発じゃ可哀想だから、ちょっと休憩だ、ふふっ、深呼吸しなさい・・・」
ああ、キムは意地悪、でもいい、何回も繰り返してほしい!です。

     

キムは、机の上の冷めた珈琲をくっと飲んで、わたしの前に戻ってきました。わたしは手も足も広げて吊られたままの格好で、キムを待っているのです。
「ふふん、佳織、こうして見るとキミは美人だ、美人だよ!」
キムは、ひとりごとのように、そんなことを云いながら、バイブのスイッチを入れ、斜め上を向いたわたしの恥ずかしい処へ、挿しこんでくる。Jの形の秘部のなかへ、掬うようにしてバイブを入れてくる。
「ぁああ、ぁああっ、ぁああっ・・・」
わたし、もうだめ、そんなに無理に入れたら、もうだめっ!痛くはないけれど、襞を突き裂くバイブのぐるぐる動く振動が、ずっきんズッキンと芯を突き上げてくる。
「佳織の顔が歪んでる、いいんだね、気持ちいいんだろ!」
「ああん、あっ、ああん、だめ、あっ、ぁああん、ダメっ・・・!」

バイブを挿し込まれたまま、足を括った鉄棒が降りてきた。わたしは膝をいっそう広げていくのです。足が菱形のようになる。わたしの秘壷からぬらぬらと液が滲みでてくる。わたしは必死で、刺激を柔らげようとして、胸を反らす。突き出したお乳を、キムがつかむ。五本の指で、つかんで揉みだしてくる。わたしは、もうくたくた、からだに力を込めて、キムの指を切り離そうとするけれど、無駄な抵抗でしかない。
「佳織、いいぞ、いい顔してる、トロトロだよ、いいねぇ・・・!」
乳首をピンピンと弾きながら、バイブのスイッチを入れてきた。
「ぁああん、ぁああん、だめ、だめ、ぁああん、あっ、ぁああ・・・!」
キムったら、リズムを取りながら、わたしのからだを攻め立ててくるんです。

わたしが逝きそうになると、キムは小休止します。お乳に置いた手を退け、バイブを抜き去ります。わたしに深呼吸する時間をくれるように、わたしを鎮めるんです。そうして再び、わたしはバイブの刺激と、乳首の刺激に、翻弄されていくのです。
「佳織、泣いてもいいんだよ、嬉しい嬉しいって、泣いてもいいんだよ!」
「ぁあああっ、ぁああっ、だめ、ダメ、だめってばぁ・・・ぁああっ!」
わたしは顔を軋ませて、快感のような苦痛のような感じに晒されている。わたしは、最高の恥姿をキムにさらけている。キムはニタニタと微笑みながら、わたしの姿をじっと見ている。
「佳織の悦ぶ顔、最高だね、綺麗だ、可愛い、ホント、いいぞっ!」
キムは女子学生の教え子を、最高に悦ばせる術を開発しているのです。

     

「はぁあ・・・んっ、先生の入れて!先生の入れてっ!!」
わたしはもう我慢ができない。バイブで逝かされそうになりながら、それでは満足できない、ホンモノが欲しい!って思ってしまう。
「そうかい、佳織、ホンモノが欲しいんだね、佳織の要求だぞ!」
「ぁああん、先生、早く、早くぅう、入れてよォ・・・!」
わたしは足を広げて吊られた格好で、キムのからだを受け入れる。わたしの前で、キムが自分をしごいてる。ぎゅっと握ってしごいてる。そうして大きくなったペニスを、わたしの中に入れこんできた。
「ぁああ、いい、先生、いい、いいっ!ぁああん・・・」
「佳織、佳織の希望だぞ、佳織が要求したんだぞ!」
キムは、顔を紅潮させて、わたしに挑みかかってきているんです。

バイブで十分濡れきったわたしの秘壷です。ぶすっと一気に挿しこまれてジュルジュルといった感じです。わたしは顔を反らせて目を瞑り、秘壷の奥の感触を、全身で受け留める。
「いいぞ、佳織、よく締まる、おおっ、押し戻す気か!」
「ぁああん、だめ、抜いちゃだめっ!」
わたしのからだが弛緩して、大きく膨れてぐ〜っと窄むんです。すぼむときにキムの棒を押し戻していくんです。
「おおっ、いい、いいぞ!」
キムがぐいぐいと挿しこんできて、わたしはもうメロメロ、朦朧となっていきます。目の前が真っ白って感じで、わたしはからだのなかにだけ意識が集中しているんです。

「ぅううっ、ぅううっ、はぁああっ、ひぃいいっ、いいっ・・・」
「なに、佳織、もう逝くのか、ええっ、佳織!」
「ぅううっ、まだ、まだ、もっと、もっと・・・ぁああっ・・」
キムの抜き挿しが早くなってくる。わたしの快感が昇ってくるスピードが、キムの動きで、早まっていく感じ。いいっ、いいっ!わたしは、もう無我夢中、快感にだけ没頭してる。逝く、逝くっ!わたしはもう意識を失う寸前にまで昇っているんです。
「ぁあああ〜ぁあああ〜いい、逝く、逝くぅう、ううっ・・・!」
わたしが逝くときには、キムも一緒にいくんです。
「いい、いいぞ、ぅううっ、出る、出る、ぅうううっ、出すぞっ!」
「ふぅうう、ぅうっ、ぁああ〜先生ぃ、いい、逝くぅうう・・・!」
「ぅぐううっ、ぅぐうっ、佳織、いいぞ、ぅぐうっ・・・!」
わたしは大学三年生、木村教授の研究室で、個人レッスンを受けているのです。

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第一章終わり

     



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