えろす研究室
 第一章-1-
 1〜17 2005.12.20〜2006.1.20

     

なにかいいことないかしら・・・わたしは美術館のテラスでダージリンを飲みながら、そんな思いにふけっていました。わたしは大学で美学の勉強しています。19世紀の西欧美術、これが主たる研究テーマです。でも、わたしのほんとの研究目的は、美術におけるエロス・・・。誤解しないでくださいましね、エロスとは美、つまりカロスを造りだす源泉だと認識していますから、いわばエロスとカロスとでもいえばいいのかも知れない。

     

わたしの主任教授は、実践美学の研究者です。わたし、主任教授、木村先生を尊敬してはいるんですけど、子供みたいなところもあって、わたしの可愛い坊や・・・なんて思っちゃうこともあるんです。大学の中では、セクハラとかアカハラとかいって、女子学生に対して、教授の言動や躾がなにかと話題になっているんですが、木村先生、わたしはそのようには考えないようにしております。だって、わたしとのことを訴えたら、先生が先生でなくなっちゃう・・・。

ダージリンって、インドはダージリン地方でとれる紅茶で、高級なんですよね。わたしブランド品は余り好まない性質ですけれど、でも内心、ダージリンって美味しいんだと思っています。美術館の大きなガラス窓から、外を眺めていると、まるで世の中が夢遊しているように錯覚します。ほら、木村先生からメールが来ました。
<佳織さん、新しい実験を始めます、今日は出席できますか、kimu>
木村先生からのお呼び出しメールです。
<行きます、出席します、kaori>
わたしは、30分遅らせてメールを返しました。
木村先生の研究室は、樹木がこんもり茂った大学の一番奥の研究棟の三階にありました。応接室と研究室、それに実習室の三部屋があり、簡単なキッチンが作られています。わたし、高い学費を収めているんだけど、木村先生の研究室へ入ると、そりゃ高級マンションのような造りです。
「先生、着ましたよ、わたし!」
「やぁあ、佳織さん、早く着いたね、まだ準備中だよ!」
木村先生は、わたしの顔を見て、にっこりと笑いました。もうわたしの父のようなお年なのに、子供っぽいところがあるんです。

応接室では無くて研究室へ入りました。左手のドアの向こうが実習室。白塗りの、ブティックの試着室のようなボックスが置かれているのが見えた。
「印象派ってのはね、その当時は、異端だった・・・それからウインの分離派なんてのも、異端なんだ・・・」
木村先生は、異端が好きなんです。それもけっこうエッチな異端美術・・・。わたしは、クリムトもベルメールも大好きですけれど、それより浮世絵の方が好きなんです。でもね、西欧美学の講座だから、それは対象外なんです。木村先生だって、浮世絵が好きだと云います。だから、わたし、木村先生とは、浮世絵のお話もします。

「今日の実験はね、あの白いボックスでするんだよ、いいね!」
木村先生が実習室の方へ顔を向けて、わたしに云います。
「やっぱり、先生、あの白いボックスに仕掛けがしてあるんでしょ!」
「そうなんだよ、佳織さん、きっと悦ぶよ、ふふっ」
木村先生は、わたしのからだを眺めて、それから白いボックスを見やって、にこにこ笑っていらっしゃる。
「それじゃ〜佳織さん、向こうへいきましょうね!」
わたし、恥ずかしいんですけど、えっち好きなんです。木村先生の実験って、ヴァーチャルアートの実験なんです。ええ、けっこうえっちなんだけど、女の子には、内緒でモテモテになるんだろうな〜!って思っています。

     

白塗りの試着室サイズのボックスは、バーチャルオーガズムマシーンという名前だと木村先生はおっしゃいます。略してVOM、ブイオーエム、ボムです。わたしは、さっそくこのボムに入れられる。ボムの真ん中に回転椅子が設えてあります。便座の形に似た回転椅子。
「わ〜先生、これって、おしっこする格好になるじゃないですか、こんなのに座るんですか・・・」
わたしはちょっと吃驚してしまった。木村先生は、いつもえっちな装置を考案されるから、先生のゼミ生としては、恥ずかしいときもあるんですよ。それに天井に井の字にパイプが組まれているんです、ボムボックス。といっても爪先立って手を伸ばせば届く高さではあるんだけど・・・。

「いいから、いいから佳織さん、そのゴーフルをつけて、椅子に座ってごらんなさい!」
わたしは云われるままにゴーフルをつけて、椅子に座ります。
「横の吊輪を握っておくといいですよ」
木村先生の指示で、両壁につけられた吊輪を握ります。
「これでいいの・・・ね、ゴーフルをつけたら真っ暗ですね!」
「そう、映像を流すから、立体に見えるんだよ、佳織さん、ヴァーチャルアートで体験したでしょ!」

木村教授は本質的にエッチ教授だと思います。でもいいんですよね、女の子を体感でよろこばせてくれるアーティストなんだから・・・。わたしは木村教授を先生と呼んでいるんです。教授って呼ぶのは堅苦しい感じがしますから、先生!お友だち同士では、キム、って呼んでる。ここでもキムって呼んでもいいですよね。
「じゃ〜佳織さんのヴァーチャル体験、ゆっくりお楽しみなさい、ね」
目の前に草原が広がっています。もう立体映像で、ホンモノそっくりなんです。全視野立体映像は、ヴァーチャルアートの最新版なんです。

     

目の前に広がる草原、風の音まで聞こえてきます。わたし、ほんとに草原を歩いているような気分になってきました。全視野立体映像なんですけれど、まるで本物です。そのうち動悸が鳴るような音がしてきて、目の前が室内になりました。ベッドがあり上半身裸の男のヒトが手招きしている。わたしを呼んでいる。わたしを見て、わたしを呼んでいる。目の前に、わたしによく似た女のひとが、ネグりのまま、ベッドにいた男のもとに行き、背中を抱かれた。顔は見えません。わたしは、わたしではないかと錯覚しそうになりました。

「ぁああ〜ん、だめよォ、だめ、だめ、はぁああ〜ん」
わたしに聴こえてきたのは、女のヒトの甘えた声です。
<ぁあ〜キムったら、こんなのわたしに見せるの!>
「佳織、佳織〜!ちゃんと見えてるか、見えてますか!」
「だれ?先生?だれ、わたしの名前呼ぶの・・」
「なにが見えてるのか、教えてくれる!」
「先生?先生なのね、ぁああ〜なによ、こんなの見せてっ!」
わたしは、恥ずかしいんです、といいながら見てしまうんですけど・・・。

目の前のベッドの上で、女のヒトが男のヒトにネグりのボタンをはずされて裸にされていく。お乳が見えて、お腹が見えて、お臍が見えて、黒い毛が見えて、ふとももまでが、露出されていきました。
「あああっ〜あああっ〜うふぅううっ・・・」
女のヒトの呻く声が聴こえてくるじゃないですか。わたし、ちょっと吃驚してしまいましたけれど、いやらしいとは思いませんでした。わたしは、顔をポーっと赤らめていたのかも知れない。顔が火照ってくるのがわかります。
「先生、だめですよ・・・学生にこんなの見せちゃ・・・ダメですよ・・・」
「佳織、佳織、よ〜く見ていなさい、目を瞑っちゃいけないよ!」

「ぁあっ、なによ、先生、なにするの・・・」
わたし、吊輪を握っていたんだ。その手首に枷をはめられた感触がした。両手首が、それぞれに吊輪に括られた。その証拠に、手の平を広げても手を引っ込めることができない。わたし、手を広げて上げたまま、ゴーフルをかけて、全画面立体映像、それもエッチな光景を見ることになった。
「佳織、よ〜く見て感じるんだよ、オーガズムマシーンだ!」
キムの声が耳元に聴こえて、女のヒトの喘ぐような声が聴こえて、それがミックスされて、女のヒトの声が、わたしの声のような気分にもなってくるような、幻覚のような、変な感じになっていくのでした。

     

わたしの目の前で、男と女が裸になってまさぐりあってる。わたしは、手を吊輪に括られたまま、目の前の光景を見るしかないのです。
<ああっ〜おちんちんを咥えた、ああっ、どうしよぅ、ああ〜おちんちん・・・>
わたし、たとえ映像だとは云っても、モロに男のヒトの大きくなったペニスを見せられて、昂奮しないわけないでしょ。なんだか、わたしの胸が触りだした感触・・・。
「ああ〜ん、さわっちゃダメ、だめですよォ〜!」
セーターのうえから触られて少しすると、手が肌をまさぐる感じがして、ブラの上から手が差し込まれて、わたし、お乳が触られている。
「ああ〜ん、先生、だめ、学生にそんなことしちゃ、だめ、だめですぅ!」
「はぁあん、アア〜はぁあん、アア〜いい、いい、はぁああ〜ん」
わたしの耳に、女のヒトの喘ぐような声が聴こえてくる。男のヒトの指が、からだをまさぐってる。

「ぁああ〜だめ、先生、そんなことしちゃ、だめ・・・!」
「佳織、いい気分でしょ、何が見えてるんかな〜!」
「ああ〜ん、先生、そんなとこ吸っちゃ、だめ、だめ・・・!」
わたし、乳首を舌で舐められ、唇でつままれ、引っ張りあげられているのがわかる。男のヒト、おちんちん、大きくなったおちんちん、目の前にぐ〜っと迫ってきたんです。
「佳織、お尻を浮かせてごらん、お尻を上げて・・・」
わたしは、もういいなりになってしまう。便器に跨ったような椅子からお尻を持ち上げる。スカートが捲り上げられ、パンティを脱がされるのがわかる。ふとももから膝を通って足元にまで降ろされたんです。
「佳織、お尻を降ろしていいですよ!」
わたしは、お尻を椅子につけました。体温より冷たい椅子の感じが、伝わって、やっぱりパンティが脱がされたんだ。

     

やっぱり恥ずかしいです。わたしの目の前で、セックスしているのを見るなんて、やっぱり恥ずかしい。そんなわたしをキムが見ている!そう思うと、もう恥ずかしさでもうジュクジュクになってしまうんだけど、なんていったらいいのかな?その気分、わたしけっこう好きなんです。
えっちされるのも好き、っていえば好きです。好きなんです。
「佳織、何が見えてるの、何を見ているの」
キムの声が聴こえてきます。ああ〜見られてる、見られてるんや・・・わたしは、頭の中がクラクラしている。目を開けたら、おちんちんを舐め舐めしてる女の子です。ああ〜わたしも舐めたい・・・。淫らなわたし・・・。

ヴァーチャルオーガズムマシーン。わたしはこれの初体験者なんだ。リアルなヴァーチャルです。ああっ、そんなとこ触っちゃだめ、だめです、ぅうう・・・。乳首の先を指で触られながら、お股の恥ずかしい処へ指が触ってくる。
「佳織、わかるかい!なにされてるのか、わかるかい!」
「ぁああ〜先生、だめよ、そんなとこ触っちゃ、こわれちゃうょ〜!」
「佳織、なに見てんだ、何が見えてるんだ!」
「ぁああ〜ん、先生、わたし、だめよォ、こんなの見てるぅ・・・」
キムの指だ。指が恥ずかしい唇を引っ張ってる。
「ぁあ〜そんなとこ引っ張らないで、ぁあ〜だめよォ〜」
わたし、もうされていること何も見えないけれど、わかってる。

目の前の光景は男のヒトの棒じゃないですか。視野いっぱいに、わたしに突き刺さってくるような感じで、わたしの目の前にある。
「ああっ、なによ、わたしのお口に入れるの、これ、入れるの〜!」
「佳織、口を開けて、ほれ、入れてあげなさい!」
キムの声が聴こえて、わたしは唇を開けた。ああっ、だめっ、ホンモノ?ぁああ〜キムの竿?
「ああっ、あああ〜ん、だめよォ、こんな格好で・・・」
「おい、歯を引っ込めろ、唇で包むんだ!」
「ぅぐう〜ううっ、ぐううぅ・・・」
わたしは、手を広げて上げたまま、どうしようもないじゃないですか。息が詰まりそうになりました。

     

「ぅうう〜ぐうぅう、ぅうう、うううっ・・・」
「ほれ、もっと楽しめ、そんな苦しそうな顔するんじゃない!」
そうゆわれてもわたし困ります。だってお口が塞がれてしまって、息ができないじゃないですか。
「実況中継を見ながら、やれ、いいかね、佳織、自分の姿を見ながらやれ!」
全視野映像の場面が替わった。わたしが男の棒を咥えさせられている横からの光景じゃないですか。ボックスに取り付けられたカメラが捉えたわたしの顔・・・。
<ぅんぐうぅうう〜わぁああ〜だめ、そんなに押し込んじゃ・・・ぁあ〜>
わたしの顔を斜め上から撮影してる。足元まで見える。ああん、トイレに入ってるみたいじゃないですか、わたしの目の前のわたしの格好・・・。

VOMの威力は、わたしを錯乱させ、その気にさせて、木村先生を愉しませているのです。わたしは自分の姿を、ビデオカメラで撮った映像として観させられているのです。もうマジックです。わたしは何がなんだかわからないほどに錯乱して、夢の中を浮遊しているような感覚に見舞われていました。
「佳織、だいぶん感じてる様子だね、その調子で、もっと愉しめ、ぅふふぅう、はっははっ!」
「ああ〜ん、だめ、だめですよォ、ぁああ〜だめ〜!」
「そうゆわずに、もっと舐め舐めしてごらんなさい!」
わたしはゆわれるままに、もう夢遊病にかかったみたいです。自分の仕草を目の前に見ながら、舌で突き出されている棒を舐めているのでした。

そうしているうちに、お股に別の棒が侵入してくるじゃないですか。
「あっ、バイブだょォ、なによォ、そんなの入れちゃ、だめっ・・・」
「ふふっ、佳織、全身で感じるんだ、いいね、VOM、ヴァーチャルオーガズムマシーンの威力を堪能するんだ!」
わたしはもうふらふらよォ!おからだの敏感な処を、同時に刺激されて、ドクドクと刺激を注入されていくお人形さん。快感を覚えて悶え喘ぎだすじゃないですか。

     

キムのやり方は、女の子の敵です。これはセクハラです。わたしは、キムを訴えようと思えばできる立場です。VOMの体験をわたしにさせておいて、キムは喜んでる。欲望を処理してるんだわ、と思うと、わたしキムが可哀想に思えてきたんです。それにわたしだって、性的欲求ってのがあって、好きになったヒトに処理してもらいたいって思っていましたから、キムって、わたしには相性があったように思っています。
「ああ〜だめ、そんな〜、ああ、先生ったら、もっとやさしくしてよ〜」
「いいのいいの、佳織はこれで喜んでるんだろ、わかってるんだから!」
わたしのことをお見通しなんだ。心で思ってること、キムにはわかってるんだ。

わたしは、便座形の椅子に座ったまま、ゴーフルをかけて、えっち映像を見ながら、キムにいたずらされている。手を壁に付けられた吊輪に括られて、両手を広げた格好です。胸をはだけさせられて、お股を広げさせられて、キムのお弄り祭礼を受けているのです。
「むむっ、ぐぅううっ、ううう〜」
「ほれほれ、佳織、もっと奥まで飲み込むんだ!」
キムの熱い棒がわたしのお口を塞いでいて、わたしは息苦しくって喘いでしまってるのに、なおもぐいぐいと挿しこんでくるんです。お股にはバイブがはめられて、抜け落ちないように腰からの紐で括ってあるんだ。
「ぁああ〜だめです、ぅううっ、感じすぎです、ぅううっ、先生・・・」
わたしはもう朦朧となっておりました。

ゴーフルが外されましたけれど、わたしの手を結わえた枷は外されません。バイブは外されましたけれど、パンティは穿かないまま、便座形椅子に座ったままです。
「佳織、どうだった、新作VOM・・・」
キムは、わたしのからだを拘束したまま、それも裸同然のまま、わたしに聴くのです。
「先生、ちょっと強烈すぎます、もっと柔らかい映像にしてほしい、女の子はもっとロマンチックですよォ・・・」
わたしは率直に、感想を云ってあげましたけれど、自分の姿を確認して、恥ずかしさの方が、強かった。

     

うぅわぁああ〜VOMボックスの内側が鏡張りなんて、キムはやっぱりゲイジュツカです。それに床も鏡なんだ、便座形の椅子に座って、わたしの姿をわたしが見る。そんな仕掛けでわたしを悦ばそうとしているキム、木村先生なんです。
「佳織、ミラーボックスだ、佳織のために特別仕様なんだよ!」
キムは、恥ずかしい姿にしたわたしを鏡に映し出しているんです。
「先生、こんなの恥ずかしいょォ・・・ああ〜ん、手をほどいてよォ」
わたし、手を広げてあげたままで、お乳を隠すことも、お股を隠すこともできなくって、キムの目がそこを見ているので、恥ずかしくって、もう泣きそうなのに。わたしの手は吊輪の枷に結わえられたまま、広げられている。

「佳織、右向いて、左向いて、上を見て、下を見てごらん!」
わたしは、キムのゆうとおりに左右上下を見ました。わたしの恥ずかしい姿を見せられて、わたし、目眩がしていました。床の鏡には、わたしのいちばん恥ずかしい処が、ばっちり映ってる。
「なっ、佳織、いっしょに見ようね、佳織のおからだ・・・いいね〜!」
キムはそんなことをいいながら、わたしの膝、別々に紐を巻いていくのです。わたしの膝が広げられる。紐は後ろの壁のワッパに通されて括られた。
「ほれ、ねっ、こうしておくと・・・ふふっ、佳織、もう閉じられないぞ!」
「ああ〜ん、先生、だめよォ、こんなのしちゃ、悲しいわょォ・・・」
キムは、わたしを恥ずかしい思いをさせることに専念してるみたいだ。

わたしのお乳がキムの手に包まれて、ぐりぐりとまわされ、ぎゅ〜っと握られ、引っ張られる。
「佳織のお乳、つき立てお餅のようだな、あっ、ちょっとコリコリしてるね!」
「ぁあ〜だめですよォ、先生、そんなに揺すっちゃだめェ・・・」
わたしは、からだを広げられて、弄られていく快い気持ちのなかで、もっと強くしてほしい、と思ってしまうのです。そうしてキムは、わたしの広げさせたお股を、黒毛を、撫ぜさすりだしてきた。
「佳織の毛、ちりじり毛、コレクションにしようかな〜!」
そんなことをいいながら、わたしの黒毛を抓んで引っ張りだした。そうして何本か、ちじれた毛を抜かれてしまったのです。

わたし、膝に紐を巻かれて、後ろへ引かれて括られている。お股を閉じようと思っても閉じられない。恥ずかしい処を鏡に映し出して、其処を弄りだしたんです。キムったら、意地悪です。指でそ〜っと唇の外側を撫ぜるんです。何回も何回も、それを繰り返しながら、キュッと押すんです。
「ああ〜先生、ぁああ〜先生、はあぁああ〜先生・・・」
わたし、もぞもぞしてきて、なにか物足りない感じで、お股の奥がジクジクしてくるのがわかる。
「佳織、見て、見て、開いてきた、蜜が滲み出してきた!」
花の蕾をさすってあげて花弁を開かせるように、キムは時間をかけて、わたしを開けようとしているんです。

     

「あああ〜先生、そんなとこ見ないでよォ、恥ずかしいよォ・・・」
わたしは、もう顔を真っ赤にして羞恥に耐えてるんですよ。女の子の気持ちってわからないんでしょ、キムったら!わたしのお股を広げて、指で揉んでいる。そう思うと、からだのなかがグジュグジュに煮えているんです。この感じが、いいんだといえばいいんです。
「佳織、そうかい、恥ずかしいの・・・いいじゃない、恥ずかしい顔って素敵だよ!」
「ああ〜そんなの・・・だめよォ先生、ぁああ〜だめってば!」
キムは、わたしの下唇を指でつまんで、横に広げている。
「佳織、ピンクピンク!汁液が溜まって、綺麗だ・・・!」
わたしは手を広げてあげたまま、鏡張りのボックスで、ふとももを広げられて悪さされてるんです。

ちっちゃいときに男の子におんなじことされた記憶がよみがえってきます。わたし喜んでたwawa。いやな記憶だけど、キムがよみがえらせるんです。ああ〜キム、あのときの男の子そっくりだ。どうして男は、わたしの恥ずかしいところを見たり触ったりしたがるの・・・。
「どうする?・・・すくって欲しいかね、この汁液、甘そうだよ、ね!」
「やめてよォ、せんせ、えっち・・・そんなのだめよォ・・・」
「じゃ〜どうする、垂れ流しするん?ぽたぽた、滴らせるん?」
「いじわる、先生、だめ、わたし、もう、ぁああ〜ん、すくってよォ!」
もうお壷のなかがグジュグジュに濡れてるのが分かります。辛抱しきれないんです。キムのたくらみにまんまと乗せられていく・・・わたし!

<ああ〜入れてよォ、指先入れてよォ!焦らさないでよォォ、入れてよォォ!>
わたしはもう我慢ができないくらいにグジュグジュにされているんです。でも、入れて!なんていえないから、わたし、待ってるしかない。
「佳織、ふふっ、入れてほしいんやろ、これっ!」
キムは、わたしのヴァギナを広げながら、指を目の前に突き立ててきた。
「ぅううっ、だめ、ぁああっ、だめ、だめ、い、い、いれ、てぇえ・・・!」
わたし、恥ずかしいこと云ってる。でもキムは、云わないと入れてくれないんですから・・・。つまり、わたしの要求にしたがってあげている、という立場なんだといいます。
「ほれ、どうだ、佳織、可愛いね〜ぇえ!お顔、真っ赤にして、嬉しいんだろっ!」
「ああ〜ん、先生っ、意地悪!意地悪オヤジ!!」
わたしは恥ずかしくって、卒倒しそうなくらいなんです。でも、いい気持ちではあるんです。

キムの指が円を描くようにして入り口を撫ぜさすり、ぶすっと挿し込まれた。ああっ、わたし、そのとき、きっと恥ずかしい声を上げていた。
「ぁああ〜先生ぃ、いい、いい、いいいっ・・・!」
身動き取れないようにされて焦らされて、内側の粘膜を触られたとき、わたし、もう、どうしようもなく取乱してしまったと思います。

     

木村教授の研究項目のひとつに、女の感じ曲線と濡れ具合の相関関係というのがあるんです。わたしはキムの臨床実験体にされている。「美の典型における女性内面の意識高揚と内分泌物資の比較的検討」なんていうのが学会で発表する論文タイトルらしいですけど、わたしにはそんな理屈なんていらないんです。
「ああ〜先生、だめ、だめょォ・・・ぁああっ、だめぇ・・・」
「佳織、みてごらん!ほれほれ、濡れて、こんなに濡れて、でもまだ感度80だね」
わたしの蕾に挿しこんだ指を抜いて、わたしに見せつけるようにして、キムはいいます。そのうえ、わたしが母音以外の音を声にまぎらして発してるときは、まだ80点だというのです。女の子は、しだいに、あいうの三音しか発しなくなるんだそうです。あいうの三音!そういえば、そうかも知れないと思う。

「もう少しね、よく見えるようにしてあげるね!」
キムったら、わたしの膝を括った紐をぐいぐいと後ろへ引き上げ、脇腹にくっつくほど絞っていきます。
「ぁああ、だめ、そんなのだめぇ、お股が壊れるぅうう・・・!」
「いいの、いいの、佳織の恥ずかしい処が、これでよく見えるでしょ!」
わたし、VOMボックスで、リアルにお仕置きのお責めを受けるお姫さまになったみたいです。わたしのお尻に手がまわされ、前へせり出せます。手はいっぱいに広げて吊輪に括られてるから、倒れはしない。お股が真上に向けられてしまった。そのうえお膝を広げられて、足裏を合わせて括られた。

「ねっ、佳織、恥ずかしいでしょ、顔に書いてある、ふふっ、可愛いね、佳織!」
キムは、わたしのお股なぶりを再開しだしました。真上になったお股です。キムは手の平を縦に走る唇を挟んで、ふとももの根元に置いているんです。
「ぁあ〜だめよォ、もう、もう、い、れ、てぇええ・・・」
わたしのお壷のなかはもう内分泌物質で、グジュグジュなんだから、キム、お願い、入れて・・・!
「まだ、まだだ、感度を90にまであがったら、入れてあげますよ!」
「ああっ、ああっ、グジュグジュするぅww、ぁああ、先生!」
「いま入れたら、中途半端でしょ、直ぐに、また、して欲しくなるでしょ!」
「ぁああ〜いいの、何回でもしてぇええ〜お願い、先生!」
「そうかい、何回でもいいんだね!」
キムはそのように云ってから、指を真上に向いた蕾のなかへ入れてくれました。

     

「ああ〜先生、わたし、だめになっちゃうぅ・・・ぁああ〜だめ・・・」
わたしの声で、キムはますますハッスルしていくようです。
「ふふん、佳織、こうかい、ええっ、こうかい!」
二本の指腹を上向けたり下向けたりして、わたしの内の襞を擦ってくるのです。蜜口の上と下・・・恥ずかしい箇所は、敏感なようで鈍感なんです。でもきゅ〜っと感じる処は上のほうだと思う。
「ぁああ〜ぁああ〜いい、いいっ・・・」
「ほれ、ほれ、佳織、ざらざらした処がいいんだね、感じる感じる、ザラザラした感じ!」
柔らかい襞の塊をつままれ、天井を指でこすられるわたし・・・。手をバンザイした格好で、膝を広げられて後ろへ引かれたわたし。恥ずかしい処が、真上を向いて、キムの玩具になっている・・・。

「ああ〜ああ〜いい〜いい〜ああっ〜いいっ!」
わたしは、「あ」と「い」しか言葉にならなくなっていく。ううっううっって言い出すと感度90なんだってキムはいいます。
「佳織、ホンモノ欲しいか?!佳織!欲しい?!」
「ぁああ〜ぁああ〜いい、いいっ・・・」
「ホンモノ欲しいんだな!」
「ああっ、いい、ぃいい・・・」
わたしはだいぶん朦朧となっていました。からだの芯がグジュグジュしていて、その感覚に集中してるんです。

木村教授考案のVOMボックスは、わたしを臨床実験台にしてデータを集めていくんですが、木村教授の体の一部が、女子学生の体のなかに埋められていくとなると、これはもう実験じゃなくて、本番です。わたしが合意したとかしなかったとか、「あ」と「い」それに「う」しか発することができなくなったわたしには、合意したとゆう証拠はありません。
「佳織、いいね、じゃ〜もらうよ!」
わたしの大きく広げたからだの前に、キムはズボンを脱ぎ捨ててたちました。キムの大きく突き出た棒が、映像じゃなくて、もっとリアルにわたしの網膜に映ったんです。

「ぁああ〜ぁああ・・・ぁああっ、ああっ!」
キムの棒が挿し込まれだして、わたしは体がはちきれていくような膨張感を覚えました。いい気持ちを通り越していました。
「ぁああ、いい、締まる、よ〜締まる!」
キムは、わたしを抱きしめ、腰をぐっと前へ突き出して、呻くように云った。
「ぅわぁああ〜ぅうう、ぁああ〜ハあああ〜!」
わたしも無意識に腰を突き出している感じです。身動き取れないわたしなのに、です。キムの棒が、抜かれては挿しこまれていく。挿されるたびにわたしは疼く、ジンジン疼く。体の芯がジンジン痺れるのがわかります。快感、快感なんです。わたしは体いっぱいに力を込めて、そのなんともいえない感覚を貪り受け入れてるんです。そうしてわたし、逝かされてしまった。

     

「先生、訴えちゃおうかなぁ〜」
キムがわたしに云い寄ってきて、わたしの気分が向かないときは、そのようにゆうことにしています。キムの研究室は研究棟の三階。窓からこんもり茂った樹木の木の葉が光にキラキラ光るのが見えるんです。VOM、バーチャルオーガズムマシーンの臨床実験中に、わたしが犯されたことを、わたしは内緒にしています。
「だめだよ、佳織、内緒だよ、約束しただろ!」
「だってぇ、先生ったら、しつこいんだもん!」
「いやぁ〜もう参ったな〜原因はさ、佳織が美しすぎるんだよね、そうなんだよ!」
「うまいこと言って、先生ったら・・・」
昼下がりの午後、キムの研究室で、わたしが臨床実験台になるまえの会話です。

あれから改良を加えたとゆうVOMです。呼び名をバーチャルオナニーマシーンと改称したんだ、ってキムはいいました。
「独り女の子用のマシーンでないと、人気でないだろ!」
「それ、また、わたしにやらせるってゆのですかぁ、先生」
「まあ、そうゆうことだね!」
改良版VOMは、恋人いない女子学生のための慰めマシーンだといいます。そりゃ、そうかも知れないです。ひとりえちするときって、お道具使うとしても、結局は自分の手で操作しなくってはだめですもんね。自分の手を使わなくっても、独りエチできる、オナニることができるんだったら、女子学生の人気は急上昇しますよね・・・。改良VOMは、便座形の椅子を、お馬の鞍の形に改良し、張形をつけることができるんだそうです。

研究室のドアの鍵がかけられ、カーテンが引かれ、VOMの臨床実験が始められていきます。わたしは下穿きを脱いだ。つまりノーパンになりました。そうして鞍形の椅子に跨りました。VOMを使う要領は、この前に体験済みですから、もうキムに教えてもらわなくてもできます。今日は、わたし一人で操作していくことになるんですが・・・。
「映像の切り替えとか中止は、このスイッチを押すんだよ」
キムの説明では、親指大の握りスイッチ、親指で押すと、第一映像、第二映像、ストップ、スタート、順次切り替わるようになっているんだとの説明でした。ちなみに第一映像とは、きれいな風景で、第二映像とは、あの光景、つまり、男と女の濡れシーンなんですって・・・。という説明があって、わたしは鞍に跨り、ゴーフルをつけて、臨床実験を始めることになったのです。

     

ゴーフルをかけて鞍椅子に跨ったわたしは、右手に握ったスイッチを押しました。ふわ〜っと草原の風景が広がってきました。青空、遠くに山がみえる。タンポポが咲き乱れている。お花が風に吹かれてそよいでいる。蝶が二つ、じゃれあうように舞っている・・・。
<アアっ、きれい!清々しい!わたしも風にそよぎたい・・・>
そんなこと思いながら、スイッチを押した。野原の風景から、室内風景に変わり、男と女がベッドで抱き合っている光景になる。
「ああ〜っ、ああ〜っ、はぁああ〜っ!」
女のヒトの声が、むしょうに大きく聴こえる、息を吸い、息を吐く擦れるような音まで聴こえる。次第にアップになってきて、目の前に男のモノがアップで迫ってきた。
「ぁあっ、ああ、おおきいっ〜!」
わたしは、生唾を飲み込むような感じで、ドギマギしてきた。そういうときでした。鞍椅子に跨ったわたしの腰まわりを何かが触りだしてきたんです。

「ああっ、ああっ、なにか棒、棒、棒だよ、ぁああっ、棒!」
目の前の男の棒が、大アップで、わたしのまえにある。わたしは腰を少し後ろへずらした。そうして左手をスカートの下からお股のところへ入れてみる。棒は柔らかそうで硬い。わたしは握った。目の前の男のモノが女の手に握られた。
「ああっ、わたしが握ってるんだ・・・!」
ぷるんぷるんと揺すってみた。目の前の男のモノがプルプルと揺すられてる。わたしは、映像を見てるはずなのに、実物のように感じる。映像と手に握った棒が、連動してるんだ。わたしは、そのように理解しました。
「わぁああ、リアルだよぉ、これって、リアルだよォっ!」
棒を上下にしごいたり、先を指で撫ぜると、映像もそのようになるじゃないですか。

わたし、鞍椅子に座ったまま、からだを少し後ろに倒して、お股を前へ突き出した。そうして左手に握った棒の先っちょを、広げたお壷に当ててあげた。
「佳織、そのまま入れてごらん・・・!」
わたしに指示する声が聴こえてきたんです。わたしは、指示に従って、棒をお壷の入り口に当てて、そのままからだを元に戻した。
「ぅぐううっ、入る、入ってくる、入ってきたぁああ〜!」
棒がわたしのお壷の奥深くまで入ってしまったんです。わたしは、目の前の映像は、男のモノが無くなって、真っ暗になった。そうしてピンクの水の中のような光景が見えてきた。
<ああっ、これ何、なによ?ううっ、チツのなか?ああっ、わたしのお壷のなかなんだ・・・>
わたしは、からだの芯へドクドクと鈍い快感のような感じを、感じさせられていったのでした。

     

木村教授、キムが開発したVOM、バーチャルオナニーマシーンは、わたしに臨床実験させて、改良を加えていき、商品化するんだといいます。そういえばお乳をくすぐる装置とか、クリを刺激する装置とか、アヌスはいいです、わたしは興味ないです・・・。それにもっとコンパクトにして、ひとり旅にもお供させられるくらいの方がいい。最初のいまは、お棒が突き出て女の子が腰を動かせるしかないんですもん。だってぇ逝くときってぇ、じっとして逝かせてほしいんですもんね。

わたしはスイッチを押してストップをかけました。ゴーフルをつけて、頭で想像するんじゃなくて、映像で男のヒトを見るんだから、それもリアルに裸、大きくて硬直したお棒そのものを見るんだから、迫力あります。ストップをかけたのは、逝きそうになったからです。まだ逝っちゃうのは早い。何回も逝きそうになって、それから逝ってあげるほうがいいでしょ!
「佳織、どうしたんだ、逝ってしまったのか?!」
「ぁああ〜ん、逝ってないよっ、逝きそうだったから止めたのよ、また始めますぅ・・・」
わたしは、ふたたびスイッチを押して、第一風景から第二風景へ切り替えた。

ベッドのうえで裸で抱き合う男と女のいる風景です。わたしの跨った鞍椅子から突き出た棒を、わたしは咥えこむ。そうしてふたたび奥まで入れてあげたとき、スカートをまくり上げる感じがした。キムが覗いているんです。
「もっと腰を前後に動かせ!」
「ええっ、なによ!見えてるの?!」
「見てるよ、佳織、見えてるよ!」
「ぁああ〜ん、先生!だめよ、えっちだよぉっ!」
「からだを後ろへ倒せ、足をあげろ!」
スカートがまくられて腰で留められた。そうして右手と左手が、ああっ、吊輪に括られた。

     

「ああっ、先生、だめよ、括っちゃだめってば・・・!」
わたしは両手を広げて上げて、前回と同じように吊輪に括られた。
「佳織、いいの見てるんだろ、何を見てるんだ!」
「ううっ、何って、言うの恥ずかしいよぉ・・・」
「女が男を舐ってるだろ!」
目の前で、男のヒトのお棒が、女のヒトが唇と舌を使ってフェラしてる。大アップになったり、女のヒトのお顔になったりしています。
「佳織、オレのも同じようにしておくれ!」
キムは、そういいながらわたしのセーターをめくりあげ、ブラの中へ手を入れてきてお乳をつかんできた。お口にお棒が当てられて、わたしの唇を割ってきて、キムのお棒が突っ込まれてきた。
「ぅううっ、ぐぅううっ、ぅううっ・・・」
突然のこと、ごぼっと突っ込まれて、わたし、えづきそうになった。

「佳織、舌を使え、口の中で、舌で舐めろ!」
キムは昂奮してるんだ、切羽詰ったような声だして、腰を振ってお棒をわたしの咥内でかき回すんです。
「ううっ、ううっ、ぐぅううっ・・・」
わたしは鞍椅子に跨って、もうさっきから、お棒が入ってるんです。木馬のうえの鞍椅子が、木馬ごと前後に揺すられて、わたし、もうわけわからなくなっていく。刺激がからだの芯をウズウズとさせていきます。どくどくと注ぎ込まれる刺激に、わたしは翻弄されていってしまう。
<だめ、だめ、だめよ〜!先生、わたし壊れちゃうよォ〜!>
わたしは、こころのなかで叫んでいます。グジュグジュと、からだの芯にいい気持が満ちてくるんです。

VOM<バーチャルオナニーマシーン>に乗せられて、木村教授の欲望を処理してあげながら、わたし自身も満足していくのです。これって大学教授の研究室で繰りひろげられてる実験なんです。美学の範疇にオーガズムのこととか、エクスタシーのことが大きなテーマだとゆうのは理解するけど、女子学生を実験に使って自分の欲望を処理してる教授を・・・でもわたしは訴えない、風紀委員会には訴えないでおこうと思っています。ただしいまのところは・・・です。

     

<ああ〜ん、先生、だめよォ、そんなにきつく突かないでよォ>
ゴーフルをかけたままだから、わたしの体に起こってる光景は見えないけれど、目の前の映像が、そのままわたしの光景なんだ。
「佳織、佳織っ、いいぞっ、佳織っ!」
<ああ、何がいいの!何がいいのよォ!>
「佳織っ、裸にするぞ!佳織の裸っ、見たいっ!」
ゴーフルをかけて両手をバンザイしているわたしが裸にされる。
「うっ、ぐぅっ、先生、だめよ、わたしに触っちゃ訴えるぅううっ」
「佳織、二人だけの愉しみだ、誰にもゆうなっ、いいね!」
キムは、訳のわからないことを云って、わたしを誤魔化し、服を脱がしていきました。

わたしはゴーフルかけているから、目隠しされたのと同じよ。目の前の光景は、男のヒトと女のヒトが絡み合ってる。裸にされたわたしに、キムが絡みついてくる。
「佳織、先生も裸になったから、抱き合おう、いいね!」
鞍椅子に跨ったわたしのお股に挿し込まれた棒が外され、キムが鞍椅子に跨ってきて、わたしと密着したようです。
「ぁああ〜ん、先生、窮屈だよ、動けないよォ・・・」
「なあに、佳織はジッとしてるだけでいいんだ、ジッとしてるだけで・・・」
わたしのふとももがキムの膝の上に乗せられて、わたしとキムが密着する。わたしは両手を広げて上にあげ、ゴーフルかけたそのままで、裸のキムに抱かれた。

密着、キムのお棒とわたしのお壷が密着してる。
ああ、わたしの恥ずかしい処が、キムの棒と密着してる。わたし、もうグジュグジュよっ、ああ〜ん、キムったらお乳を触ってる。ああ〜ん、先っちょを吸ってる。咬んじゃだめ、ぁああっ、痛い、歯を立てちゃだめよ!なによ、男の棒がグリグリ入ってる、ぁあ、女がいいっ、いいっ、いくっ、いくっ、って声上げてる!わたしもイキそォよ・・・先生、だめ、だめ、もっとゆっくり動いてよォ・・・!
「佳織、ジッとしてろ、先生が気持ちよくさせてやるから、ジッと、ジッと!」
「ぁああ〜ん、ぁああ〜ん、だめってば、もっとやさしくしてよォ」
わたしを前へ倒してキムのお棒を奥まで挿しこまれる。わたしのからだが後ろへ倒されて、お棒が半分抜けでる。硬くて柔らかいお棒が、わたしのからだを前後させて、入れたり抜いたりしてるんだ!濡れてびしょびしょのわたし、あああ〜っ、ズポズポって、からだの芯を抉られてるぅ!

     

女の子の快感とゆのは、男の快感とはちょっと違うみたいですね。キムは、女の子をねちねち苛めるタイプですけれど、昇りだすと一気に噴出するみたいです。わたしの逝きかたをいえば、じんわり〜から、全身ふんわり〜から、だんだんわけがわからなくなってくるんです。だから、まだじんわり〜の段階で乳首をつねられたり、指を入れられたりすると、拒否反応が出てしまったりするんです。キムはそのへん、上手にわたしを導いていきます。VOMマシーンとはいえ、具体的にはキムとの接触体験です。わたしの場合、VOMは前戯だったのかも知れません。

「ぁああ〜先生、だめ、だめってばぁ、ぁああ〜ん」
わたしはゴーフルをかけたまま、キムの生棒を挿入されて逝きそうに喘ぎ悶えていくのが、おぼろげですがわかります。でも、からだがズキンズキンと痺れるように感じて、あたまのなかは真っ白状態です。
「佳織、お乳シコシコ、固くなってきたぞ、腰を動かせ、もっと動かせ!」
「ぁああ〜ん、だめ、だめ、壊れちゃうぅう、うっ、ぁああっ・・・」
キムは、わたしのお乳を握っている。わたしは鞍椅子に跨って、両手を挙げてふんばっている。べちゃべちゃになったヴァギナに、硬くなった棒が密着し、わたし、もうグリグリ捏ねまわされて、恥汁をドクドクと垂れ流しているんです。キムがティッシュで拭いてくれて、べちゃべちゃ感からコリコリ感にかわって、えぐられる、からだの芯がえぐられる感じで、あああ〜もう、意識朦朧、真っ白で、快感だけに酔っている。

わたしが逝きそうになったとき、キムの生棒が引き抜かれてしまう。わたしは深呼吸するような感じで、息を吸い込んではいた。そうしていると、キムがふたたび、スキンをかぶせた生棒をぐいぐいと挿しこんでくる。逝きかけて、置かれたわたしは、また逝きそうになる。先とはちがった逝きかたです。いい、さっきより一段といい、いい、いいっ!
「ぁああ〜ん、はぁあああ〜はぁああ〜ん、いく、いく」
「まだ、まだ、まだ逝っちゃだめだ!」
「ぁああ〜だめ、だめ、逝く、逝くぅうううう〜!」
もうだめです、わたし逝ってしまう。ほんと、もう逝かしてぇ・・・!深いんです。感じ方がぐ〜っと深いんです。わたしもうだめ!
「ああっ、ああ〜ああ〜ああああ〜もっと〜〜!」
「おお〜おお〜!佳織、オレも逝く、いくぞ〜!」
最高に達して、わたしはぐったりしてしまう。キムはしばらく生棒を入れたまま、じっとしていてくれました。

     



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