愛えろす
 純子ちゃん-1-
 1〜15 2007.3.8〜2007.4.22

     

-1-

<純子のワンルーム>

わたしの名前は神谷純子です。うん、大学二年生、二十歳、文学部です。大学の先輩久光は、わたしの恋人、大学院で研究している二十七歳です。今日は、大学の講義がない日で、アルバイトもお休みしています。久光がわたしのワンルームへ来るんです。わたし、久光にお料理してあげようと思って、いっしょに食べる準備をしていると、メールが来て、ちょっと遅れるけど四時にはいける、と書いてありました。まだ久光が来るまで三時間もある。わたしは、早く久光に会いたいと思っているのに、久光の予定もあるから、しやないなぁと思って、金閣寺のほうへお散歩にでかけることにして、待つ時間を過ごすことにしました。

わたしのワンルームは、学生マンションで、ほんとワンルームです。バストイレ、簡単なキッチン、それに六畳間のフローリングです。ベランダを、お花のポットを飾って、ちっちゃなグリーンの丸テーブルとパイプの椅子を窓際においています。ワンルームは3階で、窓から大文字の山が見えます。シングルベッドと洋服掛けとお勉強机を置いたら、もうワンルームはいっぱいです。お散歩の帰りに、角のローソンでペットボトルとサンドイッチを買って、ワンルームへ戻ってきて、久光が来るまでの1時間、わたしは本を読もうと思って、読みかけのジッドのページを開きます。狭き門、主人公のアリサ、わたし、アリサの生き方にあこがれますけど、わたしは、久光とセックスしてしまいます。

     

四時過ぎに久光がやってきて、わたしは、嬉しい気分になります。久光は、わたしのワンルームでお泊りすることはありません。だって、ワンルームから出ていくところを、他の人に見られたらたいへんだし、わたし、ちょっと恥ずかしいじゃないですか。
「うん、久光ぅ、忙しかったの・・・」
「教授と、研究内容の打ち合わせをしていたから、遅くなってしもたんや」
カーテンを開けた窓から、西日の光が射しこんできて、グリーンのテーブルに当たっています。久光がグリーンテーブルの椅子に腰をかけ、わたしはピンクのお布団ベッドの縁に座って、向き合っています。わたしは、久光をワンルームに迎え入れて、少しうずうず気分です。久光とセックスするようになって、久光が好きになって、久光が抱いてくれるのを待っているんです。

久光は性急だから、ワンルームへやってきて、五分と経たないうちに、わたしを抱きしめてきます。グリーンテーブルの椅子からベッドの縁に座ったわたしの横へ、久光がきます。わたしは、久光に抱かれていきます。フレアスカートにセーターのわたし。久光はジーンズにシャツ。わたしは、横並びの久光に肩を抱かれ、顔だけ向き合ってキッスしだします。わたし、もう理性なんてありません。久光に抱かれて、キッスされると、からだが火照ってきて、ぽ〜っとなってしまいます。わたし、学校のお勉強よりも、久光とのセックスに溺れてしまってる。狭き門のアリサみたいに、マジメな女の子じゃありません。
「純子、いい匂い・・・ああ、やわらかい・・・」
久光は、唇をはなして、わたしの感触をいいながら、セーターの裾から、手を挿しいれてくるのでした。

-2-

久光がわたしのワンルームへ来たときは、わたしが久光を可愛がってあげるの。キッスが終わって、わたし、久光をベッドの縁に座らせたまま、ジーンズをブリフと一緒に降ろしてあげて、久光のおちんぽ、まだ完全ではないけれど、おっきくなっていて、わたしを待っているんです。
「ふぅうん、わたしやったげる、久光のんなめたげる、ね」
わたし、マットを敷いた床に膝ついて、久光のおちんぽを握ってあげる。久光のおちんぽってかわいいんです。お玉ちゃんと黒い毛のあいだから、にょっきり立ってるんですけど、右の指を丸めて握ってあげて、ぎゅっと根元のほうへ手をおろしていくの。そしたら、久光のおちんぽ、皮が剥けて、ちょっと充血してて赤黒んですけど亀頭が剥けてでてきて、わたし、亀頭の先っちょに唇をつけてあげるんです。うん、久光のおしっこが出るとこから、透明のねばっこいお汁が滲み出てくるんです。

わたし、亀頭を唇に包んで、舌先でぺろぺろしてあげながら、握っているお胴をゆっくりしごいてあげる。それから両手でお胴をはさんで、神さまを拝むようにして、軽く上下にスライドさせてあげる。亀頭を唇で軽く包んで、舌先でぺろぺろ。そうしてあげると、久光のおちんぽは、ツンと立ってきて硬くなってきて、びんびんになってくるんです。
「ううっ、純子、根元からじゅるじゅるって・・・」
ベッドに手をついて反り返っている久光。太ももをぐっと拡げている久光。わたし、お顔を横にして、おちんぽの根元に唇をつけてあげて、亀頭を指でつまんであげて、それからハーモニカ吹くように、久光のおちんぽを根元から亀頭のとこまで、舐め舐めしてあげるんです。

     

-3-

「咥えて、純子、咥えて・・・」
久光のお胴しゃぶりから、わたし、おちんぽを咥えてあげる。
「ふぅう、ふぅう、ああ、久光ぅ、おっきい・・・」
お口の中へ、おちんぽをぐっと入れ込んであげて、お口を開けたまま、唇が軽くおちんぽに触れるようにして、わたしお顔を、さげたりあげたりして、軽くしごいてあげる。久光は、わたしを立膝にさせて、セーターをまくり上げてきて、ブラの中へ手を差し込んできて、わたしのおっぱいをまさぐってきます。背中のホックをはずしてくれて、わたしにフェラさせながら、両手でおっぱいを包んでくれて、ゆさゆさ揺すったり、もみもみしたりしてきます。

セーターとブラを脱がされて、わたし、上半身裸になります。久光は下半身裸です。フレアスカートの腰のホックをはずされて、わたしスカートを脱ぎ去り、パンティだけの裸になってしまう。久光もセーターを脱いでシャツだけの姿になって、わたし、久光にフェラを続けていきます。
「ふぅうん、久光ぅ、おちんぽおっきい・・・」
お日さまが西に傾いてきて、窓から眩い光が入り込んでくるわたしのワンルーム。久光の、勃起したおちんぽを眺めてあげて、そうしてわたし、久光のおちんぽを咥えてあげる。
「ううっ、純子、舌の先で、うん、そこ、そこ、ぺろぺろ」
久光は、雁首を舌の先っちょでぺろぺろしてもらうのんが好きみたい。わたし、お胴を握ったまま、舌先の魔法使いになってあげる。わたし、そうしているうちに、ぬるぬるっと濡れてくるんです。

     

-4-

お昼間のわたしのワンルームは、ちょっとピンク色した白いお部屋です。窓から光がさしこんできて、とっても明るいんです。わたし、久光を迎え入れて、お部屋が明るいから、ちょっと恥ずかしいんです。でもね、久光になら、見られてもいいんです。フェラしてあげて、久光のんもわたし見てあげるんだから、おあいこやと思っています。
「純子、乗っておくれよ」
ベッドの縁に座った久光が、フェラしているわたしを抱き寄せてきて、そのままベッドに倒れこんでしまいます。わたし、久光のうえに乗ってしまう格好で、ベッドで抱き合います。わたしはパンティだけ、久光はシャツだけです。わたし、久光にパンティを脱がされて、そうして腰にまたがってあげるのです。

久光ったら、がまんができなくて、わたしを求めてくるんです。そりゃあわたしだって、久光にフェラしてあげて、ぐじゅっと濡れてきているから、久光が欲しい。わたしは、久光の腰にまたがって、挿入する準備に入ります。わたしの明るいワンルーム。わたしが主導権をもっている感じで、わたしの思いのままにはじまって、でも、途中で久光が主導権をにぎってしまいます。
「ああ、久光ぅ、入れてあげる、いいわね」
「うんうん、純子、入れて、入れておくれ」
わたし、またいだ久光の腰からお尻を少しあげて、久光が自分のんを握って、わたしのお股にあててきます。そうしてわたし、お尻を降ろしていくんです。

     

-5-

ゆっくりお尻をおろしていって、久光の頭が入ったのがわかって、わたし、そのままお尻をぐぐっと降ろして、久光の腰にぴったしくっつけてしまいます。
「あああ、久光ぅ、ああ、はいったよ、ああん、はいったぁ・・・」
ぶっとい久光を感じて、わたし、むくむく、じゅるじゅるな気持ちになってしまう。窓からの明るい光が眩しいです。わたし、久光に馬乗りになったまま、腰をちょっと前へずらし、ちょっと後ろへ引いてあげて、ああ、久光のぶっといのが、わたしのなかを擦ってくる感じが、わたしにはとってもいい気持ちなんです。
「純子、じっとしてろ、それでぎゅっと締めてみろよ・・・」
奥まで挿しこんだまま、久光がわたしに力をいれて締めてみろと囁きます。わたしは、下腹にぎゅっと力をこめていきます。ああ、締まってるのかどうか分らない。

裸になっているわたし。久光の腰にまたがったまま、久光がわたしのおっぱいに手の平をのせて、わたしを支えてくれています。わたしは、久光の肩に手をついて、馬乗りになったままです。
「そおっと抜いて、いっきに降ろしてごらん・・・」
わたし、久光に囁かれて、お尻を腰からゆっくりと離していきます。それで頭のとこだけ壷のなかに残しておいて、ぶすぶすっと一気に挿しこんでしまいます。
「ああ、ああっ、いい、いいわぁ、ああ、久光ぅ!」
わたし、なかがぐじゅぐじゅになっているのがわかるんです。ぶすぶすっと奥まで挿しこんでしまって、そうしてお尻を前へ後ろへ、右へ左へとローリングさせてしまう。

わたしは、久光の唇を求めてしまう。久光のんを呑みこんだまま、久光に倒れこんでいってしまう。そいで久光の唇に、わたしの唇を重ねて、久光の舌を求めているんです。
「ううん、久光ぅ、ううう、ふぅう・・・」
わたし、久光におっぱいを揉まれながら、お尻をローリングさせて、深いキッスをして、ああん、わたしの感じるとこを、ぜんぶ久光にさしだしているんです。
<ああ、久光ぅ、好き、好き、久光ぅ、好きよぉ>
わたし、こころのなかで、久光が好き好きって叫んでしまって、久光を受け入れているんです。

     

-6-

わたし、先輩の久光と知り合うようになって、うん、恋してしまって、久光もわたしが好きやと言ってくれて、とっても満ち足りた毎日でした。わたしのお部屋はワンルーム。ピンクのお布団、ピンクのシーツ、それに白いシングルベッドです。久光の腰にまたがって、わたし、挿入してしまって、もうじゅるじゅるになっていて、久光に乗ったままキッスして、ああ、久光が腰を右に左にと揺すってきて、わたしを刺激してきて、ああ、もうわたし、なにもかも忘れてしまって、久光にすがりついてるんです。
「ああん、いい、いい、久光ぅ、ああ、わたし、ああ、いい・・・」
そのうち久光が、わたしを寝かせてかぶさってきます。
「純子、オレ出そうになってる、もういくよ!」
久光が感じてるのとおなじように、わたしだってもう頂上へ昇ってしまいたい気持ちなんです。

わたしが仰向き、久光がわたしにかぶさってきます。わたしは膝を立てて開きます。久光の腰から下がわたしの膝のあいだに入り、そうしてわたしは肩を抱かれて、久光が挿入してくるのです。
「ああ、いい、入ってるぅ、久光ぅ、いい、もっともっとよ・・・」
「うんうん、純子、ぬるぬるじゅるじゅる、おお、いい、出そうや!」
「ああん、いい、いい、いくいく、ああ、もっともっとぉ!」
わたしは、もうアクメの頂上めざしていて、久光も出る寸前で、ぐっとこらえてずぼずぼしてくれて、ああ、わたし、イってしまう。久光も、出してしまう。久光のピクンピクンを感じて、わたしもオーガズムを迎えてしまって、ああああ〜〜!です。

わたしは久光に抱かれたまま、からだの力を抜いてしまって、ぐったりしてしまうけど、昇ってしもた余韻にじわじわと揺れているのです。射精終わった久光が、わたしから離れてしまうとき、わたしは、ちょっと淋しい気持ちになってしまう。なんでか知らんけど、久光の心がわからなくなってしまう。
「ねえ、久光ぅ、わたしのこと好き?」
「うん、純子のこと、好きだよ!」
「わたしのどんなとこが好きなん?」
「純子のこころが好きだよ、こんなことできることも好きだよ!」
一回目のセックスが終わって、わたし、久光にコーヒーを入れてあげます。

     

-7-

窓辺のグリーンの丸いテーブルで、久光はコーヒーを、わたしはミルクティーを飲みます。会うなりセックスして、わたし、久光の顔を見るのが恥ずかしいんです。だって、ね、ふたりとも裸になって、抱き合って、わたし、馬乗りになってあげて、最後に久光に抱かれて、それでいい気持ちになってしまったことが、恥ずかしい感じがして、顔を見ることができないんです。
「純子のよがり声って、猫ちゃんみたいだったよ」
久光はわたしを恥ずかしがらせようと、そんな風にゆうのです。
さっき抱き合ったピンクのベッド。シーツの真ん中が濡れてしまって、わたし、恥ずかしい。
「そんなん、ゆうたらあかん、わたし、恥ずかしいんやから・・・」
グリーンのパイプ椅子に向き合って座って、窓からの光で、カップが眩しく感じます。

ええ、久光がコーヒーを、わたしがミルクティーを、まだカップに少し残ったままなのに、わたしを求めてきます。わたしは、久光に引き寄せられ、グリーンのパイプ椅子に座った久光にひざまずきます。セーターにトランクス姿の久光です。わたしは、セーターとフレアスカートだけ、ブラもパンティもつけてないんです。
「ぺろぺろ、純子いいやろ、してくれるやろ」
「ああん、またすんの・・・」
久光は露出症なんやと思います。明るいワンルームで、わたしにおっきくなるのを見せて、いいえ、ちょっとすぼんだんを、わたしのお口でおっきくしていくのんです。

ちょっと毛むくじゃらな久光です。トランクスを穿いたまま、わたしは久光のおちんぽをむきだしてあげる。右手で握って、ぎゅっと押し込んであげると、久光の先っちょがびんびんになるんです。その先っちょに、わたし、ぴゅっと唇をつけてキッスしてあげる。久光は、わたしのセーターを裾からめくりあげて、おっぱいを露出させてしまいます。わたしがパイプ椅子の久光を、ぺろぺろしだすと、久光がおっぱいを柔らかくモミモミしはじめる。
「純子、もっとぎゅっと握って、ぺろぺろ」
むっくむっくと久光がおっきくなってきて、硬くなってきて、ピンピンになってきてるんです。久光ったら、勃起したとたんにトランクスを脱いでしまうのです。

     

-8-

久光のんをぎゅっと握って、その頭を剥きだして、わたしは、唇をすぼめて、先っちょにくっつけていきます。そいで、ぷちゅぷちゅって吸うようにして、先っちょに滲み出てくる透明なねばい液をなめてあげるんです。そうして、唇を開き、巻き込むようにして、顔をぐっと押し込んでいきます。ああ、彼のやわらかい頭を、わたし、お口のなかでなめなめしていきます。
「ああ、純子、首のとこ、ぺろぺろして、ううん、ぺろぺろ」
久光は、ぐぐっと太ももをひろげ、腰をぐっと突き出すようにして、わたしにカリクビを舐めろというのです。わたしは、言われるままに、お口に含んで巻いた唇をかぶせたまま、ぺろぺろっと舐めてあげます。

おっぱいを揉まれながら、わたし、久光のんがおっきく、硬くなってくるのを感じるのが好きです。でも、それはまだ最初のところです。二回目はゆっくり、たっぷり、時間をかけて、って久光が要求するので、わたしは、ゆっくり、たっぷり、久光の反応を見ながら、しごいてフェラしてあげていきます。
「純子、おしばりしてやるから、ねっ!」
わたしに咥えさせたまま、久光が首から肩へと紐をおろします。みぞおちのところで結び目をつくり、おっぱいのしたあたりで結び目をつくり、そうして二つになった紐をお股に通してくるのです。

「ふぅうう、ううん、ふぅうう・・・」
わたしは、スカートをたくし上げられ、お股に紐を通され、そうしてお尻のくぼみにそっと背中へ回されてきて、背中で結び目をつくられ、首の後ろを通されて、ぐっと引かれて結び目に通されて止められてます。
「ほれ、純子、たてに通ったぜ、さあ、立ってみろよ!」
わたし、久光のんを握ったまま、立ち上がっていきます。ぐいぐいっとお股に、紐が食い込んできます。うつむいて紐を通されたから、からだを起こすと締まってくるのです。わたしは、ぐぐっと締まる感触に、あああっと声を洩らしてしまいます。飲み残しのコーヒーを、久光が飲干し、そうしてわたしのおっぱいを下から持ち上げるようにして、揺すってくるのです。

     

-9-

「純子、手を後ろへまわせ」
からだに縦へ紐をいれられたまま立ったわたしに、ぶらぶらになっている手を、後ろへまわせというのです。セーターを首筋までめくりあげられ、スカートを腰までめくりあげられた格好で、縦に割った余りの紐で、わたしは背中で手首を括られてしまうのです。
「ああん、久光ぅ、らんぼうしないでね、そっとしてね」
「うんうん、純子、いい気持ちにさせてやる、それだけだよ!」
久光は、パイプ椅子に座ったまま、わたしの背中で手首を括っていきます。わたしは、囚われお嬢様。悪いことした罪で、括られてしまうのです。うん、悪いことってゆうのは、久光のお腰の大切なモノを、お口にほおばってしまった罪です。

「こっち向いて立ってみろ、純子のお仕置きだぞ、わかってるよね」
久光は、わたしを立たせたまま、そのように言います。グリーンの丸テーブルが窓からの光で、光っているようにみえます。窓から外が見えます。大文字の山が、向うのほうに見えます。ああ、あお山から望遠鏡で誰かが見ているんと違うやろか、わたしは、ちょっと不安になり、恥ずかしい気持ちになってきます。
「さあ、純子、真直ぐ背筋を伸ばして立つんだ!」
久光は、わたしがまっすぐ立てないことを知っているんです。真直ぐに立つと、縦に入った紐が、お股をきつく締めつけてくることを知っているんです。でも、わたし、真直ぐに立とうとします。

お股に食い込む紐の感触で、わたし、ちょっと昂奮してしまいます。手首を括ってもまだ紐が少し余っています。おっぱいの上と下につくった結び目に紐をとおしてきて、ぎゅっと引っ張り、おっぱいを紐で絞りだしてしまう久光です。
「ああん、そんなのきつい、もっとやわらかくしてよ、ねえ久光ぅ・・・」
わたしは、久光にお仕置きを受けるお姫様です。久光がどうしてわたしにこんなことするのか、その気持ちがよくわかりません。でも、きっとわたしを独り占めにしたいと思う心やと思って、わたし、うれしい気持ちで、応えてあげています。それだけではなくて、わたしも、久光を独り占めしているんや、そう思っているのです。

     

-10-

手を後ろに組んだまま、久光の前に立たされるわたし。わたしのワンルームで、わたしは久光に可愛がってもらう。セーターが首までめくられ、スカートが腰で丸められ、からだを縦に紐で締められてしまったわたし。おっぱいが紐で絞りあげられてしまったわたし。荷物のように括られてしまったわたしは、久光のお弄りに耐えていかなければなりません。久光の手と口と言葉で、わたしは恥ずかしい気持ちにさせられていくのです。
「純子、どっから触ってやろかなぁ」
わたしを立たせたまま、パイプ椅子に座った久光が聞いてきます。
「ああん、どっからでもいいけど、こそばいのいやよ」
擽られてしまうと、わたし、もう我慢ができなくなってしまうから、そう答えます。

ええ、からだを触られて、めっちゃくすぐったいときがあるんです。そんなときは、わたし、おしっこを洩らしてしまいそうになるので、それだけはやめてほしいと思っています。
「うんうん、わかったよ純子」
久光は、立たせたわたしのおっぱいを触ってきます。すそを紐でぎゅっと絞ってあるんで、わたしのおっぱいは肌がつるつるしていて、先っちょがぷっと膨らんでしまってるんです。ぷりぷりになってしまったおっぱいを、久光が親指で裾から押しあげてきます。そうして先っちょを親指の腹で、ピンピンと弾いてくるんです。
「ふふん、ぷりぷりや、純子のおっぱい、ぷりぷりや!」
久光ったら、膨らんだ乳首をピンピン弾きながら、その感触を言うのです。

わたし、おっぱいの先っちょを弾かれると、ピリピリって感じて、細い刺激が伝わってきてしまう。ビンビンな感じを、わたしぐっとこらえて久光の前に立っています。
「紐の張り具合はどうかなぁ・・・」
スカートのうえ、お臍のところの縦紐をぎゅっと引っ張ってくる久光です。
「ああん、だめ、ああん、締まるぅ、締まっちゃうううっ」
お股にくぐった紐が、やわらかいところを締めつけてきて、わたしズキンズキンと感じ出してしまいます。
「どんな気持ちなんや、純子!」
「ああん、締まってきて、ああん、じゅるじゅるって・・・」
「いい気持ちなんか!」
「ああん、はい、いい気持ち・・・」
おっぱいの先っちょをつままれながら、お股の紐をぐいぐいと恥唇を締めつけながら揺すられて、わたし、からだのなかがジュクジュクになってしまいます。ああ、こんなのいい気持ちってゆうんやと思います。

     

-11-

久光がパイプ椅子から立ち上がり、わたしを抱いてきます。わたしは、手を後ろに括られたまま、紐でおっぱいを絞り上げられ、お股を締めつけられたままです。わたしを抱きしめた久光の胸に、わたしのおっぱいがぴったしくっついてしまいます。
「純子、オレの胸でおっぱい刺激や、ええやろ!」
ああん、おっぱいの先っちょが、久光の胸に当てられたまま、久光がからだを左右に揺する。ぴりぴりって、おっぱいの先っちょから、わたしに刺激が注ぎこまれていきます。
「はぁん、久光ぅ、ああっ・・・」
わたしは、目をつむってしまって、喘いだ声を洩らしてしまいます。

わたしの唇に、久光の唇が重ねられてきます。ぎゅっと抱きしめられて、唇をぎゅっと吸われて、舌を挿しいれてきます。わたしは、久光の舌を舌に絡ませて、じゅるじゅる、ああ、濡れてしまいますぅ。
「ぅふぅ、ぅふぅ、ふふぅ、ふふぅ・・・」
わたしの息使いが、かすかな音になってしまってるぅ。ぴったしくっつけたわたしと久光の胸の間へ、久光が手を挿しいれてきて、おっぱいの先っちょをつまみ出します。
「ぅふぅう、ぅふぅう、ぅふぅう・・・」
口を塞がれ、舌を絡ませ、乳首をつままれるわたし。手を動かそうとしても、背中で括られていて、動かすことができないんです。

窓からレースのカーテン越しに、光が射しこんでくる、わたしのワンルーム。ピンクのベッドにグリーンの丸いテーブル。明るいワンルームで、わたしは、久光に愛されています。唇を重ねたまま、おっぱいの先っちょをつままれ、お尻を撫ぜてくる久光。久光の腰から突き出たモノが、わたしのじょりじょり毛の処からお臍の処まで、ぎゅっとくっつけられてしまってる。硬くてナマあったかいおちんぽ。わたし、お腹にぴったしくっつけられてしまって、ああ、意識しちゃいます。わたし、腰を小刻みに揺すってしまいます。

     

-12-

久光は、手の自由がきかないわたしをぐっと抱きしめて、腰の棒をわたしに押し当てたまま、お尻を撫ぜさすってきます。ざらざらした久光の手の感触が伝わってきます。ぽたぽたのわたしのお尻。割れ目を紐でぎゅっと絞り上げてしまった久光が、ウエストのあたりで紐をぐいっと引っ張ります。わたしは、お股のそとまわりを、ぎしぎしと刺激されてしまう。
「ああん、久光ぅ、ああ、ああ、そんなに締めないで・・・」
わたしは、おっぱいの先っちょをつままれながら、おちんぽをお腹に押し当てられて、お股の紐をぐいぐい引上げられて、ずきんずきんと感じ出しているのです。

久光は、わたしの背中を曲げさせます。わたしは、からだを折り曲げ、ああん、縦に紐を入れられたまま、久光のおちんぽをフェラしだします。
「ほら、純子、舐めろ、舐めろ、じゅぱじゅぱ舐めろ」
わたしは、足を開いて、膝を真直ぐに伸ばし、背中を折って、彼のおっきくなったおちんぽを、ぐっとお口に挿しいれてしまいます。久光のぶっとい先っちょから、じゅるじゅる液が滲み出てきていて、わたし、そのねばねば液をお口のなかで吸いあげてしまいます。

久光は、わたしの背中で括った手首を持って、わたしが倒れこまないように支えてくれて、わたしは足をひろげた格好で、じゅぱじゅぱしていくのです。
「純子、ほれ、もっと、じゅるじゅるってしろよ!」
久光が、わたしに含ませたまま、腰を左右にゆすります。ああ、久光のおちんぽが、わたしのお口のなかで、ぐりぐり動いて、わたし、喉が詰まりそうになって、でも、わたしがまんして、久光のんを、じゅぱじゅぱしてあげているんです。

     

-13-

わたし、久光を咥えこんだまま、久光がピンピンに張ったおっぱいの先っちょをつまんでくるので、びりびり感じて、いっそう久光を咥えて、ぎゅっと唇で絞ってあげて、お顔を前後に動かしてしまう。久光は、ごしごしじゅるじゅるしてもろて、喜んでいます。ぐっと背中を反らせて、足を踏ん張る久光です。
「純子、もっともっと、じゅぱじゅぱしろよ!」
「ぅうう、うう、ふぅううう〜」
わたしは、お股を締めつける紐の感触で、なかがグジュグジュになっていきます。久光は、わたしがぐじゅぐじゅになっていくのを楽しんでいるんです。

久光が、おっぱいなぶりから、お股なぶりにしてきます。紐で閉じたお股の真ん中を、紐を横へずらして、中指を入れてきます。わたしは、もう待ち構えていたんです。お指を挿しこまれたとたんに、わたしの快感が一気にたかまってきます。
「グジュグジュになってる、純子、グジュグジュやぜ!」
「ああああ〜」
わたし、もう咥えていた久光からお口を離して、ずきずき、じゅるじゅるに、声を洩らしてしまいます。
「あああ、もっと奥、ああん、もっとしてぇ」
わたしは髪の毛を掴まれて、顔をあげさせられてしまいます。手首を背中に括られたまま、縦に括られたわたしのからだにお指を入れたまま、久光はぐいぐいっと立たせてしまうのです。

「どうや純子、いい気持ちか、もっとしてほしいか」
「ああ、はぁああ、久光ぅ、ああ、もっともっとよ」
久光は、縦に割った紐を解きにかかり、そうしてわたしの顔をピンクのベッドに伏せさせて、後ろから挿入してきます。
「お尻をあげろ、足をひろげろ!」
久光が後ろから、わたしにいいます。わたしは、顔をお布団にくっつけたまま、足を開き、お尻をぐっと持ち上げます。
「ぅうわぁ、ああ、ああ〜!」
久光のぶっといのんが、わたしを突いてきて、ぶすぶすっと入ってしまったのです。わたしは、おなかの中が萌えるように感じて、悲鳴のようなお声を出してしまったのです。

     

-14-

わたし、手を後ろで括られたまま、バックスタイルでされていきます。わたしは、犯されている感じです。女が男と、結合する処だけが結合されて、野獣に犯されているん感じなんです。ベッドに伏せた顔を横に向けたわたし。ぐいぐいと挿し込まれる久光のモノ。膝を開いてお尻を持ち上げられて、ぶすっ、ぐりぐり、そうして抜かれてしまってまた、ぶすっぐりぐり、久光はわたしの手首をぐっと引っ張って、顔ベッドからあげさせ、お馬を走らせるようにして、わたしをぐいぐい攻め立ててくるんです。
「ほら、純子、もっと足を開いて!」
「はぁ、ああん、ああっ、ああっ、久光ぅうう」
じゅるじゅるになっていくわたし。ぐっと歯をくいしばってしまうわたし。久光の突いては抜いてしまうおちんぽで、わたしのからだがえぐられて、じゅるじゅるのお汁をしたたらせてしまうわたし。

「さあ、なめろ、純子、ちんぽなめろ!」
ぶすぶすぐりぐりしたあとで、膝を着いたままのわたしを起こして、久光のおっきくて硬いおちんぽを、わたしにほおばらせてしまいます。ああ、わたしの匂いが、久光にくっついて、ぬるぬるを舐めさせられてしまうわたし。
「ああ、ああん、久光ぅ、いれて、入れてほしい・・・」
「そうかい、純子、ちんぽほしいのか!」
「ああん、ほしい、ほしい、おちんぽほしいですぅ・・・」
わたしはピンクのベッドへ背中から倒されて、仰向いてしまいます。
「ほら、純子、足をひろげろ、ぶすっと入れてやるから!」
久光が、仰向いたわたしにのしかかってきます。

わたしのベッドはピンクのシングル。ふたりが寝るには狭すぎて、でも、重なり合うからだいじょうぶです。わたし、手を後ろに括られたまま、お尻にクッション枕を挿しいれられて、ああ、お股を浮かせた格好で、久光がおちんぽを挿入してくるんです。
「純子、うれしいんやろ、ちんぽ入れてくださいって言えよ!」
「ああん、いれて、おちんぽいれてください・・・」
久光は、右手でわたしのぷりぷりおっぱいを、ぷるんぷるん揺すって、先っちょをつまんでモミモミしてきます。左手をわたしの背中へまわして、ぐっとわたしを抱きしめてきて、そうして腰の勃起したおちんぽを、わたしに挿しこんでくるんです。

     

-15-

久光がぐぐっと挿しこんできて、わたしはぐじゅぐじゅになってしまいます。ぶっといのんがわたしを広げてきて、じゅるじゅるっとこすられて、わたし、おなかの中が燃え上がっていきます。
「ああん、ああん、いい、いい・・・」
わたしはベッドに手首を後ろに括られて仰向いたまま、ぶすぶす、そうしてやんわり抜いてくれて、またぶすぶすと挿しこんできます。
「純子、膝を立てろ、足をひろげろ!」
ああ、久光がわたしの耳元で囁いている。わたしは、反射的に、久光のことばに従って、ぐっと太ももを広げていきます。

お尻をクッションに乗せたわたし、久光がわたしの膝を肩に乗せてしまって、お尻をぐっと持ち上げられた格好で、ぐぐぐぐっと挿しいれられてしまいます。
「ああん、久光ぅ、ああ、もっともっとしてぇ・・・」
「うんうん、純子、もっともっとしてやるよ!」
「ああ、はぁああ、ひぃいいい、いい、もっともっとぉ・・・」
久光の肩に膝を乗せたわたし。久光がそのままわたしにかぶさってきて、わたしはからだを二つ折りになってしまいます。膝をひろげて、太ももをひろげて、わたし、久光が腰からぶすぶすと挿しこんでくるのに、じゅるじゅるのお汁をほとばしらせてしまう。ずっきんずっきん、どっきんどっきん、わたしはからだ中が痺れてめろんめろんになっています。ああ、わたしのワンルーム、わたしのシングルベッド、わたしはわたしの中でおもいっきりいい気持ちになっていくのです。

久光のピストンが早くなり、わたしはうううううっと呻き声を立てながら、ああ、アクメの坂をのぼっていきます。
「ぅううわぁああ、ああ、ああ、もっともっと〜!」
「いけいけ、純子、いけいけ〜!」
「はぁ、はぁ、いい、いい、いくいく、ああ、いくぅううう〜!」
久光が痙攣をおこしだして、その衝動でわたしはズキンズキンを感じて、ああああ〜っと昇りきってしまって、ぐったりしてしまったのです。オーガズム。久光に与えられたオーガズム。わたしは、久光に括られたまま、逝かされてしまったのでした。

     























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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