愛えろす
 第一章-2-
 13〜21 2007.2.9〜2007.2.21

     

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<久光のマンションにて>

久光の2Kマンションは、男の匂いで満ちていて、純子が訪問したときは、まず窓を開いて空気を入れ替えます。純子が久光のマンションへ来るようになったのは、祇園の風火ホテルでは時間制限があってゆっくりできないからだと、久光に言われたからです。四畳半の勉強部屋と六畳のベッドルーム、それにバストイレ、簡単なキッチンがついたマンションです。窓を開くと真下に鴨川が見下ろせ、正面には大文字山を眺めることができます。セックスをする関係になって、純子は、久光のことを深く知ったような気分になりました。
「そいで、久光ぅ、加奈子がねかんぐってるんよ、久光とのこと」
「いいじゃないか、加奈子に知れたって、オレたち好きあってるんだから」
久光は、純子から加奈子の名前を持ち出されて、少し不機嫌な表情をつくっています。

「さあ、純子、自分で脱げるやろ、脱いだらオレを脱がす」
久光から、着ている洋服は自分で脱ぐようにといわれて、純子はそれに従っていきます。男の人の前で、たとえ好きあっているとはいえ、二十歳の純子が一枚一枚と洋服を脱いでいくことは、恥じらいです。でも、純子は従順に、久光の言いつけを守っていきます。
「ああん、恥ずかしいから、久光ぅ、むこうむいててよぉ」
「だめだ、オレの見ている前で、脱ぐんだ」
久光の、純子への調教とは、服を脱ぐところから始まるのでした。純子は、恥じらいの気持ちで頬を赤らめ、タジタジ、うっとりと放心したような表情をつくります。久光は、放心状態になっていく順子を、可愛いと思うのでした。

     

四畳半の勉強部屋には大きな机と肱掛椅子が半分を占め、壁一杯の書棚には専門書が並んでいます。引き出しには、久光がコレクションしたお道具が、いくつも詰められていて、純子には見せてくれないのです。それの書棚の専門書の奥に、写真集やら雑誌がコレクションされていて、机の上のパソコン、そのハードディスクには、エッチな動画がコレクションされているのです。
「ブラウス脱いだら、スカートを脱ぐ、そうだ、下着だけでストップだ」
純子は、着てきたセーターとブラウスを脱ぎ、赤いチエック柄のスカートを脱いで、ブラとパンティだけの姿になり、久光の前に立っているのです。純子は、ピンクの花柄下着をつけています。そのままで、久光の洋服を脱がせていくのです。久光がブリフだけの姿になって、純子を抱きしめてきます。

「いいね、純子、今日はちょっとお縛りするよ」
「うん、おしばりって、どうするん?」
「うん、まかせておけって、オレの言うとおりにするんだよ」
久光は、ブラとパンティ姿の純子を、軽く抱きしめながら、耳元で囁くように言います。純子は、軽くタッチされて、もう半ばぽ〜っとなってしまっているので、久光の言っていることが十分に呑み込めないのです。
「ああっ、久光ぅ、ああ、ああっ」
久光がブラの背中のホックをはずしたとき、純子は甘い吐息を洩らしてしまいます。久光が、純子のおっぱいをまさぐってきます。左腕で純子を抱き、右手をおっぱいのうえにかぶせてきます。純子は、目を閉じて、久光のちょっと冷たい感じがする、手の感触を受け入れていくのでした。

-14-

四畳半の勉強部屋で久光に抱かれた純子が、立ったままで、久光の愛撫を受けていきます。白地にピンクの花柄のパンティだけをつけて、久光におっぱいを揉まれて、乳首を唇ではさまれていきます。
「はぁあん、久光ぅ、久光ぅ・・・」
少し開かれた窓の向うに、東山が見えます。純子は、久光の頭を抱きながら、窓の向うの山並みを見るともなく見ています。乳首に与えられる刺激に、ぴりぴりっとからだの疼きを感じる純子です。
「純子のおっぱい、うんうん、ぷりぷり、美味しいよ」
「ああん、恥ずかしい、久光ぅ、だめ、そんなことゆうたらあかん」
からだつきの割には豊かな純子のバストです。お椀をかぶせたような形のおっぱいです。まだ濃いピンク色の乳首が、久光の唇にはさみこまれて、先っちょを舌先で舐められてしまうと、純子の気持ちが昂ぶってきてしまう。
「ああん、久光ぅ、ベッドへいこ、ああん、立ってるんつらいよぉ」
からだに刺激を与えられて、純子は足がガクガクしてくる感じで、うずくまって寝転んでしまいたいのです。

久光の唇が純子の乳房をまさぐって、右手がパンティの中へと入ってきます。花柄パンティを穿いたまま、久光の手がお尻をまさぐり、腰から前をまさぐり、陰毛をジョリジョリ触られて、純子はキュッとお股をすぼめてしまいます。
「ああん、こそばい、ああん、久光ぅ、だめ、ああん、こそばい」
「ふうん、純子、やわらかい、あったかい、純子のからだ、柔らかい」
久光が、純子を抱いて触る感触を、言葉にだして純子に囁いてやります。
「久光ぅ、わたしのこと、すき?好き?」
純子は、久光の囁きに応えるようにして、好きかどうかを確認します。
「ううん、好きだよ純子、好きだよ!」
「加奈子とわたしと、どっちが好き?」
「そりゃぁ、純子に決まってるやろ、こんな仲なんやから」
久光は、加奈子のことを純子から言われて、ちょっとまごつきながら、純子が好きだと応えてやるのです。

     

久光が書棚の引き出しから紐を取り出してきて、純子の手首を括りだします。立ったままとはいえ、久光の愛撫を受けて、純子はぽ〜っとなってしまっている。久光は、純子が理性を失いかけたころを見計らって、荷造り用の太紐を手首に巻きつかせたのです。
「ううん、おしばりするん、そぉっとしてねぇ」
半ば放心したように見える純子の心は、半分夢の中にいる感じで、久光のすることを、なすがままに受け入れているのです。
「手をね、頭のうしろへ持っていくからね」
久光が、括った手首を上げさせ、頭をくぐらせて首筋へとまわしてしまいます。
「はぁ、久光ぅ、わたし、どうするの、はぁあん」
パンティだけの純子が、胸をあらわにして手で首筋をはさむ格好になったのです。

純子が久光から受けてきた愛の証は、これまで素手でした。男と女が交わるときに、お道具を使ったりするのを、純子も知識としては知っていました。バイブレーターやローター、それにローションとか、ベルトとか、ホームページの通販のサイトを見たこともままありました。久光とセックスする関係になって、純子はまさかそのような道具を使われることはない、と思っていました。それよりも純子が気になるのは、同級生の加奈子のことでした。加奈子も久光が好きで、久光とやってるんととちゃうやろか、との思いがしているのです。
「ああん、久光ぅ、ベッドへいこおよぉ、ベッドでしてよぉ・・・」
手首を後ろへまわしたまま、そして立ったまま、久光の手でおっぱいとお股をまさぐられだして、純子は立っているのがつらくなっているのです。
「ううん、純子、ここでやるんだよ、ベッドはあとで」
久光は、純子の花柄パンティを膝まで降ろしてしまって、手を頭後ろで組ませた素っ裸同然の純子を、四畳半の勉強部屋に立たせたままなのです。

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手を頭にまわして組んだ格好のまま、純子が勉強机に座らされます。そうしてパンティを脱がされて素っ裸にされてしまいます。
「いいね純子、記念写真を撮っておこう、いいだろ!」
久光が純子の足裏を机に引き上げ、立膝で座らせます。狭い四畳半しかない畳部屋の壁際に、久光がデジカメを手にして立ちます。背景は書棚。純子は、写真に撮られると思うと、恥ずかしさがこみあげてきて、膝をぴったし閉じてしまって、太ももへ胸を押しつけ、俯いてしまいます。
「ほら、純子、からだを起こして、こっち見て、ううん、足もひらいて・・・」
「ああん、久光ぅ、恥ずかしいよぉ、写真なんていやだよぉ」
「さあ、足をひろげろって、純子の写真を、ほれ、撮らせろよ!」
純子は、手を頭に組んだまま、もじもじ、立膝で足を閉じたまま、からだを太ももへ密着させたままです。

久光が一枚シャッターを切り、そうして机のうえの純子に近寄り、脇から手を入れておっぱいを握ってしまいます。
「ほら、純子、ゆうこと聞けよ!」
そういいながら純子の膝を拡げにかかるのでした。
「ああん、だめよぉ、恥かしいよぉ」
純子が、窓からの光で明るい机の上で、恥ずかしいというのです。
「ほれ、おっぱい揉んでやるしさ、おめこもさわってやるしさ、うん、オレのちんぽが欲しいんだ、ね」
「ああん、そんなんちゃう、そんなんちゃう・・・」
純子は、初めて手首を括られてしまって、裸になって机に座っていることで、動転しているのです。
「ほれ、純子、オレのちんぽなめろ!」
久光がブリフの合間からペニスをぬくっとせり出させて、純子に舐めろとばかりに、背伸びをします。
「ほれ、舐めろって」
久光が純子の頭をぐっと押さえつけ、割らせた膝の間へ頭を押さえつけ、純子にペニスを舐めさせていくのです。

     

じゅるじゅる、純子は、久光におっぱいを握られ、膝を開いた股間へ指を挿しいれてきて弄ってしまいます。
「ほれ、純子、もっとじゅぱじゅぱ、ちんぽをしゃぶれ」
「はぁ、ああん、久光ぅ、ああん、してあげるから、頭を押さえんといてよぉ」
いったんフェラさせだした久光が、ブリフを脱ぎ捨て、素っ裸になり、ペニスを咥えさせます。純子は、前のめりになり、太ももを机につけて、久光のペニスをぐっと呑みこんでいくのです。
「ふぅわぁん、ふぅわあん、すうぅ、ふうぅわぁああ〜」
純子が、感じ出してきて、鼻から吐く息の音がふうふうしだして、久光はペニスを抜き去り、そのまま壁際に立ち、純子の写真を撮ったていくのです。
「さあ、顔をあげて、足はそのままだ、いいね!」
「はぁ〜ん、久光ぅ、だめ、だめよぉ、写真なんて・・・」
なかば放心してしまって頬を赤らめ、空をつかむ表情の純子。じわじわとからだが感じてしまう女の性です。

正面から撮られたあと、ふたたびペニスを咥えさせる久光です。そうして何回かじゅぱじゅぱさせたあと、純子を俯かせてしまったのです。たっぷり時間はある、久光は、じわじわと純子を調教していく魂胆なのです。
「はぁ、ああん、こうするん、こうしたらえんよねぇ」
膝を内に折り、頬を机にくっつけて、足を拡げてお尻を高く持ち上げる純子です。
<おお、丸見えだ、やっぱ、昼間の明かりだ、はっきり見える>
久光は、純子のお尻を上げたバックスタイルを正面に見て、シャッターをきります。純子のおめこが開かれて、淫ら汁が滲み出ている光景を、久光は記念に撮っておくのです。撮影しながら、純子を触ってやる。久光は触られだした女の子には、触り続けて余韻をもたせてやらないと、しらけてしまうことを心得ているのでした。

-16-

久光の勉強机のうえで恥ずかしいポーズで写真を撮られた純子は、四畳半の畳部屋に立たされます。首後ろに括ってまわした手首の紐の余りを、久光が背中で二つ結び目をつくり、お尻の溝を割って前へとまわします。お股の間を通った紐です。純子は、お臍のところで紐をぐっと引上げられて、お股が刺激されてしまいます。
「ああん、久光ぅ、こんなん、ああん、あかん、あかんってばぁ」
久光がお股を通した紐を、お臍の下で結び目をつくって拡げ、腰へと巻いていきます。
「ああん、なにするの、ああ、こんなのいや」
首後ろの手首が引っ張られて、肘がぐっと持ち上がって純子はちょっと苦しい。
「お縛りするんだよ、純子のお縛り」
腰から背中の紐の間へ通され、またお臍の下へと戻された紐尻です。

「ああん、こんなん、あかん、恥ずかしい・・・」
紐のTバックを穿いた格好になった純子です。久光が純子から離れ、純子は手を首に巻きつかせたまま、紐パンティを穿かされてしまったのです。
「ああん、こんなの恥ずかしいよぉ、手を解いてよぉ、お股の紐取ってよぉ」
「なに、純子、だあれもみてないんだから、恥ずかしいことなんてないやろ」
「だってぇ、久光ぅ、久光がみてるぅ、見んといてよぉ」
久光は、純子の恥ずかしがる声で、ゾクゾクした気持ちになります。これまでやってみたいと思っていた純子の縛り。雑誌を見て、その縛られた姿に純子の顔をダブらせてきた久光です。純子の縛られた姿を、カメラに収めていくのです。

     

「純子、どんな気持ちや、うれしいか」
「ああん、そんなん、うれしないよぉ、抱いてほしい、抱いてよぉ」
純子は、紐パンティを穿いた感触に、絞り込まれた肌の硬い感触に、戸惑っているのです。久光が、縛った純子を立ったまま、抱きしめます。そうして唇を重ねてやり、舌を挿しいれてやります。
「はぁ、ああ、久光ぅ・・・」
純子は、手を使えないまま、唇をあわせ、舌をからませていきます。ゾクっ、ゾクっとからだの痺れる感じが、純子の心を撫ぜてくるのです。久光が、抱きしめた純子のおっぱいを揺すってやります。張った胸にぷるるんと盛り上がったおっぱい。純子は縛られたまま、久光から愛撫を受けていくのです。

ディープキッスが終わり、久光の唇が、純子の乳首をはさみます。舌先で乳首のまわりをなめ、乳首をはさんでぴゅっとひっぱります。手を首に組んだ純子。紐パンティをつけた純子。久光が注ぎ込んでくる刺激に、ピリピリの快感を感じます。
「ああん、ああん、久光ぅ、締まる、からだが締まるぅ」
乳首を舌先で刺激しながら、純子の尻上の紐をぐいぐいっと引上げてやる久光。純子は、キリキリと股間の柔らかい唇を紐で刺激されだして、ぐぐっと鈍い快感に満たされていきます。
「ああん、締まるぅ、ああ、おまたが締まるぅう・・・」
そうして久光は、穿かせた紐パンティを少しゆるめてやり、机のうえにあぐら座りで、純子にフェラさせだすのでした。

-17-

「ねぇ純子、純子のお勉強科目は、フェラチオだよ」
久光が机に胡坐座りで、純子を背凭れ勉強椅子に座らせて、本を読んだり書き物をしたりする代わりに、ペニスを咥えさせる。
「ああん、久光ぅ、おっきい、おっきいよぉ」
「いいか、じゅぱじゅぱ、口にいれろ」
手を首後ろに括られて、縄のパンティを穿いた純子です。勃起した久光のペニスの亀頭を唇ではさみ、そのままずるずると呑みこんでいく純子。半分ほど咥内へ挿しこんで、それから唇をひらき、ペニスを抜き去る。そうしてふたたび唇で亀頭をはさみ、半分ほど唇を閉じたまま、ぐっと呑みこみ、ペニスを引き抜く。手で握ることができない久光のペニスを、口だけでじゅぱじゅぱと吸っていく純子です。

純子のお勉強は、久光が教師です。セックステクニックのあの手この手を教え込まれる純子です。フェラチオしている合間に、久光が背中の縄をぐいっと引き上げ、たずなを引くように引っ張り緩めしていきます。そのたびに、純子の股間が刺激され、純子はしだいに濡らせていってしまうのです。
「ああ、久光ぅ、ああん、入れてほしいよぉ、ああん、入れてほしい」
勉強椅子にお尻を置いて紐で刺激されると、お股の真ん中が疼いてくる純子。太ももをぐっと広げて、お尻を浮かせ気味にしてしまう純子です。
「ほれ、もっと奥までじゅるじゅるしろよ!」
髪の毛を束ねて掴まれる純子。右手でおっぱいをまさぐり、左手で髪の毛を掴んだ久光は、純子の顔をあげさせたり、押さえこんだり。そのつど純子の口元は、勃起したペニスが抜かれたり押しこまれたりを繰り返すのです。

     

初めての縄パンティを穿かされた純子です。陰唇まわりを刺激され、ズキズキしてきてしまいます。でも、奥のほうがもどかしい。久光のペニスを咥えながら、純子はペニスを入れて欲しいと思います。
「ああん、ああん、入れてほしいよぉ、久光ぅ」
「どんな感じなんだ、純子、これで濡らせよ、濡れてるのかい」
「ああん、入れてほしいの、うずうずしてるぅうう」
久光が純子を立ち上がらせ、股間へ指を挿しいれてきて、その熟しぐあいを確認していきます。縄をお股の中心からはずし、中指をチツに挿しこんでやります。そうしてグジュグジュになっているかどうかを確認するのです。
「うん、純子、濡れてる、じゅるじゅるになってるよ」
「ああっ、久光ぅ、ああ、ああっ、もっと奥までぇ」
中指を挿しこまれて、純子は、ズキズキと感じてしまったのです。

「ねぇ、べっどでしてぇ、ねぇ、久光ぅ、ベッドへいこ」
「だめ、まだだめ、純子はお勉強中なんだから、机でいいの」
「ああ、久光ぅ、わたし、ああ、もう、いい気持ちになりたい」
久光が手にしたのはピンクのローター。手の平で隠し持ったまま、純子のお股へすりつけていきます。そうしてジュルジュルになっているチツへ、ローターを挿入したのです。
「ああん、なに、なに入れたん、ああん、久光ぅ」
「ちょっと、ね、純子を、ね、よろこばす道具を、ね」
ローターを挿しこんだ久光は、縄を真ん中へ戻し、縄を陰唇で包むようにして、お尻のうえの縄をぐっと締め上げてしまう。純子は、入れられたのがローターだと知って、なんだか怖い気持ちに見舞われます。お道具をチツに挿入された最初です。

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ローターを挿入された純子が、勉強椅子に座ります。久光は、机の上に胡坐座りのまま、右手にスイッチを持っています。縄パンティを穿いた純子。手を首後ろに組んだままの純子。久光は、そんな純子にフェラさせながら、ローターを操縦するというのです。
「純子、きっといい気持ちになるとおもうんだ」
「ああん、久光ぅ、そっとしてね、きついのいやよ」
純子は、初めての体験にドキドキしながら、久光のペニスを口に含んでいくのです。ローターのスイッチが入れられ、びびびびっと振動しはじめて、純子は、ううううっ、っと声を洩らせてしまいます。じゅるじゅるのペニスを、ぐっと口の内へ挿しいれてしまう純子です。

久光が、左手で純子のおっぱいをまさぐってやります。右手のスイッチを指先で、強弱のコントロールをしながら、純子にフェラさせてやるのです。
「うううん、はぁああ、はぁああん、はぁああ〜ん」
「ふん、純子、どうした、ローター、ええのか」
「うん、ふぅうん、いい、ああ、いい、痺れてるぅ」
乳首からの刺激とローターの振動刺激で、純子は咥えたペニスを口から離し、その感傷を久光に伝えるのです。そうして、ぐぐぐっとペニスを口のなかに頬ばり、顔を振って悶えだすのです。
「ううん、純子、いいんやね、いい気持ちなんやね」
純子は、ペニスを咥えたまま、うんうんと頷きます。

     

純子も久光も、初めてのお縛り遊びで、気持ちが昂ぶってきてしまいます。ラブホテルで処女をあけわたし、それからの純子の気持ちは久光に傾いてしまって、セックスの教えを忠実に実行してきた。そうして、久光のマンションを訪問して、時間制限なしのセックスに入りだしたのです。
「純子、立ってごらん」
ローター責めにフェラチオの純子を、久光が立たせます。純子はもう頬が真っ赤になって、ふうふうの感じで、ぼ〜っとしています。手を首後ろに組んで、紐パンティを穿いた純子です。ローターが挿入されたままです。
「純子を点検してあげる、いいね、そのまま足を開いて・・・」
久光が机から降り、純子の横に立ちます。ローターのスイッチを握ったままです。そうして久光が純子の股間へ手を挿しいれてきて、真ん中を渡った縄をのけ、指をチツへと挿入しだしたのです。

「足を開いたまま、そのまま立ってるんだよ」
指を挿しこんで、そうしてローターのスイッチを入れようとする久光。久光のペニスが大きくなったまま、純子のお股がグジュグジュに濡れているまま、挿入結合までをたっぷり愉しもうと久光は思っているのです。
「たっぷりしようね、純子」
「うううん、久光ぅ、わたしのこと好き、好きなの・・・」
「うん、好きだよ、純子をたっぷり可愛がりたいんだよ」
びびびびっ、ローターが振動しだして、純子の表情が放心状態になっていきます。
「ああん、はぁああん、ああ、ああ、いい、いい」
久光が乳首をキリキリと揉んでいきます。純子は足を開いて立ったまま、からだに与えられる刺激を、じゅるじゅると受け入れているのです。

-19-

ああん、あかん、だめ、ああ、あかん!」
純子は、ローターがびびびっと振動しだして、しばらく立ったままでこらえていたけれど、足ががくがくしてきて、そのまま畳のうえに座り込んでしまう。ローターの刺激が、敏感なチツ襞をとおって、おなかの中にひびいてきてしまったのです。
「はぁ、久光ぅ、ああん、あかん、いきそぉ、ああん、とめてぇ・・・」
崩れ落ちた純子が、久光を見上げて、とろんとした目つきでいいます。初めてのローター体験です。久光のペニスとは違う。久光の指とも違う。ローターの振動がチツ襞を刺激してきて、おなかの芯がビリビリ振動している感じで、からだ全体が揺れ動いていく快感。手を首後ろに組んだまま、紐パンティを穿いたまま、狭い畳のうえに寝そべってしまったのです。そうしてローターのスイッチが切られました。

「そんなに感じる純子、初めてやね、いい気持ちなんか?」
久光がしゃがみ込み、寝そべった純子のからだを揺すって言います。
「ああん、久光ぅ、手の紐ほどいてほしい、うでがしびれるの・・・」
畳に寝そべった純子。手を頭の後ろで組んだ純子。腰をぎゅっと絞った縄。お股を縦に割る縄。黒々した陰毛を見せる純子。久光は、雑誌でみた女の姿を、いま目の前の純子にほどこしてみて、ムラムラした情がこみあげてくるのです。ローターを止めたまま、久光が純子の膝を立たせ、横に開いて畳に着けさせます。足裏を合わせた純子。太ももとふくらはぎで菱形になった足です。
「ああん、久光ぅ、手をほどいてよぉ、紐をほどいてよぉ」
純子は、絞られた腰が窮屈に思い、お股を締めつける紐が痛く思う。初めての体験を、どうしたらよいのか、純子は頭の中が真っ白なのです。

     

「純子、いいんやろ、気持ちいいんと違うん?!」
「ああん、そんなことあらへん、ああ、ほどいてよぉ」
純子の恥かしい気持ちを汲み取らない久光です。
「女の子は、縛られて歓ぶんだって、ゆうんだよ!」
加奈子は気持ちいいと言った、と久光は心の中で思いながら、絢子も気持ちいいと言った、と思い出しながら、純子にそのように言うのです。
「解いてやらないよ、純子が歓ぶまで、解かないよ!」
久光の賭けです。純子を手なづけるためには、このままで置く。いや、もっときつくしても純子は逃げない。久光は、そのように思うのです。
「おれのちんぽを舐めろ、純子、わかったかい!」
久光は、純子の薄紅色になったほっぺたを、勃起したペニスでぺたぺたと叩いてやるのです。

純子の足首を交叉させて、縄を巻きつかせていく久光です。縄を巻いた足首の余りを握って、ぐいっと引上げながら、畳に寝そべった純子を持ち上げ、勉強机の上に寝かせます。そうして足首を交叉させて縛った余りを、お臍のうえの横縄に括りつけてしまいます。
「ああ、ああん、足がしびれるぅ、ああん、久光ぅ、ゆるしてよぉ」
「だめだめ、純子のお仕置きなんだから、許さないよ!」
勉強机の前に立った久光が、純子の唇をわって、ペニスをぶすっと挿しこんでやります。右手でおっぱいを、左手でぐっと持ち上げたお股を、久光がまさぐっていきます。
「うう、ううう、うううぅ」
純子は、足首をお臍につくほどまでに引き絞られて、からだに巻きついた縄の締めつける感触に口をペニスで塞がれたまま、むせび呻いてしまったのです。

-20-

久光の勉強机の上に置かれた裸の純子。まるで荷物のように梱包された純子。手首が首後ろで括られ、足首を交叉させてお臍にくっつくほど絞り上げられ、腰を締めつけられて紐パンティを穿いた姿です。チツにローターが埋め込まれている純子。久光は、机の縁に立ったまま、顔をねじった純子に、ペニスを咥えさせています。そうして右手でおっぱいをまさぐり、左手にはローターのスイッチを握って、お股をまさぐってやるのです。
「はぁああ、ああん、久光ぅ、ベッドへつれてって・・・」
仰向いて足を菱形にした身動き取れない純子。お尻を机の縁にはみ出させた純子。
「ああん、紐をほどいて、お股の紐、ほどいてほしい・・・」
久光は無言のまま、ローターのスイッチを入れてやります。びびびび、びびびび、純子のからだの中からくぐもった振動音がかすかに聞こえてきます。
「ぅぅうう、わぁああ、ああああ〜ん、だめ、ああ、だめぇ、久光ぅ〜!」
純子は、ローターの振動で、からだの中が抉られる感じになります。

「あああ〜ん、だめ、ああ、ああ、あああ〜ん」
びびびび、びびびびっ、純子は、ぐっと力をいれてからだを揺すってしまう。梱包された純子のからだは、かすかにおっぱいが揺すれ、開いて上げた足が揺すれるだけです。久光が、ペニスをぐぐっと純子の咥内へ挿しいれてしまいます。
「うう、うう、ぐぅうう、うううう〜!」
純子の顔が歪んで、苦しみに耐えるような表情になって、久光はおっぱいをぐりぐりと揉みだし、ローターのスイッチを握った手指で、陰唇の外側から縦縄に擦りつけていきます。
「ううう、ふぅうう〜ふぅうううう」
しかめてた顔を左右に振ってしまう純子。久光のペニスをフェラする格好で、からだを悶えさせる純子です。

     

じゅるじゅる、ずきんずきん、純子はからだの中がとろけていく感触が、初めて味わう深い快感です。おっぱいを握り絞られ、乳首を爪先で撥ねられ、お股の縄にかぶさるように陰唇をこすりこまれ、そうしてローターでチツ襞をびびびびっと刺激され、口には久光の勃起したペニスを咥えているのです。
「ううっ、ううっ、ううっ、うううう〜〜!」
純子のからだがオーガズムを迎えそうになって、ペニスを咥えたまま喉をぐっとのぞけらせていったとき、ローターのスイッチが切られました。そうして久光は、一気にペニスを抜き去り、手の動きを止めてしまったのです。
「うううわぁ、ああ、はぁ、ああ、はぁああ〜ん、久光ぅううっ」
刺激の注入を止められた純子は、大きく息を吸い込み、そうしてふぅ〜っと吐いてしまいます。何度か深呼吸を繰り返し、少し胸のざわめきがしずまってきて、ようやく純子はわれにかえります。

「よかったんよね、純子、気持ちいいんやろ!」
「はぁ、ああ、久光ぅ、うん、いい、いいけど・・・」
「いいけど、なんや?!」
「ほどいて、こんなん、つらい、ほどいて・・・なかのん取り出してほしい・・・」
純子の頼みに、久光は、腰を括った紐をほどいてやり、紐パンティをはずしてやります。そうしてローターを純子からじゅるじゅるっと抜きだしてやるのでした。
「手と足はそのままだよ、いいね」
紐をはずされ、ローターが抜かれたお股は、まだぱっくり開いたまま、じゅるじゅるに濡れてるのです。チツからとろりと恥蜜が流れ落ちてきます。向きをかえた久光が、純子の交叉させた足首を、胸にあて、括った紐をもってぐっと吊るし上げてしまいます。あかちゃんがオムツを替えてもらう格好になる裸の純子です。つぎはナマペニスを挿入しようと企む久光なのです。

-21-

勉強机のうえで、手を後ろに組んだ裸にされた純子です。からだを起こされ、あぐらすわりにされる純子。足首を交叉させて括ったロープを、肩から脇腹へ通され、タスキを掛けた格好にされる純子。久光は、加奈子に施した要領で、絢子に施した要領で、純子を括ってしまいます。
「ほれ、うつむいて、からだをおりまげて」
純子の背中が水平になるほどまでに前へ倒し、あぐら座りの足首のロープを背中に掛け終わったのです。
「ああ、おなかが窮屈、ああん、足が痺れちゃぅうっ」
純子は顔を下に向け、髪の毛を前に垂らして、もがくようにからだを揺する。海老責め、久光は、純子が苦痛に思うことは十分承知しています。もう処女を破ってから十回前後、セックスを交わし、あの手この手を教え込んだから、もう純子は逃げないと思っているのです。

窓から光がさしこむ勉強机。久光が、純子の肩をもちあげ、からだを起こしていきます。
「純子、いいことしてやるから、歓ぶんだよ」
久光に抱き起こされて、お尻が勉強机の縁に置かれて、足首が高くあがってしまいます。久光が純子の背中へ腕をまわして、からだを斜めに倒してしまいます。足が菱形に曲げられたまま、Vの字にされた純子です。
「ああん、こんなの、ああ、恥ずかしいよぉ、ああ、ああん」
「なになに、純子、これでちんぽ入れてやるんだよ」
純子は、久光のやり方に、恥じらいの気持ちを湧き立たせて高揚し、顔が汗ばみ頬が真っ赤になっているのです。
「ああん、久光ぅ、こんなんでするのいや、ああん、いやよ・・・」
勃起した久光のペニスが接近してくるのを見て、純子の恥じらいは最高潮に達します。

     

「ああっ、あああっ、久光ぅ〜うう、ううっ!」
ぶすっと挿しこまれた久光のペニスで、純子は鈍くて強い刺激をからだに挿されて、頭をのぞけらせ、ぐっと歯をくいしばります。
「ほら純子、どうや、いい気持ちやろ!」
「ああ、ああっ、あかん、ああん、あかん!」
顔をしかめて、横に振り振り、純子は強烈な挿入感に、ズキズキと感じ入ってしまいます。久光が窓ガラスを開きます。爽やかな風が明るいお部屋に流れ込んできて、純子は紅潮させた頬が冷やされる感触です。窓のそとに山並みが見え、その手前には京都の家並みの瓦屋根が見えます。
「純子、感じろ、感じろ、ちんぽ入ってるぞ!」
窮屈な体位になった純子のお股に、ペニスを奥まで挿入させて、陰毛と陰毛をすれさせる久光です。

純子は、もうめろめろです。なにが起こっているのかもわからないほどに、からだのなかが燃えだして、強烈な快感に身悶えています。からだを折り曲げ、太ももを思いっきり広げてしまったからだに、ぶすぶすとペニスを挿しこまれて、ぐりぐりと襞をこすられて、じゅるじゅると恥汁をしたたらせているのです。
「ああ、はぁああ、ああ、いい、いい、だめぇ、いくいくぅ〜!」
挿しこまれたペニスでぐりっぐりっとかきまわされて、ゆっくり抜かれて亀頭を残し、そうして一気にブスっと挿しこまれてしまう純子。ローターではない快感。これまで味わったことがない深〜い快感。からだが破裂しそうな衝撃。じゅるじゅるになったおめこが、ずきんずきんと痺れてしまう感じの純子です。
「イケイケ、純子、イってしまえ!」
「ああああ〜ああ、ひぃいい、いい、いいいい〜っ〜〜!」
ぐいぐいっと子宮口を亀頭でこすられて、久光が射精しないまま、純子はついにアクメの頂上を迎えてしまったのでした。

     
























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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愛えろす






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神谷純子の愛えろす

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