愛えろす<愛の時>
 第四章-2-
 12〜21 2008.3.14〜2008.3.28

     

-12-

一回目のアクメを迎えたあと、わたしたち裸のままで、ベッドに寝そべっています。久光とわたしは、おたがいに軽く愛撫しあいながら、久光が囁くよういいます。
「純子を、さ、もっともっと、ううん、可愛がりたいんやけど」
わたしは、うっとり、いい気持ちのなかで、久光のことばを聴いています。
「純子の、さ、よろこぶ姿をみていたい」
「うん、久光ぅ、わたしも、可愛がってほしい・・・」
わたしたち、恋人どうし、いいえ、愛しあっているんです。だから、裸になって、からだをすりあわせ、わたしは久光のおちんぽを、久光はわたしのおめこを、舐めて吸って、じゅぱじゅぱしあって、とってもうれしい気持ちなんです。

しばらくベッドのうえで裸のままで抱き合い、まさぐりあいしながら、久光が手にしているのは、バイブレーターです。ピンクのちょっと太めの、根元がにぎれるバイブです。わたし、久光が手に握ったのを察知します。久光は、バイブを握ったまま、わたしにキッスしてきて、目をつむらせ、そうこうしながら足を開かせ、膝を立たせて、ああ、キッスしたまま、お股のまんなかを触ってきます。
「ぅううん、ふぅうぅ、ふぅうう・・・」
わたしは久光に唇を塞がれたまま、舌先を絡めて、そうしておめこにバイブの頭が挿しこまれてくる感触に、ドキドキしてきます。
「ふうっ、純子、いっぱい楽しもうよ、な」
バイブの根元に紐が巻きつけてあるんです。

     

ブスブスっとバイブレーターがお股の真ん中に挿し込まれてきて、わたし、勃起おちんぽとは違う、ちょっと硬い感じのバイブの感触に、からだが開かれていきます。
「はぁああ、ひさみつぅ、ああん・・・」
「ふふん、純子、呑み込んだよ、埋まってしもた、どんな感じや?!」
「ああん、いじわるぅ、ああん、動かしたら、あかん、ああん、だめぇ・・・」
スイッチを入れられたのではなくて、ぐりっと回転させられただけなのに、わたし、おめこの内襞をこすられて、ずっきんずっきんの感じが伝わってくるんです。
「ふふん、バイブ挿し込んだまま、留めておくから、ね」
久光は、ピンクのバイブレーターをわたしに挿しこんだまま、根元を括った紐を二本ずつ前と後ろに分けて引き上げ、紐をパンティみたいにして、わたしの腰に巻きつかせて、括ってしまうのです。

-13-

わたしのお部屋のわたしのベッド。いつもひとり寝しているわたしのベッド。久光が訪問してきたときだけ、わたしのベッドは愛の巣になります。
「ビデオに撮っておこうよ、純子、ええやろ?!」
ああん、そんなこと聞くことじゃなくて、黙っていてくれればいいのに、久光ったらハンディカムを右手に持って、そうしてベッド横の液晶テレビにつないでいます。
「いっしょにみようよ、ね、純子!」
わたしのベッドに寝そべった裸が、テレビに映し出されてきます。ああん、NHKのニュースを見る時間やのに、わたし、恥ずかしい姿を、テレビにライブされていきます。

紐つきバイブをおめこに挿しこまれたまま、紐パンティを穿いたすがたのわたし。寝そべっている真上から、久光がビデオカメラに収めます。テレビの画面に、わたしの半身が映ります。カメラを、わたしの腰の真上へ、ああん、陰毛がアップで映し出されて、紐に巻かれたバイブの根元が、実物の10倍ほどの大きさで、テレビに映ってる。
「ああん、久光ぅ、そんなぁ、ああんアップしたら、あかん、あかんってばぁ」
「ははん、迫力あるねぇ、純子、今夜はライブや!」
そうして、久光は、わたしをベッドの上部にクッションを置いて、わたしのからだを半分起こし、そうして太ももを拡げさせて、ああん、わたしの膝を拡げて立たせたまま、久光がその間に入り、正面に足を拡げて投げ出して、座ったのです。

     

わたしはすっぽん裸です。ちゃうちゃう、紐パンティを穿かされただけの裸です。そうして足をMに拡げさせられ、真ん中にピンクのバイブレーターがセットされ、ああん、もう奥まで挿入されていて、久光がスイッチを持っているんです。
「ふふ、純子、ビデオに収録やから、いい声、出そな!」
「はぁ、ああん、久光ぅ、わたしむずむず、恥ずかしい・・・」
わたしたちの会話が、あられもない姿といっしょに録音されているんです。
「バイブ、スイッチ、入れてほしいかい、純子!」
久光は、わたしの目の前で、右手にハンディカメラ、左手にバイブのスイッチを持ったまま、囁くようにですけど、聞いてきます。
「ああん、ちょっとだけよ、きついのあかん・・・」
わたしが言い終わらないうちに、バイブのスイッチが入れられて、わたし、思わず、ああ、ああ、って声を洩らして、足を閉じようとするのでした。

-14-

「あああっ、ああ、はぁあああ〜っ!」
ビビビビ、ブルブル、びびびび、ぶるぶる、バイブレーターが音をたてながら、わたしを刺激してきたんです。わたしは、からだを貫かれ、拡げられ、内側からぐりぐり、にぶい刺激を注入されて、いっきに悶え呻きだすんです。
「純子、どうしたん、そんなにいい気持ちなの?!」
「はぁああん、ひさみつぅ、うううっ、だめ、ああん、ゆるめてぇ」
強にされたバイブレーターが、わたしを引き裂くばかりに責め立ててきて、久光にバイブの強さを弱めてほしいとお願いします。
「はは、純子、ちょっと強すぎたかな、たっぷり、じわじわ、そうやったね!」
久光は、バイブのスイッチを緩めて持ったまま、ビデオカメラをわたしに向けて、いやらしい声でいうのでした。

お部屋の隅のスピーカーから、わたしの好きなショパンが流れています。窓を閉じたピンク色のカーテンが、ベッドのわたしの影を映してします。もうすっかり夜で、電気の明るさだけです。
「はぁああん、ひさみつぅ、ああ、ああ、だめだめ、はぁああっ!」
「ふふ、ふふっ、純子、もっと足をひろげろ、ばっちり見せろ!」
「ああ、ああ、だめ、ああ、だめぇ・・・」
わたしは、バイブの振動で、足を開いておくことができません。ぐっとからだに力をいれると、膝がすぼまって、バイブを入れたままのお股を閉じようとしてしまうのです。
「拡げろ、開けろ、足をひらけ!」
ビデオカメラを回し、バイブレーターを弱から中に、中から強に、そうしてわたしがいきそうになると、切に、わたしの反応をみながら、変化させる久光なのです。

     

「足を閉じるんやったら、縛っておくぜ、ええんか!」
びびびび、くねくね、わたしがバイブレーターの動きで、からだがめろめろになってきて、もがき悶えて、足を閉じてしまうので、拡げて括ってしまうという久光です。わたしは、気持ちが高揚して、快感に翻弄され、うわぁうわぁ鳴いているから、無意識に足を閉じてしまうのです。
「縛るぜ、純子、縛ってやるぜ!」
わたしのベッドで、わたしは足を拡げて縛られ、そうしてバイブレーター責めで、ビデオに撮られながら、ゆっくりとアクメを迎えさせられていくのです。太めの帯で、肩からまわしたタスキがけで膝を拡げて一緒に括られ、そうしてわたしは、足を閉じられないようにされ、もがき悶えるわたしの裸が、正面から、ビデオに撮られていくのです。

-15-

膝と肩をいっしょに括ったタスキがけで、わたし、太ももをぐっと開いて、バイブが挿入されたお股の真ん中が、ばっちし丸見えにされて、久光がわたしの後ろにまわります。
「ああん、こんなの、はずかしい、はずかしい・・・」
ビデオカメラが目の前に置かれて、ベッド脇のテレビにわたし、ぱっくりひろげたお股が、バイブが挿しこまれたお股が、画面いっぱいに映し出されて、わたしの胸も顔も、テレビのなかに映っているのです。
「ふふん、純子、迫力あるぜ、たっぷりなぶって、おもいっきりよろこばせてやるよ!」
わたしの後ろに、わたしを後ろから抱くようにして、久光が位置します。わたしは、正面からビデオカメラに見られて、テレビに映ります。
「ほら、純子、おまえのおめこ、バイブで埋まって、ほら、大迫力や!」
びびびびっ、くねっくねっ、バイブがゆっくり静かな音を立てて動き出します。

「ああ、ああ、だめぇ、ああん、だめぇ!」
後ろから久光に抱えられ、おっぱいの先っちょをつままれながら、バイブがくねくね、びびびび、そうしてわたし、足首を上にあげられ、太ももを思いっきり拡げられ、喜悦に悶えるわたしのおめことお顔の表情と呻くお声を、ビデオに収められているのです。
「ほら、純子、おめこ、もっと見せろ!」
久光が、バイブのスイッチを操作し、バイブを右へうごかし、ぐさっと刺さったわたしのおめこが、丸見えになるようにします。正面から光が当てられて、ああ、陰唇まわりが拡大されて、テレビに映っています。
「純子のビラビラ、つまんでやるよ!」
バイブが埋め込まれたわたしの陰唇。久光は、はれぼったくなった陰唇を、指に挟んでぐっと外側へめくってしまうんです。

     

バイブの威力で、わたし、とろとろのお汁を、いっぱい湧きださせてしまって、ぬるぬるになっています。久光は、わたしにもテレビを見るようにいい、そうして指で挟んだ陰唇を、ぐっとひらいて、もみだすんです。
「ああ、ああん、だめ、だめぇ、かんじる、感じるぅ、ああっ、ああ、ああっ!」
根元を紐で括られたバイブレーター。その紐が前と後ろで引き上げられて、パンティを穿くようにして腰で括られ、抜け落ちないようになっているバイブです。
「純子、抜けそうでも、抜けへんのやぜ、ええアイデアやろ!」
紐がゆるんで半分抜けても、それ以上は抜けないバイブレーター。わたしの収縮で、ぶぶっと抜け出すと半分で留まり、そうしてぎゅっと吸い込まれてしまうバイブレーター。とろとろとお尻の真ん中を、したたり落ちるねばねば液が、わたしをむずむずにさせてしまうんです。

-16-

わたしのお部屋のわたしのベッド。わたしは久光に後ろから抱きつかれた格好で、膝を拡げて引きあげられて肩にタスキがけされていて、バイブの根元を括った紐のパンティを穿かされて、ああ、ビデオに撮られて、そばのテレビに映し出されて、悶え呻いているんです。
「ほらほら、純子、クリを剥いて、撮っておこうね!」
久光は後ろから手をまわして埋め込まれたバイブの根元をにぎり、インシンの先っちょが露出させ、そうしてああ、指先で、開いて、クリトリスを剥きだしてしまうんです。
「ほら、もっとカメラを近づけて、ばっちし撮っておいて、後でみようね、純子!」
ああ、久光ったら、インシンの先っちょにカメラを向け、クリトリスを剥きだしていきます。ぬるぬるの先っちょです。皮を剥かれて、ああん、わたし、ずっきんずっきん、おなぶりされている感触で、わたし、とろとろ、とってもいい気持ちです。

わたし、久光に可愛がられています。とっても恥ずかしい格好にされて、そうしてわたしのからだの秘密の場所を、誰にも見せたくないけど、見られてずきずきしてしまう秘密の場所を、剥かれてビデオに撮られて、ああ、そう思うとわたし、卒倒しそうなくらいにクラクラしてきて、アクメを迎えていくのです。
「ああん、ハアぁああん、ひぃい、ひぃい、ハアぁあ、ハアぁああ〜ん!」
「もっともっと、純子、よろこべ、よろこべ、可愛いぞ!」
久光は、ゆっくり、微妙にバイブの強度を、わたしの悶える姿をみながら調節します。わたしが、アクメを迎える入り口になると、バイブのスイッチを切ります。そうして、わたしは深呼吸をして、ふうふう、すうすう、息使いを整えて、ちょっと安堵していると、また、バイブのスイッチが入れられます。

     

バイブのスイッチが入れられて10秒間ほどで、わたしはもうめろめろ、イってしまいそうになってしまって、スイッチが切られます。
「ふぅうう、ひぃいい、いい、ああ、もっともっとぉ!」
わたしは意識朦朧、はあはあ、ひいひい、ただただ襲ってくる快感にほんろうされながら、久光におねだりします。とってもいい気持ち。ずんずん昇っていく快感。わたしは拡げた太ももを、それからお尻を突き出して、お股の真ん中、おめこをおもいっきり、めいっぱい開いて、オーガズムを迎えていきます。
「純子、いってもええぜ、イケイケ、可愛い声で鳴け鳴け!」
「ううううっ、ひぃいい、いくいく、いくぅうう〜〜!」
いきそうになってストップされ、またイきそうになってストップされ、なんかいも繰り返されながら、バイブには数秒間スイッチが入れられ、わたし、泣きわめくみたいな快感声をあげてしまって、そうしてスイッチが切られて、ちょっと落ち着き、またまたスイッチが入れられて、わたし、わんわんわめき、ひいひい悶え、とろとろお汁をたれながし、おっぱいピンピンに張ってしまって、ついに痙攣しだして、その夜の、二回目のアクメを迎えたのです。

-17-

二回もアクメを迎えてしまって、わたし、とっても疲れてしまった感じで、テレビのスイッチを入れると、11時のニュースがはじまって、今日の出来事がはじまります。わたし、見るともなしに見ていると、久光がビデオに切り替えます。
「ほら、純子、見てみろ、お前のさっきの姿だぜ!」
「ああん、だめ、だめ、つけたあかん!」
わたし、とっても恥ずかしい気持ちになります。裸になったわたしの正面から、紐つきバイブレーターを挿入されて立膝で太ももをおもいっきり開いたわたしの姿が、テレビに映りだして、わたし、とっても恥ずかしい気持ちです。

「ふふ、純子、ひいひいって声で、気持ちよさそうに・・・、じゅるじゅるなんや!」
「ああん、久光ぅ、こんなん映したらあかん、やめて、やめてよぉ・・・」
わたしの恥ずかしい気持ちを逆なぜするように、久光ったら、テレビに映ったわたしのすがたを見て、そうして生のわたしを抱き寄せて、そうしてぎゅっと抱きしめてくるんです。
「ああん、久光ぅ、だめ、ああん、テレビ消してよぉ、恥ずかしいからぁ・・・」
「いいんよ、純子、おれと二人だけやん、恥ずかしいことあらへんやろ!」
「そんなことない、ああん、恥ずかしい、恥ずかしいってばぁ!」
久光は、わたしの羞恥心を無視するんです。そうしてわたし、抱かれたまま、立ち上がり、久光が手にした太めのロープを首の後ろにまわしてくるんです。

     

「純子の好きなやつ、ふふっ、股の真ん中キッチリ縛り、ふふん、股にロープ通してやるから、なっ」
一本のロープで、わたしのからだを、縦に括ってしまうというんです。
「ああん、久光ぅ、やわらかくしてね、きついの、あかんし、ね・・・」
わたし、縦にロープを入れられるのん、すでに経験ずみやったんで、その感触を思い出してしまって、それだけで、じゅるっとした感じで、ぼ〜っとなってしまって、ああん、わたし、久光にわたしのからだを、任せてしまいます。
「純子、おめこ、たっぷり観察して、触って、じゅるじゅるにしてやるから、なっ」
久光は、わたしの耳元で、恥ずかしい言葉を囁きながら、わたしの肩をちょっと前屈みにさせ、そうして両肩から降ろしたロープを、おっぱいの上と下に結び目を作り、そのままお股を通してきて、お尻の溝をつたわせてぐっと引き上げてしまいます。わたし、首後ろで、ロープをくぐらせてられてしまって、わたしは、前屈みのまま、縦に一本ロープを入れられた格好になります。

-18-

テレビでは、さっきの、わたしが悶えて呻いている声が聞こえてきて、ああん、画像は、わたしが大股ひらいて、バイブがくねくねしているアップ画像です。午後11時を過ぎて、わたしたち、三回目のセックスに入っています。
「ああん、きつい、きつい、きついよぉ」
首の後ろをくぐったロープで、わたし、背中に回した手首を重ねて括られてしまったのです。そうして、前屈みの姿勢から、からだを起こされて、手首をお尻のほうへ降ろされてきて、わたし反り返るような格好になるんです。
「ああん、きつい、きつい、食い込んできちゃうぅ!」
わたし、反り返るような格好で、お股を割っているロープが、きっちり食い込んできて、ぎしぎし、ぎゅぎゅっ、と絞られた感じで、お股の真ん中が締まってきます。

「ふふっ、純子、きっちり食い込んでるんやろ、見てやろかな!」
「ああん、だめ、ああん、ゆるめて、きつい、きついぃっ・・・」
わたし、手がお尻にくっつき、胸が反り返って、おっぱいが突き出て、それからわたし、足を開かされて、わたし、後ろへ倒れそうになるので、壁際に頭をくっつけ、そうして久光が、わたししに近づいてきて、突き出たおっぱいを唇に挟んで、もぐもぐ揉みだし、縦のロープの陰毛にかかったところに手を入れて、ぐいぐいっと引き上げて、ああん、わたし、足を開いて弓のように反り返った格好で、おっぱいとお股と両方を責められてくるんです。

     

「ああん、久光ぅ、だめ、ああ、だめ、だめ、だめぇ!」
お股を割った二重のロープ。その真ん中へ指を入れてくる久光です。
「ふふん、おめこのなか、なぶってやるんよ、そしたら純子!感じるんやろ!」
「ああん、だめ、ああ、感じますぅ、感じちゃうぅ!」
キッチリ締まったお股のロープ。そのロープを中指で割り、そうしてチツの中へ指を挿しこんでくるんです。わたしは、じゅるじゅる、うずうず状態から、チツの中をなぶられて、直接な快感を入れてもらっているんです。
「べちょべちょになってるぜ、純子のおめこ!」
「はぁああん、久光ぅ、ああ、ああん、もっともっとぉ!」
わたしは、壁に頭をつけ、足を開いて反り返って、そうして乳首を吸われながら、おめこの内襞を、ぐじゅぐじゅとなぶられているんです。

-19-

お股を割った二本の紐の間に、中指を挿しこんでチツの中へと入れてくる久光です。そうして指の腹で、チツのなか襞をぐりぐりっとこすってくるんです。
「ほら、純子、ぬるぬるや、お汁でじゅるじゅるになってるんやぜ!」
久光がしゃがみこんで、わたしの腰のあたりへ顔がくるようにして、指を挿しいれたまま、ロープをぐいぐいっと引っ張ります。
「ああん、だめ、ああ、わたし、あかん、ああ、だめっ・・・」
わたしは立ったまま、壁で頭を支え、足を開いて反り返っています。久光は、そんなわたしを、下から覗き上げる格好で、ロープで締めたお股の先っちょへ顔をあてがってきます。そうしてロープのうえから、顔を押しつけてくるんです。

テレビでは、さっきのわたしと久光の出来事が映されています。わたし、大きくお股を拡げて、真ん中に挿しこまれたバイブレーターの振動に、呻きの声を洩らし、はあはあ、ひいひい、久光のバイブを操縦するお声が、ライブのように聞こえてきます。わたし、いま、ロープで縦割りされたからだを、久光になぶられて、ああん、外ばっかりではなくて、チツのなか、ぐじゅぐじゅって指で掻きまわされ、とろとろのお汁を沁み出させて、密封された蜜壷に溜め込まれていて、ああ、わたし、じゅるじゅる、指腹で、チツ襞を、擦られるたびに、ひいひい、はあはあ、悶えて呻いて、お声をもらしてしまってる。
「純子、いいんやろ、ロープ一本締めやぜ、純子!」

     

わたし、縦にロープを入れられて、その締まり具合で、からだの内側がじゅるじゅるになっているんです。
「純子、ほら、ぷっくら、おっぱい、突っ立ってきてる!」
「はぁ、ああん、だめ、そんなぁ、ああ、ひぃいい・・・」
久光は、いったんお股を割ったロープをゆるめ、そうして二本のロープがインシンの外側になるように、つまりインシンを二本のロープに挟んでしまうんです。そのうえ、クリに被ったインシン皮をロープに挟んで剥きだしてしまうんです。
「純子の好きな、インシン締めとクリ露出、ふふん、好きなんやろ!」
「ああん、ひさみつぅ、だめ、ああん、クリ、さわったら、ああ、ピリピリするぅ」
わたしは、剥きだされてしまったクリトリスを、久光の舌先でくすぐられて、もうピリピリ、快感というよりピリピリ感で、こそばいんです。そうしておいて、ロープの間からチツへ、お指を二本も入れてきて、なかをグリグリしだすんです。

-20-

壁に頭の後ろをつけて反り返っているわたしを、前屈みの姿勢にさせられます。わたしのからだを、縦に割った赤いロープが緩みます。でも、背中で手首を括った余りを、おへそのうえの縦割りロープの真ん中に通して、左右にひっぱり、そうして締めてくるんです。
「ふふん、純子、このまま歩け、歩いてみろ!」
わたし、前屈みになったまま、ああん、手首を後ろで重ねて括られて、きっちりお尻の上で留められて、からだを起こそうとすると、お股を通ったロープが、きりきり締まってきちゃいます。

「ふふ、純子、ばっちしやぜ、インシンを締めつけられた感じって、ふふ、どんな感じや?!」
久光は、わたしをからかうように、意地悪なことを聞いてきます。そうしてお股に手をあてがい、ロープをこすり、それにクリトリスをなぶってくるんです。
「きっちり締まって、なかはじゅるじゅる、なんかおれ、ゾクゾクするぜ、純子!」
久光ったら、わたしの横に立って、前屈みのわたしを抱きかかえるようにして、片方の手で、おっぱいを握ってきて、もう片方の手で、お尻のわれめからお股をまさぐっているんです。

     

「お乳もピンピンやで、感じてるんやろ、ええっ?!」
「はぁああん、久光ぅ、あかん、いっぺんにさわったら、あかんってばぁ・・・」
わたしは、おっぱいとお股をいっしょにさわられ、もみほぐされだして、立ってられないくらいにビリビリしてきて、ああ、つらい気持ちです。
「ふふ、純子、おめこじゅるじゅる、クリぴんぴん、乳首がこりこり、ええ感じ!」
ああん、久光ったら、前屈みで後ろ手縛りのわたしを、感じる処を手指でなぶりながら、エッチなことを言っているんです。

-21-

わたしのワンルームへやってきた久光が、わたしを縛ってお部屋のなかを歩かせます。歩くといっても、からだを縦にロープで括られ、お尻のところで手首を括られ、そうして前屈みの姿勢のまま、ああん、太ももをぴったしくっつけれなくて、ガニマタになって、そろそろ歩かされます。
「ほらほら、純子、あるけ歩け!」
久光は、手に持ったバイブレーターで、わたしのおっぱいを、ぺちゃんぺちゃんと叩いてつつきます。そうして、久光は立ったまま、わたしにフェラするように言いつけます。

1mほどのサークルを歩いて、久光のおちんぽをお口に入れて、じゅぱじゅぱ、わたし、お顔を前後に動かして、5回出し入れフェラしてあげて、そうして1mのサークルで歩いて、フェラしてあげて、その繰り返しを、何度も何度も、久光のおちんぽがビンビンになってきて、わたしのお股のロープの奥が、しんぼうでけへんほどにぐじゅぐじゅになってしまって、わたしが倒れてしまうまで、続けさせられます。
「ほらほら、純子、おれのちんぽ、ピンピンにさせろよ!」
「はぁああ、ああん、久光ぅ、だめ、奥がかゆい、ああん、むずむずよぉ・・・」
わたしは、久光になぶられ、久光のおちんぽをなぶってあげ、そうしてぐじゅぐじゅに感じてしまうまで、ああ、最後にはわたし、久光の勃起おちんぽをおねだりして、挿入してもらって、アクメを迎えていきます。

     

後ろ手に括られたまま、縦に割ったロープが緩められ、そうしてわたしはベッドに顔を埋めるようにして、久光に後ろから、腰に腕をまわされて、ぎゅっと抱かれてしまいます。
「足を拡げろ、純子、ぶすぶすするから!」
わたしがフェラしてビンビンになった久光の勃起おちんぽが、わたしのお尻に当たります。わたしは、顔をベッドに埋め、お尻を突き上げ、そうして足を開いているんです。後ろから、ぶっとおちんぽを挿入されます、ぶすぶすっ。

「ああ、はぁああ、ああ、ひぃいい、いい、ひぃいい・・・っ!」
わたし、もうぐじゅぐじゅになっているから、挿入されてぐりぐり、ズボズボ、ぐりぐり、ズボズボ、何回かしかされてないのに、一気にアクメの坂を昇っていきます。
「うう、ひぃいい、いい、ひぃいい、あ、もっともっとぉ〜〜!」
久光の射精が近づき、わたしのオーガズムが近づき、ああ、久光の射精したぴくんぴくんで、わたしもとろとろお汁を流しながら、オーガズムを迎えてしまったのでした。

(この章おわり)





















































































































































































































































































































































































































































































































































































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