愛の巣
 第二章-1-
 1〜10 2008.9.11〜2008.9.23

     

-1-

今日は、亮ちゃんが来る日です。亮ちゃんの名前は奥野亮。わたし、りょうちゃんって呼んであげてるんです。わたしと同級生、芸術概論で教室が一緒するぐらいで、あんまし学校の教室では会いません。うん、亮ちゃんって可愛いんです。裸になった亮ちゃんなんて、おちんちんの根元に毛が生えてるでしょ。その毛が、ね、わたしよか少ないんです。それに、でも、いいんです、その毛の中からにょっきり、さいしょはダラリってしてるけど、触ってあげてると、むっくむっく、大きくなってくるじゃないですか。その、つまり、おっきなってくるのが、とっても可愛いの。

「来ちゃったよ、純子」
「うん、来たのね、いま、あけたげる」
ぴぽぴぽ、ドアホンがなって、亮ちゃんがドアの向こうにいるんです。わたし、待ってたんです、亮ちゃんが3時に来るから、お掃除して、ううん、ちょっと恥ずかしいなぁ、スキンを1ダースの箱でお用意して、黄色の透け透けランジェリーとか、えっちお道具とか、お用意して、見えないようにピンクのボックスに隠しておいて、亮ちゃんを待っていたんです。
「土曜日やから、金閣寺のとこ、人がいっぱいやった」
「そうねぇ、いいお天気やもんね、ほら、入って、待ってたんよ!」
わたしのお部屋は、金閣寺近くの学生マンション、ワンルームです。六畳の床にバストイレ、それと簡単なキッチンがあります。ええ、女の子専用の学生ワンルームマンションの三階です。

窓を開けっぱなしにしても、お外から、お部屋のなかは見えません。でも、亮ちゃんがやってきて、わたし、窓を少しあけたまま、レースのカーテンで閉じてあげて、亮ちゃんを迎えて、真夜中まで、わたしたち、ちょっと恥ずかしいなぁ、セックスします。いっぱい、いっぱい、何回も、何回も、1ダースのスキンがなくなっても、まだ整理ダンスの下着のなかに一箱あるから、ええ、だいじょうぶです。
「ほんで、純子、これ買ってきたんや」
角のローソンで、亮ちゃんがお弁当を買ってきて、牛乳とかポップコーンとかです。
「なによぉ、これ、こんなに買ってきてぇ」
お魚ソーセージが四本もあるんです。ええ、太さと長さが、亮ちゃんのんとよく似ています。

     

-2-

午後3時ってゆうと、いちばん明るい時間帯、それにちょっとかったるい時間ですよね。亮ちゃんがやってきて、ローソンで買ってきたお弁当とスナックお菓子、それにお魚ソーセージの束。
「うんうん、純子に、ね、食べさそうと思って、ねっ」
ポリの袋から取り出して、お魚ソーセージの束を手にしたわたしに、言ってきます。
「ふうん、お魚ソーセージって、おしいんやろか」
「そりゃあ、おいしいんちゃう、それに安いやろ」
そんなことどうでもよくて、そんなの入れたら冷たいんちゃうやろか、ってわたしは思っていたんです。でも、まあ、暗黙の了解で、お魚ソーセージは冷蔵庫には入れません。
「ねぇ、亮ちゃん、うち、さっきお掃除しててね、ええこと思いついたんよ」
わたしは、亮ちゃんのおちんぽに、輪ゴムを巻きつけてあげようと思っているんです。ええ、お掃除していて、輪ゴムの袋をみっけて、そいで、亮ちゃんのなよなよ根元に、きっちり、締めつけて、おっきいままにしてあげようと思ったんです。

ドアのロックを確認し、ドアホンのスイッチを切ってしまって、わたしがお部屋の真ん中に立って、窓のほうを見ていると、亮ちゃんが、わたしを後ろから抱きしめてきます。
「ううん、じゅんこ、ええにおい、髪の毛、シャンプーの匂いやね」
「ふぅうん、においする?シャンプーのにおいするん?!」
わたし、亮ちゃんに後ろから軽くだかれ、髪の毛に顔をくっつけてくるのがわかって、ちょっとふううっとなってしまう。そうして、亮ちゃんったら、わたしの右の耳たぶへ、唇つけてきて、ぴゅっと唇にはさんできて、わたし、直接肌に、とはいっても耳たぶですけど、軽く刺激され、亮ちゃんの息を吹きかけられて、わたし、うっとりになっていきます。
「ああん、まだ、まだやって、ああん、亮ちゃん、ちょっと待ってよぉ」
後ろから、わたしの胸をまさぐりだして、タンクトップのすそから手を入れてて、ブラのうえからまさぐったあと、まだホックを外さないブラのうえから手を入れてくるんです。

男の子って、性急よね、亮ちゃん、待ってられないみたいに、わたしのワンルームへやってきて、まだ五分も経ってないのに、ああん、わたし、おっぱい、さわられてるの。
「ふうん、そやかて、じゅんこ、ええやん、すきやもん!」
後ろからわたしを抱き、壁に立てかけた姿見鏡に、わたしの正面姿を映し、その後ろに亮ちゃんがいて、わたし、おっぱいをまさぐられてる姿が、鏡に映っていて、わたし、亮ちゃんのすることを止められなくなって、そうしてわたし、顔を横に向けると、亮ちゃんが後ろから顔を向けてきて、キッスしちゃいます。
「うん、じゅんこ、ええんやろ、今日は、だいじょうぶなんやろ」
軽くキッスして、唇を離した亮ちゃんは、わたしの耳元で、囁くように聞いてきます。
「うん、だいじょうぶやけど、そやけど、つけてしてね」
すきんのことです。やっぱ、大丈夫な日のはずやとゆうても、わたし、こわいから、すきんつけてしてもらいます。

     

-3-

スカートは、ロングのフレアですから、足首うえ20pといえばいいと思います。インド綿の柔らかい素材で作ったスカートです。亮ちゃんは、わたしのすがた鏡に映したまま、後ろから抱きつき、タンクトップとブラを首のとこまで引き上げ、おっぱいを露出させてしまって、首筋にキッスしながら、左手でおぱいをまさぐりだします。
「はぁ、ああん、りょうくん、ああん、もっとやわらこして、うん、いい、はぁあん」
わたしは、首筋を縮め、腕をぎゅっと脇腹につけて、こそばさをがまんして、亮ちゃんの唇が耳後ろを這ってきて、くしゅんと首も縮めてしまいます。

「うん、おれ、じゅんこに、ちかんしてるんや、痴漢なんやぜ!」
「ああん、りょうくん、ちかん、電車でやったらあかんよ、うちだけにしてよ」
亮くんの右手が、スカートをたくしあげ、スソから手を挿しこんできて、パンティの腰のところから、いきなり手を入れてきて、陰毛じょりじょりしだします。ロングスカートが足もとにまつわりつくので、亮ちゃんは、おっぱいなぶるのやめて、キッスもやめて、わたしを立たせたまま、スカートのスソを拡げ伸ばして、お尻のうえまでめくりあげ、パンティ丸出しにしちゃって、腰後ろで括ってしまいます。

「ああん、亮くんったら、こんな明るいのに、うち、恥ずかしいやん」
わたしのワンルーム、午後3時過ぎのおひさまが、窓から明るい光を射しこませてきています。レースのカーテンしているけれど、とっても明るいワンルームです。
「亮ちゃん、脱がしたげる、いいこと、ズボン脱がしてあげる」
ロングスカートをめくられて、腰に留められてしまったわたしは、亮ちゃんのズボンを脱がしてあげて、おちんぽに輪ゴムをつけてあげなければ、うん、輪ゴムつけてあげたら、どないなるんやろ?
「うん、じゅんこ、おれのん、脱がしてくれるん、おれ、子供やね」
わたしは、亮ちゃんのズボンを降ろしてあげて、ブリフもいっしょに脱がしてあげます。

     

-4-

「ああん、亮ちゃん、おっきなってるぅ」
床にしゃがみこんで、亮ちゃんのズボンとブリフを脱がしてあげると、なんやろ、ちょっとわたし、見るの恥ずかしい気がしてきて、亮ちゃんのお顔を見上げてしまいます。
「うん、じゅんこ、なめなめしてくれるん?」
「うん、したげる、したげるけどぉ、ちょっとじっけんするの」
下から見上げると、とはいっても目の前ということですけど、亮ちゃんのおちんぽを裏から見てあげることになるじゃあないですか。ぷっくらふくれた襞のたまたまがあって、テーブルに置いてあるお魚ソーセージくらいの大きさ、長さの、うん、わたし、見てあげて、めのまえ真っ白になる感じで、すっごい、ぶっすと立ってるんですもの。

「おっきい、おっきなってるぅ」
ズボンを脱がしてあげて、ピンと立っている亮ちゃんのおちんぽ。わたし、かるく握ってあげます。
「いいこと、亮ちゃん、目、瞑ってて」
わたし、ひそかに隠していた輪ゴムを五本くらい、何重にも巻いて、指で広げたまま、亮ちゃんのおちんぽの先っちょから、入れてあげたんです。入れてあげる要領は、うん、スキンかぶせてあげるのんとおんなじです。
「ああ、なんや、じゅんこ、なにすんねん」
「ふふ、わごむ、輪ゴムで締めといたら、ちっちょならへんのちゃうかなぁ」

わたし、亮ちゃんのおちんぽ、陰茎の皮をぐっと腰へおろして、輪ゴムを巻きつかせて、根元までおろして、留めてしまったんです。
「ああ、じゅんこ、きっつう締まるやん、こんなんして、どうするん?!」
「ええのん、こうして、りょうちゃん、おっきなったままで、ええねん」
わたし、うずうずしています。おちんぽ、軽くにぎってあげて、剥けた亀頭を親指の腹で軽くこすってあげて、ヌルヌル、ネバネバ、亮ちゃんの先っちょからにじみ出るネバ玉液を、すりつけてあげる。

     

-5-

亮ちゃんとっても興奮しています。ビンビンになってるん。ぶっとくて硬くなって、陰茎の血管がうきあがって、先っちょがツルツル、わたし、亮ちゃんのおちんぽを輪ゴムで締めてあげたら、こんなになるなんて、想像もつきませんでした。
「ううわ、じゅんこ、おれ、ビンビン、びんびんや」
「うん、ぶっといわ、びんびんやわぁ、すっごいぃ!」
明るい窓辺に下半身裸になって立ったままの亮ちゃん。腰をぐっと前へ突き出して、びんびんになったおちんぽを、わたし、握ってあげます。わたしはロングスカートめくり上げられたまま、パンティは穿いています。うん、タンクトップもブラもつけたまま、ちょっと露出して乱れてるけど、亮ちゃんみたいに性器をだしているわけじゃありません。
「ふふん、りょうちゃん、どんなの?ええきもち?ぴんぴんやもんねぇ!」
足をこころもち広げ、腰を突きだして、立っている亮ちゃんの、おちんぽを、わたし、床におんな座りして、握ってあげてるの。

「わたしが痴漢ちゃんしてあげる、いいこと、亮ちゃん」
「ううん、いっぱいしてくれ、じゅんこは痴女や」
輪ゴムの束を、おちんぽの根元にはめてあげたまま、わたし、亮ちゃんのおちんぽ、うん、ものすごくピンピンになってるおちんぽを、根元の裏から、舌でぺろっとなめてあげます。舌を、ね、お口からぐっとつきださせ、ぺろっと舐めあげ、ぺろっと舐めあげ、5回か六回、繰り返してあげて、それから下へしならせて、わたし、亀頭をお口に含んであげる。
「ふうう、ううん、ええでしょ、亮ちゃん」
「うん、ピンピンが気持ちええ、もっとじゅぱじゅぱしてくれよ!」
「ふん、わかってる、もっとしごいてあげる、ねっ!」
陰茎をぎゅっと握って、そのまま、根元へぐっと押しこむように、握った手を降ろしてあげて、カリ首から先っちょ、ピンピンにしてあげて、それで舌で、ぺろぺろ、わたしかって、うずうず、ずきずき、してきています。

三分間のフェラがおわると、亮ちゃんは、わたしのパンティを脱がします。ええ、この日、わたし、ベッドのヘリに座らされ、そうしてパンティに手をかけてくる亮ちゃんが、お尻をぬいて、太ももの根元まで降ろしてくれて、ちょっといたずら、手をお股の中へ挿しいれてきて、まだきっちり締まっているお股の真ん中を撫ぜあげてくれて、わたし、ちょっと、ふううっとなってしまって、そのままパンティを膝のとこまで降ろされて、足首をベッドにおいて立て膝で、座る格好にされて、うん、それから、亮ちゃんったら、膝と膝のあいだに渡ったパンティの真ん中を握って、わたしの頭を押さえこみ、ひも状になったパンティを、わたしのあたまにかぶせてきて、ああん、わたしのあたまが、パンティをまたいで、パンティが首後ろにきてしまって、右膝から首後ろをとおして左膝へ、ああん、パンティが紐になって、わたし両膝が開き、脇腹にくっつくとこまで引き上がって、お股がぱっくり、ひろがってしまったんです。

     

-6-

わたし、Mの字すがたになってしまって、亮ちゃんは、そんな恰好になったわたしを、ベッドに倒し、わたしの開いてしまったお股へ、顔をすりつけてきて、唇と舌とで、ぐちゅぐちゅ、じゅぱじゅぱ、わたしをなめだしたんです。
「ああ、ああっ、だめ、だめぇ、りょうちゃん、あかん」
「うううん、じゅんこ、おれ、おれ、好きや!」
ぐちゅぐちゅ、じゅぱじゅぱ、お顔をわたしのお股にぴったしくっつけ、お顔全体を左右にふって、それから上下にうごかして、わたしのお股の真ん中、インシンをひろげてきて、チツ口とか、カイインとか、インカクとか、ぐちゅぐちゅにしてしまう。

「ああん、だめよぉ、こんなかっこう、ああん、だめ、だめよぉ」
だって、わたし、パンティを膝までおろされて、そのまま紐になったパンティを首後ろへまわされて、きっちり、膝がおっぱいの横にまでひきあがってしまって、太ももが開いてしまって、足を伸ばすことができなくなって、ああん、あかちゃんがおむつを替えてもらう格好になってるんですもの。
「じゅんこ、おれ、こんなじゅんこ、みるの初めてや、すっげえかっこうや!」
ロングスカートを腰にまとめられ、タンクトップもブラジャーもつけたまま、お股だけをぱっくり広げて、丸見えになったわたし。亮ちゃんは、いかりくるったみたいになって、わたしを求めてきています。おちんぽの根元に、わたし、輪ゴムを巻いて締めつけたから、亮ちゃん、興奮してるのかも知れない。

「ううん、じゅんこ、おれ、入れる、入れるぅ!」
「ああん、つけてね、すきん、つけてね!」
「うん、つける、つける」
ベッドのあたまのとこに置いてあるスキンを、亮ちゃん、スキンの先っちょをつまんで、おちんぽにかぶせるまえに、なまのおちんぽを、わたしに挿入してきます。輪ゴムで結わえたおちんぽは、ビンビンに硬くなり、ぐっと開けたわたしのお股へ、ぶすぶすっと、突いてきます。
「ああ、ああ、ああん、りょうちゃん、うち、ああ、あかん、だめぇ」
ずっきんずっきん、太ももを無理にひろげられ、膝を無理に引き上げられてしまったわたしは、ぶすぶすっと挿しこまれたとたん、ものすごい刺激が、からだのなかを駆け巡ってきたんです。

     

-7-

太ももが脇腹にまでもちあがり、お股が真横に開いてしまったわたしへ、亮ちゃんは、右手にスキンの先っちょをつまんで手に持ったまま、ぶっとくてピンピンになっているおちんぽを、真上から、ぶすっと挿しこんできます。
「あああ、だめっ、ああっ、すっごいっ、ああ、きついっ!」
こんなかっこうで、ぼっきおちんぽ、挿入されるのわたし、初めてです。たいていわたしが寝ころび、足を開いて、膝を立てて、そんなわたしにかぶさってきて、おちんぽを挿入してもらうのに、今日の亮ちゃんのおちんぽは、わたしが無理やり持ち上げ広げたお股へ、ぶすぶすっと挿しこまれてきたから、おちんぽの陰茎がすっごく密着している感じで、からだを挿しこまれた陰茎を引き抜かれるときには、からだごとめくられる感じで、チツ襞をこすりあげられる。それよか、亮ちゃん、輪ゴムで根元を締めてあるから、びんびん、いつもよりはるかにぶっとくて硬くて、ピンピンです。

「おおっ、じゅんこ、すっげぇ、みっちゃくや、びっちり密着してる、おれ、ああ、すぐ出そうや!」
「ああん、りょうちゃん、だめ、だめよ、まだまだ、ああ、ええ、みっちゃくぅ、してるぅ!」
わたしのお股の真ん中は、唇が縦にはしっていて開かれると、クリトリスとチツとそれから、おしっこが出るあなとか、ええ、じゅるじゅるの液がにじみ出てくるのは、チツの中からです。そのチツの内襞を、亀頭とカリ首でこすられ、わたし、そのこすられる刺激で、とってもいい気持になってきちゃうんですけど、ああ、このときの刺激は、むちゃくちゃ強烈なしげきです。
「ああ、だめ、だめ、ああ、うち、ああ、りょうちゃん!」
「うん、じゅんこ、ええ、ええ、ええぞぉ、でそうや、おれ、つける!」
亮ちゃんはわたしからおちんぽを抜き去り、手に持っているスキンを亀頭にかぶせて、根元ちかくまで引き降ろしてしまいます。

その間、5秒か6秒、ふたたび、ぶすぶすっ、じゅるじゅるっ、わたしのチツへ挿入してきて、上半身をわたしにかぶせてきて、キッスしながら、腰を上げたりさげたり、つまりぃ、おちんぽを、抜いて挿して、抜いて挿してを繰り返し、わたしの気分が高揚してきて、わけのわからないお言葉で、ひいひい、はあはあ、きゅうきゅう、ヒイイぃいい〜あああああ〜!なんて、お声をあげてしまって、オーガズムに達していきます。
「うううわぁああ、ああ、ひぃい、ひぃいい、いいいい〜っ!」
わたしのお声に亮ちゃんも、ピクンピクン、ううううっ、でたでたぁ!なんて苦し紛れみたいな声をだして、射精しだしたんです。
「ふうう、じゅんこぉ、きっちり、締まってるぅ、ああ、びんびんやぁ!」
ぴしゅんぴしゅん、陰茎と亀頭はいつもより強く痙攣しているのに、射精の勢いは、少しなだらか、輪ゴムで締めつけているせいかも知れません。わたしお股をおもいっきり広げられたまま、ぶすぶすされて、オーガズムに昇ってしまったのです。

     

-8-

亮ちゃんがわたしのワンルームへやってきて、いっかいめのセックスが終わって、時計を見たら、午後4時。亮ちゃん、三時にやってきてすぐやりだしたから、一時間ほどしてたことになります。
「うん、りょうちゃんのん、太っとなって、うち、足、閉じられへんので、すっごくええ気持になったよ」
「おれ、じゅんこの、そのときの顔、きれいやなあ、思う」
「りょうちゃんかって、わごむ、びんびん、うち、おっきいの好きやわぁ」
わたしのワンルームは、六畳の広さです。窓から入ってくる光。午後4時の光。わたしは、セックス終えて、下着をつけて、スカートをおろして、半そでセーターを着て、さっきのセックス、パンティが紐になって首後ろへまわされて、足を上げて広げたままで、ぶすぶすってされて、その余韻がまだ残っているのに、なんにもなかったみたいなそぶりで、亮ちゃんも、お洋服を着ています。

「そやから、あしたは、朝から学校やし、今夜は、泊まったらあかんし、ね」
「そうやなぁ、夜になったら、帰る、それまでええんやろ」
亮ちゃんは、それまでええんやろといってるけど、なんかいしてくれるんやろ、だいたい二時間に一回くらい、わたし、アクメへ昇っちゃいます。一晩に五回くらいです。スキンを箱で買ってあるけど、ぜんぶ使うことは・・・・。ああん、わたし、なにゆうてるんやろ、全部使っちゃうことはないですけど・・・・。こんなの書くの、ちょっと恥ずかしい気持ちですけど、スキン、亮ちゃんにつけてあげたり、亮ちゃんが自分でつけたり、五回もアクメに昇ってしまうと、ぐったり、腰まわりが疼いて、立たれへんことはないけど、あそこなんかちょっと、はれぼったくなってる感じで、おしっこするときなんて、ふうう、です。
「ああん、泊まったらあかんしね、わかってる、わたし、がっこ、あるんやから、ああん、こらぁ、まだ、だめ、だめよぉ」
ペットボトルのウーロン茶を飲んでる最中やのに、亮ちゃんが、座ったままのわたしを、抱きにかかってきたんです。

「ええやろ、じゅんこ、もういっかい、おれ、やりたい」
亮ちゃんは、とってもせっかちなんです。わたし、さっきの余韻、さめたってゆうても、まだ、ほんのり、ふわふわ気分なのよ。
「ああん、りょうちゃん、うち、じゅんびちゅう・・・」
床に座ったまま、亮ちゃんが後ろからわたしを抱いてきます。わたしの目の前には、はぁああん、姿見鏡が立ててある。亮ちゃんが手を伸ばして、セーターのうえから、わたしの胸まわりを触ってきています。
「ああん、りょうちゃん、まだ、まだ、あかんって、こらぁ、まだやってばぁ」
おんな座りのわたし。あぐら座りでわたしの後ろにいる亮ちゃん。後ろから抱きついてきて、セーターの裾から手を入れてきて、ブラのうえからやけど、おっぱいを撫ぜてくるんです。
「じゅんこ、おれ、純子、好きやねん、好きなんやからぁ」
「ああん、りょうちゃん、わたしかって、好きよ、そやけどぉ。まだやってばぁ」
レースのカーテン越しに、明るい光がさしこんでいて、わたしのシングルベッドに光が当たって、まぶしいです。

     

-9-

床に敷いた白いカーペットに、おんな座りしているわたし。窓からの明るい光を眩しく思いながら、亮ちゃんに後ろから抱かれているんです。亮ちゃんは、わたしの着ている半そでセーターの、すそから手を入れてきて、ブラのホックを外してくれて、ああん、それから、セーターの前が、首筋まで引き上げられてしまって、わたし、おっぱいを、丸見えにされてしまう。
「ああん、あかんってばぁ、恥ずかしいやん、もぉう、ああん」
「そやかて、じゅんこの、おっぱい、でっかいやろ、魅力なんや!」
「ああん、そんなんゆうて、ああ、だめ、だめってばぁ」
亮ちゃんは、姿見鏡に映しだしたわたしに、見せつけるみたいに胸を前へ突きださせ、そうしておっぱいの先っちょ、乳首を右も左も、親指と中指にはさんで、揉みだすんです。
「はぁあん、あかん、ゆうてんのにぃ、はぁああん、あかんってばぁ」
わたしは、うわずったお声になってるのがわかる。ちょっと、ぴりぴり、おっぱいの先っちょから、じんじん、ああん、刺激がおからだ全体に広がっていって、うずうずってなってきちゃう。

わたしは、手を後ろにまわし、亮ちゃんの腰をまさぐってしまう。ズボンを穿いたあぐら座りの亮ちゃん。わたしが、手で腰まわりをまさぐると、亮ちゃんは、抱いているわたしから離れ、ズボンを脱いでしまいます。そのうえ、ブリフも取ってしまって、腰からした半身、すっぽん裸になってしまいます。
「なぁ、じゅんこも、おぱんちゅ脱いだら?」
下半身はだかになった亮ちゃんが、わたしの後ろであぐら座りになって、わたしのおっぱい触ってきて、パンティを脱いだらどうかって、ゆうんです。わたしは、ロングのスカート。おんな座りから、立て膝座りになって、白いカーペットのうえで、お尻を少し浮かし、パンティを脱ぐべく腰へ手をまわして、お尻からパンティを脱いでいきます。
「ううん、うち、ぬいじゃった、脱いじゃったよ」
「うん、じゅんこも、おぱんちゅなしや、おれもじゅんこも、や!」
わたしは、立て膝で、ロングスカートを足もとまでおろして、膝も太ももも腰まわりも、隠してしまう。ええ、やっぱ、亮ちゃんのまえで、恥ずかしいんです。

亮ちゃんは、あぐら座りから、足をわたしのお尻をはさむようにして、前へ投げ出してきます。そうして、わたしのロングスカートを、めくりあげてきて、立て膝のわたしの膝を開き、足裏をぺたんとくっつける格好でお股のほうへ引き上げ、ああん、お股の真ん中が開いてしまいます。
「ああん、りょうちゃぁん、うち、握ったげる、握ってあげる、ねっ」
亮ちゃんが、右手をわたしのおっぱいへ、左手をわたしのお股へ、あてがってきたので、わたしも、亮ちゃんのおちんぽを握ってあげるんです。わたしは、手を後ろへまわし、亮ちゃんのおちんぽを探し出し、ああん、もう、おっきなってる、びんびんになってる。わたし、亮ちゃんのぶっとく勃起したおちんぽを、後ろへまわした右の手でにぎってあげて、ぐいっと皮を剥いてあげます。ええ、もう、亮ちゃん、おちんぽ、先っちょ、ヌルヌル、べっとり、ぬるぬる液を滲ませていたんです。

     

-10-

わたし、迷っちゃいます。わたしの後ろにいる亮ちゃんの、勃起したおちんぽ握りながら、迷っちゃいます。目の前の姿見鏡に映ったわたしの正面、おっぱいだして、スカートめくられてお股が映って、そのぉ、おっぱいとお股には、亮ちゃんの手がかぶせられていて、もぞもぞ動かされていて、ああん、わたし、後ろで握っているおちんぽを、どうしたらええのか、迷っているの。
「はぁあん、りょうちやぁあん、うち、うち、ヌルヌルわかるよぉ」
「うん、じゅんこのんも、ヌルヌル、ヌルヌルになってるのわかるよ!」
後ろから、おっぱいなぶりとおめこなぶりをしている亮ちゃん。わたしの急所、性感帯を、巧妙にお弄りしながら、首筋に、ふうっと息を吹きかけてくる亮ちゃん。このままで、亮ちゃんの勃起したおちんぽを、わたし、チツに挿入してあげようか、それともお口で、フェラチオしてあげようかと、迷っているんです。

さっき、フェラチオするところから入ったから、こんどは、フェラなし、もちろん亮ちゃんからのナメナメ、ぶちゅぶちゅ、じゅぱじゅぱお吸いもなしで、挿入して結合して、そいでわたし、めろめろにしてほしい。わたし、前へ倒れこんで、お顔を白いカーペットに擦らせるようにして、膝を開き、お尻を突き上げて、うん、亮ちゃんのお顔のところへ、お股をすりよせるようにして、少しナメナメの時間にして、そいで、わたし、亮ちゃんにぶすぶす、後ろから挿入してもらおうと思ったんです。
「ううん、じゅんこ、もっと足ひろげろよ」
「ああん、もう、いっぱい、ひらいてるぅ、のにぃい」
顔をカーペットにつけ、腕を折って手のひらを顔の横につけ、そうして膝をカーペットのうえで思いっきり開いてあげて、うん、お尻を突き上げます。

亮ちゃんはベッドの縁へ背中を押し当て、足をひろげて、わたしの膝の内側から伸ばして、足裏を合わせて、わたしの頭をに触れてきて、ああん、亮ちゃんったら両手をわたしの太ももの内側から入れてきて、お尻のうえウエストにおいて、ぐっと引っ張りあげてきて、ああん、わたしの突き上げたお尻のねっこの真ん中が、亮ちゃんのお顔に、ぐりぐり、亮ちゃんは、わたしが拡げたお股の真ん中へ、おもいっきり舌をだして、べろべろっ、したからうえへ、ああん、陰毛のしたから陰唇の先っちょの、クリトリスから陰唇割って会陰を、舐めあげてきて、チツ口をぺろぺろ、舌でなめながら、ああん、舌をじゅるじゅるって入れてきちゃって、チツ口から少し奥をなめなめしてくれる。
「ああん、そこ、そこ、もっと、もっとぉ、してぇ!」
わたし、猫が背伸びするみたいな恰好で、猫ちゃんになったみたいな感じになって、お尻からの割れ目を、亮ちゃんのお顔に、ぐりぐりって擦り寄せていくんです。

     






















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































小説

愛の巣






HOME

あきこ小説集目次



神谷純子の愛えろす

表紙目次に戻る