愛の巣
 第一章-1-
 1〜11 2008.8.10〜2008.8.27

     

-1-

こんにちわ、わたしの名前は、神谷純子です。うん、大学二年生、二十歳、るんるん学校のお勉強とアルバイトと、それから、最近、わたし、彼ができてしまって、彼の名前は、奥野亮、オクノリョウです。ええ、深い関係になる最初の出会いは、わたし、ホテルへ強引に連れ込まれ、からだを迫られ、縛られて、そいで彼が強姦してしまった。でも、ね、わたし、学校でクラスで、奥野クンってけっこうイケメンやし、ちょっとはその気があったから、出来事は許してあげて、それから、わたし、奥野クンと深い関係になってきたんです。

「そいで、奥ちん、妊娠したらあかんし、スキンつけてしてね」
わたしの申し入れに、奥野クンは、なんかしら、生でやりたそうやけど、わたしに従ってくれています。
「そやから、うちとしてわ、そのつど、つけてやってほしいのよ」
いつも奥野クンとするとき、用意しておくスキンは、通信販売で買っている1ダースです。それから、奥野クンも、わたしにメロメロみたいで、通信販売でいろいろ、お道具を買っているみたいです。

今日は、夕方から、わたし、奥野クンのワンルームへ行きます。ええ、もちろん、セックスします。あれから1か月ほどたって、最初は一週間に1回程度、ラブホテルでしたけど、この前から奥野クンのワンルームへ行くようになったんです。ええ、朝までいても、お金いらへんし、それに、ちょっと言うの恥ずかしいけど、思う存分してもらえるじゃないですか。ということで、わたし、これからお出かけ、ちょっとお買いものして、それから北白川にある奥野クンのワンルームへ行ってあげようと思います。

     

-2-

銀閣寺のそばにあるローソンで、ビタミンウォーターとサンドイッチとお弁当を買って、そいで、わたしは奥野クンのワンルームへと行くのです。ちょっと通りから入った学生マンションです。わたし、なるべく人にあわないようにしています。だって、そうでしょ、顔合わせて、見られるのんって、あんまし好きじゃないんです。なんていってるわたしですが、つまり、男子学生ばっか入ってるワンルームへ、女のわたしがたずねていくことって、やっぱ、へんでしょ。
「うん、飲み物とお弁当買ってきたわよ」
「待ってたんや、純子、外、暑かったやろ」
奥野クンのワンルームは、クーラーがきいていて、涼しいです。

わたし、お部屋に入って、扉にロックして、そしたら、奥野クン、立ちあがっていて、わたしがローソンでの買い物袋を手にぶらさげたままやのに、もう、ああん、奥野クン、わたしを抱きにかかってくるんです。
「まだやって、ちょっといっぷく、ああ、暑かったぁ!」
わたし、まだ、からだ、準備できていません。だって、夏のお外、とってもむし暑くって、汗かいているんやから、ちょっと汗ひくまで、休憩させてよぉ。
「うん、純子、ちょっといっぷくしろよ、それで、朝までええんやろ」
まだ夕方の6時で、8月のお外はまだ明るいです。奥野クンのワンルームの窓から、光が入っていて、とっても明るいです。
「うん、そうやねぇ、朝まで・・・」
今夜はお泊りしちゃいます。そいで、朝まで12時間、そんなにでけへんですけど、夜中の2時か3時ごろまで、わたし、セックスしちゃいます。スキン、1ダース、用意してあるから、大丈夫です。

奥野クンのワンルームは、狭い四畳半の洋室。わたしは、シングルベッドと丸いパイプのテーブルとパイプの椅子で、それだけでいっぱいになっているお部屋の、ベッドには座りたくなくて、パイプのグリーンの背もたれ椅子に座ります。
「ああん、あかんって、まだ、まだやって、ちょっとまってよぉ」
奥野クン、わたしを抱きにかかってくるから、わたし、本気で拒否してるわけではないけれど、やっぱ、やすっぽい女の子やと思われたくない心理が働いて、わたし、奥野クンの手を払ってしまいます。今日のわたしは、タンクトップにスカートです。ええ、もちろん、セックスすること前提にしてるから、あそこもそれなりに、手入れしてきました。パンティだって、ブラジャーだって、ちょっとおしゃれに、わたし、ピンク系が好きなので、どうしてもそうゆう色合いになってしまうけど、奥野クンも、ピンク系、好きみたいです。

     

-3-

夕方から次の日の朝まで、わたしはたっぷりセックスします。うん、わたし、朝までに5回くらい、いい気持になってしまいます。つまりぃ、5回もオーガズムを迎えてしまうんです。スキンは12コ用意してあるけど、奥野クン、ぜんぶ使い切ることはなくて、でも、バイ菌入らないように、指を入れて使うこともあるから、10コくらい使ってしまいます。わたし、いま、なんの話してるんですかねぇ、そうや、奥野クンがわたしにたいして、一晩に使うスキンの個数。ふぅう、なんかとつぜん変な話で、ごめんなさい、わたし、やっぱ、生は怖くって、スキンつけてしてもらいます。いいえ、奥野クンは、射精寸前にスキンをつけるみたいです。

窓から光が入り込むワンルーム。殺風景なワンルームですけど、グリーンのパイプ椅子に座ったわたしを、奥野クンが立ったままで、後ろから軽く肩を抱いてきます。
「ええっ、鏡買ったの、うちの姿、映ってる」
わたしが座った椅子のまま、全身が映るように置かれた姿見鏡。この前来た時にはなかったのに、奥野クン、狭いワンルームなのに、鏡を買っちゃったんだ。
「やっぱ、鏡がない生活ってのわぁ、あかんわなぁ」
後ろから聞こえる奥野クンのお声は、ちょっとカン高くてうわずってる感じです。後ろから、わたしの肩を抱いている、奥野クンの手。右の手が、わたしの胸へとおろされてきて、わたし、どきどき、やっぱ、最初はドキドキしちゃいます。

「純子って、ぽちゃぽちゃしてるんやねぇ、やわらかい・・・」
「なによぉ、奥ちんは男やから筋肉やもん、うち、おんな・・・」
ああん、奥野クン、タンクトップのなかへ、ブラの内側へ手を入れてきて、いきなり右のおっぱいをつかんでしまったんです。
「ねぇ、純子、おれ、もう、おっきなってる感じや」
奥野クンは、わたしの左手首をつかみ、奥野クンの腰のところへあてがわせてきます。ジーンズはいたままの奥野クン、腰のふくらみなんて、わたしわかりません。でも、もう、お声、うわづっていて、すぐに握ってほしいみたいなんです。

     

-4-

四畳半のお部屋ってすごく狭いんですよね。シングルベッドと小さなテーブルと椅子セット。それにお勉強机が置かれただけで、もうお部屋はいっぱいです。わたし、奥野クンのワンルームへ来るようになって、シングルベッドで、抱き合ったまま眠ってしまって、うん、とっても幸せな気分になれる。でも、いつも、眠るのは朝方からで、それまで、その前の日の夕方から、たっぷり、何回もセックスしちゃうから、疲れてしまってぐっすり眠れるんやと思います。
「純子のおっぱい、あったかい、あったかいねぇ」
わたしの後ろに立ったまま、タンクトップのうえから手を入れてきた奥野クンが、そのまま、前へまわってきます。
「なによ、奥ちん、うち、歩いてきて、汗かいてるせいよ」
奥野クンは、パイプの椅子に座っているわたしを、立たせます。

「ああん、奥ちん、だめよ、まだ、ああん」
「ええねん、おれ、うずうずなんやもん」
わたしは、立たされ、奥野クンに抱かれてしまいます。ええ、奥野クンもわたしも、まだお洋服をつけたままです。奥野クンは、野獣みたい。わたしを抱きしめて息が荒くなってきています。わたしは、キッスをうけながら、タンクトップのすそから手を入れられ、ブラのホックが外されてしまうのを、感じとります。そうして奥野クンのちょっとごつごつした手が、わたしのおっぱいの上に置かれます。奥野クン、おっぱいを包みこむようにして、揉むんです。ええ、キッスしたままです。おっぱいをまさぐっている奥野クンは、そのうち、重ねた唇から舌を挿しこんできて、うん、わたし、舌を絡ませてあげます。

わたしの手は、奥野クンの腰にあります。キッスをしたまま、おっぱいをまさぐられているわたし、わたしは奥野クンのジーンズのチャックをおろして、その中へ右の手を入れてあげて、ブリフの腰のゴムのところから手を入れてあげて、うん、もうぷっくり、いいえ、硬くなっている奥野クンの陰茎を、わたし、握ってあげて、軽くしごいてあげる。そうして勃起しだした陰茎だけを、ジーンズのなかから取り出してあげます。性器だけを露出させられた奥野クンは、陰茎を握ったわたしの手の動きを止めさせ、自分で腰を前へ後ろへ動かして、自分のペースでしごいていくんです。その間、わたしたちは無言です。ぺっちゃぺっちゃ、ぷっちゅぷっちゅ、唇を重ねて、吸いあう音だけが、狭いワンルームに洩れているんです。

     

-5-

立ったままのディープキッスが終わり、降ろしたジッパーからおちんぽだけ突起させた奥野クンが、パイプの椅子に座ります。キッスしたあとやし、お口のなかがたっぷり濡れてる感じです。
「純子、おれのん、なめてくれよ」
ジーンズのバンドを緩め、ジーンズとブリフを太ももまで降ろして、腰を剥きだしてしまう奥野クンです。
「ううん、なによ、奥ちん、おっきなってるぅ」
わたし、奥野クンの腰から突き出た陰茎を、ええその先っちょの亀頭を、ナマで見てしまって、ドキドキしています。
「なあ、ええやろ、じゅぱじゅぱしてくれよ」
すっごくえろっちい光景です。奥野クンの性器が、剥きだしになってるんです。毛むくじゃらの腰から、太くって、ツンと立ったおちんぽです。

奥野クンの狭いワンルーム、窓辺に置かれたパイプのテーブルと椅子。明るい光が入ってくる窓辺で、奥野クンが剥きだしたおちんぽを、わたし、なめてあげるんです。
「うん、うち、ぺろぺろしたげるぅ」
わたしは、パイプ椅子の前に立て膝になり、陰茎の根元を軽く握ってあげ、そうして奥野クンのおちんぽの上に顔をもってきて、そのまま顔をおろして、亀頭を唇ではさんであげます。
「ううん、じゅんこ、口にいれて、しごいてぇ」
奥野クンの勃起したおちんぽ、先っちょはヌルヌルの液がぷっと吹き出していて、わたし、舌の先っちょでそのヌルヌル液を拭ってあげて、唇で亀頭を包んであげて、ぴゅっと吸ってあげます。亀頭を唇に挟んだまま、陰茎をぎゅっと握って、軽く上下に、数cmですけど、陰茎をしごいてあげます。

「うん、おれ、かんじる、じゅんこ、感じるう」
「おっきいね、おっきいわぁ」
亀頭から唇を離したわたし。陰茎は握ったままで、ぷっと膨らんだ亀頭を見てあげる。とっても大きく見えます。それで、陰茎をぎゅっと握って、上へスライドしてあげると、先っちょから透明の粘っこい液が、玉になって溜るんです。
「ううん、おちんぽ、おっきい」
わたし、陰茎を握ったまま、ぷるんぷるんと振ってあげると、奥野クン、腰をぐっと突き出して、わたしの頭の後ろに手を当て、口に入れろとの合図です。勃起おちんぽを観察していたわたしは、そのまま、お顔を奥野クンの腰におろして、勃起おちんぽをお口のなかへ、亀頭を唇にはさんだまま、顔をぐっと落として、お口のなかへ陰茎を挿しいれてあげるのでした。

     

-6-

奥野クンは、いつも最初のときって、とっても急ぐんですよ。わたしの気持がまだ十分に開ききっていないのに、結合しようとしてくるんです。つまり、生殖行為、おちんぽをおめこにいれてぶずぶずすること、のことなんです。そいで、すぐに射精してしまうんですよ。だから、わたし、不完全燃焼。そんなときは、つまらないです。だから、わたし、ちょっと意地悪して、最初の射精は、わたしのお口のなかでさせちゃうんです。
「そやから、お口のなかで出してあげる、ええでしょ?!」
「うん、じゅんこの手と口で、出してほしい」
それで、いっかい終えてもすぐにできるし、二回目からは長持ちするから、わたし、たっぷり、おちんぽ挿入してもらって、ぶすぶす、ぐりぐりってしてもらうんです。

奥野クンの先っちょ、亀頭を、わたし、唇に挟んだまま、お顔を降ろしていくんです。亀頭がお口のなかにおさまり、陰茎のした半分は軽く握ってあげたまま、半分ほどお口のなかへ挿しこみ、唇でぎゅっと吸ってあげます。
「ううっ、じゅんこ、ええ、ええ、ええ気持や、ううっ」
「ふぅうう、ふぅうう、ふぅう、ううっ」
わたし、ふうふう息をしながら、陰茎のした半分を握ったまま、お顔をあげたりおろしたり、つまり、フェラチオしてあげてる。
「ああ、ええ、ええ、ええ気持ちや、じゅんこ」
ピンピンに勃起したおちんぽを、わたし、お口から抜いて、陰茎の表に手のひらをおき、陰茎の裏側を、舌を使って、根元のとこから亀頭の先っちょまで、ぺろっ、ぺろっ、ぺろぺろ、ってなめていきます。

奥野クンのワンルームへ来て、まだ15分もたっていないと思うんですけど、性急な奥野クン、うん、たくましいからだしてるから、わたし男らしくって好きなんだけど、もう射精しそうになってはるんよ。
「まだよ、まだ出したらあかん、もっとしてあげるぅ」
わたし、びんびんに起き上ったおちんぽを、握ってぐいぐいしごいてあげて、亀頭をぎゅっと突きださせ、そうして舌で亀頭を舐めて、わたし、そんなおちんぽを、鑑賞しています。
「ううん、じゅんこ、おれ、出そうや、出そうになってる」
「まだまだ、出したらあかん、まだ出したらあかんしね」
わたしだって、うずうずしてきています。うん、ぬれてると思います。ここまで、奥野クンには、おっぱいさわらせても、お股はまださわらせてあげていないんです。

     

-7-

射精しそうになっている奥野クンに、発射させては終わりになっちゃうんで、射精しないように、わたし、握っていたおちんぽを、離してしまいます。
「ああ、やめちゃうの、どうしてぇ」
奥野クン、ビンビンおちんぽ、ぴくっ、ぴくっ、射精直前なんですけど、射精しない状態。射精させない状態で、わたし、おちんぽしごきをストップしてあげたんです。そうしてわたしは、立ちあがり、わたしの胸もとを、椅子に座った奥野クンの前へ、ぐっと寄せていきます。
「うん、さわってええよ、うちのおっぱい」
奥野クン、タンクトップのすそから手を入れてきて、めくりあげてきて、ピンクのブラを露出させてしまい、そうしてブラのホックをはずしてくれて、うん、わたしのおっぱいを露出させてしまって、わたし、おっぱいを、奥野クンのお顔に、ぐりぐりって押しつけてあげる。

「うん、吸ってええよ、吸いたいんでしょ、おっぱい」
わたしは、ちょっと冒険家になった感じで、奥野クンに要求してみます。
「ううん、そらそやけど、握ってくれよ!」
そう言った奥野クンは、わたしの背中へ右腕をまわし、唇をおっぱいにくっつけてきて、乳首をちゅっちゅっと吸いだすんです。ああ、やっぱ、乳首を吸われるって、とっても感じちゃいます。うずうずってしてきちゃいます。わたしは、奥野クンにおっぱいを吸わせてあげて、ちょっと落ち着いた勃起おちんぽを、上から握ってあげて、ぐっと腰へと押しこんで、亀頭を完全露出させてあげるんです。
「ううん、ぶっといわねぇ、ぶっといおちんぽねぇ」
わたしは、恥ずかしい言葉を、奥野クンに言ってしまいます。

奥野クンは、おっぱいを吸うだけではだめみたいで、わたしのお股へ、手を入れてきちゃいます。わたしの穿いてるスカートの裾から手を入れてきて、パンティの上から、お股をまさぐってくるんです。わたしは、立ったまま、奥野クンのおちんぽを握ってあげて、ときたましごいてあげています。スカートをめくってしまった奥野クン、わたしのお尻を撫ぜてきて、パンティ穿いたままの恥丘へ、顔をすりよせてきています。
「ううん、だめよ、まだ、だめよ!」
「ああん純子、おれ、入れたいよ、入れたい」
「だめ、まだだめ、いっかい、お口で出してからよ!」
わたしは、奥野クンをじらしているんです。ぶっとくなったおちんぽを、わたし、フェラチオしてあげて、お口のなかで射精させてしまうんです。

     

-8-

「ああん、だめ、だめ、まだよ、だめってばぁ」
椅子に座った奥野クンの前に立って、おちんぽ握っているわたし。スカートをめくりあげられて、お尻を撫ぜられてしまって、それで、パンティを脱がしにかかってくる奥野クン。
「だってぇ、純子、おれかって、なぶりたい」
「ううん、だめ、だめ、まだ、だめよ!」
お尻から、パンティを脱がされそうになって、わたし、お股をきゅっと閉め、お尻を後ろに突きだしてしまって、奥野クンの手を阻みます。
「うん、うち、じゅぱじゅぱしてあげる、だからぁ、ねっ」
わたしは、パイプの椅子に座った奥野クンの前にひざまづき、そうしてぶっとくビンビン勃起した、おちんぽの陰茎の上に手をあて、陰茎の裏を根元から、舌先でぺろぺろ、舐めあげてあげます、ぺろぺろ、ぺろぺろ。ピンピンに張った奥野クンの陰茎を、根元から亀頭の先っちょまでを舐めてあげて、亀頭と陰茎のくぎりのとこの首筋、カリ首を、舌先で丹念に、ぺろぺろって刺激してあげる。

奥野クンは、わたしのすることをよろこんでいます。光が入りこむ窓辺で、パイプの椅子に座ったまま、足をひろげ、腰をぐっとせりだして、おちんぽを舐めやすくしてくれて、ああん、ビンビンにそそり立った陰茎が、わたしをゾクゾクってさせちゃうの。
「うん、じゅんこ、もっと、きつく吸ってよ、きつく、さ!」
「うん、吸ってあげる、きつく、ね!」
陰茎の真ん中を握って、上に下にとスライドさせて、しごいてあげて、そうして亀頭を、ぎゅっとしぼるように吸ってあげる。
「もっとしごいて、しごいてくれ、ううっ!」
奥野クン、わたしのおっぱいを右手でまさぐりながら、左手をわたしの頭の後ろに当て、爆発寸前の硬直で、うんうん唸る声をあげて、ぎゅっと射精をこらえています。

奥野クンのおちんぽが、射精する瞬間を、わたし興味を持って見てあげています。そりゃあ、わたしだってぇ、見てるときって、ドキドキして、クラクラしています。うん、目の前で、わたしにぎゅっと握られた、ぶっとく勃起しているおちんぽが、ピクンと痙攣して、ぴしゅんと白濁の精子汁が飛び出してきて、わたしの顔にふりかかってきて、とっさにわたし、おちんぽ咥えてあげて、残りをお口のなかで放出させてあげたんです。
「うう、ううっ、ううわぁ、でた、出た!」
「ふぅううう、うう、でちゃったわね、でちゃったぁ!」
わたし、奥野クンの射精するとこ、見てあげて、わたしだってお股のなか、ぬれだしてるのがわかります。でも、ああん、奥野クンの射精を見届けて、それから、もういちどゆっくり、うん、わたし、奥野クンのおちんぽで、いい気持になっていくんです。

     

-9-

奥野クンって、どっちかゆうと早く出ちゃうタイプやと思います。わたしよかひとつ年上で21歳ですけど、わたしのんに入れる前に、射精させてあげたんですけど、握って、しごいて、ぺろぺろしてあげて、五分と持たなかったんですよ。ええ、元気な証拠やと思いますけど、1ダース用意したスキンを、朝までに、ほとんど使い切ってしまうから、人に聞いた話では、強い男の人、みたいです。
「そいで、びんびんなんやから、入れさしてくれよ」
わたしの手でしごかれて、お口のなかで射精して、まだ3分と経っていないのに、もう勃起している奥野クン。
「うん、ちょっと待ってよ、うちかってええ気持になりたいけど・・・」
「そうなんや、純子かて、したいんや、ほな、しよう、ええやろ」
わたしは、ブラのホックははずしたままで、タンクトップを裾までおろし、スカートも降ろしているから、外面はお洋服を着たままです。

奥野クンは、ズボン脱がしてあげたから、下半身すっぽん裸ちゃん。Tシャツ着ただけで、ちょっと不格好な感じがします。わたしは、窓から入ってくる光がまぶしいと思います。夕方とはいっても、まだお昼間みたいに明るくて、窓の外に人が話しながら通っていくのがわかります。
「ああん、そぉっとしてよ、きついのしたら痛いんやからぁ」
立ったままのわたしを、後ろから抱きしめてくる奥野クン。ぎゅっと脇の下から胸元を絞めてくるのです。そうしてタンクトップのうえから、手のひらに、わたしのおっぱいを包んでしまって、ゆさゆさ揺すってくるんです。
「ううん、純子のおちち、ぷりぷりん、やわらかい」
「ああん、あかん、あかん、きつう揺すったらあかんってぇ」
「ふうう、ええ匂いや、純子の髪の毛、ええ匂いや」
後ろから抱きしめてきて、おっぱいをまさぐり、お股のなかへ手を入れようとしている奥野クンです。

奥野クンが窓際に、わたしは縦長の姿見鏡に向かされて、ああん、わたしの姿、全身が鏡に映っています。その後ろに、奥野クン、ああん、痴漢そのものです。
「ああん、あかん、まだ、まだやってぇ」
わたし、別にいやなわけではないけど、やっぱり奥野クンを、焦らしてしまいます。
「おれ、ちかんや、ええやろ、純子、痴漢におそわれてるんや!」
タンクトップの裾から右手を突っ込み、おっぱいを握ってくる奥野クン。そいで左の手は、スカートをまくりあげてきて、パンティを露出させてしまって、お臍のとこから、手を入れてきて、いきなり陰毛ジョリジョリしてきて、お股のなかへ、指を入れようとしてきてる。
「ああん、あかん、ちかんしたら、あかんってぇ」
わたしは、あえて太ももを閉じ、お尻を後ろへ突きだし、奥野クンの指が侵入してこないように身構えてる。

     

-10-

でもね、わたし、触られちゃうと、もうあかんようになってしまいます。奥野クンに後ろから抱かれて、おっぱいとお股をいっしょにまさぐられるようになって、わたし、もう抵抗できないようになって、からだの力を抜いてしまって、手を後ろにまわして、奥野クンのおちんぽを握ってあげて、そいで、わたし、奥野クンと向き合って、奥野クンはわたしの乳首を唇にはさんで、くりくりしてきて、わたしは、もう、無抵抗で、奥野クンの手と唇を受け入れてしまいます。
「ああん、奥ちん、あかんってゆうてんのにぃ、ああ、ああん」
タンクトップがめくりあげられ、スカートがめくりあげられて腰で留められ、そうして白い木綿のパンティが、降ろされてしまって、わたし、どないしょ、ああ、奥ちんのおちんぽ、おっきいですぅ。
「ええやん、じゅんこ、乳房ぷりぷりしてきてるんや、ええんやろ!」
わたし、立ったまま、抱き合っていて、奥野クンの勃起したおちんぽ、亀頭から陰茎の半分ほどまで、お股に挟んであげています。

「うん、うち、ああん、うち、したい、いれたい・・・」
抱き合っていて、お股におちんぽ挟んであげて、おっぱい吸われてしまうと、わたし、おちんぽ、入れてほしいと思ってしまうんです。
「うん、じゅんこ、入れて、しょ、入れたいんやろ!」
奥野クンが、パイプの椅子に座ります。そうして、わたし、パンティ脱いで、奥野クンに向き合ったまま、椅子に座った奥野クンの太ももを跨ぐようにして、乗っていくんです。
「ああん、入れるぅ、うん、入れてあげるぅ、ねっ」
わたしは、うっとりしてきて、ぼぉ〜っとなってる。お顔が火照ってきて、ズキズキしてきます。わたし、奥野クンのおちんぽ。陰茎の根元を持ってあげ、腰を浮かします。そいで、亀頭を、わたしのお股の真ん中に、あてがってあげて、うん、じゅるっとぬれてるチツ口へ、あてがってそのまま、ぶすぶす、腰をおろして、奥野クンの腰に密着させていくんです。

ああん、とってもじゅるじゅる、いい気持です。ぶすぶす、わたしのなかへ、ぶっといおちんぽ、ぶすぶすって入ってきて、わたしは、いっきに、快感に襲われてしまう。
「ああん、入ってるぅ、ああっ、動かしたらあかん、ああっ、ああっ!」
挿入前に奥野クンを焦らしていたから、わたし、じゅるじゅるになっていて、ちょっと窮屈やったけど、ずぼずぼって奥まで、うん、亀頭も陰茎もぜんぶおさまってしまって、ぴんぴん、奥野クンが腰を左右に揺するので、わたし、びんびん感じちゃうんです。
「うん、じゅんこ、入ってる、じゅるじゅるや、ええ感じや!」
パイプの椅子に座った奥野クンの太ももへ、またいで密着させたわたし。太ももの根元を、奥野クンの腰にぐぐっと密着させて、そいで、わたし、奥野クンと抱き合って、ああん、おちんぽ挿入されたまま、おっぱいを吸われてしまうわたしなの。

     

-11-

「ううん、じゅんこ、奥まで入れとこ、ちんぽぜんぶ入れとこ」
「うん、ぜんび、みんな、奥まで、入れとこ、はぁああ、入れとこ」
わたしは、奥野クンの腰にまたがったまま、爪足立ちで、太ももをぐっと拡げ、チツに挿しこんだ奥野クンのおちんぽを、ぐいぐいっと押しこんであげます。
「うううっ、いい、いい、入ってるぅ、入ってるぅ!」
「入ってる、純子、じゅるじゅる、ええ感じや、ぬるぬる」
「うん、うち、ああ、感じる、感じちゃうよ」
窓から光が射しこんでいる明るいワンルーム。窓辺のパイプ椅子に座った奥野クンへ、わたし、またがって乗ってあげ、そうして腰とお股を密着させて、びっちり結合しています。ああん、おんなとおとこの、結合ですぅ。

わたしは、奥野クンにまたがったまま、タンクトップを脱ぎ、ブラも取って、すっぽん裸になりました。奥野クンも、Tシャツ脱がしてあげて、すっぽん裸です。わたし、挿入しちゃうと、もうわけがわからなくなってしまう。恥ずかしいことかって、できちゃう。
「うううっ、もっと、吸って、吸ってよぉ」
唇と唇をかさねて、キッスしているわたしたち。舌を絡ませているわたしたち。そうして奥野クンが、わたしの舌をぐっと吸いこんでくれる。
「ふうふう、ああん、入ってるよ、入ったままよ!」
わたし、爪先立ちでお尻を、少しだけ動かして、ゆすって、ああん、わたし、チツのなかで、奥野クンの、おちんぽ、亀頭で、陰茎で、わたしのチツ襞をこすってもらう。
「うん、入ったままや、純子のなかへ、おれ、入ったままや!」
わたしのんと奥野クンのんがこすれて、じゅるじゅる、ぺちゃぺちゃって音がしています。

わたし、奥野クンの首後ろに腕をまわしています。奥野クンは、上半身、からだをちぢめて、わたしの乳首を吸ってくれます。ぽにょぽにょ、ぷちゅぷちゅ。唇で挟んでくれて、唇でもぐもぐ揉んでくれて、ぺろぺろ舌先で舐めてくれて、パイプ椅子に座ってわたしを乗せた腰を、微妙にゆすってきます。
「ああん、いい、いい、だめ、だめ、だしたらだめよ、いい、だすとき、つけるのよ、いい、いい、ああん」
「じゅんこ、じゅるじゅる、おれ、じゅるじゅるのじゅんこ、好きや、好きやぁ」
「うん、うちかって、奥ちん、好きよ、ああ、入ってるぅ!」
さっき一回射精してしまった奥野クン。二回目だから、だいぶん余裕で長持ちです。ええ、わたしは、さっきから、がまんしてたから、とってもいい気持です。でも、まだまだ、続けちゃうの。わたし、ゆっくり、ええ気持になっていきたい。まだ夕方、朝まで、たっぷり時間があります。スキンだって12個、一ダース、箱の中にあるんですから、ね。

     































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































小説

愛の巣






HOME

あきこ小説集目次



神谷純子の愛えろす

表紙目次に戻る